JP2003170308A - スローアウェイチップおよびスローアウェイ式ドリル - Google Patents

スローアウェイチップおよびスローアウェイ式ドリル

Info

Publication number
JP2003170308A
JP2003170308A JP2001381878A JP2001381878A JP2003170308A JP 2003170308 A JP2003170308 A JP 2003170308A JP 2001381878 A JP2001381878 A JP 2001381878A JP 2001381878 A JP2001381878 A JP 2001381878A JP 2003170308 A JP2003170308 A JP 2003170308A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tip
drill
throw
cutting
cutting edge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001381878A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3852330B2 (ja
Inventor
Masaharu Takiguchi
正治 滝口
Yasuhiko Kawade
保彦 川出
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Materials Corp filed Critical Mitsubishi Materials Corp
Priority to JP2001381878A priority Critical patent/JP3852330B2/ja
Publication of JP2003170308A publication Critical patent/JP2003170308A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3852330B2 publication Critical patent/JP3852330B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Drilling Tools (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 良好な切屑排出性を奏してドリル剛性を向上
する。 【解決手段】 チップ本体9のすくい面10の少なくと
も1のコーナ部Cに交差する一対の辺稜部にそれぞれ形
成された切刃11,11に、すくい面10に対向する平
面視において辺稜部が延びる方向に向けて段差をなす段
部12がそれぞれ形成されたスローアウェイチップ7
を、軸線O回りに回転させられるドリル本体1の先端部
に2つ、一方のスローアウェイチップ7の切刃11をド
リル本体1先端の内周側に突出させるとともに、他方の
スローアウェイチップ7の切刃11をドリル本体1先端
の外周側に突出させ、かつ互いの切刃11,11が軸線
O回りの回転軌跡において段部12よりもコーナ部Cと
は反対側の部分で交差するように、軸線Oを挟んで互い
に反対側に着脱可能に取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軸線回りに回転さ
れるスローアウェイ式ドリル(以下、ドリルと称す
る。)のドリル本体先端に着脱可能に取り付けられてこ
のドリルの切刃を構成するスローアウェイチップ(以
下、チップと称する。)、および該チップが取り付けら
れたドリルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のドリルにおいては、軸線回りに
回転される略円柱状のドリル本体の先端部に一対の切屑
排出溝が上記軸線を挟んで互いに反対側に形成され、こ
れらの切屑排出溝のドリル回転方向を向く壁面の先端に
形成された一対のチップ取付座に、同形同大をなす2つ
のチップがそれぞれ着脱可能に取り付けられたものが知
られている。そして、さらにかかるドリルでは、上記一
対の切屑排出溝のうち一方の切屑排出溝の先端に形成さ
れるチップ取付座をドリル本体の上記軸線に対する径方
向内周側、すなわち軸線の近傍に偏って形成して、この
チップ取付座に取り付けられるチップの切刃も内周側に
偏るように配置するとともに、他方の切屑排出溝先端の
チップ取付座は外周側に偏って形成して、そのチップの
切刃も外周側に偏って配置し、かつ軸線回りの回転軌跡
においてこれらの切刃が互いにオーバーラップして交差
するようにして、内周側のチップの切刃によって加工穴
の内周側を、外周側のチップによって加工穴の外周側を
それぞれ加工するようにし、各切刃によって生成される
切屑の幅を加工穴の半径の半分程度としてその排出性の
向上を図ったものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに構成されたドリルでも、内径が小さくて穴深さが深
い加工穴を形成するのに用いられるもののように、上記
切刃の外径D、すなわち上記外周側のチップの切刃の外
周端が軸線回りになす円の直径に対してドリル本体先端
部の軸線方向の長さLがなす比L/Dが例えば5以上と
大きいドリルでは切屑の排出性が損なわれるおそれがあ
った。しかるに、そのような場合には、切屑排出溝を深
