JP2003162308A - 作業装置の位置決め方法および装置 - Google Patents

作業装置の位置決め方法および装置

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JP2003162308A
JP2003162308A JP2001361814A JP2001361814A JP2003162308A JP 2003162308 A JP2003162308 A JP 2003162308A JP 2001361814 A JP2001361814 A JP 2001361814A JP 2001361814 A JP2001361814 A JP 2001361814A JP 2003162308 A JP2003162308 A JP 2003162308A
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JP2001361814A
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English (en)
Inventor
Takahiro Futamura
高広 二村
Satoru Kimura
悟 木村
Izuru Nakai
出 中井
Kenji Kasai
研二 河西
Takayuki Furukawa
貴之 古川
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】XYステージの位置再現性に着目して、低コス
トで高精度に位置決めを行える位置決め方法および装置
を提供する。 【解決手段】NCコントローラから出力されるNCデー
タの指令値により、直交する二軸に沿ってXYステージ
1を駆動してXYステージ1を目的点に位置決めするに
際し、予めXYステージ1に設置されたリファレンスマ
スタ3のすべての格子点3aを顕微鏡により検出して位
置認識装置13により認識させ、この実測格子点座標
と、この実測格子点座標に対応するNCデータ上の基本
格子点座標とを格子点テーブル14に記憶させ、XYス
テージを目的点に移動する時に、格子点テーブル14か
ら取り出された4つの実測格子点座標上の目的点と、4
つの基本格子点座標上の目的点とのずれ量から補正量を
演算して、NCデータの指令値を補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】高密度化されるプリント基板
などのレーザー穴開け加工や部品実装などの作業装置に
使用されるXYステージの位置決め方法および装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】年々高性能・多機能化される携帯電話の
プリント基板はますます高密度化しており、次世代プリ
ント基板は今後ますます加工精度が厳しくなることが予
測される。
【0003】次世代のプリント基板の加工精度は従来の
30μmから7μmになり、従来のXYステージによる
位置決めでは、ストローク中のヨーイングや局所的な特
異点、XY軸の直行度の微小な傾きがあるため、これを
無くすことが重要となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の作業装
置では、ストローク中のヨーイングや局所的な特異点、
XY軸の直行度の微小な傾きこれをキャンセルするため
に、L字型の高精度なミラーとレーザー測長機を用いて
誤差を測定するものが提案されているが、これは高価な
システムとなるという問題があった。
【0005】本発明は、XYステージやXYロボットを
使用する限り、どんなに精度よく組み立ててもヨーイン
グや局所的変位、XY軸の微小な傾きは存在するが、位
置再現性が高精度で行えることに着目して上記問題点を
解決し、低コストで高精度に位置決めを行える作業装置
の位置決め方法および装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の作業装置の位置決め方法は、NCデー
タの指令値により直交する二軸に沿ってXYステージを
駆動してXYステージを目的点に位置決めするに際し、
予め測定されたXYステージの実測格子点座標と、該実
測格子点座標に対応するNCデータ上の基本格子点座標
を記憶させておき、NCデータの指令値によりXYステ
ージを目的点に移動するときに、前記実測格子点座標と
基本格子点座標とに基づいて補正値を演算しNCデータ
の指令値を補正するものである。
【0007】上記構成によれば、高精度なXYステージ
の位置再現性を利用して、予めXYステージの実測格子
点座標を測定しておき、NCデータ上の基本格子点座標
と実測格子点座標に基づいて、位置決めしようとする目
的点のNCデータ指令値の補正値を求め補正するので、
ヨーイングや局所的変位、XY軸の微小な傾きは存在し
ても、XYステージを低コストで高精度に位置決めを行
