JP2003163395A - ガスレーザ装置 - Google Patents
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Abstract
けても、外部トリガを入力してからレーザ光が発光され
るまでのトータル時間を常に一定にして、より精度の高
い半導体基板の露光を行うこと 【解決手段】電流センサ32では充電コンデンサC0に
流れる充電電流が計測され、その時間積分値に基づき充
電コンデンサC0に蓄えられる電荷量Qcnが演算され
る。コントローラ31にはこの電荷量Qcnが入力され、
電荷量Qcnの入力によって電荷量の逆数b/(aQcn)
(aは充電コンデンサC0の逆数、bは比例係数)が演
算される。またコントローラ31には補償特性が設定さ
れている。この補償特性は補償時間Tcと変数b/(a
Qc)との関係で示される。外部トリガTRが入力され
ると変数b/(aQc)の変化が開始される。変数b/
(aQc)は時間の経過と共に減少し、演算された電荷
量の逆数b/(aQcn)と一致したところで補正トリガ
TRLが出力される。この時間が補償時間Tcとなる。こ
うして遅延時間Td+補償時間Tcが一定となるようにす
る。
Description
てからレーザ光が発光するまでの時間が一定となるよう
に制御するガスレーザ装置に関する。
(以下、「ステッパ」という)の光源としてはガスレー
ザ装置が使用され、中でもエキシマレーザの利用が注目
されている。
す図である。
極を有しこの放電電極間で放電が行われることによって
レーザガスが励起されレーザ光が出力されるレーザチャ
ンバ11と、放電電極間に高周波電圧を印加するパルス
パワー電源12と、パルスパワー電源12を充電する充
電器13と、レーザ光を共振させる出力鏡14と、レー
ザ光の形状を決めるアパーチャ15、16と、レーザ光
のスペクトル線幅を細くする狭帯域化モジュール17と
で構成される。
る回路及び周辺の構成要素の一例を示す図である。通
常、パルスパワー電源12には磁気圧縮回路が使用され
ている。図10で示すパルスパワー電源12には3段の
磁気圧縮回路が使用されている。
充電器13に充電コンデンサC0が接続されている。充
電コンデンサC0にはアシストコイルL0と半導体スイッ
チSWと転送コンデンサC1とが並列に接続されてい
る。転送コンデンサC1には可飽和リアクトルSL1と転
送コンデンサC2とが並列に接続されている。転送コン
デンサC2には可飽和リアクトルSL2と転送コンデンサ
C3とが並列に接続されている。転送コンデンサC3には
可飽和リアクトルSL3とピーキングコンデンサCpとが
並列に接続されている。ピーキングコンデンサCpには
放電電極21が並列に接続されている。
なエネルギー指令値Eが入力されている。電圧指令値演
算部22ではエネルギー指令値Eに応じて充電コンデン
サC0の充電電圧Vcが演算され、充電電圧指令値V0が
充電器13に出力される。充電電圧指令値V0に基づき
充電コンデンサC0は充電される。
「外部トリガ」という)TRが半導体スイッチSWに入
力されると、半導体スイッチSWがオンされ、充電コン
デンサC0に充電された電荷が転送コンデンサC1に転送
される。この際、可飽和リアクトルSL1に印加される
電圧を時間で積分した値が一定値に達すると、可飽和リ
アクトルSL1は磁気飽和しインダクタンスが急激に小
さくなる。すると前段の転送コンデンサC1から後段の
転送コンデンサC2への電荷の転送が開始される。この
ように各可飽和リアクトルSLnは磁気飽和によってオ
フからオンに切り換えられる磁気スイッチとして機能す
る。
イッチ機能により、順次前段の転送コンデンサCnから
後段の転送コンデンサCn+1に電荷が転送され、最終段
のピーキングコンデンサCpに電荷が転送される。ピー
キングコンデンサCpの電圧上昇にともない放電電極2
1間の電圧が上昇し、放電電極21間の電圧が所定値に
達すると、放電電極21間のレーザガスが絶縁破壊され
放電が開始される。この放電によりレーザガスが励起さ
れ、レーザ光が発光される。
の可飽和リアクトルSLn+1であるほどインダクタンス
が小さくなるように設定されているため、各段の回路を