く幅広に形成してその断面積を増大させることにより切
屑排出性を向上させればよいのであるが、上述のように
L/Dが大きなドリルにおいてこのように切屑排出溝の
断面積を増大させると、逆にドリル本体の心厚は小さく
なるためドリル剛性が損なわれて激しいビビリ振動を生
じ、穴明け加工時に大きな騒音を発して周囲の環境を損
なったりドリル本体の折損を招いたりするおそれがある
のは勿論、この穴明け加工時のドリル本体の振れや、こ
の振れによって例えば加工物への食い付き時に切刃が所
定の位置に食い付かないなどして、加工精度を劣化させ
るおそれもある。
【0004】その一方で、このようなドリルや該ドリル
に取り付けられるチップにおいては、例えば特開平9−
150304号公報や特開平9−290310号公報、
あるいは特開平10−71516号公報などに、多角形
状をした板状体の上面辺稜部に切刃が形成されてなるチ
ップにおいて、上記多角形の隅角部に一対のコーナーR
部を有する突出部が形成されたチップ、およびこのよう
なチップをドリル本体先端の外周側に配置したドリルが
提案されている。しかるに、このようなチップやドリル
では、上記外周側に配置されたチップの切刃によって生
成される切屑が、この切刃の上記突出部のうち内周側の
コーナーR部によって分断されるので、結果的に切屑は
3つに分断されて生成されることとなって切屑排出性を
確保することが可能ではあるが、内周側に配置されたチ
ップの切刃によって生成される切屑は分断されずに排出
されるため、この内周側のチップに連なる切屑排出溝の
断面積を小さくすることは出来ず、従ってドリル本体の
心厚も大きくはできなくなって、十分なドリル剛性を確
保することは依然困難である。
【0005】本発明は、このような背景の下になされた
もので、上述のようなドリルに取り付けられて切屑分断
性の一層の向上を図ることが可能なチップを提供し、ま
たかかるチップを取り付けることにより、たとえL/D
が5以上であっても良好な切屑排出性を奏してドリル剛
性を向上することが可能なドリルを提供することを目的
としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決して、こ
のような目的を達成するために、本発明のチップは、ド
リルのドリル本体先端に着脱可能に取り付けられるチッ
プであって、略多角形平板状のチップ本体の多角形面を
すくい面とするとともに、この多角形面の少なくとも1
のコーナ部に交差する一対の辺稜部にそれぞれ切刃を形
成し、これらの切刃には、上記すくい面に対向する平面
視において上記辺稜部が延びる方向に向けて段差をなす
段部をそれぞれ形成したことを特徴とし、また本発明の
ドリルは、軸線回りに回転させられるドリル本体の先端
部に、2つの上記本発明によるチップが、それぞれその
上記切刃の一つを上記ドリル本体の先端に突出させて、
上記軸線を挟んで互いに反対側に着脱可能に取り付けら
れるドリルであって、上記2つのチップを、一方のチッ
プが、その上記コーナ部を上記軸線近傍に位置させて、
このコーナ部から上記すくい面の周回り方向に一方の側
に延びる上記切刃を上記ドリル本体先端の内周側に突出
させるとともに、他方のチップは、その上記コーナ部を
上記ドリル本体先端の外周に位置させて、このコーナ部
から上記周回り方向に他方の側に延びる上記切刃を上記
ドリル本体先端の外周側に突出させ、かつ互いのドリル
本体先端に突出した上記切刃が、上記軸線回りの回転軌
跡において、上記段部よりも上記コーナ部とは反対側の
部分で交差するように取り付けたことを特徴とする。
【0007】従って、本発明のチップによれば、上記コ
ーナ部に交差する辺稜部に形成された切刃の双方に上記
段部が形成されることとなって、切屑を2つに分断して
生成することができるので、このようなチップを2つ上
述のようにドリル本体の先端に取り付けた本発明のドリ
ルでは、内周側の切刃で2つ、外周側の切刃で2つの合
計4つに切屑を分断させて生成することができる。この
ため、これら2つのチップに連なる切屑排出溝の断面積
を小さくしても、良好な切屑排出性を確保することがで
きるので、これによりドリル剛性を向上させて、ビビリ
振動やドリル本体の折損、あるいは加工精度の劣化など
を防ぐことが可能となる。
【0008】ここで、上記コーナ部に交差する一対の辺
稜部に形成された両切刃の上記段部は、その少なくとも
一方が、該辺稜部がコーナ部から離間して延びる方向に
向けてすくい面の外側に凸となる段差をなすものであっ
てもよいが、これとは逆に、これらの段部をいずれも、
上記一対の辺稜部がそれぞれ上記コーナ部から離間して
延びる方向に向けて、上記すくい面の内側に凹む段差を
なすようにすれば、このコーナ部側で両切刃がすくい面
の外側に一段凸となるような形状となるため、切刃長を
長くすることができる。また、少なくとも一方の上記切
刃に、上記すくい面に対向する平面視において鈍角に折
れ曲がる曲折部を形成するとともに、この切刃上に形成
される上記段部を、この曲折部を間に上記コーナ部とは
反対側に配設すれば、特に上述のように上記辺稜部がコ
ーナ部から離間する方向に向けて段部がすくい面の内側
に凹むようにされた場合に、この曲折部が各チップにお
いてドリル本体の最先端に突出するように該チップを取
り付けることができ、例えば段部がドリル本体最先端に
突出させられるときのように段部から切刃の欠損が生じ
易くなるような事態を防止することができる。さらに、
上記一対の辺稜部に形成される切刃を、上記コーナ部に
