JP2004171373A - ディスクアレイ装置 - Google Patents

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孝宏 小川
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Abstract

【課題】メモリディスクの突発的な障害に対してもメモリされたデータの喪失を極力防止することができる。
【解決手段】ディスクアレイコントローラ3が、回復可能なエラーが連続多発する業務使用中領域41の、例えばランク5「1」のメモリディスク6「1B」を、将来的に膨大化するデータ量に備えられた業務未使用領域42の、例えばランク5「N+1」のメモリディスク6「N+1B」に代替え交換している。この交換は、ランク5単位でも、メモリディスク6単位でもよい。この結果、業務使用中メモリボリューム領域の欠損を極力回避することができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、メモリディスクを構成要素とするディスクアレイ又は同時にアクセスする二つのメモリディスクをグループとするランクに形成して構成要素とするディスクアレイをディスクコントローラが制御するディスクアレイ装置に関し、特に、前記メモリディスクの突発的な障害に対してもメモリされたデータの消滅を極力防止することができるディスクアレイ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年のIT(インフォメーション・テクノロジー)環境の発展により、コンピュータ・システムにおける記憶装置の役割はますます大きくなってきており、記憶装置に対する高性能化、高信頼性化、大容量化などに対する要求も高まる一方である。このように大容量化が進む中で、記憶装置に用いられる大容量のメモリディスク(以後、ディスクと略称する)にひとたび障害を発生した場合、ホットスペアのディスクにデータの複写が行われるが、複写中は非冗長状態の危険な期間であり、この時間はディスクの容量と比例する。
【0003】
従って、従来、この種の一つのディスクアレイ装置では、並列動作しているディスク装置の複数が同時に故障してもデータを喪失することなくバックアップ処理要求に対処可能とすることを目的として、ディスク装置を二台で一組のグループとするランクに形成し、このランク内で二台のディスクそれぞれを現用と予備とに割当て、データ書込みは両者に行い、データ読出しは現用から行うミラーディスク装置を用いるものがある。また、この装置は、上述した複写中は非冗長状態の危険な期間を回避するためにディスクの障害予兆を察知し、縮退に陥る以前に予防交換している(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
例えば、図7にこのブロック構成の一例を示す。図示される装置では、ディスクの一組を形成するランク131「1」で二台のディスク132A,132Bの一方の現用ディスク132Aが所定回数のエラーを発生した際に、障害で動作停止となることを予想して、予備である他方のディスク132Bを予備から現用に切換えている。
【0005】
この構成では、万一、現用で動作中のディスク132Bに障害を発生した場合には、その処理中のデータのコピー先がなく、データの救済ができないのみならず、一組のランクのメモリ容量が欠損する事態となる。
【0006】
このような事態を救済するため、例えば、稼動する複数のディスクに対して一つのホットスペアを設ける周知の技術を採用することができる。
【0007】
例えば図8に示されるように、ランク131を形成するディスク132A,132B以外に一台のホットスペアディスク133を設け、ディスクコントローラ121がこれらを制御するディスクアレイ装置111がある(例えば、特許文献2参照)。
【0008】
このような構成では、図9に示されるように、性能を低下させることなくデータのバックアップ処理が可能となることを目的として、ランク131を構成し同一のデータを記憶するディスク132A,132Bが二重化構成とされる。ディスク132Bのバックアップ処理を要求された際、ディスクコントローラ121は、ホットスペアのディスク133をマスターディスクとしてディスク132Aとの二重化構成に組込み、ディスク133はディスク132Bのデータを複写する。従って、新たな書込みはディスク132Aとディスク133とに行われる。
【0009】
【特許文献1】
特開平7−129331号公報(図1、図10)
【0010】
【特許文献2】
特開2002−278706号公報(図1)
