JP2003169783A - 体脂肪測定装置 - Google Patents

体脂肪測定装置

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JP2003169783A
JP2003169783A JP2001371299A JP2001371299A JP2003169783A JP 2003169783 A JP2003169783 A JP 2003169783A JP 2001371299 A JP2001371299 A JP 2001371299A JP 2001371299 A JP2001371299 A JP 2001371299A JP 2003169783 A JP2003169783 A JP 2003169783A
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fat
electrode
subcutaneous fat
measuring
body fat
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Kazutoshi Nagai
和俊 永井
Koji Yoshimoto
弘次 吉本
Masaatsu Inoue
雅篤 井上
Toshiyuki Tanaka
稔之 田中
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は体脂肪測定装置に関するものであ
り、体脂肪率と共に、皮下脂肪あるいは内臓脂肪を測定
することが可能な体脂肪測定装置を提供する。。 【解決手段】 電極間のインピーダンス測定手段8によ
って体脂肪率を求める体脂肪率計算手段9と、皮下脂肪
測定手段11によって皮下脂肪を求める皮下脂肪計算手
段13とを備えることにより、体脂肪率と同時に、皮下
脂肪を測定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は身体内部のインピー
ダンスに基づき体脂肪率を測定する体脂肪測定装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の体脂肪測定装置は、たと
えば、特開2000−23934公報に示すようなもの
が一般的であった。図6に従来の体脂肪測定装置の外観
図、図7はそのブロック図、図8は測定時の説明図を示
す。従来の体脂肪測定装置は人体載置部2を装置本体外
殻としており、ここに足部電極1が取り付けられてい
る。人体載置部2には、被測定者情報を入力するための
入力手段としてのキーボード5、報知手段として液晶表
示器6が備えられている。人体載置部2と把持部4はケ
ーブル7で接続されている。把持部4には手部電極3が
備えられている。
【0003】測定時、被測定者10は図8のように把持
部4を握って人体載置部2の上に素足で乗る。このとき
手部電極3は被測定者10の手のひらに、足部電極1は
被測定者10の足の裏に接触する。図7に示すように足
部電極1ならびに手部電極3はインピーダンス測定手段
8に接続されている。インピーダンス測定手段は4端子
法により、足部電極1の1つの電極と手部電極3の1つ
の電極間に定電流を流し、足部電極1の他方の電極と手
部電極3の他方の電極間で電圧を測定することによっ
て、インピーダンスを測定できるよう構成されている。
【0004】本従来例では、50kHz、800μAの
人体が感じることのない微弱な電流を使用している。測
定したインピーダンスは体脂肪率計算手段9に入力され
る。体脂肪率計算手段9には先に説明したキーボード5
と液晶表示器6が接続されている。測定に先立ち、被測
定者10はキーボード5により、被測定者情報として身
長、体重、性別を入力する。キーボード5は体脂肪率計
算手段9に接続されているので、体脂肪率計算手段9は
これらの被測定者情報をあらかじめ入力される。
【0005】次に、被測定者10は図8に示すように、
腕を水平にのばした状態で把持部4を握り、人体載置部
2に乗る。このとき、手部電極3は被測定者10の手の
ひらに、足部電極1は被測定者10の足の裏に接触す
る。手部電極3及び足部電極1はインピーダンス測定手
