JP2003162110A - カラー画像形成装置及びカラー画像形成方法 - Google Patents

カラー画像形成装置及びカラー画像形成方法

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JP2003162110A
JP2003162110A JP2001359460A JP2001359460A JP2003162110A JP 2003162110 A JP2003162110 A JP 2003162110A JP 2001359460 A JP2001359460 A JP 2001359460A JP 2001359460 A JP2001359460 A JP 2001359460A JP 2003162110 A JP2003162110 A JP 2003162110A
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color
image forming
toner
black
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JP2001359460A
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Naoki Fukuto
直樹 福土
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Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】減法混色の3原色を用いて黒色の画像を形成
し、逆転写現象による黒色のトナーの転写材上における
付着量の減少を補い、カラーバランスに優れた再現性の
高いフルカラー画像を転写材上に形成できるようにす
る。 【解決手段】画像形成ユニット14b〜14dにおける
減法混色の3原色の各色の静電潜像形成時に、減法混色
の3原色の各色の画像データに基づく静電潜像ととも
に、黒色の画像データ部にそれぞれの一部が互いに重な
り合う状態で静電潜像を形成する。転写材P上における
黒色の画像データ部には、画像形成ユニット14aで転
写された黒色のトナー像による画像に重ねて、減法混色
の3原色のトナーが混ざり合った黒色の画像が形成さ
れ、画像形成ユニット14b〜14dにおける転写工程
時に黒色のトナーの逆転写現象を生じた場合にも、転写
材Pに形成されるカラー画像において黒色の画像濃度が
著しく低下することがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複写機、プリン
タ及びファクシミリ等の電子写真方式によりカラー画像
を形成するカラー画像形成装置、並びに、このカラー画
像形成装置において実施されるカラー画像形成方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子写真方式を用いたカラー画
像形成装置では、感光体上に画像データに対応した静電
潜像を形成する潜像形成工程、この静電潜像をトナー像
化する現像工程、及び、トナー像を転写材に転写する転
写工程を黒色(Bk)、及び、減法混色の3原色である
シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色
毎に実施し、転写された各色を順次重ね合わせて画像デ
ータが再現されるように転写材を搬送する。
【0003】ところが、第1色目のトナー像を転写材に
転写した後、第2色目のトナー像を転写材に転写する際
に、転写材に転写されていた第1色目のトナー像を構成
するトナーの一部が感光体に転写される逆転写現象を生
じる。これは、通常、感光体に付着したトナーはマイナ
ス極性に帯電しているべきであるが、トナーは必ずしも
一様なマイナス極性を有するものではなく、マイナス極
性の弱いものや逆にプラス極性を有するものが混在して
おり、この状態でトナーが転写材に転写され、また、感
光体に付着したトナーが転写材に転写される際に剥離放
電が生じて転写したトナーがプラス極性を有する場合が
あり、第2色目のトナー像を転写材へ転写する際にこれ
らのプラス極性を有するトナーが感光体に逆戻りするた
めであると考えられている。
