JP2003170578A - インクジェット記録装置及び該装置の制御方法 - Google Patents
インクジェット記録装置及び該装置の制御方法Info
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- JP2003170578A JP2003170578A JP2001371929A JP2001371929A JP2003170578A JP 2003170578 A JP2003170578 A JP 2003170578A JP 2001371929 A JP2001371929 A JP 2001371929A JP 2001371929 A JP2001371929 A JP 2001371929A JP 2003170578 A JP2003170578 A JP 2003170578A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 搬送ベルトの駆動手段とベルトクリーニング
手段の駆動源を共通化することにより、インクジェット
記録装置のコンパクト化、コストダウン、及び省電力化
を図る。 【解決手段】 無端状の搬送ベルト31を周回させその
搬送ベルト上の記録媒体Pを所定の記録位置へと搬送
し、インクを吐出する記録手段によって記録媒体に記録
を行う。また、搬送ベルトまで記録媒体を搬送させる搬
送ローラ32を備えると共に、搬送ベルトに付着したイ
ンクの除去動作を行うクリーニング手段38、搬送ロー
ラの回転駆動力及びクリーニング手段の駆動力を駆動源
60、クリーニング手段に対して駆動源の発する駆動力
の伝達/遮断を行うクリーニング駆動力伝達手段63、
前記クリーニング駆動力伝達手段の伝達/遮断を制御す
る制御手段、などを備える。
手段の駆動源を共通化することにより、インクジェット
記録装置のコンパクト化、コストダウン、及び省電力化
を図る。 【解決手段】 無端状の搬送ベルト31を周回させその
搬送ベルト上の記録媒体Pを所定の記録位置へと搬送
し、インクを吐出する記録手段によって記録媒体に記録
を行う。また、搬送ベルトまで記録媒体を搬送させる搬
送ローラ32を備えると共に、搬送ベルトに付着したイ
ンクの除去動作を行うクリーニング手段38、搬送ロー
ラの回転駆動力及びクリーニング手段の駆動力を駆動源
60、クリーニング手段に対して駆動源の発する駆動力
の伝達/遮断を行うクリーニング駆動力伝達手段63、
前記クリーニング駆動力伝達手段の伝達/遮断を制御す
る制御手段、などを備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、搬送ローラから搬
送され給送されて来た記録媒体を、周回する搬送ベルト
にて搬送すると共に、記録手段によって記録媒体上にイ
ンクを吐出させることによって画像を記録するようにし
たインクジェット記録装置に関するものである。
送され給送されて来た記録媒体を、周回する搬送ベルト
にて搬送すると共に、記録手段によって記録媒体上にイ
ンクを吐出させることによって画像を記録するようにし
たインクジェット記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、画像記録装置においては、フルラ
イン型の記録手段(記録ヘッド)、つまり記録媒体の記
録領域の全幅に亘ってインクを吐出するノズルを一列に
配置した記録手段を用いるものがある。このフルライン
型の記録手段としては、ライン形状をなすインクジェッ
ト方式の記録手段、あるいはLED方式の記録手段など
がある。このようなフルラインタイプの記録手段は、い
ずれも、そのライン形状の特徴を生かすことによって、
高解像度の画像を高速記録することが可能である。
イン型の記録手段(記録ヘッド)、つまり記録媒体の記
録領域の全幅に亘ってインクを吐出するノズルを一列に
配置した記録手段を用いるものがある。このフルライン
型の記録手段としては、ライン形状をなすインクジェッ
ト方式の記録手段、あるいはLED方式の記録手段など
がある。このようなフルラインタイプの記録手段は、い
ずれも、そのライン形状の特徴を生かすことによって、
高解像度の画像を高速記録することが可能である。
【0003】フルラインタイプの記録ヘッドとしては、
例えば、1記録ヘッドあたり7200個のノズルを有す
るものが知られている。そして、カラー画像を記録する
記録装置には、シアンインク、マゼンタインク、イエロ
ーインク、及びブラックインクを吐出する記録ヘッドが
各インク毎に1本ずつ配置されている。
例えば、1記録ヘッドあたり7200個のノズルを有す
るものが知られている。そして、カラー画像を記録する
記録装置には、シアンインク、マゼンタインク、イエロ
ーインク、及びブラックインクを吐出する記録ヘッドが
各インク毎に1本ずつ配置されている。
【0004】このようなフルラインタイプのインクジェ
ット記録ヘッドを用いた記録装置は、1つの記録ヘッド
に設けられているノズル数が多いために、ノズルの目詰
まり等が原因で画像の品位が低下することがある。これ
を解決するために、記録動作開始前に画像の記録とは関
係のないインク吐出動作を搬送ベルトの表面上に対して
予め実施することが行なわれている。こうした搬送ベル
ト表面上へのインク吐出を行う装置にあっては、吐出さ
れたインクを取り除き、搬送ベルトの表面を清掃するた
めにベルトクリーニング手段が備えられている。
ット記録ヘッドを用いた記録装置は、1つの記録ヘッド
に設けられているノズル数が多いために、ノズルの目詰
まり等が原因で画像の品位が低下することがある。これ
を解決するために、記録動作開始前に画像の記録とは関
係のないインク吐出動作を搬送ベルトの表面上に対して
予め実施することが行なわれている。こうした搬送ベル
ト表面上へのインク吐出を行う装置にあっては、吐出さ
れたインクを取り除き、搬送ベルトの表面を清掃するた
めにベルトクリーニング手段が備えられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