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来のディスクアレイ装置では、特許文献1に特許文献2の技術を加えたとしても、なお、ディスクが故障した際に、ここで処理されていたデータを喪失するのみならず、このランクに対応するメモリ領域が欠損し、縮減されるという問題点がある。
【0012】
その理由は、例えば図10に示されるように、ランク「3」のディスクの一方がホットスペアの代替えとなっている状態で、ランク「2」の一方のディスクに対してバックアップ処理を要求された際には、残る他方のディスクのみで稼動する状態になるが、この一つの稼動ディスクに対して代替えとなるディスクが存在しないからである。
【0013】
本発明の課題は、このような問題点を解決し、メモリディスクの突発的な障害に対してもメモリされたデータの喪失を極力防止することができるディスクアレイ装置を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明によるディスクアレイ装置は、メモリ用物理ディスク単体の機能不全の予兆を察知し、将来的に準備された予備論理ディスクにデータを複写し、突発的な障害に対して予備とされたホットスペアを使用せずに予防交換が可能となるように、将来的に膨大化するデータ量のために備えた業務未使用ボリュ―ムを予防交換の複写先と定めている。
【0015】
その具体的な、ディスクアレイ装置の一つは、メモリディスクを構成要素とするディスクアレイをディスクコントローラが制御するディスクアレイ装置において、次のようなディスクアレイ及びディスクコントローラを備えている。
【0016】
ディスクアレイは、アレイを構成するメモリディスクを、現状で処理する予想データ量に対応する業務使用中メモリボリューム領域と将来的に膨大化するデータ量に備えた業務未使用メモリボリュ―ム領域とに区別して備えている。
【0017】
また、ディスクコントローラは、業務使用中メモリボリューム領域で一つの異常メモリディスクを検出した際に、当該異常メモリディスクを前記業務未使用メモリボリュ―ム領域にある所定の少なくとも一つのメモリディスクを前記業務使用中メモリボリューム領域に組込み、前記異常メモリディスクを当該組込みメモリディスクで代替えする手段を有している。
【0018】
このような構成により、業務未使用メモリボリュ―ム領域にある全てのメモリディスクを上記異常メモリディスクの代替えとして使用可能であり、複写中に他物理ディスクが突発的な機能不全障害が発生したとしても、突発的な障害に対して予備とされるホットスペアを使用することなく、その障害ディスク切換えの可能性は大である。
【0019】
また、上記ディスクコントローラは物理ディスク単体の機能不全の予兆を検出した際に当該ディスクを異常メモリディスクとして検出することが望ましい。この機能不全の予兆は、回復可能なエラーを頻発させた場合、そのエラー内容及び数を含むエラー情報が予め設定されたしきい値を越えたことにより検出される。従って、このような予防保全が確実に実行されるので、冗長状態を維持しつつ、ホットメモリディスクを使用することなく、物理ディスクの予防交換を可能としている。
【0020】
また、ディスクアレイが同時にアクセスする二つのメモリディスクをグループとするランクにより構成され、代替えのメモリディスクをランク単位とすることができる。
【0021】
また、上記ディスクアレイは、通常更に、少なくとも前記業務使用中メモリボリューム領域に自領域内で故障のメモリディスクに代替えする少なくとも一つのホットスペアメモリディスクを備えている。このため、予防保守にホットスペアを使用せずに予防交換を実施することで、例え、複写中に他物理ディスクが突発的な機能不全障害が発生したとしても、ホットスペアへの切替えが可能となる。
【0022】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0023】
図1は本発明の実施の一形態を示す機能ブロック図である。
【0024】
図示されたディスクアレイ装置2では、複数の業務サーバ1と接続するディスクアレイコントローラ3と、ディスクアレイコントローラ3の制御を受けるディスクアレイ4とを備える。
【0025】
ディスクアレイ4はメモリ領域を業務使用中メモリボリューム領域(以後、業務使用中領域と略称する)41と業務未使用メモリボリューム領域(以後、業務未使用領域)42とに分割して有する。
【0026】
業務使用中領域41は二つのメモリディスク6A,6Bを一組として構成するランク5をランク5「1」からランク5「N」までのN組とホットスペアのメモリディスク6「HS」の一台とを有している。上記メモリディスク6A,6Bがランク「1」のものであるとして区別する場合、メモリディスク6「1A」及びメモリディスク6「1B」と記載するものとする。
【0027】
業務未使用領域42はランク5「N+1」からランク5「N+M」のM組とホットスペアのメモリディスク6「NHS」とを有している。