段8に接続されており、被測定者10の手足間のインピ
ーダンスを測定する。インピーダンス測定手段8からの
インピーダンスが体脂肪率計算手段9に入力されると、
体脂肪率計算手段9はインピーダンスと被測定者情報か
ら体脂肪率を計算し、結果を液晶表示器6に出力する。
体脂肪率及び体脂肪量を求める式は各種のものが知られ
ているが、本従来例では、体密度より求めるBroze
cの式(Brozecらの報告書 J.Brozec、F.Grande、J.T.And
erson andA.Key;“An NY Acad.sci 110(1963)
113−40)を用いている。たとえば男性の場合、下
記のとおりとなる。
【0006】体密度=1.1554−.0841×体重
×インピーダンス/身長2 体脂肪率(%)=(4.95/体密度−4.5)×10
0 体脂肪量=体重×体脂肪率 なお、この式は男性の場合の式であるが、女性の場合も
各部の係数を変えることにより適用できるので、被測定
者情報に含まれる性別を元に式を切り換える。このよう
に従来の体脂肪測定装置は装置本体に片手で把持できる
把持部及び人体載置部にそれぞれ電極を有し、被測定者
は片手で把持部を把持し、人体載置部に乗って決められ
た姿勢を取って測定すれば、手部電極及び足部電極に備
えられた電極が手のひら及び足の裏に接触することによ
って手足間のインピーダンスを測定し、計算により体脂
肪率を測定することができるようになっていた。これら
の装置は、いずれも被測定者は把持部を把持し、人体載
置部に乗るだけで体脂肪率を知ることができ、体の状態
を示す一つのパラメータを得ることができるため、体の
状態を健康に保つために非常に有効である。とりわけ減
量などを行うときに体重以外の指標として減らすべき体
脂肪率を直接測定できるため管理指標が明確となり非常
に利便性が高く、減量を効率的に進めることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
体脂肪測定装置では皮下脂肪や内臓脂肪といった区分が
できず体脂肪率や体脂肪量というトータルの体脂肪とい
う指標しか測定できなかった。
【0008】このため、使用者が体脂肪を皮下脂肪や内
臓脂肪としてより詳細に区分して知りたくても不可能で
あった。本発明は前記従来の課題を解決するためになさ
れたもので、従来の単なる体脂肪だけでなくそれを皮下
脂肪や内臓脂肪としてより詳細に区分する事ができる体
脂肪測定装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記従来の課題を解決す
るために本発明の体脂肪測定装置は、電極間のインピー
ダンスを測定することによって体脂肪率を求める手段
と、被測定者の皮下脂肪を測定する皮下脂肪測定手段と
を備えたものである。これによって、体脂肪以外の指標
として皮下脂肪を容易に測定することができるようにし
たので、従来の単なる体脂肪だけでなくそれを構成する
皮下脂肪を測定することができる体脂肪測定装置を提供
することができる。あわせて、体脂肪と皮下脂肪から内
臓脂肪を算出することができ、皮下脂肪や内臓脂肪とし
てより詳細に区分する事ができる体脂肪測定装置を提供
することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】請求項1の発明は被測定者の体の
一部に接触する第一の電極と、第一の電極とは別部位に
接触する第二の電極と、第一の電極と第二の電極間のイ
ンピーダンスを測定するインピーダンス測定手段と、被
測定者の身体的特徴をあらわす被測定者情報を入力する
入力手段と、インピーダンスと被測定者情報から体脂肪
率を計算する体脂肪率計算手段と、被測定者の皮下脂肪
を測定する皮下脂肪測定手段と、前記皮下脂肪測定手段
の信号と前記被測定者情報から皮下脂肪を計算する皮下
脂肪計算手段と、前記体脂肪率と皮下脂肪を報知する報
知手段を備えたことにより、第一、第二の電極間のイン
ピーダンスより体脂肪率を求めるとともに皮下脂肪測定
手段と皮下脂肪計算手段により被測定者の皮下脂肪を測
定するようにしたので、単なる体脂肪のみならず皮下脂
肪の測定もでき、さらに報知手段により単なる体脂肪だ
