JP2003166345A - 建築用パネル用ラック及び建築用パネルの取り出し方法 - Google Patents
建築用パネル用ラック及び建築用パネルの取り出し方法Info
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Abstract
て、かつ、建築用パネルPをほぼ水平状態でラックから
取り出せる建築用パネル用ラック100及び建築用パネ
ルPの取り出し方法を提供する 【解決手段】 本発明における建築用パネル用ラック1
00は、立て起こされた建築用パネルPの下端面を支持
する底面フレーム1と、この底面フレーム1の縁部に設
けられた複数の側面フレーム21,22とを備えてい
る。また、複数の側面フレーム21,22のうち、少な
くとも1つが、底面フレーム1の縁部に回動自在に連結
された回動側面フレーム22であり、この回動側面フレ
ーム22は、建築用パネル用ラック100を横倒した際
に、建築用パネルPをほぼ水平状態で取り出せるよう
に、底面フレーム1の上側の縁部を軸として上側に回動
可能である。
Description
ック及び建築用パネルの取り出し方法に関する。
・屋根等の構造材を予め工場等でパネル化し、施工現場
でこれらの建築用パネルを組み立てることにより、住宅
を構築するパネル工法が一部に採用されている。工場で
製造された建築用パネルのうち、壁パネルはラックに立
積みに収納し、トラックに積み込まれて運搬されてい
た。一方、屋根パネルや床パネルはトラックの荷台部の
面積に対応した大きさに大型化され、平積みの状態で運
搬されていた。
向上させるため、建築用パネルはできる限り大型化する
ことが望ましい。しかし、屋根パネルや床パネルの大型
化可能な面積はトラックの荷台部の領域内に限定されて
おり、さらに大型化するには屋根パネルや床パネルを立
積みにする必要があった。しかし、屋根パネルや床パネ
ルが立積みの状態で運搬されると、ラックから取り出す
際に、パネルの上端部を吊ることしかできない。壁パネ
ルのように、吊り上げた状態のままで躯体に取り付けら
れるパネルであれば問題はないが、屋根パネルや床パネ
ルのようにパネルを寝かせた状態で躯体に取り付ける場
合には、ラックから取り出した後にパネルを寝かせ、再
度パネルを吊りなおす必要があり、施工能率の低下を招
くことから実用化されていなかった。
パネルを立積みの状態で運搬でき、かつ、屋根パネルや
床パネルをほぼ水平状態でラックから取り出せる建築用
パネル用ラック及び建築用パネルの取り出し方法を提供
することである。
め、請求項1記載の発明は、例えば、図1,図3,図6
に示すように、建築用パネルPを運搬するための建築用
パネル用ラック100であって、立て起こされた建築用
パネルPの下端面を支持する底面フレーム1と、この底
面フレーム1の縁部に設けられた複数の側面フレーム2
1,22とを備え、前記複数の側面フレーム21,22
のうち、少なくとも1つが、前記底面フレーム1の縁部
に回動自在に連結された回動側面フレーム22であり、
この回動側面フレーム22は、建築用パネル用ラック1
00を横倒した際に、建築用パネルPをほぼ水平状態で
取り出せるように、底面フレーム1の上側の縁部を軸と
して上側に回動可能であることを特徴とする。
フレーム21,22のうち、少なくとも1つが、底面フ
レーム1の縁部に回動自在に連結された回動側面フレー
ム22であり、この回動側面フレーム22は、建築用パ
ネル用ラック100を横倒した際に、建築用パネルPを
ほぼ水平状態で取り出せるように、底面フレーム1の上
側の縁部を軸として上側に回動可能である。そのため、
運搬された建築用パネルPを建築用パネル用ラック10
0とともに横倒し、回動側面フレーム22を底面フレー
ム1の上側の縁部を軸として上側に回動することで建築
用パネル用ラック100の上面が開放されることにな
る。したがって、建築用パネルPを建築用パネル用ラッ
ク100から取り出した状態のままで建物の躯体に施工
できる。すなわち、立て起こされた建築用パネルPを寝
かせて吊りなおす必要がなくなるので、施工能率を向上
できる。なお、この建築用パネル用ラック100に積み
込まれる建築用パネルPは、横倒した状態で建物の躯体
に施工される屋根パネルや床パネルである。
2,図6に示すように、請求項1記載の建築用パネル用
ラック100において、前記回動側面フレーム22に
は、クレーン等の吊り装置の吊り具を係止するためのフ
ック3が設けられていることを特徴とする。
