JP2003164344A - 机天板の案内・連結装置 - Google Patents

机天板の案内・連結装置

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JP2003164344A
JP2003164344A JP2002094341A JP2002094341A JP2003164344A JP 2003164344 A JP2003164344 A JP 2003164344A JP 2002094341 A JP2002094341 A JP 2002094341A JP 2002094341 A JP2002094341 A JP 2002094341A JP 2003164344 A JP2003164344 A JP 2003164344A
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健 加賀山
Katsunori Hama
克典 濱
Tomohiko Tasaka
朋彦 田阪
Isao Hosoe
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 家具と机とを連結状態で相対的に水平移動す
るとき、床面の凹凸に追従できて、円滑に位置変更でき
るようにする。 【解決手段】 水平足体に立設した支柱に、机天板2の
外周縁2aに略沿う形状のビーム体16を固定する。ビ
ーム体16に設ける複数の支持体45は、各々ビーム体
16に下向きに突設した縦支持軸110と、これに上下
動可能に被嵌させた外筒体112と付勢バネ114とか
らなり、縦支持軸110の下端に固定したワッシャ11
5にコイル状の付勢バネ114の下端を支持させ、付勢
バネ114の上端は外筒体112の上端の案内筒113
の下面に押圧付勢させる。外筒体112に横向きに固定
した横支持部材118に設けた第1回転コロ46aは机
天板2の下面の外周寄り部位に設けた平面視円弧状で、
断面下向きコ字状のガイドレール6に嵌合させ、第2回
転コロ46bは机天板2の下面に回転自在に当接させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、事務所等の室内に
配置した家具と机天板との案内連結装置に係り、より詳
しくは、家具と机天板とを連結した状態で、両者が相対
的に水平移動できる構成にに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、この種の家具と机天板と
の案内連結装置として、例えば、実開平3−49545
号公報では、キャビネットと、机(テーブル)とを連結
すると共に、両者の配置位置を変更できるようにする構
成として、キャビネットの上方を覆うことができる机天
板の一側にはキャビネットの高さより高い脚部を設ける
一方、前記キャビネットの上面一端部に支柱を突設し、
該支柱に前記机天板の他側を旋回可能に連結したもの
や、前記支柱を中空状に形成し、机天板の下面から下向
きに突出させた内筒を前記支柱内に水平旋回可能に嵌挿
した構成が開示されている。
【0003】また、実開平3−16426号公報では、
天板の両端部に脚部を垂設し、天板の一側部から案内ピ
ンを上向きに突設したベース机と、天板の一側に脚部を
垂設した移動机とからなり、移動机における天板の下面
には直線状等の摺動案内溝を設け、該摺動案内溝に前記
案内ピンを嵌合させて、この案内ピンと摺動案内溝との
位置関係を変更するように移動机をずらせて、前記ベー
ス机に対して移動机の配置位置を任意に変更できるよう
にしたものが開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、床面に
凹凸があるとき、前記前者の先行技術では、移動する側
の机の脚部を前記床面に沿って移動させようとしても、
支柱の軸線に対して内筒の軸線を傾けることができず、
円滑に机を移動させることができない。また、前記後者
の先行技術では、机天板を傾けて移動可能であるが、使
用中に当該机天板の水平を保持することが困難であると
いう問題があった。
【0005】本発明は、前記従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであって、脚体付きの机天板と家具との連結を