【0004】同様なことは、第3色目のトナー像を転写
材へ転写する際の第1色目及び第2色目のトナー、並び
に、第4色目のトナー像を転写材へ転写する際の第1色
目〜第3色目のトナーにも生じ、第4色目のトナー像を
転写材に転写した後における転写材上の第1色目のトナ
ーの付着量は、当初の付着量に対して数10%程度減少
するとともに、最終的に、第1色目のトナーの付着量<
第2色目のトナーの付着量<第3色目のトナーの付着量
<第4色目のトナーの付着量となり、転写材上に再現さ
れるカラー画像はカラーバランスの崩れた配色の画像と
なる。また、再現画像濃度と逆転写量とは、図4に示す
ように略反比例の関係にある。
【0005】そこで、カラーバランスの崩れた配色の再
現画像が転写材上に形成されるという問題点を解決する
ために、例えば特開平8−106197号公報には、互
いに異なる現像剤を収容した少なくとも2つのトナー像
形成手段(現像装置)を備える画像形成装置において、
(1)各現像剤のトナーのトリボ電荷量を転写順序によ
り低減する、(2)各現像剤の体積固有抵抗値を転写順
序により低減する、(3)各現像剤に対応する静電潜像
を形成する際の像担持体(感光体)の帯電電位を転写順
序により低減するようにした構成が開示されている。こ
の構成によれば、転写剤に転写したトナーの逆転写を生
じない良好な転写を行うことができるとされている。
【0006】また、特開平9−319179号公報に
は、転写材に転写して重ねられる色毎のトナー像のう
ち、転写工程がより先に行われる色のトナー像の像担持
体(感光体)上における付着量を調整するトナー付着量
調整手段を設けた構成が開示されている。ここで、トナ
ー付着量調整手段としては、(1)トナー像形成手段
(現像装置)において現像ローラに供給されるトナー量
を規制するドクタのドクタ圧を、より先に転写工程が行
われる色のトナーについての現像工程ほど低く設定した
もの、(2)トナー像形成手段の現像ローラの表面粗さ
を、より先に転写工程が行われる色のトナーについての
現像工程を行うトナー像形成手段ほど粗くしたもの、
(3)トナー像形成手段の現像ローラに供給されるトナ
ー粒子径を、より先に転写工程が行われる色のトナーに
ついての現像工程で現像ローラに供給するトナーほど大
きくしたもの、(4)トナー像形成手段の現像ローラに
供給されるトナーの流動性を、より先に転写工程が行わ
れる色のトナーについての現像工程で現像ローラに供給
するトナーほど高く設定したもの、(5)トナー像形成
手段の現像ローラに印加する現像バイアスを、より先に
転写工程が行われる色のトナーについての現像工程ほど
高く設定したものが開示されている。これらの構成によ
り、転写材から感光体への逆転写現象を生じても、カラ
ーバランスに優れた再現画像を形成することができると
されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
8−106197号公報に開示された構成では、トナー
のトリボ帯電量の制御についてはトナーに添加する帯電
制御剤(CCA)の添加量等を色毎に調整する必要があ
り、トナーの体積固有抵抗値の制御についてはトナーに
対する金属の添加量等を色毎に調整する必要があり、ま
た、感光体の帯電電位の制御については感光体を帯電さ
せる帯電ローラに印加する電圧を色毎に変化させる回路
が必要となる。このため、トナー及び装置の製造工程が
複雑になる問題や回路の付加又は調整が必要となるため
に装置のコストアップを招来する問題がある。このよう
な問題は、特開平9−319179号公報に開示された
構成においても同様に生じ、特に、4色以上のトナーを
用いて多数回の転写工程によって転写材上にフルカラー
画像を形成するカラー画像形成装置においては大きな問
題となる。
【0008】この発明の目的は、減法混色の3原色を用
いて黒色の画像を形成することによって、逆転写現象に
よる黒色のトナーの転写材上における付着量の減少を補
うようにし、トナー及び装置の製造工程の複雑化や回路
の付加又は調整による装置のコストアップを招来するこ
となく、転写工程時の逆転写現象を生じた場合にもカラ
ーバランスに優れた再現性の高いフルカラー画像を転写
材上に形成することができるカラー画像形成装置及びカ
