JP2003167136A - 導光体およびその製造方法 - Google Patents

導光体およびその製造方法

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JP2003167136A
JP2003167136A JP2001366159A JP2001366159A JP2003167136A JP 2003167136 A JP2003167136 A JP 2003167136A JP 2001366159 A JP2001366159 A JP 2001366159A JP 2001366159 A JP2001366159 A JP 2001366159A JP 2003167136 A JP2003167136 A JP 2003167136A
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optical fiber
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fiber sheets
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Sakae Komatsuzaki
栄 小松崎
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶表示パネルの画像を拡大するための多数
本の光ファイバからなる導光体の製造に際し、多数本の
光ファイバの各一端部と各他端部とを互いに対応するよ
うに整列させることを容易に行うことができるようにす
る。 【解決手段】 複数本の光ファイバ2のうち、拡大率に
応じたピッチで平行に配列された部分を拡大率に応じた
径の横糸20で数回編んで出射面側部3を形成し、密集
されて平行に配列された部分を横糸20よりも小径(例
えば径が0.02〜0.03mm程度)の横糸25で数
回編んで入射面側部4を形成する。そして、出射面側部
3の左側および入射面側部4の右側において光ファイバ
2を切断し、これにより得られた複数枚の光ファイバシ
ートを積層して導光体を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、多数本の光ファ
イバからなる導光体およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、液晶表示装置には、画像の拡大
を図るために、液晶表示パネルとスクリーンとの間に多
数本の光ファイバからなる導光体を配置したものがあ
る。例えば、特開平5−88617号公報には、多数本
の光ファイバの一端部を角柱状に束ね、多数本の光ファ
イバの他端部をパネルに格子状に設けられた多数の孔に
挿入したものが開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に記載のものでは、多数本の光ファイバの一端部を角
柱状に束ねているだけであるので、その各一端部をその
各他端部に対応するように整列させることが極めて困難
であるという問題がある。この発明の課題は、多数本の
光ファイバの各一端部と各他端部とを互いに対応するよ
うに整列させることを容易に行うことができるようにす
ることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、多数本の光ファイバの一端部を密集し、前記多数本
の光ファイバの他端部を一定のピッチで離間配列してな
る導光体において、前記多数本の光ファイバの他端部
は、複数本の光ファイバの他端部を平行に配列して前記
ピッチに応じた径の横糸で編んで形成された複数枚の光
ファイバシートの他端部を複数枚積層したものからなる
ことを特徴とするものである。請求項2に記載の発明
は、請求項1に記載の発明において、前記光ファイバシ
ートの一端部は、前記複数本の光ファイバの一端部を平
行に配列して前記横糸よりも小径の横糸で編んで形成さ
れ、前記多数本の光ファイバの一端部は、前記光ファイ
バシートの一端部を複数枚積層したものからなることを
特徴とするものである。請求項3に記載の発明は、請求
項1に記載の発明において、前記多数本の光ファイバの
一端部は、前記複数枚の光ファイバシートの相隣接する
ものの各光ファイバの一端部を互いに密接させるととも
に半ピッチずつずらして千鳥状に配列したものからなる
