JPH09146842A - 記憶サブシステム - Google Patents

記憶サブシステム

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JPH09146842A
JPH09146842A JP7300967A JP30096795A JPH09146842A JP H09146842 A JPH09146842 A JP H09146842A JP 7300967 A JP7300967 A JP 7300967A JP 30096795 A JP30096795 A JP 30096795A JP H09146842 A JPH09146842 A JP H09146842A
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利恵 小林
Yoshiko Matsumoto
佳子 松本
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健司 村岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】キャッシュを共有する複数のコントローラ間の
キャシュの排他制御をなくした制御装置を有する記憶サ
ブシステムを提供する。。 【解決手段】互いに多重書きされているキャッシュ3
3、43において、キャッシュ領域を各プロセッサ毎に
分割し、各々のコントローラ30、40は、自コントロ
ーラ制御エリアのみにアクセスする。各コントローラが
使用するキャッシュ領域を固定化することにより、プロ
セッサ間の排他制御を不要とし、複数プロセッサ化に伴
う性能劣化を防止することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上位装置からの情
報の入出力要求を制御する制御装置を有する記憶サブシ
ステムに関し、特に、制御装置内のコントローラ及びキ
ャッシュメモリを冗長構成とする記憶サブシステムに関
する。
【0002】
【従来の技術】コントローラ及びディスク等の記憶装置
に冗長性を持たせた記憶サブシステムとして、一方の系
が現用系として、他方の系が予備系として稼働する2重
の系で構成される記憶サブシステムがある。
【0003】特開平4−215142に記載されている
記憶サブシステムは、現用系のディスク装置の記憶情報
を両系からアクセス可能な共用ディスク装置を介して予
備系のディスク装置に複写すること、あるいは、現用系
コントローラ障害時は、予備系のコントローラによっ
て、現用系のディスク装置の記憶情報を抽出可能とする
ことによって、コントローラ及びディスク装置障害時の
データ保全性の向上を計っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】最近の市場動向とし
て、記憶装置の高性能化、大容量化、低価格化の要求が
高まっており、RAIDの技術が重視されている。RA
IDの技術を適用した記憶サブシステムにおいては、複
数のディスク装置をアレイ状に構成する。そして、デー
タ書き込み時には、書き込みデータに加えて冗長データ
を書き込みデータを格納したディスク装置とは異なるデ
ィスク装置へ書き込む。アレイ構成内の任意のディスク
装置の故障に対しは、他のディスク装置のデータと前記
冗長データから障害ディスク装置上のデータを修復可能
とすることによって、ディスク装置のデータの保全性の
向上を計っている。
【0005】しかし、RAIDの技術を適用した記憶サ
ブシステムは、データの保全性が向上する反面、上述し
た冗長データ生成/書き込みのために処理時間が増大す
るため、ホストからのI/O処理と同期して冗長データ
の生成/書き込みまでを行うと、ホストからのライト性
能が大幅に劣化する。従って、RAIDの技術を適用し
た記憶サブシステムのコントローラには、ライトキャッ
シュが不可欠となっている。
【0006】ライトキャッシュとは、コントローラ内に
搭載された、データを一時的に書き込むキャッシュであ
り、ホストからのライト要求では、このキャッシュに書
き込みを行った時点で、ホストに終了報告を返す。そし
て、ホストのI/O処理とは非同期に冗長データの生
成、ライトデータ及び冗長データのディスク装置への格
納を行うことにより書き込み処理時の性能低下を防ぐ。
しかし、ライトキャッシュを用いると、データをキャッ
シュ上に書き込んだ時点でホストに終了報告をするた
め、キャッシュ上にディスク装置未反映のホストデータ
が存在する。従って、キャッシュに冗長性がなければ、
キャッシュ障害時に、ユーザデータロストとなる。した
がって、特にデータの高信頼性が強く求められる記憶サ
ブシステムに用いる制御装置では、従来のコントロー
ラ、記憶装置の冗長構成に加え、一般的にキャッシュに
も冗長性を持たせることが行われている。
【0007】コントローラを多重化した記憶サブシステ
ムにおいて、単にキャッシュを多重化すると、キャッシ
ュ上のデータを複数の制御装置から同時にアクセスする
ことによるデータ整合性矛盾を防ぐためにキャッシュア
クセス時に複数の制御装置からの排他制御が必要にな
る。そして、コントローラを多重化した記憶サブシステ
ムでは、この排他制御により、シングルコントローラの
記憶サブシステムに比べて性能が低下する。
【0008】本発明の目的は、コントローラの多重化及
