JP3559016B2 - ディスクアレイシステム、ディスクアレイシステムにおけるロジカルユニットの引き継ぎ方法及び連携制御コントローラ - Google Patents

ディスクアレイシステム、ディスクアレイシステムにおけるロジカルユニットの引き継ぎ方法及び連携制御コントローラ Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディスクアレイシステムに関し、特に、複数のコントローラでディスク装置を共用するディスクアレイシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、複数のコントローラでディスク装置を共有するディスクアレイシステムがある。通常のディスクアレイシステムでは、LU(Logical Unit)のデータは、制御コントローラ内のバッファメモリを使用してキャッシングし、ホストからのリード/ライトの入出力要求を高速に処理している。
【0003】
このようなディスクアレイシステムにおいては、リードの場合は、ディスク装置の保持している情報のコピーをするので、キャッシュ内容は引き継がなくても構わない。
【0004】
また、ライトの場合、ホストからのアクセスを高速化するため、ホストから受け取ったライトデータをバッファメモリに格納すると共に、バッファメモリ内にタグ情報と呼ばれる本来データが格納されるべき場所などを示す情報も格納する。これにより、HDDへの書き込みが完了していなくても、ホストのライト要求に対して完了を返すことでアクセスを見かけ上高速化している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
複数の制御コントローラでディスク装置を共用する場合、ある制御コントローラで障害が発生したときには、他の制御コントローラに制御を切り替える際などに、ディスク装置に格納されたデータのバッファとしてバッファメモリを使用することがある。このような場合には、バッファメモリを複数の制御コントローラ間で共有して互いの制御コントローラからバッファメモリのメモリ空間が透過に見えるように構成する必要があった。
【0006】
この様なバッファメモリは構成が複雑な上、コスト的にも高価であった。制御コントローラの数に関しても、2台までの冗長構成を取るのに較べて、3台以上の冗長構成を取れるようにするためにはさらに構成が複雑になるという問題点があった。
【0007】
これを回避するため、2台系の冗長制御コントローラ構成を複数並べて、ディスク装置を共用し、それぞれの冗長コントローラに対して管理すべきLUを独立に割り付け、必要に応じて管理すべきLUを変更する例も考えられるが、全冗長コントローラに対してバッファメモリを透過に見せることができないため、冗長制御コントローラ間で管理LUを引き継ぐ場合は以下の問題点があった。
【0008】
すなわち、冗長コントローラ間で管理LUを引き継ぐ場合には、まず引き継ぎ元制御コントローラのバッファメモリ内に残っているディスク装置への未書き込みデータをディスク装置へ吐き出す必要がある。このディスク装置への吐き出しは、代表的には1ブロック毎にディスク装置のシーク時間、回転待ち時間等を伴うため、ある程度バッファメモリ内にデータが残っている場合には、非常に時間がかかった。
【0009】
このため、2台系の冗長制御コントローラ構成を複数並べる方式では、ディスク装置を共用している場合に、管理LUを引き継ぐのに時間がかかり、その間該当LUへのアクセスが不可能になると言う問題点があった。
【0010】
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、密結合の冗長化された制御コントローラを有する連携コントローラ間でのLU制御を引き継ぐ際に、各制御コントローラ内にバッファされている各LUのデータの吐き出しを待たずに連携コントローラ間でLU制御を高速に引き継ぐことが可能なディスクアレイシステムを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
したがって、上記目的を達成するために、本発明の第1の発明は、少なくとも1つのディスク装置を含むロジカルユニットを複数備えたディスクアレイと、前記ディスクアレイに対する制御を行なう複数の連携制御コントローラとを具備し、前記複数の連携制御コントローラは、互いに前記ディスクアレイ側のチャネル網によって接続され、互いにバスで接続された密結合の冗長制御コントローラを複数有し、かつ互いに異なる前記ロジカルユニットを制御し、前記ロジカルユニットに格納されるデータと、前記データの前記ロジカルユニットにおける格納場所を示すタグ情報とを格納するキャッシュメモリと、ホストからの前記ロジカルユニットの引渡し命令に基づいて、前記キャッシュメモリに格納された前記タグ情報及び前記データのイメージを前記ディスクアレイに出力するイメージ出力手段と、前記イメージ出力手段によって前記タグ情報及び前記データのイメージが全て前記ディスクアレイに出力されたか否かを判断し、前記タグ情報及び前記データのイメージが全て前記ディスクアレイに出力された場合に、引き継ぎ先の連携制御コントローラへ前記ロジカルユニットの引き継ぎ命令を出力する引き継ぎ命令出力手段と、前記ホストからの前記ロジカルユニットの引継ぎ命令に基づいて、前記引渡し命令に基づいて前記ディスクアレイに出力された前記タグ情報及び前記データのイメージを前記キャッシュメモリに復元する復元手段とを具備することを特徴とするディスクアレイシステム、である。
【0012】
また、本発明の第2の発明は、少なくとも1つのディスク装置を含むロジカルユニットを複数備えたディスクアレイと、前記ディスクアレイに対する制御を行なう複数の連携制御コントローラとを具備し、前記複数の連携制御コントローラは、互いに前記ディスクアレイ側のチャネル網によって接続され、互いにバスで接続された密結合の冗長制御コントローラを複数有し、かつ互いに異なる前記ロジカルユニットを制御し、前記ロジカルユニットに格納されるデータと、前記データの前記ロジカルユニットにおける格納場所を示すタグ情報とを格納するキャッシュメモリと、ホストからの前記ロジカルユニットの引渡し命令に基づいて、前記キャッシュメモリに格納された前記タグ情報及び前記データのイメージを前記ディスクアレイ側のチャネル網を介して、引継ぎ先の連携制御コントローラに転送する転送手段と、前記転送手段によって転送された前記タグ情報及び前記データのイメージを前記キャッシュメモリに復元する復元手段とを具備することを特徴とするディスクアレイシステム、である。
【0013】