え、高精度で作業することができる。
【0008】請求項2記載の作業装置の位置決め方法
は、請求項1記載において、実測格子点座標は、格子状
パターンを有する基準座標検出部材をXYステージ上に
固定し、XYステージを移動して拡大検出手段により前
記格子状パターンのすべての格子点を検出して取得し、
NCデータの指令値の補正は、指令された目的点を内包
する4点の基本格子点座標を取り出し、この4点の基本
格子点座標内で前記目的点を通るX方向およびY方向の
線分比を計算し、前記4点の基本格子点座標に対応する
4点の実測格子点座標を取り出し、前記線分比から該実
測格子座標内での目的点の座標の位置を計算し、4点の
基本格子点座標上の目的点と実測格子座標上の目的点と
のずれ量を演算して補正値とし、この補正値により補正
するものである。
【0009】上記構成によれば、NCデータの指令値の
補正を、目的点を含む4点の基本格子点座標上での目的
点の線分比から実測格子点座標上の目的点の座標を求
め、両座標上のずれ量を補正値とするので、XYステー
ジの変形やヨーイングや局所的変位、XY軸の傾きによ
り、選択された4点の実測格子点座標が矩形頂点位置で
なくても、正確に目的点を計算することができ、XYス
テージを高精度で位置決めすることができる。
【0010】請求項3記載の作業装置の位置決め方法
は、NCデータの指令値により直交する二軸に沿ってX
Yロボットを駆動してXYロボットを目的点に位置決め
するに際し、予め測定されたXYロボットの実測格子点
座標と、該実測格子点座標に対応するNCデータ上の基
本格子点座標を記憶させておき、NCデータ指令値によ
りXYロボットを目的点に移動するときに、前記実測格
子点座標と基本格子点座標とに基づいて補正値を演算し
NCデータ指令値を補正するものである。
【0011】上記構成によれば、高精度なXYロボット
の位置再現性を利用して、予めXYロボットの実測格子
点座標を測定しておき、基本格子点座標と実測格子点座
標とに基づいて補正値を求め、位置決めしようとするN
Cデータの指令値を補正するので、ヨーイングや局所的
変位、XY軸の微小な傾きが存在しても、XYステージ
を低コストで高精度に位置決めを行え、高精度で作業す
ることができる。
【0012】請求項4記載の作業装置の位置決め方法
は、請求項3記載の実測格子点座標は、格子状パターン
を有する基準座標検出部材をXYステージ上に固定し、
XYロボットを移動してXYロボットに設けられた拡大
検出器により前記格子状パターンのすべての格子点を検
出して取得し、NCデータの指令値の補正は、指令され
た目的点を内包する4点の基本格子点座標を取り出し、
この4点の基本格子点座標内で前記目的点を通るX方向
およびY方向の線分比を計算し、前記4点の基本格子点
座標に対応する4点の実測格子点座標を取り出し、前記
線分比から該実測格子座標内での目的点の座標の位置を
計算し、4点の基本格子点座標上の目的点と実測格子座
標上の目的点とのずれ量を演算して補正値とし、この補
正値により補正するものである。
【0013】上記構成によれば、NCデータの指令値の
補正を、目的点を含む4点の基本格子点座標上での目的
点の線分比から実測格子点座標上の目的点の座標を求
め、両座標上のずれ量を補正値とするので、XYステー
ジの変形やヨーイングや局所的変位、XY軸の傾きによ
り、選択された4点の実測格子点座標が矩形頂点位置で
なくても、正確に目的点を計算することができ、XYス
テージを高精度で位置決めすることができる。
【0014】請求項5記載の作業装置における位置決め
装置は、2軸アクチュエータにより直交する2軸方向に
沿って駆動されるXYステージと、NCデータに基づい
て前記2軸アクチュエータを制御するNCコントローラ
と、前記NCコントローラを制御する中央コントローラ
とを具備し、XYテーブル上に着脱自在に取り付けられ
た基準座標検出部材の格子状パターンのすべての格子点
を拡大検出器を介して検出し各格子点の実測格子点座標
を読み取る位置認識装置を設け、前記中央コントローラ
に、前記格子状パターンのすべての格子点に対応するN
Cデータの基本格子点座標と、前記実測格子点座標とを
記憶する位置特性記憶部を設けるとともに、該位置特性
記憶部の基本格子点座標と実測格子点座標とに基づい
て、補正値を計算してNCデータの目的点の指令値を補
正するNCデータ補正部とを設けたものである。
【0015】上記構成によれば、高精度なXYステージ
の位置再現性を利用して、予め拡大検出器によりXYス
テージに設置した基準座標検出部材の格子状パターンの
すべての格子点を検出して、位置認識装置を介して位置
特性記憶部に実測格子点座標として記憶させ、NCデー
タ補正部で、位置特性記憶部の基本格子点座標座標と前
記実測格子点座標とに基づいて、位置決めしようとする
目的点のNCデータ上の座標データの補正値を求め、N
Cデータ上の指令値を補正するので、ヨーイングや局所