びキャッシュの多重化に伴う、プロセッサ間のキャッシ
ュの排他制御を無くし、性能を落とすことなく信頼性を
上げることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明による記憶サブシステムは、各プロセッサ毎
に処理担当の論理ボリュームを排他的に決める手段と、
あるプロセッサが受領したホストコンピュータからの要
求が、担当外であった場合は、担当プロセッサに処理要
求を通信する手段と、上記通信を受領したプロセッサ
は、処理結果を要求元プロセッサに通信する手段と、各
プロセッサ毎に、ディレクトリ/データセグメント等の
キャッシュ構成要素を持つ手段と、上記構成要素の状態
をプロセッサの負荷に応じてダイナミックに変更する手
段と、ホストコンピュータからのライトデータを複数の
コントローラ上のキャッシュへ多重書きする手段と、コ
ントローラ障害時には、障害コントローラ内プロセッサ
の持つキャッシュ構成要素の制御権を正常系コントロー
ラ内のプロセッサに切り替える手段と、コントローラ復
旧時には、該制御権を復旧プロセッサに戻す手段と、デ
ィスク装置への書き込み時にキャッシュメモリ障害が発
生した際は、多重書きしている他キャッシュからディス
ク装置に書き込みを行う手段とを有する。
【0010】上述した手段により、複数のプロセッサ間
で、キャッシュを排他制御することなく複数のコントロ
ーラ上のキャッシュへ多重書きを行うことができ、複数
プロセッサ化に伴う性能低下の発生を防ぎ、性能を落と
すことなく信頼性の向上を計ることができる。
【0011】また、上述の手段により、キャッシュメモ
リ障害時には、多重書きしている他キャッシュからディ
スク装置への書き込みを行い、データロストを防止でき
る。
【0012】さらに、上記手段により、コントローラ障
害時には、自動的に、正常系に切り替えて処理続行が可
能であり、また、コントローラ復旧時には、自動的に、
復旧系に処理を戻すことが可能となり、システムの無停
止運用を実現できる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の概念図である。
【0014】図1において、10、11はホストコンピ
ュータ、20はデュアルコントローラ構成をとる制御装
置、50はディスク装置であり、ディスク装置50は、
論理ボリューム0と論理ボリューム1の2つの論理ボリ
ュームに分割されている。
【0015】ホストA10は、制御装置20内のコント
ローラA30を介して、論理ボリューム0の処理を行っ
ており、ホストB11は、制御装置20内のコントロー
ラB40を介して、論理ボリューム1の処理を行ってい
る。
【0016】ここで、コントローラA30には論理ボリ
ューム0が、コントローラB40には論理ボリューム1
が処理担当論理ボリュームとして割当てられている。
又、コントローラ内のキャッシュの領域は、それぞれ、
コントローラA用キャッシュ31、41、コントローラ
B用キャッシュ32、42に2分割されている。そし
て、コントローラA用キャッシュ31と41の間で2重
書きを行い、又、コントローラB用キャッシュ32と4
2の間でも2重書きを行う。
【0017】コントローラA30は、通常、コントロー
ラA用キャッシュ31と41を用いて、I/O処理を行
い、同様に、コントローラB40は、コントローラB用
キャッシュ32と42を用いて、I/O処理を行う。こ
のように、コントローラ毎に使用するキャッシュ領域を
個別に割り当てることにより、コントローラ間の排他制
御を無くし、コントローラ台数増加に伴う性能劣化を防
ぐことができる。
【0018】また、コントローラB40障害時には、コ
ントローラB用キャッシュ32、42をコントローラA
30が使用することにより、ホストA10からコントロ
ーラA30を介して、コントローラB40の処理担当で
あった論理ボリューム1への処理を続行させることがで
きる。
【0019】以下、本発明によるマルチコントローラ構
成の制御装置の1実施例を図面を用いて説明する。
【0020】図2は、本発明をマルチコントローラ構成
の磁気ディスクアレイサブシステムに適用した場合の構
成図である。
【0021】図2において、1000、1100、12
00、1300はデータ処理を行う中央処理装置である
ホストコンピュータ、2000はマルチコントローラ構
成をとりディスク装置の制御を行う制御装置、700
0,7100はホストコンピュータのデータを格納する
ディスク装置である。ここで、制御装置2000は、ホ
ストバスに直結したスロットに差し込みホスト筐体内に
組み込む場合もあるし、制御装置として独立した筐体に
組み込む場合もあるし、ディスク装置を組み込んだ筐体
として実現する場合もある。また、ディスク装置群70
00及び7100は、データディスクとパリティディス
クからなるパリティグループを含んでいる。さらに、デ
ィスク装置群7000は、論理ボリューム0と論理ボリ
ューム1とに、ディスク装置群7100は論理ボリュー
ム2と論理ボリューム3とに分割されている。
【0022】制御装置2000は、ホストコンピュータ
1000、1100とディスク装置7000間のデータ
転送を制御するコントローラ3000、4000及びホ
ストコンピュータ1200、1300とディスク装置7
100間のデータ転送を制御するコントローラ500
0、6000より構成される。
【0023】コントローラ3000は、ホストコンピュ