保持し、且つ両者の相対的な位置を変更可能にしつつ、
その相対移動の途中及び移動後においても両者を安定し
た姿勢に保持でき、さらに、机天板の高さを調節した場
合にもこれに追従できる机天板の案内・連結装置を提供
することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、平面視で略半円状であ
り、外周縁が平面視略円弧状の机天板を脚体に支持させ
た机と、前記机天板の外周縁より外側に配置される家具
とを、机天板の外周縁に略沿うように平面視略円弧状に
相対的に移動可能に案内・連結するための机天板の案内
・連結装置であって、前記机天板の下面には、その外周
縁寄り部位に平面視円弧状のガイド手段を設け、前記家
具の前部に設けた上下移動可能な支持体には前記ガイド
手段に連結して相対的に水平方向に移動可能とする第1
回転コロを備え、且つ前記支持体は、上向きに付勢され
ていることを特徴とするものである。
【0007】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の机天板の案内・連結装置において、前記脚体は
机天板の高さを調節可能になるように構成されているも
のである。
【0008】そして、請求項3に記載の発明は、請求項
1または2に記載の机天板の案内・連結装置において、
前記ガイド手段は断面下向きコ字状のガイドレールであ
り、前記第1回転コロは、ガイドレールに嵌まって回転
可能に構成されているものである。
【0009】さらに、請求項4に記載の発明は、請求項
1乃至3のいずれかに記載の机天板の案内・連結装置に
おいて、前記家具は、支柱と該支柱を床面に対して支持
する水平足体と、前記支柱に固定され、前記机天板の外
周縁に略沿う形状のビーム体にて構成され、前記ビーム
体に複数の前記支持体を下向きに突設されているもので
ある。
【0010】請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4
のいずれかに記載の机天板の案内・連結装置において、
前記家具及び机の脚体にはそれぞれキャスタを備えてい
るものである。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明を具体化した実施形
態について説明する。図1は本発明を適用する家具とし
てのサービスコア及び机の斜視図、図2はサービスコア
及び机の側面図、図3はサービスコア及び机の平面図、
図4は支柱の拡大断面図、図5はビーム体の斜視図、図
6は蓋体の下面図、図7(a)〜図7(f)はビーム体
の平面図及びその所定箇所の断面図、図8は本発明に係
る案内連結装置の要部拡大断面図である。
【0012】図1〜図3に示すように、本発明の机1
は、平面視略半円状の机天板2が左右両側の脚体4に支
持されており、机天板2の外周側に隣接して1乃至複数
の家具としてのサービスコア3が配置されている。図3
に示すように、平面視において、机天板2の外周縁2a
は回転中心となる中心Oから半径R1の略半円周であ
り、机天板2の内周縁のうち中央部は半径R2の略半円
周の凹縁部2bに形成され、前記中心Oの近傍位置に作
業者(人H0)の身体が配置されるとき、前記凹縁部2
bは身体の外周に当たらないように形成されている。実
施形態では、机天板2の外周縁2aの半径R1は略60
0mm〜800mm程度であり、好ましくは750mm
である。凹縁部2bの半径R2は350mm程度に設定
されている。
【0013】机天板2は左右一対の高さ調節可能な脚体
4、4に支持されたものであり、後述するように、脚体
4は、机天板2の下面に取付けられた上支柱81と、こ
れに対して昇降調節可能な下脚柱4aと、平面視バナナ
状(略円弧状)の水平足4bとからなる。即ち、合成樹
脂製の上案内部材83の上端鍔部83bに穿設したガイ
ド孔に対して予め前記上支柱81を摺動可能に嵌挿させ
ておく。この上案内部材83における下向きの外取付け
片83aは下脚柱4aの上端部の外面に溶接固定した板
片85にボルト86締着する一方、前記上支柱81の外
面と下脚柱4aの内面との間に介在させた板状のスペー
サ87の上端の水平部87aは前記上案内部材83の上
端鍔部83bの下面と下脚柱4aの上端縁との間に脱落
