JP2003167678A - ディスクアレイシステム、ディスクアレイシステムにおけるロジカルユニットの引き継ぎ方法及び連携制御コントローラ - Google Patents
ディスクアレイシステム、ディスクアレイシステムにおけるロジカルユニットの引き継ぎ方法及び連携制御コントローラInfo
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Abstract
ぐ。 【解決手段】 本発明は、密結合の冗長化された制御コ
ントローラを有する連携コントローラ間でのLU制御を引
き継ぐ際に、各制御コントローラ内にバッファされてい
る各LUのデータの吐き出しを待たずに連携コントローラ
間でLU制御を高速に引き継ぐディスクアレイシステムで
ある。
Description
ステムに関し、特に、複数のコントローラでディスク装
置を共用するディスクアレイシステムに関する。
ク装置を共有するディスクアレイシステムがある。通常
のディスクアレイシステムでは、LU(Logical Unit)の
データは、制御コントローラ内のバッファメモリを使用
してキャッシングし、ホストからのリード/ライトの入
出力要求を高速に処理している。
ては、リードの場合は、ディスク装置の保持している情
報のコピーをするので、キャッシュ内容は引き継がなく
ても構わない。
スを高速化するため、ホストから受け取ったライトデー
タをバッファメモリに格納すると共に、バッファメモリ
内にタグ情報と呼ばれる本来データが格納されるべき場
所などを示す情報も格納する。これにより、HDDへの
書き込みが完了していなくても、ホストのライト要求に
対して完了を返すことでアクセスを見かけ上高速化して
いる。
ラでディスク装置を共用する場合、ある制御コントロー
ラで障害が発生したときには、他の制御コントローラに
制御を切り替える際などに、ディスク装置に格納された
データのバッファとしてバッファメモリを使用すること
がある。このような場合には、バッファメモリを複数の
制御コントローラ間で共有して互いの制御コントローラ
からバッファメモリのメモリ空間が透過に見えるように
構成する必要があった。
上、コスト的にも高価であった。制御コントローラの数
に関しても、2台までの冗長構成を取るのに較べて、3
台以上の冗長構成を取れるようにするためにはさらに構
成が複雑になるという問題点があった。
ントローラ構成を複数並べて、ディスク装置を共用し、
それぞれの冗長コントローラに対して管理すべきLUを
独立に割り付け、必要に応じて管理すべきLUを変更す
る例も考えられるが、全冗長コントローラに対してバッ
ファメモリを透過に見せることができないため、冗長制
御コントローラ間で管理LUを引き継ぐ場合は以下の問
題点があった。
を引き継ぐ場合には、まず引き継ぎ元制御コントローラ
のバッファメモリ内に残っているディスク装置への未書
き込みデータをディスク装置へ吐き出す必要がある。こ
のディスク装置への吐き出しは、代表的には1ブロック
毎にディスク装置のシーク時間、回転待ち時間等を伴う
ため、ある程度バッファメモリ内にデータが残っている
場合には、非常に時間がかかった。
構成を複数並べる方式では、ディスク装置を共用してい
る場合に、管理LUを引き継ぐのに時間がかかり、その
間該当LUへのアクセスが不可能になると言う問題点が
あった。
であり、密結合の冗長化された制御コントローラを有す
る連携コントローラ間でのLU制御を引き継ぐ際に、各制
御コントローラ内にバッファされている各LUのデータの
吐き出しを待たずに連携コントローラ間でLU制御を高速
に引き継ぐことが可能なディスクアレイシステムを提供
することを目的とする。
達成するために、本発明の第1の発明は、少なくとも1
つのディスク装置を含むロジカルユニットを複数備えた
ディスクアレイと、前記ディスクアレイに対する制御を
行なう複数の連携制御コントローラとを具備し、前記複
数の連携制御コントローラは、互いに前記ディスクアレ
イ側のチャネル網によって接続され、互いにバスで接続
された密結合の冗長制御コントローラを複数有し、かつ
互いに異なる前記ロジカルユニットを制御し、前記ロジ
カルユニットに格納されるデータと、前記データの前記
ロジカルユニットにおける格納場所を示すタグ情報とを
格納するキャッシュメモリと、ホストからの前記ロジカ
ルユニットの引渡し命令に基づいて、前記キャッシュメ
モリに格納された前記タグ情報及び前記データのイメー
ジを前記ディスクアレイに出力するイメージ出力手段
と、前記イメージ出力手段によって前記タグ情報及び前
記データのイメージが全て前記ディスクアレイに出力さ
れたか否かを判断し、前記タグ情報及び前記データのイ
メージが全て前記ディスクアレイに出力された場合に、
引き継ぎ先の連携制御コントローラへ前記ロジカルユニ
ットの引き継ぎ命令を出力する引き継ぎ命令出力手段
と、前記ホストからの前記ロジカルユニットの引継ぎ命
令に基づいて、前記引渡し命令に基づいて前記ディスク
アレイに出力された前記タグ情報及び前記データのイメ
ージを前記キャッシュメモリに復元する復元手段とを具
備することを特徴とするディスクアレイシステム、であ
る。
1つのディスク装置を含むロジカルユニットを複数備え
たディスクアレイと、前記ディスクアレイに対する制御
を行なう複数の連携制御コントローラとを具備し、前記
複数の連携制御コントローラは、互いに前記ディスクア
レイ側のチャネル網によって接続され、互いにバスで接
続された密結合の冗長制御コントローラを複数有し、か
つ互いに異なる前記ロジカルユニットを制御し、前記ロ
ジカルユニットに格納されるデータと、前記データの前
記ロジカルユニットにおける格納場所を示すタグ情報と
を格納するキャッシュメモリと、ホストからの前記ロジ
カルユニットの引渡し命令に基づいて、前記キャッシュ
メモリに格納された前記タグ情報及び前記データのイメ
ージを前記ディスクアレイ側のチャネル網を介して、引
継ぎ先の連携制御コントローラに転送する転送手段と、
前記転送手段によって転送された前記タグ情報及び前記