けでなく皮下脂肪も報知することができ、使用者がより
詳細に体脂肪に関する情報を把握することができる。
【0011】請求項2に記載の発明は、特に、被測定者
の体の一部に接触する第一の電極と、前記第一の電極と
は別部位に接触する第二の電極と、前記第一の電極と第
二の電極間のインピーダンスを測定するインピーダンス
測定手段と、被測定者の身体的特徴をあらわす被測定者
情報を入力する入力手段と、前記インピーダンスと前記
被測定者情報から体脂肪率を計算する体脂肪率計算手段
と、被測定者の皮下脂肪を測定する皮下脂肪測定手段
と、前記皮下脂肪測定手段の信号と前記被測定者情報か
ら皮下脂肪を計算する皮下脂肪計算手段と、計算した体
脂肪率と測定した皮下脂肪から計算する内臓脂肪計算手
段と、前記少なくとも内臓脂肪を報知する報知手段とを
備えたことにより、第一、第二の電極間のインピーダン
スより体脂肪率を求めるとともに皮下脂肪測定手段によ
り被測定者の皮下脂肪の測定と、内臓脂肪計算手段によ
って体脂肪率と測定した皮下脂肪から内臓脂肪を計算
し、さらに報知手段により少なくとも内臓脂肪を報知す
ることができ、使用者がより詳細に体脂肪に関する情報
を把握することができる。
【0012】請求項3に記載の発明は、特に、請求項2
に記載の皮下脂肪測定手段により被測定者の複数の部位
の皮下脂肪測定結果と体脂肪率から内臓脂肪を計算し、
さらに報知手段により少なくとも内臓脂肪を報知するこ
とができ、使用者がより精度良く体脂肪に関する情報を
把握することができる。
【0013】請求項4に記載の発明は、特に、請求項1
〜3のいずれか1項に記載の体脂肪測定装置に把持部を
設け、皮下脂肪測定手段を把持部に設けたことにより皮
下脂肪を測定する際に測定部位に皮下脂肪測定手段を接
触または近づける事が容易にでき、結果として正確に測
定部位にあてることが可能となるため、測定の正確さを
高めることができる。
【0014】請求項5に記載の発明は、特に、請求項4
に記載の把持部に第一の電極及び第二の電極のうち少な
くとも一つの電極を備えることにより皮下脂肪を測定す
るために被測定者が把持する把持部と体脂肪を測定する
ために使用する把持部が兼用できるため、構成が簡単に
なりコストを安くおさえられる。
【0015】請求項6に記載の発明は、特に、請求項4
または5に記載の把持部を体脂肪測定装置本体から分離
可能な構成とし、前記把持部と体脂肪測定装置本体とを
有線あるいは無線で信号伝送するための信号伝送手段を
有した構成にしたことによって、被測定者の様々な部位
の皮下脂肪を測定することができ、一部分の測定に限定
されず、測定の自由度が増す。
【0016】
【実施例】以下本発明の実施例について図面を用いて説
明する。なお、従来例と同じ構成要素には同一符号を付
して詳細な説明は省略する。
【0017】(実施例1)図1は本発明の実施例1の体
脂肪測定装置の外観図を示す。従来例と同じく人体載置
部2を装置本体外殻としており、ここに第一の電極とし
ての足部電極1が取り付けられている。人体載置部2に
は、被測定者情報を入力するための入力手段としてのキ
ーボード5、報知手段として液晶表示器6が備えられて
いる。人体載置部2と把持部4はケーブル7で接続され
ており、把持部4には第二の電極としての手部電極3が
備えられている。本実施例の体脂肪測定装置が従来のも
のと異なる点は把持部4にある。把持部4を拡大した図
を図2に示す。把持部4は図2に示すように円筒の棒状
であり、その側面にはさきほど説明した手部電極3が備
えられているが、従来と異なる点としてはその先端部に
は皮下脂肪測定手段11として光源11aと光センサ1
1bが備えられ、さらに側面には測定した皮下脂肪を表
示する報知手段としての液晶表示器12が備えられてい
る。本実施例では皮下脂肪の厚みとして15mmを示して
いる。
【0018】図3にブロック図を示す。第一の電極とし
ての足部電極1及び第二の電極としての手部電極3は、
4電極法でインピーダンスを測定するインピーダンス測
定手段8に接続されており、その測定結果は体脂肪率計
算手段9に入力されてそれにより体脂肪率を演算し、報
知手段としての液晶表示器6にて表示する構成となって