ータ1000とのプロトコル制御を行うホストI/F制
御部3100、コントローラ全体を制御するマイクロプ
ロセッサ(以下「プロセッサ」という。)3200、デ
ータの転送を実行するデータ転送制御部3300、ホス
トコンピュータ1000とディスク装置7000のデー
タ転送時及びプロセッサ間通信時に用いられるキャッシ
ュ3400、各ディスク装置7000とのプロトコル制
御を行うDRVI/F制御部3500より構成される。
コントローラ4000、5000、6000はコントロ
ーラ3000と同一の構成である。
【0024】プロセッサ3200は、後述の手段によ
り、あらかじめプロセッサ毎に排他的に割り当てた担当
論理ボリュームの処理を行う。このプロセッサ毎の担当
論理ボリュームの指定は、ホストコンピュータから論理
ボリューム毎の担当プロセッサ指定コマンドを受け取る
ことにより、ダイナミックに設定可能である。このプロ
セッサと担当論理ボリュームとの対応情報は、後述のキ
ャッシュ上の共通メモリ領域3410、4410に格納
する。
【0025】データ転送制御部3300はプロセッサ3
200からの指示により、ホストコンピュータ1000
からのライトデータを指定キャッシュに多重書きする機
能を備えている。この実施例の構成では、キャッシュ3
400とキャッシュ4400の間で2重書きを行い、ま
た、キャッシュ5400とキャッシュ6400の間でも
2重書きを行う。以下、キャッシュ3400とキャッシ
ュ4400の2面に2重書きする方式について説明す
る。
【0026】キャッシュ3400とキャッシュ4400
の内容について図3を用いて説明する。尚キャッシュ3
400とキャッシュ4400は内部構成が同一であるた
め、キャッシュ3400を例に説明する。キャッシュ3
400は、プロセッサ間通信に用いる制御情報を格納し
ている共通メモリ領域3410、プロセッサ3200用
領域3480、プロセッサ4200用領域3490より
構成される。
【0027】プロセッサ3200用領域3480は、ホ
ストコンピュータとディスク装置間のデータ転送時、デ
ータを1次的に格納するデータ格納エリア3482、デ
ータ格納エリア3482を管理するデータ管理情報34
81より構成され、データ格納エリア3482に格納す
るライトデータと、このライトデータの管理情報は、キ
ャッシュ4400内のプロセッサ3200用領域448
0に2重書きを行う。同様に、プロセッサ4200用領
域3490は、プロセッサ4200により、キャッシュ
4400内のプロセッサ4200用領域4490のライ
トデータとライトデータの管理情報が2重書きされてい
る。
【0028】共通メモリ領域3410は、論理ボリュー
ム担当プロセッサ情報3420、プロセッサ負荷情報3
430、多重書き情報3450、プロセッサ間コミュニ
ケーションメモリ3460より構成され、これらの情報
は全て、データ転送制御部3300、4300によっ
て、キャッシュ3400と4400に2重書きされてい
る。
【0029】図3(c)にプロセッサ間コミュニケーシ
ョンメモリの構成を示す。プロセッサ間コミュニケーシ
ョンメモリ3460は、プロセッサ3200、420
0、5200、6200毎の書き込み用メモり346
1、3462、3463、3464より構成される。図
3(d)にプロセッサ書き込み用メモリの構成を示す。
プロセッサ3200書き込み用メモリ3461は、自プ
ロセッサ以外のプロセッサ4200、5200、620
0への要求用エリア3471、3472、3473と自
プロセッサ以外のプロセッサ4200、5200、62
00からの要求に対する応答用エリア3474、347
5、3476より構成される。プロセッサ4200、5
200、6200書き込み用メモリ3462、346
3、3464の内部構成は、プロセッサ3200書き込
み用メモリ3461と同一構成である。
【0030】キャッシュ5400とキャッシュ6400
との間も、共通メモリ領域を除いて、キャッシュ340
0とキャッシュ4400との間と同様に2重化が行われ
ている。共通メモリ領域は、キャッシュ3400、44
00に2重書きされている情報を制御装置内の全プロセ
ッサで共有するため、キャッシュ5400、6400に
は存在しない。
【0031】本発明を実施する制御装置では、コントロ
ーラの増設はコントローラ2台単位で行い、対になった
コントローラのキャッシュ間のみで2重書きを行うとと
もに、ドライブ側のデータバスについても、それぞれの
ディスク装置は対になったコントローラにのみ接続する
ことによりハードウェア構成を簡略化し、ドライブ側デ
ータバス上の競合を回避することが可能となる。
【0032】次に本実施例における、磁気ディスクサブ
システムでの、ホストコンピュータ1000からのI/
O処理について図4、図5、図6を用いて説明する。ま
ず最初に、プロセッサ3200担当論理ボリュームへの
I/O処理について説明する。
【0033】図4は、ホストからのI/O処理を示すフ
ローチャートである。ホストコンピュータ1000から
の書き込み要求時、プロセッサ3200は、まず、共通
メモリ領域3410内の論理ボリューム担当プロセッサ
情報3420によって、処理要求論理ボリュームの担当
プロセッサ情報を取得し、自処理担当論理ボリューム
(LUN)への処理かの判定を行い(ステップ90
2)、自プロセッサ処理担当論理ボリュームへの処理で