レーム22には、クレーン等の吊り装置の吊り具を係止
するためのフック3が設けられているため、フック3に
クレーン等の吊り装置の吊り具を係止して吊り上げる
と、建築用パネル用ラック100が傾斜した状態とな
る。次いで、底面フレーム1の縁部を支点として接地
し、建築用パネル用ラック100を徐々に横倒しながら
地面に設置できる。その後、回動側面フレーム22を回
動可能な状態にして、フック3を引き上げて回動側面フ
レーム22を上側に回動することにより、建築用パネル
用ラック100の上面を開放できる。
すように、請求項1または2記載の建築用パネル用ラッ
ク100において、前記回動側面フレーム22を前記底
面フレーム1の縁部に回動自在に連結している連結部4
には、前記回動側面フレーム22を90度以上回動させ
た際に、この回動側面フレーム22の回動を阻止するス
トッパ4aが設けられていることを特徴とする。
レーム22を90度以上回動させると、回動側面フレー
ム22はその自重により地面に倒れようとする。ここ
で、連結部4にストッパ4aが設けられているため、回
動側面フレーム22は、立て起こされた状態で回動を阻
止される。これにより、回動側面フレーム22を立て起
こした状態で建築用パネルPを取り出すことができ、建
築用パネル用ラック100が占有する平面的な領域を狭
くできるので、施工区域が狭い現場においても利用する
ことができる。
4,図5に示すように、請求項1〜3のいずれかに記載
の建築用パネル用ラック100において、前記回動側面
フレーム22と、これに対向している側面フレーム21
とは、これらフレーム21,22に着脱可能な連結部材
5によって連結されていることを特徴とする。
レーム22と、これに対向している側面フレーム21と
は、これらフレーム21,22に着脱可能な連結部材5
によって連結されている。そのため、建築用パネルPの
運搬時等に、風や振動等によって回動側面フレーム22
が回動しようとしても、連結部材5が回動を阻止するた
め、建築用パネルPを安定した状態で運搬できる。ま
た、建築用パネル用ラック100を横倒した後、連結部
材5を取り外すことにより、回動側面フレーム22を回
動可能な状態とすることができる。
すように、請求項1記載の建築用パネル用ラック100
に積まれた建築用パネルPを取り出す建築用パネルPの
取り出し方法であって、前記回動側面フレーム22が上
面にくるように前記建築用パネル用ラック100を横倒
し、前記底面フレーム1の上側の縁部を軸として回動側
面フレーム22を上側に回動させ、前記建築用パネルP
をほぼ水平状態で建築用パネル用ラック100から取り
出すことを特徴とする。
レーム22が上面にくるように建築用パネル用ラック1
00を横倒し、底面フレーム1の上側の縁部を軸として
回動側面フレーム22を上側に回動させるだけの簡単な
方法で請求項1と同様の効果を得ることができる。
る実施の形態の建築用パネル用ラック及び建築用パネル
の取り出し方法について詳細に説明する。なお、上述の
ように建築用パネル用ラックは屋根パネル及び床パネル
の運搬に用いられるものであり、本実施の形態では屋根
パネルを例に挙げて説明する。図1及び図6に示すよう
に、屋根パネル用ラック(建築用パネル用ラック)10
0は、屋根パネル(建築用パネル)Pを製造工場から施
工現場へ運搬する際に主に用いられるものであり、底面
フレーム1、側面フレーム21、回動側面フレーム2
2、連結部材5、補助フレーム6、屋根パネルガイド7
等を備えている。
ネルPの下端面を支持するものであり、縦框材1a、横
框材1bが2本ずつ組み合わされて矩形状に構成されて
いる。また、対向する横框材1b間を掛け渡すように、
縦框材1aとほぼ平行に縦芯材1cが複数備えられてい
る。
する際の屋根パネルPの横倒を防ぐものであり、縦框材
2a、横框材2bが2本ずつ組み合わされて略矩形状に
構成されている。また、対向する横框材2b間を掛け渡
すように、縦框材2aとほぼ平行に縦芯材2cが2本備
えられている。また、縦框材2aと縦框材2aに近い縦
芯材2c間を掛け渡すように、横框材2bとほぼ平行に
横芯材2dが複数備えられている。これにより、縦框材
2a、縦芯材2c、横芯材2dによって梯子23が形成
され、作業者は側面フレーム21を昇降できる。
2aの上端部近傍には、クレーン等の吊り装置の吊り具
を係止するための運搬フック3aが取り付けられてい
る。さらに、側面フレーム21の上側の横框材2bの両
端部は、縁部となる縦框材2aより突出しており、横框