いる点は従来と同じである。従来と異なる点は、把持部
4に備えられた皮下脂肪測定手段11としての光源11
aと光センサ11bが皮下脂肪計算手段13に接続さ
れ、皮下脂肪計算手段13にはキーボード5からの信号
が入力されるとともに液晶表示手段6や手元液晶表示器
12等の報知手段と皮下脂肪計算手段13の出力と体脂
肪率計算手段9の出力から内臓脂肪を計算する内臓脂肪
計算手段に接続されていることである。また内臓脂肪計
算手段14は報知手段である液晶表示器6と手元液晶表
示器12に接続されている。
【0019】即ち、測定した体脂肪率と皮下脂肪とから
内臓脂肪計算手段14によって内臓脂肪を算出する。そ
して内臓脂肪の計算結果は液晶表示器6または把持部4
の液晶表示器12に表示される。
【0020】以上のように構成された体脂肪測定装置に
おいて以下その動作、作用について説明する。体脂肪率
の測定時は被測定者10は把持部4を握って人体載置部
2の上に素足で乗り測定姿勢をとることにより手部電極
3と足部電極1間のインピーダンスを測定し、それを体
脂肪率計算手段9にて体脂肪率に換算して表示する。こ
の詳細については、従来の体脂肪測定装置と同様なの
で、詳細な説明は省略する。
【0021】次に皮下脂肪を測定する場合の動作につい
て説明する。
【0022】被測定者10が皮下脂肪を測定するときの
説明図を図4に示す。被測定者10は把持部4を把持
し、その先端部に位置した光源11aと光センサ11b
を肌にあてがう。図4(a)は比較的皮下脂肪が少ない
場合を示した例で、皮膚に光源11aと光センサ11b
をあてがった状態の断面図である。11cは光源11a
から光センサ11cへ光が直接達するのを防止するため
の隔壁である。15は被測定者の測定部の皮膚、16は
皮下脂肪、17は筋肉である。把持部4の先端に固定さ
れている光源11aから出た光L1は皮下脂肪16で散
乱し筋肉層17で吸収される。従って、光源11aから
一定の光量L1を放出したとき皮下脂肪16が薄ければ
皮膚の表面方向への拡散は少なく、L2の様に皮膚の表
面の方へ戻る光は少なくまた広がりも少ない、従って光
センサ11bへ届く光量は少なくなる。また図4(b)
のように皮下脂肪16が厚い場合、光源11aから出た
光の散乱は多くなり、L3の様に皮膚の表面の方へ戻る
光も多くまた広がりも大きい。
【0023】従って光源11aから一定の距離にある光
センサ11bへ届く光量は皮下脂肪が薄い場合より多く
なる。すなわち、光センサ11bで検出した光量により
皮下脂肪の厚み(量)が測定できる。
【0024】図5は光源11aと光センサ11bの距離
を変化させたときに光センサ11bで検出した光量の関
係を示した物、即ち光源を中心とした距離と光量の関係
をしめしたものであり、皮下脂肪が厚い場合と薄い場合
を示している。光センサ11bとしてCCDを用いて測
定した場合、例えば最大光量に対して光量が1/100
になる距離は上腕2頭筋で測定した場合、皮下脂肪の厚
みが3mmのとき10mm、皮下脂肪の厚みが8mmのとき1
2.5mm、皮下脂肪の厚みが13mmのとき15mmと皮下
脂肪の厚みに相関して距離が広がることがわかる。従っ
てここに示したように光源11aと光センサ11bとの
距離がdの時、皮下脂肪が厚い場合の検出光量P1と皮
下脂肪が薄い場合の検出光量P2はP1>P2となる。
この検出光量を基に求められた皮下脂肪の厚み(t)か
らその重量を次式で計算する。
【0025】皮下脂肪量=皮下脂肪厚(t)×脂肪の比
重×f(身長,体重) さらに測定した体脂肪量(体重×体脂肪率)から全皮下
脂肪を引き内臓脂肪を算出することもできる。さらに皮
下脂肪測定手段11であらかじめ決められた複数の部位
を測定すれば各部位毎のばらつきが軽減され、さらに精
度良く皮下脂肪量を計算できる。 従ってその皮下脂肪
量をもとに内臓脂肪計算手段14で内臓脂肪を計算すれ
ばさらに精度の良く内臓脂肪を計算できる。
【0026】つまり従来の単なる体脂肪率のみでなく、
皮下脂肪や内臓脂肪といった複数のパラメータを管理す
る事ができ、的確な健康管理が実現できる。
【0027】なお、本実施例の体脂肪測定装置において
