JP2003165515A - ラベル貼付装置 - Google Patents

ラベル貼付装置

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JP2003165515A JP2001362322A JP2001362322A JP2003165515A JP 2003165515 A JP2003165515 A JP 2003165515A JP 2001362322 A JP2001362322 A JP 2001362322A JP 2001362322 A JP2001362322 A JP 2001362322A JP 2003165515 A JP2003165515 A JP 2003165515A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 商品に応じて、エアージェット貼付機構、圧
着貼付機構の何れかの機構を選択してラベル貼付を行う
ことができるラベル貼付装置を提供することにある。 【解決手段】 台紙b1に所定間隔毎に貼着配置されて
いるラベルb2を、該台紙から剥離して商品の所定位置
に自動貼付するラベル貼付装置であって、台紙から剥離
したラベルをエアージェットでラベル貼付対象の商品に
向けて吹き飛ばして貼付するエアージェット貼付機構
と、台紙から剥離したラベルを圧着部材によりラベル貼
付対象の商品に向けて移動させ、ラベルを圧着部材で商
品に押し付けることで貼付する圧着貼付機構とを具備し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラベルを商品に貼
付するラベル貼付装置、特に、ラベルが台紙に所定間隔
毎に貼着配置され、そのラベルを台紙から剥離して移動
中の商品の所定位置に自動貼付するのに最適なラベル貼
付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のラベル貼付装置として
は、貼付方式で大別すると、エアージェット貼付方
式、圧着貼付方式がある。のエアージェット貼付方
式は、台紙から剥離され、ラベル保持部に保持されてい
るラベルを、エアージェットでラベル貼付対象の商品に
向けて吹き飛ばして商品に貼付するもので、商品に非接
触でラベルを貼付することを特徴とする。の圧着貼付
方式は、台紙から剥離され、ラベル保持部に保持されて
いるラベルを、圧着部材によりラベル貼付対象の商品に
向けて移動させることで商品に貼付するもので、圧着部
材でラベルを商品に押し付けることで貼付することを特
徴とする。
【0003】上記した、の方式はそれぞれ一長一短
あり、使用の状況に応じて使い分けられている。例え
ば、高速で移動する商品、ラベル貼付面が凸凹で平面で
ない商品等の場合、商品にラベルを確実且つ正確に貼付
する場合は、の圧着貼付方式が好ましい。
【0004】この圧着貼付方式にも様々な構造のものが
存在するが、最近では、特開平10−230917号公
報で提案されている構造のものが採用されている。その
特開平10−230917号公報に記載のラベル貼付装
置は、台紙から剥離され、ラベル保持部にエアーの負圧
で保持されているラベルを、その上方から多数本のパイ
プ状部材を並設した圧着部材を商品に向けて下降させる
ことで、前記ラベルを商品に押し付けて貼付する構造と
なっている。そして、圧着部材を構成する各パイプ状部
材は夫々独立して軸方向にスライド可能で、商品にパイ
プ状部材が当接した場合には、該パイプがスライドして
商品に余計な押圧力が加わらないような構成となってい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、上述した従来
のラベル貼付装置は、圧着部材が複数に分割されている
ため、商品のラベル貼付面が平面状でない場合でも、確
実且つ正確にラベル貼付を行うことができる反面、圧着
部材でラベルを商品に押し付ける関係上、なるべく商品
に余計な押圧力が加わらないように構造的に工夫をして
いるものの、ある程度の押圧力が商品に加わることは避
けられない。そのため、この押圧力が商品の品質を低下
させるような商品には使用できないという問題がある。
例えば、ラップされたピザパンなどにラベルを貼付する
と、ラップが押圧力でピザのトッピングに接触してくっ
ついてしまい、商品価値を低下させる。
【0006】また、ラベル保持部に吸引保持されたラベ
ルを圧着部材の下降により下降させる場合、ラベルの糊
切れが悪くラベルの後端部が台紙から確実に剥離されて
いないと、ラベルの下降時にラベルが横方向にずれ、ラ
ベル貼付位置が乱れたり、又、極端な場合にはラベルの
後端部が台紙に付着したまま、先端側が下側に傾くだけ
で下降せず、ラベル貼付に失敗する場合がある。これ
は、ディスペンサーによるラベルの剥離が困難な小型の
ラベル(例えば、POPラベル)で特に問題となる。
【0007】この問題を解決するため、従来はラベル作
成時に、ラベルの型抜きのためのダイカット(刃抜き)
のストロークを厳密に調整し、台紙に刃が食い込んで糊
切れを悪くするのを防止したり、或いは一旦型抜きした
ラベルを台紙から剥がして少しずらした位置に張り替え