あることを認識する。次に、処理種別の判定を行い(ス
テップ903)、書き込み処理であることを認識する。
ホストI/F制御部3100により、書き込み論理デー
タを受領し、データ転送制御部3300によってキャッ
シュ3400のコントローラ3000用領域3480と
キャッシュ4400のコントローラ3000用領域44
80とにその管理情報とともに2重に格納する(ステッ
プ904)。そして、この時点でホストコンピュータ1
000に終了を報告する(ステップ905)。
【0034】図5は、キャッシュ内のデータをディスク
装置に格納する処理を示すフローチャートである。プロ
セッサ3200は、ホストコンピュータ1000からの
I/O処理とは非同期にプロセッサ3200用領域34
80上のライトデータをデータ転送制御部3300とD
RV I/F制御部3500によりディスク装置群70
00に格納する(ステップ922)。この際、キャッシ
ュのメモリ障害により読み込みエラーが発生した場合
(ステップ923)は、2重化しているプロセッサ32
00用領域4480からディスク装置7000へ格納す
る(ステップ924)ことによりデータ損失を防止する
ことができる。
【0035】ホストコンピュータ1000からの読み込
み要求時は、プロセッサ3200は、上記書き込み処理
同様、自プロセッサ処理担当論理ボリューム(LUN)
への処理であることを認識(ステップ902)した後、
処理種別の判定を行う(ステップ903)。I/O処理
が読み込み処理であることを認識すると、データ転送制
御部3300とDRV I/F制御部3500によりデ
ータをディスク装置群7000からキャッシュ3400
のコントローラ3000用領域3480に格納し(ステ
ップ906)、ホストコンピュータに転送する(ステッ
プ907)。
【0036】次にホストコンピュータ1000からコン
トローラ4000担当論理ボリュームへのI/O処理に
ついて説明する。
【0037】ホストコンピュータ1000からの書き込
み要求時、プロセッサ3200は、まず、共通メモリ領
域3410内の論理ボリューム担当プロセッサ情報34
20によって、処理要求論理ボリュームの担当プロセッ
サ情報を取得し、自処理担当論理ボリュームへの処理か
の判定を行い(ステップ902)、処理担当外論理ボリ
ュームへの処理であることを認識する。次に、処理種別
の判定を行い(ステップ908)、書き込み処理である
ことを認識する。そして、ホストコンピュータ1000
からの書き込み論理データをキャッシュメモリのコント
ローラ3000用領域3480に格納し、書き込み処理
をこの論理ボリュームの担当であるコントローラ400
0へ要求する(ステップ909)。
【0038】プロセッサ3200は、プロセッサ420
0に書き込み処理を要求するために、、書き込みデータ
論理アドレス、書き込みデータのキャッシュ上の格納ア
ドレス、データ長及び処理種別情報をデータ転送制御部
3300により共通メモリ領域3410、4410内の
プロセッサ3200書き込み用メモリ内のプロセッサ4
200への要求用エリアに2重に格納する。ここで、処
理種別情報とは、書き込み処理か読み込み処理かを判断
する情報である。プロセッサ4200は、例えば10m
sといった一定時間で、共通メモリ領域3410、44
10の自プロセッサへの要求用エリアを参照にいき、他
プロセッサからの要求を認識する。
【0039】図6は、プロセッサ3200からの処理要
求を受信したときのプロセッサ4200の処理を示すフ
ローチャートである。前述の方法により、プロセッサ3
200からの要求を認識(ステップ931)したプロセ
ッサ4200は、プロセッサ3200書き込み用メモリ
内のプロセッサ4200への要求用エリア内の処理種別
を参照し、書き込み処理要求であることを認識する(ス
テップ932)。そして、プロセッサ4200は、プロ
セッサ3200書き込み用メモリ内のプロセッサ420
0への要求用エリア内の書き込み論理アドレス、書き込
みデータのキャッシュ上の格納アドレス、データ長を取
得し(ステップ933)、キャッシュ3400内の該格
納アドレスからデータ長分の書き込みデータをプロセッ
サ4200用領域3490と4490に、その管理情報
である書き込み論理アドレスとデータ長と共に、2重に
格納する(ステップ934)。そして、終了情報を共通
メモリ領域3410、4410内のプロセッサ4200
書き込み用メモリ内のプロセッサ3200からの要求に
対する応答用エリアに設定することにより、プロセッサ
3200に処理終了を通信する(ステップ935)。
【0040】プロセッサ3200は、プロセッサ420
0に対する処理要求後は、プロセッサ4200書き込み
用メモリ内のプロセッサ3200からの要求に対する応
答用エリアを参照することにより、プロセッサ4200
の処理の終了を監視(ステップ910)しており(図4
参照)、この処理終了の通信を受けて、ホストコンピュ
ータ1000に終了を報告する(ステップ905)。プ
ロセッサ4200は、この後、図5に従ってホストI/
O処理とは非同期に、この書き込みデータのディスク装
置7000への書き込み処理を行う。
【0041】図4において、ホストコンピュータ100
0から読み込み要求があったときは、プロセッサ320
0は、上記書き込み要求受領時同様、処理担当外論理ボ
リューム(LUN)への処理であることを認識した(ス
テップ902)後、処理種別の判定を行う(ステップ9