流れる電流のピーク値が順次高くなり、かつ通電時間幅
が狭くなるようなパルス圧縮が行われる。したがって放
電電極21間に短時間での強い放電が得られる。
うにして行われる。
載置されている。このステージの動作と同期してレーザ
光が照射されるように、ステッパ側からエキシマレーザ
装置10側に外部トリガTRが出力される。精度の高い
露光を行うためには、エキシマレーザ装置10側では外
部トリガTRが入力されてからレーザ光が発光されるま
での時間Ttが常に一定でなければならない。以下で
は、この時間Ttをトータル時間Ttという。
ルSLnがオンするまでの時間Tdnの合計値Tdと、磁気
圧縮回路におけるLC回路特有の遅れ時間Tsとが含ま
れる。以下では、それぞれの時間Td、Tsを遅延時間T
d、Tsという。通常は、遅延時間Tsは一定である。
は、可飽和リアクトルSLnの磁気特性や断面積や巻数
等の設計によって設定される。これらの設計が定められ
た可飽和リアクトルSLnの遅延時間Tdnは、可飽和リ
アクトルSLnに印加される電圧の時間積分値に依存す
る。通常はこの電圧の時間積分値は一定である。すなわ
ち可飽和リアクトルSLnに印加される電圧が小さい場
合は、オンまでの時間が長くなり、可飽和リアクトルS
Lnに印加される電圧が大きい場合は、オンまでの時間
が短くなる。ここで図11に示すように、印加される電
圧の時間積分値は時間軸と電圧波形とで囲まれた面積で
表される。以下では電圧の時間積分値を電圧・時間積と
して扱う。また各可飽和リアクトルSLnの電圧・時間
積をまとめて全可飽和リアクトルSLの電圧・時間積と
して考える。
は充電コンデンサC0の電圧Vcに置き換えられる。した
がって充電コンデンサC0の電圧Vcの変動に応じて全可
飽和リアクトルSLの遅延時間Tdは変動し、トータル
時間Ttが変動する。このような変動をジッタという。
平11−289119号公報(以下、「文献1」とい
う)及びUSP6,016,325(以下「文献2」と
いう)で開示されている。文献1及び文献2では、遅延
時間Td+Tsを補償する時間Tcが設定されトータル時
間Ttが一定とされている。以下では、この時間Tcを補
償時間Tcという。
電電圧指令値V0により決定される。このため文献1で
は、充電電圧指令値V0と遅延時間Tdとが対応づけら
れ、この対応関係に基づきトータル時間Ttが一定とな
るように充電電圧指令値V0に対応した補償時間Tcが予
め設定されている。そしてパルス毎に充電電圧指令値V
0が入力されると対応した補償時間Tcが求められ、トー
タル時間Ttが一定となるようにされている。
く、充電コンデンサC0の実際の電圧Vcと補償時間Tc
とが予め対応づけられている。
V0及び充電コンデンサC0の電圧Vcと遅延時間Tdとの
対応関係は常に一定ということではない。例えば充電コ
ンデンサC0の温度変化によってこの関係は変化する。
その結果、正確な補償時間Tcが得られなくなる。
度変化に応じて充電電圧指令値V0及び充電コンデンサ
C0の電圧Vcと補償時間Tcとの関係を変化させる処理
をしなければならない。しかしそのような処理は複雑な
工程が必要となり現実的ではない。
電コンデンサC0が等温状態である場合にはトータル時
間Ttが一定となり半導体基板の正確な露光が行える
が、充電コンデンサC0が温度変化する場合にはトータ
ル時間Ttが変動し半導体基板の正確な露光が行えなく
なるという問題がある。
化によって電圧・時間積が変化し、各転送コンデンサC
nの温度変化によってパルス圧縮の時間が変化する。こ
れらの要因によっても遅延時間Tdは変化する。したが
って温度変化の影響を考慮してその状態に応じた補償時
間Tcを設定する必要がある。
のであり、パルスパワー電源の各構成要素が温度変化を
受けても、外部トリガを入力してからレーザ光が発光さ
れるまでのトータル時間を常に一定にして、より精度の
高い半導体基板の露光を行うことを解決課題とするもの
である。
第1発明は、ガスレーザ装置において、複数の転送コン
デンサ及び1以上の可飽和リアクトルを有し、可飽和リ
アクトルの磁気飽和を利用して前段の転送コンデンサか
ら後段の転送コンデンサへ電荷を順次転送して最終段の
転送コンデンサに接続された放電電極間で放電を行いパ
