JP2003166041A - 架空送電線用超厚亜鉛めっき鋼線とその製造方法 - Google Patents

架空送電線用超厚亜鉛めっき鋼線とその製造方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】より安価な手段で製造され、耐食性、加工性に
優れた信頼性の高い架空送電線用亜鉛めっき鋼線とその
製造方法を提供する。 【解決手段】 溶融亜鉛めっき層の付着量が520g/m2
上、Fe−Zn合金層厚さが20〜30μm で、外層部が純亜鉛
層で構成され、めっき表面層粗さがRmax50μm以下とす
る。製造に際しては、溶融亜鉛めっき槽に鋼線を連続的
に浸漬し、所定速度で引き上げて溶融めっき層が凝固し
てから、これを1回または複数回繰り返す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、架空送電線用超厚
亜鉛めっき鋼線とその製造方法、特に表面性状ならびに
加工性良好な架空送電線用亜鉛めっき鋼線とその製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】架空送電線は、鉄塔などの支柱に支持さ
れた電力搬送用の電線と雷遮蔽用の架空地線から構成さ
れている。電線は、通常10本程度の鋼線を撚った抗張力
用芯線の周りにアルミニウム等の導線を巻き付けて構成
される。また、架空地線には鋼より線が使用されること
が多い。
【0003】これらに使用される鋼線には、すでに規格
があり、亜鉛めっき鋼線と呼ばれている。例えば、ASTM
B498 には、Class Aとして亜鉛付着量260g/m2 以上、
Class Bとして亜鉛付着量520g/m2 以上、Class Cとし
て亜鉛付着量780g/m2 以上の亜鉛めっき鋼線が規定され
ている。
【0004】JIS にも同様の規格があり、JIS C3110 に
は、架空送電線に使用する鋼芯アルミニウムより線の鋼
芯線として、例えば線径3.2mm の場合、鋼線の溶融亜鉛
めっきあるいは電気亜鉛めっきによる亜鉛付着量は245g
/m2 以上であることが規定されている。
【0005】このように従来にあっても、すでに架空送
電線用亜鉛めっき鋼線としては実際に各種のものが使用
されていることが判る。また、JIS G3548 では、亜鉛め
っき鋼線としては、例えば線径3.2 〜4.Omm の場合、用
途によって250g/m2 以上、230g/m2 以上あるいは50g/m2
以上というように規定されている。同じく、JIS G3537
においては、亜鉛付着量を薄めっき、厚めっき、特厚め
っきに区分し、例えば線径3.2mm の場合、薄めっきを亜
鉛付着量160g/m2 以上、厚めっきを亜鉛付着量230g/m2
以上とし、特厚めっきについては規定していない。
【0006】鋼線が亜鉛めっきを施して用いられるの
は、大気中で使用されることから、所定の耐食性が必要
とされるからである。また、架空送電線用の鋼線は、複
数の細い線を撚り合わせて太い撚り線として用いること
から、めっき層も含めて加工性に優れていることが求め
られる。そのため、上述のJIS C3110 の規格によれば、
巻き付け性として、溶融亜鉛めっきによるめっき鋼線で
は鋼線の径の15倍、電気亜鉛めっきによるめっき鋼線で
は鋼線の径の5倍の直径を有する円筒に緊密に6回以上
巻き付けた時にめっき層に著しい亀裂が生じないことが
求められている。
【0007】その他、表面の平滑性も求められるが、こ
れは、より線としたときの線同士の密着性や電気的な性
能を高めるためであり、また、機械的外力によるめっき
層の剥離の危険性を避けるためである。
【0008】ところで、このような架空送電線用の鋼線
に対するめっき層は、通常、その効果とコストを考慮し
て、溶融亜鉛めっきによって形成されている。ここに、
鋼線に施される溶融亜鉛めっき層の構造を説明すると、
図1に模式的に示すように、基体である鋼素地10の上に
Fe−Zn合金層12が形成され、その上にZn層、例えば純Zn
層14が設けられた構造となっている。電気亜鉛めっきの
場合、この合金層12は生成しない。合金層12およびその
外層部である純Zn層を含めた被覆層をめっき層と称す