データのイメージを前記キャッシュメモリに復元する復
元手段とを具備することを特徴とするディスクアレイシ
ステム、である。
も1つのディスク装置を含むロジカルユニットを複数備
えたディスクアレイと、前記ディスクアレイに対する制
御を行なう複数の連携制御コントローラとを具備し、前
記複数の連携制御コントローラは、互いに前記ディスク
アレイ側のチャネル網によって接続され、互いにバスで
接続された密結合の冗長制御コントローラを複数有し、
かつ互いに異なる前記ロジカルユニットを制御し、前記
ロジカルユニットに格納されるデータと、前記データの
前記ロジカルユニットにおける格納場所を示すタグ情報
とを格納するキャッシュメモリと、ホストからの前記ロ
ジカルユニットの引渡し命令に基づいて、前記キャッシ
ュメモリに格納された前記タグ情報及び前記データのイ
メージを前記ディスクアレイに出力するイメージ出力手
段と、前記イメージ出力手段によって前記タグ情報及び
前記データのイメージが全て前記ディスクアレイに出力
されたか否かを判断し、前記タグ情報及び前記データの
イメージが全て前記ディスクアレイに出力された場合
に、引き継ぎ先の連携制御コントローラへ前記ロジカル
ユニットの引き継ぎ命令を出力する引き継ぎ命令出力手
段と、前記ホストからの前記ロジカルユニットの引継ぎ
命令に基づいて、前記引渡し命令に基づいて前記ディス
クアレイに出力された前記タグ情報のイメージを前記キ
ャッシュメモリに復元する復元手段と、前記復元手段に
よって復元された前記タグ情報が示す格納場所に、前記
ディスクアレイに出力されたデータのイメージを格納す
る格納手段とを具備することを特徴とするディスクアレ
イシステム、である。
際に、通常のキャッシュ吐き出しを行なわずに、データ
をイメージで出力することにより、高速にLUを引き継
ぐことができる。
実施の形態に係るディスクアレイシステムについて説明
する。
1の実施の形態に係るディスクアレイシステムを示す図
である。
は、ネットワーク網/チャネル網3を介してディスクア
レイ装置4に接続されており、複数のホストで1台のデ
ィスクアレイ装置4を共用している。
理情報制御部2を有している。LU管理情報制御部2
は、ディスクアレイ20におけるLU(ロジカルユニッ
ト)−0〜LU−mに含まれるディスク装置22の構成
などを示す情報を格納する。
ローラ5−1,5−2を有している。
ディスクアレイ20を制御するものであり、チャネル網
12を介してディスクアレイ装置20に接続されてい
る。連携制御コントローラ5−1,5−2は、互いにチ
ャネル網12を介して接続されている(疎結合)。
いにバスを介して接続された(密結合)冗長コントロー
ラ5−1a、5−1bを有している。同様に、連携制御
コントローラ5−2は、互いにバスを介して接続された
(密結合)冗長コントローラ5−2a、5−2bを有し
ている。
5−2a、5−2bは、ディスク制御部6、バッファメ
モリ7、ホストI/F部8、HDDI/F部10及びコ
ントローラ間通信部11を有しており、これらは互いに
内部バス9を介して接続されている。
4におけるディスクアレイ20の全体の制御を司るもの
であり、ホストからの指令を受けてディスクアレイ20
の割り当てられたLUに対して書き込み/読み出し制御
を行なう。また、ホストからのLUの引渡し命令、引き
継ぎ命令に基づいて引き継ぎ処理を行なうものである。
は、図2に示すように、タグ部(インデックス部)31
及びデータ部32を有している。
対応するデータ40のLUのアドレス、サイズ42、属
性情報43及びポインタ44をそれぞれ格納する。ここ
で、属性情報43は、有効/無効などを示す情報であ
る。
要求などを受け付けるインターフェイスである。
接続されたディスクアレイ20とのインターフェイスで
ある。
タ/制御情報の通信を行なうためのバスを経由して他の
冗長コントローラと通信を行なうためのものである。
mを有している。各LU−0〜LU−mは、複数のディ
スク装置22を有している。また、バッファメモリ7に
格納されたデータ及びタグ情報をイメージ(バイナリデ
ータ)のまま格納するために退避用LU21が設けられ
ている。
る。
/ライト等の入出力要求が行われる。
トI/F部8は、この入出力要求を受け付け、ディスク
制御部6の管理に基づいてバッファメモリ7にタグ情報
及びデータを格納する(ライトの場合)。
モリ7に格納したデータを冗長制御コントローラに転送
し、データを冗長化する。
スク制御部6は、ホスト1−1に対して入出力要求に対
する完了を返す。
返す。
されたデータは任意のアルゴリズムによりHDDI/F
部10を経由してディスク装置に吐き出される。なお、
ホストからの負荷(入出力要求が多い場合等)が高い場
合は、バッファメモリにディスク装置に吐き出されない
データが溜まる。
ィスクアレイシステムのLUの引き継ぎ動作について、
図3のフローチャートを参照して説明する。
割り当てられているLUmを連携制御コントローラ5−
2に引き継ぐ場合について説明する。
制御コントローラ5−1に対してLUmの引渡し命令が
でると(S1)、連携制御コントローラ5−1のディス
ク制御部6は、バッファメモリ7内のタグ情報とデータ
をイメージのままディスクアレイ20の退避用LU21
に吐き出す(S2:図1の矢印A)。
メモリ7内のタグ情報とデータがイメージのままディス
クアレイ20の退避用LU21へ吐き出されたか否かを
ポーリング等の任意の手段により検出する(S3)。
された場合には、引き継ぎ先の連携制御コントローラ5
−2に対して、LUを構成するディスク装置の構成を示
すLU構成情報、バッファメモリのイメージのまま退避
用LU21に吐き出されたタグ情報及びデータの位置と
サイズとともに、引き継ぎ命令を出力する(S4)。
2のディスク制御部6は、退避用LU21にイメージの
まま吐き出されたタグ情報及びデータ等を、自己のバッ
ファメモリにリストアする(S5:図1の矢印B)。
グ等の任意の手段により吐き出しが完了したか否かを判
断する(S6)。S6において、吐き出しが完了したと
判断された場合には、LUの引き継ぎ処理を完了する。