は、把持部4を円筒としているが、握りやすい略棒状で
あれば、たとえば自転車のグリップのように指の形状に
合わせて凹凸を設けたり、くの字型に角度をつけて折り
曲げてもよい。また、本実施例では皮下脂肪測定手段と
しての光源11aと光センサ11bは、円筒の底面に直
接取り付けられているが、把持部を握ったときに自然に
皮膚に接触できるように角度をつけたり、角度がつくよ
うに可動したりしてもよい。また、本実施例では把持部
報知手段は液晶表示器としたが、発光ダイオードなどの
表示手段でもよいし、音声で知らせるものでもよく、ま
た、液晶表示器にバックライトをつけて見やすくしたり
することも可能である。
【0028】また、本実施例では把持部報知手段には皮
下脂肪のみを表示しているが、少なくとも皮下脂肪を表
示すれば、体脂肪率や内臓脂肪を同時あるいはスイッチ
できりかえて表示してもよいし、キーボードから入力し
た被測定者情報を表示してもよい。
【0029】また、本実施例では皮下脂肪測定手段には
光源と光センサを使用したが超音波出力部とその検出部
の組み合わせでもよい。また、本実施例においては体脂
肪測定装置本体は人体載置部としているが、第一の電極
をもう片方の手で把持する把持部に備えるなどした場合
は人体載置部である必要はない。また、本実施例におい
て、皮下脂肪は重量で表示しているが、皮下脂肪を全体
の体重で割った皮下脂肪率や厚みとしての距離の単位
(例えばmm)等の指数に変換してもよい。
【0030】また光源としては特に限定されないが、例
えば、波長650nmの半導体レーザー、波長632.
8nmのHe−Neレーザ、及びLED光源などが挙げ
られる。光源から出る光の波長は、特に限定されない
が、660nm以下の波長の光を用いれば、皮下脂肪と
筋肉の吸収特性の差が大きくなるので、高精度に脂肪厚
を計測できるため好ましい。
【0031】また、本実施例においては、被測定者が把
持する把持部4を設け、皮下脂肪測定手段11を把持部
4に備えており、図に示すように把持する部分に皮下脂
肪測定手段がついていることになり、被測定者10は被
測定部位に皮下脂肪測定手段をあてることが容易にでき
るため、結果として測定の正確さを高めることができ
る。
【0032】また、把持部4を装置本体である人体載置
部2と電線で接続し、装置本体から分離可能な構成とし
たことによって、被測定者の様々な部位に皮下脂肪測定
手段を接触させるとができ、測定の自由度が増してい
る。
【0033】また、把持部に皮下脂肪を報知する報知手
段をそなえたことによって、様々な部位の皮下脂肪を測
定したときに、測定部位近傍で測定結果を確認すること
ができるので便利である。
【0034】また、把持部を略棒形状とし、その略先端
部に皮下脂肪測定手段を設けたことによって、皮膚に皮
下脂肪測定手段を容易にあてることができるようになっ
ており、正確な測定ができるようになっている。
【0035】また、把持部には第二の電極を備えたこと
によって、皮下脂肪を測定するために被測定者が把持す
る把持部と体脂肪率を測定するために使用する把持部が
兼用できるようになっているので、コストを安くおさえ
られた。
【0036】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、電極間
のインピーダンスを測定することによって体脂肪率を求
める手段と、被測定者の皮下脂肪を測定する皮下脂肪測
定手段とを備えたことによって、体脂肪率だけでなくそ
の構成要素である皮下脂肪を区分して報知する事ができ
るようにしたので、従来の単なる体脂肪だけでなくそれ
を皮下脂肪としてより詳細に区分した体脂肪測定装置を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の体脂肪測定装置の外観図
【図2】同体脂肪測定装置のブロック図
【図3】同体脂肪測定装置の測定時の説明図
【図4】(a)本発明の実施例の体脂肪測定装置で皮下
脂肪測定時の断面図(皮下脂肪の少ない場合) (b)本発明の実施例の体脂肪測定装置で皮下脂肪測定
時の断面図(皮下脂肪の多い場合)
【図5】本発明の実施例の体脂肪測定装置の皮下脂肪測
定手段である光源と光センサの距離を変化させたときに