的変位、XY軸の微小な傾きは存在しても、XYステー
ジを低コストで高精度に位置決めを行え、高精度で作業
することができる。
【0016】請求項6記載の作業装置における位置決め
装置は、テーブル上で2軸アクチュエータにより直交す
る2軸方向に沿って駆動されるXYロボットと、NCデ
ータに基づいて前記2軸アクチュエータを制御するNC
コントローラと、前記NCコントローラを制御する中央
コントローラとを具備し、前記テーブル上に着脱自在に
取り付けられた基準座標検出部材の格子状パターンのす
べての格子点を、XYロボットに設けられた拡大検出器
を介して検出し各格子点の実測格子点座標を読み取る位
置認識装置を設け、前記中央コントローラに、NCデー
タのすべての格子点に対応する基本格子点座標と、前記
実測格子点座標とを記憶する位置特性記憶部を設けると
ともに、該位置特性記憶部の基本格子点座標と前記実測
格子点座標とに基づいて、補正値を計算して目的点のN
Cデータ指令値を補正するNCデータ補正部を設けたも
のである。
【0017】上記構成によれば、高精度なXYロボット
の位置再現性を利用して、予め拡大検出器によりテーブ
ルに設置した基準座標検出部材の格子状パターンのすべ
ての格子点を検出して、位置認識装置を介して位置特性
記憶部に実測格子点座標として記憶させ、NCデータ補
正部で、位置特性記憶部の基本格子点座標座標と前記実
測格子点座標とに基づいて、位置決めしようとする目的
点のNCデータ上の座標データの補正値を求め、NCデ
ータ上の指令値を補正するので、ヨーイングや局所的変
位、XY軸の微小な傾きは存在しても、XYステージを
低コストで高精度に位置決めを行え、高精度で作業する
ことができる。
【0018】請求項7記載の作業装置における位置決め
装置は請求項5または6記載の構成において、NCデー
タ補正部は、目的点を内包する4点の基本格子点座標内
で、前記目的点を通るX方向およびY方向の線分比を計
算し、前記4点の基本格子点座標に対応する4点の実測
格子点座標内で、前記線分比に基づいて目的点の座標の
位置を計算し、4点の基本格子点座標上の目的点と4点
の実測格子座標上の目的点とのずれ量から演算された補
正値により、NCデータの目的点の指令値を補正するよ
うに構成されたものである。
【0019】上記構成によれば、NCデータの指令値の
補正を、目的点を含む4点の基本格子点座標上での目的
点の線分比から実測格子点座標上の目的点の座標を求
め、両座標上のずれ量を補正値とするので、XYステー
ジの変形やヨーイングや局所的変位、XY軸の傾きによ
り、選択された4点の実測格子点座標が矩形頂点位置で
なくても、正確に目的点を計算することができ、XYス
テージを高精度で位置決めすることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】ここで、本発明に係る作業装置で
あるレーザ穴加工装置における位置決め装置の実施の形
態を図1〜図13に基づいて説明する。
【0021】図1に示すように、XYステージ1は、た
とえば送りねじ機構からなりXYステージ1をX軸方向
に駆動するX軸方向駆動装置2aと、送りねじ機構から
なりXYステージ1をY軸方向に駆動するY軸方向駆動
装置2bからなる2軸アクチュエータ2を具備し、中央
コントローラ11によりNCコントローラ12を介して
駆動制御される。
【0022】このXYステージ1上には、少なくとも作
業開始前にXYステージ1の位置特性を取得するための
リファレンスマスタ(基準座標検出部材)3が一定位置
に取り付けられ、そのガラス板上には格子状パターン3
aが等間隔ごとに形成され、またXYステージ1の一定
位置に固定・着脱が可能に形成されている。
【0023】XYステージ1上には、プリント基板(図
示せず)の所定位置を穿孔するレーザ加工機4が配置さ
れており、レーザ加工機4の加工位置またはその近傍に
対応して、リファレンスマスタ3のパターン3aの格子
点を検出する拡大検出器である顕微鏡5が配置されてい
る。そして、この顕微鏡5の画像は、位置認識装置13
により格子点を検出して実測格子点座標として中央コン
トローラ11に入力される。
【0024】また中央コントローラ11には、前記実測
格子点座標をNCデータ上の基準格子点座標ととも記憶
する格子点テーブル(位置特性記憶部)14と、操作部
16から入力されたNCコントローラ12から出力され
たNCデータについて、前記実測格子点位置に基づいて
補正値を計算して補正されたNCデータを出力するNC
データ補正部15とが設けられている。
【0025】このNCデータ補正部15は、図2に示す
ように、格子点テーブル14から取り出されて目的点P
を内包する4点の基本格子点座標(A〜D)を取り出
し、この基本格子点座標上で、目的点Pを通るX方向の
線分比(m:1−m)とY方向の線分比(n:1−n)
を計算し、ついで図3に示すように、格子点テーブル1