不能に支持され、前記ボルト86にてスペーサ87を上
支柱81に押圧する。該上支柱81に上下に適宜間隔で
穿設された調節孔88に対して係合ピン89を水平方向
に嵌挿し(図11及び図12参照)、この係合ピン89
が上支柱81から突出した前後部位は、上案内部材83
の上端鍔部83bに凹み形成された載置部90にセット
される。載置部90の一方に設けた突起91により、前
記係合ピン89の頭部89aが当接することにより、前
記抜き差し可能な係合ピン89が抜け落ちるのを防止し
ている。
【0014】他方、前記水平足4bは、平面視におい
て、前記机天板2の外周縁の内径側で略沿うように配置
され、各水平足4bの下面には複数のキャスタ5が取付
けられて、平面視において前記中心Oのまわりに回動可
能に構成されている。
【0015】他方、前記各脚体4における断面楕円筒状
の下脚柱4aに対して、机天板2の下面にブラケット8
4を固定し、このブラケット84から下向きに突出する
角筒状の上支柱81を上下調節可能に嵌挿している。そ
のため、上支柱81の下端に固定した合成樹脂製の下案
内部材82を下脚柱4a内に摺動自在に嵌挿する。
【0016】また、机天板2の外周寄りの下面には平面
視円弧状で下向きに開口した断面下向きコ字状のガイド
レール6を埋め込む等して固定し、このガイドレール6
は後述するように、前記サービスコア3と連結された状
態で、机天板2が水平に回動するときのガイド手段の一
部を構成することになる。また、図3及び図9に示すよ
うに、机天板2の下面のうち、前記凹縁部2bに近い側
の左右両側には、曲率半径略110mm程度の凹み部9
0aを有する平面視略円形(直径略110mm程度)の
把手部90、90が埋め込まれている。これにより、前
記中心Oの近傍位置の椅子11に座った作業者(人H
0)がその両手を前記一対の把手部90に手を掛けて机
天板2を左右方向に回動させることが容易になる。この
把手部90の形態は机天板2の下面から下向きに若干突
出するものであっても良い。
【0017】サービスコア3は、アルミ押出材等の金属
製または合成樹脂製からなる支柱7と、床面に当接する
水平足体9とより独立的に自立できるものであり、円弧
状の水平足体9の長手方向略中央部に前記支柱7の下端
を図示しないボルト等にて連結固定する。なお、前記水
平足体9から机天板2の下方の内周方向に延びる補助水
平足10にて自立の安定性を向上させている(図2及び
図3参照)。この補助水平足10の上面は、机天板2の
凹縁部2bに対峙して、椅子11に座る人H0の足載せ
部を兼用している。また、物品収納箱12aを有するワ
ゴン装置12は机天板2の下方に対しても移動可能に構
成されている(図1、図3参照)。
【0018】サービスコア3には、図1、図2に等に示
すように、平面視で略円弧状で中空状のビーム体16と
その上面開放部を覆うための蓋体17とからなる物品収
納・支持装置13、その前側に支持される液晶表示機器
等の物品26を載置するための板状の支持部材14a、
平面視略円弧状の偏平な棚板14b、書類等の物品を収
納する上部収納体15、照明器具18、コンピュータ等
の本体等のOA機器載置台20、コンセントボックス2
3、モジュラージャックボックス24等のサービス手段
は、取付け部材、ブラケット等の取付け手段を介して支
柱7の第1〜第3作業部に装着でき、且つこの各作業部
に沿って電力用コード21や通信用コード22を配線す
ることができるように構成されている。
【0019】次に、図4〜図10を参照しながら、支柱
7の構造及び前記物品収納・支持装置13の取付け手段
の構成について詳述する。図4は支柱7の断面図を示
し、この断面の中央側に位置する芯材71の内部は略小
鼓状の中空部72が形成されており、該中空部72の四
隅には、略円形の挿通溝72aが形成されている。
【0020】芯材71の半径外側には、当該芯材71の
中心を挟んで相対向するように、図4において、X軸方
向の一対の第1側面板73a,73aと、Y軸方向の一
対の第2側面板73b,73bとが、各々複数の連結片
74a、74b,74cを介して一体的に連接されてい
る。実施形態ではX軸方向の一対の第1側面板73a,
73aとY軸方向の一対の第2側面板73b,73bと
