JPH07308807A - スローアウェイチップ - Google Patents
スローアウェイチップInfo
- Publication number
- JPH07308807A JPH07308807A JP12570694A JP12570694A JPH07308807A JP H07308807 A JPH07308807 A JP H07308807A JP 12570694 A JP12570694 A JP 12570694A JP 12570694 A JP12570694 A JP 12570694A JP H07308807 A JPH07308807 A JP H07308807A
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- Japan
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- corner
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 内径加工用バイトの如き大きな負のセット角
度を有するバイトに好適するネガタイプのスローアウェ
イチップを提供する。 【構成】 チップ１のコーナ４と中心とを結ぶ線の対称
位置に凹部５を有するブレーカ溝２を形成する。凹部５
における切れ刃６曲線は、その接線がなす傾斜角αが８
°〜３０°となるようにする。切れ刃６に直交する断面
については、切れ刃６より遠ざかる方向の傾斜角βが５
°〜２０°の範囲にあるようにする。さらに、コーナ４
付近には、小山状の突起１０が備わるように形成する。
度を有するバイトに好適するネガタイプのスローアウェ
イチップを提供する。 【構成】 チップ１のコーナ４と中心とを結ぶ線の対称
位置に凹部５を有するブレーカ溝２を形成する。凹部５
における切れ刃６曲線は、その接線がなす傾斜角αが８
°〜３０°となるようにする。切れ刃６に直交する断面
については、切れ刃６より遠ざかる方向の傾斜角βが５
°〜２０°の範囲にあるようにする。さらに、コーナ４
付近には、小山状の突起１０が備わるように形成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、スローアウェイチップ
に関し、ブレーカ溝の形状を改良することにより、特に
内径加工に好適するようにしたものである。
に関し、ブレーカ溝の形状を改良することにより、特に
内径加工に好適するようにしたものである。
【０００２】
【従来の技術】たとえば、内径加工用のスローアウェイ
式バイトにおいて、そのサイズが比較的大きなものにつ
いては、当該バイトに装着されるスローアウェイチップ
は、従来から、ネガタイプおよびポジタイプの両方のタ
イプが使われている。しかしながら実用的には、どちら
かというと、表裏両面が使用でき、利用できる切れ刃数
の多いネガタイプのスローアウェイチップを利用したも
のの方が多い。
式バイトにおいて、そのサイズが比較的大きなものにつ
いては、当該バイトに装着されるスローアウェイチップ
は、従来から、ネガタイプおよびポジタイプの両方のタ
イプが使われている。しかしながら実用的には、どちら
かというと、表裏両面が使用でき、利用できる切れ刃数
の多いネガタイプのスローアウェイチップを利用したも
のの方が多い。
【０００３】一方、内径加工用スローアウェイ式バイト
の小径サイズのものについては、このバイトを使用して
加工する穴の直径も小さいものが多くなるために、穴の
壁面とスローアウェイチップの逃げ面との干渉問題が起
きやすいという理由から、一般的にはチップ自身に逃げ
角を有するポジタイプのスローアウェイチップが用いら
れる。
の小径サイズのものについては、このバイトを使用して
加工する穴の直径も小さいものが多くなるために、穴の
壁面とスローアウェイチップの逃げ面との干渉問題が起
きやすいという理由から、一般的にはチップ自身に逃げ
角を有するポジタイプのスローアウェイチップが用いら
れる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、小径穴
の加工に使用されるバイトにおいて、ポジタイプのスロ
ーアウェイチップは逃げ面との干渉問題を回避するのに
は有効であるが、利用できる切れ刃は片面に限定され
る。ネガタイプのチップであれば、表裏両面の切れ刃が
利用できて経済的にも有利であるが、逃げ角を確保する
ために、小径のバイトほど、中心方向すくい角を負の方
向に大きく傾けた構成としなければならず、切削抵抗、
びびり振動、切りくず排出、加工精度などの切削諸特性
に対し好ましくない。
の加工に使用されるバイトにおいて、ポジタイプのスロ
ーアウェイチップは逃げ面との干渉問題を回避するのに
は有効であるが、利用できる切れ刃は片面に限定され