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、最近に
なって、酸性雨等に代表されるように、大気中における
各種腐食要因の増加が見られ、それに対して架空送電線
にあっても、更なる耐食性の改善が求められるようにな
ってきている。
【0010】一方、撚り加工の高速化等の観点から、加
工性についても更なる改善が求められるとともに、送電
線の工事時に受ける機械的ダメージを極力小さくするこ
とが求められる。
【0011】そして、長距離にわたる超高圧送電が行わ
れるようになり、めっき鋼線にも一層優れた経済性とそ
の信頼性の更なる改善が求められるようになってきてい
る。ここに、本発明の課題は、より安価な手段で製造さ
れる、耐食性および加工性、耐剥離性に優れた信頼性の
高い架空送電線用亜鉛めっき鋼線とその製造方法を提供
することである。
【0012】より具体的には、長距離にわたる超高圧送
電を行う条件下での耐食性に優れ、高速撚り線加工に際
して求められる加工性を満足し、さらに安価な手段によ
り製造可能な信頼性の高い架空送電線用亜鉛めっき鋼線
とその製造方法を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】架空送電線用鋼線に溶融
亜鉛めっきを行う場合、その厚さは高々300g/m2 であ
り、耐食性を改善するには十分ではない。しかしなが
ら、単に耐食性を改善するのであれば、めっき層の厚さ
を厚くすればよいが、めっき層を厚くすると今度は加工
性が十分でなくなるという二律背反的な問題がある。
【0014】なお、電気めっきの場合、時間をかければ
めっき層を厚くできるが、溶融亜鉛めっきの場合、溶融
めっき浴からの引上げ速度を大きくしても厚膜化には限
度があるからである。
【0015】ところで、JIS およびASTMの規格でも300g
/m2 を超える溶融亜鉛めっきについては何ら規定してい
ない。これは実際の問題としてそのような特厚めっきは
製造できないのが実情であるためである。現在、溶融亜
鉛めっき法による架空送電線用亜鉛めっき鋼線として
は、通常200 〜300g/m2 のめっき付着量の鋼線が使用さ
れているが、本発明者らの実験によれば、そのような溶
融亜鉛めっき層を単純に厚膜化したときには、めっき浴
からの引き上げ速度を単純に増加させることで厚膜化を
図っていることから、その厚膜化、つまり引き上げ速度
がある限界を越えると急激にその表面粗さが増大して、
それに伴いめっき未着、コブ状の付着などの表面欠陥発
生率も急激に増大して実用化できないことが判明した。
【0016】図2において実線で示すグラフは、溶融亜
鉛めっき層厚さとそのときに表面粗さとの関係を示すグ
ラフである。溶融亜鉛めっき層厚さが440g/m2 を越える
と表面粗さが急速に増大しているのが分かる。このよう
に表面粗さが大きくなると、実用的とは言えない。通
常、表面粗さは、Rmaxで50μm 以下とするのが好まし
い。
【0017】同じく、図3に実線で示すように、溶融亜
鉛めっき層厚さが440g/m2 を越えると、表面欠陥の発生
が多くなることが分かる。このように、従来にあってFe
−Zn合金層厚さを20μm 未満として、例えば付着量600g
/m2 を得るには、純亜鉛部の付着量を450g/m2 以上確保
することが必要となり、めっき表面粗さRmax50μm 超と
なる。
【0018】一方、Fe−Zn合金層厚さが30μm を超える
と、架空電線の撚り工程でめっきの割れや剥離が発生す
るようになる。ここに、本発明者らは、かかる課題を解
決するために、種々検討を重ね、その経済性を考えた場
合、所要の耐食性を改善するためには、溶融亜鉛めっき
が有効であることに着目し、溶融亜鉛めっきを厚膜化す
ること、およびそのように厚膜化したときの加工性の劣
化 (表面粗さの増加) を如何に改善するかについてさら
に種々検討を重ねた。
【0019】そこで、まず、鋼線に溶融亜鉛めっきを行
う場合の冶金学的構造を解析すべく、その生成機構を検
討した。すなわち、溶融亜鉛めっき法では、こうした厚
亜鉛めっき鋼線を安定して製造するのは、使用するめっ
きラインの構成 (亜鉛めっき槽の浸漬距離等) に制約さ
れて一般に非常に困難とされている。
【0020】すでに述べたように、溶融亜鉛めっき鋼線