で囲まれた形状が略楕円である。従って、第1側面板7
3a,73a側が長径側に位置し、第2側面板73b,
73bが短径側に位置することになる。
【0021】そして、前記一対の第1側面板73a,7
3aには、幅寸法W1の狭幅の第1開口溝76a,76
aが支柱7の中心軸線と平行状に支柱7の長手方向に沿
うように形成されている。前記各第1側面板73a側に
設けられる第1作業溝は、前記各第1開口溝76aと、
これに連通し、前記芯材71寄り部位で広幅となる第1
挿通溝76bとにより構成されている。従って、前記一
対の第1作業溝としての第1開口溝76a,76aは、
X軸方向において、互いに反対方向に開口することにな
る。なお、前記各第1挿通溝76bの底部には、第1開
口溝76aの幅寸法よりやや狭い間隔の一対のレール部
が、支柱7の中心軸線と平行状に支柱7の長手方向に沿
うように形成されている。
【0022】第2作業溝は、前記第2側面板73b側に
支柱7の長手方向に沿うように設けられた幅寸法W2の
狭幅の第2開口溝78aと、これに連通して前記芯材7
1寄り部位で広幅となる第2挿通溝78bとにより構成
されている。従って、前記一対の第2作業溝としての第
2開口溝78a,78aはY軸方向において、互いに反
対方向に開口することになる。
【0023】さらに、前記第1側面板73aと第2側面
板73bと間には、第3作業溝79を設ける。従って、
第3作業溝79は、前記第1作業溝と第2作業溝とに挟
まれて4箇所に形成されることになる。
【0024】前記ビーム体16を支柱7に着脱自在装着
するには、図4、図5及び、図7(a)に示すように、
取付け手段としての断面コ字状のブラケット30をビー
ム体16の左右中央の背面にネジ28にて固定する。こ
のブラケット30の左右両側に後向下向きの係合爪3
1、31を設ける。そして、支柱7における左右一対の
第3作業溝79、79には、縦長の係止板32、32
を、支柱7の上端から落とし込み挿入する。この各係止
板32には、上下方向に所定の間隔にて係止溝孔(33
が穿設されており、前記ブラケット30の基端左右両側
に設けた下向き係合爪31、31を、前記係止溝孔33
に挿入して係止する。
【0025】そして、該ブラケット30が支柱7に対し
て横ずれ等をしないように強固に固定するには、ブラケ
ット30の表面側のハンドル34にて回動する係合ブロ
ック35とブラケット30との間隔を狭めて、ブラケッ
ト30の装着姿勢を固定するのである。
【0026】次に、図5、図6及び図7(a)〜図7
(f)を参照しながら、物品収納・支持装置13として
のビーム体16や蓋体17の構成について詳述する。ビ
ーム体16は左右に長く平面視で略バナナ状(略円弧
状)に湾曲した上面開放状の箱体であって、底板16a
には、その長手方向に沿って適宜間隔にて上下に挿通す
る孔を備えた複数の支持筒部36を上向きに突設し、メ
モボード19の取付け部材(支柱)43の基端を支持筒
部36に差し込んで立設する一方、左右一対の下向き開
口状の筒部37、37には、その筒内にその天板から下
向きに突出させたボルト111を介して支持体45にお
ける丸棒状の縦支持軸110の上端部に締着する(図8
参照)。各支持体45は、前記縦支持軸110と、これ
に対して上下動可能に被嵌させた外筒体112と付勢バ
ネ114とからなり、外筒体72の上端に固着した案内
筒113にて前記縦支持軸110を上下に摺動自在に案
内している。そして、縦支持軸110の下端に固定した
ワッシャ115に前記コイル状の付勢バネ114の下端
を支持させる一方、該付勢バネ114の上端は前記案内
筒113の下面に押圧付勢させる。外筒体112の一側
に縦方向に穿設されたガイド溝116に対して摺動可能
に挿通させたガイドピン117は縦支持軸110の下部
寄り側面に螺着されている。外筒体112の下端は、栓
体120にて封止されている。外筒体112の外面に横
向きに固定した横支持部材118には、垂直軸回りに回
転する第1回転コロ46aと水平軸回りに回転する第2
回転コロ46bとを備え、第1回転コロ46aは机天板
2の下面の外周寄り部位に設けた平面視円弧状で、断面
下向きコ字状のガイドレール6に嵌合させ、第2回転コ
ロ46bは机天板2の下面に回転自在に当接させる。こ
れにより、机1が前述のようにサービスコア3に沿って