る。ネガタイプのチップであれば、表裏両面の切れ刃が
利用できて経済的にも有利であるが、逃げ角を確保する
ために、小径のバイトほど、中心方向すくい角を負の方
向に大きく傾けた構成としなければならず、切削抵抗、
びびり振動、切りくず排出、加工精度などの切削諸特性
に対し好ましくない。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き問
題を解決するためになされたもので、小径穴の加工に使
用されるスローアウェイ式バイトにも使用することので
きるネガタイプのスローアウェイチップを提供するもの
である。
題を解決するためになされたもので、小径穴の加工に使
用されるスローアウェイ式バイトにも使用することので
きるネガタイプのスローアウェイチップを提供するもの
である。
【０００６】すなわち、スローアウェイチップのコーナ
とチップ中心とを結ぶ線の対称位置に凹部を有するブレ
ーカ溝を配し、前記凹部と逃げ面との交接により形成さ
れる切れ刃曲線は、その接線がなす傾斜角αが、コーナ
部から遠ざかる方向に８°〜３０°の範囲にあるように
し、また、切れ刃に直交する断面に関しては、切れ刃か
ら遠ざかる方向に、凹部底面の傾斜角βが５°〜２０°
の範囲にあるようにする。
とチップ中心とを結ぶ線の対称位置に凹部を有するブレ
ーカ溝を配し、前記凹部と逃げ面との交接により形成さ
れる切れ刃曲線は、その接線がなす傾斜角αが、コーナ
部から遠ざかる方向に８°〜３０°の範囲にあるように
し、また、切れ刃に直交する断面に関しては、切れ刃か
ら遠ざかる方向に、凹部底面の傾斜角βが５°〜２０°
の範囲にあるようにする。
【０００７】さらに、前記スローアウェイチップのコー
ナ近傍には、コーナとチップ中心とを結ぶ線上に、小山
状の突起が備わるように形成したものである。
ナ近傍には、コーナとチップ中心とを結ぶ線上に、小山
状の突起が備わるように形成したものである。
【０００８】
【作用】上記の如きネガタイプのスローアウェイチップ
の装着されるバイトは、装着後の中心方向すくい角が負
であっても、ブレーカ溝の傾斜角αの作用により、切削
に実際に関与している中心方向すくい角を正に近づける
ことができる。通常、バイト側の中心方向すくい角は、
負の大きさがどんなに大きくとも８°程度であることか
ら、この場合、ブレーカ溝内において実際切削するとき
の中心方向すくい角は０°または正になる。
の装着されるバイトは、装着後の中心方向すくい角が負
であっても、ブレーカ溝の傾斜角αの作用により、切削
に実際に関与している中心方向すくい角を正に近づける
ことができる。通常、バイト側の中心方向すくい角は、
負の大きさがどんなに大きくとも８°程度であることか
ら、この場合、ブレーカ溝内において実際切削するとき
の中心方向すくい角は０°または正になる。
【０００９】また、軽金属などの内径加工においては、
中心方向すくい角が大きいほど切削は滑らかとなるが、
過分に大きくとることはチップ強度の低下を招くことか
ら、傾斜角αが３０°を超えるのは好ましくない。
中心方向すくい角が大きいほど切削は滑らかとなるが、
過分に大きくとることはチップ強度の低下を招くことか
ら、傾斜角αが３０°を超えるのは好ましくない。
【００１０】軸方向すくい角に関しても上記と同様であ
る。すなわち、ネガタイプのスローアウェイチップを使
用するときのバイト側の軸方向すくい角は、逃げ角を確
保するために、通常、負に５°程度傾けて設定される。
これに本発明スローアウェイチップを装着した場合、ブ
レーカ溝内における実際上の軸方向すくい角を０°〜１
５゜にすることができる。
る。すなわち、ネガタイプのスローアウェイチップを使
用するときのバイト側の軸方向すくい角は、逃げ角を確
保するために、通常、負に５°程度傾けて設定される。
これに本発明スローアウェイチップを装着した場合、ブ
レーカ溝内における実際上の軸方向すくい角を０°〜１
５゜にすることができる。
【００１１】内径加工用のバイトの長軸方向は、おおむ
ね切りくずが流出する主方向に当る。ブレーカ溝凹部の
傾斜角βが大きいと切れ味は向上するようになるが、こ
のようなブレーカ溝は急激に深くなると同時に、溝の立
ち上げ角度が急になるので、切りくず詰りが起きやすく
なる。このため、傾斜角βが２０゜を超えることは好ま
しくない。
ね切りくずが流出する主方向に当る。ブレーカ溝凹部の
傾斜角βが大きいと切れ味は向上するようになるが、こ
のようなブレーカ溝は急激に深くなると同時に、溝の立
ち上げ角度が急になるので、切りくず詰りが起きやすく
なる。このため、傾斜角βが２０゜を超えることは好ま
しくない。
【００１２】対称に配置された凹状のブレーカ溝が相互
に接する部分は、溝の立ち上げ角度が緩慢になり、ま