光センサで検出した光量の関係を示す図
【図6】従来の体脂肪測定装置の外観図
【図7】従来の体脂肪測定装置のブロック図
【図8】従来の体脂肪測定装置の測定時の説明図
【符号の説明】
1 足部電極(第一の電極) 2 人体載置部(体脂肪測定装置本体) 3 手部電極(第二の電極) 4 把持部 5 キーボード(入力手段) 6 液晶表示器(報知手段) 7 ケーブル(信号伝送手段) 8 インピーダンス測定手段 9 マイクロコンピュータ(体脂肪率計算手段) 10 被測定者 11 皮下脂肪測定手段 12 手元液晶表示器(把持部報知手段) 13 皮下脂肪計算手段 14 内臓脂肪計算手段
フロントページの続き (72)発明者 井上 雅篤 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 田中 稔之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 4C027 AA06 CC00 HH18 KK03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定者の体の一部に接触する第一の電
    極と、前記第一の電極とは別部位に接触する第二の電極
    と、前記第一の電極と第二の電極間のインピーダンスを
    測定するインピーダンス測定手段と、被測定者の身体的
    特徴をあらわす被測定者情報を入力する入力手段と、前
    記インピーダンスと前記被測定者情報から体脂肪率を計
    算する体脂肪率計算手段と、被測定者の皮下脂肪を測定
    する皮下脂肪測定手段と、前記皮下脂肪測定手段の信号
    と前記被測定者情報から皮下脂肪を計算する皮下脂肪計
    算手段と、前記体脂肪率と皮下脂肪を報知する報知手段
    とを有する体脂肪測定装置。
  2. 【請求項2】 被測定者の体の一部に接触する第一の電
    極と、前記第一の電極とは別部位に接触する第二の電極
    と、前記第一の電極と第二の電極間のインピーダンスを
    測定するインピーダンス測定手段と、被測定者の身体的
    特徴をあらわす被測定者情報を入力する入力手段と、前
    記インピーダンスと前記被測定者情報から体脂肪率を計
    算する体脂肪率計算手段と、被測定者の皮下脂肪を測定
    する皮下脂肪測定手段と、前記皮下脂肪測定手段の信号
    と前記被測定者情報から皮下脂肪を計算する皮下脂肪計
    算手段と、計算した体脂肪率と計算した皮下脂肪から算
    出する内臓脂肪計算手段と、前記少なくとも内臓脂肪を
    報知する報知手段とを有する体脂肪測定装置。
  3. 【請求項3】 内臓脂肪計算手段は体脂肪率と被測定者
    の複数の部位を測定した皮下脂肪測定結果から計算する
    請求項2の体脂肪測定装置。
  4. 【請求項4】 被測定者が把持する把持部を設け、前記
    皮下脂肪測定手段を前記把持部に設けた請求項1〜3の
    いずれか1項に記載の体脂肪測定装置。
  5. 【請求項5】 把持部には前記第1の電極及び第2の電
    極のうち少なくとも一つの電極を有する請求項4に記載
    の体脂肪測定装置。
  6. 【請求項6】 把持部は体脂肪測定装置本体から分離可
    能な構成とし、前記把持部と体脂肪測定装置本体とを有
    線あるいは無線で信号伝送するための信号伝送手段を有
    した請求項4または5に記載の体脂肪測定装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006204450A (ja) * 2005-01-26 2006-08-10 Matsushita Electric Works Ltd 体脂肪測定装置
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JP2008296009A (ja) * 2007-05-02 2008-12-11 Ya Man Ltd 痩身トリートメント装置

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