【0028】
次に、図2に図1を併せ参照してディスクアレイコントローラ31について説明する。
【0029】
ディスクアレイコントローラ31は、ホストインタフェース31、ホストアダプタ32、キャッシュメモリ33、しきい値管理部34、ディスクアレイ駆動制御部35、ディスクアレイ予防保守制御部36、ディスクエラー監視部37、及びディスクアレイインタフェース38を有する。ホストアダプタ32、キャッシュメモリ33、しきい値管理部34、ディスクアレイ駆動制御部35、ディスクアレイ予防保守制御部36、及びディスクエラー監視部37は内部バスにより相互接続され、機能動作の遂行のため、信号又はメッセージの授受を行なう。
【0030】
ホストインタフェース31は、ホストである業務サーバ1とホストアダプタ32とを接続して、両者間の信号授受により業務サーバ1の指示をディスクアレイコントローラ3に伝達すると共にディスクアレイコントローラ3からの情報を業務サーバ1に伝達する。キャッシュメモリ33は、機能動作遂行のための一時メモリである。しきい値管理部34は、メモリディスク6毎の回復可能エラー発生回数の上限を予防保守のためのしきい値メモリとして有している。
【0031】
ディスクアレイ駆動制御部35は、ホストアダプタ32を介して業務サーバ1からの指示を受け、ディスクアレイインタフェース38を介してディスクアレイ4の有するメモリディスク6に書込み又はメモリディスク6から読取るランク対応の制御を行なう。また、ディスクアレイ駆動制御部35は、メモリディスク6それぞれの異常を検出して、ディスクエラーをディスクエラー監視部37へ通知する一方、ディスクアレイ予防保守制御部36からの通知に従って、メモリディスク6に対する業務使用中領域と業務未使用領域との交換制御を行なう。更に、ディスクアレイ駆動制御部35は、メモリディスク6それぞれの機能不全障害を検出して、障害のメモリディスク6をホットスペアのメモリディスク6「HS」に代替えするなど、メモリディスク6の駆動及び制御を行なう。
【0032】
ディスクアレイ予防保守制御部36はディスクアレイ4の業務未使用領域42のランク5及びこれを構成するディスク6を管理している。ディスクアレイ予防保守制御部36は、障害による機能不全を予想される異常メモリディスク6「AB」をディスクエラー監視部37から通知された際に、業務未使用領域42にある所定の一つの代替えメモリディスク6「RP」を選択して、異常メモリディスク6「AB」を代替えメモリディスク6「RP」に交換する指示をディスクアレイ駆動制御部35に行なう。
【0033】
ディスクエラー監視部37は、ランク5に対応するタイマを有し、ディスクアレイ駆動制御部35から所定の時間以内に受ける各メモリディスク6の回復可能なエラー回数を計測し、しきい値管理部34に保管されるしきい値に達した際に、該当するメモリディスク6の予防交換をディスクアレイ予防保守制御部36へ通知する。ここではタイマをランク対応に設けて木目細かい対策を採用した。しかし、危険度は増加するがタイマの時限を延長してディスクアレイ4に対して一つのタイマのみを備えることでもよい。この構成の場合、この危険度を低減するために、しきい値も下げることが望ましい。
【0034】
ディスクアレイインタフェース38は、ディスクアレイ駆動制御部35をその指示に基づくメモリディスク6と接続する。
【0035】
上記説明では、図面に示されるブロックの機能配分に従って説明したが、機能配分は上記機能を充たす限り自由であり、上記説明が本発明を限定するものではない。
【0036】
次に、図3に図1及び図2を併せ参照してディスクアレイコントローラ3の主要動作手順について説明する。ここでは、タイマがランク対応で設けられているものとする。
【0037】
まず、ディスクアレイコントローラ3では、ディスクエラー監視部37がランク対応でタイマの計測を開始(手順S1)している。一方、ディスクアレイ駆動制御部35は、ディスクアレイ4のディスク6に対し、ランク対応で書込み・読み出ししており、その過程での回復可能なエラー発生をディスクエラー監視部37に通知する。
【0038】
ディスクエラー監視部37は、回復可能エラーが発生せず(手順S2のNO)にタイマの時限に到達(手順S3のYES)した際にはタイマをリセット(手順S4)して上記手順S1のタイマ計測開始に手順を戻す繰返し動作を実行する。
【0039】
上記手順S3が「NO」のタイマ時限に未達の状態で、上記手順S2が「YES」となる回復可能エラーが発生した際には、発生の都度、この通知を受けたディスクエラー監視部37は、エラー発生のディスクに対応するカウンタをカウントアップ(手順S11)することによりエラー回数を計測し、しきい値管理部34にメモリされるしきい値と比較(手順S12)する。
【0040】