さらに、本発明の第3の発明は、少なくとも1つのディスク装置を含むロジカルユニットを複数備えたディスクアレイと、前記ディスクアレイに対する制御を行なう複数の連携制御コントローラとを具備し、前記複数の連携制御コントローラは、互いに前記ディスクアレイ側のチャネル網によって接続され、互いにバスで接続された密結合の冗長制御コントローラを複数有し、かつ互いに異なる前記ロジカルユニットを制御し、前記ロジカルユニットに格納されるデータと、前記データの前記ロジカルユニットにおける格納場所を示すタグ情報とを格納するキャッシュメモリと、ホストからの前記ロジカルユニットの引渡し命令に基づいて、前記キャッシュメモリに格納された前記タグ情報及び前記データのイメージを前記ディスクアレイに出力するイメージ出力手段と、前記イメージ出力手段によって前記タグ情報及び前記データのイメージが全て前記ディスクアレイに出力されたか否かを判断し、前記タグ情報及び前記データのイメージが全て前記ディスクアレイに出力された場合に、引き継ぎ先の連携制御コントローラへ前記ロジカルユニットの引き継ぎ命令を出力する引き継ぎ命令出力手段と、前記ホストからの前記ロジカルユニットの引継ぎ命令に基づいて、前記引渡し命令に基づいて前記ディスクアレイに出力された前記タグ情報のイメージを前記キャッシュメモリに復元する復元手段と、前記復元手段によって復元された前記タグ情報が示す格納場所に、前記ディスクアレイに出力されたデータのイメージを格納する格納手段とを具備することを特徴とするディスクアレイシステム、である。
【0014】
このような発明によれば、LUを引き継ぐ際に、通常のキャッシュ吐き出しを行なわずに、データをイメージで出力することにより、高速にLUを引き継ぐことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態に係るディスクアレイシステムについて説明する。
【0016】
<第1の実施の形態>
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るディスクアレイシステムを示す図である。
【0017】
同図に示すように、ホスト1−1〜1−Mは、ネットワーク網/チャネル網3を介してディスクアレイ装置4に接続されており、複数のホストで1台のディスクアレイ装置4を共用している。
【0018】
ホスト1−1〜1−Mそれぞれは、LU管理情報制御部2を有している。LU管理情報制御部2は、ディスクアレイ20におけるLU(ロジカルユニット)−0〜LU−mに含まれるディスク装置22の構成などを示す情報を格納する。
【0019】
ディスクアレイ装置4は、連携制御コントローラ5−1,5−2を有している。
【0020】
連携制御コントローラ5−1,5−2は、ディスクアレイ20を制御するものであり、チャネル網12を介してディスクアレイ装置20に接続されている。連携制御コントローラ5−1,5−2は、互いにチャネル網12を介して接続されている(疎結合)。
【0021】
また、連携制御コントローラ5−1は、互いにバスを介して接続された(密結合)冗長コントローラ5−1a、5−1bを有している。同様に、連携制御コントローラ5−2は、互いにバスを介して接続された(密結合)冗長コントローラ5−2a、5−2bを有している。
【0022】
各冗長コントローラ5−1a、5−1b、5−2a、5−2bは、ディスク制御部6、バッファメモリ7、ホストI/F部8、HDDI/F部10及びコントローラ間通信部11を有しており、これらは互いに内部バス9を介して接続されている。
【0023】
ディスク制御部6は、ディスクアレイ装置4におけるディスクアレイ20の全体の制御を司るものであり、ホストからの指令を受けてディスクアレイ20の割り当てられたLUに対して書き込み/読み出し制御を行なう。また、ホストからのLUの引渡し命令、引き継ぎ命令に基づいて引き継ぎ処理を行なうものである。
【0024】
バッファメモリ(キャッシュメモリ)7は、図2に示すように、タグ部(インデックス部)31及びデータ部32を有している。
【0025】
タグ部31は、データ部32に格納された対応するデータ40のLUのアドレス、サイズ42、属性情報43及びポインタ44をそれぞれ格納する。ここで、属性情報43は、有効/無効などを示す情報である。
【0026】
ホストI/F部8は、ホストからの入出力要求などを受け付けるインターフェイスである。
【0027】
HDDI/F部10は、チャネル網20に接続されたディスクアレイ20とのインターフェイスである。
【0028】
コントローラ間通信部11は、高速にデータ/制御情報の通信を行なうためのバスを経由して他の冗長コントローラと通信を行なうためのものである。
【0029】
ディスクアレイ20は、LU−0〜LU−mを有している。各LU−0〜LU−mは、複数のディスク装置22を有している。また、バッファメモリ7に格納されたデータ及びタグ情報をイメージ(バイナリデータ)のまま格納するために退避用LU21が設けられている。
【0030】
まず、最初に、通常の動作について説明する。
【0031】
(1) ホストからLU−mに対してリード/ライト等の入出力要求が行われる。
【0032】
(2) 制御コントローラ5−1内のホストI/F部8は、この入出力要求を受け付け、ディスク制御部6の管理に基づいてバッファメモリ7にタグ情報及びデータを格納する(ライトの場合)。
【0033】
(3) ディスク制御部6ではバッファメモリ7に格納したデータを冗長制御コントローラに転送し、データを冗長化する。
【0034】
(4) (2)(3)の処理完了後、ディスク制御部6は、ホスト1−1に対して入出力要求に対する完了を返す。
【0035】
(5) 上記(1)〜(4)の処理を繰り返す。
【0036】
(6) 一方で、バッファメモリ7に格納されたデータは任意のアルゴリズムによりHDDI/F部10を経由してディスク装置に吐き出される。なお、ホストからの負荷(入出力要求が多い場合等)が高い場合は、バッファメモリにディスク装置に吐き出されないデータが溜まる。
【0037】
次に、本発明の第1の実施の形態に係るディスクアレイシステムのLUの引き継ぎ動作について、図3のフローチャートを参照して説明する。
【0038】
ここでは、連携制御コントローラ5−1が割り当てられているLUmを連携制御コントローラ5−2に引き継ぐ場合について説明する。
【0039】
ホストのLU管理情報制御部2から、連携制御コントローラ5−1に対してLUmの引渡し命令がでると(S1)、連携制御コントローラ5−1のディスク制御部6は、バッファメモリ7内のタグ情報とデータをイメージのままディスクアレイ20の退避用LU21に吐き出す(S2:図1の矢印A)。
【0040】