ことを特徴とするものである。請求項4に記載の発明
は、多数本の光ファイバの一端部を密集し、前記多数本
の光ファイバの他端部を一定のピッチで離間配列してな
る2つの導光体単体を左右に配置してなる導光体におい
て、前記各導光体単体の多数本の光ファイバの他端部
は、帯状の支持板を備え、該支持板により複数本の光フ
ァイバの他端部が前記ピッチで離間配列させて支持され
た光ファイバシートの他端部を複数枚積層したものから
なり、前記各導光体単体の各支持板は対向する端部が互
いに密接されて左右に隣接して配置され、左右に隣接す
る前記各支持板の何れか一方の支持板の、互いに密接す
る前記端部の前記光ファイバの一端部側に支持棒が挿通
する挿通孔が設けられ、該挿通孔に支持棒が挿通されて
いることを特徴とするものである。請求項5に記載の発
明は、請求項4に記載の発明において、前記挿通孔は前
記各導光体単体の隣接する各支持板に交互に設けられて
いることを特徴とするものである。請求項6に記載の発
明は、多数本の光ファイバの一端部を密集し、前記多数
本の光ファイバの他端部を一定のピッチで離間配列して
なる導光体の製造方法において、複数本の光ファイバの
他端部を平行に配列して前記ピッチに応じた径の横糸で
編み、これにより得られた複数枚の光ファイバシートの
他端部を積層して前記多数本の光ファイバの他端部を形
成することを特徴とするものである。請求項7に記載の
発明は、請求項6に記載の発明において、前記各光ファ
イバシートの一端部の複数の光ファイバを平行に配列し
て前記横糸よりも小径の横糸で編み、これにより得られ
た複数枚の光ファイバシートの一端部を積層して前記多
数本の光ファイバの一端部を形成することを特徴とする
ものである。請求項8に記載の発明は、請求項6に記載
の発明において、前記複数枚の光ファイバシートの相隣
接するものの各光ファイバの一端部を互いに密接させる
とともに半ピッチずつずらして千鳥状に配列して前記多
数本の光ファイバの一端部を形成することを特徴とする
ものである。請求項9に記載の発明は、請求項8に記載
の発明において、前記複数本の光ファイバの一端部を平
行に配列して水溶性接着剤で仮接着し、これにより得ら
れた複数枚の光ファイバシートの一端部を積層し、この
積層部を上下左右から加圧しながら前記水溶性接着剤を
水洗し、前記多数本の光ファイバの一端部を本固定用接
着剤で接着することを特徴とするものである。請求項1
0に記載の発明は、請求項8に記載の発明において、前
記複数枚の光ファイバシートの一端部の複数の光ファイ
バを、配列板に密集して設けられた多数の孔に挿通して
水溶性接着剤で仮接着し、前記配列板を取り外し、前記
仮接着部を上下左右から加圧しながら前記水溶性接着剤
を水洗し、前記多数本の光ファイバの一端部を本固定用
接着剤で接着することを特徴とするものである。そし
て、この発明によれば、複数本の光ファイバからなる複
数枚の光ファイバシートを積層しているので、多数本の
光ファイバの各一端部と各他端部とを互いに対応するよ
うに整列させることを容易に行うことができる。
【0005】
【発明の実施の形態】図1は本発明による導光体10の
斜視図を示したものである。この導光体10は、基本的
には、図2に示す光ファイバシート1を複数枚積層した
ものからなり、多数本の光ファイバ2の一端部を密集し
て構成した入射面10aと、多数本の光ファイバ2の他
端部を一定のすなわち拡大率に応じたピッチで離間配列
して構成した出射面10bと、を備える構造となってい
る。
【0006】[第1実施形態]まず、本発明の第1実施
形態について説明する。図2に示す光ファイバシート1
は、複数本の光ファイバ2の他端部を拡大率に応じたピ
ッチで離間して平行に配列した出射面側部3と、複数本
の光ファイバ2の一端部を密集して平行に配列した入射
面側部4と、複数本の光ファイバ2を入射面側部4から
出射面側部3に向かうに従って漸次離間させてなる中間
部5とを備え、本第1実施形態においては、後で詳述す
るが、出射面側部3は、複数本の光ファイバ2の他端部
を平行に配列して拡大率に応じた径の横糸で編むことに
よって形成され、入射面側部4は、複数本の光ファイバ
2の一端部を平行に配列して前記横糸よりも小径の横糸
で編むことによって形成される。
【0007】次に、図1に示す導光体10の製造方法の
一例について、図3〜図7を順に参照して説明する。ま