円弧状に回転できるようにしている。また、前述したよ
うに、左右一対の脚体4、4の高さ調節時に、机天板2
の高さ位置が変更されると、当該机天板2の下面に当接
した第1回転コロ46a及び第2回転コロ46bは、前
記付勢バネ114の付勢力に抗して常時上向き付勢され
て昇降可能な外筒体112に支持されているので、机天
板2の任意の高さ調節に対して追従できるのである。
【0027】なお、ビーム体16における前記底板16
aに平坦な支持部38を設ける一方、ビーム体16の前
面に前記各支持部38の上面に連通する偏平な貫通孔3
9を穿設し、この両貫通孔39に、段付き状の支持ブラ
ケット40の基部側を挿入して支持部38にネジ止め
し、一対の支持ブラケット40の先端間に、前記液晶表
示機器等の物品26を載置するための板状の支持部材1
4aを取り付けるのである。
【0028】また、ビーム体16の底板16aには、コ
ネクタ、モジュラージャックボックスなどの電気(電
子)機器を装着固定するための上向き開放状の取付け部
41が複数箇所に設けられている(図7(a)及び図7
(f)参照)。さらに、ビーム体16の側面や底板16
aに複数箇所に配線用の通孔42が穿設されており(図
5、図7(a)参照)、前記支柱7から配線された電力
用コード21や通信用コード22を通孔42を介してビ
ーム体16内に導いて、これらのコードの余長部をビー
ム体16内の空間(配線処理用収納空間)に収納でき
る。
【0029】前記ビーム体16の上面を覆う着脱自在な
蓋体17は、図6に示すように、その外周縁の嵌合溝1
7aをビーム体16の外周上端縁に嵌め入れて位置ずれ
しないように構成されており、この蓋体17には、前記
支持筒部36から上向きに突設する取付け部材43を通
し、また、電力用コード21や通信用コード22を外に
導くための切欠き溝44が複数箇所に形成されている。
なお、ビーム体16の外周の上端にも切欠き溝47を設
けるようにしても良い(図5参照)。このようにして、
液晶表示装置等のモニター、電話機、プリンタ等の各種
電気製品の電力用コード21や通信用コード22の余長
部は前記ビーム体16の内部空間に納めることができ
る。
【0030】なお、前記支持筒部36には、物品載置用
の台板27やメモボード19等を支持するためのアーム
43の基部を上から嵌め入れてアーム43が回動可能と
なるように構成して良い。また、図5に示すように、小
型のコンピュータ本体100を載置するための支持台1
01をアーム102に支持させ、アーム102下端に突
出させたピン103を前記支持筒部36に 嵌め入れ
て、支持台101を水平回動可能とする。この場合、支
持台101からコンピュータ本体100が落下しないよ
うに、左右両側に保護枠104、104を立設しておけ
ば把手の機能をも果たすことができる。また、両保護枠
104、104または支持台101とコンピュータ本体
100の上面にかけてベルト等の緊迫体にて縛ることに
より、コンピュータ本体100が脱落、ずれ移動を完全
に防止できる。
【0031】前記支柱7の上部側に配置された上部収納
体(アッパーキャビネット)15は、図1及び図2に示
すように、側面視略三角形状で正面視略横長矩形状の収
納箱91と、該収納箱91の開放面を開閉可能に覆う開
閉蓋92とから構成されている。収納箱91は水平な底
板91aの左右両側から立設する側面視略三角形状の側
板91b,91bと該側板91b,91b及び底板91
aの後端を連結する垂直状の背板91cとからなり、こ
の背板91cの背面側には、支柱7の上端に上向きに取
付けられた照明器具18が配置されている。なお、前記
左右両側板91b,91bより外側には、CD等の記録
媒体やその他の小さな物品を収納するための小物入れ部
91d,91dが前方開放状にて設けられている。
【0032】前記収納箱91の開放面(前面)を覆う開
閉蓋92は収納箱91の左右両側板91b,91bの外
面に枢支部93を介して回動可能に装着され、開閉蓋9
2を前向きに回動下状態では、収納箱91の開口面を覆
い(図13の二点鎖線状態参照)、底板91aに対して
ロックできる。また、前記枢支部93は開閉蓋92の前
後中途位置のうち若干後寄りに偏位しているので、開閉
蓋92を後上方に大きく(略90度)回動したときに