のめっき層は、図1に示すごとく、Fe−Zn合金層とZn
層、例えば純Zn層の2層から構成される。以下、純亜鉛
層として説明する。
【0021】Fe−Zn合金層は、溶融亜鉛めっき槽内での
鋼線と溶融亜鉛との間での合金化反応で形成され、均一
に被膜形成される。なお、合金層厚さは亜鉛めっき槽内
の浸漬時間と溶融亜鉛浴温度で決定される。
【0022】純亜鉛層は、亜鉛めっき槽から鋼線を引き
上げる過程で鋼線に付着して引き揚げられ、合金層の上
に層状に固まり、外層としての純亜鉛層を形成する。純
亜鉛層は、層厚さが薄い場合は比較的に均一に形成され
るが、厚くなるに従って不均一化する傾向にある。ま
た、ドロス等の不純物をめっき層に巻き込む危険性があ
る。
【0023】一方、Fe−Zn合金層は金属間化合物のた
め、硬度(HV:140)で非常に硬いが、純亜鉛層は硬度(HV:
55) で延性に富む。従って、Fe−Zn合金層が厚くなりす
ぎると架空線の撚り工程で合金層の割れが発生する危険
性がある。
【0024】そでここれらの点を実験的にも確認するた
めに、溶融亜鉛めっき層に生じるFe−Zn合金層の厚さを
厚くしためっき層を形成して、そのときの溶融亜鉛めっ
き層厚さと表面性状との関係を求めたところ、図2およ
び図3の点線で示す結果が得られた。すなわち、Fe-Zn
合金層厚さを17μm から25μm へと増加させて溶融亜鉛
めっきを行ったところ、合計亜鉛めっき層厚さを600g/m
2 にまて増大させても表面粗さは増加しないことを見い
だした。
【0025】本発明におけるかかるめっき層厚さはJIS
規格の特厚めっき厚さを超えており、本明細書では、
「超厚」めっき層と言う。かかる知見は、Fe-Zn 合金層
厚さを従来のような17μm 程度から25μm 程度にまで増
加させることで、亜鉛めっき層を飛躍的に増加できるこ
とを意味するのである。
【0026】よって、本発明者らは、架空送電線の厚亜
鉛めっき鋼線を溶融亜鉛めっき法で製造するためには、
Fe−Zn合金層と純亜鉛層に適切な比率があり、めっき付
着量≧520g/m2 の溶融亜鉛めっき鋼線の場合、Fe−Zn合
金層厚さが20〜30μm であることが重要であることを知
り、本発明を完成した。
【0027】ここに、本発明は次の通りである。 (1) めっき付着量が520g/m2 以上のめっき層を備えた溶
融亜鉛めっき鋼線であって、当該めっき層におけるFe−
Zn合金層厚さが20〜30μm で、外層部が亜鉛層で構成さ
れ、同じく当該めっき層のめっき表面層粗さがRmax50μ
m 以下であることを特徴とする架空送電線用亜鉛めっき
鋼線。
【0028】(2) 溶融亜鉛めっき槽に鋼線を連続的に浸
漬し、所定速度で引き上げて第1溶融めっき層を形成
し、該溶融めっき層が凝固してから、得られためっき鋼
線を溶融亜鉛めっき槽に浸漬し、所定速度で引き上げる
操作を1回または2回以上繰り返すことを特徴とする、
上記(1) 記載の架空送電線用亜鉛めっき鋼線の製造方
法。
【0029】ここに、本発明の好適態様によれば、めっ
き付着量が520g/m2 以上、680g/m2以下である。なお、
上記Fe−Zn合金層厚さ20〜30μm は、めっき付着量換算
で150 〜215g/m2 である。同じく、外層部を構成する亜
鉛層、例えば純亜鉛層は、その残部でめっき付着量換算
で450 〜385g/m2 である。
【0030】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態をさら
に具体的に説明する。本発明の特徴とするところは、架
空送電線用亜鉛めっき鋼線において、合金層の厚さを20
〜30μm とすることで、めっき付着量520g/m2 以上を確
保することにある。
【0031】このように、本発明にあっては、合金層厚
さを20〜30μm とするが、これは、繰り返し溶融亜鉛め
っきを行うことで溶融亜鉛めっき層の厚膜化と同時に実
現するのである。
【0032】ここに、本発明にかかる上述のようなめっ
き鋼線を製造する方法について簡単に説明する。まず、
所定線径の鋼線を用意し、これに溶融亜鉛めっきを行う
が、そのときの浴通過速度 (引き上げ速度) とめっき厚
さとの関係を予め求めておき、目的厚さのめっきが何回
の浸漬で実現されるか予測し、そのときの温度条件と合