4から4点の基本格子点座標(A〜D)に対応する4点
の実測格子点座標(A’〜D’)を取り出し、実測格子
点座標上で、前記線分比(m:1−m,n:1−n)か
ら実測格子座標上での目的点P’の座標を求め、これを
補正NCデータとしてXYアクチュエータ2に出力する
ように構成されている。
【0026】上記位置決め装置による位置決め方法は、
XYステージ1の位置特性をあらかじめ測定・記憶して
おき、位置決め時にステージ位置特性から補正位置を計
算して、理想の補正位置に位置決めするもので、図2〜
図9を参照して説明する。
【0027】この位置決め方法は1.ステージ位置特性
をあらかじめ測定し記憶する。2.ステージ位置特性か
ら補正位置を計算してNCデータを補正する。上記2つ
の工程により位置決めされる。
【0028】すなわち、1.「ステージ位置特性をあら
かじめ測定し記憶する」工程は、図4に示す手順で実施
される。 a.リファレンスマスタ3をXYステージ1上に設置・
固定する(STEP1)。
【0029】b.2軸アクチュエータ2によりXYステ
ージ1をリファレンスマスタ3の全ての格子点につい
て、格子点が顕微鏡5の画像(視野)内に来るよう位置決
めし、位置認識装置13により格子位置を読み取る。
(STEP2) ここで、2軸アクチュエータ2によりNCデータに基づ
いてXYステージ1を駆動し、リファレンスマスタ3上
の格子パターン3aの格子点Pkを顕微鏡5の視野に位
置決めする。XYステージ1が変位していない理想的な
状態であれば、図6に示すように、顕微鏡5の視野の中
心ORと格子点Pkが重なって表れる。しかし、実際に
はXYステージ1に誤差があるため、図7のように見え
る。
【0030】c.顕微鏡5上の視野中心ORと、読み取
った実際の格子点Pkの位置T(T.x,T.y)とのずれ量
をXY座標から実測値を計算する。(STEP3) NCデータによる基準位置(顕微鏡5の視野の中心)を
R(OR.x,OR.y)、実際の格子点の位置T(T.x,T.
y)とすると、格子点の実測値P’kは次のように表現
できる。
【0031】
【数1】 上記式から計算されたP’kとの組み合わせを1レコード
として、図8に示す格子点テーブル14に順次保存す
る。(STEP4) なお、この時の認識精度は、実現したい位置決め精度よ
りも小さくなければならない。またこの時、この顕微鏡
による格子点の実測を何回か繰り返して測定し、その平
均を求めて位置認識誤差を小さくするとよい。
【0032】d.順次、NCデータ上の格子点の基準位
置P(Px,Py)と実測位置P’(P'x,P'y)の組を1レ
コード(ステージ位置特性)として、格子点テーブル1
4に追加していく。
【0033】e.全ての格子点において測定が終了(ST
EP5)したら、リファレンスマスタ3をXYステージ1
から取り外す(STEP6)。2.「ステージ位置特性に基
づいて、位置決めしたい基準位置P(Px,Py)から補正
後のNC指令位置P’(P'x,P'y)を計算する」工程
は、図5に示す手順で実施される。
【0034】f.図2に示すように、格子点テーブル1
4から、基準格子点座標上で目的点Pを内包する4つの
格子点A,B,C,Dを検索して取り出す(STEP11)。 g.目的点Pを通り直線ACと直線CDにそれぞれ垂直
に交差する直線との交点をM、Nとしたとき、点Cを基
準とする交点Mの直線AC上の線分比(1−m):m
と、交点Nの直線CD上の線分比n:(1−n)(0≦
m,n≦1)を計算する(STEP12)。
【0035】h.図3に示すように、格子点テーブル1
4から、基準格子点座標上の4つの格子点A,B,C,
Dに対応する実測格子点座標上の格子点A’,B’,
C’,D’を取得する(STEP13)。
【0036】i.実測格子点座標上で、直線A’,B’
上と直線C’,D’上でそれぞれn:(1-n)に内分
する点U,Vと、直線A’B’上と直線C’D’上でそ
れぞれ(1−m):mに内分する点S,Tを計算し、S
T,UVの交点P’を求める(STEP14)。
【0037】たとえば、基準格子点A,B,C,Dと実
測格子点A’,B’,C’,D’とが図9に示す関係に
ある場合、点Aに位置決めしたい時には、点A’となる
補正指令を出せばよく、A’-Aが補正量となる。同様
にこれは点B,C,Dについてもいえる。またABCD
内の点Pに位置決めしたいとき、A’B’C’D’内の
点P’となる補正指令を出せばよく、図3に示すよう
に、P’がABCD内のPと同じ比率でA’B’C’
D’内に位置すると考えれば、A’B’C’D’が矩形
でない四角形でも同様に計算して求めることができる。
【0038】また、一度格子点テーブル14が作成され
たら、以降は作業装置の機械的な構成が変わらない限
り、リファレンスマスタ3を使用して実測格子点座標を
再測定する必要はない。
【0039】(実施例)リファレンスマスタ3の格子点
間隔5mmを20×15mmの大きさで、NCデータの