ルスレーザ光を発光するようにした電荷転送回路と、前
記転送コンデンサのうち1段目の転送コンデンサに転送
する電荷を蓄える充電コンデンサと、前記充電コンデン
サで蓄える電荷量を計測する電荷量計測手段と、外部ト
リガを入力してから前記放電電極間で発光するまでの時
間をパルス毎に一定とするように、前記電荷量に応じた
補償時間を求め、外部トリガを入力してから前記補償時
間が経過した時に補正トリガを出力する補正トリガ出力
手段と、補正トリガの入力に応じて前記充電コンデンサ
と前記1段目の転送コンデンサとを電気的に接続するス
イッチとを備えたことを特徴とする。
トリガ出力手段は、補償時間と電荷量の逆数との関係を
予め記憶し、この記憶した関係に基づき補償時間を求め
ることを特徴とする。
する。
ンサC0に充電電流が流れる。電流センサ(電荷量計測
手段)32ではこの充電電流が計測され、積分器37で
はこの時間積分値に基づき充電コンデンサC0に蓄えら
れる電荷量Qcnが演算される。
リガ出力手段)31には電荷量Qcn及び外部トリガTR
が入力される。電荷量Qcnの入力によって電荷量の逆数
b/(aQcn)(aは充電コンデンサC0の容量の逆
数、bは比例係数)が演算される。またコントローラ3
1には図2(b)に示すような補償特性が設定されてい
る。この補償特性は補償時間Tcと変数b/(aQc)と
の比例関係で示される。外部トリガTRが入力されると
ランプ波発生器の変数b/(aQc)の変化が開始され
る。変数b/(aQc)は時間の経過と共に減少し、演
算された電荷量の逆数b/(aQcn)と一致したところ
で補正トリガTRLが出力される。この時間が補償時間
Tcとなる。
入力されると、半導体スイッチSWがオンされ、充電コ
ンデンサC0に蓄えられた電荷が転送コンデンサC1に転
送される。そして可飽和リアクトルSL1が磁気飽和す
ると転送コンデンサC1に転送された電荷が後段の転送
コンデンサC2に転送される。このように順次前段の転
送コンデンサCnから後段の転送コンデンサCn+1に電荷
が転送され、最終的にはピーキングコンデンサCpに並
列に接続された放電電極21間で放電が行われる。する
と放電電極21間でレーザ光が発光される。
C0の電荷量Qcを用いた変数b/(aQc)と補償時間
Tcとの比例関係で示される補償特性に基づき補償時間
Tcが特定される。充電コンデンサC0の電荷量Qcは温
度変化の影響を受けない。したがって電荷量に基づき設
定された補償特性は一定であるため、充電コンデンサC
0の温度変化があってもトータル時間Ttを一定にするこ
とができ、より精度の高い半導体基板の露光を行うこと
ができる。
(aQc)を変数とすることで、この変数b/(aQc)
と補償時間Tcとを比例関係で示すことができる。比例
関係で示される補償特性を扱う回路は容易に構成でき
る。したがってコントローラ31の構成が容易になる。
ガを出力してから前記放電電極間で発光するまでの遅延
時間と電荷量の逆数とをパルス毎に計測し、遅延時間と
電荷量の逆数とをパルス毎に記憶し、前記補正トリガ出
力手段は、記憶した2以上の遅延時間とこれらの遅延時
間に対応する電荷量の逆数とに基づいて遅延時間と電荷
量の逆数との関係を求め、この遅延時間と電荷量の逆数
との関係に基づき補償時間と電荷量の逆数との関係をパ
ルス毎に求めることを特徴とする。
と、遅延時間Tdnは計測され、メモリ34に記憶され
る。またパルス毎にメモリ34からは、例えば前回パル
ス及び前々回パルスの電荷量の逆数b/(aQc1)、b
/(aQc2)と、遅延時間Td1、Td2とが読み出され、 {b/(aQc1)−b/(aQc2)}/{(Td1+Ts)−(Td2+Ts)} ・・・(1)式 によって、図5に示すような電荷量の逆数b/(aQ
c)と遅延時間Tdとの最新の遅延特性が求められる。
る電荷量の逆数の変化の割合が求められる。この割合は
遅延特性の勾配である。そしてこの割合に−1を乗算し
た値が求められる。この値を補償特性の勾配として最新
の補償特性が求められる。求めた補償特性に基づきラン
プ波発生器の変数b/(aQc)は変化し、電荷量の逆
数b/(aQcn)と一致したところで補正トリガTRL
が出力される。この時間が補償時間Tcとなる。