計浸漬時間との関係から、合金層の形成厚さを予測す
る。簡単に云えば、浸漬( めっき)回数に応じて合金層
の厚さは増大するから、所定厚さの合金層が確保できる
最少回数で目標とするめっき層厚さが達成できる浴通過
速度を求めることで、所定の通過速度、および浸漬回数
が決定される。なお、めっき処理自体はすでに慣用の操
作を繰り返せばよい。本発明において特にその点におい
て制限されることはない。
【0033】次に、実施例によって本発明の作用効果を
さらに具体的に説明する。
【0034】
【実施例】本例では、JIS G3506SWRH67 Bを素材とした
架空送電線用鋼線(直径3.15mm)を用意し、これに通常
の溶融亜鉛めっき槽を使用して、溶融亜鉛めっきを行っ
た。めっき槽の通過速度は29.5m/min.であり、そのとき
のめっき浴の温度は445 ℃であった。
【0035】このようにして得られためっき鋼線に「鋼
線の直径の5倍径の円筒」を用いて巻付け試験を行っ
た。そのときのめっき層の割れの有無により加工性を評
価した。また、合金層厚さは光学顕微鏡により測定し、
表面粗さは表面粗さ計により測定した。
【0036】JIS C3110 の規格では、溶融亜鉛めっき鋼
線の巻付け試験は「鋼線の直径の15倍径の円筒」を用い
て行うが、本発明の場合には、より過酷な試験条件とな
る「鋼線の直径の5倍径の円筒」を用いて行った。
【0037】比較例として、めっき槽での通過速度、つ
まり引き上げ速度を36.5m/min.に上げて590g/m2 の付着
量を確保した場合、および本発明に準じて複数回数の浸
潰を行うことで600g/m2 の付着量を確保した場合を示
す。
【0038】結果を表1にまとめて示す。
【0039】
【表1】
【0040】表1に示す結果からも分かるように、本発
明によれば、亜鉛付着量590g/m2 以上であって、めっき
層の割れが見られず、表面粗さRmaxも35μm 以下に抑え
ることができた。
【0041】なお、比較めっき鋼線1は、Fe-Zn 合金層
厚さが17.5μm と小さいため、表面粗さがRmax60μm を
越えている。また比較めっき鋼線2は、Fe-Zn 合金層厚
さが30μm を越えているため、撚り線加工に際してめっ
き層の割れが見られ、加工性が十分とは言えない。
【0042】
【発明の効果】本発明にかかるめっき鋼線は、架空送電
線用厚めっき鋼板に要求される諸特性を有するのであっ
て、本発明の実際上の意義が明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】溶融亜鉛めっき鋼線のめっき層を示す模式的説
明図である。
【図2】トータル亜鉛付着量と表面粗さの関係を示すグ
ラフである。
【図3】トータル亜鉛付着量と表面欠陥発生率の関係を
示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内田 丈治 千葉県市川市島尻1番1号 竪川線材株式 会社内 Fターム(参考) 4K027 AA06 AA22 AB02 AB14 AB28 AB42 AC73 AE18 AE23 AE25 AE27 5G307 EA01 EB05 EC03 ED05 EE01 EF02 5G367 LA02

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 めっき付着量が520g/m2 以上のめっき層
    を備えた溶融亜鉛めっき鋼線であって、当該めっき層に
    おけるFe−Zn合金層厚さが20〜30μm で、外層部が亜鉛
    層で構成され、同じく当該めっき層のめっき表面層粗さ
    がRmax50μm以下であることを特徴とする架空送電線用
    亜鉛めっき鋼線。
  2. 【請求項2】溶融亜鉛めっき槽に鋼線を連続的に浸漬
    し、所定速度で引き上げて第1溶融めっき層を形成し、
    該溶融めっき層が凝固してから、得られためっき鋼線を
    溶融亜鉛めっき槽に浸漬し、所定速度で引き上げる操作
    を1回または2回以上繰り返すことを特徴とする、請求
    項1記載の架空送電線用亜鉛めっき鋼線の製造方法。
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