ホストのLU管理制御部2では、バッファメモリ7内のタグ情報とデータがイメージのままディスクアレイ20の退避用LU21へ吐き出されたか否かをポーリング等の任意の手段により検出する(S3)。
【0041】
S3において、吐き出しが完了したと判断された場合には、引き継ぎ先の連携制御コントローラ5−2に対して、LUを構成するディスク装置の構成を示すLU構成情報、バッファメモリのイメージのまま退避用LU21に吐き出されたタグ情報及びデータの位置とサイズとともに、引き継ぎ命令を出力する(S4)。
【0042】
次に、引き継ぎ先の連携コントローラ5−2のディスク制御部6は、退避用LU21にイメージのまま吐き出されたタグ情報及びデータ等を、自己のバッファメモリにリストアする(S5:図1の矢印B)。
【0043】
ホストのLU管理制御部2では、ポーリング等の任意の手段により吐き出しが完了したか否かを判断する(S6)。S6において、吐き出しが完了したと判断された場合には、LUの引き継ぎ処理を完了する。以上で連携コントローラ間での引継ぎが完了し、以降は引き継ぎ先の連携制御コントローラ5−2経由でLU−mへのアクセスが行われる。
【0044】
したがって、本実施の形態のディスクアレイシステムによれば、LUを制御する連携制御コントローラにおけるキャッシュ吐き出しを待たずに、バッファメモリに格納されたデータのイメージを退避用LU21に吐き出し、この吐き出されたデータのイメージを引き継ぎ先の連携コントローラ5−2にリストアするので、LUの引き継ぎを高速にすることができる。
【0045】
<第2の実施の形態>
次に、本発明の第2の実施の形態に係るディスクアレイシステムの動作について説明する。図4は、本発明の第2の実施の形態に係るディスクアレイシステムの動作を説明するための図である。なお、図1と同一部分には、同一符号を付している。
【0046】
本発明の第1の実施の形態に係るディスクアレイシステムと、第2の実施の形態に係るディスクアレイシステムと異なる点は、図4の矢印Cに示すように、バッファメモリに格納されたタグ情報及びデータのイメージを引き継ぎ先の連携コントローラ5−2のバッファメモリ7に転送する点にある。したがって、ディスクアレイ20には、退避用LUを設けられていない。
【0047】
ホストからのリード/ライト等の入出力要求に対する動作については、第1の実施の形態において述べた場合と同様である。
【0048】
次に、本発明の第2の実施の形態に係るディスクアレイシステムのLUの引き継ぎ動作について、図5のフローチャートを参照して説明する。
【0049】
ここでは、連携制御コントローラ5−1が割り当てられているLUmを連携制御コントローラ5−2に引き継ぐ場合について説明する。
【0050】
ホストのLU管理情報制御部2から、連携制御コントローラ5−1に対してLUmの引渡し命令がでると(S11)、連携制御コントローラ5−1のディスク制御部6は、バッファメモリ7内のタグ情報とデータをイメージのまま連携制御コントローラ5−2に転送する(S12:図4の矢印C)。
【0051】
ホストのLU管理制御部2では、バッファメモリ7内のタグ情報とデータがイメージのまま連携制御コントローラ5−2へ転送されたか否かをポーリング等の任意の手段により検出する(S13)。
【0052】
そして、S13において、バッファメモリ7内のタグ情報とデータがイメージのまま連携制御コントローラ5−2へ転送されたことが検出された場合に、引継ぎを終了する。以上で連携コントローラ間での引継ぎが完了し、以降は引き継ぎ先の連携制御コントローラ5−2経由でLU−mへのアクセスが行われる。
【0053】
したがって、本実施の形態のディスクアレイシステムによれば、LUを制御する連携制御コントローラにおけるキャッシュ吐き出しを待たずに、バッファメモリに格納されたデータのイメージを引き継ぎ先の連携コントローラに転送するので、LUの引き継ぎを高速にすることができる。
【0054】
また、第1の実施の形態に比して、ディスクアレイ20に退避用LUを設ける必要がないので、ディスクアレイシステムの構成を簡単にすることができる。
【0055】
<第3の実施の形態>
次に、本発明の第3の実施の形態に係るディスクアレイシステムの動作について説明する。図6は、本発明の第3の実施の形態に係るディスクアレイシステムの動作を説明するための図である。なお、図1と同一部分には、同一符号を付している。
【0056】
本発明の第1の実施の形態に係るディスクアレイシステムと、第3の実施の形態に係るディスクアレイシステムと異なる点は、退避用LU50に格納されたタグ情報及びデータのイメージのうち、タグ情報のイメージのみを引き継ぎ先の連携コントローラ5−2に転送し(矢印E)、データのイメージは、退避用LU50から本来吐き出されるLUにコピーすることにある(矢印F)。
【0057】
ホストからのリード/ライト等の入出力要求に対する動作については、第1の実施の形態において述べた場合と同様である。
【0058】
次に、本発明の第3の実施の形態に係るディスクアレイシステムのLUの引き継ぎ動作について、図7のフローチャートを参照して説明する。
【0059】
ここでは、連携制御コントローラ5−1が割り当てられているLUmを連携制御コントローラ5−2に引き継ぐ場合について説明する。
【0060】
ホストのLU管理情報制御部2から、連携制御コントローラ5−1に対してLUmの引渡し命令がでると(S21)、連携制御コントローラ5−1のディスク制御部6は、バッファメモリ7内のタグ情報とデータをイメージのままディスクアレイ20の退避用LU21に吐き出す(S22:図6の矢印D)。
【0061】
ホストのLU管理制御部2では、バッファメモリ7内のタグ情報とデータがイメージのままディスクアレイ20の退避用LU21へ吐き出されたか否かをポーリング等の任意の手段により検出する(S23)。
【0062】
S23において、吐き出しが完了したと判断された場合には、引き継ぎ先の連携制御コントローラ5−2に対して、LUを構成するディスク装置の構成を示すLU構成情報、バッファメモリのイメージのまま退避用LU21に吐き出されたタグ情報及びデータの位置とサイズとともに、引き継ぎ命令を出力する(S24)。
【0063】
次に、引き継ぎ先の連携コントローラ5−2のディスク制御部6は、退避用LU21にイメージのまま吐き出されたタグ情報のみを、自己のバッファメモリにリストアする(S25:図6の矢印E)。
【0064】
ホストのLU管理制御部2では、ポーリング等の任意の手段により吐き出しが完了したか否かを判断する(S26)。S26において、吐き出しが完了したと判断された場合には、LUの引き継ぎ処理を完了する。以上で連携コントローラ間での引継ぎが完了し、以降は引き継ぎ先の連携制御コントローラ5−2経由でLU−mへのアクセスが行われる。