以上で連携コントローラ間での引継ぎが完了し、以降は
引き継ぎ先の連携制御コントローラ5−2経由でLU−
mへのアクセスが行われる。
イシステムによれば、LUを制御する連携制御コントロ
ーラにおけるキャッシュ吐き出しを待たずに、バッファ
メモリに格納されたデータのイメージを退避用LU21
に吐き出し、この吐き出されたデータのイメージを引き
継ぎ先の連携コントローラ5−2にリストアするので、
LUの引き継ぎを高速にすることができる。
の実施の形態に係るディスクアレイシステムの動作につ
いて説明する。図4は、本発明の第2の実施の形態に係
るディスクアレイシステムの動作を説明するための図で
ある。なお、図1と同一部分には、同一符号を付してい
る。
アレイシステムと、第2の実施の形態に係るディスクア
レイシステムと異なる点は、図4の矢印Cに示すよう
に、バッファメモリに格納されたタグ情報及びデータの
イメージを引き継ぎ先の連携コントローラ5−2のバッ
ファメモリ7に転送する点にある。したがって、ディス
クアレイ20には、退避用LUを設けられていない。
求に対する動作については、第1の実施の形態において
述べた場合と同様である。
ィスクアレイシステムのLUの引き継ぎ動作について、
図5のフローチャートを参照して説明する。
割り当てられているLUmを連携制御コントローラ5−
2に引き継ぐ場合について説明する。
制御コントローラ5−1に対してLUmの引渡し命令が
でると(S11)、連携制御コントローラ5−1のディ
スク制御部6は、バッファメモリ7内のタグ情報とデー
タをイメージのまま連携制御コントローラ5−2に転送
する(S12:図4の矢印C)。
メモリ7内のタグ情報とデータがイメージのまま連携制
御コントローラ5−2へ転送されたか否かをポーリング
等の任意の手段により検出する(S13)。
7内のタグ情報とデータがイメージのまま連携制御コン
トローラ5−2へ転送されたことが検出された場合に、
引継ぎを終了する。以上で連携コントローラ間での引継
ぎが完了し、以降は引き継ぎ先の連携制御コントローラ
5−2経由でLU−mへのアクセスが行われる。
イシステムによれば、LUを制御する連携制御コントロ
ーラにおけるキャッシュ吐き出しを待たずに、バッファ
メモリに格納されたデータのイメージを引き継ぎ先の連
携コントローラに転送するので、LUの引き継ぎを高速
にすることができる。
クアレイ20に退避用LUを設ける必要がないので、デ
ィスクアレイシステムの構成を簡単にすることができ
る。
の実施の形態に係るディスクアレイシステムの動作につ
いて説明する。図6は、本発明の第3の実施の形態に係
るディスクアレイシステムの動作を説明するための図で
ある。なお、図1と同一部分には、同一符号を付してい
る。
アレイシステムと、第3の実施の形態に係るディスクア
レイシステムと異なる点は、退避用LU50に格納され
たタグ情報及びデータのイメージのうち、タグ情報のイ
メージのみを引き継ぎ先の連携コントローラ5−2に転
送し(矢印E)、データのイメージは、退避用LU50
から本来吐き出されるLUにコピーすることにある(矢
印F)。
求に対する動作については、第1の実施の形態において
述べた場合と同様である。
ィスクアレイシステムのLUの引き継ぎ動作について、
図7のフローチャートを参照して説明する。
割り当てられているLUmを連携制御コントローラ5−
2に引き継ぐ場合について説明する。
制御コントローラ5−1に対してLUmの引渡し命令が
でると(S21)、連携制御コントローラ5−1のディ
スク制御部6は、バッファメモリ7内のタグ情報とデー
タをイメージのままディスクアレイ20の退避用LU2
1に吐き出す(S22:図6の矢印D)。
メモリ7内のタグ情報とデータがイメージのままディス
クアレイ20の退避用LU21へ吐き出されたか否かを
ポーリング等の任意の手段により検出する(S23)。
断された場合には、引き継ぎ先の連携制御コントローラ
5−2に対して、LUを構成するディスク装置の構成を
示すLU構成情報、バッファメモリのイメージのまま退
避用LU21に吐き出されたタグ情報及びデータの位置
とサイズとともに、引き継ぎ命令を出力する(S2
4)。
2のディスク制御部6は、退避用LU21にイメージの
まま吐き出されたタグ情報のみを、自己のバッファメモ
リにリストアする(S25:図6の矢印E)。
グ等の任意の手段により吐き出しが完了したか否かを判
断する(S26)。S26において、吐き出しが完了し
たと判断された場合には、LUの引き継ぎ処理を完了す
る。以上で連携コントローラ間での引継ぎが完了し、以
降は引き継ぎ先の連携制御コントローラ5−2経由でL
U−mへのアクセスが行われる。
は、自バッファメモリ内にリストアされたタグ情報に基
づいて、退避用LU50に格納されたデータを本来吐き
出されるLUにコピーする(図6の矢印F)。
イシステムによれば、LUを制御する連携制御コントロ
ーラにおけるキャッシュ吐き出しを待たずに、バッファ
メモリに格納されたデータのイメージを退避用LU50
に吐き出し、この吐き出されたデータのイメージのう
ち、タグ情報のイメージのみを引き継ぎ先の連携コント
ローラ5−2にリストアするので、LUの引き継ぎを高
速にすることができる。
タについては、HDD側チャネル網経由でコピーが行な
われるため、無駄なバッファメモリ領域を消費すること
がない。
の実施の形態に係るディスクアレイシステムの動作につ
いて説明する。図8は、本発明の第4の実施の形態に係
るディスクアレイシステムの動作を説明するための図で
ある。なお、図1と同一部分には、同一符号を付してい
る。
アレイシステムと、第4の実施の形態に係るディスクア
レイシステムと異なる点は、バッファメモリに格納され
たタグ情報及びデータを冗長構成を採用する退避用LU
60に格納することにある(矢印G)。
求に対する動作については、第1の実施の形態において
述べた場合と同様である。
ィスクアレイシステムのLUの引き継ぎ動作について、
図9のフローチャートを参照して説明する。
割り当てられているLUmを連携制御コントローラ5−