た、その位置が切れ刃から遠のく。このことは、特に切
り込みの浅い仕上げ切削において、切りくず流出の障害
となるものが存在しないということであり、切りくずは
当該部分を乗り越え、連続した長い切りくずとなる。コ
ーナ近傍に設けた小山状の突起は、このような問題を解
決するためのものであって、突起を障害物として作用さ
せることにより、切りくずが分断されるようにしたもの
である。
に接する部分は、溝の立ち上げ角度が緩慢になり、ま
た、その位置が切れ刃から遠のく。このことは、特に切
り込みの浅い仕上げ切削において、切りくず流出の障害
となるものが存在しないということであり、切りくずは
当該部分を乗り越え、連続した長い切りくずとなる。コ
ーナ近傍に設けた小山状の突起は、このような問題を解
決するためのものであって、突起を障害物として作用さ
せることにより、切りくずが分断されるようにしたもの
である。
【００１３】
【実施例】次に、本発明スローアウェイチップの一実施
例について、図を参照しながら説明する。
例について、図を参照しながら説明する。
【００１４】図１は、請求項１記載のスローアウェイチ
ップの一実施例を示すもので、正三角形をしたネガタイ
プのスローアウェイチップ１の表裏両面の外縁に沿っ
て、ブレーカ溝２が備わったものである。チップ１の中
心には取付け穴３が貫通して設けられている。
ップの一実施例を示すもので、正三角形をしたネガタイ
プのスローアウェイチップ１の表裏両面の外縁に沿っ
て、ブレーカ溝２が備わったものである。チップ１の中
心には取付け穴３が貫通して設けられている。
【００１５】前記ブレーカ溝２は、各部での横断面がお
おむねＶ字状に形成されているが、コーナ４近傍では溝
幅が膨らみ、コーナ４とチップ１中心とを結ぶ線に対称
な凹部５を形成している。チップ１の外縁が切れ刃６と
なるが、この切れ刃６はコーナ４近傍においては、凹部
５と逃げ面７とが交接する線として現れ、図１（ｂ）に
示すように、側面視において略円弧状の曲線となってい
る。
おむねＶ字状に形成されているが、コーナ４近傍では溝
幅が膨らみ、コーナ４とチップ１中心とを結ぶ線に対称
な凹部５を形成している。チップ１の外縁が切れ刃６と
なるが、この切れ刃６はコーナ４近傍においては、凹部
５と逃げ面７とが交接する線として現れ、図１（ｂ）に
示すように、側面視において略円弧状の曲線となってい
る。
【００１６】前記略円弧状の切れ刃６曲線において、こ
の曲線の接線がコーナ部より遠ざかる方向になす傾斜角
αは８°〜３０°の範囲にある。また、図２は、切れ刃
６に直交する方向（Ａ−Ａ線）の凹部５の断面図であっ
て、Ｖ字状溝の最深部は円弧により滑らかに繋がってい
る。そして、切れ刃６から遠ざかる方向になす傾斜角β
は５°〜２０°の範囲にあるようにしてある。なお、図
３は、Ｂ−Ｂ線に沿う断面図で、参考のため示したもの
である。
の曲線の接線がコーナ部より遠ざかる方向になす傾斜角
αは８°〜３０°の範囲にある。また、図２は、切れ刃
６に直交する方向（Ａ−Ａ線）の凹部５の断面図であっ
て、Ｖ字状溝の最深部は円弧により滑らかに繋がってい
る。そして、切れ刃６から遠ざかる方向になす傾斜角β
は５°〜２０°の範囲にあるようにしてある。なお、図
３は、Ｂ−Ｂ線に沿う断面図で、参考のため示したもの
である。
【００１７】図４は、上記の如きスローアウェイチップ
１を内径加工用バイト８に装着した図である。スローア
ウェイチップ１は、取付け穴３を利用してレバーにより
固定されているが、ここでは詳細な説明は省略する。
１を内径加工用バイト８に装着した図である。スローア
ウェイチップ１は、取付け穴３を利用してレバーにより
固定されているが、ここでは詳細な説明は省略する。
【００１８】バイト８は、加工穴９の底面での逃げ角を
確保するため、ネガチップが使用される場合、軸方向す
くい角γpが負になるように構成される。一般的には、
この角度は５゜前後である。本発明スローアウェイチッ
プ１には、傾斜角βが５゜から２０゜の範囲内で備わっ
ているので、実際の切削のときのすくい角は、およそ０
゜〜１５゜となり、切削抵抗の軽減された良好な切削が
行なわれるようになる。なお、傾斜角βが大きすぎる
と、Ｖ字状溝の立ち上げ角度がきつくなり、切りくず詰
りの原因となるので、好ましくない。
確保するため、ネガチップが使用される場合、軸方向す
くい角γpが負になるように構成される。一般的には、
この角度は５゜前後である。本発明スローアウェイチッ
プ１には、傾斜角βが５゜から２０゜の範囲内で備わっ
ているので、実際の切削のときのすくい角は、およそ０
゜〜１５゜となり、切削抵抗の軽減された良好な切削が
行なわれるようになる。なお、傾斜角βが大きすぎる
と、Ｖ字状溝の立ち上げ角度がきつくなり、切りくず詰
りの原因となるので、好ましくない。
