JP2500965Y2 - パネル用パレット - Google Patents

パネル用パレット

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JP2500965Y2
JP2500965Y2 JP1989102744U JP10274489U JP2500965Y2 JP 2500965 Y2 JP2500965 Y2 JP 2500965Y2 JP 1989102744 U JP1989102744 U JP 1989102744U JP 10274489 U JP10274489 U JP 10274489U JP 2500965 Y2 JP2500965 Y2 JP 2500965Y2
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JP
Japan
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panel
panels
mounting table
movable locking
locking
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JP1989102744U
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修次 大芦
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Misawa Homes Co Ltd
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Misawa Homes Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、壁パネルや床パネルを運搬したり保管した
りするような場合に使用するパネル用パレットに関す
る。
〔従来の技術〕
パネルの運搬用パレットとして、第10図に示すよう
に、載台31の左右に一対の支え部材32,32を互いに平行
に立設し、パネルPを載台31上に立てて載せて支え部材
32,32で支えるようにしたものが知られている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、上記の構造であると、載台31上に複数のパ
ネルPを載せた場合、パネルP,P同士が互いのパネル面
を接して傾斜状態で支え部材32,32に支えられるように
なる。このため、パネルPが垂直に立てられた状態から
斜めに倒れる際はもとより、傾斜状態で安定した後にお
いても、運搬時に振動が加わると、パネルP,P同士の接
触面が互いに擦り動いてパネルPが損傷したり汚れたり
するという問題点がある。これはフェルトやボード等が
取り付けられている仕上材付きのパネルPにおいて顕著
である。
本考案は、パネルが斜めに倒れることがない上、運搬
中に振動が加わることがあっても、パネルが傷付いたり
汚れたりすることがない、パネル用パレットを提供する
ことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、本考案は、複数のパネ
ルを立てて載せる載台の左右に、一対の支え部材を互い
にほぼ平行に立設し、上記載台に、複数のパネルの下縁
部をそれらの間に隙間をあけて固定部で固定する固定具
を設けるとともに、いずれか一方の上記支え部材の上部
に、上記パネルの面方向に沿う軸を設け、当該軸に、載
台上の複数のパネルの各上縁部をそれらの間に隙間をあ
けて係止部で係止する可動係止具を支え部材から載台の
上方に回動自在に設けた構成とした。
〔作用〕
パネルを載台に支持するには、可動係止具を支え部材
側につけたままパネルを載台上に運び込んで、まず、そ
の下縁部を固定具の固定部で固定し、ついで、可動係止
具を軸の回りに回動させ支え部材からそのパネルの上に
移動させてパネルの上縁部を係止部で係止する。パネル
を載台上に運び込む際、可動係止具は支え部材側に退避
しているため、パネル運込みの支障になることはない。
以下、同様の操作を行って複数のパネルを順次載台に支
持する。
複数のパネルの支持状態においては、載台に設けられ
た固定具は、載台上の複数のパネルの下縁部をそれらの
間に隙間をあけて係止し、また支え部材に設けられた可
動係止具は、上記複数のパネルの上縁部をそれらの間に
隙間をあけて係止している。このため、パネルが直立状
態から支え部材に向かって斜めに倒れて傷付くことはな
く、また運搬時に振動するようなことがあっても、互い
に擦り動いてパネル面を損傷することもない。
載台からパネルを下ろす場合は、可動係止具の係止部
を1枚のパネルの上縁部から外した後、そのパネルの下
縁部を固定具の固定部から外して下ろすが、例えば、パ
ネルをクレーン等で載台から吊り上げて目的の場所に運
ぶような場合、可動係止具を吊り上げる1枚のパネルの
部分から支え部材の部分に退避させる。したがって、こ
の場合も可動係止具がパネルの運出しの邪魔になること
はない。
〔実施例〕
第1図ないし第4図は本考案の一実施例を示すもの
