JPH08275716A - 蒸気噴射器 - Google Patents

蒸気噴射器

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JPH08275716A
JPH08275716A JP8145395A JP8145395A JPH08275716A JP H08275716 A JPH08275716 A JP H08275716A JP 8145395 A JP8145395 A JP 8145395A JP 8145395 A JP8145395 A JP 8145395A JP H08275716 A JPH08275716 A JP H08275716A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 優れたテカリを有し且つ最適な大きさのクー
プを有するパン製品を低コストで大量生産する。 【構成】 トンネル型オーブンの焼成室の内部に、一端
を蒸気導入管3を介して蒸気発生手段に連通し他端に噴
射口4を開口した中空ケース5を設置し、該中空ケース
5の内部に、水蒸気の流路を制限する2枚の水切板6
a,6bと、復水を滞留する受け底部7とを設けると共
に、噴射口4の先方へ下降傾斜してノズル部8を延出
し、該ノズル部8の下端に下向き溝形の整流カバー9を
昇降自在に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、製パン工程における
焼成室内の製品生地に水蒸気を噴射する蒸気噴射器に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、パンの生地をオーブン等で焼成す
るには、生地を鉄板上に載置し、更に生地を底面開口し
たカップ形の蓋で覆うと共に、該蓋の内部に適量の水を
注入した状態で加熱し、これにより蓋内に注入した水を
蒸発させて、その水蒸気を生地と共に蓋内に密封するこ
とにより行っていた。
【0003】上述のような工程を経て焼成されたパン
は、所謂テカリ(表面の光沢)が優れていることに加え
所謂クープ(焼成時の表面張力により形成される割れ
目)が最適な大きさとなるため商品価値が高いのである
が、焼成を開始してから所定時間が経過するまでの間は
生地を覆った蓋を開放することができず、比較的長い待
ち時間を要する。そのため、パン製品を大量生産する場
合には、図5及び図6に示すように、生地Mをコンベア
18に載せて焼成室2aの一端開口2bへ連続的に搬入
し、前記焼成室2aの内部に設けた図外の熱源により焼
成した後、前記焼成室2aの他端開口2cから順次搬出
するように構成したトンネル型オーブン2を使用するの
が一般的である。
【0004】この種のトンネル型オーブン2では、焼成
室2a内に水蒸気を密封することが困難であるため、前
記焼成室2aの一端開口2bの内方上部に、複数の噴射
口23を穿孔したパイプ状の蒸気噴射器22を設け、該
噴射器22の一端に蒸気導入管24を介して図外のボイ
ラ等からなる蒸気発生手段を接続し、該蒸気発生手段か
ら供給される飽和水蒸気を前記蒸気噴射器22の噴射口
23か生地Mへ噴射するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のようにして飽和
水蒸気を生地Mに直接噴射した場合、優れたテカリが部
分的に形成されるに止まり、生地Mの表面全体に均一に
優れたテカリを形成するには至らなかった。この原因に
ついて以下のように考察した。
【0006】すなわち、前記蒸気発生手段から前記蒸気
噴射器22に至る迄の供給経路において飽和水蒸気の温
度が低下し、これにより生じた復水が前記噴射口23か
ら水蒸気に混じって吐出される。更に、復水は前記コン
ベア18の上面に滴下し再蒸発するため、復水が滴下し
た箇所及びその周辺には、前記噴射口23から噴射され
た水蒸気と共に復水の再蒸発により発生した水蒸気が多
く存在する。そして、復水が滴下した箇所から離れるに
従って復水の再蒸発により発生した水蒸気が減少するこ
とが確認されている。このことから、前記焼成室2aの
内部における水蒸気の不均一な分布に起因すると考え
た。
【0007】そこで、復水の発生を防止して焼成室2a
の内部全域に均一に水蒸気を供給することが提案され
た。具体的には、前記蒸気噴射器22の上流側に過熱器
(図示せず)を設け、前記蒸気噴射器22に過熱蒸気を
供給するようにした。しかしながら、焼成された生地M
の表面全体に優れたテカリを形成することはできるが、
これに要する水蒸気の噴射量が約0.4kg/cm2で毎時200
kgにも達し、製造コストが増大することになる。また、