材2bの両端部には、屋根パネルガイド7を取り付ける
ための筒状の支持部材2cが取り付けられている。な
お、側面フレーム21の下側となる横框材2bは、前記
底面フレーム1の横框材1bの一方に溶接にて接合され
ており、側面フレーム21は底面フレーム1と一体化さ
れている。
運搬する際は、側面フレーム21と同様の機能を果た
し、屋根パネルPを横倒した屋根パネル用ラック100
から取り出す際には、底面フレーム1の上側の縁部を軸
として上側に回動することで、屋根パネルPをほぼ水平
状態で取り出せることを可能にしたものである。なお、
回動側面フレーム22は、側面フレーム21と同様の構
成であるため、側面フレーム21と異なる部分について
説明する。回動側面フレーム22は、屋根パネル用ラッ
ク100を容易に横倒するため、パネル用ラック100
を傾斜させた状態で吊るための傾斜フック3bを縦框材
2aの運搬フック3aより下方に備えている。
すように、底面フレーム1の上側の縁部に備えられたヒ
ンジ4を介して回動自在に連結されている。ここで、回
動側面フレーム22の回動は、ヒンジ4の外周上に設け
られたストッパ4aが底面フレーム1に接触することで
阻止される。なお、ストッパ4aは、回動側面フレーム
22が90度以上回動した後に底面フレーム1に接触す
るような位置に形成されている。
は、回動側面フレーム22と、これに対向している側面
フレーム21とを連結し、屋根パネルPの運搬時等にお
ける回動側面フレーム22の回動を阻止するものであ
る。連結部材5は、固定部51、つなぎ部52等を備え
ている。固定部51は、図1及び図5に示すように、側
面フレーム21及び回動側面フレーム22の縦框材2a
と縦框材2aの上端部側の横框材2bとの接合部上に設
けられ、直方体状の支持体51aと、連結フック51b
とを備えている。連結フック51bは、支持体51aの
2面に取り付けられており、つなぎ部52が連結され
る。つなぎ部52は、図1及び図4に示すように、側面
フレーム21と回動側面フレーム22の対向する固定部
51同士をつなぐものであり、支持体51aとほぼ同じ
断面を有する長尺材から形成された連結体52aと、連
結金具53とを備えている。
体52aの両端部に2つずつ設けられており、連結フッ
ク51bに係止される係止部53a、係止部53aを支
持する胴体部53b、係止部53aに引張力をかける係
止レバー53c等を備えている。係止部53aは、環状
に形成されており、その一部には、弾性体53dが取り
付けられている。胴体部53bは、複数の板材を接合し
て形成されており、一端部で弾性体53dを介して係止
部53aを支持し、他端部で係止レバー53cと連結さ
れている。係止レバー53cは、前記連結体52aに沿
った位置まで移動させて弾性体53dに引張力をかける
ものである。すなわち、弾性体53dに引張力をかける
ことで、連結フック51bと係止部53aが外れないよ
うにされている。
根パネルPを運搬する際には、立て起こされた屋根パネ
ルPの下端面を支持し、屋根パネルPを屋根パネル用ラ
ック100から取り出す際には、屋根パネル用ラック1
00の転倒を防止するものである。補助フレーム6は、
縦框材6aと横框材6bと後述する屋根パネルガイド7
とが組み合わされて略矩形状に構成されている。また、
対向する横框材6b間を掛け渡すように、縦框材6aと
ほぼ平行に縦芯材6cが1本備えられている。また、補
助フレーム6の横框材6bが、底面フレーム1の縦框材
1aに図示しないヒンジを介して接続されている。な
お、屋根パネルガイド7は、縦框材6aとほぼ平行に底
面フレーム1に連結される側に設けられ、縦框材6aと
しての機能も備えている。
回動側面フレーム22と鎖6cを介して接続され、補助
フレーム6が底面フレーム1と同一平面になるように鎖
6cによって支持されている。また、屋根パネルPを屋
根パネル用ラック100から取り出す際には、鎖6cを
取り外し、補助フレーム6を底面フレーム1の裏面側に
回動することで、屋根パネル用ラック100の転倒を防
止できる。なお、屋根パネルPの幅が底面フレーム1の
幅より小さい時には、補助フレーム6は、側面フレーム
21及び回動側面フレーム22の縦框材2aに沿うよう
に折り畳まれ、側面フレーム21としての機能を果たす
ことができる。
a、保持材7b等を備えている。ガイド突起7aは、屋
根パネル用ラック100に積み込まれた屋根パネルP同
士の接触を防ぐものである。また、保持材7bは、ガイ
ド突起7aを支持するものであり、上述の縦框材6aと