ラー画像形成方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するための手段として、以下の構成を備えてい
る。
【0010】(1)感光体上に画像データに基づく静電
潜像を形成する静電潜像形成手段と、静電潜像形成手段
で形成された静電潜像をトナー像化するトナー像形成手
段と、を有する画像形成ユニットを、黒色及び減法混色
の3原色の各色毎に並設するとともに、各画像形成ユニ
ットで形成されたトナー像を単一の転写材に転写するト
ナー像転写手段と、転写された各色のトナー像が順次重
ね合わさるように転写材を搬送する転写材搬送手段と、
を備えたカラー画像形成装置において、転写材搬送手段
における転写材搬送路の上流側に黒色の画像形成ユニッ
トを、下流側に減法混色の3原色の各色の画像形成ユニ
ットを配置し、減法混色の3原色の各色の静電潜像形成
手段は、各色の画像データに基づく静電潜像を感光体上
に形成するとともに、感光体上の黒色の画像データに対
応する部分において少なくとも一部が互いに重なり合う
ように各色の静電潜像を形成することを特徴とする。
【0011】この構成においては、黒色のトナー像につ
いての転写工程が行われた後に転写工程が行われる減法
混色の3原色の各色についての潜像形成工程時に、減法
混色の3原色の各色の画像データに基づく静電潜像が感
光体上に形成されるとともに、感光体上の黒色の画像デ
ータに対応する部分において少なくとも一部が互いに重
なり合うように各色の静電潜像が形成される。したがっ
て、感光体上の黒色の画像データに対応する部分には黒
色のトナーによるトナー像に重ねて減法混色の3原色の
各色のトナーによるトナー像が形成され、転写材に最初
に転写された黒色のトナーが減法混色の3原色の各色の
転写工程時に感光体に逆転写することによって転写材上
において濃度の低下した黒色の画像が、減法混色の3原
色の各色のトナーの混合による黒色の画像によって補わ
れる。これによって、最終的に転写材に形成されるカラ
ー画像において黒色が薄くなることがなく、カラーバラ
ンスに優れたカラー画像が形成される。
【0012】(2)前記減法混色の3原色の各色の画像
形成ユニットは、トナー像転写手段における減法混色の
3原色の各色のトナー像の転写時に転写材から感光体へ
の黒色のトナーの逆転写量に応じて、感光体上の黒色の
画像データに対応する部分において減法混色の3原色の
各色が重なり合う面積を調整することを特徴とする。
【0013】この構成においては、黒色のトナー像につ
いての転写工程が行われた後に転写工程が行われる減法
混色の3原色の各色についての潜像形成工程時に、減法
混色の3原色の各色の画像データに基づく静電潜像が感
光体上に形成されるとともに、感光体上の黒色の画像デ
ータに対応する部分に、減法混色の3原色の各色のトナ
ー像の転写時における黒色のトナーの逆転写量に応じた
面積で互いに重なり合うように各色の静電潜像が形成さ
れる。したがって、感光体上の黒色の画像データに対応
する部分には黒色のトナーの逆転写量に応じた面積の減
法混色の3原色の各色のトナーによる黒色の画像が形成
され、よりカラーバランスに優れたカラー画像が形成さ
れる。
【0014】(3)感光体上に画像データに基づく静電
潜像を形成する潜像形成工程、静電潜像をトナー像化す
る現像工程、及び、トナー像を感光体から転写材に転写
する転写工程を単一の転写材に対して黒色及び減法混色
の3原色の各色毎に実施するカラー画像形成方法におい
て、最初に黒色のトナー像についての転写工程を行った
後に、減法混色の3原色の各色の転写工程を行うととも
に、減法混色の3原色の各色の潜像形成工程時に、減法
混色の各色の画像データに基づく静電潜像を感光体上に
形成し、かつ、感光体上の黒色の画像データに対応する
部分において少なくとも一部が互いに重なり合うように
各色の静電潜像を形成することを特徴とする。
【0015】この構成においては、黒色のトナー像につ
いての転写工程が行われた後に転写工程が行われる減法
混色の3原色の各色についての潜像形成工程時に、減法
混色の3原色の各色の画像データに基づく静電潜像が感
光体上に形成されるとともに、感光体上の黒色の画像デ
ータに対応する部分において少なくとも一部が互いに重