インクジェット記録装置にあっては、搬送ローラなどの
記録媒体の搬送に用いるモータとは別に、クリーニング
手段専用のモータを設けていたため、記録装置の大型
化、コストアップ、及び電力消費量の増大等を招いてい
た。
インクジェット記録装置にあっては、搬送ローラなどの
記録媒体の搬送に用いるモータとは別に、クリーニング
手段専用のモータを設けていたため、記録装置の大型
化、コストアップ、及び電力消費量の増大等を招いてい
た。
【0006】本発明は、上記従来技術の課題に着目して
なされたもので、搬送ローラの駆動手段とベルトクリー
ニング手段の駆動源とを共通化することにより、インク
ジェット記録装置のコンパクト化、コストダウン、及び
省電力化を図ることを目的とする。
なされたもので、搬送ローラの駆動手段とベルトクリー
ニング手段の駆動源とを共通化することにより、インク
ジェット記録装置のコンパクト化、コストダウン、及び
省電力化を図ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、無端形状をなす搬送ベルトを周回させそ
の搬送ベルト上の記録媒体を所定の記録位置へと搬送
し、その記録媒体に対しインクを吐出する記録手段によ
って記録を行うようにした記録装置であって、前記搬送
ベルトまで前記記録媒体を搬送させる搬送ローラと、前
記搬送ベルトに付着したインクの除去動作を行うクリー
ニング手段と、前記搬送ローラの回転駆動力及びクリー
ニング手段の駆動力を発する駆動源と、前記クリーニン
グ手段に対して前記駆動源の発する駆動力の伝達/遮断
を行うクリーニング駆動力伝達手段と、前記クリーニン
グ駆動力伝達手段の伝達/遮断を制御する制御手段と、
を備える。
め、本発明は、無端形状をなす搬送ベルトを周回させそ
の搬送ベルト上の記録媒体を所定の記録位置へと搬送
し、その記録媒体に対しインクを吐出する記録手段によ
って記録を行うようにした記録装置であって、前記搬送
ベルトまで前記記録媒体を搬送させる搬送ローラと、前
記搬送ベルトに付着したインクの除去動作を行うクリー
ニング手段と、前記搬送ローラの回転駆動力及びクリー
ニング手段の駆動力を発する駆動源と、前記クリーニン
グ手段に対して前記駆動源の発する駆動力の伝達/遮断
を行うクリーニング駆動力伝達手段と、前記クリーニン
グ駆動力伝達手段の伝達/遮断を制御する制御手段と、
を備える。
【0008】また、本発明は、無端形状をなす搬送ベル
トを周回させその搬送ベルト上の記録媒体を所定の記録
位置へと搬送し、その記録媒体に対しインクを吐出する
記録手段によって記録を行うようにしたインクジェット
記録装置の制御方法であって、前記搬送ベルトまで前記
記録媒体を搬送させる搬送ローラと、前記搬送ベルトに
付着したインクの除去動作を行うクリーニング手段と、
前記搬送ローラの回転駆動力及びクリーニング手段の駆
動力を発する駆動源と、を有し、前記クリーニング手段
に対して前記駆動源の発する駆動力の伝達/遮断を制御
する制御ステップを備えたことを特徴とする。
トを周回させその搬送ベルト上の記録媒体を所定の記録
位置へと搬送し、その記録媒体に対しインクを吐出する
記録手段によって記録を行うようにしたインクジェット
記録装置の制御方法であって、前記搬送ベルトまで前記
記録媒体を搬送させる搬送ローラと、前記搬送ベルトに
付着したインクの除去動作を行うクリーニング手段と、
前記搬送ローラの回転駆動力及びクリーニング手段の駆
動力を発する駆動源と、を有し、前記クリーニング手段
に対して前記駆動源の発する駆動力の伝達/遮断を制御
する制御ステップを備えたことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は本発明の記録装置全体構成の
断面を示す図である。ここでは、主として給紙部、搬送
部、記録ヘッド部、及び排紙部を説明する。給紙部は、
記録紙Pを積載する圧板21と記録紙Pを給紙する給送
回転体22がベース20に結合された回転軸を中心に回
転可能で、圧板バネ24により給送回転体22に向けて
付勢される。圧板21には記録紙Pの重送を防止する摩
擦係数の大きい不図示の分離パッドと記録紙を分離する
不図示の分離爪がある。圧板21と給送回転体22との
当接を解除する不図示のリリースカムが設けられてい
る。
基づいて説明する。図1は本発明の記録装置全体構成の
断面を示す図である。ここでは、主として給紙部、搬送
部、記録ヘッド部、及び排紙部を説明する。給紙部は、
記録紙Pを積載する圧板21と記録紙Pを給紙する給送
回転体22がベース20に結合された回転軸を中心に回
転可能で、圧板バネ24により給送回転体22に向けて
付勢される。圧板21には記録紙Pの重送を防止する摩
擦係数の大きい不図示の分離パッドと記録紙を分離する
不図示の分離爪がある。圧板21と給送回転体22との
当接を解除する不図示のリリースカムが設けられてい
る。
【0010】上記構成において、待機状態ではリリース
カムが圧板21を押し下げている。これにより圧板21
と給送回転体22との当接は解除されている。そして、
この状態で搬送ローラ32の駆動力が、ギヤなどにより
給送回転体22及びリリースカムに伝達されると、リリ
ースカムが圧板21から離れ、圧板21は上昇し、給送
回転体22と記録紙Pとが当接し、給送回転体22の回
転に伴い記録紙Pをピックアップし、給送回転体22は
記録紙Pを搬送部に送り込むまで回転する。
カムが圧板21を押し下げている。これにより圧板21
と給送回転体22との当接は解除されている。そして、
この状態で搬送ローラ32の駆動力が、ギヤなどにより
給送回転体22及びリリースカムに伝達されると、リリ
ースカムが圧板21から離れ、圧板21は上昇し、給送
回転体22と記録紙Pとが当接し、給送回転体22の回
転に伴い記録紙Pをピックアップし、給送回転体22は
記録紙Pを搬送部に送り込むまで回転する。
【0011】搬送部では、搬送ローラ対25,26から
レジストローラ対27,28へと記録紙Pを搬送する。
なお、搬送ローラ対25,26とレジストローラ対2