ず、図3に示すように、複数本(例えば400本)の長
尺な光ファイバ2が並列的に巻き付けられたボビン11
を用意する。そして、ボビン11から繰り出された複数
本の光ファイバ2の先端部を帯状の配列板12に拡大率
に応じたピッチで設けられた円孔13に挿通させる。
【0008】次に、図3において、配列板12の右側に
繰り出された複数本の光ファイバ2の各所定の2箇所を
その下に配置された帯状の一対の第1の支持板14、1
5の上面に拡大率に応じたピッチで設けられたほぼV字
状またはほぼU字状の16、17内に収容する。この場
合、図2に示す光ファイバシート1の入射面側部4およ
び中間部5を形成するために、図3において、右側の第
1の支持板15の右側に光ファイバ2を所定の長さだけ
繰り出す。
【0009】次に、一対の第1の支持板14、15上
に、図4に示すように、一対の第1の押え板18、19
を配置する。この状態では、一対の第1の押え板18、
19間に位置する複数本の光ファイバ2は、拡大率に応
じたピッチで平行に配列されている。次に、一対の第1
の押え板18、19間に位置する複数本の光ファイバ2
を拡大率に応じた径の横糸20で数回編み、出射面側部
3を形成する。この出射面側部3の断面形状は、後述す
る、複数の光ファイバシート1の出射面側部3を積層し
た状態の断面図を示す図6における1層分の形状とな
る。次に、図4において、右側の第1の押え板19およ
び第1の支持板15を取り除く。これは、図4におい
て、出射面側部3の右側に繰り出された光ファイバ2の
変位を許容するためである。
【0010】次に、図5に示すように、出射面側部3の
右側に繰り出された複数本の光ファイバ2を一対の絞り
ピン21、22により密集させる。次に、一対の絞りピ
ン21、22の右側に繰り出された複数本の光ファイバ
2の各所定の2箇所をその下に配置された帯状の一対の
第2の支持板(図示せず)の上面に密接して設けられた
ほぼV字状またはほぼU字状の溝内に収容する。
【0011】次に、一対の第2の支持板上に一対の第2
の押え板23、24を配置する。この状態では、一対の
第2の押え板23、24間に位置する複数本の光ファイ
バ2は、密集されて平行に配列されている。次に、一対
の第2の押え板23、24間に位置する複数本の光ファ
イバ2を横糸20よりも小径(例えば径が0.02〜
0.03mm程度)の横糸25で数回編み(図7参
照)、入射面側部4を形成する。この入射面側部4の断
面形状は、後述する、複数の光ファイバシート1の入射
面側部4を積層した状態の断面図を示す図7における1
層分の形状となる。次に、図5において、出射面側部3
の左側および入射面側部4の右側において光ファイバ2
を切断し、第2の支持板および押え板23を取り除く
と、図2に示す光ファイバシート1が得られる。
【0012】次に、図6に示すように、複数枚の光ファ
イバシート1の各出射面側部3を順次積層して接着剤
(図示せず)で接着し、且つ、光ファイバシート1の出
射面側部3を積層するごとに、図7に示すように、当該
光ファイバシート1の入射面側部4をその長さを調整し
て積層された光ファイバシート1のうちの最上層の光フ
ァイバシート1の入射面側部4上に積層して接着剤(図
示せず)で接着する。なお、図6および図7において
は、図示の便宜上、3枚の光ファイバシート1を積層し
た状態を示しているが、実際には、必要に応じて、更に
多数の枚数の光ファイバシート1を積層して形成するも
のである。
【0013】これにより、基本的には、図1に示す導光
体10が得られるが、光ファイバシート1の長さを調整
する関係から、積層された複数枚の光ファイバシート1
の図1における前後方向の長さが異なり、各入射面側部
4を積層した部分が側面ほぼく字状となる。そこで、次
に、各入射面側部4を積層した部分の所定の箇所を各出
射面側部6を積層した部分と平行するように切断する。
次に、この切断面および各出射面側部3を積層した部分
の表面を研磨する。すると、図1に示す、積層された出
射面側部3による出射面10bと、積層された入射面側
部4による入射面10aとを備える、導光体10が得ら
れる。
【0014】このようして得られた導光体では、複数本
の光ファイバ2の他端部および一端部を横糸20、25
で編んでなる複数枚の光ファイバシート1を積層してい
るので、多数本の光ファイバ2の各一端部と各他端部と