【0065】
引き継ぎ先の連携制御コントローラ5−2は、自バッファメモリ内にリストアされたタグ情報に基づいて、退避用LU50に格納されたデータを本来吐き出されるLUにコピーする(図6の矢印F)。
【0066】
したがって、本実施の形態のディスクアレイシステムによれば、LUを制御する連携制御コントローラにおけるキャッシュ吐き出しを待たずに、バッファメモリに格納されたデータのイメージを退避用LU50に吐き出し、この吐き出されたデータのイメージのうち、タグ情報のイメージのみを引き継ぎ先の連携コントローラ5−2にリストアするので、LUの引き継ぎを高速にすることができる。
【0067】
また、退避用LU50に吐き出されたデータについては、HDD側チャネル網経由でコピーが行なわれるため、無駄なバッファメモリ領域を消費することがない。
【0068】
<第4の実施の形態>
次に、本発明の第4の実施の形態に係るディスクアレイシステムの動作について説明する。図8は、本発明の第4の実施の形態に係るディスクアレイシステムの動作を説明するための図である。なお、図1と同一部分には、同一符号を付している。
【0069】
本発明の第1の実施の形態に係るディスクアレイシステムと、第4の実施の形態に係るディスクアレイシステムと異なる点は、バッファメモリに格納されたタグ情報及びデータを冗長構成を採用する退避用LU60に格納することにある(矢印G)。
【0070】
ホストからのリード/ライト等の入出力要求に対する動作については、第1の実施の形態において述べた場合と同様である。
【0071】
次に、本発明の第4の実施の形態に係るディスクアレイシステムのLUの引き継ぎ動作について、図9のフローチャートを参照して説明する。
【0072】
ここでは、連携制御コントローラ5−1が割り当てられているLUmを連携制御コントローラ5−2に引き継ぐ場合について説明する。
【0073】
ホストのLU管理情報制御部2から、連携制御コントローラ5−1に対してLUmの引渡し命令がでると(S31)、連携制御コントローラ5−1のディスク制御部6は、バッファメモリ7内のタグ情報とデータをイメージのままディスクアレイ20の冗長構成を採用する退避用LU60に吐き出す(S32:図8の矢印G)。
【0074】
ホストのLU管理制御部2では、バッファメモリ7内のタグ情報とデータがイメージのままディスクアレイ20の冗長構成を採用する退避用LU60へ吐き出されたか否かをポーリング等の任意の手段により検出する(S33)。
【0075】
S33において、吐き出しが完了したと判断された場合には、引き継ぎ先の連携制御コントローラ5−2に対して、LUを構成するディスク装置の構成を示すLU構成情報、バッファメモリのイメージのまま退避用LU60に吐き出されたタグ情報及びデータの位置とサイズとともに、引き継ぎ命令を出力する(S34)。
【0076】
次に、引き継ぎ先の連携コントローラ5−2のディスク制御部6は、退避用LU60にイメージのまま吐き出されたタグ情報及びデータ等を、自己のバッファメモリにリストアする(S35:図8の矢印G)。
【0077】
ホストのLU管理制御部2では、ポーリング等の任意の手段により吐き出しが完了したか否かを判断する(S36)。S36において、吐き出しが完了したと判断された場合には、LUの引き継ぎ処理を完了する。以上で連携コントローラ間での引継ぎが完了し、以降は引き継ぎ先の連携制御コントローラ5−2経由でLU−mへのアクセスが行われる。
【0078】
したがって、本実施の形態のディスクアレイシステムによれば、LUを制御する連携制御コントローラにおけるキャッシュ吐き出しを待たずに、バッファメモリに格納されたデータのイメージを冗長構成を採用する退避用LU60に吐き出し、この吐き出されたデータのイメージを引き継ぎ先の連携コントローラ5−2にリストアするので、LUの引き継ぎを高速にすることができる。
【0079】
また、冗長構成を採用する退避用LU60にデータのイメージを吐き出すので、吐き出したデータの信頼性が向上する。
【0080】
<第5の実施の形態>
次に、本発明の第5の実施の形態に係るディスクアレイシステムの動作について説明する。図10は、本発明の第5の実施の形態に係るディスクアレイシステムの動作を説明するための図である。なお、図1と同一部分には、同一符号を付している。
【0081】
本発明の実施の形態に係るディスクアレイシステムの特徴は、ディスクアレイ20のLU−0と退避用LU70とを共用したことにある。すなわち、本実施の形態においては、LU−0を構成するディスク装置22の全てにイメージのまま吐き出されるタグ情報及びデータを格納するための吐き出し領域を設け、退避用LU70とする。
【0082】
次に、本発明の第1の実施の形態に係るディスクアレイシステムのLUの引き継ぎ動作について、図11のフローチャートを参照して説明する。
【0083】
ここでは、連携制御コントローラ5−1が割り当てられているLUmを連携制御コントローラ5−2に引き継ぐ場合について説明する。
【0084】
ホストのLU管理情報制御部2から、連携制御コントローラ5−1に対してLUmの引渡し命令がでると(S41)、連携制御コントローラ5−1のディスク制御部6は、バッファメモリ7内のタグ情報とデータをイメージのままディスクアレイ20の共用退避用LU70に吐き出す(S42:図11の矢印I)。
【0085】
ホストのLU管理制御部2では、バッファメモリ7内のタグ情報とデータがイメージのままディスクアレイ20の共用退避用LU70へ吐き出されたか否かをポーリング等の任意の手段により検出する(S43)。
【0086】
S43において、吐き出しが完了したと判断された場合には、引き継ぎ先の連携制御コントローラ5−2に対して、LUを構成するディスク装置の構成を示すLU構成情報、バッファメモリのイメージのまま共用退避用LU70に吐き出されたタグ情報及びデータの位置とサイズとともに、引き継ぎ命令を出力する(S44)。
【0087】
次に、引き継ぎ先の連携コントローラ5−2のディスク制御部6は、共用退避用LU70にイメージのまま吐き出されたタグ情報及びデータ等を、自己のバッファメモリにリストアする(S45:図10の矢印J)。
【0088】
ホストのLU管理制御部2では、ポーリング等の任意の手段により吐き出しが完了したか否かを判断する(S46)。S46において、吐き出しが完了したと判断された場合には、LUの引き継ぎ処理を完了する。以上で連携コントローラ間での引継ぎが完了し、以降は引き継ぎ先の連携制御コントローラ5−2経由でLU−mへのアクセスが行われる。
