JP2003168383A - 走査電子顕微鏡装置 - Google Patents
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Abstract
となく、傾斜した一次電子ビームの軸外収差が補正でき
ることが可能であり、比較的簡易な構造で、傾斜観察が
可能な走査電子顕微鏡装置を提供する。 【解決手段】静電磁界複合対物レンズ13を持つ走査電
子顕微鏡装置に於いて、一次電子線3を傾斜して試料4
に入射させる為の、少なくとも2つ以上の偏向手段5、
14を持ち、該偏向手段の1つを対物レンズ近傍に配置
させて、偏向場を発生させると同時に軸外収差を補正す
る為の補正場として作用させることにより、前記偏向手
段で偏向された一次電子線の軸外収差を補正する様にし
た。
Description
を走査させ、試料から発生した反射電子及び二次電子を
検出し、その検出信号に基づいて、試料の走査像を陰極
線管等の画像表示装置に表示させて、表面形状等を高分
解能で測定する走査電子顕微鏡装置に関するものであ
る。
て、ウェーハ上に作成された回路パターンやコンタクト
ホールの形状観察を行う為に、走査型電子顕微鏡(SE
M)が用いられている。近年、半導体デバイスの集積度
が大きくなるのに伴って、転写される回路パターンやコ
ンタクトホールの大きさも微細化していき、それらの形
状の観察を行う走査電子顕微鏡装置の高分解能化が要求
される様になってきた。又回路パターンの微細化と共
に、ウェーハ上にはアスペクト比の大きなコンタクトホ
ールや、深い段差等が形成されることが多くなり、その
形状を二次元ではなく三次元で測定したいという要求が
多くなってきている。
ームを試料に対して傾斜させて入射させ、複数の傾斜し
た観察像を合成して測定することが行われている。その
為には、試料ステージを傾斜させるか、試料を傾斜させ
ずに一次電子ビームを試料に対して傾斜させて入射させ
る方法のいずれかが考えられるが、従来の走査電子顕微
鏡装置では一次電子ビームを傾斜させた場合、一次電子
ビームが対物レンズの軸外を通過する為軸外収差が発生
し、その結果として分解能が低下する為、試料ステージ
を傾斜させることによって傾斜観察を実施していた。
−67130号で示す電子線光学装置により、試料ステ
ージを傾斜させずに傾斜観察を行う電子線光学装置を発
明した。
で示す電子線光学装置について説明する。尚、図4は電
子線光学装置の電子光学系1の骨子であり、等価な光学
系で示している。
一次電子ビームの偏向軌道、4は試料を示している。
向器5、対物レンズ7、該対物レンズ7のレンズ磁場に
重合せる様に補正偏向コイル8が配設され、磁界型レン
ズである前記対物レンズ7の軸外収差を補正する為に、
補正偏向コイル8が設けられる。又、前記試料4には減
速電圧を印加し、この減速場により減速静電レンズ12
を形成すると共に、該減速静電レンズ12の軸外収差を
補正する為に補正偏向電極9が設けられる。前記補正偏
向コイル8により補正された磁界型の対物レンズ7と、
前記補正偏向電極9により補正された減速静電レンズ1
2を重合わせることにより、静電磁界複合対物レンズ
(重畳レンズ)13が形成される。
電子ビームは前記偏向器5で偏向された後、その偏向収
差が取除かれる様に前記静電磁界複合対物レンズ13が
電気的に移動、傾斜される。
致する様に、前記補正偏向コイル8及び前記補正偏向電
極9により補正偏向電磁場が与えられ、前記対物レンズ
7が偏角と同角度で傾斜されると共に移動される。即
ち、前記補正偏向コイル8、補正偏向電極9は、偏向さ
れた一次電子ビームの偏向収差を取除く為前記静電磁界
複合対物レンズ13を電気的に移動、傾斜させる為の
「補正場」を実現させる手段として前記電子光学系1内
に配置され、傾斜観察を実現しようとするものである。
6を設けて、試料4に対する一次電子ビームの傾斜方向
を変えられる様にしたものである。
正する為の補正場は、特開平11−67130号で示し
た様に、前記静電磁界複合対物レンズ13の軸上磁場分