おける該一対の辺稜部の二等分線について対称に形成す
れば、1つのチップを上記ドリル本体先端の内周側と外
周側とに取り付け直して2回の使用を可能とすることが
でき、さらにまた、上記チップ本体を略菱形平板状に形
成して、その菱形面の鋭角をなす2つのコーナ部に交差
する二対の辺稜部のそれぞれに上記切刃を形成すれば、
1つのチップで合計4回の使用が可能となって経済的で
ある。
【0009】
【発明の実施の形態】図1ないし図3は本発明のドリル
の一実施形態を示すものであり、図4はこのドリルに着
脱可能に取り付けられる本発明のチップの一実施形態を
示すものである。まず、本実施形態のドリルは、そのド
リル本体1が軸線Oを中心とした略多段円柱状をなし、
この軸線O回りにドリル回転方向Tに回転されつつ該軸
線O方向先端側(図1および図2において左側)に向け
て送り出されることにより、加工物に穴明け加工を施
す。ここで、このドリル本体1の後端部はシャンク部2
とされるとともに、このシャンク部2の先端側は一段大
径とされた鍔部3とされ、さらにこの鍔部3よりも先端
側は穴明け加工時に加工穴内に挿入される切刃部4とさ
れている。そして、この切刃部4の先端、すなわちドリ
ル本体1の先端から鍔部3にかけての外周には、上記軸
線Oを間にして互いに反対側に、後端側に向かうに従い
上記ドリル回転方向Tの後方側にねじれる一対の切屑排
出溝5,5が形成され、これらの切屑排出溝5,5のド
リル回転方向Tを向く壁面5A,5Aの先端に形成され
たチップ取付座6,6に、それぞれ上記実施形態のチッ
プ7,7がクランプネジ8によって着脱可能に取り付け
られている。
【0010】これらのチップ7,7は、本実施形態のド
リルでは互いに同形同大とされていて、そのチップ本体
9が超硬合金等の硬質材料により略菱形の平板状をなし
ており、この略菱形をなす上面がすくい面10とされる
とともに、このすくい面10がなす菱形の辺稜部に切刃
11が形成されている。この切刃11…は、上記すくい
面10がなす菱形の2つの鋭角のコーナ部C,Cに交差
する各一対の辺稜部に形成されたもの同士がそれぞれ対
をなすようにされており、従って本実施形態のチップ7
では、このすくい面10の二対の辺稜部に、合計4つの
切刃11が形成されることとなる。なお、本実施形態で
は各コーナ部Cに交差する一対の辺稜部に形成される上
記対をなす切刃11,11は、このコーナ部Cにおける
該一対の辺稜部の二等分線Lについて対称に形成されて
いる。また、上記4つの切刃11…間では、この二等分
線L上のコーナ部C,C突端間の中点すなわちすくい面
10の中心Xについて、各コーナ部C,Cからすくい面
10外周の同じ周回り方向に延びるもの同士(図4にお
いて中心Xを中心にコーナ部C,Cから時計回り方向に
延びるもの同士と、反時計回り方向に延びるもの同士)
が180°回転対称になるように形成されている。従っ
て、本実施形態では、両コーナ部C,Cに交差する一対
ずつの切刃11…も、上記中心Xにおいて上記二等分線
Lに直交する直線(すくい面10がなす菱形の鈍角コー
ナ部の二等分線)について対称に形成されることとな
る。なお、各コーナ部C,Cに交差する上記一対の切刃
11,11の交差部は凸円弧状に滑らかに接続されてい
る。
【0011】そして、各コーナ部Cに交差する一対の辺
稜部上に形成された切刃11,11には、それぞれ上記
すくい面10に対向する平面視において、上記辺稜部が
コーナ部Cから延びる方向に対して段差をなすように、
段部12が各々形成されている。ここで、これらの段部
12…はいずれも、上記平面視において図4に示すよう
に、切刃11が形成される各辺稜部が上記鋭角のコーナ
部Cから離間して延びる方向に向けて、上記すくい面1
0の内側に凹む段差をなすように形成されたものであっ
て、この段部12によって分断される切刃11のコーナ
部C側の切刃部11Aとこれとは反対側の切刃部11B
とは互いに平行とされ、また段部12はこれらの切刃部
11A,11Bに略垂直または僅かに鈍角に交差する方
向に形成され、さらに切刃部11Aと段部12とが交差
する部分は凸円弧状に、切刃部11Bと段部12とが交
差する部分は凹円弧状にそれぞれ形成され、しかもこの
うち後者の凹円弧の半径は前者の凸円弧の半径以下とさ
れている。なお、この段部2を含めて上記4つの切刃1
1…は、平板状のチップ本体9の厚さ方向(図4の図面
に直交する方向)に垂直となる1の平面上に位置するよ
うに形成されている。また、切刃11…が上述のように
対称に形成されていることから、各切刃11における段
部12の位置(コーナ部Cからの距離)や段差の大きさ
(切刃部11Aに対する切刃部11Bの後退量)も互い
に等しくされる。
【0012】さらに、本実施形態では、この段部12に
よって分断された切刃11のコーナ部C側に切刃部11
Aに、上記すくい面10に対向する平面視において鈍角
に折れ曲がる曲折部13が形成されている。従って、切
刃11上に形成される上記段部12は、この曲折部13
を間にしてコーナ部Cとは反対側に配設されることとな
り、またコーナ部Cに交差する上記一対の切刃11,1
1の交差角は、この曲折部13がなくて、段部12から
コーナ部Cに向けて延びる切刃部11Aをそのまま交差
させた場合よりも、大きく設定されることとなる。な
お、この曲折部13の切刃11における位置やその曲折
する角度も、各切刃11…間において互いに等しくされ
ている。
【0013】さらにまた、切刃11…を介して上記すく