なり合うように各色の静電潜像が形成される。したがっ
て、感光体上の黒色の画像データに対応する部分には黒
色のトナーによるトナー像に重ねて減法混色の3原色の
各色のトナーによるトナー像が形成され、転写材に最初
に転写されるために減法混色の3原色の各色のトナーよ
りも多量に感光体に逆転写する黒色のトナー像を構成す
るトナーが、予め多量に感光体上に担持される。これに
よって、最終的に転写材に形成されるカラー画像におい
て黒色が薄くなることがなく、カラーバランスに優れた
カラー画像が形成される。
【0016】(4)前記減法混色の3原色の各色の潜像
形成工程時に、トナー像転写手段における減法混色の3
原色の各色のトナー像の転写時に転写材から感光体への
黒色のトナーの逆転写量に応じて、感光体上の黒色の画
像データに対応する部分において減法混色の3原色の各
色が重なり合う面積を調整することを特徴とする。
【0017】この構成においては、黒色のトナー像につ
いての転写工程が行われた後に転写工程が行われる減法
混色の3原色の各色についての潜像形成工程時に、減法
混色の3原色の各色の画像データに基づく静電潜像が感
光体上に形成されるとともに、感光体上の黒色の画像デ
ータに対応する部分に、減法混色の3原色の各色のトナ
ー像の転写時における黒色のトナーの逆転写量に応じた
面積で互いに重なり合うように各色の静電潜像が形成さ
れる。したがって、感光体上の黒色の画像データに対応
する部分には黒色のトナーの逆転写量に応じた面積の減
法混色の3原色の各色のトナーによる黒色のトナー像が
形成され、よりカラーバランスに優れたカラー画像が形
成される。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の第1の実施形
態に係るカラー画像形成装置の要部の構成を示す図であ
る。カラー画像形成装置100は、多段ドラム型(タン
デム型)のカラー画像形成装置である。カラー画像形成
装置100は、黒色(Bk)、シアン色(C)、マゼン
タ色(M)及びイエロー色(Y)の各色についてトナー
像を形成する画像形成ユニット14、及び、トナー像を
転写材Pに転写するトナー像転写手段15、並びに、転
写材Pを搬送する転写材搬送手段16を備えている。画
像形成ユニット14は、カラー画像形成装置100内に
おいて、転写材搬送手段16により構成される転写材搬
送路の上流側から下流側に向かって、黒色の画像形成ユ
ニット14a、シアン色の画像形成ユニット14b、マ
ゼンタ色の画像形成ユニット14c、及び、イエロー色
の画像形成ユニット14dの順に配置されている。
【0019】なお、黒色の画像形成ユニット14aを転
写材搬送路の最も上流側に配置することを条件として、
減法混色の3原色であるシアン色、マゼンタ色及びイエ
ロー色の各画像形成ユニット14b〜14dについては
任意の順序で配置できる。
【0020】各画像形成ユニット14a〜14dは、同
一の構成を有し、少なくとも感光体ドラム1、静電潜像
形成手段2、トナー像形成手段4及びクリーニング手段
10を備えている。感光体ドラム1は、この発明の感光
体であり、矢印A方向に回転自在なドラム状に形成さ
れ、周面に光導電性膜を備えている。この感光体ドラム
1としては、例えば、円筒形状の導電性基体の表面にア
ンダーコート層(UCL)、電荷発生層(CGL)及び
電荷輸送層(CTL)がこの順に形成された積層型有機
感光体ドラムが用いられ、その周面はマイナス極性に帯
電可能にされている。
【0021】静電潜像形成手段2は、感光体ドラム1に
近接して配置されており、帯電器2aと書込光学系ユニ
ット2bとから構成されている。帯電器2aは、感光体
ドラム1の周面を所定の電位に均一に帯電させるもので
あり、感光体ドラム1の周面における転写工程を終了し
た部分に書込光学系ユニット2bよりも先に対向する位
置に配置されている。書込光学系ユニット2bは、帯電
器2aによって所定の電位に帯電された感光体ドラム1
の周面にレーザ光を照射して感光体ドラム1の周面に静
電潜像を形成する。各画像形成ユニット14a〜14d
において、書込光学系ユニット2bは、図示しない画像
データ作成部で作成された各色毎の画像データに基づい
て図示しない光学系制御部において制御されたレーザ光
を照射する。