【００１９】また、バイト８は、加工穴９の穴内面との
干渉を回避し逃げ角を確保するために、中心方向すくい
角γfが負になるよう構成される。加工穴９が小径にな
ればなるほど、負角を大きくしなければならない。しか
しながらこれは、切削抵抗、びびり振動、切りくず排
出、加工精度などに悪影響を及ぼすので、これを改善す
べく本発明スローアウェイチップ１は、傾斜角αを従来
以上に大きくとって、切削のすくい角が０゜あるいは正
になるようにしたものである。なお、傾斜角αが３０゜
を超えるほど大きくなると刃先強度が低下するので、好
ましくない。
干渉を回避し逃げ角を確保するために、中心方向すくい
角γfが負になるよう構成される。加工穴９が小径にな
ればなるほど、負角を大きくしなければならない。しか
しながらこれは、切削抵抗、びびり振動、切りくず排
出、加工精度などに悪影響を及ぼすので、これを改善す
べく本発明スローアウェイチップ１は、傾斜角αを従来
以上に大きくとって、切削のすくい角が０゜あるいは正
になるようにしたものである。なお、傾斜角αが３０゜
を超えるほど大きくなると刃先強度が低下するので、好
ましくない。
【００２０】次に、図５は請求項２記載のスローアウェ
イチップの一実施例を示すもので、図１と同一箇所には
同一符号を付してある。
イチップの一実施例を示すもので、図１と同一箇所には
同一符号を付してある。
【００２１】図１のスローアウェイチップ１は、仕上げ
切削のように特に切り込みの浅い切削においては、コー
ナ４近傍で切りくず流出の障害となるものがなく、切り
くずは長く連続するようになる。図５の実施例は、この
ような問題を解決するために、コーナ４近傍に小山状の
突起９を設けて、切りくずの障害となるものを設けたも
のである。すなわち、図６の如くＡ−Ａ線での断面形状
は図２と何ら変ることがないが、Ｂ−Ｂ断面において
は、図３の溝底より突起１０を突出させて図７のような
断面形状とし、小切り込み時におけるブレーキング効果
をもたせたものである。
切削のように特に切り込みの浅い切削においては、コー
ナ４近傍で切りくず流出の障害となるものがなく、切り
くずは長く連続するようになる。図５の実施例は、この
ような問題を解決するために、コーナ４近傍に小山状の
突起９を設けて、切りくずの障害となるものを設けたも
のである。すなわち、図６の如くＡ−Ａ線での断面形状
は図２と何ら変ることがないが、Ｂ−Ｂ断面において
は、図３の溝底より突起１０を突出させて図７のような
断面形状とし、小切り込み時におけるブレーキング効果
をもたせたものである。
【００２２】
【発明の効果】本発明スローアウェイチップでは、ネガ
タイプのチップに対し、切れ刃方向およびこれに直交す
る方向の２方向に大きな傾斜角を有するブレーカ溝を形
成させることより、特にセット角度を大きな負角に設定
しなければならない小径の内径加工用バイトに装着して
も、実際の切削のすくい角が負にならないようにするこ
とができる。これにより、切れ味が改善され、切削性能
が向上する。また、コーナ近傍に設けた突起は、切り込
みの浅い切削において、切りくずブレーカとして作用す
る。
タイプのチップに対し、切れ刃方向およびこれに直交す
る方向の２方向に大きな傾斜角を有するブレーカ溝を形
成させることより、特にセット角度を大きな負角に設定
しなければならない小径の内径加工用バイトに装着して
も、実際の切削のすくい角が負にならないようにするこ
とができる。これにより、切れ味が改善され、切削性能
が向上する。また、コーナ近傍に設けた突起は、切り込
みの浅い切削において、切りくずブレーカとして作用す
る。
【図１】請求項１記載スローアウェイチップの一実施例
を示す（ａ）は平面図、（ｂ）はその下側面図である。
を示す（ａ）は平面図、（ｂ）はその下側面図である。
【図２】図１のＡ−Ａ線に沿う断面図である。
【図３】図１のＢ−Ｂ線に沿う断面図である。
【図４】前記チップの組込まれたバイトの（ａ）は正面
図、（ｂ）はその左側面図である。
図、（ｂ）はその左側面図である。
【図５】請求項２記載スローアウェイチップの一実施例
を示す（ａ）は平面図、（ｂ）はその下側面図である。
を示す（ａ）は平面図、（ｂ）はその下側面図である。
【図６】図５のＡ−Ａ線に沿う断面図である。
【図７】図５のＢ−Ｂ線に沿う断面図である。
１ スローアウェイチップ ２ ブレーカ溝 ４ コーナ ５ 凹部 ６ 切れ刃 ７ 逃げ面 ８ バイト １０ 突起
Claims (2)
- 【請求項１】 逃げ面７の逃げ角が０°なる多角形平板
からなり、その少なくとも片面にブレーカ溝２の備わる
ネガタイプのスローアウェイチップ１において、 前記ブレーカ溝２は、コーナ４とチップ中心とを結ぶ線
に対称に配置された凹部５を有するとともに、前記凹部
５と逃げ面７との交接により形成される部分の切れ刃６