水蒸気の噴射量が増加すれば生地Mが過剰に吸湿するこ
とになり、クープが最適な大きさにならないという問題
が起こる。
【0008】この発明の目的は、優れたテカリを有し且
つ最適な大きさのクープを有するパン製品を低コストで
大量生産するための蒸気噴射器を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の蒸気噴射
器は、上述のとおり過熱水蒸気を生地に噴射しても優れ
たテカリを形成できなかったが、復水が再蒸発すること
により発生した水蒸気が多く存在する箇所に配置された
生地に優れたテカリを形成できるという事実に着目して
なされたものであり、その手段とするところは、所定方
向へ搬送される生地を連続的に焼成するトンネル型オー
ブンの焼成室内に、蒸気発生手段から供給される水蒸気
を噴射する蒸気噴射器であって、焼成室内に、一端を蒸
気発生手段に連通し他端に噴射口を開口した中空ケース
を設置し、該中空ケースの内部に、水蒸気の流路を制限
する水切板と、復水を滞留する受け底部とを設けたとこ
ろにある。
【0010】請求項2記載のトンネル型オーブン用蒸気
噴射器は、上記の噴射口を、生地の搬送方向に直交して
延びる横長穴とし、上記の中空ケースの他端の噴射口に
対応する位置に、噴射口を横切る姿勢で並列配置され、
且つ、独立的に中空ケースの他端外方へ進退自在な複数
の絞り板を設けたものである。
【0011】請求項3記載のトンネル型オーブン用蒸気
噴射器は、上記の中空ケースを焼成室内の上部に配置
し、中空ケースの他端に、噴射口から下方へ延出するノ
ズル部を設けると共に、該ノズル部の下端に、所定方向
へ搬送される生地の上方及び両側方を覆う下向き溝形の
整流カバーを昇降自在に取付けたものである。
【0012】
【作用】請求項1記載の蒸気噴射器によると、蒸気発生
手段から本体ケースの一端に供給される水蒸気には、供
給経路における温度の低下によって生じる復水が含まれ
ているが、この復水は、本体ケースの内部を通過する際
に、水蒸気の流路を制限する水切板を迂回することがで
きず水切板に付着するので、本体ケースの他端に開口し
た噴射口からは水蒸気だけが噴射されることになる。一
方、水切板に付着した復水は、流下して本体ケースの内
部に設けた受け底部に滞留し、焼成室内の放射熱によっ
て中空ケースが加熱されると、再蒸発して蒸気発生手段
から供給される新たな水蒸気と共に本体ケースの噴射口
から焼成室内へ噴射される。
【0013】請求項2記載のトンネル型オーブン用蒸気
噴射器によると、噴射口を生地の搬送方向に直交して延
びる横長穴とし、絞り板を、中空ケースの他端の噴射口
に対応する位置に噴射口を横切った姿勢で並列配置して
いるので、絞り板を中空ケースの他端外方へ前進させる
に従って、噴射口から噴射される水蒸気の流量が増加
し、逆に、絞り板を後退させて噴射口に接近させるに従
って、噴射口から噴射される水蒸気の流量が減少する。
また、複数の絞り板は、それぞれ独立的に進退自在であ
るため、噴射口の横方向の任意位置における水蒸気の流
量を増減させることができる。
【0014】請求項3記載のトンネル型オーブン用蒸気
噴射器によると、噴射口から下方へ延出するノズル部を
設けると共に、該ノズル部の下端に、所定方向へ搬送さ
れる生地の上方及び両側方を覆う下向き溝形の整流カバ
ーを昇降自在に取付けているので、噴射口からノズル部
を経て下方へ噴射される水蒸気が不要に拡散するのを防
止し、水蒸気を有効に生地に噴射することができる。
【0015】
【実施例】この発明の一実施例の蒸気噴射器について以
下に説明する。従来技術と同様の構成については同符号
を付して説明を省略する。図1及び図2に示すように、
該実施例に係る蒸気噴射器1は、トンネル型オーブン2
の焼成室2aの内部に、一端を蒸気導入管3を介して図
外の蒸気発生手段に連通し他端に横長穴である噴射口4
を開口した中空ケース5を設置し、該中空ケース5の内
部に、水蒸気の流路を制限する2枚の水切板6a,6b
と、復水を滞留する受け底部7とを設けると共に、前記
噴射口4の先方へ下降傾斜してノズル部8を延出し、該
ノズル部8の下端に下向き溝形の整流カバー9を設けた
ものである。
【0016】前記中空ケース5は、図2及び図3に示す
ように、他端側の内部に垂下して設けた遮板5aと、一
端側の上面を膨出してなる膨出部5bとを有する。前記
膨出部5bは、上下方向に延びる仕切板10により前室
11と後室12に仕切られている。これら前室11と後
室12は、前記膨出部5bの天面と前記仕切板10の上
縁部との間に形成された隙間13により連通している。
前記受け底部7は、上向き溝形に折曲された鋼板を前記