い面10と交差するチップ本体9の周面は逃げ面とさ
れ、本実施形態のチップ7はこの逃げ面がすくい面10
側から離間するに従い漸次後退するように傾斜したポジ
ティブチップとされるとともに、すくい面10とは反対
側のチップ本体9の下面は、上記チップ取付座6の底面
に着座させられる着座面とされる(いずれも図示略)。
ここで、上述のような段部12を備えた切刃11に連な
る上記逃げ面を形成するに際しては、例えばこの逃げ面
の傾斜角(逃げ角)を上記切刃部11A,11Bに連な
る部分とも一定とするなどして、上記着座面が段部12
を含めてすくい面10の外形形状を一回り小さくしたよ
うな形状となるように形成してもよいが、これとは逆に
段部12によって一段凹んだ切刃部12Bに連なる逃げ
面の傾斜角を、切刃部11Aに連なる逃げ面の傾斜角よ
りも小さくするなどして、着座面では段部が形成されず
にこれら切刃部11A,11Bに連なる逃げ面と着座面
との交差稜線が直線状に連なるようにされていてもよ
い。
【0014】さらに、すくい面10の内側には、切刃1
1…が位置する上記1の平面から一段突出しつつ該すく
い面10の内側に向かうように傾斜したブレーカ壁部1
4が形成されており、このブレーカ壁部14の外形は、
上記平面視において切刃11…を切刃部11Aから切刃
部11Bに段部12で段差を付けずにそのまま延長した
もの(図4の二点鎖線参照)を一回り小さくした偏8角
形状をなしている。従って、切刃11からこのブレーカ
壁部14までの距離は、切刃部11Aからブレーカ壁部
14までの距離が切刃部11Bからの距離よりも長くさ
れている。また、すくい面10の中央からは、上記クラ
ンプネジ8が挿通される取付孔15が上記中心Xを中心
としてチップ本体9を貫通するように形成されている。
【0015】このように構成されたチップ7がそれぞれ
取り付けられる上記チップ取付座6,6は、一方の切屑
排出溝5の先端に形成されたチップ取付座6Aがドリル
本体1の内周側に偏って配設されるとともに、他方の切
屑排出溝5先端のチップ取付座6Bは外周側に偏って設
けられている。そして、これらのチップ取付座6A,6
Bにチップ7,7は、いずれもそのすくい面10をドリ
ル回転方向T側に向けて、チップ取付座6Aに取り付け
られた一方のチップ7Aが、その1のコーナ部Cを上記
軸線O近傍に位置させ、このコーナ部Cから上記すくい
面10の周回り方向に一方の側に延びる切刃(上記平面
視においてコーナ部Cから反時計回り方向に延びる切
刃)11をドリル本体1先端の内周側に突出させるとと
もに、チップ取付座6Bに取り付けられた他方のチップ
7Bは、その1のコーナ部Cをドリル本体1先端の外周
に位置させて、このコーナ部Cからすくい面10の周回
り方向に、上記一方のチップ7Aとは逆に他方の側に延
びる切刃(上記平面視においてコーナ部Cから時計回り
方向に延びる切刃)11をドリル本体1先端の外周側に
突出させて取り付けられており、こうして取り付けられ
たチップ7A,7Bのドリル本体1先端に突出した上記
切刃11,11は、ドリル本体1の軸線O回りの回転軌
跡において図5に示すように、該切刃11,11上の上
記段部12,12よりもコーナ部C,Cとは反対側の部
分、すなわち上記切刃部11B,11B同士が互いに交
差するように配設されている。
【0016】なお、これらドリル本体1先端に突出した
切刃11,11は、いずれもその上記曲折部13が最も
先端側に突出するようにされ、かつチップ7A,7B同
士の先端の切刃11,11間で該曲折部13,13の位
置が軸線O方向に同じ位置になるように配設されてい
る。また、切刃11がドリル本体1先端の内周側に偏っ
た上記一方のチップ7Aにおいては、その上記1のコー
ナ部Cがドリル本体1の軸線Oを越えて僅かにオーバー
センターとなるように配設される一方、上記他方のチッ
プ7Bにおいては、ドリル本体1先端外周に位置する上
記1のコーナ部Cからすくい面10の周回り方向に一方
の側に延びる切刃11が、ドリル本体1の後端側に向か
うに従い内周側に延びるように配設されている。さら
に、チップ取付座6A,6Bには、各チップ7A,7B
の上記1のコーナ部Cとは反対側のコーナ部Cからこの
コーナ部Cに交差する切刃11,11の上記段部12ま
での部分を収容可能な凹所がそれぞれ形成されている。
【0017】このように、上記構成のチップ7において
は、1のコーナ部Cに交差する一対の辺稜部に形成され
た切刃11,11に段部12が設けられており、このよ
うなチップ7をドリル本体1先端の内外周に偏って取り
付けた上記ドリルにおいては、一方のチップ7Aでは上
記1のコーナ部Cから一方の側に延びる切刃11を、ま
た他方のチップ7Bでは該コーナ部Cから他方の側に延
びる切刃11をドリル本体1先端に突出させて配設する
ことができる。従って、これらの切刃11,11におい
ては、上記段部12により切屑がそれぞれ2つに分断さ
れて生成されることとなるので、ドリル本体1が軸線O
回りに1周する間に合計4つに分断された切屑が生成さ
れることとなり、このため切屑排出溝5,5の断面積を
小さくしてドリル剛性を向上させても、切屑詰まり等を
防いで良好な切屑排出性を確保することができ、剛性不
足によるビビリ振動やドリル本体1の折損、あるいは加
工精度の劣化を生じたりするような事態を未然に防止す
ることが可能となって、たとえL/Dが5以上となるよ
うな場合でも円滑かつ安定した穴明け加工を行うことが
できる。