手順S12が「NO」でエラー回数がしきい値より小さい場合、ディスクエラー監視部37は、上記手順S3へ戻り、手順S3が「YES」となるタイマの時限に到達するまで、この手順を繰返してタイマ時限の間に連続して発生する回復可能エラーの発生回数を計数する。
【0041】
手順S12が「YES」でエラー回数がしきい値以上に達した場合、ディスクエラー監視部37は、タイマをリセットし、計測を再開(手順S13)すると共に回復可能エラーの異常発生をディスクアレイ予防保守制御部36に通知する。
【0042】
ディスクアレイ予防保守制御部36は、発生するエラー回数の異常通知を受けて、業務未使用領域42から退避先となるメモリディスク6をランク5単位で検索(手順S14)する。
【0043】
業務未使用領域42に退避先となるランク5がある(手順S15のYES)場合、ディスクアレイ予防保守制御部36は、退避先ランクのディスク6を業務使用中領域に組込み、エラー発生ランクのディスク6のデータを退避先ランクのディスク6に複写(手順S16)する。複写を完了したエラー発生ランク5のディスク6は退避先ランク5のディスク6として業務未使用領域に組込み(手順S17)され、ディスクアレイ予防保守制御部36は、予防保守の発生を保守者に通知(手順S18)する。
【0044】
上記手順S15が「NO」で業務未使用領域42に退避先がない場合、ディスクアレイ予防保守制御部36はこれをディスクアレイ駆動制御部35に通知し、ディスクアレイ駆動制御部35が現用で異常を発生した例えばランク5「1」のメモリディスク6「1B」をホットスペアのメモリディスク6「HS」に代替え(手順S21)し、障害の発生として保守者に通知(手順S22)する。
【0045】
保守者は上記手順18及び手順22それぞれの通知に基づいて所定の処置を行なう。
【0046】
上記手順で、タイマがディスクアレイ4に対して一つの場合には、上記手順S13が省略される。この場合には、しきい値を低く設定するなどの処置もあり、経済化を図ることができる。
【0047】
図4では、予防保守状態となった上記手順S16の状態が示されている。すなわち、業務使用中領域41のランク「3」でディスク「A」に回復可能エラーが多発した際、業務未使用領域42のランク「N+3」が退避先に選定され、データの複写が行われている。
【0048】
図示されるように、予防保守によるランク単位の交換が業務中領域のメモリ領域を狭くすること、このような事態が多量に発生した場合以外にはない。修理が適切に実行されるならば、実働には殆ど影響しない。
【0049】
図5(A)には、図4に示される状態で、ランク「2」のディスク「A」が機能不全に陥った状態が示されている。すなわち、ランク「2」で残されるディスク「B」はホットスペアのディスク「HS」とペアを組み動作する。
【0050】
図5(B)では、上記状態で更に、ランク「2」のディスク「B」が突発的に機能不全に陥った状態であり、データの喪失が発生するが、このような最悪の状態になる確率は、上述した従来の構成と比較して非常に少ない。
【0051】
次に、図6を参照して、上述したとは別の実施例について説明する。
【0052】
すなわち、上記説明では二つのディスクを一組に構成したランク単位で業務使用中領域41と業務未使用領域との組込みを実行したが、ディスク単位で交換することもできることを図6が示している。
【0053】
更に、ランク管理及びディスク管理は複雑化するが、ランク構成であって、かつ、ランク内の一方のディスクのみの予防交換を実行することもできる。このような場合、タイマは一つにしている。
【0054】
また、上記説明では、予防保守のために行なうメモリディスクの交換は、回復可能なエラーの発生としたが、他の条件を加えてもよく、この場合、条件に対応して発生回数のしきい値を設定している。
【0055】
このように、上記説明では、図示された機能ブロックおよび手順を参照しているが、機能の分離併合による配分または手順の前後入替えなどの変更は上記機能を満たす限り自由であり、上記説明が本発明を限定するものではなく、更に、ディスクアレイを制御する装置の全般に適用可能なものである。
【0056】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、メモリディスクの突発的な障害に対してもメモリされたデータの喪失を極力防止することができ、かつ業務使用中メモリボリューム領域の欠損を極力回避できるという効果を得ることができる。
【0057】
その理由は、ディスクアレイコントローラが、業務使用中メモリボリューム領域において回復可能なエラーが連続多発するランク又はメモリディスクを、将来的に膨大化するデータ量に備えられた業務未使用メモリボリューム領域にあるランク又はメモリディスクに代替え交換しているからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における機能ブロックの実施の一形態を示す図である。