7,28の駆動源はいずれもメインモータ60を駆動源
としている。
レジストローラ対27,28へと記録紙Pを搬送する。
なお、搬送ローラ対25,26とレジストローラ対2
7,28の駆動源はいずれもメインモータ60を駆動源
としている。
【0012】また、搬送部は記録紙Pを吸着して搬送す
る搬送ベルト31を有すると共に、不図示のPEセンサ
を有している。搬送ベルト31はポリエチレンなどの合
成樹脂で製造されており、無端形状をなすベルトとなっ
ている。そして、この搬送ベルト31は、従動ローラで
ある搬送ローラ32及び圧力ローラ35に架設されてお
り、駆動ローラ34で駆動されるようになっている。こ
の駆動ローラ34はベルトモータ50を駆動源としてい
る。
る搬送ベルト31を有すると共に、不図示のPEセンサ
を有している。搬送ベルト31はポリエチレンなどの合
成樹脂で製造されており、無端形状をなすベルトとなっ
ている。そして、この搬送ベルト31は、従動ローラで
ある搬送ローラ32及び圧力ローラ35に架設されてお
り、駆動ローラ34で駆動されるようになっている。こ
の駆動ローラ34はベルトモータ50を駆動源としてい
る。
【0013】なお、図中、Fは給電手段である。この給
電手段Fは約0.5kVから10kVの電圧を搬送ベル
ト31に印加し、記録紙Pを搬送ベルト31に密着させ
るものとなっており、周知の高電圧発生手段や高電圧制
御手段等によって構成されている。
電手段Fは約0.5kVから10kVの電圧を搬送ベル
ト31に印加し、記録紙Pを搬送ベルト31に密着させ
るものとなっており、周知の高電圧発生手段や高電圧制
御手段等によって構成されている。
【0014】また、前記搬送ベルト31は標準の記録モ
ードでは170mm/secの速度で動くものとなって
おり、搬送する前後の記録紙の距離間隔(紙−紙間距
離)は、A4サイズの場合、標準の記録モードであれば
10cmとなっている。搬送ローラ32と対向する位置
には搬送ベルト31に従動するピンチローラ33が当接
している。搬送ローラ32の搬送方向下流には記録ヘッ
ド7Y,7M,7C,7S,7Kが設けられている。記
録ヘッド7Yからイエローのインク、記録ヘッド7Mか
らマゼンタのインク、記録ヘッド7Cからシアンのイン
ク、記録ヘッド7Sから処理用のインク、記録ヘッド7
Kからブラックのインクがそれぞれ吐出される。各記録
ヘッドの間隔は10cmとなっている。これらの記録ヘ
ッドは搬送方向と直交する方向に複数のノズルが配列さ
れたライン型のインクジェットの記録ヘッドであり、そ
の解像度は、600dpiとなっている。さらに、これ
らの記録ヘッドはヒータ等によりインクに熱を与えてイ
ンクに膜沸騰を発生させ、この膜沸騰による気泡の成長
または収縮によって生じる圧力変化によって、ノズルか
らインクを吐出させ、記録紙P上に画像を形成するよう
になっている。
ードでは170mm/secの速度で動くものとなって
おり、搬送する前後の記録紙の距離間隔(紙−紙間距
離)は、A4サイズの場合、標準の記録モードであれば
10cmとなっている。搬送ローラ32と対向する位置
には搬送ベルト31に従動するピンチローラ33が当接
している。搬送ローラ32の搬送方向下流には記録ヘッ
ド7Y,7M,7C,7S,7Kが設けられている。記
録ヘッド7Yからイエローのインク、記録ヘッド7Mか
らマゼンタのインク、記録ヘッド7Cからシアンのイン
ク、記録ヘッド7Sから処理用のインク、記録ヘッド7
Kからブラックのインクがそれぞれ吐出される。各記録
ヘッドの間隔は10cmとなっている。これらの記録ヘ
ッドは搬送方向と直交する方向に複数のノズルが配列さ
れたライン型のインクジェットの記録ヘッドであり、そ
の解像度は、600dpiとなっている。さらに、これ
らの記録ヘッドはヒータ等によりインクに熱を与えてイ
ンクに膜沸騰を発生させ、この膜沸騰による気泡の成長
または収縮によって生じる圧力変化によって、ノズルか
らインクを吐出させ、記録紙P上に画像を形成するよう
になっている。
【0015】一方、排紙部は排紙ローラ41と拍車42
とによって構成され、画像の形成された記録紙Pは不図
示の排紙モータによって駆動される排紙ローラ41と拍
車42とに挟持されつつ、搬送されて排紙トレー43上
に排出される。排紙ローラ41による記録紙の排出速度
も、搬送ベルトの速度とほぼ同等の速度であり、標準の
記録モードでは170mm/secの速度で動く。
とによって構成され、画像の形成された記録紙Pは不図
示の排紙モータによって駆動される排紙ローラ41と拍
車42とに挟持されつつ、搬送されて排紙トレー43上
に排出される。排紙ローラ41による記録紙の排出速度
も、搬送ベルトの速度とほぼ同等の速度であり、標準の
記録モードでは170mm/secの速度で動く。
【0016】排紙センサー40は排紙部での記録紙Pの
有無を調べる。分離センサー49はベルトの排紙口側に
配置され、搬送紙の有無を調べる。また、38は搬送ベ
ルト31をクリーニングするクリーニングローラであ
り、後述の駆動力伝達手段にて伝達された駆動力によっ
て駆動される。なお、39は搬送ベルトに帯電している
電荷を除去するための除電ローラである。
有無を調べる。分離センサー49はベルトの排紙口側に
配置され、搬送紙の有無を調べる。また、38は搬送ベ
ルト31をクリーニングするクリーニングローラであ
り、後述の駆動力伝達手段にて伝達された駆動力によっ
て駆動される。なお、39は搬送ベルトに帯電している
電荷を除去するための除電ローラである。
【0017】図2は、図1に示した動力伝達系の構成を
示す図である。ここに示す動力伝達系は、メインモータ
60と、メインモータ第1クラッチ61、メインモータ
第2クラッチ62、メインモータ第3クラッチ63、搬
送ローラ対25,26、レジストローラ対27,28、
クリーニングローラ(クリーニング手段)38等からな
り、メインモータ60にはDCモータが用いられ、各ク
ラッチには電磁クラッチが用いられている。また、前記
メインモータ60(駆動源)とクリーニングローラ(ク