【0089】
したがって、本実施の形態のディスクアレイシステムによれば、LUを制御する連携制御コントローラにおけるキャッシュ吐き出しを待たずに、バッファメモリに格納されたデータのイメージを共用退避用LU70に吐き出し、この吐き出されたデータのイメージを引き継ぎ先の連携コントローラ5−2にリストアするので、LUの引き継ぎを高速にすることができる。
【0090】
また、ディスクアレイ20のLUと退避用LU70とを共有することにより、ディスクアレイの構造を複雑にすることなく、かつ、冗長構成を採用する共用退避用LUへデータのイメージを吐き出すことにより、データを確実に保存することができる。
【0091】
<第6の実施の形態>
次に、本発明の第6の実施の形態に係るディスクアレイシステムの動作について説明する。図12は、本発明の第6の実施の形態に係るディスクアレイシステムの動作を説明するための図である。なお、図1と同一部分には、同一符号を付している。
【0092】
本実施の形態においては、LUの引き継ぎ先の連携コントローラを決定するための処理を説明するためのものである。そして、この決定された連携コントローラに対して、引き継ぎ処理が行なわれることになる。
【0093】
次に、本発明の第6の実施の形態に係るディスクアレイシステムのLUの引き継ぎ動作について、図15のフローチャートを参照して説明する。
【0094】
ホストのLU管理制御部2は、各制御コントローラを構成する冗長コントローラのリソース使用状況及び性能情報を収集する(S51:図12矢印K)。図13は、LU管理制御部2の管理テーブルの構成を示す図である。同図に示すように、LUと、LUを管理する連携コントローラとの関係が保持され、かつ連携コントローラ毎に収集されたリソース使用状況及び性能情報(統計情報)が格納されている。
【0095】
ここで、連携コントローラの統計情報としては、図14に示すように、各LU毎の統計情報、バッファメモリ統計情報、ホスト単位情報などがある。
【0096】
各LU毎の統計情報としては、アクセス頻度、アクセスパターンなどが挙げられる。バッファメモリ統計情報としては、バッファメモリ使用量、アクセス回数などが挙げられる。ホスト単位情報としては、各ホストに割り当てられたバッファメモリ/内部バス帯域などの情報が挙げられる。
【0097】
次に、LU管理制御部は、収集されたリソース使用状況及び性能情報(統計情報)に基づいて、引き継ぎ先の連携制御コントローラを決定する(S52)。これら引き継ぎ先の連携制御コントローラの決定方法は、種々考えられるが、例えば、バッファメモリ使用量、アクセス回数が最も少ないものを選択することなどが考えられるが、これに限られるものではない。このようにして決定された連携制御コントローラに対して、LU管理制御部から引き継ぎ命令が出力されることになる。
【0098】
従って、本実施の形態に係るディスクアレイシステムによれば、収集された各制御コントローラの統計情報に基づいて、引き継ぎ先の連携コントローラを決定するので、最適な引き継ぎ先の連携コントローラを決定することができる。
【0099】
<第7の実施の形態>
次に、本発明の第7の実施の形態に係るディスクアレイシステムの動作について説明する。図16は、本発明の第7の実施の形態に係るディスクアレイシステムの動作を説明するための図である。なお、図1と同一部分には、同一符号を付している。
【0100】
本実施の形態においては、LU管理情報制御部2から引き渡し命令を出された連携コントローラがタグ情報及びデータのイメージの吐き出し及び通常のキャッシュ吐き出しのいずれかを行なうかを判断し、この判断結果に基づいてタグ情報及びデータの出力を行なうものである。
【0101】
以下、本発明の第7の実施の形態に係るディスクアレイシステムのLUの引き継ぎ動作について、図17のフローチャートを参照して説明する。
【0102】
予めホストのLU管理制御部2から、ディスクアレイ装置の各制御コントローラに対して、LU引継ぎ許容時間を設定しておく(S61)。ホストのLU管理制御部2から、引渡し対象の制御コントローラに対して、引き継ぎ命令を出力する(S62)。
【0103】
引渡し対象となる制御コントローラのディスク制御部では、引継ぎ対象LUのバッファメモリ使用量と、使用しているブロックの平均サイズとブロック数の積に基づき、正常な吐き出しを行なった場合の見込み吐き出し時間を算出する(S63)。
【0104】
次に、正常な吐き出しを行う場合の見込み吐き出し時間と、ホストから設定された許容時間とを比較し(S64)、見込み吐き出し時間<許容時間の場合は、通常のキャッシュ吐き出しを(S65、図16:矢印M)、見込み時間>許容時間の場合は、上述の実施の形態において説明したイメージの出力を行なう(S66:図17)。
【0105】
従って、本実施の形態に係るディスクアレイシステムによれば、制御コントローラ自身が、通常のキャッシュ吐き出しか、或いはイメージ出力かを判断し、最適なデータ吐き出しを行なうので、結果として、迅速にLUの引継ぎを行なうことができる。
【0106】
<第8の実施の形態>
次に、本発明の第8の実施の形態に係るディスクアレイシステムの動作について説明する。図18は、本発明の第8の実施の形態に係るディスクアレイシステムの動作を説明するための図である。なお、図1と同一部分には、同一符号を付している。
【0107】
図19は、本発明の第8の実施の形態に係るディスクアレイシステムの動作について説明するためのフロチャートである。
【0108】
ホストのLU管理制御部2において、引渡し対象となる連携制御コントローラと引き継ぎ対象となる連携制御コントローラの双方での、引継ぎ対象LUで使用しているバッファメモリ量と、それぞれのバッファメモリ全体の空き容量から、引渡し対象となる連携制御コントローラ及び引き継ぎ対象となる連携制御コントローラの使用量削減目標を算出する(S71)。
【0109】
次に、引渡し対象となる連携制御コントローラ及び引き継ぎ先の連携制御コントローラに対して、S71にて算出された使用量削減目標をそれぞれ通知する(S72:図18矢印O)。
【0110】
それぞれの制御コントローラのディスク制御部では、現在使用しているバッファ量からどれくらい使用量を削減すべきか(現在使用量−目標)、すなわち、削減使用量を算出する(S73)。
【0111】
それぞれの制御コントローラのディスク制御部では、削減すべきバッファ量に相当するデータをディスク装置に吐き出す。すなわち、通常のキャッシュ吐き出しを行なう(S74:図18矢印P)。
【0112】