移動させることで糊切れを良好にした、所謂移行ラベル
を用いている。このため、使用するラベルは非常に高価
なものとなっていた。また、上記のラベルを用いた場合
でも、従来のラベル貼付装置では、長さ25mm以下の
ラベルを安定して良好に貼付することができなかった。
最近では、POPラベルを貼付する商品との関係上15
mm程度のラベルの自動貼付を希望するユーザーがいる
が、従来のラベル貼付装置ではこのようなユーザーの要
望に答えることができなかった。
【0008】本発明は上記した従来の技術が有する問題
点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、
商品に応じて、エアージェット貼付機構、圧着貼付機構
の何れかの機構(方式)を選択してラベル貼付を行うこ
とができるラベル貼付装置を提供することにある。又、
本発明の他の目的は、エアージェット貼付機構、圧着貼
付機構を任意に選択してラベル貼付が可能なラベル貼付
装置を提供することにある。更に、本発明の他の目的
は、移行ラベル等の高価なラベルを用いることなく、且
つ従来では貼付できなかった小型、例えば長さ15mm
位のラベルでも安定且つ確実に貼付することができるラ
ベル貼付装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明が講じた技術的手段は、台紙に所定間隔毎に貼
着配置されているラベルを、該台紙から剥離して商品の
所定位置に自動貼付するラベル貼付装置であって、台紙
から剥離したラベルをエアージェットでラベル貼付対象
の商品に向けて吹き飛ばして貼付するエアージェット貼
付機構(エアージェット方式)と、台紙から剥離したラ
ベルを圧着部材によりラベル貼付対象の商品に向けて移
動させ、ラベルを圧着部材で商品に押し付けることで貼
付する圧着貼付機構(圧着方式)とを具備した構成とす
る(請求項1)。この構成により、一台のラベル貼付装
置で、貼付対象の商品に応じてエアージェット貼付方
式、圧着貼付方式の何れでも貼付することが可能にな
る。
【0010】上記のエアージェット貼付方式と圧着貼付
方式は、貼付対象の商品に応じて択一的に選択されるよ
うにする(請求項2)。それにより、商品に応じて貼付
方式が選択されるので、商品に適した貼付方式が自動的
に選択される。又、上記した貼付方式の選択は、予め商
品識別コード毎に貼付方式の選択情報を設定し、商品識
別コードの入力により、エアージェット貼付機構(エア
ージェット方式)又は圧着貼付機構(圧着方式)が選択
されるようにしてもよい(請求項3)。これにより、商
品識別コード(商品番号)を入力するだけで、貼付方式
の選択が自動的に行われる。
【0011】上記のエアージェット貼付方式は、ラベル
発行位置からラベルを商品方向に移動させた後、エアー
の吹き付けによりラベルを飛ばして商品に貼着する(請
求項4)。即ち、ラベルを商品近傍に移動させた後、エ
アーの吹き付けを行うので、ラベルを対象商品の所定箇
所に正確且つ確実に貼付できる。上記のエアージェット
貼付方式におけるラベル発行位置からラベルに対してエ
アーを吹き付ける位置までに移動量は、ラベル貼付の対
象商品に応じて変更可能にする(請求項5)。これによ
り、ラベルにエアーの吹き付けを開始する位置までの移
動量を、商品に応じて調整することが可能なので、商品
に応じて最適な位置からラベルの吹き付け貼付を行うこ
とができる。前記移動量は、商品の高さに応じて設定す
る(請求項6)。それにより、商品の高さが異なる場合
でも、商品表面から一定距離離れた同じ条件でラベルの
吹き付け貼付を行うことができる。
【0012】上記移動量を設定する基になる商品の高さ
は、予め商品識別コード毎に設定され、商品識別コード
の入力により前記移動量の設定が自動的に行われるよう
にする(請求項7)。それにより、商品の高さデータの
設定が、商品コードの入力により行われるので、オペレ
ータに余計な負担をかけることなく高さ設定ができる。
又、商品の高さは上記した商品識別コード毎に設定する
方法の他に、商品の移送中に検出設定するようにしても
よい(請求項8)。即ち、ラベル貼付位置より上流側に
商品の高さを検出するセンサーを配置し、そのセンサー
の検出した高さデータにより前記移動量の設定が自動的
に行われるようにする。この場合は、商品の高さデータ
が、商品の移送過程でセンサーによって自動検出される
ので、予め商品識別コード毎に設定することなく、ラベ
ルの移動量を商品の高さに応じて調整することができ
る。
【0013】上記のエアージェット貼付方式と圧着貼付
方式の両方式を備えたラベル貼付装置の構造は、発行さ
れたラベルの糊面と反対側の面をエアーの負圧で吸引保
持するラベル保持面と、該ラベル保持面に形成された複
数の透孔と、該透孔を通過して前記ラベル保持面の上側
から下側に移動することで前記保持面に吸着保持されて
いるラベルを、ラベル保持面の下方に配置された商品方
向に移動させる複数のラベル圧着部材とから成り、前記
複数のラベル圧着部材の少なくともラベル発行側の一部
はラベルをエアーの負圧で吸着する吸着手段を備えてい
ることを特徴とする(請求項9)。この構成により、ラ
ベルをラベル保持面にラベル圧着部材の吸着手段で吸着