を互いに対応するように整列させることを容易に行うこ
とができる。
【0015】[第2実施形態]次いで、本発明の第2実
施形態について説明する。本第2実施形態においては、
各光ファイバシート1の出射面側部3は、前記第1実施
例と同様に、複数本の光ファイバ2の他端部を平行に配
列して拡大率に応じた径の横糸で編むことによって形成
され、入射面側部4は、複数本の光ファイバ2の一端部
を、平面状に、接着剤によって接着することによって形
成される。まず、図5を参照して本発明の第2実施形態
を説明すると、複数本の光ファイバ2を拡大率に応じた
径の横糸20で数回編んで出射面側部3を形成した後、
前記第1実施形態と同様に、出射面側部3の右側に繰り
出された複数本の光ファイバ2を一対の絞りピン21、
22により密集させる。
【0016】次に、一対の絞りピン21、22の右側に
繰り出された複数本の光ファイバ2の各所定の2箇所
を、前記第1実施形態と同様に、その下に配置された帯
状の一対の第2の支持板の上面に密接して設けられたほ
ぼV字状またはほぼU字状の溝内に収容する。次に、一
対の第2の支持板間に位置する複数本の光ファイバ2
を、平面状に、水溶性接着剤30で仮接着し、入射面側
部4となる入射面側仮接着部を形成する。次に、図5に
おいて、出射面側部3の左側および入射面側仮接着部
(入射面側部4)の右側において光ファイバ2を切断
し、第2の支持板を取り除くと、図2に示すような光フ
ァイバシート1が得られる。
【0017】次に、図8に示すような、加圧装置31を
用意する。この加圧装置31は、ベース板32と、ベー
ス板32上に左右方向に移動可能に配置された左加圧板
33および右加圧板34と、ベース板32の上方に上下
方向に移動可能に配置された上加圧板35とを備えてい
る。
【0018】そして、図8に示すように、複数枚の光フ
ァイバシート1の入射面側部4を積層して加圧装置31
にセットする。すなわち、複数枚の光ファイバシート1
の各出射面側部3を順次積層して接着剤(図示せず)で
接着し、且つ、光ファイバシート1の出射面側部3を積
層するごとに、図8に示すように、当該光ファイバシー
ト1の入射面側部4をその長さを調整してベース板32
上またはベース板32上に積層された光ファイバシート
1のうちの最上層の光ファイバシート1の入射面側部4
上に積層する。こうして積層した入射面側部4を加圧装
置31にセットする。なお、図8では、1枚の光ファイ
バシート1の光ファイバ2を7本として図示し、また光
ファイバシート1の枚数を5枚として図示しているが、
これらは図示の便宜上であり、実際には、製造すべき導
光体のサイズに応じて決まるものである。
【0019】次に、左加圧板33を右方向に移動させ、
右加圧板34を左方向に移動させ、上加圧板35を下降
させ、積層された複数枚の光ファイバシート1の入射面
側仮接着部を上下左右から加圧する。この加圧と同時
に、加圧装置31内に水を注入し、水溶性接着剤30を
水洗する。すると、水溶性接着剤30が溶解して除かれ
るとともに上下左右から押されることにより、図9に示
すように、各光ファイバ2が細密充填状態に配列され
て、複数枚の光ファイバシート1の相隣接するものの各
光ファイバ2の一端部が互いに密接されるとともに半ピ
ッチずつずらされて千鳥状に配列される。
【0020】次に、加圧装置31および積層された複数
枚の光ファイバシート1を真空チャンバ(図示せず)内
に入れる。次に、真空チャンバ内を真空状態とし、この
状態において複数枚の光ファイバシート1の光ファイバ
2の一端部の端面に本固定用接着剤(図示せず)を塗布
する。
【0021】次に、真空チャンバ内を大気圧に戻すと、
複数枚の光ファイバシート1の各光ファイバ2の一端部
間の隙間が極めて狭いことにより、当該隙間が短時間で
はあるが真空状態に維持され、当該隙間と外部との圧力
差と毛細管現象とにより、塗布された本固定用接着剤が
当該隙間に進入し、複数枚の光ファイバシート1の各光
ファイバ2の一端部が相互に接着される。
【0022】すると、基本的には、図1に示すような導
光体10が得られるが、この場合も、光ファイバシート
1の長さを調整する関係から、積層された複数枚の光フ
ァイバシート1の図1における前後方向の長さが異な
り、各入射面側部4を積層した部分が側面ほぼく字状と
なる。そこで、次に、各入射面側部4を積層した部分の
所定の箇所を各出射面側部6を積層した部分と平行する