求められ、さらにこの遅延特性に基づき補償特性が求め
られている。このように常に最新の補償特性が求められ
ているため、各可飽和リアクトルSLnの温度変化によ
る電圧・時間積の変化の影響を受けない。したがってト
ータル時間Ttを一定にすることができ、より精度の高
い半導体基板の露光を行うことができる。
ガを入力してから前記放電電極間で発光するまでの目標
時間を記憶し、外部トリガを入力してから前記放電電極
間で発光するまでの時間を計測し、前記目標時間と計測
した時間との時間差を求め、この時間差を前記補正トリ
ガ出力手段に出力する時間差出力手段を備え、前記補正
トリガ出力手段は前記時間差を補償時間に加算すること
を特徴とする。
ガを入力してから前記放電電極間で発光するまでの目標
時間を記憶し、外部トリガを入力してから前記放電電極
間で発光するまでの時間を計測し、前記目標時間に計測
した時間との時間差を求め、前記時間差に所定ゲインを
乗算して前記補正トリガ出力手段に出力する時間差出力
手段を備え、前記補正トリガ出力手段は所定ゲインが乗
算された時間差を次回パルスの補償時間に加算すること
を特徴とする。
記放電電極間で発光したことを磁束密度の変化として検
出する電磁コイルを備え、前記補正トリガ出力手段は前
記電磁コイルの検出結果に基づき遅延時間又は外部トリ
ガを入力してから前記放電電極間で発光するまでの時間
を計測することを特徴とする。
て説明する。
目標値に相当する電圧が予め設定されている。
部トリガTRが入力されるとランプ波発生器の電圧の上
昇が開始される。放電電極21間でレーザ光が発光され
ると放電電極21近傍に配置された電磁コイル33には
電流が流れるため、コントローラ31でレーザ光の発光
が確認され、時間計測用のランプ波発生器の電圧の上昇
が停止される。このときの時間計測用のランプ波発生器
の電圧はサンプルホールドされ目標値との差が求められ
る。
aに相当する電圧にされ、変数b/(aQc)を発生する
ランプ波発生器に入力される。すると次回パルスでは外
部トリガTRが入力されてから補正時間Ta経過すると
きにランプ波発生器の変数b/(aQc)の減少が開始
される。そして補償時間T′c経過するときに補正トリ
ガTRLが出力される。
では補償しきれない要因、例えば転送コンデンサCnの
温度変化、による遅延時間の変動に対応することができ
る。したがってトータル時間Ttを一定にすることがで
き、より精度の高い半導体基板の露光を行うことができ
る。
参照して説明する。
ック図である。なお図10に示すパルスパワー電源12
と同一の構成要素には同一の符号を付している。
御装置30は、パルスパワー電源35と、パルスパワー
電源35の充電コンデンサC0を充電する充電器13
と、補償時間Tcを求め図示しないステッパ側から出力
される外部トリガTRを入力してから求めた補償時間T
c経過後に補正トリガTRLを出力するコントローラ31
と、ステッパ側から出力されるエネルギー指令値Eに基
づき充電器13に充電電圧指令値V0を出力する電圧指
令値演算部22と、メモリ34とで構成される。
0には電流センサ32が接続されている。電流センサ3
2では、充電器13と充電コンデンサC0間に流れる充
電電流が計測される。さらにこの充電電流が積分器37
で時間積分され電荷量Qcnが求められる。
積分器37から出力される電荷量Qcnが入力される。そ
して変数b/(aQc)(bは比例係数)及び計測した
電荷量Qcnの逆数b/(aQcn)に基づき特定される補
償時間Tcが経過した時に補正トリガTRLが出力され
る。コントローラ31は、各種演算器やランプ波発生器
やコンパレータやフリップフロップやサンプルホールド
回路等で構成される。
ンサCpに並列に接続された放電電極21近傍にはコン
トローラ31に接続された電磁コイル33が設けられて
いる。放電電極21間で放電が行われレーザ光が発光さ
れると、放電電極21周辺の磁束密度が変化する。この
磁束密度の変化により電磁コイル33には電流が流れ、
コントローラ31に出力される。電磁コイル33から所
定電流が出力された場合に、コントローラ31は放電電
極21間でレーザ光の発光が生じたものと判断する。
算値等がA/D変換され保存される。またこれらの各種