は略円弧状の曲線になっており、コーナ４部より遠ざか
る方向に切れ刃６曲線の接線がなす傾斜角αが８°〜３
０°の範囲にあり、切れ刃６に直交する凹部５の断面に
関しては略Ｖ字状の溝であって、切れ刃より遠ざかる方
向にＶ字状溝底面の傾斜角βが５°〜２０°の範囲にあ
るように形成されていることを特徴とするスローアウェ
イチップ。 - 【請求項２】 前記スローアウェイチップ１のコーナ４
近傍にあって、コーナ４とチップ中心とを結ぶ線上に、
小山状の突起９が備わるように形成された請求項１記載
のスローアウェイチップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12570694A JPH07308807A (ja) | 1994-05-16 | 1994-05-16 | スローアウェイチップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12570694A JPH07308807A (ja) | 1994-05-16 | 1994-05-16 | スローアウェイチップ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07308807A true JPH07308807A (ja) | 1995-11-28 |
Family
ID=14916719
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12570694A Pending JPH07308807A (ja) | 1994-05-16 | 1994-05-16 | スローアウェイチップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07308807A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002066812A (ja) * | 2000-08-30 | 2002-03-05 | Toshiba Tungaloy Co Ltd | スローアウェイチップ |
| EP1297922A1 (en) * | 2001-10-01 | 2003-04-02 | Sandvik Aktiebolag | Cutting insert for chip removing machining |
| JP2007283466A (ja) * | 2006-04-20 | 2007-11-01 | Mitsubishi Materials Corp | 切削インサート及び切削工具 |
| JP2007283467A (ja) * | 2006-04-20 | 2007-11-01 | Mitsubishi Materials Corp | 切削インサート及び切削工具 |
| JP2009066726A (ja) * | 2007-09-14 | 2009-04-02 | Kyocera Corp | 切削インサート及びそれを用いた切削工具並びに切削方法 |
| JP2022522352A (ja) * | 2019-02-28 | 2022-04-18 | エービー サンドビック コロマント | 金属切削のための旋削インサート |
-
1994
- 1994-05-16 JP JP12570694A patent/JPH07308807A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002066812A (ja) * | 2000-08-30 | 2002-03-05 | Toshiba Tungaloy Co Ltd | スローアウェイチップ |
| EP1297922A1 (en) * | 2001-10-01 | 2003-04-02 | Sandvik Aktiebolag | Cutting insert for chip removing machining |
| US6715967B2 (en) | 2001-10-01 | 2004-04-06 | Sandvik Aktiebolag | Cutting insert for chip removing machining |
| JP2007283466A (ja) * | 2006-04-20 | 2007-11-01 | Mitsubishi Materials Corp | 切削インサート及び切削工具 |
| JP2007283467A (ja) * | 2006-04-20 | 2007-11-01 | Mitsubishi Materials Corp | 切削インサート及び切削工具 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020819 |