2に引き継ぐ場合について説明する。
制御コントローラ5−1に対してLUmの引渡し命令が
でると(S31)、連携制御コントローラ5−1のディ
スク制御部6は、バッファメモリ7内のタグ情報とデー
タをイメージのままディスクアレイ20の冗長構成を採
用する退避用LU60に吐き出す(S32:図8の矢印
G)。
メモリ7内のタグ情報とデータがイメージのままディス
クアレイ20の冗長構成を採用する退避用LU60へ吐
き出されたか否かをポーリング等の任意の手段により検
出する(S33)。
断された場合には、引き継ぎ先の連携制御コントローラ
5−2に対して、LUを構成するディスク装置の構成を
示すLU構成情報、バッファメモリのイメージのまま退
避用LU60に吐き出されたタグ情報及びデータの位置
とサイズとともに、引き継ぎ命令を出力する(S3
4)。
2のディスク制御部6は、退避用LU60にイメージの
まま吐き出されたタグ情報及びデータ等を、自己のバッ
ファメモリにリストアする(S35:図8の矢印G)。
グ等の任意の手段により吐き出しが完了したか否かを判
断する(S36)。S36において、吐き出しが完了し
たと判断された場合には、LUの引き継ぎ処理を完了す
る。以上で連携コントローラ間での引継ぎが完了し、以
降は引き継ぎ先の連携制御コントローラ5−2経由でL
U−mへのアクセスが行われる。
イシステムによれば、LUを制御する連携制御コントロ
ーラにおけるキャッシュ吐き出しを待たずに、バッファ
メモリに格納されたデータのイメージを冗長構成を採用
する退避用LU60に吐き出し、この吐き出されたデー
タのイメージを引き継ぎ先の連携コントローラ5−2に
リストアするので、LUの引き継ぎを高速にすることが
できる。
にデータのイメージを吐き出すので、吐き出したデータ
の信頼性が向上する。
の実施の形態に係るディスクアレイシステムの動作につ
いて説明する。図10は、本発明の第5の実施の形態に
係るディスクアレイシステムの動作を説明するための図
である。なお、図1と同一部分には、同一符号を付して
いる。
システムの特徴は、ディスクアレイ20のLU−0と退
避用LU70とを共用したことにある。すなわち、本実
施の形態においては、LU−0を構成するディスク装置
22の全てにイメージのまま吐き出されるタグ情報及び
データを格納するための吐き出し領域を設け、退避用L
U70とする。
ィスクアレイシステムのLUの引き継ぎ動作について、
図11のフローチャートを参照して説明する。
割り当てられているLUmを連携制御コントローラ5−
2に引き継ぐ場合について説明する。
制御コントローラ5−1に対してLUmの引渡し命令が
でると(S41)、連携制御コントローラ5−1のディ
スク制御部6は、バッファメモリ7内のタグ情報とデー
タをイメージのままディスクアレイ20の共用退避用L
U70に吐き出す(S42:図11の矢印I)。
メモリ7内のタグ情報とデータがイメージのままディス
クアレイ20の共用退避用LU70へ吐き出されたか否
かをポーリング等の任意の手段により検出する(S4
3)。
断された場合には、引き継ぎ先の連携制御コントローラ
5−2に対して、LUを構成するディスク装置の構成を
示すLU構成情報、バッファメモリのイメージのまま共
用退避用LU70に吐き出されたタグ情報及びデータの
位置とサイズとともに、引き継ぎ命令を出力する(S4
4)。
2のディスク制御部6は、共用退避用LU70にイメー
ジのまま吐き出されたタグ情報及びデータ等を、自己の
バッファメモリにリストアする(S45:図10の矢印
J)。
グ等の任意の手段により吐き出しが完了したか否かを判
断する(S46)。S46において、吐き出しが完了し
たと判断された場合には、LUの引き継ぎ処理を完了す
る。以上で連携コントローラ間での引継ぎが完了し、以
降は引き継ぎ先の連携制御コントローラ5−2経由でL
U−mへのアクセスが行われる。
イシステムによれば、LUを制御する連携制御コントロ
ーラにおけるキャッシュ吐き出しを待たずに、バッファ
メモリに格納されたデータのイメージを共用退避用LU
70に吐き出し、この吐き出されたデータのイメージを
引き継ぎ先の連携コントローラ5−2にリストアするの
で、LUの引き継ぎを高速にすることができる。
LU70とを共有することにより、ディスクアレイの構
造を複雑にすることなく、かつ、冗長構成を採用する共
用退避用LUへデータのイメージを吐き出すことによ
り、データを確実に保存することができる。
の実施の形態に係るディスクアレイシステムの動作につ
いて説明する。図12は、本発明の第6の実施の形態に
係るディスクアレイシステムの動作を説明するための図
である。なお、図1と同一部分には、同一符号を付して
いる。
先の連携コントローラを決定するための処理を説明する
ためのものである。そして、この決定された連携コント
ローラに対して、引き継ぎ処理が行なわれることにな
る。
ィスクアレイシステムのLUの引き継ぎ動作について、
図15のフローチャートを参照して説明する。
トローラを構成する冗長コントローラのリソース使用状
況及び性能情報を収集する(S51:図12矢印K)。
図13は、LU管理制御部2の管理テーブルの構成を示
す図である。同図に示すように、LUと、LUを管理す
る連携コントローラとの関係が保持され、かつ連携コン
トローラ毎に収集されたリソース使用状況及び性能情報
(統計情報)が格納されている。
ては、図14に示すように、各LU毎の統計情報、バッ
ファメモリ統計情報、ホスト単位情報などがある。
度、アクセスパターンなどが挙げられる。バッファメモ
リ統計情報としては、バッファメモリ使用量、アクセス
回数などが挙げられる。ホスト単位情報としては、各ホ
ストに割り当てられたバッファメモリ/内部バス帯域な
どの情報が挙げられる。
ース使用状況及び性能情報(統計情報)に基づいて、引
き継ぎ先の連携制御コントローラを決定する(S5
2)。これら引き継ぎ先の連携制御コントローラの決定
方法は、種々考えられるが、例えば、バッファメモリ使
用量、アクセス回数が最も少ないものを選択することな