08)。読み込み処理であることを認識すると、プロセ
ッサ3200は読み込み要求論理アドレス、読み込みデ
ータのキャッシュ上の格納許可アドレス、データ長、処
理種別情報を共通メモリ領域3410、4410内のプ
ロセッサ3200書き込み用メモリ内のプロセッサ42
00への要求用エリアに格納することにより、該LUN
処理担当であるプロセッサ4200に読み込み要求を通
信する(ステップ911)。
【0042】図6において、プロセッサ3200からの
要求を認識(ステップ931)したプロセッサ4200
は、共通メモリ領域内の情報により、読み込み処理であ
ることを認識する(ステップ932)。そして、共通メ
モリ領域から読み込み要求論理アドレス、読み込みデー
タのキャッシュ上の格納許可アドレス、データ長を取得
する(ステップ936)。次に、データをディスク装置
7000からプロセッサ4200用領域4490に格納
し、このデータをキャッシュ3400上の格納許可アド
レスに格納する(ステップ937)。さらに、共通メモ
リ領域3410、4410内のプロセッサ4200書き
込み用メモリ内のプロセッサ3200からの要求に対す
る応答用エリアに終了情報を設定することにより、プロ
セッサ3200に読み込み終了を通信する(ステップ9
35)。
【0043】図4において、プロセッサ4200の処理
終了を監視(ステップ912)していたプロセッサ32
00は、この読み込み終了報告を受けて、データをホス
トコンピュータに転送する(ステップ913)。
【0044】このように、プロセッサ3200は、通
常、プロセッサ3200用領域3480と4480を用
いて、I/O処理を行う。同様に、プロセッサ4200
は、通常、プロセッサ4200用領域3490と449
0を用いて、I/O処理を行う。
【0045】このように、プロセッサ毎に使用するキャ
ッシュ領域を固定化することにより、プロセッサ間の排
他制御を無くし、プロセッサ台数増加に伴う性能劣化を
防ぐことができる。特にホストコンピュータ間でファイ
ル(論理ボリューム)をシェアしないシステムにおいて
は、接続しているコントローラ内のプロセッサにこの論
理ボリュームを割り当てておくことにより、I/O処理
のときのプロセッサ間の通信制御を不要とし、さらなる
性能向上を可能とする。
【0046】次にコントローラ4000の障害時の自動
切り替え/復旧方式について図7、図8を用いて説明す
る。I/O処理実行中、コントローラ4000の障害を
検知したプロセッサは、共通メモリ領域3410を用い
て、残りの全プロセッサにコントローラ4000の障害
を通信する。この際、コントローラ4000とキャッシ
ュを2重書きしているコントローラ3000内のプロセ
ッサ3200には、処理の引継要求も通信する。本実施
例では、プロセッサ3200が障害を検知した場合につ
いて説明する。
【0047】図7は、プロセッサ3200がコントロー
ラ4000の障害を検知した場合のプロセッサ3200
の処理を示すフローチャートである。プロセッサ320
0はI/O処理実行中(ステップ950)、コントロー
ラ4000の障害を検知(ステップ951)すると、前
述の方法により、プロセッサ5200、6200にコン
トローラ4000の障害を通信する。そして、障害コン
トローラをシステムから切り放すため、キャッシュ34
00と4400へ2重書きされているホストコンピュー
タからの書き込みデータ及び共通メモリ領域のデータ
を、キャッシュ3400への1重書きに変更することを
データ転送制御部3300に指示する(ステップ95
2)。また、プロセッサ3200からの要求を認識した
プロセッサ5200、6200は、共通メモリ領域をキ
ャッシュ3400への1重書きに変更する。次に、プロ
セッサ3200は、プロセッサ4200の処理を引き継
ぐ為に、プロセッサ4200用領域の制御権をプロセッ
サ3200に切り替える(ステップ953)。これらの
処理により、制御権の切り替えが完了し、プロセッサ3
200は通常のI/O処理を再開する(ステップ95
4)。
【0048】図8は、障害が発生したコントローラ40
00の復旧処理を示すフローチャートである。コントロ
ーラ4000の障害部位が交換(ステップ971)され
ると、プロセッサ4200は、共通メモリ領域3410
を用いて全プロセッサに復旧開始を伝達する(ステップ
972)。プロセッサ3200、5200、6200
は、この復旧開始の伝達を受けて(ステップ955)、
それぞれのコントローラのデータ転送制御部にキャッシ
ュ3400と4400への2重書きを指示すると共に、
共通メモリ領域3410、4410を用いて、処理終了
の応答をプロセッサ4200に通信する(ステップ95
6)。この終了報告を全プロセッサから受領(ステップ
973)したプロセッサ4200は、キャッシュ440
0のデータ回復を行う(ステップ974)。データ回復
が完了すると、共通メモリ領域3410、4410を用
いて、プロセッサ3200に復旧完了を伝達する(ステ
ップ975)。
【0049】図7において、この完了通知を受けた(ス
テップ958)プロセッサ3200は、プロセッサ42
00用領域の制御権をプロセッサ4200に復旧(ステ
ップ959)させ、共通メモリ領域を用いて、制御権の
復旧をプロセッサ4200に伝達する(ステップ96
0)。図8において、この伝達を受けた(ステップ97