後室12の底部に前記中空ケース5の一側方に下降傾斜
した姿勢で固定したものである。
【0017】前記後室12の一側下部には、前記受け底
部7に滞留した復水を排出する排水口11aが設けら
れ、該排水口11aをドレンプラグ11bで塞がれてい
る。前記2枚の水切板6a,6bは、断面略弓形に折曲
された2枚の鋼板を前記後室12内に上下方向に間隔を
開けて互い違いに設けたものである。そして、一の水切
板6aは、前縁部6cを前記仕切板10に接合し後縁部
6dと前記後室12の内面との間に隙間14を形成して
いる。他の水切板6bは、後縁部eを前記膨出部5bの
内面に接合し前縁部6fと前記仕切板10との間に隙間
15を形成している。
【0018】また、前記中空ケース5の他端側の上部に
は、図3及び図4に示すように、横方向の等間隔毎に一
端から他端側へ延びる複数の長穴5cが形成され、これ
らの長穴5cの真下の中空ケース5の内部には、前記噴
射口4に対応する位置に、前記噴射口4を横切った姿勢
をとる絞り板16aを有する複数のスライド板16が横
方向に隙間無く並んで配置されている。該スライド板1
6の上面には、前記長穴5cに挿通するねじ棒16bが
突出されている。前記絞り板16aは、前記スライド板
16の先部を前記ノズル部8の傾斜角度に沿って折曲し
たものである。前記複数のスライド板16は、それぞれ
のねじ棒16bに螺合したナット17により中空ケース
5に締結されており、これらのナット17を緩めて前記
絞り板16aを前記長穴5cに沿って進退させると、前
記噴射口4の開口寸法が増減することになる。
【0019】前記整流カバー9は、前記ノズル部8から
噴射される水蒸気がコンベア18の上方及び側方へ拡散
するのを規制するものであり、上部に前記ノズル部8を
嵌入する筒状の連結部材19を固定すると共に、該連結
部材19の下端開口に対応して貫通口9aを開口してい
る。前記連結部材19は、前記トンネル形オーブン2の
上方へ把持部20aを突出した高さ調整棒20により昇
降自在に吊持されている。
【0020】以上に述べた蒸気噴射器1によると、蒸気
発生手段から前記蒸気導入管3を経て前記中空ケース5
の後室12内に供給された水蒸気は、図2の矢印a,b
で示すように、前記各水切板6a,6bを迂回しなが
ら、それぞれの隙間14,15を通過して前記後室12
内を上昇する。この過程で、蒸気発生手段から前記蒸気
導入管3に至る供給経路における温度の低下に起因して
生じる復水は、前記2枚の水切板6a,6bを迂回でき
ず、これら2枚の水切板6a,6bに付着することにな
るので、水蒸気だけが矢印cで示すように隙間13を通
過して前記前室11内に流入する。
【0021】続いて、前記前室11内に流入した水蒸気
は、矢印dで示すように、前室11内を降下した後、前
記中空ケース5の他端へ向かって流れる。更に、前記遮
板5aの下方を通過し、矢印eで示すように、前記中空
ケース5の他端の内面に沿って流動した後、矢印f,g
で示すように、前記ノズル部8及び前記貫通口9aを経
て前記整流カバー9の内側に噴射される。一方、前記2
枚の水切板6a,6bに付着した復水は、前記後室12
内を流下して前記受け底部7に滞留する。そして、前記
焼成室2a内の放射熱によって前記中空ケース5全体が
加熱されると、再蒸発して蒸気発生手段から供給される
新たな水蒸気と共に前記整流カバー9の内側へ噴射す
る。
【0022】従って、前記トンネル型オーブン2の焼成
室2aへ搬入された生地Mは、蒸気発生手段から供給さ
れ前記中空ケース5内を通過して前記整流カバー9の内
側へ直接到達した水蒸気と、前記中空ケース5の内部で
復水が再蒸発することにより発生した水蒸気とで包囲さ
れて、最適な湿度の条件下におかれることになる。そし
て、このような条件下に置かれた生地Mが前記焼成室2
a内で焼成されると、生地Mの表面全体に優れたテカリ
が形成され、しかもクープが最適な大きさとなる。ま
た、従来のように過熱器を適用していないので、水蒸気
の噴射量を約0.4kg/cm2で毎時50kgに抑えることがで
き、製造コストを大幅に節減することができる。
【0023】また、前記スライド板16を進退させるこ
とにより前記噴射口4の開口寸法を増減できるので、前
記中空ケース5の内部に起こる乱流の影響を受ける等し
て、前記ノズル部8から噴射される水蒸気の噴射量が横
方向において不均一となった場合でも、相対的に噴射量
の多い箇所に対応するスライド板16を一端側へ後退し
て前記噴射口4に接近させることにより、噴射口4の開
口寸法を部分的に狭めて水蒸気の噴射量を横方向におい
て均一にできる。
【0024】また、前記整流カバー9は、前記ノズル部