計測値、演算値等がD/A変換されコントローラ31に
出力される。
示す図である。
量の逆数)という関係から分かるように、充電コンデン
サC0の電圧Vcは電荷量Qcに比例する。したがって本
発明では全可飽和リアクトルSLの電圧・時間積を電荷
量・時間積として考える。通常は電圧・時間積、つまり
電荷量・時間積は一定であるため、パルスパワー電源3
5の遅延特性は、図2(a)で示すように、電荷量と時
間との反比例する関係で示される。このような遅延特性
に基づき遅延時間Td及び補償時間Tcを求めることは可
能である。しかし本発明では、図2(b)で示すよう
に、電荷量の逆数b/(aQc)と時間との比例する関
係として遅延特性が予め求められている。さらにこの遅
延特性の時間に対する電荷量の逆数の変化の割合、すな
わち勾配、に−1を乗算した値を勾配とする補償特性が
予め求められる。コントローラ31にはこの補償特性が
予め設定され、計測した電荷量Qcnの逆数b/(aQc
n)と補償特性との交点により補償時間Tcが求められ
る。
装置30の動作について図1、図3、図4を用いて説明
する。
ブロック図であり、電荷量・時間積が一定である場合の
処理工程を示している。図4はコントローラ31の処理
工程のタイムチャート図である。
らエネルギー指令値Eが電圧指令値演算部22に入力さ
れ、電圧指令値演算部22から充電電圧指令値V0が充
電器13に入力される。すると充電器13と充電コンデ
ンサC0との間には充電電流が流れる。電流センサ32
ではこの充電電流が計測され、積分器37で計測値が時
間積分されて電荷量Qcnが演算される。図3に示すよう
に、コントローラ31では演算された電荷量Qcnに係数
aが乗算され、その演算値aQcnの逆数が演算され演算
値b/(aQcn)(bは比例係数)が求められる。図4
ではこの演算値b/(aQcn)をb/(aQc1)として
波形2で示す。
Rが時刻t1で入力されると、ランプ波発生器の変数b
/(aQc)が一定の割合で減少し始める。この際、変
数b/(aQc)のオフセット量はb/(aQc0)であ
る。時間の経過に応じた変数b/(aQc)の変化を示
すと図4の波形3のようなランプ波となる。この波形3
は図2(b)で示した補償特性と一致する。コンパレー
タでは変数b/(aQc)と演算値b/(aQc1)とが
時刻t1から連続的に比較される。そして時刻t1から補
償時間Tc経過する時刻t2で変数b/(aQc)が演算
値b/(aQc1)と一致する。すなわち時刻t2で波形
3と波形2とが交わる。このとき波形4で示すように、
コンパレータから補正トリガTRLが出力される。この
ように外部トリガTRが入力されてから補償時間Tc経
過したときに、補正トリガTRLが出力される。
入力されると、充電コンデンサC0から転送コンデンサ
C1への電荷転送が開始される。そしてパルス圧縮が行
われ、時刻t2から遅延時間Td+Ts経過する時刻t3で
レーザ光が発光される。
理、アナログ演算のリアルタイム処理によっても行うこ
とができる。
C0の電荷量Qcを用いた変数b/(aQc)と補償時間
Tcとの比例関係で示される補償特性に基づき補償時間
Tcが特定される。充電コンデンサC0の電荷量Qcは温
度変化の影響を受けない。したがって電荷量に基づき設
定された補償特性は一定であるため、充電コンデンサC
0の温度変化があってもトータル時間Ttを一定にするこ
とができ、より精度の高い半導体基板の露光を行うこと
ができる。
(aQc)を変数とすることで、この変数b/(aQc)
と補償時間Tcとを比例関係で示すことができる。比例
関係で示される補償特性を扱う回路は容易に構成でき
る。したがってコントローラ31の構成が容易になる。
5、図6を用いて説明する。
時間積は一定である。しかし各可飽和リアクトルSLn
に熱的に大きな負荷が加えられると、この電荷量・時間
積が変化する場合がある。するとパルスパワー電源35
の遅延特性の勾配が変化する。つまり遅延時間Tdの変
動量と変数b/(aQc)の変動量との比が変動する。
このような変動をドリフトという。
び補償特性を示す図であり、電荷量・時間積の変化によ
り勾配が変化した遅延特性及び補償特性を示している。
図5では電荷量・時間積が小さくなった状態を示してい