リーニング手段)38との間の駆動力の伝達はギアまた
はベルト等の伝達機構によって行われる。
示す図である。ここに示す動力伝達系は、メインモータ
60と、メインモータ第1クラッチ61、メインモータ
第2クラッチ62、メインモータ第3クラッチ63、搬
送ローラ対25,26、レジストローラ対27,28、
クリーニングローラ(クリーニング手段)38等からな
り、メインモータ60にはDCモータが用いられ、各ク
ラッチには電磁クラッチが用いられている。また、前記
メインモータ60(駆動源)とクリーニングローラ(ク
リーニング手段)38との間の駆動力の伝達はギアまた
はベルト等の伝達機構によって行われる。
【0018】そして、搬送ローラ対25,26は、メイ
ンモータ第1クラッチ61がオンすれば回転し、レジス
トローラ対27,28は、メインモータ第2クラッチ6
2がオンすれば回転し、クリーニングローラ38は、メ
インモータ第3クラッチ63がオンすれば回転するよう
になっている。
ンモータ第1クラッチ61がオンすれば回転し、レジス
トローラ対27,28は、メインモータ第2クラッチ6
2がオンすれば回転し、クリーニングローラ38は、メ
インモータ第3クラッチ63がオンすれば回転するよう
になっている。
【0019】第3図は本発明の実施形態におけるインク
ジェット記録装置の制御ブロック図を示す。
ジェット記録装置の制御ブロック図を示す。
【0020】80は各部の制御を行う制御手段としての
制御部であり、この制御部80は制御プログラム等に従
って作動するCPU80aと、そのプログラムを格納す
るROM80bと、データ処理などにおける作業用の領
域及びデータを一時的に格納する格納領域を有するRA
M80c等を備える。また、80dはゲートアレーであ
り、CPU80aと共に記録ヘッド7S,7Y,7M,
7C,7Kへの信号や吸着手段をコントロールするLS
Iによって構成されている。
制御部であり、この制御部80は制御プログラム等に従
って作動するCPU80aと、そのプログラムを格納す
るROM80bと、データ処理などにおける作業用の領
域及びデータを一時的に格納する格納領域を有するRA
M80c等を備える。また、80dはゲートアレーであ
り、CPU80aと共に記録ヘッド7S,7Y,7M,
7C,7Kへの信号や吸着手段をコントロールするLS
Iによって構成されている。
【0021】次に、本発明の第1の実施形態における制
御動作を図5に示すフローチャートに従って説明する。
御動作を図5に示すフローチャートに従って説明する。
【0022】まず、ステップS11ではベルトモータ5
0の駆動により搬送ベルトの周回走行がスタートする。
この際、ベルトモータ50の回転速度は、ベルト速度が
170mm/secとなるように設定されている。ま
た、このベルトモータ50の駆動と同時にメインモータ
60の駆動もスタートする。
0の駆動により搬送ベルトの周回走行がスタートする。
この際、ベルトモータ50の回転速度は、ベルト速度が
170mm/secとなるように設定されている。ま
た、このベルトモータ50の駆動と同時にメインモータ
60の駆動もスタートする。
【0023】メインモータ60は、搬送ローラ対25,
26、レジストローラ対、27,28の搬送速度が17
0mm/secとなるように回転する。ただし、この時
点では、両クラッチはオンしていないので、両ローラ対
は回転していない。このため、ステップS12では、記
録紙の搬送待機状態(ウエイト状態)となる。そして、
ステップS13では、搬送ベルト31上にインクが吐出
され、その後ステップS14で待機状態となる。この待
機状態は、搬送ベルト31上のインクがベルトクリーナ
(クリーニングローラ38)に対して所定の位置へと近
づくまで継続し、所定の位置に達した時点でクリーナ
(クリーニングローラ38の回転)がスタートする(ス
テップ15)。なお、クリーニングローラ38の回転速
度は不図示のギアで減速されている。
26、レジストローラ対、27,28の搬送速度が17
0mm/secとなるように回転する。ただし、この時
点では、両クラッチはオンしていないので、両ローラ対
は回転していない。このため、ステップS12では、記
録紙の搬送待機状態(ウエイト状態)となる。そして、
ステップS13では、搬送ベルト31上にインクが吐出
され、その後ステップS14で待機状態となる。この待
機状態は、搬送ベルト31上のインクがベルトクリーナ
(クリーニングローラ38)に対して所定の位置へと近
づくまで継続し、所定の位置に達した時点でクリーナ
(クリーニングローラ38の回転)がスタートする(ス
テップ15)。なお、クリーニングローラ38の回転速
度は不図示のギアで減速されている。
【0024】そして、クリーニング動作が予め設定して
ある距離をクリーニングすると、再びクリーニング動作
は停止し、待機状態となる(ステップS16)。前記ス
テップS15で行われるクリーニング動作距離は、図4
に示すように、複数の記録ヘッドの配置されている距離
範囲をクリーニングする上で十分な距離となっている。
ある距離をクリーニングすると、再びクリーニング動作
は停止し、待機状態となる(ステップS16)。前記ス
テップS15で行われるクリーニング動作距離は、図4
に示すように、複数の記録ヘッドの配置されている距離
範囲をクリーニングする上で十分な距離となっている。
【0025】図4は、記録動作開始前に行われる記録紙
への記録に寄与しない記録ヘッド回復用のインクの吐出
動作についての説明図である。図示のように、この回復
用の吐出動作においては、ベルト表面上に各記録ヘッド
のノズルから5発のインクが吐出される。YP1〜YP
5は各ヘッドからのパターンを示している。YP1〜Y
P5はそれぞれ細長い帯状をなしており、YP1〜YP
5の距離は約1cmとなっている。ベルトクリーナはこ
の5つの帯状のインクを取り除くものとなっている。そ
して、インクが除去された搬送ベルト31は矢符の方向
へと移動する。
への記録に寄与しない記録ヘッド回復用のインクの吐出
動作についての説明図である。図示のように、この回復