ホストのLU管理制御部では、このバッファ使用量の削減状況をポーリング等の任意の手段で監視し(S75)、削減が完了した段階で、LU引継ぎ命令を出力する(S76)。
【0113】
したがって、本実施の形態のディスクアレイシステムによれば、引渡し対象となる連携制御コントローラ及び引き継ぎ対象となる連携制御コントローラが引き継ぎ処理を行なうのに最適な状態になった状態で、本発明の実施の形態において説明した引き継ぎを行なうことができる。
【0114】
なお、本願発明は、上記各実施形態に限定されるものでなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、各実施形態は可能な限り適宜組み合わせて実施してもよく、その場合組み合わされた効果が得られる。さらに、上記各実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が省略されることで発明が抽出された場合には、その抽出された発明を実施する場合には省略部分が周知慣用技術で適宜補われるものである。
【0115】
【発明の効果】
以上詳記したように、本発明によれば、密結合の冗長化された制御コントローラを有する連携コントローラ間でのLU制御を引き継ぐ際に、各制御コントローラ内にバッファされている各LUのデータの吐き出しを待たずに連携コントローラ間でLU制御を高速に引き継ぐことが可能なディスクアレイシステムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るディスクアレイシステムを示す図である。
【図2】バッファメモリを示す図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係るディスクアレイシステムのLUの引き継ぎ動作について説明するためのフローチャートである。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係るディスクアレイシステムの動作を説明するための図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係るディスクアレイシステムのLUの引き継ぎ動作について説明するためのフローチャートである。
【図6】本発明の第3の実施の形態に係るディスクアレイシステムの動作を説明するための図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態に係るディスクアレイシステムのLUの引き継ぎ動作について説明するためのフローチャートである。
【図8】本発明の第4の実施の形態に係るディスクアレイシステムの動作を説明するための図である。
【図9】本発明の第4の実施の形態に係るディスクアレイシステムのLUの引き継ぎ動作について説明するためのフローチャートである。
【図10】本発明の第5の実施の形態に係るディスクアレイシステムの動作を説明するための図である。
【図11】本発明の第1の実施の形態に係るディスクアレイシステムのLUの引き継ぎ動作について説明するためのフローチャートである。
【図12】本発明の第6の実施の形態に係るディスクアレイシステムの動作を説明するための図である。
【図13】LU管理制御部2の管理テーブルの構成を示す図である。
【図14】統計情報を示す図である。
【図15】本発明の第6の実施の形態に係るディスクアレイシステムのLUの引き継ぎ動作について説明するためのフローチャートである。
【図16】本発明の第7の実施の形態に係るディスクアレイシステムの動作を説明するための図である。
【図17】本発明の第7の実施の形態に係るディスクアレイシステムのLUの引き継ぎ動作について説明するためのフローチャートである。
【図18】本発明の第8の実施の形態に係るディスクアレイシステムの動作を説明するための図である。
【図19】本発明の第8の実施の形態に係るディスクアレイシステムの動作について説明するためのフロチャートである。
【符号の説明】
1−1〜1−M…ホスト、
2…LU管理情報制御部、
3…ネットワーク網/チャネル網、
4…ディスクアレイ装置、
5−1,5−2…連携制御コントローラ、
6…ディスク制御部、
7…バッファメモリ、
8…ホストI/F部、
9…内部バス、
10…HDDI/F部、
11…コントローラ間通信部、
20…ディスクアレイ装置、
21…退避用LU、
22…ディスク装置、
31…タグ部、
32…データ部、
40…データ、
41…アドレス、
42…サイズ、
43…属性情報、
44…ポインタ、
50…退避用LU、
60…冗長構成の退避用LU、
70…LU/共用退避用LU。

Claims (14)

  1. 少なくとも1つのディスク装置を含むロジカルユニットを複数備えたディスクアレイと、
    前記ディスクアレイに対する制御を行なう複数の連携制御コントローラとを具備し、
    前記複数の連携制御コントローラは、互いに前記ディスクアレイ側のチャネル網によって接続され、互いにバスで接続された密結合の冗長制御コントローラを複数有し、かつ互いに異なる前記ロジカルユニットを制御し、
    前記ロジカルユニットに格納されるデータと、前記データの前記ロジカルユニットにおける格納場所を示すタグ情報とを格納するキャッシュメモリと、
    ホストからの前記ロジカルユニットの引渡し命令に基づいて、前記キャッシュメモリに格納された前記タグ情報及び前記データのイメージを前記ディスクアレイに出力するイメージ出力手段と、
    前記イメージ出力手段によって前記タグ情報及び前記データのイメージが全て前記ディスクアレイに出力されたか否かを判断し、前記タグ情報及び前記データのイメージが全て前記ディスクアレイに出力された場合に、引き継ぎ先の連携制御コントローラへ前記ロジカルユニットの引き継ぎ命令を出力する引き継ぎ命令出力手段と、
    前記ホストからの前記ロジカルユニットの引継ぎ命令に基づいて、前記引渡し命令に基づいて前記ディスクアレイに出力された前記タグ情報及び前記データのイメージを前記キャッシュメモリに復元する復元手段と
    を具備することを特徴とするディスクアレイシステム。
  2. 少なくとも1つのディスク装置を含むロジカルユニットを複数備えたディスクアレイと、
    前記ディスクアレイに対する制御を行なう複数の連携制御コントローラとを具備し、
    前記複数の連携制御コントローラは、互いに前記ディスクアレイ側のチャネル網によって接続され、互いにバスで接続された密結合の冗長制御コントローラを複数有し、かつ互いに異なる前記ロジカルユニットを制御し、
    前記ロジカルユニットに格納されるデータと、前記データの前記ロジカルユニットにおける格納場所を示すタグ情報とを格納するキャッシュメモリと、