どが考えられるが、これに限られるものではない。この
ようにして決定された連携制御コントローラに対して、
LU管理制御部から引き継ぎ命令が出力されることにな
る。
イシステムによれば、収集された各制御コントローラの
統計情報に基づいて、引き継ぎ先の連携コントローラを
決定するので、最適な引き継ぎ先の連携コントローラを
決定することができる。
の実施の形態に係るディスクアレイシステムの動作につ
いて説明する。図16は、本発明の第7の実施の形態に
係るディスクアレイシステムの動作を説明するための図
である。なお、図1と同一部分には、同一符号を付して
いる。
御部2から引き渡し命令を出された連携コントローラが
タグ情報及びデータのイメージの吐き出し及び通常のキ
ャッシュ吐き出しのいずれかを行なうかを判断し、この
判断結果に基づいてタグ情報及びデータの出力を行なう
ものである。
ィスクアレイシステムのLUの引き継ぎ動作について、
図17のフローチャートを参照して説明する。
スクアレイ装置の各制御コントローラに対して、LU引
継ぎ許容時間を設定しておく(S61)。ホストのLU
管理制御部2から、引渡し対象の制御コントローラに対
して、引き継ぎ命令を出力する(S62)。
スク制御部では、引継ぎ対象LUのバッファメモリ使用
量と、使用しているブロックの平均サイズとブロック数
の積に基づき、正常な吐き出しを行なった場合の見込み
吐き出し時間を算出する(S63)。
吐き出し時間と、ホストから設定された許容時間とを比
較し(S64)、見込み吐き出し時間<許容時間の場合
は、通常のキャッシュ吐き出しを(S65、図16:矢
印M)、見込み時間>許容時間の場合は、上述の実施の
形態において説明したイメージの出力を行なう(S6
6:図17)。
イシステムによれば、制御コントローラ自身が、通常の
キャッシュ吐き出しか、或いはイメージ出力かを判断
し、最適なデータ吐き出しを行なうので、結果として、
迅速にLUの引継ぎを行なうことができる。
の実施の形態に係るディスクアレイシステムの動作につ
いて説明する。図18は、本発明の第8の実施の形態に
係るディスクアレイシステムの動作を説明するための図
である。なお、図1と同一部分には、同一符号を付して
いる。
るディスクアレイシステムの動作について説明するため
のフロチャートである。
し対象となる連携制御コントローラと引き継ぎ対象とな
る連携制御コントローラの双方での、引継ぎ対象LUで
使用しているバッファメモリ量と、それぞれのバッファ
メモリ全体の空き容量から、引渡し対象となる連携制御
コントローラ及び引き継ぎ対象となる連携制御コントロ
ーラの使用量削減目標を算出する(S71)。
ーラ及び引き継ぎ先の連携制御コントローラに対して、
S71にて算出された使用量削減目標をそれぞれ通知す
る(S72:図18矢印O)。
御部では、現在使用しているバッファ量からどれくらい
使用量を削減すべきか(現在使用量−目標)、すなわ
ち、削減使用量を算出する(S73)。
御部では、削減すべきバッファ量に相当するデータをデ
ィスク装置に吐き出す。すなわち、通常のキャッシュ吐
き出しを行なう(S74:図18矢印P)。
ァ使用量の削減状況をポーリング等の任意の手段で監視
し(S75)、削減が完了した段階で、LU引継ぎ命令
を出力する(S76)。
イシステムによれば、引渡し対象となる連携制御コント
ローラ及び引き継ぎ対象となる連携制御コントローラが
引き継ぎ処理を行なうのに最適な状態になった状態で、
本発明の実施の形態において説明した引き継ぎを行なう
ことができる。
されるものでなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない
範囲で種々に変形することが可能である。また、各実施
形態は可能な限り適宜組み合わせて実施してもよく、そ
の場合組み合わされた効果が得られる。さらに、上記各
実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示さ
れる複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種
々の発明が抽出され得る。例えば実施形態に示される全
構成要件から幾つかの構成要件が省略されることで発明
が抽出された場合には、その抽出された発明を実施する
場合には省略部分が周知慣用技術で適宜補われるもので
ある。
密結合の冗長化された制御コントローラを有する連携コ
ントローラ間でのLU制御を引き継ぐ際に、各制御コント
ローラ内にバッファされている各LUのデータの吐き出し
を待たずに連携コントローラ間でLU制御を高速に引き継
ぐことが可能なディスクアレイシステムを提供すること
ができる。
イシステムを示す図である。
イシステムのLUの引き継ぎ動作について説明するため
のフローチャートである。
イシステムの動作を説明するための図である。
イシステムのLUの引き継ぎ動作について説明するため
のフローチャートである。
イシステムの動作を説明するための図である。
イシステムのLUの引き継ぎ動作について説明するため
のフローチャートである。
イシステムの動作を説明するための図である。
イシステムのLUの引き継ぎ動作について説明するため
のフローチャートである。
レイシステムの動作を説明するための図である。
レイシステムのLUの引き継ぎ動作について説明するた
めのフローチャートである。
レイシステムの動作を説明するための図である。
す図である。
レイシステムのLUの引き継ぎ動作について説明するた
めのフローチャートである。
レイシステムの動作を説明するための図である。
レイシステムのLUの引き継ぎ動作について説明するた
めのフローチャートである。
レイシステムの動作を説明するための図である。
レイシステムの動作について説明するためのフロチャー
トである。
Claims (14)
- 【請求項1】 少なくとも1つのディスク装置を含むロ
ジカルユニットを複数備えたディスクアレイと、 前記ディスクアレイに対する制御を行なう複数の連携制
御コントローラとを具備し、 前記複数の連携制御コントローラは、互いに前記ディス