用の吐出動作においては、ベルト表面上に各記録ヘッド
のノズルから5発のインクが吐出される。YP1〜YP
5は各ヘッドからのパターンを示している。YP1〜Y
P5はそれぞれ細長い帯状をなしており、YP1〜YP
5の距離は約1cmとなっている。ベルトクリーナはこ
の5つの帯状のインクを取り除くものとなっている。そ
して、インクが除去された搬送ベルト31は矢符の方向
へと移動する。
【0026】この後、ステップS17ではメインモータ
第3クラッチ63がオフされてクリーナが停止し、続い
てステップS18では、メインモータ第1クラッチ61
とメインモータ第2クラッチ62とがオンされ、給紙動
作の開始、及び記録媒体の搬送が行われ、記録位置にて
記録動作が実行される。記録動作終了後、ステップS1
9ではメインモータ第1クラッチ61及びメインモータ
第2クラッチがオフとなり、ベルトモータ50及びメイ
ンモータ60が停止する。以上により一連の記録動作が
終了する。
第3クラッチ63がオフされてクリーナが停止し、続い
てステップS18では、メインモータ第1クラッチ61
とメインモータ第2クラッチ62とがオンされ、給紙動
作の開始、及び記録媒体の搬送が行われ、記録位置にて
記録動作が実行される。記録動作終了後、ステップS1
9ではメインモータ第1クラッチ61及びメインモータ
第2クラッチがオフとなり、ベルトモータ50及びメイ
ンモータ60が停止する。以上により一連の記録動作が
終了する。
【0027】次に、本発明の第2の実施形態を図6のフ
ローチャートに基づき説明する。なお、この第2の実施
形態は、前述の図1ないし図4にて示した構成と同様の
構成を有するものであり、それらの説明は省略する。
ローチャートに基づき説明する。なお、この第2の実施
形態は、前述の図1ないし図4にて示した構成と同様の
構成を有するものであり、それらの説明は省略する。
【0028】まず、ステップS21では、記録装置に設
定されている記録モードが、標準的な画質を得るための
モード(標準モード)であるか、高画質を得るためのモ
ード(高画質モード)であるかを判断する。高画質モー
ドは2倍のインク量を有するインク滴で画像を形成する
モードである。このため、搬送速度を1/2にしてイン
ク滴の記録媒体に対する浸透時間を確保している。ま
た、ステップ21において、標準モードであると判断さ
れた場合には、ステップS22へ進み、高画質モードで
あると判断された場合にはステップS29へ進む。
定されている記録モードが、標準的な画質を得るための
モード(標準モード)であるか、高画質を得るためのモ
ード(高画質モード)であるかを判断する。高画質モー
ドは2倍のインク量を有するインク滴で画像を形成する
モードである。このため、搬送速度を1/2にしてイン
ク滴の記録媒体に対する浸透時間を確保している。ま
た、ステップ21において、標準モードであると判断さ
れた場合には、ステップS22へ進み、高画質モードで
あると判断された場合にはステップS29へ進む。
【0029】ここで、標準モードであると判断された場
合について説明する。
合について説明する。
【0030】まず、ステップS22ではベルトモータ5
0の駆動により搬送ベルト31の周回走行がスタートす
る。この際、ベルトモータ50はベルト走行速度が17
0mm/secになるようにスタートする。また、この
ベルトモータ50の駆動と同時にメインモータ60の駆
動もスタートする。
0の駆動により搬送ベルト31の周回走行がスタートす
る。この際、ベルトモータ50はベルト走行速度が17
0mm/secになるようにスタートする。また、この
ベルトモータ50の駆動と同時にメインモータ60の駆
動もスタートする。
【0031】メインモータ60も搬送ローラ対25,2
6、レジストローラ対27,28の搬送速度が170m
m/secとなるように回転する。ただし、この時点で
は、メインモータ第1クラッチ61及びメインモータ第
2クラッチ62はオンしていないので、両ローラ対2
5,26、27,28は回転していない。メインモータ
60がスタートした後、インク吐出のタイミングまでウ
エイトする。(ステップS23)。そして、ステップS
24では、搬送ベルト31上にインクが5発吐出され、
その後ステップS25でクリーナの開始タイミングまで
待機する(ウエイトする)。この待機状態は、搬送ベル
ト31上のインクがクリーナ(クリーニングローラ3
8)に対して所定の位置へと近づくまで継続し、所定の
位置に達した時点でクリーナ(クリーニングローラ38
の回転)がスタートする(ステップ26)。なお、クリ
ーニングローラ38の速度は不図示のギアで減速されて
いる。
6、レジストローラ対27,28の搬送速度が170m
m/secとなるように回転する。ただし、この時点で
は、メインモータ第1クラッチ61及びメインモータ第
2クラッチ62はオンしていないので、両ローラ対2
5,26、27,28は回転していない。メインモータ
60がスタートした後、インク吐出のタイミングまでウ
エイトする。(ステップS23)。そして、ステップS
24では、搬送ベルト31上にインクが5発吐出され、
その後ステップS25でクリーナの開始タイミングまで
待機する(ウエイトする)。この待機状態は、搬送ベル
ト31上のインクがクリーナ(クリーニングローラ3
8)に対して所定の位置へと近づくまで継続し、所定の
位置に達した時点でクリーナ(クリーニングローラ38
の回転)がスタートする(ステップ26)。なお、クリ
ーニングローラ38の速度は不図示のギアで減速されて
いる。
【0032】そして、クリーニング動作が予め設定して
ある距離(ステップS27のウエイト時間分)をクリー
ニングすると、再びクリーニング動作は停止する(ステ
ップS28)。
ある距離(ステップS27のウエイト時間分)をクリー
ニングすると、再びクリーニング動作は停止する(ステ
ップS28)。
【0033】この時、メインモータ第3クラッチ63が
オフされてクリーナが停止状態となる。この後、ステッ
プS29では、給紙動作が開始されて記録紙の搬送が開