で、図中符号1は載台である。この載台1は複数のパネ
ルPを立てて載せるもので、その左右には支え部材2,2
が互いに平行に立設され、また前後には補助台3,3がヒ
ンジピン4によって上下に起倒自在に取り付けられてい
る。支え部材2は枠状に形成されており、梯子5を備え
るとともに、上部に吊上げ用フック6を有する。
上記支え部材2と補助台3の先端との間には、連結ピ
ン7aを長孔8aに挿入して相互に連結されたリンク7,8の
両端が取付けピン9,10により取り付けられて設けられて
いる。上記リンク7,8は、伸長状態において補助台3を
載台1の延長線上に水平に固定し(第1図参照)、また
補助台3を起立させる際に連結ピン7aの部分で屈曲す
る。支え部材2には、補助台3の先端部に設けられた止
め孔11に挿入されて補助台3を起立状態で支え部材2に
固定する止めピン12が取り付けられている。
また、上記載台1の上面には複数(図のものは5個)
の固定部13a,13b,13c,13d,13eを有する固定具13が設け
られている。この固定具13は複数のパネルPの下縁部Pa
をそれらの間に隙間Gを形成して固定部13a〜13eで固定
するものである。
また、一方の支え部材2の上部に設けられた円形断面
の軸2aには、先端にそれぞれ1個の係止部14a,15a,16a,
17a,18aを備え、また根端部にそれぞれ1個の筒14b,15
b,16b,17b,18bを有する複数(図のものは5本)の可動
係止具14,15,16,17,18が互いの筒14b,15b,16b,17b,18b
を軸2aに嵌め付けて支え部材2の部分から載台1の上方
に回動自在に取り付けられている。
上記の可動係止具14〜18は、パネルPの上縁部Pbをそ
れらの間に隙間Gを形成して係止部14a〜18aで個々に係
止するものであり、互いの長さを変えて製作され、長さ
の順に軸2aに取り付けられている。
なお、この実施例のものにおいては、固定具13と可動
係止具14〜18とは、外位置のパネルPと支え部材2の間
にも隙間Gを形成するように構成されているが、支え部
材2の内側にスポンジ等の柔軟材を貼ってパネルPの擦
傷を防止することができるので、パネルPと支え部材2
との間に隙間Gを必ずしも形成する必要はない。また、
固定具13と可動係止具14〜18、あるいは可動係止具14〜
18の係止部14a〜18aは、厚さその他の形状の異なるパネ
ルPに対応できるように、交換、或いは調整自在にして
おくことが好ましい。固定具13の固定部13a〜13eと可動
係止具14〜18の係止部14a〜18aは、通常、スポンジやゴ
ム等の柔軟材を内貼りしたり、全体をゴム等で形成して
固定、及び係止に際してパネルPに傷がつかないように
配慮されている。固定具13の固定部13a〜13eは個々に載
台1に取り付けることもできる。載台1を台車に構成す
る場合もある。
次に上記のように構成された本考案に係るパネル用パ
レットの作用をその使用方法と共に説明する。
止め孔11に止めピン12を差し込んで起立状態で支え部
材2に固定されている補助台3を、止め孔11から止めピ
ン12を引き抜いて固定を解き水平に倒してから、パネル
Pを載台1上に運び込む。この際、可動係止具14〜18は
支え部材2側に回動させておく。
パネルPを載台1に運び込んだら、まず、その下縁部
Paを固定具13の第3図と第4図において一番右側の固定
部13aに嵌め入れて固定し、次いで、一番短い可動係止
具14を軸2aを中心に上記パネルPの上に回動させ、その
係止部14aをパネルPの上縁部Pbに嵌め付けて係止す
る。二枚目のパネルPは、第3図と第4図で右から二番
目の固定部13bと二番目に短い可動係止具15の係止部15a
でその下縁部Paと上縁部Pbを係止して載台1に支持す
る。以下、同様に、三枚目、四枚目、五枚目のパネルP
を載台1上に支持する。
この操作で5枚のパネルPは、いずれも載台1上に相
互間に隙間Gをあけて直立状態で支持されることとな
り、本パネル用パレットAを、台車等にのせて運搬した
り、フック6を利用してクレーンで吊り上げて運ぶよう
な場合に、パレットAが振動したり揺れ動いたりして
も、パネルPが倒れたり、互いに接触して傷付くことは
ない。
パレットAの移送でパネルPを目的の場所に運び終わ
って、パネルPをパレットAから下ろす場合は、上記と
は逆に、まず、長さの長い可動係止具18を第4図で時計
方向(矢印の反対方向)に回動させて係止部18aを一番
左のパネルPの上縁部Pbから外した後、そのパネルPを
僅かに持ち上げて下縁部Paを固定部13eから外す。以
下、同様にしてパネルPを第4図で左側から順に下ろ
す。
補助台3を折り畳む必要がある場合には、これをヒン
ジピン4を支点に起立させて止め孔11に止めピン12を差
し込んで固定する。
ところで、パネルPをクレーン等で載台1から吊り上
げて運ぶ場合、そのままであると、パネルPが載台1上
で揺れ動いて載台1上に支持されている他のパネルPに
衝突して損傷するおそれがる。このようなパネルの衝突
を防止するためには、例えば、第7図ないし第9図に示
すような、段ボールとか発泡材等よりなるフック状の介