クアレイ側のチャネル網によって接続され、互いにバス
で接続された密結合の冗長制御コントローラを複数有
し、かつ互いに異なる前記ロジカルユニットを制御し、 前記ロジカルユニットに格納されるデータと、前記デー
タの前記ロジカルユニットにおける格納場所を示すタグ
情報とを格納するキャッシュメモリと、 ホストからの前記ロジカルユニットの引渡し命令に基づ
いて、前記キャッシュメモリに格納された前記タグ情報
及び前記データのイメージを前記ディスクアレイに出力
するイメージ出力手段と、 前記イメージ出力手段によって前記タグ情報及び前記デ
ータのイメージが全て前記ディスクアレイに出力された
か否かを判断し、前記タグ情報及び前記データのイメー
ジが全て前記ディスクアレイに出力された場合に、引き
継ぎ先の連携制御コントローラへ前記ロジカルユニット
の引き継ぎ命令を出力する引き継ぎ命令出力手段と、 前記ホストからの前記ロジカルユニットの引継ぎ命令に
基づいて、前記引渡し命令に基づいて前記ディスクアレ
イに出力された前記タグ情報及び前記データのイメージ
を前記キャッシュメモリに復元する復元手段とを具備す
ることを特徴とするディスクアレイシステム。 - 【請求項2】 少なくとも1つのディスク装置を含むロ
ジカルユニットを複数備えたディスクアレイと、 前記ディスクアレイに対する制御を行なう複数の連携制
御コントローラとを具備し、 前記複数の連携制御コントローラは、互いに前記ディス
クアレイ側のチャネル網によって接続され、互いにバス
で接続された密結合の冗長制御コントローラを複数有
し、かつ互いに異なる前記ロジカルユニットを制御し、 前記ロジカルユニットに格納されるデータと、前記デー
タの前記ロジカルユニットにおける格納場所を示すタグ
情報とを格納するキャッシュメモリと、 ホストからの前記ロジカルユニットの引渡し命令に基づ
いて、前記キャッシュメモリに格納された前記タグ情報
及び前記データのイメージを前記ディスクアレイ側のチ
ャネル網を介して、引継ぎ先の連携制御コントローラに
転送する転送手段と、 前記転送手段によって転送された前記タグ情報及び前記
データのイメージを前記キャッシュメモリに復元する復
元手段とを具備することを特徴とするディスクアレイシ
ステム。 - 【請求項3】 少なくとも1つのディスク装置を含むロ
ジカルユニットを複数備えたディスクアレイと、 前記ディスクアレイに対する制御を行なう複数の連携制
御コントローラとを具備し、 前記複数の連携制御コントローラは、互いに前記ディス
クアレイ側のチャネル網によって接続され、互いにバス
で接続された密結合の冗長制御コントローラを複数有
し、かつ互いに異なる前記ロジカルユニットを制御し、 前記ロジカルユニットに格納されるデータと、前記デー
タの前記ロジカルユニットにおける格納場所を示すタグ
情報とを格納するキャッシュメモリと、 ホストからの前記ロジカルユニットの引渡し命令に基づ
いて、前記キャッシュメモリに格納された前記タグ情報
及び前記データのイメージを前記ディスクアレイに出力
するイメージ出力手段と、 前記イメージ出力手段によって前記タグ情報及び前記デ
ータのイメージが全て前記ディスクアレイに出力された
か否かを判断し、前記タグ情報及び前記データのイメー
ジが全て前記ディスクアレイに出力された場合に、引き
継ぎ先の連携制御コントローラへ前記ロジカルユニット
の引き継ぎ命令を出力する引き継ぎ命令出力手段と、 前記ホストからの前記ロジカルユニットの引継ぎ命令に
基づいて、前記引渡し命令に基づいて前記ディスクアレ
イに出力された前記タグ情報のイメージを前記キャッシ
ュメモリに復元する復元手段と、 前記復元手段によって復元された前記タグ情報が示す格
納場所に、前記ディスクアレイに出力されたデータのイ
メージを格納する格納手段とを具備することを特徴とす
るディスクアレイシステム。 - 【請求項4】 前記ディスクアレイは、冗長構成の退避
用ロジカルユニットをさらに具備し、 前記イメージ出力手段は、前記タグ情報及び前記データ
のイメージを前記退避用ロジカルユニットに出力するこ
とを特徴とする請求項1又は請求項3記載のディスクア
レイシステム。 - 【請求項5】 前記複数のロジカルユニットのうちの1
つのロジカルユニットに含まれるディスク装置は、前記
タグ情報及び前記データのイメージを格納するための格
納領域を具備し、 前記イメージ出力手段は、前記タグ情報及び前記データ
のイメージを前記格納領域に出力することを特徴とする
請求項1又は請求項3記載のディスクアレイシステム。 - 【請求項6】 前記複数の連携制御コントローラのリソ
ース使用状況及び性能を示す情報を収集する情報収集手
段と、 前記情報収集手段によって収集された情報に基づいて、
引継ぎ先となる前記連携制御コントローラの組を決定す
る決定手段とをさらに具備することを特徴とする請求項
1乃至3いずれか1項に記載のディスクアレイシステ
ム。 - 【請求項7】 前記タグ情報及びデータのイメージを引
き渡す対象となる連携制御コントローラに対して引継ぎ
許容時間を設定する設定手段をさらに具備し、 前記各複数の連携制御コントローラは、 前記引継ぎ命令を受信した場合に、前記キャッシュメモ
リに格納されている前記データを前記タグ情報が示す前
記ロジカルユニットにおける格納場所に格納する格納時
間と、 前記設定手段によって設定された許容時間とを比較する
比較手段と、 前記比較手段によって前記格納時間が前記許容時間より
も長いと判断された場合に、前記キャッシュメモリに格
納されている前記タグ情報及び前記データのイメージを
出力することを特徴とする請求項1乃至請求項3いずれ
か1項に記載のディスクアレイシステム。 - 【請求項8】 引渡し対象となる連携制御コントローラ
のキャッシュメモリの使用量及び空き容量と、引継ぎ対
象となる連携制御コントローラのキャッシュメモリの使
用量及び空き容量とに基づいて、前記引渡し対象となる
連携制御コントローラのキャッシュメモリの第1の使用
量削減目標と、前記引継ぎ対象となる制御コントローラ
のキャッシュメモリの第2の使用量削減目標とを算出す