は、当該開閉蓋92の内径部に前記照明器具18が位置
し、開閉蓋92の前縁が収納箱91の開口部の上方に位
置して、収納箱91の開口部を大きく開放できて、内部
の物品の出し入れが容易になるように構成されている。
この水平蓋92を半透明の合成樹脂材等にて形成してお
けば、開閉蓋92が照明器具18に対する笠の機能を有
することになる。即ち、開閉蓋92を前述のように大き
く開いた状態では照明器具18の光が開閉蓋92の内面
に反射し、収納箱91の後側から上部に回り込み、開閉
蓋92の全体が明るく光るような間接照明効果を与える
ことができる。さらに、図13に示すように照明器具1
8が電球のような光源18aの上端側を開放した笠18
bにて構成されていると、光源18aからの光が開いた
開閉蓋92の内面頂部に強く当り、開閉蓋92の内面全
体に光が拡散し、前記の間接照明効果が一層良く発揮さ
れる。
【0033】
【発明の効果】以上に詳述したように、請求項1に記載
の発明は、平面視で略半円状であり、外周縁が平面視略
円弧状の机天板を脚体に支持させた机と、前記机天板の
外周縁より外側に配置される家具とを、机天板の外周縁
に略沿うように平面視略円弧状に相対的に移動可能に案
内・連結するための机天板の案内・連結装置であって、
前記机天板の下面には、その外周縁寄り部位に平面視円
弧状のガイド手段を設け、前記家具の前部に設けた上下
移動可能な支持体には前記ガイド手段に連結して相対的
に水平方向に移動可能とする第1回転コロを備え、且つ
前記支持体は、上向きに付勢されていることを特徴とす
るものである。
【0034】従って、家具の前面に机天板の平面視略円
弧状の外周縁が接近するように隣接配置し、家具の前面
に設けた支持体における第1回転コロを、前記机天板の
下面の外周縁寄り部位に設けられたガイド手段に連結す
ると、第1回転コロとガイド手段とは、当該ガイド手段
の平面視円弧状に沿って相対的に水平方向に移動可能と
なり、家具と机とは、互いに離れることなく、机天板の
外周縁に略沿うように平面視略円弧状に相対的に移動可
能に案内できるのである。そして、支持体が上下移動可
能で、且つ上向き付勢されているので、前記家具と机と
の相対移動の際に、例えば床面に凹凸があっても、第1
回転コロがガイド手段から離れず追従でき、また、上下
方向の外力を吸収できるという効果を奏する。
【0035】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の机天板の案内・連結装置において、前記脚体は
机天板の高さを調節可能になるように構成されているも
のである。このように脚体により机天板の高さを調節し
た場合にも、支持体が上下移動可能であって、且つ上向
き付勢されているので、第1回転コロがガイド手段から
離れず追従できるという効果を奏する。
【0036】そして、請求項3に記載の発明は、請求項
1または2に記載の机天板の案内・連結装置において、
前記ガイド手段は断面下向きコ字状のガイドレールであ
り、前記第1回転コロは、ガイドレールに嵌まって回転
可能に構成されているものである。従って、前記ガイド
レールに第1回転コロを嵌め入れるには、前記支持体を
一旦大きく下方向に下げた状態にして、第1回転コロが
ガイドレールに嵌まり得る位置で手を離せば、第1回転
コロとガイドレールとが自動的に連結状態となるから、
家具と机との連結作業が容易になるという効果を奏す
る。
【0037】さらに、請求項4に記載の発明は、請求項
1乃至3のいずれかに記載の机天板の案内・連結装置に
おいて、前記家具は、支柱と該支柱を床面に対して支持
する水平足体と、前記支柱に固定され、前記机天板の外
周縁に略沿う形状のビーム体にて構成され、前記ビーム
体に複数の前記支持体を下向きに突設されているもので
ある。従って、前記ビーム体と机天板の外周縁とを平面
視で略沿わせた状態に配置し、前記ビーム体に設けた複
数の支持体における各第1回転コロをガイド手段(ガイ
ドレール)に連結することにより、ビーム体の個所と机
天板とが連結され状態で、相対的に水平移動可能に案内
できるという効果を奏する。
【0038】請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4
のいずれかに記載の机天板の案内・連結装置において、