して該ラベルを移動させることができるため、ラベルを
確実に台紙から剥離することができる。それにより、特
に糊切れが問題であった小型ラベルでも安定して確実に
ラベル貼付を行うことが可能となる。
【0014】上記のラベル貼付装置において、前記複数
のラベル圧着部材は、ラベルをラベル保持面から商品方
向に移動接近させた状態で、該ラベルを商品に向けて吹
き飛ばすエアー吹付け手段を備えた構成とする(請求項
10)。それにより、ラベル圧着部材が吹付け手段を備
えているので、圧着貼付機構の構成部材でエアージェッ
ト貼付方式によるラベル貼付を行うことが可能になる。
【0015】また、上記のラベル圧着部材は、中実の棒
体でもよいが、横断面形状を円形のパイプとし、少なく
とも前記吸着手段を備えた圧着部材には、吸着の負圧を
生じさせる空気路との連通状態を確保するために、周方
向の回転を止める回転止め機構を設けるとよい(請求項
11)。この回転止め機構を設けることにより、ラベル
を吸着する圧着部材の方向が変化せず、ラベルの方向
(姿勢)を一定の方向に保持することができる。即ち、
ラベルが曲がって貼付されるのを防止できる。
【0016】更に、上記の吸着手段を備えた円形パイプ
状のラベル圧着部材のエアー吹出口の内径は、吸着手段
を備えない他のラベル圧着部材のエアー吹出口の内径よ
り大径とすることが望ましい(請求項12)。それによ
り、エアーの吸引及び吹き付け力が充分得られ、小型ラ
ベルであってもラベルの剥離及び吹き付けを良好に行う
ことが可能となる。
【0017】吸着手段及びエアー吹付け手段の具体的な
構造としては、発行されたラベルの糊面と反対側の面を
エアーの負圧で吸引保持するラベル保持面と、該ラベル
保持面に形成された複数の透孔と、該透孔を通過して前
記ラベル保持面の上側から下側に移動することで前記保
持面に吸着保持されているラベルを、ラベル保持面の下
方に配置された商品方向に移動させる複数のラベル圧着
部材とから成り、前記複数のラベル圧着部材は上下動す
る支持部材に対し上下摺動可能に支持すると共に、支持
部材の内部に凹所を設け、この凹所内においてパイプ状
のラベル圧着部材内部とを連通させ、更に前記凹所をエ
アーの排気または供給装置に配管連結して、少なくとも
前記ラベル圧着部材の一部にラベルをエアーの負圧で吸
着する吸着手段と、ラベルをエアーで飛ばすエアー吹付
け手段を設ける(請求項13)。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るラベル貼付装
置の実施の形態を、図1から図7を参照して説明する。
図1は、ラベル貼付装置の外観図で、商品aを搬送する
コンベア1を備えた搬送テーブル1’の側部に支柱2が
起立され、その支柱2にブラケットを介してラベル貼付
装置Aがラベル発行装置Bに併設して前記コンベア1上
方に配置され、更に前記支柱2の上部には表示操作部3
が配置されている。
【0019】ラベル発行装置Bは、剥離発行タイプのラ
ベルプリンタから印字部(印字ヘッド)を取り除いた構
造をしており、台紙b1に印字済みラベルb2が貼着さ
れた長尺帯状のラベル用紙bがロール状に巻かれたラベ
ル用紙供給リール4と、該ラベル用紙供給リール4から
離間して配置され、ラベル用紙供給リールから供給され
たラベル用紙bから印字済みラベルb2を除去した台紙
b1を巻き取る台紙巻取リール5と、印字済みラベルb
2を台紙から剥離してラベル発行装置の側面に開口した
ラベル発行口外方へ発行するディスペンサ5aを備えて
構成されている。そして、その発行された印字済みラベ
ルb2は併殺配置されたラベル貼付装置Aによって、搬
送テーブル1’上を移動する商品aに貼付される。
【0020】以下、そのラベル貼付装置Aの構成を説明
する。ラベル貼付装置Aは、ラベル発行装置Bの側部に
取り付けられた函状のケース6と、そのケース6内に収
納配置したエアーシリンダ7と、該エアーシリンダ7の
駆動力によって前記ケース6内を上下動される支持部材
8と、該支持部材8から吊り下げられた複数本のロッド
状のラベル圧着部材9と、前記ケース6の底部に配置さ
れたラベル保持面板10とを備えて構成されている。
【0021】上記ケース6には、図2及び図3に示すよ
うに、該ケース6内の空気を吸い出す排気装置11が取
り付けられ、これによって前記したラベル保持面板10
に開設する透孔に吸着力が作用するように構成されてい
る。この吸着力は、後述するラベル圧着部材に設けた吸
着手段に加えて、印字済みラベルb2をラベル保持面板
10の下面に吸着保持するための補助吸着力として作用
する。
【0022】上記エアーシリンダ7は、ケース6の内壁
上部に、進退自在のピストンロッド7’を鉛直下方に向
けて固定され、そのピストンロッド7’の先端に支持部
材8が水平に連結固定されている。そして、このエアー
シリンダ7にはエアーの入出ポートが複数設けられ、エ
アーの供給によってピストンロッド7’が進退何れの方
向に対しても高速で移動するように構成されている。
【0023】支持部材8は、矩形ブロック状に構成され
て前記エアーシリンダ7のピストンロッド7’の先端に
片持ち状態で水平に固着され、ケース6内をピストンロ
ッド7’と一体的に上下動するように構成されている。