る算出手段と、 前記算出手段によって算出された前記第1の使用量削減
目標を前記引渡し対象となる連携制御コントローラに通
知し、前記第2の使用量削減目標を前記引継ぎ対象とな
る連携制御コントローラに通知する通知手段と、 前記引渡し対象となる連携制御コントローラのキャッシ
ュメモリの削減された使用量が前記第1の使用量削減目
標を達成し、かつ前記引継ぎ対象となる連携制御コント
ローラのキャッシュメモリの削減された使用量が前記第
2の使用量削減目標を達成したか否かを判断する判断手
段とをさらに具備し、 前記引渡し対象となる連携制御コントローラは、自己の
キャッシュメモリに格納されている使用量を前記第1の
使用量削減目標に達するまで、前記自己のキャッシュメ
モリに格納されている前記データを前記タグ情報が示す
前記ロジカルユニットにおける格納場所に格納し、 前記引き継ぎ先となる制御コントローラは、自己のキャ
ッシュメモリに格納されている使用量を前記第2の使用
量削減目標に達するまで、前記自己のキャッシュメモリ
に格納されている前記データを前記タグ情報が示す前記
ロジカルユニットにおける格納場所に格納し、 前記引渡し命令は、前記判断手段によって前記第1及び
第2の使用量削減目標を達成したと判断された場合に、
前記引渡し対象となる連携制御コントローラに出力され
ることを特徴とする請求項1乃至請求項3いずれか1項
に記載のディスクアレイシステム。 - 【請求項9】 少なくとも1つのディスク装置を含むロ
ジカルユニットを複数備えたディスクアレイと、 前記ディスクアレイに対する制御を行なう複数の連携制
御コントローラとを具備し、 前記複数の連携制御コントローラは、互いに前記ディス
クアレイ側のチャネル網によって接続され、互いにバス
で接続された密結合の冗長制御コントローラを複数有
し、かつ互いに異なる前記ロジカルユニットを制御する
ディスクアレイシステムにおけるロジカルユニットの引
き継ぎ方法において、 ホストからの前記ロジカルユニットの引渡し命令に基づ
いて、前記キャッシュメモリに格納された前記タグ情報
及び前記データのイメージを前記ディスクアレイに出力
し、 前記タグ情報及び前記データのイメージが全て前記ディ
スクアレイに出力されたか否かを判断し、前記タグ情報
及び前記データのイメージが全て前記ディスクアレイに
出力された場合に、引き継ぎ先の連携制御コントローラ
へ前記ロジカルユニットの引き継ぎ命令を出力し、 前記ホストからの前記ロジカルユニットの引継ぎ命令に
基づいて、前記引渡し命令に基づいて前記ディスクアレ
イに出力された前記タグ情報及び前記データのイメージ
を前記キャッシュメモリに復元することを特徴とするロ
ジカルユニットの引き継ぎ方法。 - 【請求項10】 少なくとも1つのディスク装置を含む
ロジカルユニットを複数備えたディスクアレイと、 前記ディスクアレイに対する制御を行なう複数の連携制
御コントローラとを具備し、 前記複数の連携制御コントローラは、互いに前記ディス
クアレイ側のチャネル網によって接続され、互いにバス
で接続された密結合の冗長制御コントローラを複数有
し、かつ互いに異なる前記ロジカルユニットを制御し、 前記ロジカルユニットに格納されるデータと、前記デー
タの前記ロジカルユニットにおける格納場所を示すタグ
情報とを格納するキャッシュメモリを具備するディスク
アレイシステムにおけるロジカルユニットの引き継ぎ方
法において、 ホストからの前記ロジカルユニットの引渡し命令に基づ
いて、前記キャッシュメモリに格納された前記タグ情報
及び前記データのイメージを前記ディスクアレイ側のチ
ャネル網を介して、引継ぎ先の連携制御コントローラに
転送し、 前記転送された前記タグ情報及び前記データのイメージ
を前記キャッシュメモリに復元することを特徴とするロ
ジカルユニットの引き継ぎ方法。 - 【請求項11】 少なくとも1つのディスク装置を含む
ロジカルユニットを複数備えたディスクアレイと、 前記ディスクアレイに対する制御を行なう複数の連携制
御コントローラとを具備し、 前記複数の連携制御コントローラは、互いに前記ディス
クアレイ側のチャネル網によって接続され、互いにバス
で接続された密結合の冗長制御コントローラを複数有
し、かつ互いに異なる前記ロジカルユニットを制御し、 前記ロジカルユニットに格納されるデータと、前記デー
タの前記ロジカルユニットにおける格納場所を示すタグ
情報とを格納するキャッシュメモリを具備するディスク
アレイシステムにおけるロジカルユニットの引き継ぎ方
法において、 ホストからの前記ロジカルユニットの引渡し命令に基づ
いて、前記キャッシュメモリに格納された前記タグ情報
及び前記データのイメージを前記ディスクアレイに出力
し、 前記タグ情報及び前記データのイメージが全て前記ディ
スクアレイに出力されたか否かを判断し、前記タグ情報
及び前記データのイメージが全て前記ディスクアレイに
出力された場合に、引き継ぎ先の連携制御コントローラ
へ前記ロジカルユニットの引き継ぎ命令を出力し、 前記ホストからの前記ロジカルユニットの引継ぎ命令に
基づいて、前記引渡し命令に基づいて前記ディスクアレ
イに出力された前記タグ情報のイメージを前記キャッシ
ュメモリに復元することを特徴とするロジカルユニット
の引き継ぎ方法。 - 【請求項12】 少なくとも1つのディスク装置を含む
ロジカルユニットを複数備えたディスクアレイと、 前記ディスクアレイに対する制御を行なう複数の連携制
御コントローラとを具備し、 前記複数の連携制御コントローラは、互いに前記ディス
クアレイ側のチャネル網によって接続され、互いにバス
で接続された密結合の冗長制御コントローラを複数有
し、かつ互いに異なる前記ロジカルユニットを制御し、 前記ロジカルユニットに格納されるデータと、前記デー
タの前記ロジカルユニットにおける格納場所を示すタグ
情報とを格納するキャッシュメモリとを具備するディス
クアレイシステムにおける連携制御コントローラにおい
て、 ホストからの前記ロジカルユニットの引渡し命令に基づ
いて、前記キャッシュメモリに格納された前記タグ情報
及び前記データのイメージを前記ディスクアレイに出力