【0018】ところで、本実施形態のチップ7では、上
記切刃11,11に形成された段部12,12が、いず
れも該切刃11,11が形成される一対の辺稜部がコー
ナ部Cから離間する方向に向けてすくい面10の内側に
凹むような段差をなすものであり、これにより切刃11
は、コーナ部C側のすくい面10外側に突出した切刃部
11Aと、コーナ部Cから離間した側のすくい面10内
側に凹んだ切刃部11Bとによって構成されることとな
るが、これとは逆に後述する別の実施形態のように、両
切刃の上記段部を、上記辺稜部がコーナ部から離間する
方向に向けてすくい面外側に凸となる段差をなすものと
したり、あるいはコーナ部から延びるいずれか1つの切
刃の段部をすくい面内側に凹むものとするとともに、他
の1つの切刃の段部はすくい面外側に凸となるようにし
たりしてもよい。ただし、このように段部がコーナ部か
ら離間する方向に向けてすくい面外側に凸となるように
されていると、逆にコーナ部側では切刃がすくい面内側
に凹むこととなるため、コーナ部自体の位置もすくい面
内側に後退することとなり、これにより切刃長が短くな
ったり、同じ切刃長を得るためにはチップ本体が大きく
なったりしてしまうため、このような問題を生じさせな
いためには、本実施形態のように構成されるのが望まし
い。
【0019】また、本実施形態のチップ7では、すくい
面10に対向する平面視に鈍角に折れ曲がる曲折部13
が切刃11上に形成されており、しかもこの曲折部13
に対してすくい面10の内側に凹む上記段部12はコー
ナ部Cから離れた側に配設されていて、これにより、コ
ーナ部Cから段部12までの切刃部11Aは鈍角の凸V
字状に形成されることとなる。従って、このようなチッ
プ7によれば、上述のように切刃11が形成される辺稜
部がコーナ部Cから離間する方向に向けて段部12がす
くい面10の内側に凹む段差をなすものであることとも
相俟って、本実施形態の上記ドリルのように、この曲折
部13が切刃11上において最もドリル本体1の先端側
に突出するようにチップ7,7を配設することにより、
該切刃11をこの曲折部13の1点で加工物に食い付か
せて食い付き性の向上を図ることができるとともに、こ
うして曲折部13を先端側に突出させて1点で食い付か
せても、段部12が曲折部13よりもコーナ部Cから離
間して後端側に位置した側にあるので、例えば曲折部と
段部とが同じ位置にある場合のように食い付き時の衝撃
的負荷が段部の角に作用して切刃に欠けを生じたりする
事態を、防止することが可能となる。
【0020】さらに、本実施形態のチップ7では、その
コーナ部Cにおいて、該コーナ部Cに交差する一対の辺
稜部に形成される切刃11,11を、このコーナ部Cに
おける該一対の辺稜部の二等分線Lについて対称に形成
しており、従ってまずチップ7をドリル本体1先端のチ
ップ取付座6A,6Bのうちの一方に取り付けて、これ
ら一対の辺稜部の一方に形成された切刃11を、ドリル
本体1先端の内外周一方の側に偏った切刃として使用し
た後、この切刃11に摩耗等が生じたなら、当該チップ
7をチップ取付座6A,6Bの内の他方に取り付け直し
て、一対の辺稜部の他方に形成された切刃11をドリル
本体1先端の内外周のうち他方に偏った切刃として使用
することができる。このため、1つのチップ7で最低2
回の使用が可能となり、経済的である。
【0021】しかも、本実施形態ではこのチップ7のチ
ップ本体9が菱形平板状に形成されていて、その菱形面
がすくい面10とされ、このすくい面10がなす菱形の
鋭角をなす2つのコーナ部C,Cに交差する二対の辺稜
部のそれぞれに切刃11…が形成されている。従って、
上述のように一方のコーナ部Cに交差する一対の辺稜部
上に形成された切刃11,11を使用した後には、チッ
プ本体9を上記中心X回りに180°回転させてチップ
取付座6A,6Bに取り付け直すことにより、上記一方
のコーナ部Cとは反対の他方のコーナ部Cに交差する一
対の辺稜部上に形成された切刃11,11を使用に供す
ることが可能となり、すなわち1つのチップ7で合計4
回の切刃11…の使い回しが可能となるので、さらに経
済的なチップ7を提供することが可能となる。なお、本
実施形態ではこのようにチップ本体9を菱形平板状に形
成しているが、例えばこれを略正三角形平板状として、
3つのコーナ部に交差する各一対の辺稜部に切刃を形成
するようにすれば、最大6回の切刃の使用を可能とする
こともできる。
【0022】図6、図7は、この発明の別の実施形態を
示す図である。これらの図に示す実施の形態は、図4、
図5に示すチップと基本的構成が同一であるが、チップ
の段付形状が異なっている。図6、図7において、図1
から図5の構成要素と同一部分については同一符号を付
し、その説明を省略する。
【0023】図6、図7に示すチップ16は、前述した
実施の形態を示す図1においてドリル本体1の先端から
鍔部3にかけての外周に形成される切屑排出溝5のドリ
ル回転方向Tを向く壁面5Aの先端に形成されたチップ
取付座6に、クランプネジ8によって着脱可能に取り付
けられて使用されるものである。
【0024】これらのチップ16は、本実施形態のドリ
ルでは互いに同形同大とされていて、そのチップ本体1
7、17が超硬合金等の硬質材料により略菱形の平板状
をなしている。
【0025】そして、各コーナ部Cに交差する一対の辺
稜部上に形成された切刃11、11には、それぞれ上記
すくい面10に対向する平面視において、上記辺稜部が