ほぼ同じ長さに形成されている。保持材7bの上面に
は、ガイド突起7aが屋根パネルPの厚さより少し広い
間隔をあけて、かつ、鉛直上方向に向けて取り付けられ
ている。また、図1に示すように、屋根パネル用ガイド
7は、屋根パネルPの上端面と下端面から支持するた
め、上述の補助フレーム6の横框材6b間と、側面フレ
ーム21及び回動側面フレーム22の対向する支持部材
2c間とに設けられている。なお、支持部材2c間に設
けられる屋根パネル用ガイド7においては、ガイド突起
7aに加えて、支持部材2cに挿通させるためのガイド
突起7aが保持材7bの両端部に備えられている。
根パネル用ラック100への積み込みから取り出しまで
の手順について説明する。図6(a)に示すように、屋
根パネルPを屋根パネル用ラック100の底面フレーム
1及び補助フレーム6上に載置し、連結部材5によって
側面フレーム21と回動側面フレーム22とを連結す
る。そして、運搬フック3aにクレーン等の吊り装置の
吊り具を係止し、トラックに積み込んで施工現場に運搬
する。図6(b)〜(d)に示すように、施工現場で荷
下ろしされた屋根パネル用ラック100は、吊りもとが
傾斜フック3bに変更され、地面に対して傾斜した状態
となるように吊り上げられる。そして、徐々に屋根パネ
ル用ラック100を横倒し、回動側面フレーム22を上
面にして地面に設置される。次いで、図6(e)〜
(f)に示すように、連結部材5を外し、ストッパ4a
が底面フレーム1に接触するまで回動側面フレーム22
を回動させる。図6(g)〜図6(h)に示すように、
回動側面フレーム22の回動終了後、補助フレーム6を
底面フレーム1の裏面側へ回動させる。補助フレーム6
の回動後、補助フレーム6と梯子23との間にワイヤ8
を張り、回動側面フレーム22が倒れないようにしてお
く。回動側面フレーム22の回動により、横倒された屋
根パネル用ラック100の上面が開放されると、寝かせ
た状態のままで屋根パネルPを吊り上げ、躯体の屋根部
分に設置される。
22は、ヒンジ4を軸として上側に回動可能であるた
め、運搬された屋根パネルPを屋根パネル用ラック10
0とともに横倒し、回動側面フレーム22を回動するこ
とで屋根パネル用ラック100の上面が開放されること
になる。したがって、屋根パネルPを屋根パネル用ラッ
ク100から取り出した状態のままで建物の躯体に施工
できる。すなわち、立て起こされた屋根パネルPを寝か
せて吊りなおす必要がなくなるので、施工能率を向上で
きる。
ック3bが設けられているため、傾斜フック3bにクレ
ーン等の吊り装置の吊り具を係止して吊り上げると、屋
根パネル用ラック100が傾斜した状態となる。次い
で、底面フレーム1の横框材1aを支点として接地し、
屋根パネル用ラック100を徐々に横倒しながら地面に
設置できる。その後、回動側面フレーム22を回動可能
な状態にして、傾斜フック3bを引き上げて回動側面フ
レーム22を上側に回動することにより、屋根パネル用
ラック100の上面を開放できる。
れているため、回動側面フレーム22は、立て起こされ
た状態で回動を阻止される。これにより、回動側面フレ
ーム22を立て起こした状態で屋根パネルPを取り出す
ことができ、屋根パネル用ラック100が占有する平面
的な領域を狭くできるので、施工区域が狭い現場におい
ても利用することができる。
に対して回動自在に連結されているため、屋根パネルP
の大きさによって底面フレーム1あるいは側面フレーム
21として用いることができる。
ることにより、屋根パネルPの運搬時等に、風や振動等
によって回動側面フレーム22が回動しようとしても、
連結部材5が回動を阻止するため、屋根パネルPを安定
した状態で運搬できる。また、屋根パネル用ラック10
0を横倒した後、連結部材5を取り外すことにより、回
動側面フレーム22を回動可能な状態とすることができ
る。また、屋根パネルPを取り出す方法も簡単であり、
施工能率を向上することができる。
00の構造は、上記実施の形態に限定されるものではな
く、発明の要旨を逸脱しない範囲で設計変更、改良、組
み合わせ等がなされた構造を包含するものである。
ネルを建築用パネル用ラックから取り出した状態のまま
で建物の躯体に施工できる。すなわち、立て起こされた
建築用パネルを寝かせて吊りなおす必要がなくなるの
で、施工能率を向上できる。
り具を係止することにより、建築用パネル用ラックを横
倒しやすくできる。
回動側面フレームの回動を阻止するストッパが設けられ