この支持部材8にはラベル圧着部材9が挿通される挿通
孔12が上下方向に貫通して複数個開設され、その各挿
通孔12にはブッシュ13が嵌合装着され、このブッシ
ュ13内側にラベル圧着部材9のパイプシャフト9aが
上下動自在に挿通されている。これにより、挿通孔12
に挿通したラベル圧着部材9は、パイプシャフト9aが
ブッシュ13によって支持されることにより、鉛直軸線
上を上下動自在であり、しかも上下動する際の摺動抵抗
は極めて低くなっている。そして、この支持部材8に開
設する挿通孔12は、図5及び図6に示すように3個の
列と2個の列を交互に5列配列して、合計13個開設さ
れている。尚、挿通孔12の開設個数、及び開設位置
(配列)は図示の形態に限定されるものではなく、貼着
するラベルのサイズ等に応じて適宜変更し得るものであ
る。
【0024】又、ラベル圧着部材9におけるパイプシャ
フト9aの支持部材8より上方に突出させた上端部に
は、前記ブッシュ13の内径より少なくとも大径なスト
ッパ15が螺合固着されている。これにより、支持部材
8の上面にストッパ15が当接係合し、ラベル圧着部材
9は支持部材8から吊り下げ状態に支持される。尚、前
記ストッパ15はラベル圧着部材を支持部材8に引っ掛
けて吊り下げるストッパとしての役目の他に、ラベル圧
着部材9の重量を増大するための重り役割を果たし、そ
れにより前記エアーシリンダ7の作動による支持部材8
の下降動と一緒に下降するようにしてある。
【0025】ラベル圧着部材9におけるパイプシャフト
9aの下端部には、弾性部材から成る先端部材9bが接
続取り付けられ、且つその先端部材9bの先部外周には
保護環9cが取り付けられている。先端部材9bは、ラ
ベル圧着部材9を降下した時に、その下面であるラベル
圧着面によりラベルを水平に維持しつつ押圧して、コン
ベアによってラベル貼付装置A下方に送り込まれた商品
a上に押し付ける。又、ラベル圧着部材9の長さは、エ
アーシリンダ7のピストンロッド7’が原点位置にある
時、ラベル圧着部材9の先端(先端部材9bの先端)が
ラベル保持面板10に開設した透孔16内に嵌入し、該
ラベル保持面板10の下面と略面一となる長さに設定さ
れている。ラベル保持面板10は平板にして、これに前
記した13本のラベル圧着部材9が貫通突出する複数個
(図面は3個)の透孔16が開設されている。そして、
その透孔16の大きさはラベル圧着部材9の先端部材9
b外周面との間に隙間が存在する大きさとし、その隙間
によりラベル保持面板10の透孔16部分に前記した排
気装置11の排気作用により吸着力が発生し、発行され
たラベルが吸着保持される。尚、前記透孔16は図示し
た3個の略矩形孔に限定されず、各ラベル圧着部材9毎
に独立した孔を開設してもよいものである。
【0026】更に、支持部材8に対して上下動自在に吊
り下げ支持した合計13本のラベル圧着部材9の内、前
記した併設のラベル発行装置Bのラベル発行口寄りに位
置するラベル圧着部材9−1(図5、図6における真ん
中の列の3本の内、右端のラベル圧着部材)は、エアー
の負圧でラベルを吸着する吸着手段17が設けられてい
る。又、他のラベル圧着部材9、及び前記した吸着手段
17を備えたラベル圧着部材9−1は、ラベル保持面板
10の下面に吸着保持したラベルを、該ラベル保持面板
10から商品方向に移動接近させた状態で、ラベルを商
品に向けて吹き飛ばすエアー吹付け手段18を備えてい
る。即ち、複数本のラベル圧着部材9の内、真ん中の列
でラベル発行口寄りのラベル圧着部材9−1は吸着手段
17とエアー吹付け手段18の両方を備え、他の12本
のラベル圧着部材9はエアー吹付け手段18のみを備え
ている。勿論、この真ん中の列のラベル圧着部材9−1
と他の列のラベル圧着部材9は、ラベルを商品に押し付
ける働きを有する。又、吸着手段17とエアー吹付け手
段18を備えたラベル圧着部材9−1は、その先端部材
のエアー吹出口の内径Lが、他のラベル圧着部材9の先
端部材のエアー吹出口の内径L1より大径に形成されて
いる(図4参照)。更に、ラベル圧着部材9−1には、
該圧着部材上端のストッパ15を支持部材8上面側に付
勢するスプリング14が設けられており、これによりラ
ベル圧着部材9−1の初期位置への復帰が確実に行われ
るように構成されている。尚、ラベル圧着部材9−1
ストッパ15には図7に示すように回転防止用の平板1
5aが固定されており、この平板15aは隣接する圧着
部材9(図7では右側)に係合され、圧着部材9−1
回転を禁止している。
【0027】以下、ラベル圧着部材9−1の吸着手段1
7、及びラベル圧着部材9−1を含めた全部のラベル圧
着部材9のエアー吹付け手段18について説明する。ラ
ベル圧着部材9−1の先端部材に吸着力を生じさせる構
造は、前記した支持部材8に該ラベル圧着部材9−1
パイプシャフト9aを支持するブッシュ13を収容する
凹所19を形成し、その凹所19と前記パイプシャフト
9aの内部とを連通する通気孔20、21が前記ブッシ
ュ13、パイプシャフト9aの周壁に開設されている。
そして、その凹所19の上面は蓋板8’で閉鎖され、凹
所19は密閉された空間を構成する。また、前記蓋体
8’には前記凹所19を介してパイプシャフト9a内を