コーナ部Cから延びる方向に対して段差をなすように、
段部18が各々形成されている。ここで、これらの段部
18はいずれも、上記平面視において図7に示すよう
に、切刃11が形成される各辺稜部が上記鋭角のコーナ
部Cから離間して延びる方向に向けて、上記すくい面1
0の外側に凸となる段差をなすように形成されたもので
あって、この段部18によって分断される切刃11のコ
ーナ部C側の切刃部11Cとこれとは反対側の切刃部1
1Dとは互いに平行とされ、また段部18はこれらの切
刃部11C、11Dに略垂直または僅かに鋭角に交差す
る方向に形成され、さらに切刃部11Cと段部18とが
交差する部分は凹円弧状に、切刃部11Dと段部18と
が交差する部分は凸円弧状にそれぞれ形成され、しかも
このうち後者の凸円弧の半径は前者の凹円弧の半径以上
とされている。なお、この段部18を含めて上記4つの
切刃11・・・は、平板状のチップ本体17の厚さ方向
(図9の図面に直交する方向)に垂直となる1の平面上
に位置するように形成されている。また、切刃11・・・
が上述のように対称に形成されていることから、各切刃
11における段部18の位置(コーナ部Cからの距離)
や段部の大きさ(切刃部11Cに対する切刃部11Dの
突起量)も互いに等しくされる。
【0026】さらに、本実施形態では、この段部18に
よって分断された切刃11のコーナ部C側に切刃部11
Cに、上記すくい面10に対向する平面視において鈍角
に折れ曲がる曲折部13が形成されている。従って、切
刃11上に形成される上記段部18は、この曲折部13
を間にしてコーナ部Cとは反対側に配設されることとな
り、またコーナ部Cに交差する上記一対の切刃11,1
1の交差角は、この曲折部13がなくて、段部18から
コーナ部Cに向けて延びる切刃部11Cをそのまま交差
させた場合よりも、大きく設定されることとなる。な
お、この曲折部13の切刃11における位置やその曲折
する角度も、各切刃11…間において互いに等しくされ
ている。ここで、本実施形態のチップ16が取り付けら
れるスローアウェイ式ドリルにおいて、そのチップ取付
座6は、上記構成のチップ16の形状に合わせて、前述
した実施形態と同様に形成されており、チップ16が前
述した実施形態と同様に取り付けられる。
【0027】なお、ドリル本体1先端部に突出した切刃
11、11は、段部18の切刃部11D側に形成されて
いる上記凸円弧と切刃部11Dとが交差する点19が最
も先端側に突出するようにされ、かつチップ16A、1
6B同士の先端の切刃11、11間で該交差点19の位
置が軸線O方向に同じ位置になるように配設されてい
る。
【0028】このように、この実施形態においても、前
述した実施形態と同様の効果が得られる。また、本実施
形態のチップ16は、切刃11が形成される辺稜部がコ
ーナ部Cから離間する方向に向けて段部18がすくい面
10の外側に凸となる段差をなすものであることから、
コーナ部Cから離間する方向に向けてチップ本体17を
幅広に形成することができ、チップの剛性不足による加
工精度の劣化、耐久性不良などを生じたりするような事
態を未然に防止することも可能となる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のチップに
よれば、その切刃に形成された段部によって切屑を2つ
に分断して生成させることができ、従ってこのようなチ
ップをドリル本体先端のない外周に取り付けた本発明の
ドリルによれば、切屑を4つに分断して生成することが
できる。このため、切屑排出溝の断面積を大きくしたり
せずとも良好な切屑排出性を確保することができ、たと
えL/Dが5以上と大きなドリルであっても、ドリル本
体の剛性を確保してビビリ振動の発生を抑制し、穴明け
加工時の騒音や切刃の食い付き時の振れを抑え、高い加
工精度を得ることが可能となるとともに、ドリル本体に
折損が生じたりするのも防いで、円滑かつ安定した穴明
け加工を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のスローアウェイ式ドリルの一実施形
態を示す平面図である。
【図2】 図1に示す実施形態の側面図である。
【図3】 図1に示す実施形態の正面図である。
【図4】 図1に示すスローアウェイ式ドリルに取り付
けられる、本発明の一実施形態のスローアウェイチップ
7の平面図である。
【図5】 図1に示す実施形態におけるスローアウェイ
チップ7A,7Bの軸線O回りの回転軌跡を示す図であ
る。
【図6】 図1に示すスローアウェイ式ドリルに取り付
けられる、本発明の別の実施形態のスローアウェイチッ
プ16の平面図である。
【図7】 図1に示す実施形態におけるスローアウェイ
チップ16A,16Bの軸線O回りの回転軌跡を示す図
である。
【符号の説明】
1 ドリル本体 4 切刃部 5 切屑排出溝 6(6A,6B) チップ取付座 7(7A,7B),(16A、16B) スローアウェ
イチップ 9,17 チップ本体 10 すくい面 11 切刃 11A,11B,11C,11D 切刃部 12,18 段部 13 曲折点 O ドリル本体1の中心軸線 T ドリル本体1の回転方向 C コーナ部 L コーナ部Cの二等分線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川出 保彦 岐阜県安八郡神戸町大字横井字中新田1528 番地 三菱マテリアル株式会社岐阜製作所 内 Fターム(参考) 3C037 BB15