在部材20をパネルPの上縁部Pbに引っかけるようにして
用いるとよい。この場合は、介在部材20が、吊上げ時に
おけるパネル同士の衝突を防止する。なお、この介在部
材20は、パレットAの載台1上に所定数よりも少ない
(図の場合は4枚以下)パネルしか支持しない場合は、
パネルPの傾斜を阻止することができないので、その使
用はあくまで便宜的なものである。
第5図は可動係止具の他の例を示す。この可動係止具
21は、支え部材2に設けられた軸受け2b,2bに円形断面
の軸部21aを上下自在に、かつ周方向に回動自在に挿入
して設けられている。そして、図のように、係止部材21
bをパネルPの上縁部Pbに嵌め付けてこれを直立状態で
安定させ、また、図の係止状態から係止部21bを少し上
昇させてパネルPから外した後、90度回動させて支え部
材2の側面に収納することができるように構成されてい
る。
第6図は、可動係止具の更に他の例を示す。この可動
係止具22は、複数の係止部22a,22b,22c,22d,22iをヒン
ジ金具23によって上下に屈曲自在に連結して成る。この
可動係止具22の場合においても上記2種の可動係止具14
〜18、21の場合と同一の目的を達することができる。な
お、第6図のものはヒンジ金具23によって係止部22a〜2
2eを屈曲自在に連結したが、全体をゴム等で形成して上
下に屈曲自在とすることも可能である。
なおまた、上記固定具13と可動係止具14〜18,21,22は
いずれも1枚のパネルPの下縁部Paと上縁部Pbを固定、
係止する構成とされているが、パネルの一方の面が傷や
汚れをそれほど問題にしないような場合は、その面を背
中合わせ状に向き合わせて2枚のパネルを一組の固定具
と可動係止具で支持するように構成することもできる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案に係るパネル用パレット
は、複数のパネルを立てて載せる載台の左右に、一対の
支え部材が互いにほぼ平行に立設され、上記載台には、
複数のパネルの下縁部をそれらの間に隙間をあけて固定
部で固定する固定具が設けられるとともに、いずれか一
方の上記支え部材の上部には、上記パネルの面方向に沿
う軸が設けられ、当該軸には、載台上の複数のパネルの
各上縁部をそれらの間に隙間をあけて係止部で係止する
可動係止具が支え部材から載台の上方に回動自在に設け
られた構成とされているので、複数枚のパネルをそれら
の間に隙間をあけて直立状態で支持することができる。
このため、パネルが倒れて損傷したり、パネル同士が互
いに擦れ動いて大切なパネル面に傷を付けるようなこと
も完全に防止される効果がある。また、パネルを載台上
に運び込む際や、パネルを載台から下ろす際には、可動
係止具を支え部材側に退避させることができるので、可
動係止具がパネルの運込み及び運出しの邪魔になること
はないという効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案の一実施例を示すもので、
第1図はパネルの支持状態を示す外観図、第2図は可動
係止具の係止部によるパネル上縁部の係止状態を示す断
面図、第3図と第4図は固定具の固定部と可動係止具の
係止部によるパネルの係止状態を断面で示した正面図で
ある。また、第5図は可動係止具の他の実施例を示す側
面図、第6図は可動係止具の更に他の実施例を示す側面
図、第7図は介在部材の外観図、第8図は介在部材の使
用状態を示す外観図、第9図は同、断面図である。第10
図は従来のパネル用パレットの正面図である。 1……載台、2……支え部材 13……固定具、13a〜13e……固定部 14〜18,21,22……可動係止具 14a〜18a,21b,22a〜22e……係止部 P……パネル、Pa……下縁部 Pb……上縁部、G……隙間

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のパネルを立てて載せる載台の左右
    に、一対の支え部材が互いにほぼ平行に立設され、上記
    載台には、複数のパネルの下縁部をそれらの間に隙間を
    あけて固定部で固定する固定具が設けられるとともに、
    いずれか一方の上記支え部材の上部には、上記パネルの
    面方向に沿って軸が設けられ、当該軸には、載台上の複
    数のパネルの各上縁部をそれらの間に隙間をあけて係止
    部で係止する可動係止具が支え部材から載台の上方に回
    動自在に設けられたことを特徴とするパネル用パレッ
    ト。
JP1989102744U 1989-09-01 1989-09-01 パネル用パレット Expired - Lifetime JP2500965Y2 (ja)

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JP6989301B2 (ja) * 2017-06-16 2022-01-05 日鉄鋼板株式会社 パネル積載ユニット
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