ように切断する。次に、この切断面および各出射面側部
3を積層した部分の表面を研磨する。すると、図1に示
すような導光体10が得られる。
【0023】[第3実施形態]次いで、本発明の第3実
施形態について説明する。本第3実施形態においては、
導光体10の入射面10aは、各光ファイバファイバシ
ート1の複数本の光ファイバ2の一端部を整列して接着
することによって形成される。まず、図4を参照して本
発明の第3実施形態を説明すると、一対の第1の押え板
18、19間に位置する複数本の光ファイバ2を横糸2
0で編んで出射面側部3を形成した後に、出射面側部3
の左側において光ファイバ2を切断する。
【0024】次に、図10に示す、格子状に多数密集し
て円孔37が設けられた配列板36を用意する。次い
で、前記工程により得られた複数枚の光ファイバシート
の各出射面側部3を順次積層して接着剤(図示せず)で
接着し、且つ、光ファイバシートの出射面側部3を積層
するごとに、図10に示すように、当該光ファイバシー
トの各光ファイバ2の先端部を、配列板36の一点鎖線
で示す領域に格子状に多数密集されて設けられた各段の
円孔37内に挿通する。配列板36の円孔37のピッチ
は小さいほど好ましいが、一例として、光ファイバ2の
径に0.2mm程度プラスしたピッチとする。
【0025】次に、図10において、配列板36の左側
に角棒状に密集された多数本の光ファイバ2を水溶性接
着剤(図示せず)で仮接着し、入射面10aとなる入射
面側仮接着部を形成する。次に、配列板36を取り除
く。以下、前記第2実施形態と同様に、入射面側仮接着
部を加圧装置31にセットし、上下左右から加圧すると
同時に、水を注入して水溶性接着剤30を取り除くこと
により、相隣接する複数枚の光ファイバシート1の各光
ファイバ2の一端部が互いに密接されるとともに半ピッ
チずつずらされて千鳥状に配列され、本接着剤を塗布す
ることによって各光ファイバ2の一端部が相互に接着さ
れて入射面10aが形成される。
【0026】[第4実施形態]ところで、光ファイバか
らなる導光体を用いて画像を拡大する構成において、よ
り大きな出射面を得るために、例えば図11に示すよう
に、4つの導光体単体41を上下左右に配置して1つの
導光体を構成することがある。このような場合、上下の
導光体単体41の出射面側を密接させると、その間で
は、光ファイバシートを積層した状態と同じであるの
で、光ファイバの他端部(出射面側端部)の上下方向の
ピッチが乱れないようにすることができる。これに対
し、左右の導光体単体41の出射面側を密接させると、
その間で、光ファイバの他端部の左右方向のピッチが乱
れてしまうことがある。
【0027】そこで、本発明の第4実施形態は、図11
に示すように、4つの導光体単体41を上下左右に配置
して1つの導光体を構成する場合においても、各導光体
単体41間において、光ファイバの他端部の左右方向の
ピッチが乱れないようにするものである。
【0028】この場合の各導光体単体41における光フ
ァイバシートの一例を図12に示す。図12の右側に示
す光ファイバシート42では、出射面側部において、拡
大率に応じたピッチで設けられたほぼV字状またはほぼ
U字状の溝45が上面に設けられた帯状の支持板44を
備え、複数本の光ファイバ43の各他端部は帯状の支持
板44上に設けられた溝45内に収容されて、図示して
いないが、接着剤あるいは接着テープにより固定され、
複数本の光ファイバ43の各一端部は左側に集められ
て、図示していないが、前記第1実施形態あるいは第2
実施形態と同様に、横糸、水溶性接着剤あるいは本固定
用接着剤により固定されて入射面側部を形成している。
【0029】この右側の光ファイバシート42の支持板
44の右端部には比較的大きな円孔46が設けられてい
る。支持板44の左端面とそのすぐ右側の溝45の中心
との間隔は、溝45のピッチの半分となっている。
【0030】一方、図12の左側に示す光ファイバシー
ト47では、右側の光ファイバシート42と同様に、出
射面側部において、拡大率に応じたピッチで設けられた
ほぼV字状またはほぼU字状の溝50が上面に設けられ
た帯状の支持板49を備え、複数本の光ファイバ48の
各他端部は帯状の支持板49上に設けられた溝50内に
収容されて、図示していないが、接着剤あるいは接着テ
ープにより固定され、複数本の光ファイバ48の各一端