前記家具及び机の脚体にはそれぞれキャスタを備えてい
るものであるから、家具と机との相対的な水平移動が至
極容易になるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 机及びサービスコアの斜視図である。
【図2】 机及びサービスコアの側面図である。
【図3】 机及びサービスコアの平面図である。
【図4】 支柱及び取付け部材の拡大断面図である。
【図5】 物品収納・支持装置としてのビーム体の斜視
図である。
【図6】 蓋体の半分を示す下面図である。
【図7】 (a)はビーム体の平面図、(b)は図7
(a)のB−B線矢視断面図、(c)は図7(a)のC
−C線矢視断面図、(d)は図7(a)のD−D線矢視
断面図、(e)は図7(a)のE−E線矢視断面図、
(f)は図7(a)のF−F線矢視断面図である。
【図8】 机天板2の支持体45の要部拡大断面図であ
る。
【図9】 机天板2の把手部及びガイドレールの要部拡
大断面図である。
【図10】 机天板の上下調節可能な脚体の一部切欠き
側面図である。
【図11】 下脚柱と上支柱との案内兼用支持部の構成
を示す断面図である。
【図12】 図11のXII −XII 線矢視断面図である。
【符号の説明】
1 机 2 机天板 2a 外周縁 3 家具としてのサービスコア 4 脚体 4a 下脚柱 4b 水平足 6 ガイドレール 7 支柱 9 水平足体 16 ビーム体 17 蓋体 30 ブラケット 37 筒部 45 支持体 46a 第1回転コロ 46b 第2回転コロ 110 縦支持軸 111 ボルト 112 外筒体 113 案内筒 114 付勢バネ 116 ガイド溝 117 ガイドピン 118 横支持部材 120 栓体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 濱 克典 大阪市城東区今福東1丁目4番12号 株式 会社イトーキクレビオ内 (72)発明者 田阪 朋彦 大阪市中央区淡路町1丁目6番11号 株式 会社イトーキ内 (72)発明者 細江 勲夫 イタリア国 20144 ミラノ市 ヴィア ヴォゲーラ11 Fターム(参考) 3B060 AB01 AB04 AB07 AD05

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面視で略半円状であり、外周縁が平面
    視略円弧状の机天板を脚体に支持させた机と、前記机天
    板の外周縁より外側に配置される家具とを、机天板の外
    周縁に略沿うように平面視略円弧状に相対的に移動可能
    に案内・連結するための机天板の案内・連結装置であっ
    て、 前記机天板の下面には、その外周縁寄り部位に平面視円
    弧状のガイド手段を設け、前記家具の前部に設けた上下
    移動可能な支持体には前記ガイド手段に連結して相対的
    に水平方向に移動可能とする第1回転コロを備え、且つ
    前記支持体は、上向きに付勢されていることを特徴とす
    る机天板の案内・連結装置。
  2. 【請求項2】 前記脚体は机天板の高さを調節可能にな
    るように構成されていることを特徴とする請求項1に記
    載の机天板の案内・連結装置。
  3. 【請求項3】 前記ガイド手段は断面下向きコ字状のガ
    イドレールであり、前記第1回転コロは、ガイドレール
    に嵌まって回転可能に構成されていることを特徴とする
    請求項1または2に記載の机天板の案内・連結装置。
  4. 【請求項4】 前記家具は、支柱と該支柱を床面に対し
    て支持する水平足体と、前記支柱に固定され、前記机天
    板の外周縁に略沿う形状のビーム体にて構成され、前記
    ビーム体に複数の前記支持体を下向きに突設されている
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の机
    天板の案内・連結装置。
  5. 【請求項5】 前記家具及び机の脚体にはそれぞれキャ
    スタを備えていることを特徴とする請求項1乃至4のい
    ずれかに記載の机天板の案内・連結装置。
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