る。
遅延特性が変化する場合は、パルス毎に遅延特性に合わ
せて補償特性を変化させて適切な補償時間Tcを求め
る。なお本実施形態の構成は第1の実施形態と同様であ
るため、以下ではその動作について説明する。
ブロック図であり、電荷量・時間積が変化する場合の処
理工程を示している。なお図3と同じ処理工程に関して
は説明を省略する。
遅延時間Tdnとが計測される。メモリ34にはパルス毎
の遅延時間Tdn、Ts及び電荷量の演算値b/(aQc
n)がA/D変換され保存されている。そこで例えば前
回パルスの遅延時間Td1+Ts及び電荷量の演算値b/
(aQc1)と、前々回パルスの遅延時間Td2+Ts及び
電荷量の演算値b/(aQc2)とがメモリ34から読み
出される。そして次式 {b/(aQc1)−b/(aQc2)}/{(Td1+Ts)−(Td2+Ts)} ・・・(1)式 により演算が行われ、遅延特性における勾配が求められ
る。さらにこの勾配に−1が乗算され、D/A変換さ
れ、ランプ波発生器に入力される。すると外部トリガT
Rが入力されてからのランプ波発生器の変数b/(aQ
c)の減少の割合が変化する。すなわち補償特性は図5
で示されるように変化される。以上のようにパルス毎に
最新の補償特性が求められるため、電荷量・時間積が変
化しても適切な補償時間Tcが得られる。
負荷が加えられると、遅延時間Tsが変化する場合があ
る。しかし遅延時間Tsの時間の経過に対する変化量は
小さく、所定パルス間の変化は無視できる。したがって
(1)式ではその変化量を無視でき同一値として演算さ
れる。
てから補償時間Tc経過したときに、補正トリガTRLが
出力される。
特性が求められ、さらにこの遅延特性に基づき補償特性
が求められている。このように常に最新の補償特性が求
められているため、全可飽和リアクトルSLの温度変化
による電圧・時間積(電荷量・時間積)の変化に合わせ
て補償特性を変化させることができる。したがってトー
タル時間Ttを一定にすることができ、より精度の高い
半導体基板の露光を行うことができる。
7、図8を用いて説明する。
Cnの温度は上昇する。転送コンデンサCnの温度が上昇
するに伴い遅延時間Td+Tsが変動し短くなる場合があ
る。このような変動もドリフトという。このドリフトが
発生した場合は補償時間Tcとは別に、遅延時間Td+T
sが短くなった分に相当する時間Taをさらに設定する必
要がある。以下では、この時間Taを補正時間Taとい
う。なお本実施形態の構成は第1の実施形態と同様であ
るため、以下ではその動作について説明する。
ブロック図である。図8はコントローラ31の処理工程
のタイムチャート図である。
が入力されてからレーザ光が発光されるまでの時間を計
測するためにフリップフロップ及び時間計測用のランプ
波発生器が使用されており、またトータル時間Ttの目
標値に相当する電圧vt0が予め設定されている。図8で
はこの電圧vt0が波形7で示されている。
らエネルギー指令値Eが電圧指令値演算部22に入力さ
れ、電圧指令値演算部22から充電電圧指令値V0が充
電器13に入力される。すると充電器13と充電コンデ
ンサC0との間には充電電流が流れる。電流センサ32
ではこの充電電流が計測され、積分器37では計測値が
時間積分されて電荷量Qc1が求められる。図7に示すよ
うに、コントローラ31では求められた電荷量Qc1に係
数aが乗算され、その演算値aQc1の逆数が演算され演
算値b/(aQc1)(bは比例係数)が求められる。図
8ではこの演算値b/(aQc1)を波形2で示す。
R1が時刻t1で入力されると、ランプ波発生器の変数b
/(aQc)が一定の割合で減少し始める。この際、変
数b/(aQc)のオフセット量はb/(aQc0)であ
る。時間の経過に応じた変数b/(aQc)の変化を示
すと図8の波形3のようなランプ波となる。この波形3
は図2(b)に示した補償特性と一致する。コンパレー
タでは変数b/(aQc)と演算値b/(aQc1)とが
時刻t1から連続的に比較される。そして時刻t1から補
償時間Tc経過する時刻t2で変数b/(aQc)が演算
値b/(aQc1)と一致する。すなわち時刻t2で波形
3と波形2とが交わる。このとき波形4で示すように、