【0022】トナー像形成手段4は、感光体ドラム1の
周面における転写工程を終了した部分が静電潜像形成手
段2に対向した後に対向する位置で、感光体ドラム1に
近接して配置されている。各画像形成ユニット14a〜
14dにおいて、トナー像形成手段4は、内部に各色の
トナーを収容しており、各色のトナーを現像ローラ41
を介して感光体ドラム1に供給する。
【0023】クリーニング手段10は、感光体ドラム1
の周面における転写工程を終了した部分が静電潜像形成
手段2より先に対向する位置で感光体ドラム1に近接し
て配置されている。クリーニング手段10は、一例とし
てクリーニングブレード10aを備え、転写工程終了後
に不要な残留トナーや紙粉等を感光体ドラム1の周面か
ら除去する。
【0024】トナー像転写手段15は、各画像形成ユニ
ット14a〜14dにおいて、感光体ドラム1の周面に
おけるトナー像形成手段4に対向した後にクリーニング
手段10に対向するまでの部分に、転写材搬送手段16
を挟んで対向する位置に配置されている。このトナー像
転写手段15は、例えば、転写バイアス電圧が印加され
る転写ローラ15aを含む。
【0025】転写材搬送手段16は、各画像形成ユニッ
ト14a〜14dにおいて、感光体ドラム1とトナー転
写手段15との間を画像形成ユニット14aから画像形
成ユニット14dまで通過して転写材Pを搬送する。こ
のため、転写材搬送手段16は、駆動ローラ16b及び
従動ローラ16cとの間に張架されて矢印B方向に移動
する無端状の転写材搬送ベルト16aを備えている。
【0026】カラー画像形成装置100の内部におい
て、転写材搬送路における転写材搬送手段16の上流側
には、複数枚の転写材Pを収容する転写材収容トレイ1
7、及び、転写材収容トレイ17から1枚ずつ給紙され
た転写材Pを所定のタイミングで転写材搬送手段16に
供給するレジストローラ対18が設けられている。ま
た、転写材P搬送路における転写材搬送手段16の下流
側には、加熱ローラ19aと加圧ローラ19bとを備
え、各画像形成ユニット14a〜14dを順次通過した
転写材Pを加熱及び加圧して転写材Pに転写されたトナ
ーを転写材Pに定着させる定着装置19が設けられてい
る。さらに、転写材搬送手段16において、転写材搬送
ベルト16aを挟んで駆動ローラ16bに対向する位置
に、転写材搬送ベルト16aの表面を清掃するクリーニ
ング装置20が設けられている。クリーニング装置20
は、例えば、クリーニングブレード20aを備えてい
る。
【0027】次に、上記のカラー画像形成装置の動作に
ついて説明する。各画像形成ユニット14a〜14dに
おいて、先ず、静電潜像形成手段2の帯電器2aによっ
て感光体ドラム1の周面が所定の電位に均一に帯電され
た後、書込光学系ユニット2bによって感光体ドラム1
にレーザ光が照射されることにより、感光体ドラム1上
に静電潜像が形成される。なお、感光体ドラム1上の静
電潜像は、図示しない画像データ作成部で作成された各
色毎の画像データに基づいて図示しない光学系制御部で
制御されたレーザ光によって形成される。ここで、画像
形成ユニット14aでは、黒色に対応する画像データに
基づいて静電潜像が形成される。一方、画像形成ユニッ
ト14b〜14dではシアン色、マゼンタ色及びイエロ
ー色のそれぞれの色に対応する画像データに基づく静電
潜像が形成されるとともに、黒色に対応する画像データ
部においてシアン色、マゼンタ色及びイエロー色の各静
電潜像の一部が重なるように形成される。
【0028】例えば、図3(A)に示すように、シアン
色、マゼンタ色及びイエロー色の各静電潜像は、それぞ
れの一部が黒色に対応する画像データ部において重なる
ように、三角形の各頂点の位置に形成される。また、図
3(B)〜(D)に示すように、シアン色、マゼンタ色
及びイエロー色の各静電潜像は、それぞれの一部が黒色
に対応する画像データ部において重なるように、縦方
向、横方向又は斜め方向の直線上の位置に形成すること
もできる。なお、図3(A)〜(D)に示す実線、破線
及び一点鎖線は、シアン色、マゼンタ色及びイエロー色
の何れの静電潜像であってもよい。また、各静電潜像が
重なり合う面積は、カラー画像形成装置100の使用環
境や使用期間等によって変化する黒色のトナーの逆転写