【図2】図1における部分詳細の実施の一形態を示す図である。
【図3】図1における予防保守動作手順の実施の一形態を示すフローチャートである。
【図4】本発明におけるランク単位交換の実施の一形態を説明する図である。
【図5】図4においてランクの一方のディスクが突発的に機能不全に陥った状態から、更に、残る他方のディスクが機能不全に陥った状態に移行する場面の実施の一形態を説明する図である。
【図6】図1から図5までと異なる、本発明における実施の一形態をディスク単位の交換で説明する図である。
【図7】従来の機能ブロックの一例を示す図である。
【図8】図7とは別の、従来の機能ブロックの一例を示す図である。
【図9】図8においてランクのメモリディスクがバックアップ処理を要求する状態からホットスペアのメモリディスクをマスターとして交替する従来の一例を示す図である。
【図10】図7に図8の技術を加味して得られるディスクアレイのランクに対応してホットスペアのメモリディスクを利用し、更に突発的な障害が発生した際の従来の一例を説明する図である。
【符号の説明】
2 ディスクアレイ装置
3 ディスクアレイコントローラ
4 ディスクアレイ
5 ランク
6 メモリディスク
34 しきい値管理部
35 ディスクアレイ駆動制御部
36 ディスクアレイ予防保守制御部
37 ディスクエラー監視部
41 業務使用中領域(業務使用中メモリボリューム領域)
42 業務未使用領域(業務未使用メモリボリューム領域)

Claims (7)

  1. メモリディスクを構成要素とするディスクアレイをディスクコントローラが制御するディスクアレイ装置において、
    前記ディスクアレイは、アレイを構成するメモリディスクを、現状で処理する予想データ量に対応する業務使用中メモリボリューム領域と将来的に膨大化するデータ量に備えた業務未使用メモリボリュ―ム領域とに区別して備え、
    前記ディスクコントローラは、業務使用中メモリボリューム領域で一つの異常メモリディスクを検出した際に、当該異常メモリディスクを前記業務未使用メモリボリュ―ム領域にある所定の少なくとも一つのメモリディスクを前記業務使用中メモリボリューム領域に組込み、前記異常メモリディスクを当該組込みメモリディスクで代替えする手段を有する
    ことを特徴とするディスクアレイ装置。
  2. 請求項1において、前記ディスクコントローラは、物理ディスク単体の機能不全の予兆を検出した際に当該ディスクを異常メモリディスクとして検出することを特徴とするディスクアレイ装置。
  3. 請求項2において、前記ディスクコントローラは、機能不全の予兆を、回復可能なエラーを頻発させた場合、そのエラー内容及び数を含むエラー情報が予め設定されたしきい値を越えたことにより検出することを特徴とするディスクアレイ装置。
  4. 請求項1において、前記ディスクアレイが同時にアクセスする二つのメモリディスクをグループとするランクにより構成され、代替えのメモリディスクは前記ランク単位であることを特徴とするディスクアレイ装置。
  5. 請求項1において、前記ディスクアレイは、更に、少なくとも前記業務使用中メモリボリューム領域に自領域内で故障のメモリディスクに代替えする少なくとも一つのホットスペアメモリディスクを備えることを特徴とするディスクアレイ装置。
  6. 請求項5において、前記ディスクコントローラは、異常メモリディスク検出の際、前記業務未使用メモリボリュ―ム領域で退避先メモリディスクが選択不能の場合、前記ホットスペアメモリディスクを代替え先として選択することを特徴とするディスクアレイ装置。
  7. 同時にアクセスする二つのメモリディスクをグループとするランクに形成して構成要素とするディスクアレイをディスクコントローラが制御するディスクアレイ装置において、
    前記ディスクアレイは、アレイを構成するランクを、現状で処理する予想データ量に対応する業務使用中メモリボリューム領域と将来的に膨大化するデータ量に備えた業務未使用メモリボリュ―ム領域とに区別して備え、
    前記ディスクコントローラは、業務使用中メモリボリューム領域内における一つの物理ディスク単体で機能不全の予兆を、異常メモリディスクとして検出した際に、当該異常メモリディスクを前記業務未使用メモリボリュ―ム領域にある所定の少なくとも一つのメモリディスク及びランクのうちの一方を前記業務使用中メモリボリューム領域に組込み、前記異常メモリディスク及びこれを含むランクのうちの一方を当該組込みメモリディスクで代替えする手段を有する
    ことを特徴とするディスクアレイ装置。
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