コンパレータから補正トリガTRL1が出力される。
入力されると、充電コンデンサC0から転送コンデンサ
C1への電荷転送が開始される。そしてパルス圧縮が行
われ、時刻t2から遅延時間Td+Ts経過する時刻t3で
レーザ光が発光される。
ると、図8の波形5のようにフリップフロップがセット
されハイレベルHとなり、波形6のように時間計測用の
ランプ波発生器の電圧vsが一定の割合で上昇し始め
る。時刻t3でレーザ光が発光され電磁コイル33から
の所定電流が入力されるとフリップフロップがリセット
されローレベルLとなり、時間計測用のランプ波発生器
の電圧上昇が停止する。このときの電圧値vt1はサンプ
ルホールドされる。そしてこの電圧値vt1とトータル時
間Ttの目標値に相当する電圧値vt0との差が求められ
る。この差に所定ゲインが乗算され補正時間Taに相当
する電圧値が求められる。この補正時間Taに相当する
電圧値はランプ波発生器の出力に加算され、つぎのパル
スにおいて変数b/(aQc)のオフセット量の補正に
用いられる。つまりフィードバック制御が行われる。
に、コントローラ31では積分器37で求められた充電
コンデンサC0の電荷量Qc2に係数aが乗算され、その
演算値aQc2の逆数が演算され演算値b/(aQc2)が
求められる。図8ではこの演算値b/(aQc2)を波形
2′で示す。
TR2が時刻t4(>t3)で入力されると、時刻t4から
ランプ波発生器の変数b/(aQc)が一定の割合で減
少し始める。この際、変数b/(aQc)のオフセット
量はb/(aQc0)に前回パルスで求めた補正時間Ta
に相当する電圧値が加算された値である。時間の経過に
応じて変数b/(aQc)の変化を示すと図8の波形
3′のようなランプ波となる。この波形3′の勾配は図
2(b)に示した補償特性と一致する。コンパレータで
は変数b/(aQc)と演算値b/(aQc2)とが時刻
t4から連続的に比較される。そして時刻t5から補償時
間T′c経過する時刻t6で変数b/(aQc)が演算値
b/(aQc2)と一致する。すなわち時刻t6で波形
3′と波形2′とが交わる。このとき波形4′で示すよ
うに、コンパレータから補正トリガTRL2が出力され
る。
入力されると、充電コンデンサC0から転送コンデンサ
C1への電荷転送が開始される。そしてパルス圧縮が行
われ、時刻t6から遅延時間T′d+Ts経過する時刻t7
でレーザ光が発光される。
ると、図8の波形5′のようにフリップフロップがセッ
トされハイレベルHとなり、波形6′のように時間計測
用のランプ波発生器の電圧vsが一定の割合で上昇し始
める。時刻t7でレーザ光が発光され、電磁コイル33
の発光信号が入力されるとフリップフロップがリセット
されローレベルLとなり、時間計測用のランプ波発生器
の電圧上昇が停止する。このときの電圧値vt2はサンプ
ルホールドされる。そしてこの電圧値vt2とトータル時
間Ttの目標値に相当する電圧値vt0との差が求められ
る。図8では波形6′と波形7の値が一致している。し
たがって当パルスで用いられた補正時間Taに相当する
値を用いて波形3を平行移動させることでトータル時間
Ttを目標値に一致させることができる。
トータル時間Ttの目標値に相当する電圧値vt0との差
がマイナスの場合は、補正トリガTRLを出力する時間
が遅くされる。つまり図8の波形3が右に移動する。ま
たサンプルホールドされた電圧値vtnとトータル時間T
tの目標値に相当する電圧値vt0との差がプラスの場合
は、補正トリガTRLを出力する時間が早くされる。つ
まり図8の波形3が左に移動する。
れた電圧値vtnとトータル時間Ttの目標値に相当する
電圧値vt0との差に所定ゲインを乗算して求めた補正時
間Taに相当する電圧値を用いて、次回のパルスで電圧
値vtnが電圧値vt0に一致するようにしている。しかし
これに限られることなく、所定ゲインを小さく設定し、
電圧値vtnを電圧値vt0へ徐々に近づけるようにしても
よい。また所定ゲインを電圧値vtnと電圧値vt0の差の
大きさに応じて変更できるようにしてもよい。さらに所
定ゲインを電圧値vtnと電圧値vt0との差に比例するよ
うに設定すれば、電圧値vtnと電圧値vt0との差が大き