座標系を図10に示す。全格子点を測定すると、図11
のような格子点テーブル14が作成される。
【0040】たとえば目的点P(17,11)に位置決めする
場合、格子点テーブル14から取得された目的点Pを内
包する4点の基準格子点座標A,B,C,Dは、図12
に示すように、A(15,15)、B(20,15)、C(15,10)、
D(20,10)となる。
【0041】次に比率m,nを求めると、 m=直線MC/直線AC=(11−10)/(15−10)=0.2 n=直線NC/ND=(17-15)/(20-15)=0.4 次に、格子点テーブル14から取得された基準格子点座
標A,B,C,Dに装それぞれ対応する実測格子点座標
A’,B’,C’,D’を格子点テーブル14から取得
すると、図13に示すように、A’(14.7,15)、B’(2
0.1,15)、C’(14.8,9.7)、D’(20,10.2)となる。
【0042】次に直線A’C’,直線B’D’を(1-
m):mに内分する点S,T、直線A’B’,直線C’
D’をn:(1-n)に内分する点U,Vを求める。
【0043】
【数2】 次にST,UVの交点P’を求める。ST上の点K、U
V上の点Lはそれぞれ次のように表現できる。
【0044】K=sS+(1−s)T L=tU+(1−t)V 交点P’はK=Lのときなので、このときのs,tを求
める。
【0045】
【数3】 よってP(17,11)に位置決めする時に補正した目
的位置の座標P’は(16.886,10.921)となる。
【0046】上記実施の形態によれば、高精度なXYス
テージ1の位置再現性を利用して、予めXYステージ1
にリファレンスマスタ3を設置し、その格子状パターン
3aのすべての格子点を顕微鏡5により検出して、位置
認識装置13により格子点テーブル14に実測格子点座
標と、実測格子点座標なそれぞれ対応するNCデータ上
の基本格子点座標の組を1レコードとして格子点テーブ
ル14に記憶させる。そして、NCデータ補正部15
で、格子点テーブル14から位置決めする目的点(座
標)を含む4つの基本格子点座標座標と前記実測格子点
座標とを取得し、目的点の基本格子点座標データから、
実測格子点座標上の目的点を求めて、NCデータの指令
値を計算するので、ヨーイングや局所的変位、XY軸の
微小な傾きは存在しても、XYステージを高精度に位置
決めを行うことができ、高精度で作業することができ
る。
【0047】またNCデータ補正部15で、目的点を含
む4点の基本格子点座標上で、目的点のXY方向の線分
比を求め、さらに4点の基本格子点座標に対応する実測
格子点座標上で、前記目的点のXY方向の線分比から目
的点の座標を求め、両座標上のずれ量を補正値とするの
で、XYステージ1の変形やヨーイングや局所的変位、
XY軸の傾きにより、選択された4点の実測格子点座標
が矩形頂点位置でなくても、正確に目的点の座標を計算
することができ、XYステージ1を高精度で位置決めす
ることができる。
【0048】次に第2の実施の形態を図14を参照して
説明する。第1の実施の形態と同一部材には同一符号を
付して説明を省略する。上記第1の実施の形態では、N
Cデータにより位置決めされる対象物をXYステージ1
としたのに対して、第2実施の形態では、NCデータに
より駆動される対称物をXYロボット32としたもの
で、たとえばテーブル31上に配置されたたとえばプリ
ント基板などのワーク(図示せず)に対して位置決めさ
れるたとえば実装用装着ノズルなどの作業部34を対象
としたものである。
【0049】ワークを所定位置保持可能なテーブル31
と、の上部には、たとえば送りねじ機構からなりY方向
フレーム32bをY軸方向に駆動するY軸方向駆動装置
33bと、送りねじ機構からなりX方向フレーム32a
をX軸方向に駆動するX軸方向駆動装置33aからなる
2軸アクチュエータ33により駆動されるXYロボット
32と具備し、XYロボット32は中央コントローラ1
1によりNCコントローラ12を介して駆動制御され
る。
【0050】このテーブル31上には、少なくとも作業
開始前にXYロボット32の位置特性を取得するための
リファレンスマスタ(基準座標検出部材)3が一定位置
に取り付けられ、そのガラス板上には格子状パターン3
aが等間隔ごとに形成されるとともに、XYステージ1
の一定位置に固定・着脱が可能に構成されている。
【0051】XYロボット32には、たとえばテーブル
31に配置されたワークに対して所定位置に部品を実装
する作業部34が配設されており、作業部34またはそ
の近傍に、リファレンスマスタ3のパターン3aの格子
点を検出する拡大検出器である顕微鏡5が配置されてい
る。そして、この顕微鏡5の画像は、位置認識装置13
により各格子点を検出して実測格子点座標として中央コ
ントローラ11に入力される。
【0052】また中央コントローラ11には、前記実測
格子点座標をNCデータ上の基準格子点座標ととも記憶