部は右側に集められて、図示していないが、横糸、水溶
性接着剤あるいは本固定用接着剤により固定されて入射
面側部を形成している。
【0031】この左側の光ファイバシート47の支持板
49の左端部には比較的大きな円形状の円孔51が設け
られている。支持板49の右端面とそのすぐ左側の溝5
0の中心との間隔は、溝50のピッチの半分となってい
る。支持板49の右端部の光ファイバ48の一端部側に
は突出部52が設けられている。この突出部52は支持
板49の右端面の外側に延出され、支持板49の右端面
の延長線上における突出部52の中心部には比較的小さ
な円孔53が設けられている。
【0032】突出部52の上面において円孔53の左側
および右側にはほぼV字状またはほぼU字状の溝54、
55が湾曲して設けられている。この場合、左側の溝5
4は、支持板49の最も右側の溝50に連続して設けら
れている。左側の溝54の最も右側の溝50と連続する
部分における右側の溝55との間隔は、溝50のピッチ
と同じとなっている。そして、最も右側の光ファイバ4
8は、左側の溝54内に収容されている。
【0033】次に、これらの光ファイバシート42、4
7を用いて、図11に示す導光体を製造する場合につい
て説明する。この場合、図13に示す支持部材61を用
意する。この支持部材61は、帯状のベース板62と、
このベース板62の右端部及び左端部に設けられた比較
的大径のガイド棒63、64と、ベース板62の中央部
に設けられた比較的小径の支持棒65とを備えている。
この場合、支持棒63、64は、図12に示す光ファイ
バシート42、47の支持板44、49の円孔46、5
1に対応する位置に設けられている。支持棒65は、図
12の左側に示す光ファイバシート47の支持板49の
円孔53に対応する位置に設けられている。
【0034】さて、図12に示す光ファイバシート4
2、47を用いて、図11に示す導光体を製造する場合
には、まず、図12の左側に示す光ファイバシート47
の支持板49の円孔51、53を支持部材61の支持棒
64、65に相対的に挿入して、支持板49をベース板
62上の左側に積層する。
【0035】次に、図12の右側に示す光ファイバシー
ト42の支持板44の円孔46を支持部材61の支持棒
63に相対的に挿入するとともに、図14に示すよう
に、支持板44の左端面を左側の支持板49の右端面に
密接させて、支持板44をベース板62上の右側に積層
し、接着剤(図示せず)で接着する。この状態では、右
側の支持板44の最も左側の溝45が左側の支持板49
の突出部52の右側の溝55と連続する。そこで、次
に、右側の光ファイバシート42の最も左側の光ファイ
バ43を当該右側の溝55内に収容する。
【0036】次に、2層目の一対の光ファイバシート4
2、47を積層するが、この場合、図12を参照して説
明すると、左側の支持板49には突出部52が設けられ
ておらず、右側の支持板44に当該突出部52に相当す
る突出部52a(図13参照)が設けられている。従っ
て、2層目の一対の光ファイバシート42、47を積層
する場合には、まず、右側の光ファイバシート42の支
持板44を、1層目の左側の光ファイバシート47の支
持板49の場合と同様にして、1層目の右側の光ファイ
バシート42上に積層する。次に、左側の光ファイバシ
ート47の支持板49を、1層目の右側の光ファイバシ
ート42の支持板44の場合と同様にして、1層目の左
側の光ファイバシート47上に積層して接着剤(図示せ
ず)で接着する。
【0037】次に、3層目の一対の光ファイバシート4
2、47を積層するが、この場合、図12に示すもので
あり、従って、1層目の一対の光ファイバシート42、
47の積層の場合と同様にして積層する。以下、上記工
程の繰り返しにより、図11に示す下側の左右の2つの
導光体単体41に対応する枚数の光ファイバシート4
2、47を積層する。
【0038】そして、このようにして得られた下側の左
右の2つの導光体単体41上に、同様にして得られた左
右の2つの導光体単体41の上下を反転してなるものを
配置する。かくして、基本的には、図11に示すよう
に、4つの導光体単体41を上下左右に配置してなる1
つの導光体が得られる。
【0039】このようにして得られた導光体では、図1
4に示すように、右側の光ファイバシート42の支持板
44の左端面とそのすぐ右側の溝45の中心との間隔が