始され、搬送ベルト31の搬送が開始する。次に、高画
質モードについて説明する。ここで、高画質モードであ
ると判断された場合について説明する。ステップS31
ではベルトモータ50の駆動により搬送ベルト31の周
回走行がスタートする。この際、ベルトモータ50は搬
送ベルト31のベルト移動速度が85mm/secにな
るようにスタートする。また、このベルトモータ50の
駆動と同時にメインモータの駆動もスタートする。
オフされてクリーナが停止状態となる。この後、ステッ
プS29では、給紙動作が開始されて記録紙の搬送が開
始され、搬送ベルト31の搬送が開始する。次に、高画
質モードについて説明する。ここで、高画質モードであ
ると判断された場合について説明する。ステップS31
ではベルトモータ50の駆動により搬送ベルト31の周
回走行がスタートする。この際、ベルトモータ50は搬
送ベルト31のベルト移動速度が85mm/secにな
るようにスタートする。また、このベルトモータ50の
駆動と同時にメインモータの駆動もスタートする。
【0034】メインモータ60も搬送ローラ対25,2
6、レジストローラ対27,28の搬送速度が85mm
/secとなるように回転する。ただし、この時点で
は、両クラッチ61,62はオンしていないので、両ロ
ーラ対27,28、61,62は回転していない。
6、レジストローラ対27,28の搬送速度が85mm
/secとなるように回転する。ただし、この時点で
は、両クラッチ61,62はオンしていないので、両ロ
ーラ対27,28、61,62は回転していない。
【0035】次にステップS32では、インク吐出のタ
イミングまでウエイトするそして、ステップS33で
は、搬送ベルト31上にインクが10発吐出され、その
後再びステップS34で待機状態となる。この待機状態
は、搬送ベルト31上のインクがクリーナ(クリーニン
グローラ38)に対して所定の位置へと近づくまで継続
し、所定の位置に達した時点でクリーナ(クリーニング
ローラ38の回転)がスタートする(ステップ35)。
なお、クリーナの速度は不図示のギアで減速されてい
る。また、搬送ベルト31の移動速度は、前述の標準の
場合の半分の速度となっているので、クリーナの速度も
標準モードのクリーナの速度の半分になっている。
イミングまでウエイトするそして、ステップS33で
は、搬送ベルト31上にインクが10発吐出され、その
後再びステップS34で待機状態となる。この待機状態
は、搬送ベルト31上のインクがクリーナ(クリーニン
グローラ38)に対して所定の位置へと近づくまで継続
し、所定の位置に達した時点でクリーナ(クリーニング
ローラ38の回転)がスタートする(ステップ35)。
なお、クリーナの速度は不図示のギアで減速されてい
る。また、搬送ベルト31の移動速度は、前述の標準の
場合の半分の速度となっているので、クリーナの速度も
標準モードのクリーナの速度の半分になっている。
【0036】そして、クリーニング動作が予め設定して
ある距離をクリーニングすると、再びクリーニング動作
は停止する。ステップS27のウエイトはクリーニング
動作の停止までウエイトである。ステップS28でクリ
ーナを停止する。
ある距離をクリーニングすると、再びクリーニング動作
は停止する。ステップS27のウエイトはクリーニング
動作の停止までウエイトである。ステップS28でクリ
ーナを停止する。
【0037】この後、ステップS29において、給紙動
作の開始、記録媒体の搬送が行われ、記録動作が実行さ
れた後、ステップS30で搬送ベルト31が停止する。
以上により一連の記録動作が終了する。
作の開始、記録媒体の搬送が行われ、記録動作が実行さ
れた後、ステップS30で搬送ベルト31が停止する。
以上により一連の記録動作が終了する。
【0038】次に、本願発明の第3の実施形態を図7の
フローチャートに基づき説明する。
フローチャートに基づき説明する。
【0039】まず、ステップS41ではベルトモータ5
0の駆動により搬送ベルト31の周回走行がスタートす
る。この際、ベルトモータ50は、ベルト移動速度が1
70mm/secになるようにスタートする。また、こ
れと同時に、メインモータ60の駆動もスタートする。
0の駆動により搬送ベルト31の周回走行がスタートす
る。この際、ベルトモータ50は、ベルト移動速度が1
70mm/secになるようにスタートする。また、こ
れと同時に、メインモータ60の駆動もスタートする。
【0040】メインモータ60も搬送ローラ対25,2
6、レジストローラ対27,28の搬送速度が150m
m/secとなるように回転する。ただし、この時点で
は、両クラッチはオンしていないので、両ローラ対2
5,26、27,28は回転していない。次にステップ
S42では、インク吐出までのウエイトを行う。そし
て、ステップS43では、搬送ベルト31上にインクが
吐出され、再びステップS44で待機状態となる。この
待機状態は、搬送ベルト31上のインクがクリーナ(ク
リーニングローラ38)に対して所定の位置へと近づく
まで継続し、所定の位置に達した時点でクリーナ(クリ
ーニングローラ38の回転)がスタートする(ステップ
45)。なお、クリーナの速度は不図示のギアで減速さ
れている。
6、レジストローラ対27,28の搬送速度が150m
m/secとなるように回転する。ただし、この時点で
は、両クラッチはオンしていないので、両ローラ対2
5,26、27,28は回転していない。次にステップ
S42では、インク吐出までのウエイトを行う。そし
て、ステップS43では、搬送ベルト31上にインクが
吐出され、再びステップS44で待機状態となる。この
待機状態は、搬送ベルト31上のインクがクリーナ(ク
リーニングローラ38)に対して所定の位置へと近づく
まで継続し、所定の位置に達した時点でクリーナ(クリ
ーニングローラ38の回転)がスタートする(ステップ
45)。なお、クリーナの速度は不図示のギアで減速さ
れている。
【0041】そして、クリーニング動作が予め設定して
ある距離をクリーニングする間、ステップS46でウエ