するイメージ出力手段と、 前記ホストからの前記ロジカルユニットの引継ぎ命令に
基づいて、前記引渡し命令に基づいて前記ディスクアレ
イに出力された前記タグ情報及び前記データのイメージ
を前記キャッシュメモリに復元する復元手段とを具備す
ることを特徴とする連携制御コントローラ。 - 【請求項13】 少なくとも1つのディスク装置を含む
ロジカルユニットを複数備えたディスクアレイと、 前記ディスクアレイに対する制御を行なう複数の連携制
御コントローラとを具備し、 前記複数の連携制御コントローラは、互いに前記ディス
クアレイ側のチャネル網によって接続され、互いにバス
で接続された密結合の冗長制御コントローラを複数有
し、かつ互いに異なる前記ロジカルユニットを制御し、 前記ロジカルユニットに格納されるデータと、前記デー
タの前記ロジカルユニットにおける格納場所を示すタグ
情報とを格納するキャッシュメモリとを具備するディス
クアレイシステムにおける連携制御コントローラにおい
て、 ホストからの前記ロジカルユニットの引渡し命令に基づ
いて、前記キャッシュメモリに格納された前記タグ情報
及び前記データのイメージを前記ディスクアレイ側のチ
ャネル網を介して、引継ぎ先の連携制御コントローラに
転送する転送手段と、 前記転送手段によって転送された前記タグ情報及び前記
データのイメージを前記キャッシュメモリに復元する復
元手段とを具備することを特徴とする連携制御コントロ
ーラ。 - 【請求項14】 少なくとも1つのディスク装置を含む
ロジカルユニットを複数備えたディスクアレイと、 前記ディスクアレイに対する制御を行なう複数の連携制
御コントローラとを具備し、 前記複数の連携制御コントローラは、互いに前記ディス
クアレイ側のチャネル網によって接続され、互いにバス
で接続された密結合の冗長制御コントローラを複数有
し、かつ互いに異なる前記ロジカルユニットを制御し、 前記ロジカルユニットに格納されるデータと、前記デー
タの前記ロジカルユニットにおける格納場所を示すタグ
情報とを格納するキャッシュメモリとを具備するディス
クアレイシステムにおける連携制御コントローラにおい
て、 ホストからの前記ロジカルユニットの引渡し命令に基づ
いて、前記キャッシュメモリに格納された前記タグ情報
及び前記データのイメージを前記ディスクアレイに出力
するイメージ出力手段と、 前記ホストからの前記ロジカルユニットの引継ぎ命令に
基づいて、前記引渡し命令に基づいて前記ディスクアレ
イに出力された前記タグ情報のイメージを前記キャッシ
ュメモリに復元する復元手段と、 前記復元手段によって復元された前記タグ情報が示す格
納場所に、前記ディスクアレイに出力されたデータのイ
メージを格納する格納手段とを具備することを特徴とす
る連携制御コントローラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001367251A JP3559016B2 (ja) | 2001-11-30 | 2001-11-30 | ディスクアレイシステム、ディスクアレイシステムにおけるロジカルユニットの引き継ぎ方法及び連携制御コントローラ |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8364890B2 (en) | 2007-02-07 | 2013-01-29 | Fujitsu Limited | RAID control apparatus and control method therefor |
JP2016513306A (ja) * | 2013-10-18 | 2016-05-12 | ▲ホア▼▲ウェイ▼技術有限公司Huawei Technologies Co.,Ltd. | データ格納方法、データストレージ装置、及びストレージデバイス |
JP2017208113A (ja) * | 2017-06-30 | 2017-11-24 | ▲ホア▼▲ウェイ▼技術有限公司Huawei Technologies Co.,Ltd. | データ格納方法、データストレージ装置、及びストレージデバイス |
US10776044B2 (en) | 2018-04-26 | 2020-09-15 | Hitachi, Ltd. | Storage apparatus, data management method, and non-transitory computer readable medium |
-
2001
- 2001-11-30 JP JP2001367251A patent/JP3559016B2/ja not_active Expired - Fee Related
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US8364890B2 (en) | 2007-02-07 | 2013-01-29 | Fujitsu Limited | RAID control apparatus and control method therefor |
JP2016513306A (ja) * | 2013-10-18 | 2016-05-12 | ▲ホア▼▲ウェイ▼技術有限公司Huawei Technologies Co.,Ltd. | データ格納方法、データストレージ装置、及びストレージデバイス |
US9996421B2 (en) | 2013-10-18 | 2018-06-12 | Huawei Technologies Co., Ltd. | Data storage method, data storage apparatus, and storage device |
JP2017208113A (ja) * | 2017-06-30 | 2017-11-24 | ▲ホア▼▲ウェイ▼技術有限公司Huawei Technologies Co.,Ltd. | データ格納方法、データストレージ装置、及びストレージデバイス |
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