溝45のピッチの半分となっており、また左側の光ファ
イバシート47の支持板49の右端面とそのすぐ左側の
溝50の中心との間隔が溝50のピッチの半分となって
いるので、当該両溝45、50内に収容された2本の光
ファイバ43のピッチを所期のピッチとすることができ
る。
【0040】また、図13に示すように、両側の2本の
支持棒63、64は比較的大径であり、支持板44、4
9を強度的に強く支持することができる。一方、中央の
支持棒65は、主として、支持板44、49の位置決め
を行うものであり、比較的小径であっても、別に支障は
ない。そして、中央の支持棒65が比較的小径であるこ
とにより、図14に示すように、その両側の光ファイバ
43の曲げ曲率を最小限とすることができる。また、図
13に示すように、支持板44、49の突出部52、5
2aを交互に積層して支持棒65に支持させているの
で、この部分の強度を強くすることができる。
【0041】なお、図12に示す光ファイバシート4
2、47を用いて構成された上下左右の4つの導光体単
体41からなる導光体では、その4つの入射面側端部が
上下左右に密接されて1つの角棒状部となるように配置
されるので、この角棒状部の端面に対向して1枚の液晶
表示パネルを配置する。これに対し、図2に示すような
光ファイバシート1を用いて構成された上下左右の4つ
の導光体単体からなる導光体の場合には、その4つの入
射面側端部が上下左右に離間されて配置されるので、各
入射面側端部の端面に対向して4枚の液晶表示パネルを
配置する。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数本の光ファイバからなる複数枚の光ファイバシート
を積層しているので、多数本の光ファイバの各一端部と
各他端部とを互いに対応するように整列させることを容
易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態としての導光体の斜視
図。
【図2】図1に導光体を形成するための光ファイバシー
トの斜視図。
【図3】図1に示す導光体の製造に際し、当初の工程の
斜視図。
【図4】図3に続く工程の平面図。
【図5】図4に続く工程の平面図。
【図6】光ファイバシートの出射面側部の積層を説明す
るために示す図。
【図7】光ファイバシートの入射面側部の積層を説明す
るために示す図。
【図8】本発明の第2実施形態としての導光体の製造に
際し、所定の工程の側面図。
【図9】図8に続く工程の側面図。
【図10】本発明の第3実施形態としての導光体の製造
に際し、所定の工程の斜視図。
【図11】本発明の第4実施形態としての導光体の斜視
図。
【図12】図11に示す導光体を形成するための光ファ
イバシートの平面図。
【図13】図11に示す導光体の製造方法を説明するた
めに示す図。
【図14】図13の所定の一部の拡大平面図。
【符号の説明】
1 光ファイバシート 2 光ファイバ 3 出射面側部 4 入射面側部 20、25 横糸 41 導光体単体 42、47 光ファイバシート 42 光ファイバ 44、49 支持板 46、51 円孔 52 突出部 53 円孔

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数本の光ファイバの一端部を密集し、
    前記多数本の光ファイバの他端部を一定のピッチで離間
    配列してなる導光体において、 前記多数本の光ファイバの他端部は、複数本の光ファイ
    バの他端部を平行に配列して前記ピッチに応じた径の横
    糸で編んで形成された複数枚の光ファイバシートの他端
    部を複数枚積層したものからなることを特徴とする導光
    体。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の発明において、 前記光ファイバシートの一端部は、前記複数本の光ファ
    イバの一端部を平行に配列して前記横糸よりも小径の横
    糸で編んで形成され、前記多数本の光ファイバの一端部
    は、前記光ファイバシートの一端部を複数枚積層したも
    のからなることを特徴とする導光体。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の発明において、 前記多数本の光ファイバの一端部は、前記複数枚の光フ