6)プロセッサ4200は、I/O処理を再開させる
(ステップ977)。
【0050】尚、以上の実施例においては、コントロー
ラ毎にプロセッサ、ホストI/F制御部を1つ持った例
を示したが、これらの数は任意でも、ホストコンピュー
タからのコマンドを受け取ったプロセッサが、担当プロ
セッサに処理要求を伝達することにより、同様に実現で
きる。
【0051】また、キャッシュの分割方式は、プロセッ
サ毎に均等ではなく、ユーザの指定により設定/変更可
能である。特に、特定プロセッサをホットスタンバイで
動作させる場合には、キャッシュ領域をホットスタンバ
イのプロセッサには割り当てないことにより、キャッシ
ュを有効に利用することができる。又、プロセッサの負
荷に応じてダイナミックに変更することも可能である。
ユーザの指定により分割を行うか、プロセッサの負荷に
応じて変更を行うかの指示は、本実施例では、ホストコ
マンドにより行うが、パネルといった装置を接続し、そ
こから入力する形を取っても、むろん良い。
【0052】つぎに、コントローラのキャッシュの動的
割当の実現方式について、以下、説明する。まず、キャ
ッシュの管理方式について、図9を用いて説明する。
【0053】プロセッサ毎に持つデータ格納エリアは、
セグメント983と呼ばれる管理単位に分割されてい
る。セグメントは、セグメント毎にセグメント管理ブロ
ック981(以下SGCBという。)をデータ管理情報
内に持ち、セグメントを管理する情報とセグメントアド
レスが格納されている。又、これらのSGCBは、その
セグメントの属性によって、ダーティキュー980とク
リーンキュー982という2つキューに分けられて接続
されている。ダーティキュー980には、ディスク未反
映のライトデータを格納しているセグメントのSGCB
が接続されており、それ以外のSGCBは、クリーンキ
ュー982に接続されている。
【0054】キャッシュの動的割当を実現するために、
プロセッサ毎の負荷情報を共通メモリ領域に持つ。この
負荷情報として、例えば、キャッシュ内のクリーンSG
CB量を用いる。各プロセッサは、SGCBのクリー
ン、ダーティ間のキュー遷移契機に、この情報を更新す
る。プロセッサは、例えば、1分といった一定周期でこ
の情報を参照にいき、キャッシュを共有しているプロセ
ッサ内で最も負荷の低いプロセッサのクリーンキューか
ら最も負荷の高いプロセッサのクリーンキューへ、その
負荷が同じになるまでSGCBと管理セグメントを移行
させる。この際、使用中のSGCBは、移行対象外とす
る。移行の際は、SGCBの格納データ情報はクリアす
る。この移行の間は、プロセッサ通信を用いて、移行を
行うプロセッサのI/O処理はとめる。
【0055】また、以上の実施例においては、2台のコ
ントローラ間でキャッシュを共有し、各々、対コントロ
ーラのキャッシュに2重書きする例を示したが、キャッ
シュ領域がプロセッサ毎に分割されていれば、そのキャ
ッシュの共有化方式、多重書き方式は、任意の方式で
も、同様に実現できる。
【0056】キャッシュ多重書きの例を図10に示す。
(1)は、装置全体でキャッシュを共有しあい、2重書
きする方式である。つまり、プロセッサ3200はキャ
ッシュ3400、4400を用いて、プロセッサ420
0はキャッシュ4400、5400を用いて、プロセッ
サ5200はキャッシュ5400、6400を用いて、
プロセッサ6200はキャッシュ6400、3400を
用いて2重書きを行っている。
【0057】(2)は、装置全体でキャッシュを共有し
あい、全キャッシュに多重書きする方式である。つま
り、プロセッサ3200、4200、5200、620
0は、それぞれキャッシュ3400、4400、540
0、6400を用いて、多重書きを行っている。このケ
ースにおいて、コントローラが障害となった場合は、キ
ャッシュを共有しているプロセッサ間でもっとも負荷の
低いプロセッサが、障害コントローラ担当論理ボリュー
ムの処理を引き継ぐ。これらのケースにおいては、任意
のプロセッサが障害コントローラ担当論理ボリュームの
処理を引き継げるように、ディスク側のデータバスを、
装置内の全ディスク装置、全コントローラで共通のバス
に接続しておく。もちろん、これらの多重書き方式を装
置内で混在させることも可能である。これらの多重書き
方式の指定は、共通メモリ領域3410、4410に多
重書き情報を持ち、各々のプロセッサ3200、420
0、5200、6200が、この情報を元に、書き込み
データの転送方式をデータ転送制御部3300、430
0、5300、6300に指示することにより実現でき
る。
【0058】
【発明の効果】本発明によれば、コントローラ及びキャ
ッシュメモリを2重化した記憶サブシステムにおいて、
各コントローラにキャッシュメモリの一部及び論理ボリ
ュームを割り当てることによりキャッシュメモリに対す
るコントローラ内のプロセッサ間の排他制御が無くなる
ため、複数プロセッサ化による応答性能劣化を防ぐこと
ができる。
【0059】また、複数のキャッシュへ多重書きするこ
とにより、キャッシュ障害時には、多重書きしている他
キャッシュからディスクに書き込むことができるため、
データロストを防ぐことができる。さらに、コントロー
ラ障害時にキャッシュメモリの制御を正常なコントロー
ラに切り替える手段とコントローラ障害から復旧する手