量に応じて、各静電潜像の形成位置を変更することによ
って調整できる。
【0029】この後、トナー像形成手段4によって感光
体ドラム1上の静電潜像がトナー像に可視像化される。
このとき各画像形成ユニット14a〜14dでは、黒
色、シアン色、マゼンタ色及びイエロー色の各トナー像
が形成される。
【0030】さらに、転写材Pが転写材収容部17から
図示しないピックアップローラを介して1枚ずつ繰り出
され、レジストローラ対18に給送される。レジストロ
ーラ対18に給送された転写材Pは、各画像形成ユニッ
ト14a〜14dにおける画像形成プロセスに同期した
タイミングで転写材搬送ベルト16aに導かれる。転写
材搬送ベルト16aに導かれた転写材Pは、転写材搬送
ベルト16aの上面に静電吸着した状態で各画像形成ユ
ニット14a〜14dの感光体ドラム1とトナー像転写
手段15との間を通過する。
【0031】この間に、転写材Pには、先ず、画像形成
ユニット14aにおいて黒色のトナー像が転写され、次
いで、画像形成ユニット14b〜14dにおいてシアン
色、マゼンタ色及びイエロー色のトナー像が転写され
る。ここで、転写材Pに対するトナー像の転写は、転写
ローラ15aに印加された転写バイアスと感光体ドラム
1との電位差によって生じる電界の作用によってなされ
る。なお、画像形成ユニット14b〜14dにおいて感
光体ドラム1に形成されるトナー像のうち、黒色の画像
データに対応するトナー像の一部は、互いに重なり合っ
て転写材P上に転写され、減法混色の3原色が重なり合
うことによって黒色が再現される。
【0032】各画像形成ユニット14a〜14dにおい
て黒色、シアン色、マゼンタ色及びイエロー色のトナー
像が転写された転写材Pは定着装置19に搬送されて加
熱及び加圧され、トナー像が転写材Pに定着することに
よって転写材P上に画像データに基づくカラー画像が形
成される。
【0033】以上のようにして、この実施形態によれ
ば、転写材搬送路の最上流側に黒色の画像形成ユニット
14aを配置するとともに、その下流側にシアン色、マ
ゼンタ色及びイエロー色の各画像形成ユニット14b〜
14dを配置し、画像形成ユニット14b〜14dの静
電潜像形成手段2では、減法混色の3原色のそれぞれの
色に対応する画像データの静電潜像を形成するととも
に、黒色に対応する画像データ部において各色の静電潜
像の一部が互いに重なり合うように静電潜像が形成され
るため、最初に画像形成ユニット14aで形成された黒
色のトナー像が転写材Pに転写され、下流側の画像形成
ユニット14b〜14dの感光体ドラム1において逆転
写現象を生じて転写材P上の黒色の濃度が低下した場合
でも、下流側の画像形成ユニット14b〜14dで形成
される減法混色の3原色の各色のトナー像が部分的に重
なり合って転写材P上に転写されることにより黒色の画
像データに対応する部分に黒色が形成され、この結果、
転写材P上の黒色の濃度が増加してカラーバランスの整
った画像品質の高い再生画像を得ることができる。
【0034】なお、画像形成ユニット14b〜14dに
おいてシアン色、マゼンタ色及びイエロー色を重ね合わ
せて黒色を再現するために必要なトナー量は、黒色の逆
転写現象による再生画像濃度の低下分に応じた量とする
ことが望ましい。具体的には、前述したように、第1色
目(黒色)のトナー像の再生画像濃度は逆転写現象によ
って当初の付着量に対して数10%減少してしまうた
め、黒色を再現するために必要なトナー量は当初の付着
量に対して40%〜50%とするのが好適である。この
ため、黒色に対応する画像データの部分でシアン色、マ
ゼンタ色、イエロー色がそれぞれ重なり合う面積をこの
範囲に調整すればよい。
【0035】また、カラー画像形成装置100の使用環
境や使用期間の変化による黒色の逆転写減少による濃度
が低下した場合であっても、重なり合う面積を調整すれ
ば良い。これによると、本発明を採用しない場合の黒色
の再生画像濃度が1.2となるのに対して、本発明を採
用した場合の黒色の再生画像濃度は1.5となり、黒色
の再生画像濃度の低下が抑えられる。
【0036】図2は、この発明の第2の実施形態に係る
カラー画像形成装置の要部の構成を示す図である。な
お、図2において図1に示したカラー画像形成装置10