イトする。このクリーニング動作距離は、複数の記録ヘ
ッドの配置されている距離範囲YP1〜YP5(図4参
照)をクリーニングする上で十分な距離となっている。
本実施形態では、約1cm+αである。
ある距離をクリーニングする間、ステップS46でウエ
イトする。このクリーニング動作距離は、複数の記録ヘ
ッドの配置されている距離範囲YP1〜YP5(図4参
照)をクリーニングする上で十分な距離となっている。
本実施形態では、約1cm+αである。
【0042】この後、ステップS47ではメインモータ
第3クラッチ63がオフされてクリーナが停止し、続い
てステップS48では、メインモータ第1クラッチ61
とメインモータ第2クラッチ62とがオンされ、給紙動
作が開始された後記録紙が搬送され、記録動作が実行さ
れる。この時のメインモータの駆動速度は、170mm
/secになる。
第3クラッチ63がオフされてクリーナが停止し、続い
てステップS48では、メインモータ第1クラッチ61
とメインモータ第2クラッチ62とがオンされ、給紙動
作が開始された後記録紙が搬送され、記録動作が実行さ
れる。この時のメインモータの駆動速度は、170mm
/secになる。
【0043】そして、ステップ49ではメインモータの
駆動速度が安定するまで(約0.5秒)ウエイトする。
次に、ステップS50でメインモータ第1クラッチ61
とメインモータ第2クラッチ62がオンされて記録紙の
搬送が開始され、記録装置の記録領域に達すると、記録
ヘッドによりインクが吐出され、記録動作が終了する。
駆動速度が安定するまで(約0.5秒)ウエイトする。
次に、ステップS50でメインモータ第1クラッチ61
とメインモータ第2クラッチ62がオンされて記録紙の
搬送が開始され、記録装置の記録領域に達すると、記録
ヘッドによりインクが吐出され、記録動作が終了する。
【0044】記録動作が完了すると、メインモータ第1
クラッチ61、メインモータ第2クラッチ62がオフと
なり、ベルトモータ50及びメインモータ60が停止す
ると共に、メインモータ第1クラッチ63とメインモー
タ第2クラッチとがオフとなり、以上により一連の記録
動作が終了する。
クラッチ61、メインモータ第2クラッチ62がオフと
なり、ベルトモータ50及びメインモータ60が停止す
ると共に、メインモータ第1クラッチ63とメインモー
タ第2クラッチとがオフとなり、以上により一連の記録
動作が終了する。
【0045】なお、上記各実施形態では、搬送ベルトへ
のインクの吐出を記録動作開始前に行うようにしたが、
記録ヘッドにおけるインクの状態を適正に保つ上では、
記録動作終了後にインクの吐出を行うようにすることも
有効である。
のインクの吐出を記録動作開始前に行うようにしたが、
記録ヘッドにおけるインクの状態を適正に保つ上では、
記録動作終了後にインクの吐出を行うようにすることも
有効である。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ベルト
クリーニング手段の駆動源と搬送の駆動源とを同一にし
たため、装置の小型化、コストダウン、及び省電力化を
実現することが可能となった。
クリーニング手段の駆動源と搬送の駆動源とを同一にし
たため、装置の小型化、コストダウン、及び省電力化を
実現することが可能となった。
【0047】また、駆動源を共通化したことにより、搬
送ベルトを速度の異なる複数のモードで動作させる場合
にも、クリーニング動作の開始、終了を搬送ベルトの動
作に同期して実行させることが可能となった。
送ベルトを速度の異なる複数のモードで動作させる場合
にも、クリーニング動作の開始、終了を搬送ベルトの動
作に同期して実行させることが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインクジェット記録装置の実施形態に
おける機構の全体構成を概略的に示す縦断側面図であ
る。
おける機構の全体構成を概略的に示す縦断側面図であ
る。
【図2】図1に示したものにおける動力伝達系の構成を
概略的に示す縦断側面図である。
概略的に示す縦断側面図である。
【図3】本願発明の第1の実施形態における制御系の構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図4】図1に示すものにおいて、記録動作前に搬送ベ
ルトに吐出されるインクのパターンを模式的に示す図で
ある。
ルトに吐出されるインクのパターンを模式的に示す図で
ある。
【図5】本発明の第1の実施形態における制御動作を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図6】本発明の第2の実施形態における制御動作を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図7】本発明の第3の実施形態における制御動作を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
7K ブラックの記録ヘッド
7C シアンの記録ヘッド
7M マゼンタの記録ヘッド
7Y イエローの記録ヘッド
7S 特殊インクの記録ヘッド
25,26 搬送ローラ
28 ピンチローラ
31 搬送ベルト
32 搬送ローラ
34 駆動ローラ
38 クリーニングローラ
60 メインモータ
61 メインモータ第1クラッチ
62 メインモータ第2クラッチ
63 メインモータ第3クラッチ
Claims (10)
- 【請求項1】 無端形状をなす搬送ベルトを周回させそ
の搬送ベルト上の記録媒体を所定の記録位置へと搬送
し、その記録媒体に対しインクを吐出する記録手段によ
って記録を行うようにしたインクジェット記録装置であ
って、 前記搬送ベルトまで前記記録媒体を搬送させる搬送ロー
ラと、 前記搬送ベルトに付着したインクの除去動作を行うクリ
ーニング手段と、 前記搬送ローラの回転駆動力及びクリーニング手段の駆
動力を発する駆動源と、 前記クリーニング手段に対して前記駆動源の発する駆動