する格子点テーブル(位置特性記憶部)14と、操作部
16から入力されたNCコントローラ12から出力され
たNCデータについて、前記実測格子点位置に基づいて
補正値を計算して補正されたNCデータを出力するNC
データ補正部15とが設けられている。
【0053】このNCデータ補正部15は、図 に示す
ように、格子点テーブル14から取り出されて目的点P
を内包する4点(A〜D)の基本格子点座標を取り出
し、この基本格子点座標上で、目的点Pを通るX方向お
よびY方向の線分比(m:1−m,n:1−m)を計算
し、ついで格子点テーブル14から4点(A〜D)の基
本格子点座標に対応する4点(A’〜D’)の実測格子
点座標を取り出し、実測格子点座標上で、前記線分比
(m:1−m,n:1−m)から実測格子座標上での目
的点P’の座標を求め、これを補正NCデータとしてX
Yアクチュエータ2に出力するように構成されている。
【0054】上記構成における位置決め方法は、第1の
実施の形態と同様であるため、説明を省略する。上記実
施の形態によれば、高精度なXYロボット32の位置再
現性を利用して、予めテーブル31にリファレンスマス
タ3を設置し、その格子状パターン3aのすべての格子
点を顕微鏡5により検出して、位置認識装置13により
格子点テーブル14に実測格子点座標と、実測格子点座
標なそれぞれ対応するNCデータ上の基本格子点座標の
組を1レコードとして格子点テーブル14に記憶させ
る。そして、NCデータ補正部15で、格子点テーブル
14から位置決めする目的点(座標)を含む4つの基本
格子点座標座標と前記実測格子点座標とを取得し、目的
点の基本格子点座標データから、実測格子点座標上の目
的点を求めて、NCデータの指令値を計算するので、ヨ
ーイングや局所的変位、XY軸の微小な傾きは存在して
も、XYロボット32をステージ31上で高精度に位置
決めを行うことができ、高精度で作業することができ
る。
【0055】またNCデータ補正部15で、目的点を含
む4点の基本格子点座標上で、目的点のXY方向の線分
比を求め、さらに4点の基本格子点座標に対応する実測
格子点座標上で、前記目的点のXY方向の線分比から目
的点の座標を求め、両座標上のずれ量を補正値とするの
で、XYステージ1の変形やヨーイングや局所的変位、
XY軸の傾きにより、選択された4点の実測格子点座標
が矩形頂点位置でなくても、正確に目的点の座標を計算
することができ、XYロボット32を高精度で位置決め
することができる。
【0056】
【発明の効果】以上に述べたごとく請求項1記載の作業
装置の位置決め方法によれば、高精度なXYステージの
位置再現性を利用して、予めXYステージの実測格子点
座標を測定しておき、NCデータ上の基本格子点座標と
実測格子点座標に基づいて、位置決めしようとする目的
点のNCデータ指令値の補正値を求め補正するので、ヨ
ーイングや局所的変位、XY軸の微小な傾きは存在して
も、XYステージを低コストで高精度に位置決めを行
え、高精度で作業することができる。
【0057】請求項2記載の作業装置の位置決め方法に
よれば、NCデータの指令値の補正を、目的点を含む4
点の基本格子点座標上での目的点の線分比から実測格子
点座標上の目的点の座標を求め、両座標上のずれ量を補
正値とするので、XYステージの変形やヨーイングや局
所的変位、XY軸の傾きにより、選択された4点の実測
格子点座標が矩形頂点位置でなくても、正確に目的点を
計算することができ、XYステージを高精度で位置決め
することができる。
【0058】請求項3記載の作業装置の位置決め方法に
よれば、高精度なXYロボットの位置再現性を利用し
て、予めXYロボットの実測格子点座標を測定してお
き、基本格子点座標と実測格子点座標とに基づいて補正
値を求め、位置決めしようとするNCデータの指令値を
補正するので、ヨーイングや局所的変位、XY軸の微小
な傾きが存在しても、XYステージを低コストで高精度
に位置決めを行え、高精度で作業することができる。
【0059】請求項4記載の作業装置の位置決め方法に
よれば、NCデータの指令値の補正を、目的点を含む4
点の基本格子点座標上での目的点の線分比から実測格子
点座標上の目的点の座標を求め、両座標上のずれ量を補
正値とするので、XYステージの変形やヨーイングや局
所的変位、XY軸の傾きにより、選択された4点の実測
格子点座標が矩形頂点位置でなくても、正確に目的点を
計算することができ、XYステージを高精度で位置決め
することができる。
【0060】請求項5記載の作業装置における位置決め
装置によれば、高精度なXYステージの位置再現性を利
用して、予め拡大検出器によりXYステージに設置した
基準座標検出部材の格子状パターンのすべての格子点を
検出して、位置認識装置を介して位置特性記憶部に実測
格子点座標として記憶させ、NCデータ補正部で、位置
特性記憶部の基本格子点座標座標と前記実測格子点座標
とに基づいて、位置決めしようとする目的点のNCデー