布をB、静電磁界複合対物レンズ13の軸上静電ポテン
シャルをΦ、一次電子ビーム軌道の光軸2からの距離を
rとすると (1/2)rB′+r′B+(1/2)rΦ″+r′Φ′…(1) で与えられる。
させて、軸外収差を補正する為には、(1)式で示され
る様な軸上磁場分布を与える補正場を対物レンズの収束
場に重ね合さなければならないが、実際にこの様な複雑
な軸上磁場分布を実現させる偏向器等を製作するのは困
難であるという問題がある。
を構成する偏向器を必要とすることなく、傾斜した一次
電子ビームの軸外収差が補正できることが可能であり、
比較的簡易な構造で、傾斜観察が可能な走査電子顕微鏡
装置を提供するものである。
対物レンズを持つ走査電子顕微鏡装置に於いて、一次電
子線を傾斜して試料に入射させる為の、少なくとも2つ
以上の偏向手段を持ち、該偏向手段の1つを対物レンズ
近傍に配置させて、偏向場を発生させると同時に軸外収
差を補正する為の補正場として作用させることにより、
前記偏向手段で偏向された一次電子線の軸外収差を補正
する様にした走査電子顕微鏡装置に係り、又一次電子線
を傾斜させる偏向手段として、静電偏向器、又は磁界偏
向コイルのいずれかで構成させる走査電子顕微鏡装置に
係り、又試料が設置される試料ステージと、該試料ステ
ージを移動させるステージ移動機構を具備し、前記偏向
手段で一次電子線を傾斜させると同時に、その偏向量に
応じて前記試料ステージを移動させ、一次電子線の傾斜
角度が異なる場合でも、常に試料上の同じ場所が観察で
きる様にした走査電子顕微鏡装置に係り、又前記偏向手
段により、試料に異なる傾斜角度で入射させた一次電子
線による2枚以上の試料像を取得して、該複数の試料像
を演算処理することによって、三次元試料像を得ること
が可能である走査電子顕微鏡装置に係り、更に又前記合
成して得られた1枚の三次元試料像から、試料上の2点
間の距離、深さ等の形状を測定する走査電子顕微鏡装置
に係るものである。
実施の形態を説明する。
て、軸外収差を補正する為には、この様な軸上磁場分布
を与える補正場は、 (1/2)rB′+r′B+(1/2)rΦ″+r′Φ′…(1) であり、この補正場の軸上電磁場分布を表す式を、 (1/2)rB′+(1/2)rΦ″…(2) と r′B+r′Φ′…(3) の2つの項に分けて考えると、前者は静電磁界複合対物
レンズを移動させる様な補正項であり、後者は静電磁界
複合対物レンズを傾斜させる為の補正場を表わすことが
分る。
場の微分が含まれており、この様な複雑な軸上磁場分布
を実現させる偏向器等を製作するのは困難である。然し
後者の静電磁界複合対物レンズを傾斜させる様な補正項
は、静電磁界複合対物レンズの軸上電磁場の定数(=軌
道の傾斜の大きさ)倍で表される為、傾斜させた一次電
子ビームの軌道が光軸から余り離れずに、且つ、一次電
子ビームを大きく傾斜させることができれば、(2)式
で表わされる様な静電磁界複合対物レンズを移動させる
様な軸外収差の補正をする必要がなく、(3)式で表わ
される様な静電磁界複合対物レンズを傾斜させる軸外補
正だけを行えばよいことになる。
の偏向器を配置し、その内の1つを静電磁界複合対物レ
ンズの近傍に配置することによって、第1の偏向器で一
次電子ビームの軌道が光軸から大きく離れることなく偏
向させた後、静電磁界複合対物レンズの近傍に配置させ
た偏向器により、一次電子ビームを逆方向に大きく傾斜
させる様な構成をとっている。
次電子ビームの偏向軌道は静電磁界複合対物レンズの収
束場に入射する迄、光軸から大きく離れない為、静電磁
界複合対物レンズを移動させる様な軸外収差の補正につ
いては考えなくてもよく、静電磁界複合対物レンズの収
束場に一次電子ビームが入った段階で、静電磁界複合対
物レンズの近傍に配置された偏向器により、その軌道が
大きく傾斜されることになる。この時、静電磁界複合対
物レンズ近傍に配置した偏向器の強度を調整することに
より、近似的に(3)式で表わされる補正場を実現で
き、補正の為の偏向器等を用いることなく一次電子ビー