    ァイバシートの相隣接するものの各光ファイバの一端部
    を互いに密接させるとともに半ピッチずつずらして千鳥
    状に配列したものからなることを特徴とする導光体。
  4. 【請求項4】 多数本の光ファイバの一端部を密集し、
    前記多数本の光ファイバの他端部を一定のピッチで離間
    配列してなる2つの導光体単体を左右に配置してなる導
    光体において、前記各導光体単体の多数本の光ファイバ
    の他端部は、帯状の支持板を備え、該支持板により複数
    本の光ファイバの他端部が前記ピッチで離間配列させて
    支持された光ファイバシートの他端部を複数枚積層した
    ものからなり、前記各導光体単体の各支持板は対向する
    端部が互いに密接されて左右に隣接して配置され、左右
    に隣接する前記各支持板の何れか一方の支持板の、互い
    に密接する前記端部の前記光ファイバの一端部側に支持
    棒が挿通する挿通孔が設けられ、該挿通孔に支持棒が挿
    通されていることを特徴とする導光体。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の発明において、 前記挿通孔は前記各導光体単体の隣接ずる各支持板に交
    互に設けられていることを特徴とする導光体。
  6. 【請求項6】 多数本の光ファイバの一端部を密集し、
    前記多数本の光ファイバの他端部を一定のピッチで離間
    配列してなる導光体の製造方法において、 複数本の光ファイバの他端部を平行に配列して前記ピッ
    チに応じた径の横糸で編み、これにより得られた複数枚
    の光ファイバシートの他端部を積層して前記多数本の光
    ファイバの他端部を形成することを特徴とする導光体の
    製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の発明において、 前記各光ファイバシートの一端部の複数の光ファイバを
    平行に配列して前記横糸よりも小径の横糸で編み、これ
    により得られた複数枚の光ファイバシートの一端部を積
    層して前記多数本の光ファイバの一端部を形成すること
    を特徴とする導光体の製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載の発明において、 前記複数枚の光ファイバシートの相隣接するものの各光
    ファイバの一端部を互いに密接させるとともに半ピッチ
    ずつずらして千鳥状に配列して前記多数本の光ファイバ
    の一端部を形成することを特徴とする導光体の製造方
    法。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の発明において、 前記複数本の光ファイバの一端部を平行に配列して水溶
    性接着剤で仮接着し、これにより得られた複数枚の光フ
    ァイバシートの一端部を積層し、この積層部を上下左右
    から加圧しながら前記水溶性接着剤を水洗し、前記多数
    本の光ファイバの一端部を本固定用接着剤で接着するこ
    とを特徴とする導光体の製造方法。
  10. 【請求項10】 請求項8に記載の発明において、 前記複数枚の光ファイバシートの一端部の複数の光ファ
    イバを、配列板に密集して設けられた多数の孔に挿通し
    て水溶性接着剤で仮接着し、前記配列板を取り外し、前
    記仮接着部を上下左右から加圧しながら前記水溶性接着
    剤を水洗し、前記多数本の光ファイバの一端部を本固定
    用接着剤で接着することを特徴とする導光体の製造方
    法。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009098165A (ja) * 2007-10-12 2009-05-07 Fukui Prefecture 光ファイバーシート、光ファイバーアレイ、及び光ファイバー映像装置
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KR101796704B1 (ko) 2015-10-21 2017-12-01 주식회사 토비스 광섬유 플레이트 제조장치 및 광섬유 플레이트 제조방법

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