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スローアウェイ式ドリルのドリル本体先
    端に着脱可能に取り付けられるスローアウェイチップで
    あって、略多角形平板状のチップ本体の多角形面がすく
    い面とされるとともに、この多角形面の少なくとも1の
    コーナ部に交差する一対の辺稜部にそれぞれ切刃が形成
    されており、これらの切刃には、上記すくい面に対向す
    る平面視において上記辺稜部が延びる方向に向けて段差
    をなす段部がそれぞれ形成されていることを特徴とする
    スローアウェイチップ。
  2. 【請求項2】 上記段部はいずれも、上記一対の辺稜部
    がそれぞれ上記コーナ部から離間して延びる方向に向け
    て、上記すくい面の内側に凹む段差をなしていることを
    特徴とする請求項1に記載のスローアウェイチップ。
  3. 【請求項3】 上記段部はいずれも、上記一対の辺稜部
    がそれぞれ上記コーナ部から離間して延びる方向に向け
    て、上記すくい面の外側に凸となる段差をなしているこ
    とを特徴とする請求項1に記載のスローアウェイチッ
    プ。
  4. 【請求項4】 少なくとも一方の上記切刃には、上記す
    くい面に対向する平面視において鈍角に折れ曲がる曲折
    部が形成されるとともに、この切刃上に形成される上記
    段部は、この曲折部を間に上記コーナ部とは反対側に配
    設されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3
    のいずれかに記載のスローアウェイチップ。
  5. 【請求項5】 上記一対の辺稜部に形成される上記切刃
    は、上記コーナ部における該一対の辺稜部の二等分線に
    ついて対称に形成されていることを特徴とする請求項1
    ないし請求項4のいずれかに記載のスローアウェイチッ
    プ。
  6. 【請求項6】 上記チップ本体は略菱形平板状に形成さ
    れていて、その菱形面の鋭角をなす2つのコーナ部に交
    差する二対の辺稜部のそれぞれに上記切刃が形成されて
    いることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれ
    かに記載のスローアウェイチップ。
  7. 【請求項7】 軸線回りに回転させられるドリル本体の
    先端部に、請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の
    2つのスローアウェイチップが、それぞれその上記切刃
    の一つを上記ドリル本体の先端に突出させて、上記軸線
    を挟んで互いに反対側に着脱可能に取り付けられるスロ
    ーアウェイ式ドリルであって、上記2つのスローアウェ
    イチップは、一方のスローアウェイチップが、その上記
    コーナ部を上記軸線近傍に位置させて、このコーナ部か
    ら上記すくい面の周回り方向に一方の側に延びる上記切
    刃を上記ドリル本体先端の内周側に突出させるととも
    に、他方のスローアウェイチップは、その上記コーナ部
    を上記ドリル本体先端の外周に位置させて、このコーナ
    部から上記周回り方向に他方の側に延びる上記切刃を上
    記ドリル本体先端の外周側に突出させ、かつ互いのドリ
    ル本体先端に突出した切刃が、上記軸線回りの回転軌跡
    において、上記段部よりも上記コーナ部とは反対側の部
    分で交差するように取り付けられることを特徴とするス
    ローアウェイ式ドリル。
JP2001381878A 2001-09-25 2001-12-14 スローアウェイチップおよびスローアウェイ式ドリル Expired - Fee Related JP3852330B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001381878A JP3852330B2 (ja) 2001-09-25 2001-12-14 スローアウェイチップおよびスローアウェイ式ドリル