ムを傾斜させると同時に、その軸外収差を補正できる様
な電子光学系を構成することが可能である。
について説明する。
には同符号を付してある。
の第1静電偏向器5、静電磁界複合対物レンズ13、該
静電磁界複合対物レンズ13の近傍に偏向器兼補正偏向
器である第2静電偏向器14が配置される。
次電子ビーム3は、前記第1静電偏向器5によって前記
光軸2に対して偏向され、前記第2静電偏向器14によ
って前記第1静電偏向器5によって偏向された方向と反
対の方向に偏向される。軸外収差は、前記一次電子ビー
ム3の偏向軌道が前記光軸2からずれる距離が大きくな
る程、軸外収差が大きくなるが、前記第1静電偏向器5
の強度を十分小さくしておけば、一次電子ビーム3の傾
斜角度を小さくすることができ、その結果、静電磁界複
合対物レンズ13の収束場の有効範囲でも、発生する軸
外収差の大きさを小さくすることができる。
の有効範囲に入った前記一次電子ビーム3は、前記第2
静電偏向器14で軌道を大きく傾斜されるが、先に述べ
た様に前記静電磁界複合対物レンズ13の近傍に配置さ
れた前記第2静電偏向器14は前記一次電子ビーム3の
軌道を傾斜させると同時に、前記静電磁界複合対物レン
ズ13を傾斜させる様な軸外収差の補正にも有効である
為、結局前記一次電子ビーム3の偏向軌道の傾斜に合わ
せて、前記静電磁界複合対物レンズ13を傾斜させる様
な効果を得ることができる。
く傾斜させた場合でも、前記一次電子ビーム3の偏向軌
道は前記光軸2から離れていく様な軌道になるが、前記
静電磁界複合対物レンズ13と試料4面迄の距離が短い
為、前記一次電子ビーム3の傾斜角度が大きくても、前
記光軸2からの前記一次電子ビーム3の軌道のずれは大
きくならず、その結果、前記静電磁界複合対物レンズ1
3を移動させる様な収差の補正をしなくてもよいことに
なる。
子顕微鏡装置について図2、図3により説明する。尚、
図中、図1中で示したものと同等のものには同符号を付
し、説明を省略している。
移動可能な試料ステージ15が設けられ、前記試料4は
前記試料ステージ15に設置される。又、該試料ステー
ジ15には駆動制御部16が連結され、該駆動制御部1
6は試料ステージ15を2軸方向に駆動する駆動機構部
(図示せず)及び該駆動機構部を制御する制御部(図示
せず)を具備し、前記試料ステージ15は前記駆動制御
部16により移動され、位置が制御される。
4には制御回路17,18が接続され、該制御回路1
7,18により前記第1静電偏向器5、第2静電偏向器
14への印加電力が制御され、前記一次電子ビーム3の
偏向量等が制御される。
されることで、発生する反射電子、二次電子は検出器1
9により検出され、検出結果は演算部21へ入力され、
該演算部21は前記検出器19からの信号を基に試料像
を演算する。又、方向の異なる複数の試料像を画像処理
して三次元画像を演算し、画像データを表示部22に送
出して三次元画像を表示する。
次電子ビーム3を傾斜させて入射させることができるの
で、前記試料4の試料像を得ることができる。
の同じ場所に於ける異なる方向からの試料像が必要とな
る為、予め前記一次電子ビーム3の傾斜角、偏向方向
と、前記試料4上での前記一次電子ビーム3の入射位置
を測定しておく。該一次電子ビーム3を異なる方向で同
じ角度に傾斜させた時に、前記試料4上で必ず同じ場所
が観察できる様に、前記駆動制御部16により前記試料
ステージ15を観察方向、傾斜角に応じて移動させる。
前記試料ステージ15を移動させることで、前記一次電
子ビーム3の傾斜角、方向が変化した場合も、前記試料
4の同一の位置に前記一次電子ビーム3を照射でき、前
記試料4の異なる方向からの試料像が得られる。
て、三次元試料像を得る。該三次元試料像は前記表示部
22に表示、或はハードディスク等の外部記録装置(図
示せず)に記憶される。又、前記演算部21は演算して
得られた三次元試料像に基づき、更に前記試料4上の2
点間の距離、深さ等を演算し測定する。
限定し、且つ静電偏向器であるとしたが、使用する偏向