    ホストからの前記ロジカルユニットの引渡し命令に基づいて、前記キャッシュメモリに格納された前記タグ情報及び前記データのイメージを前記ディスクアレイ側のチャネル網を介して、引継ぎ先の連携制御コントローラに転送する転送手段と、
    前記転送手段によって転送された前記タグ情報及び前記データのイメージを前記キャッシュメモリに復元する復元手段と
    を具備することを特徴とするディスクアレイシステム。
  3. 少なくとも1つのディスク装置を含むロジカルユニットを複数備えたディスクアレイと、
    前記ディスクアレイに対する制御を行なう複数の連携制御コントローラとを具備し、
    前記複数の連携制御コントローラは、互いに前記ディスクアレイ側のチャネル網によって接続され、互いにバスで接続された密結合の冗長制御コントローラを複数有し、かつ互いに異なる前記ロジカルユニットを制御し、
    前記ロジカルユニットに格納されるデータと、前記データの前記ロジカルユニットにおける格納場所を示すタグ情報とを格納するキャッシュメモリと、
    ホストからの前記ロジカルユニットの引渡し命令に基づいて、前記キャッシュメモリに格納された前記タグ情報及び前記データのイメージを前記ディスクアレイに出力するイメージ出力手段と、
    前記イメージ出力手段によって前記タグ情報及び前記データのイメージが全て前記ディスクアレイに出力されたか否かを判断し、前記タグ情報及び前記データのイメージが全て前記ディスクアレイに出力された場合に、引き継ぎ先の連携制御コントローラへ前記ロジカルユニットの引き継ぎ命令を出力する引き継ぎ命令出力手段と、
    前記ホストからの前記ロジカルユニットの引継ぎ命令に基づいて、前記引渡し命令に基づいて前記ディスクアレイに出力された前記タグ情報のイメージを前記キャッシュメモリに復元する復元手段と、
    前記復元手段によって復元された前記タグ情報が示す格納場所に、前記ディスクアレイに出力されたデータのイメージを格納する格納手段と
    を具備することを特徴とするディスクアレイシステム。
  4. 前記ディスクアレイは、冗長構成の退避用ロジカルユニットをさらに具備し、
    前記イメージ出力手段は、前記タグ情報及び前記データのイメージを前記退避用ロジカルユニットに出力することを特徴とする請求項1又は請求項3記載のディスクアレイシステム。
  5. 前記複数のロジカルユニットのうちの1つのロジカルユニットに含まれるディスク装置は、前記タグ情報及び前記データのイメージを格納するための格納領域を具備し、
    前記イメージ出力手段は、前記タグ情報及び前記データのイメージを前記格納領域に出力することを特徴とする請求項1又は請求項3記載のディスクアレイシステム。
  6. 前記複数の連携制御コントローラのリソース使用状況及び性能を示す情報を収集する情報収集手段と、
    前記情報収集手段によって収集された情報に基づいて、引継ぎ先となる前記連携制御コントローラの組を決定する決定手段とをさらに具備することを特徴とする請求項1乃至3いずれか1項に記載のディスクアレイシステム。
  7. 前記タグ情報及びデータのイメージを引き渡す対象となる連携制御コントローラに対して引継ぎ許容時間を設定する設定手段をさらに具備し、
    前記各複数の連携制御コントローラは、
    前記引継ぎ命令を受信した場合に、前記キャッシュメモリに格納されている前記データを前記タグ情報が示す前記ロジカルユニットにおける格納場所に格納する格納時間と、
    前記設定手段によって設定された許容時間とを比較する比較手段と、
    前記比較手段によって前記格納時間が前記許容時間よりも長いと判断された場合に、前記キャッシュメモリに格納されている前記タグ情報及び前記データのイメージを出力することを特徴とする請求項1乃至請求項3いずれか1項に記載のディスクアレイシステム。
  8. 引渡し対象となる連携制御コントローラのキャッシュメモリの使用量及び空き容量と、引継ぎ対象となる連携制御コントローラのキャッシュメモリの使用量及び空き容量とに基づいて、前記引渡し対象となる連携制御コントローラのキャッシュメモリの第1の使用量削減目標と、前記引継ぎ対象となる制御コントローラのキャッシュメモリの第2の使用量削減目標とを算出する算出手段と、
    前記算出手段によって算出された前記第1の使用量削減目標を前記引渡し対象となる連携制御コントローラに通知し、前記第2の使用量削減目標を前記引継ぎ対象となる連携制御コントローラに通知する通知手段と、
    前記引渡し対象となる連携制御コントローラのキャッシュメモリの削減された使用量が前記第1の使用量削減目標を達成し、かつ前記引継ぎ対象となる連携制御コントローラのキャッシュメモリの削減された使用量が前記第2の使用量削減目標を達成したか否かを判断する判断手段とをさらに具備し、
    前記引渡し対象となる連携制御コントローラは、自己のキャッシュメモリに格納されている使用量を前記第1の使用量削減目標に達するまで、前記自己のキャッシュメモリに格納されている前記データを前記タグ情報が示す前記ロジカルユニットにおける格納場所に格納し、
    前記引き継ぎ先となる制御コントローラは、自己のキャッシュメモリに格納されている使用量を前記第2の使用量削減目標に達するまで、前記自己のキャッシュメモリに格納されている前記データを前記タグ情報が示す前記ロジカルユニットにおける格納場所に格納し、
    前記引渡し命令は、前記判断手段によって前記第1及び第2の使用量削減目標を達成したと判断された場合に、前記引渡し対象となる連携制御コントローラに出力されることを特徴とする請求項1乃至請求項3いずれか1項に記載のディスクアレイシステム。
  9. 少なくとも1つのディスク装置を含むロジカルユニットを複数備えたディスクアレイと、
    前記ディスクアレイに対する制御を行なう複数の連携制御コントローラとを具備し、
    前記複数の連携制御コントローラは、互いに前記ディスクアレイ側のチャネル網によって接続され、互いにバスで接続された密結合の冗長制御コントローラを複数有し、かつ互いに異なる前記ロジカルユニットを制御するディスクアレイシステムにおけるロジカルユニットの引き継ぎ方法において、
    ホストからの前記ロジカルユニットの引渡し命令に基づいて、前記キャッシュメモリに格納された前記タグ情報及び前記データのイメージを前記ディスクアレイに出力し、
    前記タグ情報及び前記データのイメージが全て前記ディスクアレイに出力されたか否かを判断し、前記タグ情報及び前記データのイメージが全て前記ディスクアレイに出力された場合に、引き継ぎ先の連携制御コントローラへ前記ロジカルユニットの引き継ぎ命令を出力し、