負圧にする吸気装置(図示省略)と、パイプシャフト9
aにエアーを供給する供給装置(図示省略)に接続した
配管22が取り付けられている。そして、吸気装置と供
給装置との切り替えは、電磁弁の開閉切り替えによって
行われるように構成されている。
【0028】他のラベル圧着部材9のエアー吹付け手段
18は、前記した吸着手段17と同様、支持部材8に該
ラベル圧着部材9のパイプシャフト9aを支持するブッ
シュ13を収容する凹所23を形成し、その凹所23と
前記パイプシャフト9aの内部とを連通する通気孔2
4、25が前記ブッシュ13、パイプシャフト9aの周
壁に開設されている。そして、その凹所23の上面は蓋
板8’で閉鎖され、凹所23は密閉された空間を構成す
る。その蓋体8’には前記凹所23を介してパイプシャ
フト9aにエアーを供給する供給装置(図示省略)に接
続した配管26が取り付けられている。尚、ブッシュ1
3に開設する通気孔20、24は同一円周線上に間隔を
置いて複数個開設され、該ブッシュ13内に挿通される
パイプシャフト9aが周方向に回動しても凹所との連通
状態が確保されるように構成されている。
【0029】図8はラベル貼付装置の作動を制御する制
御部27と、該制御部27に対して接続されるラベル発
行装置Bを含めたラベル貼付装置の電気的駆動部の構成
について示したブロック図である。制御部27は、CP
U(中央処理装置)28と、該CPU28と双方向性バ
スを介して接続されるROM29、RAM30、表示操
作部31から構成され、上記双方向性バスを介してラベ
ル発行部32、圧着部材駆動部(エアーシリンダ7)、
ラベル圧着部材9−1が備える吸着手段17とエアー吹
付け手段18の切り替えを行う第1の電磁弁駆動部3
3、全部のラベル圧着部材9が備えるエアー吹付け手段
18の作動/停止を切り替える第2の電磁弁駆動部3
4、及び商品検出部35が電気的に接続されている。
【0030】上記制御部27のROM29には、CPU
28が実行する制御プログラムが記憶されている。RA
M30には制御プログラムが実行される際に必要な各種
データやラベル発行装置Bのプリセットデータ等が記憶
されている。このRAM30に記憶されるデータとして
は、図9に示す商品ファイルデータで、品番(商品番
号)毎に、品名、単価、ラベルの貼付方法のフラグ
(「0」:圧着、「1」:エアージェット)、商品の高
さデータが設けられている。それにより、商品毎にラベ
ルの貼付方法の選択と、貼付方法がエアージェット貼付
方法の場合は、ラベル圧着部材9の初期位置から商品に
対してラベルをエアーの吹付けで貼付する位置までの移
動量が自動的に設定される。
【0031】次に、ラベル貼付動作の制御の概要を図1
0のフローチャートに基づいて説明する。 (スタート)…ラベル貼付装置Aの電源スイッチをON
すると、商品を搬送するコンベア1が駆動し、且つラベ
ル貼付装置Aの排気装置11が駆動され、表示操作部3
1から商品番号を入力することでスタンバイ状態とな
る。ここで、商品番号の入力により、RAM30に記憶
された商品ファイルからラベル貼付方式及び商品の高さ
「H」等の設定データが読み出されて設定される。 (SP10)…コンベア1を備えた搬送テーブル1’の
ラベル貼付位置より上流側に配置した商品検出部35で
商品aが存在するか否かが検出される。商品aの存在が
検出された場合はSP11に移行する。
【0032】(SP11)…商品aを検出すると、第1
の電磁弁駆動部34を作動してラベル圧着部材9−1
備えた吸着手段17を作動させ、該ラベル圧着部材9
−1の先端に吸引力を発生させる。 (SP12)…ラベルが発行される。この実施例では,
印字部を備えないラベル 発行装置Bから事前印刷されたPOPラベルが発行され
る。発行されたラベルはラベル貼付装置Aのラベル保持
面板10の下面に吸着保持される。このラベルの吸着保
持は、排気装置11の作動によるラベル保持面板10の
透孔16に作用する負圧と、ラベル発行口寄りに位置す
るラベル圧着部材9−1に備えた吸着手段17の吸引力
でラベルが吸着保持される。尚、発行されるラベルが小
さい場合は、ラベル圧着部材9−1の吸着手段17によ
る吸引力で吸着保持される。
【0033】(SP13)…商品aを検出してから所定
時間が経過したかチェックされる。この所定時間は、S
P10で商品が検出されてから、その商品が貼付位置
(ラベル圧着部材の直下)に移動する時間で、ラベル貼
付のタイミングをあわせる(図11参照)。 (SP14)…ラベル圧着部材9を下降する。この時、
ラベル圧着部材9−1がラベルを吸着保持した状態で下
降するため、糊切れが悪く縁端が台紙にくっついた状態
のラベルでも、台紙から確実に剥離される。 (SP15)…ラベル貼付方式がエアージェット貼付方
式であるか否か判断される。判断結果がYESの場合は
SP16に進み、NO(圧着貼付方式)の場合はSP2
2に進む。
【0034】(SP16)…前記SP15の判断結果が
YESの場合、ラベル圧着部材9の下降が、図12に示
す所定位置(P)まで下降したか判断する。図12に示
すように、エアージェット貼付方式では、ラベル圧着部
材9からエアーを吹付けてラベルを対象商品aに貼付す
る時のラベル圧着部材9先端と商品aとの間隔(G)
は、貼付対象商品の高さ「H」の大小にかかわらず常に
一定の間隔とすることが好ましい。その為、ラベル圧着
部材9の移動量(P)は、P=H−(H+G)で算出
される。即ち、貼付対象商品aの高さ「H」に基いて、
前式で算出される。尚、Hは構造的に定まる寸法、G
は予め設定される定数、Hは商品毎に設定される。又、
商品aの高さ「H」は、搬送テーブル1’の側部に配置
したセンサーで検出してもよい。商品の高さをセンサー
で検出する動作は、トレーに商品を盛り付ける場合、そ
の盛り付けにより高さが異なるような商品に有効であ
る。
【0035】(SP17)…上記移動量(P)が所定量
に達したところでラベル圧着部材9の下降動作が停止さ
れる(図14参照)。 (SP18)…第1及び第2の電磁弁駆動部33、34
を作動してラベル圧着部材9からエアーを一定時間吹き
出し、ラベルを該ラベル圧着部材9の直下に位置する商
品aに向けて吹き飛ばす。このエアーの吹付けは、商品
の上面近傍位置からエアージェットでラベルを商品に向
けて吹付けるため、ラベルの貼付は確実且つ正確に行わ
れる。 (SP19)…ラベル圧着部材9を上昇させる。 (SP20)…ラベル圧着部材9が初期位置まで上昇し
たかチェックし、初期位置まで上昇したことを検出す
る。
【0036】(SP21)…初期位置まで上昇したこと
が検出されると、ラベル圧着部材9の上昇が停止され
る。これでエアージェット貼付の1サイクルが完了す
る。 (SP22)…SP15でラベル貼付方式がエアージェ
ット貼付方式でないと判断された場合、ラベル圧着部材
9の下降が下端部まで下降したか判断する(図16参
照)。 (SP23)…ラベル圧着部材9の下降が停止される。
この下降が停止されるまでの間に、ラベル圧着部材9に
よってラベルが商品に押し付けられる(図16の仮想線
の状態)。 (SP24)…ラベル圧着部材9−1の吸着手段17に
よる吸引動作が、第1の電磁弁駆動部33を制御して停
止される。そして、吸引停止後、SP19に進み、以後
SP21まで実行されて圧着貼付方式によるラベル貼付
の1サイクルが完了する。
【0037】上記したように、(SP16)〜(SP2
1)がエアージェット貼付方式によるラベル貼付で、
(SP22)〜(SP24)(SP19)〜(SP2
1)が圧着貼付方式によるラベル貼付である。そして、
エアージェット貼付方式による貼付と圧着貼付方式によ
る貼付は、商品に応じて自動的に選択される。エアージ
ェット貼付方式の場合、エアーを吹き付けるラベル貼付
位置(P)は、商品aの高さ「H」によって自動的に設
定されている。又、ラベル保持面板10に吸着保持され
ているラベルを、ラベル圧着部材9 の吸着手段17
で吸着した状態で該ラベル圧着部材9を下降させること
により、糊切れの悪いラベルで、ラベルの縁端部が台紙
に付着した状態にある場合でも、台紙から確実に引き剥
がすことができる。従って、従来ラベルの貼付が困難で
あった小型ラベルでも、高価な移行ラベルを用いること
なく貼付できる。そして、エアージェット貼付方式の場
合、商品の近傍までラベルを移動させた後、エアーの吹
き付けによって貼付するので、ラベルの貼付を正確且つ
確実に行うことができる。
【0038】尚、本発明のラベル貼付装置は、前述した
実施の形態に限定されるものではなく、以下の変更を加
えたものをも含むものである。 実施の形態では、ラベル発行装置は印字部を備えて
いない場合で、事前印刷のラベルを用いた場合であった
が、印字部を備え、ラベル発行時にラベルに品名、値段
等を印字するものでもよい。また、移動中に商品を計量
して商品の値付けを行う、自動計量値付け装置のラベル
貼付装置でもよい。 また、実施の形態は操作部から商品コードを入力し
ているがこれに限定されない。同一製造ラインで同時に
使用される、包装機や計量値付け装置等の他の装置から
LAN等を介して商品コードや商品データを受信して設
定するようにしてもよい。 実施の形態ではラベル圧着部材の上下動移動機構の
動力としてエアーシリンダを用いているが、これに限定
されない。例えば、デジタル制御に適したパルスモータ
を用いてもよい。 実施の形態では、ラベル圧着部材は13個で、この
内のラベル発行側の中央部の1個のみが吸着手段を備え
ている場合であったが、具体的な数は限定されない。 又、実施の形態はラベル圧着部材が断面円形のパイ
プ形状であったため、移動時に回転することを考慮して
回転止めを付設した構造にする必要があったが、断面が
矩形状の部材を用いることにより、回転を防止するよう
にしてもよい。 又、実施の形態に記載したラベル圧着部材の上下動
機構等、具体的な機構には限定されない。
【0039】
【発明の効果】本発明のラベル貼付装置は請求項1記載
の構成により、1台のラベル貼付装置で、貼付する商品
に応じてエアージェット貼付方式でも圧着貼付方式でも
貼付することが可能になる。それにより、圧着貼付方式
ではラベル貼付時に商品に加わる押圧力で商品の価値が
低下する場合には、エアージェット貼付方式で貼付する
ことで、貼付可能商品の範囲が大幅に拡張される。請求
項2記載の構成により、商品に応じて貼付方式が選択さ
れるので、商品に適した貼付方式が自動的に選択され
る。請求項3記載の構成により、商品コード(商品番
号)を入力するだけで貼付方式の選択が自動的に行われ
る。この種のラベル貼付装置は、印字データの設定等、
商品コードに対応して予め各種データを記憶しておき、
ラベル貼付を行う際商品コードを入力することで設定さ
れた各種データを読み出して設定することが従来より行
われている。従って、オペレータは従来に比べて余計な
操作をすることなく、貼付方式が自動的に選択される。
【0040】請求項4記載の構成により、エアージェッ
ト貼付方式でラベルを貼付する場合、ラベルを商品近傍
に移動させた後、エアーの吹付けを行うので、ラベルを
正確且つ確実に貼付できる。請求項5記載の構成によ
り、ラベルにエアーを吹付けるまでの移動量(ストロー
ク)を、商品に応じて調整することが可能なので、商品
に応じて最適な位置からラベルの吹き付け貼付を行うこ
とができる。請求項6記載の構成により、商品に応じて
ラベル圧着部材の移動量を設定することで、商品の高さ
が異なる場合でも同じ条件でラベル貼付を行うことがで
きる。請求項7記載の構成により、商品の高さデータの
設定が商品コードの入力により行われるので、オペレー
タに余計な負担をかけることがない。
【0041】請求項8記載の構成により、商品の高さデ
ータがセンサで自動検出されるので、予め商品コード毎
に設定することなく、ラベル圧着部材の移動量を高さに
応じて調整することができる。請求項9記載の構成によ
り、ラベル圧着部材で吸着したままラベル保持面板に保
持されているラベルを移動させるので、ラベルを完全に
台紙から剥離することができる。このため、特に、糊切
れが問題であった小型ラベルでも安定して確実にラベル
貼付を行うことが可能となる。例えば、長さ15mm位
の小型ラベルに、移行ラベル等の高価なラベルを用いる
ことなく貼付することが可能となる。請求項10記載の
構成により、ラベル圧着部材がエアーの吹き付け手段を
備えているので、圧着貼付方式ではなくエアージェット
貼付方式でもラベル貼付を行うことが可能になる。
【0042】請求項11記載の構成により、小型ラベル
を貼付する場合でもラベルの姿勢(向き)が変動しな
い。即ち、ラベルを吸着保持するラベル圧着部材が回転
することにより、ラベルも回転して曲がって貼付される
が、ラベル圧着部材の回転を止めることで、前記の曲が
った貼付を防止できる。請求項12記載の構成により、
小型のラベルの場合には吸着手段を備えたラベル圧着部
材だけでラベルの移動吹き付けを行うことになるため、
小型ラベルであってもラベルの剥離及び吹き付けが良好
に行えるように、エアーの吸引及び吹き付け力を充分得
られる構成とすることができる。請求項13記載の構成
により、ラベル圧着部材を吊り下げ支持する支持部材内
で該ラベル圧着部材へのエアーの供給、エアーの吸引が
できる為、エアーの配管系を簡素化でき、装置全体をス
ッキリ仕上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るラベル貼付装置の実施の形態を示
す正面図である。
【図2】同要部の一部切欠拡大図である。
【図3】ラベル貼付装置部分の拡大側面図である。
【図4】図3の(4)−(4)線に沿える拡大断面図で
ある。
【図5】図4の(5)−(5)線に沿える横断面図であ
る。
【図6】図4のラベル保持面板を下面側から見た底面図
である。
【図7】支持部材に対するラベル圧着部材の支持構造を
示す部分断面図である。
【図8】ラベル貼付装置の電気的駆動部の構成を示すブ
ロック図である。
【図9】商品ファイルの内容を示す説明図である。
【図10】ラベル貼付動作の制御の概要を示すフローチ
ャートである。
【図11】発行されたラベルがラベル保持面板の下面に
吸着保持される状態を示す説明図である。
【図12】商品の高さとラベル圧着部材の移動量との関
係を示す説明図である。
【図13】ラベルを吸着保持したラベル圧着部材が、商
品上面から所定位置まで下降する状態を示す説明図であ
る。
【図14】所定位置まで降下した所でラベルにエアーを
吹き付けて貼付する状態を示す説明図である。
【図15】大型のラベルがラベル保持面板の下面に吸着
保持される状態を示す説明図である。
【図16】ラベルを圧着方式で貼付する状態を示す説明
図である。
【符号の説明】
A…ラベル貼付装置 B…ラベル発行装置 a…商品 b…ラベル用紙 b2…ラベル 7…エアーシリンダ 8…支持部材 9…ラベル圧着部材 10…ラベル保持面板 17…吸着手段 18…エアー吹付け手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E095 AA19 BA03 CA01 CA02 DA03 DA22 DA32 DA39 DA42 DA43 DA54 DA63 DA67 DA78 DA82 DA86 EA03 EA07 EA13 EA22 EA29 EA36 FA17

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台紙に所定間隔毎に貼着配置されている
    ラベルを、該台紙から剥離して商品の所定位置に自動貼
    付するラベル貼付装置であって、台紙から剥離したラベ