ているため、回動側面フレームを立て起こした状態で建
築用パネルを取り出すことができ、建築用パネル用ラッ
クが占有する平面的な領域を狭くできるので、施工区域
が狭い現場においても利用することができる。
ルの運搬時等に、回動側面フレームが回動することがな
く、建築用パネルを安定した状態で運搬できる。また、
建築用パネル用ラックを横倒した後、連結部材を取り外
すことにより、回動側面フレームを回動可能な状態とす
ることができる。
レームが上面にくるように建築用パネル用ラックを横倒
し、底面フレームの上側の縁部を軸として回動側面フレ
ームを上側に回動させるだけの簡単な方法で請求項1と
同様の効果を得ることができる。
明するための図である。
ある。
ある。
である。
である。
するための図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 建築用パネルを運搬するための建築用パ
ネル用ラックであって、 立て起こされた建築用パネルの下端面を支持する底面フ
レームと、 この底面フレームの縁部に設けられた複数の側面フレー
ムとを備え、 前記複数の側面フレームのうち、少なくとも1つが、前
記底面フレームの縁部に回動自在に連結された回動側面
フレームであり、 この回動側面フレームは、建築用パネル用ラックを横倒
した際に、建築用パネ ルをほぼ水平状態で取り出せるように、底面フレームの
上側の縁部を軸として上側に回動可能であることを特徴
とする建築用パネル用ラック。 - 【請求項2】 請求項1記載の建築用パネル用ラックに
おいて、 前記回動側面フレームには、クレーン等の吊り装置の吊
り具を係止するためのフックが設けられていることを特
徴とする建築用パネル用ラック。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の建築用パネル用
ラックにおいて、 前記回動側面フレームを前記底面フレームの縁部に回動
自在に連結している連結部には、前記回動側面フレーム
を90度以上回動させた際に、この回動側面フレームの
回動を阻止するストッパが設けられていることを特徴と
する建築用パネル用ラック。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の建築用
パネル用ラックにおいて、 前記回動側面フレームと、これに対向している側面フレ
ームとは、これらフレームに着脱可能な連結部材によっ
て連結されていることを特徴とする建築用パネル用ラッ
ク。 - 【請求項5】 請求項1記載の建築用パネル用ラックに
積まれた建築用パネルを取り出す建築用パネルの取り出
し方法であって、 前記回動側面フレームが上面にくるように前記建築用パ
ネル用ラックを横倒し、 前記底面フレームの上側の縁部を軸として回動側面フレ
ームを上側に回動させ、 前記建築用パネルをほぼ水平状態で建築用パネル用ラッ
クから取り出すことを特徴とする建築用パネルの取り出
し方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001366812A JP3822097B2 (ja) | 2001-11-30 | 2001-11-30 | 建築用パネル用ラック及び建築用パネルの取り出し方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011093563A (ja) * | 2009-10-29 | 2011-05-12 | Daiwa House Industry Co Ltd | パネル部材の積載ラック |
CN112875545A (zh) * | 2021-01-07 | 2021-06-01 | 中国十七冶集团有限公司 | 一种装配式轻钢龙骨钢网模轻质墙体吊装方法 |
-
2001
- 2001-11-30 JP JP2001366812A patent/JP3822097B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN112875545A (zh) * | 2021-01-07 | 2021-06-01 | 中国十七冶集团有限公司 | 一种装配式轻钢龙骨钢网模轻质墙体吊装方法 |
CN112875545B (zh) * | 2021-01-07 | 2023-01-17 | 中国十七冶集团有限公司 | 一种装配式轻钢龙骨钢网模轻质墙体吊装方法 |
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