0と同一の機能を有する部分には、同一の符号を付すこ
とによって詳細な説明を省略する。この実施形態に係る
カラー画像形成装置200は、単一ドラム型のカラー画
像形成装置である。カラー画像形成装置200の内部に
は、回転自在に支持された単一の感光体ドラム1に近接
して静電潜像形成手段2が配設され、感光体ドラム1の
周面において転写工程を終了した部分が静電潜像形成手
段2に対向した直後に対向する位置にトナー像形成手段
4が感光体ドラム1に近接して配置されている。
【0037】トナー像形成手段4は、マゼンタ色部4
a、シアン色部4b、イエロー色部4c及び黒色部4d
に色毎に分割されている。このトナー像形成手段4は、
各部4a〜4dが択一的に感光体ドラム1に近接できる
ように、移動可能に構成されている。なお、マゼンタ色
部4a、シアン色部4b及びイエロー色部4cの配置順
序は、任意に設定することができる。
【0038】また、感光体ドラム1の周面においてトナ
ー像形成手段4に対向した部分が静電潜像形成手段2に
対向するまでの間の位置には、感光体ドラム1に近接し
て転写材巻付けドラム50が配置されているとともに、
転写材巻付けドラム50の内部には感光体ドラム1に形
成されたトナー像を転写材Pに転写する転写電流を放電
するコロナ放電器60が設けられている。また、転写材
搬送路の下流側には搬送ベルト70と定着装置19とが
設けられている。
【0039】このように構成されたカラー画像形成装置
200では、転写材巻付けドラム50は、図中矢印C方
向から搬送されてくる転写材Pを周面に図中矢印D方向
(反時計方向)に巻着させて1回転する。このとき、感
光体ドラム1は、図中矢印E方向(時計方向)に回転し
ながら、静電潜像形成手段2で黒色の画像データに基づ
いて形成された静電潜像をトナー像形成手段4の黒色部
4dにより黒色のトナー像に顕像化させ、このトナー像
をコロナ放電器60の放電電流によって転写材Pに転写
させる。
【0040】次に、転写材Pを巻着した転写材巻付けド
ラム50を3回転させ、各1回転毎に静電潜像形成手段
2でシアン色、マゼンタ色及びイエロー色の各色に対応
する画像データの静電潜像を形成するとともに、黒色の
画像データ部においてシアン色、マゼンタ色及びイエロ
ー色の各色の静電潜像の一部が互いに重なり合うように
静電潜像が形成される。このとき、シアン色、マゼンタ
色及びイエロー色の静電潜像は、図3(A)〜(D)に
示した何れかの状態で、黒色の画像データ部で一部が重
なり合うように形成される。この場合に、各静電潜像が
重なり合う面積は、カラー画像形成装置200の使用環
境や使用期間に応じて変化する黒色のトナーの逆転写量
の変動に応じて静電潜像形成位置を変更することによっ
て調整される。
【0041】上記のように転写材巻付けドラム50が連
続して3回転する間の1回転毎に、静電潜像形成手段2
による静電潜像の形成後に、トナー像形成手段4におい
て対応する色の部分4a〜4cの何れかによって静電潜
像がトナー像に顕像化され、このトナー像がコロナ放電
器60の放電電流によって転写材Pに転写される。そし
て、4色のトナー像の転写材Pへの転写が終了すると、
転写材巻付けドラム50の周面に対する転写材Pの巻着
が解除され、転写材Pは搬送ベルト70を介して定着装
置19に搬送され、転写材Pが定着装置19を通過する
間にトナー像が転写材Pに定着されて画像データに基づ
くカラー画像が形成される。
【0042】以上のようにして、この実施形態に係るカ
ラー画像形成装置200においても、最初に黒色のトナ
ー像が転写材Pに転写され、次に、シアン色、マゼンタ
色及びイエロー色のそれぞれについて、各色に対応する
画像データに基づく静電潜像を形成する際に、黒色の画
像データ部において互いの一部が重なり合うように静電
潜像を形成し、この静電潜像をトナー像に顕像化して転
写材Pに転写する工程が順次実施される。これによっ
て、最初に黒色のトナー像が転写材Pに転写された後、
減法混色の3原色の各色の画像形成プロセスにおいて感
光体ドラム1で黒色のトナーの逆転写現象を生じ、転写
材P上における黒色のトナー像の濃度が低下した場合に
も、転写材P上における黒色のトナー像が形成されるべ
き部分には減法混色の3原色の各色のトナー像が一部を