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001-291147 2001-09-25
JP2001291147 2001-09-25
JP2001381878A JP3852330B2 (ja) 2001-09-25 2001-12-14 スローアウェイチップおよびスローアウェイ式ドリル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003170308A true JP2003170308A (ja) 2003-06-17
JP3852330B2 JP3852330B2 (ja) 2006-11-29

Family

ID=26622795

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001381878A Expired - Fee Related JP3852330B2 (ja) 2001-09-25 2001-12-14 スローアウェイチップおよびスローアウェイ式ドリル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3852330B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2729269B2 (de) 2011-07-05 2020-10-14 Ceratizit Austria Gesellschaft m.b.H. Bohrer-schneideinsatz

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2729269B2 (de) 2011-07-05 2020-10-14 Ceratizit Austria Gesellschaft m.b.H. Bohrer-schneideinsatz

Also Published As

Publication number Publication date
JP3852330B2 (ja) 2006-11-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3775321B2 (ja) スローアウェイチップおよびスローアウェイ式切削工具
JP3951766B2 (ja) スローアウェイチップおよびスローアウェイ式切削工具
WO2010100953A1 (ja) 切削インサートおよびインサート着脱式切削工具
WO2017122715A1 (ja) 切削インサートおよび刃先交換式切削工具
WO2014148515A1 (ja) 切削インサート及び刃先交換式切削工具
WO2012147836A1 (ja) 切削インサートおよび刃先交換式回転切削工具
JP3185519B2 (ja) スローアウェイチップ及び切削工具
JP2007260788A (ja) 切削インサート及び切削工具
JP4449895B2 (ja) スローアウェイチップおよびスローアウェイ式切削工具
JP3314512B2 (ja) スローアウェイチップ
JPH0871834A (ja) スローアウェイチップ
JP2003170308A (ja) スローアウェイチップおよびスローアウェイ式ドリル
JP7242997B2 (ja) 刃先交換式エンドミルのエンドミル本体
JPH11291102A (ja) スローアウェイチップおよび該スローアウェイチップを装着したスローアウェイ式ドリル
JP3518315B2 (ja) スローアウェイチップおよび該スローアウェイチップを装着したスローアウェイ式穴明け工具
JP3418520B2 (ja) ドリル本体とスローアウェイチップとのセット、及びスローアウェイ式ドリルの主切刃の先端角調整方法
JP2001191205A (ja) スローアウェイ式穴明け工具
JPH07308807A (ja) スローアウェイチップ
JPH11239908A (ja) スローアウェイ式ドリルおよびスローアウェイチップ
JPH0735702Y2 (ja) 転削工具
JP4744177B2 (ja) 転削用工具
JP2003225817A (ja) スローアウェイ式ドリル
JP2503527Y2 (ja) スロ―アウェイ式転削工具
JPH0212015Y2 (ja)
JP2556374Y2 (ja) スローアウエイチツプ

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060221

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20060228

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Effective date: 20060426

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060523

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060724

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Effective date: 20060815

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060828

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees