JP2003164376A - 蒸し装置 - Google Patents

蒸し装置

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JP2003164376A JP2001366414A JP2001366414A JP2003164376A JP 2003164376 A JP2003164376 A JP 2003164376A JP 2001366414 A JP2001366414 A JP 2001366414A JP 2001366414 A JP2001366414 A JP 2001366414A JP 2003164376 A JP2003164376 A JP 2003164376A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は蒸気を効率よく利用して蒸し加工す
る食品を均等に加熱し、品質のバラツキが生じるのを効
率よく阻止し、蒸気の使用量を低減して低コストで蒸し
加工でき、蒸し加工する食品のドリップ等を簡単で、楽
に除去することができる蒸し装置を得るにある。 【解決手段】 複数個の蒸気室が直列状態に仕切壁で仕
切られたケース体と、このケース体の上部を覆う排気口
を有する排気ダクトと、ケース体の複数個の蒸気室内に
それぞれ設けられた複数個の蒸気噴射ノズルと、ケース
体内と排気ダクト内を蒸気室と蒸し室とに仕切り蒸し加
工する食品を蒸しながら移送するベルトコンベヤーと、
このベルトコンベヤーの下部に蒸気噴射ノズルで噴射さ
れた蒸気をほぼ均等の噴流速度で蒸し室内へ導く隙間を
介して並列された上部が開口の多数個のチャンネル状の
樋、この多数個の樋間の隙間をそれぞれ蒸気の流出が可
能に覆う逆U字状の制御カバーとからなる蒸気均等噴射
減速機構とで蒸し装置を構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は蒸し加工する食品を
蒸し加工する蒸し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の蒸し装置は蒸気を減圧してケース
体の下部よりスパージパイプを通してケース体内へ噴射
し、ケース体内を上昇した蒸気で蒸し加工する食品を蒸
し上げられるように、蒸籠型、ボックス型、コンベヤー
を用いた連続型に構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の蒸し装置はいず
れの型でも蒸気の利用効率が悪いため、多くの蒸気を使
用し、コスト高になるとともに、均等に加熱できず、品
質にバラツキが生じるという欠点がある。また、蒸し加
工する食品のドリップ等が蒸し加工する時に下部へ落下
し、蒸気を噴射する部位やケース体の底面に溜まるが、
該部位は簡単に清掃できるように構成されておらず、不
衛生な状態で使用されやすいという欠点があった。
【0004】本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、
蒸気を効率よく利用できるようにして蒸し加工する食品
を均等に加熱して、品質のバラツキが生じるのを効率よ
く阻止でき、かつ蒸気の使用量を低減して低コストで蒸
し加工することができるとともに、蒸し加工する食品の
ドリップ等を簡単で、楽に除去することができる蒸し装
置を提供することを目的としている。
【0005】本発明の前記ならびにそのほかの目的と新
規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読む
と、より完全に明らかになるであろう。ただし、図面は
もっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範
囲を限定するものではない。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は複数個の蒸気室が直列状態になるように仕
切壁で仕切られたケース体と、このケース体の上部を覆
う排気口を有する排気ダクトと、前記ケース体の複数個
の蒸気室内へそれぞれ蒸気を噴射するように設けられた
複数個の蒸気噴射ノズルと、前記ケース体に取付けられ
た蒸し加工する食品を蒸しながら移送する多数個の孔が
形成されたベルトを用いたベルトコンベヤーと、このベ
ルトコンベヤーの下部位置に前記蒸気噴射ノズルで噴射
された蒸気をほぼ均等の噴流速度で該ベルトコンベヤー
上の蒸し室内へ導く隙間を介して並列された上部が開口
の多数個のチャンネル状の樋、この多数個の樋間の隙間
をそれぞれ蒸気の流出が可能に覆う逆U字状の制御カバ
ーとからなる蒸気均等噴射減速機構とで蒸し装置を構成
している。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施の形態によ
り、本発明を詳細に説明する。
【0008】図1ないし図10に示す本発明の第1の実
施の形態において、1は連続型の本発明の蒸し装置で、
この蒸し装置1は複数個の蒸気室2が直列状態になるよ
うに仕切壁3で仕切られ、複数本の支持脚4によって床
面上に位置するケース体5と、このケース体5の上部を
覆う両端部が、入口6と出口7になる排気口8を有する
排気ダクト9と、前記ケース体5の複数個の蒸気室2内
へそれぞれ蒸気を噴射する蒸気供給パイプ10に接続さ
れるように設けられた複数個の蒸気噴射ノズル11と、
前記ケース体5に取付けられた該ケース体5内と前記排
気ダクト9内を蒸気室2と蒸し室12とに仕切れるよう
に所定間隔で固定された複数個の支持バー13、および
該複数個の支持バー13に支持されるように取付けられ
たコンベヤー弛み防止バー14、14、14を介して設
けられた、蒸し加工する食品15を前記入口6より出口
7へ蒸しながら移送する、多数個の孔が形成されたベル
ト16を用いたベルトコンベヤー17と、このベルトコ
ンベヤー17の下部位置に設けられた前記蒸気噴射ノズ
ル11で噴射された蒸気をほぼ均等の噴流速度で前記蒸
し室12内へ導く蒸気均等噴射減速機構18と、前記蒸
し室12内へ流入した蒸気を対流させることができるよ
うに、該蒸し室12の上部位置に必要に応じて設置され
た、前記排気ダクト9に取付けられた多数の孔19が形
成された蒸気対流板20と、前記蒸気均等噴射減速機構
18の排出側の端部に取付けられた下部が傾斜面に形成
され、最下部部位に排出パイプ21が設けられたドリッ
プ収納ケース22とで構成されている。
【0009】前記複数個の蒸気噴射ノズル11は、図6
ないし図8に示すように蒸気供給プイプ10に接続さ
れ、噴射ノズル本体取付部23に複数個の蒸気噴射孔2
4が形成された先端部が閉塞の支持筒25と、この支持
筒25の噴射ノズル本体取付部23に重ね状態で取付け
られた、先端外周部より加熱蒸気の含まない蒸気を噴射
することができる複数個、本発明の実施の形態では14
個の円盤状の噴射ノズル本体26と、この14個の噴射
ノズル本体26を前記噴射ノズル本体取付部23に固定
状態に取付ける、取付具としての前記支持筒25の先端
外周部に形成されたねじ部27と座金28、スプリング
ワッシャー29を介して螺合されるナット30とで構成
されている。
【0010】前記蒸気均等噴射減速機構18は図9およ
び図10に示すように、前記蒸気室2内の蒸気を蒸し室
12内へ導く隙間31を介して入口6部よりも出口7側
がわずかな傾斜面となるように前記ケース体5内に並列
固定された、上部が開口の多数個のチャンネル状の樋3
2と、この多数個の樋32間の隙間31をそれぞれ蒸気
の流出が可能に覆う逆U字状の制御カバー33とで構成
されている。
【0011】上記構成の蒸し装置1は、蒸気供給パイプ
10からの蒸気は仕切壁3で仕切られた複数個の蒸気室
2の蒸気噴射ノズル11より蒸気室2内にそれぞれ噴射
される。この時、多数個の円盤状の噴射ノズル本体26
の外周部から蒸気が噴射されるため、蒸気室2内にほぼ
均一状態で加熱蒸気の含まない蒸気が噴射される。
【0012】複数個の蒸気室2内に噴射された蒸気は、
蒸気均等噴射減速機構18の多数個の樋32間の隙間3
1を通過するとともに、制御カバー33によって多数個
の樋31内へ導かれることにより、蒸気はほぼ均等の噴
射速度となって上部のベルトコンベヤー17を通過して
蒸し室12内へ流入し、ベルトコンベヤー17上の蒸し
加工する食品15を蒸し加工する。この時、蒸し室12
内へ流入した蒸気は、上部の蒸気対流板20によって対
流された後、該蒸気対流板20の多数個の孔19を通過
し、排気ダクト9の排気口8より外部へ排出される。こ
のため、蒸し室12へほぼ均等の噴射速度で流入した蒸
気は、蒸し加工する食品を均等に蒸し加工するととも
に、蒸気対流板20によって蒸気を対流させるため、よ
り効率よく蒸気を利用することができる。
【0013】
【発明の異なる実施の形態】次に、図11ないし図19
に示す本発明の異なる実施の形態につき説明する。な
お、これらの本発明の異なる実施の形態の説明に当っ
て、前記本発明の第1の実施の形態と同一構成部分には
同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0014】図11ないし図13に示す本発明の第2の
実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と
主に異なる点は、蒸気対流板20をケース体5Aの両側
壁5a、5aに支持できるようにするとともに、排気口
8に開閉弁34を設けた点で、このように構成した蒸し
装置1Aにしても、前記本発明の第1の実施の形態と同
様な作用効果が得られる。
【0015】図14ないし図16に示す本発明の第3の
実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と
主に異なる点は、1個の蒸気室2が形成され、該蒸気室
と蒸し室とに仕切り加工する食品を支持する多孔板や格
子枠等の支持部材36を設けたケース体5Bと、このケ
ース体5Bの上部を開閉可能に覆う排気口8を有する排
気ダクト9Aとを用いた点で、このように構成した蒸籠
型の蒸し装置1Bにしても、前記本発明の第1の実施の
形態と同様な作用効果が得られる。なお、本発明の実施
の形態では蒸気が排出される隙間を有する蓋を排出ダク
トの代わりに使用してもよい。
【0016】図17ないし図19に示す本発明の第4の
実施の形態において、前記本発明の第3の実施の形態と
主に異なる点は、内部を蒸気室2と蒸し室12となる前
面に開閉扉35を設けたケース体5Cと、このケース体
5Cの上部に形成された排気口8とを用いた点で、この
ように構成したボックス型の蒸し装置1Cにしても、前
記本発明の第1の実施の形態と同様な作用効果が得られ
る。
【0017】なお、前記本発明の各実施の形態では、円
盤状の噴射ノズル本体を用いた蒸気噴射ノズルを用いる
ものについて説明したが、本発明はこれに限らず、従来
から使用されているパイプ材に蒸気噴射孔を多数形成し
た蒸気噴射ノズルを用いてもよい。
【0018】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
にあっては次に列挙する効果が得られる。
【0019】(1)複数個の蒸気室が直列状態になるよ
うに仕切壁で仕切られたケース体と、このケース体の上
部を覆う排気口を有する排気ダクトと、前記ケース体の
複数個の蒸気室内へそれぞれ蒸気を噴射するように設け
られた複数個の蒸気噴射ノズルと、前記ケース体に取付
けられた蒸し加工する食品を蒸しながら移送する多数個
の孔が形成されたベルトを用いたベルトコンベヤーと、
このベルトコンベヤーの下部位置に前記蒸気噴射ノズル
で噴射された蒸気をほぼ均等の噴流速度で該ベルトコン
ベヤー上の蒸し室内へ導く隙間を介して並列された上部
が開口の多数個のチャンネル状の樋、この多数個の樋間
の隙間をそれぞれ蒸気の流出が可能に覆う逆U字状の制
御カバーとからなる蒸気均等噴射減速機構とで構成され
ているので、蒸気室内に噴射された蒸気は蒸し室内へほ
ぼ均等の噴射速度となるように蒸気均等噴射減速機構を
通過して供給することができる。したがって、蒸し室内
で蒸し加工する食品を均等に加熱して、品質にバラツキ
が生じるのを確実に阻止することができる。
【0020】(2)前記(1)によって、蒸し室内へ蒸
気が均等の噴射速度で供給できるので、効率よく蒸し加
工する食品に蒸気を噴射できる。したがって、従来のよ
うに蒸気を無駄に外部へ排出するのを減少でき、コスト
の低減を図ることができる。
【0021】(3)前記(1)によって、蒸気均等噴射
減速機構は上部開口のチャンネル状の樋を隙間を介して
並列させるとともに、樋間の隙間を蒸気の流出が可能に
覆う逆U字状の制御カバーで構成されているので、樋が
ドリップ等の受けとなり蒸気噴射ノズルの有する蒸気室
内へドリップ等が落下するのを阻止することができる。
したがって、樋内へ水を流し込んでドリップ等を排出で
き、常に清潔な状態で使用することができる。
【0022】(4)請求項2は前記(1)〜(3)と同
様な効果が得られるとともに、蒸気対流板によって蒸し
室内の蒸気を効率よく蒸し加工に利用することができ
る。したがって、蒸気の有効利用を図ることができ、コ
ストの低減を図ることができる。
【0023】(5)請求項3、4も前記(1)〜(3)
と同様な効果が得られる。
【0024】(6)請求項5を用いることにより、蒸気
室内にほぼ均等に蒸気を噴射することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の側面図。
【図2】本発明の第1の実施の形態の平面図。
【図3】本発明の第1の実施の形態の正面図。
【図4】図2の4−4線に沿う拡大断面図。
【図5】図2の5−5線に沿う断面図。
【図6】本発明の第1の実施の形態の蒸気噴射ノズルの
正面図。
【図7】本発明の第1の実施の形態の蒸気噴射ノズルの
平面図。
【図8】図6の8−8線に沿う断面図。
【図9】蒸気均等噴射減速機構の説明図。
【図10】制御カバーの取付け状態の説明図。
【図11】本発明の第2の実施の形態の側面図。
【図12】本発明の第2の実施の形態の縦断面図。
【図13】本発明の第2の実施の形態の拡大横断面図。
【図14】本発明の第3の実施の形態の側面図。
【図15】本発明の第3の実施の形態の平面図。
【図16】本発明の第3の実施の形態の正面図。
【図17】本発明の第4の実施の形態の正面図。
【図18】本発明の第4の実施の形態の平面図。
【図19】本発明の第4の実施の形態断面図。
【符号の説明】
1、1A、1B、1C:蒸し装置、2:蒸気室、
3:仕切壁、4:支持脚、5、5A、5B、5
C:ケース体、6:入口、 7:出口、
8:排気口、 9、9A:排気ダクト、1
0:蒸気供給パイプ、 11:蒸気噴射ノズル、12:
蒸し室、 13:支持バー、14:コンベヤー
弛み防止バー、15:蒸し加工する食品、16:ベル
ト、17:ベルトコンベヤー、18:蒸気均等噴射減速
機構、19:孔、 20:蒸気対流板、2
1:排出パイプ、 22:ドリップ収納ケース、2
3:噴射ノズル本体取付部、24:蒸気噴射孔、
25:支持筒、26:噴射ノズル本体、 27:ねじ
部、28:座金、29:スプリングワッシャー、30:
ナット、 31:隙間、32:樋、
33:制御カバー、34:開閉弁、 3
5:開閉扉、36:支持部材。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年12月7日(2001.12.
7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】前記複数個の蒸気噴射ノズル11は、図6
ないし図8に示すように蒸気供給パイプ10に接続さ
れ、噴射ノズル本体取付部23に複数個の蒸気噴射孔2
4が形成された先端部が閉塞の支持筒25と、この支持
筒25の噴射ノズル本体取付部23に重ね状態で取付け
られた、先端外周部より過熱蒸気の含まない蒸気を噴射
することができる複数個、本発明の実施の形態では14
個の円盤状の噴射ノズル本体26と、この14個の噴射
ノズル本体26を前記噴射ノズル本体取付部23に固定
状態に取付ける、取付具としての前記支持筒25の先端
外周部に形成されたねじ部27と座金28、スプリング
ワッシャー29を介して螺合されるナット30とで構成
されている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】上記構成の蒸し装置1は、蒸気供給パイプ
10からの蒸気は仕切壁3で仕切られた複数個の蒸気室
2の蒸気噴射ノズル11より蒸気室2内にそれぞれ噴射
される。この時、多数個の円盤状の噴射ノズル本体26
の外周部から蒸気が噴射されるため、蒸気室2内にほぼ
均一状態で過熱蒸気の含まない蒸気が噴射される。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個の蒸気室が直列状態になるように
    仕切壁で仕切られたケース体と、このケース体の上部を
    覆う排気口を有する排気ダクトと、前記ケース体の複数
    個の蒸気室内へそれぞれ蒸気を噴射するように設けられ
    た複数個の蒸気噴射ノズルと、前記ケース体に取付けら
    れた蒸し加工する食品を蒸しながら移送する多数個の孔
    が形成されたベルトを用いたベルトコンベヤーと、この
    ベルトコンベヤーの下部位置に前記蒸気噴射ノズルで噴
    射された蒸気をほぼ均等の噴流速度で該ベルトコンベヤ
    ー上の蒸し室内へ導く隙間を介して並列された上部が開
    口の多数個のチャンネル状の樋、この多数個の樋間の隙
    間をそれぞれ蒸気の流出が可能に覆う逆U字状の制御カ
    バーとからなる蒸気均等噴射減速機構とを備えることを
    特徴とする蒸し装置。
  2. 【請求項2】 複数個の蒸気室が直列状態になるように
    仕切壁で仕切られたケース体と、このケース体の上部を
    覆う排気口を有する排気ダクトと、前記ケース体の複数
    個の蒸気室内へそれぞれ蒸気を噴射するように設けられ
    た複数個の蒸気噴射ノズルと、前記ケース体に取付けら
    れた蒸し加工する食品を蒸しながら移送する多数個の孔
    が形成されたベルトを用いたベルトコンベヤーと、この
    ベルトコンベヤーの下部位置に前記蒸気噴射ノズルで噴
    射された蒸気をほぼ均等の噴流速度で該ベルトコンベヤ
    ー上の蒸し室内へ導く隙間を介して並列された上部が開
    口の多数個のチャンネル状の樋、この多数個の樋間の隙
    間をそれぞれ蒸気の流出が可能に覆う逆U字状の制御カ
    バーとからなる蒸気均等噴射減速機構と、前記蒸し室内
    へ流入した蒸気を対流させることができるように該蒸し
    室内の上部に位置する、前記ケース体あるいは排気ダク
    トに取付けられた多数の孔が形成された蒸気対流板とを
    備えることを特徴とする蒸し装置。
  3. 【請求項3】 内部が蒸気室となるケース体と、このケ
    ース体の上部を開閉可能に覆う排気口を有する排気ダク
    トあるいは蒸気が排出される隙間を有する蓋と、前記ケ
    ース体の蒸気室内へ蒸気を噴射するように設けられた蒸
    気噴射ノズルと、前記ケース体に取付けられた該ケース
    体内と前記排気ダクト内を蒸気室と蒸し室とに仕切り加
    工する食品を支持する支持部材と、この支持部材の下部
    位置に前記蒸気噴射ノズルで噴射された蒸気をほぼ均等
    の噴射速度で前記蒸し室内へ導く隙間を介して並列され
    た上部が開口の多数個のチャンネル状の樋、この多数個
    の樋間の隙間をそれぞれ蒸気の流出が可能に覆う逆U字
    状の制御カバーとからなる蒸気均等噴射減速機構とを備
    えることを特徴とする蒸し装置。
  4. 【請求項4】 内部が蒸気室と蒸し室となる開閉扉を有
    するケース体と、このケース体の上部に形成された排気
    口と、前記ケース体の蒸気室内へ蒸気を噴射するように
    設けられた蒸気噴射ノズルと、前記ケース体に取付けら
    れた蒸気室と蒸し室とに仕切り加工する食品を支持する
    支持部材と、この支持部材の下部位置に前記蒸気噴射ノ
    ズルで噴射された蒸気をほぼ均等の噴射速度で前記蒸し
    室内へ導く隙間を介して並列された上部が開口の多数個
    のチャネル状の樋、この多数個の樋間の隙間をそれぞれ
    蒸気の流出が可能に覆う逆U字状の制御カバーとからな
    る蒸気均等噴射減速機構とを備えることを特徴とする蒸
    し装置。
  5. 【請求項5】 蒸気噴射ノズルは蒸気供給パイプに接続
    され、噴射ノズル本体取付部に複数個の蒸気噴射孔が形
    成された支持筒と、この支持筒の噴射ノズル本体取付部
    に重ね状態で取付けられた先端外周部より加熱蒸気の含
    まない蒸気を噴射することができる複数個の円盤状の噴
    射ノズル本体とで構成されていることを特徴とする請求
    項1ないし4記載の蒸し装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN112985971A (zh) * 2021-03-19 2021-06-18 合肥工业大学 一种食品检测用蒸煮装置
CN115161934A (zh) * 2022-07-28 2022-10-11 浙江蓝星印染有限公司 一种具备均匀加热布料功能的蒸汽定型机及其定型工艺
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