い場合に、電圧値vtnを電圧値vt0へ急速に近づけ、電
圧値vtnと電圧値vt0との差が小さい場合に、電圧値v
tnを微調整するように制御できる。
施形態では補償しきれない要因、例えば転送コンデンサ
Cnの温度変化、による遅延時間の変動に対応すること
ができる。したがってトータル時間Ttを一定にするこ
とができ、より精度の高い半導体基板の露光を行うこと
ができる。
磁気圧縮回路を使用する全てのガスレーザ装置に適用す
ることができる。
る。
示す図であり、図2(b)はパルスパワー電源35の遅
延特性及び補償特性を示す図である。
ック図である。
ャート図である。
償特性を示す図である。
ック図である。
ック図である。
ャート図である。
である。
回路及び周辺の構成要素を示す図である。
の時間積分を電圧・時間積に置き換えることを説明する
ための図である。
御装置 31 コントローラ 32 電流センサ 33 電
磁コイル 34 メモリ 37 積分器 C0 充電コンデンサ C1〜C3 転送コンデンサ Cp ピーキングコンデンサ SL1〜SL3 可飽和リ
アクトル SW 半導体スイッチ
Claims (6)
- 【請求項1】 ガスレーザ装置において、 複数の転送コンデンサ及び1以上の可飽和リアクトルを
有し、可飽和リアクトルの磁気飽和を利用して前段の転
送コンデンサから後段の転送コンデンサへ電荷を順次転
送して最終段の転送コンデンサに接続された放電電極間
で放電を行いパルスレーザ光を発光するようにした電荷
転送回路と、 前記転送コンデンサのうち1段目の転送コンデンサに転
送する電荷を蓄える充電コンデンサと、 前記充電コンデンサで蓄える電荷量を計測する電荷量計
測手段と、 外部トリガを入力してから前記放電電極間で発光するま
での時間をパルス毎に一定とするように、前記電荷量に
応じた補償時間を求め、外部トリガを入力してから前記
補償時間が経過した時に補正トリガを出力する補正トリ
ガ出力手段と、 補正トリガの入力に応じて前記充電コンデンサと前記1
段目の転送コンデンサとを電気的に接続するスイッチと
を備えたことを特徴とするガスレーザ装置。 - 【請求項2】 前記補正トリガ出力手段は、補償時間
と電荷量の逆数との関係を予め記憶し、この記憶した関
係に基づき補償時間を求めることを特徴とする請求項1
記載のガスレーザ装置。 - 【請求項3】 補正トリガを出力してから前記放電電
極間で発光するまでの遅延時間と電荷量の逆数とをパル
ス毎に計測し、遅延時間と電荷量の逆数とをパルス毎に
記憶し、 前記補正トリガ出力手段は、記憶した2以上の遅延時間
とこれらの遅延時間に対応する電荷量の逆数とに基づい
て遅延時間と電荷量の逆数との関係を求め、この遅延時
間と電荷量の逆数との関係に基づき補償時間と電荷量の
逆数との関係をパルス毎に求めることを特徴とする請求
項1記載のガスレーザ装置。 - 【請求項4】 外部トリガを入力してから前記放電電
極間で発光するまでの目標時間を記憶し、外部トリガを
入力してから前記放電電極間で発光するまでの時間を計
測し、前記目標時間と計測した時間との時間差を求め、
この時間差を前記補正トリガ出力手段に出力する時間差
出力手段を備え、 前記補正トリガ出力手段は前記時間差を補償時間に加算
することを特徴とする請求項2記載のガスレーザ装置。 - 【請求項5】 外部トリガを入力してから前記放電電
極間で発光するまでの目標時間を記憶し、外部トリガを
入力してから前記放電電極間で発光するまでの時間を計
測し、前記目標時間に計測した時間との時間差を求め、
前記時間差に所定ゲインを乗算して前記補正トリガ出力
手段に出力する時間差出力手段を備え、 前記補正トリガ出力手段は所定ゲインが乗算された時間
差を次回パルスの補償時間に加算することを特徴とする
請求項2記載のガスレーザ装置。 - 【請求項6】 前記放電電極間で発光したことを磁束
密度の変化として検出する電磁コイルを備え、 前記補正トリガ出力手段は前記電磁コイルの検出結果に
基づき遅延時間又は外部トリガを入力してから前記放電
電極間で発光するまでの時間を計測することを特徴とす
る請求項3、4、5記載のガスレーザ装置。
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