力の伝達/遮断を行うクリーニング駆動力伝達手段と、 前記クリーニング駆動力伝達手段の伝達/遮断を制御す
る制御手段と、を備えたことを特徴とするインクジェッ
ト記録装置。 - 【請求項2】 前記搬送ベルト上に、前記記録媒体への
記録に関係しないインク吐出を記録ヘッドにて実行させ
るインク吐出制御手段を備えることを特徴とする請求項
1記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項3】 前記インク吐出制御手段は、前記搬送ベ
ルトが始動してから記録媒体が前記記録位置に達するま
での間に、前記記録手段によって搬送ベルト上にインク
を吐出させることを特徴とする請求項1または2記載の
インクジェット記録装置。 - 【請求項4】 前記インク吐出制御手段は、前記記録媒
体に対する記録動作が完了した後、前記記録手段によっ
て前記搬送ベルト上にインクを吐出させることを特徴と
する請求項2または3記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項5】 前記クリーニング駆動力伝達手段は、前
記駆動源とクリーニング手段との間に設けられたクラッ
チ機構を備えることを特徴とする請求項1ないし4いず
れか記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項6】 前記搬送ローラ駆動手段の速度を変更す
る搬送ローラ駆動制御手段を備え、 前記搬送ローラ駆動制御手段は、クリーニング手段の動
作時と搬送動作時とで異なる速度で駆動可能であること
を特徴とする請求項1ないし5いずれか記載のインクジ
ェット記録装置。 - 【請求項7】 前記記録手段は、インクを吐出する複数
のノズルを備え、前記ノズルは、搬送ベルトによる記録
媒体の搬送方向と交差する方向に沿って一列に配列され
ると共に、その配列幅が記録媒体への最大記録幅以上に
設定されているフルライン型記録ヘッドであることを特
徴とする請求項1ないし6いずれか記載のインクジェッ
ト記録装置。 - 【請求項8】 前記記録手段は、複数の異なる色を吐出
する異なるフルライン型記録ヘッドを前記搬送ベルトに
よる記録媒体搬送方向に沿って配設したことを特徴とす
る請求項7記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項9】 前記記録手段は、熱エネルギーによって
インクに気泡を発生させ、その気泡の発生エネルギーに
よってインクを吐出させることを特徴とする請求項1な
いし8いずれか記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項10】 無端形状をなす搬送ベルトを周回させ
その搬送ベルト上の記録媒体を所定の記録位置へと搬送
し、その記録媒体に対しインクを吐出する記録手段によ
って記録を行うようにしたインクジェット記録装置の制
御方法であって、 前記搬送ベルトまで前記記録媒体を搬送させる搬送ロー
ラと、 前記搬送ベルトに付着したインクの除去動作を行うクリ
ーニング手段と、 前記搬送ローラの回転駆動力及びクリーニング手段の駆
動力を発する駆動源と、を有し、 前記クリーニング手段に対して前記駆動源の発する駆動
力の伝達/遮断を制御する制御ステップを備えたことを
特徴とするインクジェット記録装置の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001371929A JP2003170578A (ja) | 2001-12-05 | 2001-12-05 | インクジェット記録装置及び該装置の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001371929A JP2003170578A (ja) | 2001-12-05 | 2001-12-05 | インクジェット記録装置及び該装置の制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003170578A true JP2003170578A (ja) | 2003-06-17 |
Family
ID=19180905
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001371929A Pending JP2003170578A (ja) | 2001-12-05 | 2001-12-05 | インクジェット記録装置及び該装置の制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003170578A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7673986B2 (en) | 2005-11-08 | 2010-03-09 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Inkjet recording apparatus |
WO2012073907A1 (ja) * | 2010-11-30 | 2012-06-07 | コニカミノルタIj株式会社 | 記録媒体搬送装置及び画像記録装置 |
-
2001
- 2001-12-05 JP JP2001371929A patent/JP2003170578A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7673986B2 (en) | 2005-11-08 | 2010-03-09 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Inkjet recording apparatus |
WO2012073907A1 (ja) * | 2010-11-30 | 2012-06-07 | コニカミノルタIj株式会社 | 記録媒体搬送装置及び画像記録装置 |
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