    前記ホストからの前記ロジカルユニットの引継ぎ命令に基づいて、前記引渡し命令に基づいて前記ディスクアレイに出力された前記タグ情報及び前記データのイメージを前記キャッシュメモリに復元することを特徴とするロジカルユニットの引き継ぎ方法。
  10. 少なくとも1つのディスク装置を含むロジカルユニットを複数備えたディスクアレイと、
    前記ディスクアレイに対する制御を行なう複数の連携制御コントローラとを具備し、
    前記複数の連携制御コントローラは、互いに前記ディスクアレイ側のチャネル網によって接続され、互いにバスで接続された密結合の冗長制御コントローラを複数有し、かつ互いに異なる前記ロジカルユニットを制御し、
    前記ロジカルユニットに格納されるデータと、前記データの前記ロジカルユニットにおける格納場所を示すタグ情報とを格納するキャッシュメモリを具備するディスクアレイシステムにおけるロジカルユニットの引き継ぎ方法において、
    ホストからの前記ロジカルユニットの引渡し命令に基づいて、前記キャッシュメモリに格納された前記タグ情報及び前記データのイメージを前記ディスクアレイ側のチャネル網を介して、引継ぎ先の連携制御コントローラに転送し、
    前記転送された前記タグ情報及び前記データのイメージを前記キャッシュメモリに復元することを特徴とするロジカルユニットの引き継ぎ方法。
  11. 少なくとも1つのディスク装置を含むロジカルユニットを複数備えたディスクアレイと、
    前記ディスクアレイに対する制御を行なう複数の連携制御コントローラとを具備し、
    前記複数の連携制御コントローラは、互いに前記ディスクアレイ側のチャネル網によって接続され、互いにバスで接続された密結合の冗長制御コントローラを複数有し、かつ互いに異なる前記ロジカルユニットを制御し、
    前記ロジカルユニットに格納されるデータと、前記データの前記ロジカルユニットにおける格納場所を示すタグ情報とを格納するキャッシュメモリを具備するディスクアレイシステムにおけるロジカルユニットの引き継ぎ方法において、
    ホストからの前記ロジカルユニットの引渡し命令に基づいて、前記キャッシュメモリに格納された前記タグ情報及び前記データのイメージを前記ディスクアレイに出力し、
    前記タグ情報及び前記データのイメージが全て前記ディスクアレイに出力されたか否かを判断し、前記タグ情報及び前記データのイメージが全て前記ディスクアレイに出力された場合に、引き継ぎ先の連携制御コントローラへ前記ロジカルユニットの引き継ぎ命令を出力し、
    前記ホストからの前記ロジカルユニットの引継ぎ命令に基づいて、前記引渡し命令に基づいて前記ディスクアレイに出力された前記タグ情報のイメージを前記キャッシュメモリに復元することを特徴とするロジカルユニットの引き継ぎ方法。
  12. 少なくとも1つのディスク装置を含むロジカルユニットを複数備えたディスクアレイと、
    前記ディスクアレイに対する制御を行なう複数の連携制御コントローラとを具備し、
    前記複数の連携制御コントローラは、互いに前記ディスクアレイ側のチャネル網によって接続され、互いにバスで接続された密結合の冗長制御コントローラを複数有し、かつ互いに異なる前記ロジカルユニットを制御し、
    前記ロジカルユニットに格納されるデータと、前記データの前記ロジカルユニットにおける格納場所を示すタグ情報とを格納するキャッシュメモリとを具備するディスクアレイシステムにおける連携制御コントローラにおいて、
    ホストからの前記ロジカルユニットの引渡し命令に基づいて、前記キャッシュメモリに格納された前記タグ情報及び前記データのイメージを前記ディスクアレイに出力するイメージ出力手段と、
    前記ホストからの前記ロジカルユニットの引継ぎ命令に基づいて、前記引渡し命令に基づいて前記ディスクアレイに出力された前記タグ情報及び前記データのイメージを前記キャッシュメモリに復元する復元手段と
    を具備することを特徴とする連携制御コントローラ。
  13. 少なくとも1つのディスク装置を含むロジカルユニットを複数備えたディスクアレイと、
    前記ディスクアレイに対する制御を行なう複数の連携制御コントローラとを具備し、
    前記複数の連携制御コントローラは、互いに前記ディスクアレイ側のチャネル網によって接続され、互いにバスで接続された密結合の冗長制御コントローラを複数有し、かつ互いに異なる前記ロジカルユニットを制御し、
    前記ロジカルユニットに格納されるデータと、前記データの前記ロジカルユニットにおける格納場所を示すタグ情報とを格納するキャッシュメモリとを具備するディスクアレイシステムにおける連携制御コントローラにおいて、
    ホストからの前記ロジカルユニットの引渡し命令に基づいて、前記キャッシュメモリに格納された前記タグ情報及び前記データのイメージを前記ディスクアレイ側のチャネル網を介して、引継ぎ先の連携制御コントローラに転送する転送手段と、
    前記転送手段によって転送された前記タグ情報及び前記データのイメージを前記キャッシュメモリに復元する復元手段と
    を具備することを特徴とする連携制御コントローラ。
  14. 少なくとも1つのディスク装置を含むロジカルユニットを複数備えたディスクアレイと、
    前記ディスクアレイに対する制御を行なう複数の連携制御コントローラとを具備し、
    前記複数の連携制御コントローラは、互いに前記ディスクアレイ側のチャネル網によって接続され、互いにバスで接続された密結合の冗長制御コントローラを複数有し、かつ互いに異なる前記ロジカルユニットを制御し、
    前記ロジカルユニットに格納されるデータと、前記データの前記ロジカルユニットにおける格納場所を示すタグ情報とを格納するキャッシュメモリとを具備するディスクアレイシステムにおける連携制御コントローラにおいて、
    ホストからの前記ロジカルユニットの引渡し命令に基づいて、前記キャッシュメモリに格納された前記タグ情報及び前記データのイメージを前記ディスクアレイに出力するイメージ出力手段と、
    前記ホストからの前記ロジカルユニットの引継ぎ命令に基づいて、前記引渡し命令に基づいて前記ディスクアレイに出力された前記タグ情報のイメージを前記キャッシュメモリに復元する復元手段と、
    前記復元手段によって復元された前記タグ情報が示す格納場所に、前記ディスクアレイに出力されたデータのイメージを格納する格納手段と
    を具備することを特徴とする連携制御コントローラ。
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