タ上の座標データの補正値を求め、NCデータ上の指令
値を補正するので、ヨーイングや局所的変位、XY軸の
微小な傾きは存在しても、XYステージを低コストで高
精度に位置決めを行え、高精度で作業することができ
る。
【0061】請求項6記載の作業装置における位置決め
装置によれば、高精度なXYロボットの位置再現性を利
用して、予め拡大検出器によりテーブルに設置した基準
座標検出部材の格子状パターンのすべての格子点を検出
して、位置認識装置を介して位置特性記憶部に実測格子
点座標として記憶させ、NCデータ補正部で、位置特性
記憶部の基本格子点座標座標と前記実測格子点座標とに
基づいて、位置決めしようとする目的点のNCデータ上
の座標データの補正値を求め、NCデータ上の指令値を
補正するので、ヨーイングや局所的変位、XY軸の微小
な傾きは存在しても、XYステージを低コストで高精度
に位置決めを行え、高精度で作業することができる。
【0062】請求項7記載の作業装置における位置決め
装置によれば、NCデータの指令値の補正を、目的点を
含む4点の基本格子点座標上での目的点の線分比から実
測格子点座標上の目的点の座標を求め、両座標上のずれ
量を補正値とするので、XYステージの変形やヨーイン
グや局所的変位、XY軸の傾きにより、選択された4点
の実測格子点座標が矩形頂点位置でなくても、正確に目
的点を計算することができ、XYステージを高精度で位
置決めすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る作業装置の位置決め装置の第1の
実施の形態を示す構成図である。
【図2】同位置決め装置における基本格子点座標上での
目的点の計算を示す説明図である。
【図3】同位置決め装置における実測格子点座標上での
目的点の計算を示す説明図である。
【図4】同位置決め装置によるステージ位置特性を測
定、記憶する工程を示すフロー図である。
【図5】同位置決め装置によるステージ位置特性から補
正後のNC指令位置を計算する工程を示すフロー図であ
る。
【図6】同位置決め装置の顕微鏡による格子点の基本画
像を示す説明図である。
【図7】同位置決め装置の顕微鏡による格子点の通常画
像を示す説明図である。
【図8】同位置決め装置における格子点テーブルを示す
説明図である。
【図9】同位置決め装置による基本格子点座標と実測格
子点座標とを示す説明図である。
【図10】同位置決め装置の実施例を示し、格子状パタ
ーンの具体例を示す説明図である。
【図11】同実施例における格子点テーブルの具体例を
示す説明図である。
【図12】同実施例における基本格子点座標での目的点
の計算の具体例を示す説明図である。
【図13】同実施例における実測格子点座標での目的点
の計算の具体例を示す説明図である。
【図14】本発明に係る作業装置の位置決め装置の第2
の実施の形態を示す構成図である。
【符号の説明】
1 XYステージ 2 2軸アクチュエータ 3 リファレンスマスタ 3a 格子パターン 4 レーザ加工機 5 顕微鏡 11 中央コントローラ 12 NCコントローラ 13 位置認識装置 14 格子点テーブル 15 NCデータ補正部 16 操作部 31 テーブル 32 XYロボット 33 2軸アクチュエータ 34 作業部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中井 出 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 河西 研二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 古川 貴之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5E313 AA02 AA11 CC04 EE02 EE03 EE24 EE50 FF24 FF28 FF29 FF31 5H269 AB11 AB22 AB33 BB03 CC01 DD01 EE05 EE11 FF06 JJ19

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】NCデータの指令値により直交する二軸に
    沿ってXYステージを駆動してXYステージを目的点に
    位置決めするに際し、 予め測定されたXYステージの実測格子点座標と、該実
    測格子点座標に対応するNCデータ上の基本格子点座標
    を記憶させておき、 NCデータの指令値によりXYステージを目的点に移動
    するときに、前記実測格子点座標と基本格子点座標とに
    基づいて補正値を演算しNCデータの指令値を補正する
    ことを特徴とする作業装置の位置決め方法。
  2. 【請求項2】実測格子点座標は、 格子状パターンを有する基準座標検出部材をXYステー
    ジ上に固定し、XYステージを移動して拡大検出手段に