    ルをエアージェットでラベル貼付対象の商品に向けて吹
    き飛ばして貼付するエアージェット貼付機構と、台紙か
    ら剥離したラベルを圧着部材によりラベル貼付対象の商
    品に向けて移動させ、ラベルを圧着部材で商品に押し付
    けることで貼付する圧着貼付機構とを具備したことを特
    徴とするラベル貼付装置。
  2. 【請求項2】 上記エアージェット貼付機構と圧着貼付
    機構は、商品に応じて択一的に選択されることを特徴と
    する請求項1記載のラベル貼付機構。
  3. 【請求項3】 上記貼付機構の択一的選択は、予め商品
    識別コード毎に選択情報が設定され、商品識別コードの
    入力により、ラベル貼付機構が選択されることを特徴と
    する請求項2記載のラベル貼付装置。
  4. 【請求項4】 上記エアージェット貼付機構によるラベ
    ル貼付は、ラベル発行位置からラベルを商品方向に移動
    させた後、エアーの吹き付けによりラベルを飛ばして商
    品に貼付することを特徴とする請求項1記載のラベル貼
    付装置。
  5. 【請求項5】 前記ラベル発行位置からエアー吹き付け
    位置までの移動量は、商品に応じて変更可能である請求
    項4記載のラベル貼付装置。
  6. 【請求項6】 上記移動量は、商品の高さに応じて設定
    されることを特徴とする請求項5記載のラベル貼付装
    置。
  7. 【請求項7】 前記商品の高さは、予め商品識別コード
    毎に設定され、商品識別コードの入力により前記移動量
    の設定が自動的に行われることを特徴とする請求項6記
    載のラベル貼付装置。
  8. 【請求項8】 前記商品の高さは、ラベル貼付位置の上
    流に配置されたセンサーにより検出され、検出された高
    さデータにより前記移動量の設定が自動的に行われるこ
    とを特徴とする請求項6記載のラベル貼付装置。
  9. 【請求項9】 発行されたラベルの糊面と反対側の面を
    エアーの負圧で吸引保持するラベル保持面と、該ラベル
    保持面に形成された複数の透孔と、該透孔を通過して前
    記ラベル保持面の上側から下側に移動することで前記保
    持面に吸着保持されているラベルを、ラベル保持面の下
    方に配置された商品方向に移動させる複数のラベル圧着
    部材とから成り、前記複数のラベル圧着部材の少なくと
    もラベル発行側の一部は、ラベルをエアーの負圧で吸着
    する吸着手段を備えていることを特徴とするラベル貼付
    装置。
  10. 【請求項10】 上記複数のラベル圧着部材は、ラベル
    をラベル保持面から商品方向に移動接近させた状態で、
    該ラベルを商品に向けて吹き飛ばすエアー吹付け手段を
    備えていることを特徴とする請求項9記載のラベル貼付
    装置。
  11. 【請求項11】 上記ラベル圧着部材は、横断面形状が
    円形のパイプ状を呈しており、少なくとも前記吸着手段
    を備えた圧着部材には周方向への回転を阻止する回転止
    め機構が設けられていることを特徴とする請求項9また
    は10記載のラベル貼付装置。
  12. 【請求項12】 上記吸着手段を備えたラベル圧着部材
    のエアー吹出口の内径は、吸着手段を備えない他のラベ
    ル圧着部材のエアー吹出口の内径よりも大径としたこと
    を特徴とする請求項9乃至11の何れか1項に記載のラ
    ベル貼付装置。
  13. 【請求項13】 発行されたラベルの糊面と反対側の面
    をエアーの負圧で吸引保持するラベル保持面と、該ラベ
    ル保持面に形成された複数の透孔と、該透孔を通過して
    前記ラベル保持面の上側から下側に移動することで前記
    保持面に吸着保持されているラベルを、ラベル保持面の
    下方に配置された商品方向に移動させる複数のラベル圧
    着部材とから成り、前記複数のラベル圧着部材は上下動
    する支持部材に対し上下摺動可能に支持すると共に、支
    持部材の内部に凹所を設け、この凹所内においてパイプ
    状のラベル圧着部材内部とを連通させ、更に前記凹所を
    エアーの排気または供給装置に配管連結して、少なくと
    も前記ラベル圧着部材の一部にラベルをエアーの負圧で
    吸着する吸着手段と、ラベルをエアーで飛ばすエアー吹
    付け手段を設けたことを特徴とするラベル貼付装置。
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JP2007246134A (ja) * 2006-03-16 2007-09-27 Sato Corp ラベル貼付装置
JP2010195403A (ja) * 2009-02-23 2010-09-09 Ishida Co Ltd ラベル貼付装置
JP2012012069A (ja) * 2010-06-30 2012-01-19 Teraoka Seiko Co Ltd ラベル貼付装置

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