器は静電偏向器に限定されるものではない。磁界偏向コ
イルでも同様の電子光学系が構成可能であるし、静電磁
界複合対物レンズ13の近傍に少なくとも1つ以上の静
電偏向器又は磁界偏向コイルを配置し、光軸2上に配置
された任意の数の静電偏向器又は磁界偏向コイルの強度
比を調整することによっても同様の電子光学系が構成で
きる。従って、本発明による電子光学系に於いて、使用
される偏向器の数及び種類について制限されるものでは
ない。
せずに傾斜観察を行うには、静電磁界複合対物レンズ1
3の近傍に複雑な補正場を構成する偏向器が必要であっ
たが、本発明によると、その様な複雑な補正場を必要と
しないで、傾斜した一次電子ビームの軸外収差が補正で
きることが可能であり、比較的簡易な構造で、傾斜観察
が可能な走査電子顕微鏡装置を提供できる。
間で傾斜観察を行うことができ、半導体の製造プロセス
に於いても、スループットを低下させることなく三次元
計測等が可能である。又一次電子ビームの傾斜角・方向
に応じて試料ステージを移動させる制御機構を合わせて
持っている為、視野移動なしで異なる方向からの試料像
を得ることが可能であり、これらの試料像を元に三次元
試料像を構成し計測等を行うことができる。
界複合対物レンズを持つ走査電子顕微鏡装置に於いて、
一次電子線を傾斜して試料に入射させる為の、少なくと
も2つ以上の偏向手段を持ち、該偏向手段の1つを対物
レンズ近傍に配置させて、偏向場を発生させると同時に
軸外収差を補正する為の補正場として作用させることに
より、前記偏向手段で偏向された一次電子線の軸外収差
を補正する様にしたので、複雑な補正場を必要としない
で、傾斜した電子ビームの軸外収差が補正でき、比較的
簡易な構造で、傾斜観察が可能となる。
ので、短時間で傾斜観察を行うことができ、半導体の製
造プロセスで使用された場合、スループットを低下させ
ることなく三次元計測等を可能とする。
ステージを移動させるステージ移動機構を具備し、前記
偏向手段で一次電子線を傾斜させると同時に、その偏向
量に応じて前記試料ステージを移動させ、一次電子線の
傾斜角度が異なる場合でも、常に試料上の同じ場所が観
察できる様にしたので、視野の移動なしで異なる方向か
らの試料像を得ることが可能であり、これらの試料像を
元に三次元試料像を構成し計測等を行うことができる等
の優れた効果を発揮する。
の電子光学系を示す骨子図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 静電磁界複合対物レンズを持つ走査電子
顕微鏡装置に於いて、一次電子線を傾斜して試料に入射
させる為の、少なくとも2つ以上の偏向手段を持ち、該
偏向手段の1つを対物レンズ近傍に配置させて、偏向場
を発生させると同時に軸外収差を補正する為の補正場と
して作用させることにより、前記偏向手段で偏向された
一次電子線の軸外収差を補正する様にしたことを特徴と
する走査電子顕微鏡装置。 - 【請求項2】 一次電子線を傾斜させる偏向手段とし
て、静電偏向器、又は磁界偏向コイルのいずれかで構成
させる請求項1の走査電子顕微鏡装置。 - 【請求項3】 試料が設置される試料ステージと、該試
料ステージを移動させるステージ移動機構を具備し、前
記偏向手段で一次電子線を傾斜させると同時に、その偏
向量に応じて前記試料ステージを移動させ、一次電子線
の傾斜角度が異なる場合でも、常に試料上の同じ場所が
観察できる様にした請求項1の走査電子顕微鏡装置。 - 【請求項4】 前記偏向手段により、試料に異なる傾斜
角度で入射させた一次電子線による2枚以上の試料像を
取得して、該複数の試料像を演算処理することによっ
て、三次元試料像を得ることが可能である請求項1の走
査電子顕微鏡装置。 - 【請求項5】 前記合成して得られた1枚の三次元試料
像から、試料上の2点間の距離、深さ等の形状を測定す
る請求項1の走査電子顕微鏡装置。
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