    より前記格子状パターンのすべての格子点を検出して取
    得し、 NCデータの指令値の補正は、 指令された目的点を内包する4点の基本格子点座標を取
    り出し、この4点の基本格子点座標内で前記目的点を通
    るX方向およびY方向の線分比を計算し、前記4点の基
    本格子点座標に対応する4点の実測格子点座標を取り出
    し、前記線分比から該実測格子座標内での目的点の座標
    の位置を計算し、4点の基本格子点座標上の目的点と実
    測格子座標上の目的点とのずれ量を演算して補正値と
    し、この補正値により補正することを特徴とする請求項
    1記載の作業装置の位置決め方法。
  3. 【請求項3】NCデータの指令値により直交する二軸に
    沿ってXYロボットを駆動してXYロボットを目的点に
    位置決めするに際し、 予め測定されたXYロボットの実測格子点座標と、該実
    測格子点座標に対応するNCデータ上の基本格子点座標
    を記憶させておき、 NCデータ指令値によりXYロボットを目的点に移動す
    るときに、前記実測格子点座標と基本格子点座標とに基
    づいて補正値を演算しNCデータ指令値を補正すること
    を特徴とする作業装置の位置決め方法。
  4. 【請求項4】実測格子点座標は、 格子状パターンを有する基準座標検出部材をXYステー
    ジ上に固定し、XYロボットを移動してXYロボットに
    設けられた拡大検出器により前記格子状パターンのすべ
    ての格子点を検出して取得し、 NCデータの指令値の補正は、 指令された目的点を内包する4点の基本格子点座標を取
    り出し、この4点の基本格子点座標内で前記目的点を通
    るX方向およびY方向の線分比を計算し、前記4点の基
    本格子点座標に対応する4点の実測格子点座標を取り出
    し、前記線分比から該実測格子座標内での目的点の座標
    の位置を計算し、4点の基本格子点座標上の目的点と実
    測格子座標上の目的点とのずれ量を演算して補正値と
    し、この補正値により補正することを特徴とする請求項
    3記載の作業装置の位置決め方法。
  5. 【請求項5】2軸アクチュエータにより直交する2軸方
    向に沿って駆動されるXYステージと、NCデータに基
    づいて前記2軸アクチュエータを制御するNCコントロ
    ーラと、前記NCコントローラを制御する中央コントロ
    ーラとを具備し、 XYテーブル上に着脱自在に取り付けられた基準座標検
    出部材の格子状パターンのすべての格子点を拡大検出器
    を介して検出し各格子点の実測格子点座標を読み取る位
    置認識装置を設け、 前記中央コントローラに、 前記格子状パターンのすべての格子点に対応するNCデ
    ータの基本格子点座標と、前記実測格子点座標とを記憶
    する位置特性記憶部を設けるとともに、 該位置特性記憶部の基本格子点座標と実測格子点座標と
    に基づいて、補正値を計算してNCデータの目的点の指
    令値を補正するNCデータ補正部とを設けたことを特徴
    とする作業装置における位置決め装置。
  6. 【請求項6】テーブル上で2軸アクチュエータにより直
    交する2軸方向に沿って駆動されるXYロボットと、N
    Cデータに基づいて前記2軸アクチュエータを制御する
    NCコントローラと、前記NCコントローラを制御する
    中央コントローラとを具備し、 前記テーブル上に着脱自在に取り付けられた基準座標検
    出部材の格子状パターンのすべての格子点を、XYロボ
    ットに設けられた拡大検出器を介して検出し各格子点の
    実測格子点座標を読み取る位置認識装置を設け、 前記中央コントローラに、 NCデータのすべての格子点に対応する基本格子点座標
    と、前記実測格子点座標とを記憶する位置特性記憶部を
    設けるとともに、 該位置特性記憶部の基本格子点座標と前記実測格子点座
    標とに基づいて、補正値を計算して目的点のNCデータ
    指令値を補正するNCデータ補正部を設けたことを特徴
    とする作業装置における位置決め装置。
  7. 【請求項7】NCデータ補正部は、 目的点を内包する4点の基本格子点座標内で、前記目的
    点を通るX方向およびY方向の線分比を計算し、前記4
    点の基本格子点座標に対応する4点の実測格子点座標内
    で、前記線分比に基づいて目的点の座標の位置を計算
    し、4点の基本格子点座標上の目的点と4点の実測格子
    座標上の目的点とのずれ量から演算された補正値によ
    り、NCデータの目的点の指令値を補正するように構成
    されたことを特徴とする請求項5または6記載の作業装
    置における位置決め装置。
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