段を設けることにより、システムを無停止で運用するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概要を表す構成図である。
【図2】本発明の実施例である制御装置の構成図であ
る。
【図3】本発明の実施例であるコントローラのキャッシ
ュの構成を示す図である。
【図4】本発明の実施例によるコントローラのホストか
らのI/O処理の動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施例によるコントローラのキャッシ
ュ内のデータをディスク装置に格納する動作を示すフロ
ーチャートである。
【図6】本発明の実施例による他のコントローラから処
理要求を受けとったコントローラの制御装置の動作を示
すフローチャートである。
【図7】本発明の実施例による他のコントローラの障害
を検出したコントローラの動作を示すフローチャートで
ある。
【図8】本発明の実施例による障害が発生したコントロ
ーラの復旧処理の動作を示すフローチャートである。
【図9】本発明の実施例によるコントローラおいて用い
られるキャッシュの管理方式を示す図である。
【図10】本発明の他の実施例二夜コントローラのキャ
ッシュの構成を示す図である。
【符号の説明】
10/11:ホストコンピュータ 20:制御装置 30/40:コントローラ 31/41:コントローラA用キャッシュメモリ 32/42:コントローラB用キャッシュメモリ 33/43:キャッシュメモリ 50:ディスク装置 1000/1100/1200/1300:ホストコン
ピュータ 2000:制御装置 3000/4000/5000/6000:コントロー
ラ 3100/4100/5100/6100:ホストI/
F制御部 3200/4200/5200/6200:マイクロプ
ロセッサ 3300/4300/5300/6300:データ転送
制御部 3400/4400/5400/6400:キャッシュ 3500/4500/5500/6500:DRVI/
F制御部 7000/7100:ディスク装置群

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホストコンピュータのデータを格納し、複
    数の記憶領域を有する記憶装置と、 該ホストコンピュータの指示に基づいて該記憶装置の制
    御を行い、該ホストコンピュータと該ディスク装置との
    間のデータ転送を制御し、該ホストコンピュータと該記
    憶装置との間を転送されるデータを一時的に保持する複
    数の領域を有するキャッシュメモリを有する複数のコン
    トローラと前記複数のコントローラ間を接続するパスと
    を具備する制御装置とを有する記憶サブシステムであっ
    て、 前記コントローラには、前記記憶装置の複数の記憶領域
    のうち少なくとも1つと該コントローラのキャッシュメ
    モリの複数の領域のうち少なくとも1つと前記パスによ
    り接続される他のコントローラのキャッシュメモリの複
    数の領域のうち少なくとも一つが割当てられることを特
    徴とする記憶サブシステム。
  2. 【請求項2】請求項1記載の記憶サブシステムにおい
    て、前記コントローラは、前記ホストコンピュータから
    転送されるデータを該コントローラに割当てられている
    複数の前記キャッシュメモリに書込むことを特徴とする
    記憶サブシステム。
  3. 【請求項3】請求項2記載の記憶サブシステムにおい
    て、前記コントローラに障害が発生したときは、前記他
    のコントローラは該障害コントローラが担当していた前
    記記憶装置の記憶領域の処理を行うことを特徴とする記
    憶サブシステム。
  4. 【請求項4】請求項3記載の記憶サブシステムにおい
    て、該他のコントローラはホットスタンバイしているコ
    ントローラであって、ホットスタンバイしているコント
    ローラには、キャッシュメモリの記憶領域を割り当てな
    いことを特徴とする記憶サブシステム。
  5. 【請求項5】請求項1記載の記憶サブシステムにおい
    て、前記制御装置は複数の前記コントローラ間を接続す
    るパスを有し、前記コントローラが他のコントローラに
    割当てられた前記記憶装置の記憶領域に対する処理要求
    をホストコンピュータから受取ったときは、前記コント
    ローラは、前記他のコントローラに該処理要求を通信す
    ることを特徴とする記憶サブシステム。
  6. 【請求項6】請求項1記載の記憶サブシステムにおい
    て、前記キャッシュ領域の分割は、コントローラの負荷
    に応じて変更することを特徴とする記憶サブシステム。
  7. 【請求項7】ホストコンピュータのデータを格納する複
    数の論理ボリュームを有する磁気ディスクと、 該ホストコンピュータと該ディスク装置との間を転送さ
    れるデータを一時的に保持する複数の領域を有するキャ
    ッシュメモリと、前記キャッシュメモリとが接続され、
    該データのデータ転送を制御するデータ転送制御部とを
    有する複数のコントローラと、複数のコントローラ間を
    接続するパスとを有し、該ホストコンピュータの指示に
    基づいて該磁気ディスク装置の制御を行う制御装置とを
    有する記憶サブシステムであって、 前記コントローラには、前記磁気ディスク装置の複数の