8の傾斜方向に沿って昇降自在であるので、生地Mの高
さ寸法が変化しても、生地Mと貫通口9aにとの間の間
隔を一定に保持することができる。このため、前記整流
カバー9の内側へ噴射された直後に水蒸気が上昇したり
生地Mの側方へ拡散したりするのを防止し、水蒸気を生
地Mに有効に噴射することができる。
【0025】尚、上述した実施例では、受け底部7とし
て上向き溝形の鋼板を適用したが特に限定されるもので
なく、前記中空ケース5内に一時的に復水を溜めておく
凹部でもよい。また、前記排水口11aは、前記トンネ
ル型オーブン2の稼働直後においては前記中空ケース5
が十分に過熱されないために復水が再蒸発せずに前記受
け底部7に滞留するので、このような復水を排出するた
めに設けている。
【0026】
【発明の効果】この発明の蒸気噴射器によれば、トンネ
ル型オーブン等を用いてパンを短時間で大量に製造する
場合に、焼成室内に搬入された生地を、最適な湿度の条
件下において焼成できるので、焼成されたパンの表面全
体に優れたテカリを形成でき、しかもクープが最適な大
きさとなる。また、従来のように過熱器を適用していな
いため、水蒸気の噴射量を少なく抑えて製造コストを大
幅に節減できるという利点がある。
【0027】請求項2記載のトンネル型オーブン用蒸気
噴射器によれば、複数の絞り板をそれぞれ進退すること
により、噴射口の横方向の任意位置における水蒸気の流
量を増減できるので、複数の生地が並列配置されて搬送
される場合でも、これらの生地に水蒸気を均一に噴射で
きる。また、中空ケースの内部に起こる乱流の影響を受
ける等して、噴射口から噴射される水蒸気の噴射量が横
方向において不均一となった場合でも、相対的に噴射量
の多い箇所に対応する絞り板を中空ケースの一端側へ後
退させことにより、噴射口の開口寸法を部分的に狭めて
水蒸気の噴射量を横方向において均一できる。
【0028】請求項3記載のトンネル型オーブン用蒸気
噴射器によれば、噴射口からノズル部を経て下方へ噴射
される水蒸気が不要に拡散するのを防止でき、また、生
地の高さ寸法が変化した場合でも、整流カバーが昇降さ
せることにより、生地の上方に形成される空間の広さを
一定に保つことができる。従って、生地の寸法形状に関
係なく、生地の周囲を優れたテカリを形成するために最
適な湿度の条件に保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の蒸気噴射器をトンネル型
オーブンの焼成室内に設置した状態を側面視した概略
図。
【図2】この発明の一実施例の蒸気噴射器の断面図。
【図3】この発明の一実施例の蒸気噴射器を構成する中
空ケースの斜視図。
【図4】この発明の一実施例の蒸気噴射器を構成する中
空ケースの他端の内部を透視した分解斜視図。
【図5】従来例の蒸気噴射器をトンネル型オーブンの焼
成室内に設置した状態を側面視した概略図。
【図6】従来例の蒸気噴射器をトンネル型オーブンの焼
成室内に設置した状態を正面視した概略図。
【符号の説明】
1 蒸気噴射器 2 トンネル型オーブン 2a 焼成室 4 噴射口 5 中空ケース 6a 水切板 6b 水切板 7 受け底部 8 ノズル部 9 整流カバー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定方向へ搬送される生地を連続的に焼
    成するトンネル型オーブンの焼成室内に、蒸気発生手段
    から供給される水蒸気を噴射する蒸気噴射器であって、
    前記焼成室内に、一端を前記蒸気発生手段に連通し他端
    に噴射口を開口した中空ケースを設置し、該中空ケース
    の内部に、水蒸気の流路を制限する水切板と、復水を滞
    留する受け底部とを設けたことを特徴とする蒸気噴射
    器。
  2. 【請求項2】 前記噴射口を、前記生地の搬送方向に直
    交して延びる横長穴とし、前記中空ケースの他端の前記
    噴射口に対応する位置に、前記噴射口を横切る姿勢で並
    列配置され、且つ、独立的に前記中空ケースの他端外方
    へ進退自在な複数の絞り板を設けた請求項1記載の蒸気
    噴射器。
  3. 【請求項3】 前記中空ケースを前記焼成室内の上部に
    配置し、前記中空ケースの他端に、前記噴射口から下方
    へ延出するノズル部を設けると共に、該ノズル部の下端
    に、所定方向へ搬送される生地の上方及び両側方を覆う
    下向き溝形の整流カバーを昇降自在に取付けた請求項1
    又は2記載の蒸気噴射器。
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