    論理ボリュームのうち少なくとも1つと該コントローラ
    のキャッシュメモリの複数の領域のうち少なくとも1つ
    と、他のコントローラのキャッシュメモリの複数の領域
    のうち少なくとも1つとが割当てられることを特徴とす
    る記憶サブシステム。
  8. 【請求項8】請求項7記載の記憶サブシステムにおい
    て、前記コントローラは、前記ホストコンピュータから
    転送されるデータを該コントローラに割当てられている
    該コントローラのキャッシュメモリの領域と、該コント
    ローラに割当てられている他のコントローラのキャッシ
    ュメモリの領域とに書込むことを特徴とする記憶サブシ
    ステム。
  9. 【請求項9】請求項8記載の記憶サブシステムにおい
    て、前記コントローラに障害が発生したときは、前記他
    のコントローラは該障害コントローラが担当していた前
    記論理ボリュームの処理を行うことを特徴とする記憶サ
    ブシステム。
  10. 【請求項10】請求項9記載の記憶サブシステムにおい
    て、前記他のコントローラはホットスタンバイしている
    コントローラであって、、ホットスタンバイしているコ
    ントローラには、キャッシュメモリの記憶領域を割り当
    てないことを特徴とする記憶サブシステム。
  11. 【請求項11】請求項7記載の記憶サブシステムにおい
    て、前記コントローラが他のコントローラに割当てられ
    た論理ボリュームに対する処理要求をホストコンピュー
    タから受けとったときは、前記コントローラのデータ転
    送制御部は、該他のコントローラに前記第一のパスを介
    して処理要求を転送し、該処理要求を受領した該他のコ
    ントローラが該論理ボリュームに対する処理を行い、処
    理結果を、前記コントローラに転送することを特徴する
    記憶サブシステム。
  12. 【請求項12】請求項7記載の記憶サブシステムにおい
    て、前記キャッシュ領域の分割は、コントローラの負荷
    に応じて変更することを特徴とする記憶サブシステム。
  13. 【請求項13】請求項7記載の記憶サブシステムにおい
    て、前記コントローラ間のパスは、2つの前記コントロ
    ーラを接続する第一のパスと、、該2つのコントローラ
    の組を接続する第二のパスを含むことを特徴とする記憶
    サブシステム。
  14. 【請求項14】請求項13記載の記憶サブシステムにお
    いて、前記制御装置にコントローラを増設するときは、
    前記コントローラの2台単位に増設することを特徴とす
    る記憶サブシステム。
  15. 【請求項15】ホストコンピュータのデータを格納し、
    複数の記憶領域を有する記憶装置と、 該ホストコンピュータの指示に基づいて該記憶装置の制
    御を行い、該ホストコンピュータと該記憶装置との間の
    データ転送を制御し、該ホストコンピュータと該記憶装
    置との間を転送されるデータを一時的に保持する複数の
    領域を有するキャッシュメモリを有する複数のコントロ
    ーラと前記複数のコントローラ間を接続するパスとを具
    備する制御装置とを有する記憶サブシステムであって、 前記コントローラには、前記記憶装置の複数の記憶領域
    のうち少なくとも1つと該コントローラのキャッシュメ
    モリの複数の領域のうち少なくとも1つと前記パスによ
    り接続される他のコントローラのキャッシュメモリの複
    数の領域のうち少なくとも一つが割当てられ、 前記ホストコンピュータから転送されるデータは、該コ
    ントローラに割当てられている該コントローラのキャッ
    シュメモリの領域と、該コントローラに割当てられてい
    る他のコントローラのキャッシュメモリの領域に書込ま
    れることを特徴とする記憶サブシステム。
  16. 【請求項16】請求項15記載の記憶サブシステムにお
    いて、前記コントローラに障害が発生したときは、前記
    他のコントローラは該障害コントローラが担当していた
    前記記憶装置の記憶領域の処理を行うことを特徴とする
    記憶サブシステム。
  17. 【請求項17】請求項15記載の記憶サブシステムにお
    いて、該他のコントローラはホットスタンバイしている
    コントローラであって、ホットスタンバイしているコン
    トローラには、キャッシュメモリの記憶領域を割り当て
    ないことを特徴とする記憶サブシステム。
  18. 【請求項18】請求項15記載の記憶サブシステムにお
    いて、前記制御装置は複数の前記コントローラ間を接続
    するパスを有し、前記コントローラが他のコントローラ
    に割当てられた前記記憶装置の記憶領域に対する処理要
    求をホストコンピュータから受取ったときは、前記コン
    トローラは、前記他のコントローラに該処理要求を通信
    することを特徴とする記憶サブシステム。
  19. 【請求項19】請求項15記載の記憶サブシステムにお
    いて、前記キャッシュ領域の分割は、コントローラの負
    荷に応じて変更することを特徴とする記憶サブシステ
    ム。
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