互いに重なり合わせて形成される。このため、転写材P
上における黒色のトナー像が形成されるべき部分に、減
法混色の3原色の各色のトナーの重ね合わせによる黒色
の画像が形成され、結果として、カラーバランスに優れ
た画像品質の良い画像を形成することができる。
【0043】
【発明の効果】この発明によれば、以下の効果を奏する
ことができる。
【0044】(1)黒色のトナー像についての転写工程
を行った後に転写工程を行う減法混色の3原色の各色に
ついての潜像形成工程時に、減法混色の3原色の各色の
画像データに基づく静電潜像を感光体上に形成するとと
もに、感光体上の黒色の画像データに対応する部分にお
いて少なくとも一部が互いに重なり合うように各色の静
電潜像を形成することにより、感光体上の黒色の画像デ
ータに対応する部分に黒色のトナーによるトナー像に重
ねて減法混色の3原色の各色のトナーの混合による黒色
のトナー像を形成することができる。このため、転写材
に最初に転写された黒色のトナーが減法混色の3原色の
各色の転写工程時に感光体に逆転写することによって転
写材上において濃度が低下した黒色の画像を、減法混色
の3原色の各色のトナーの混合による黒色の画像によっ
て補うことができ、最終的に転写材に形成されるカラー
画像において黒色の画像濃度が薄くなることがなく、カ
ラーバランスに優れた画像品質の良いカラー画像を形成
することができる。
【0045】(2)黒色のトナー像についての転写工程
を行った後に転写工程を行う減法混色の3原色の各色に
ついての潜像形成工程時に、減法混色の3原色の各色の
画像データに基づく静電潜像を感光体上に形成すととも
に、感光体上の黒色の画像データに対応する部分に、減
法混色の3原色の各色のトナー像の転写時における黒色
のトナーの逆転写量に応じた面積で互いに重なり合うよ
うに各色の静電潜像を形成することにより、感光体上の
黒色の画像データに対応する部分に黒色のトナーの逆転
写量に応じた面積の減法混色の3原色の各色のトナーに
よる黒色の画像が形成される。これによって、転写材上
によりカラーバランスに優れたカラー画像を形成するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態に係るカラー画像形
成装置の要部の構成を示す図である。
【図2】この発明の第2の実施形態に係るカラー画像形
成装置の要部の構成を示す図である。
【図3】上記カラー画像形成装置における減法混色の3
原色の各色のトナー像の黒色の画像データ部における形
成状態を示す図である。
【図4】一般的なカラー画像形成装置における再現画像
濃度と逆転写量との関係を示す図である。
【符号の説明】
1−感光体ドラム(感光体) 2−静電潜像形成部 2a−帯電器 2b−書込光学系ユニット 4−トナー像形成部 14(14a〜14d)−画像形成ユニット 15−トナー像転写手段 100,200−カラー画像形成装置 P−転写材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光体上に画像データに基づく静電潜像を
    形成する静電潜像形成手段と、静電潜像形成手段で形成
    された静電潜像をトナー像化するトナー像形成手段と、
    を有する画像形成ユニットを、黒色及び減法混色の3原
    色の各色毎に並設するとともに、各画像形成ユニットで
    形成されたトナー像を単一の転写材に転写するトナー像
    転写手段と、転写された各色のトナー像が順次重なり合
    うように転写材を搬送する転写材搬送手段と、を備えた
    カラー画像形成装置において、 転写材搬送手段における転写材搬送路の上流側に黒色の
    画像形成ユニットを、下流側に減法混色の3原色の各色
    の画像形成ユニットを配置し、減法混色の3原色の各色
    の静電潜像形成手段は、各色の画像データに基づく静電
    潜像を感光体上に形成するとともに、感光体上の黒色の
    画像データに対応する部分において少なくとも一部が互
    いに重なり合うように各色の静電潜像を形成することを
    特徴とするカラー画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記減法混色の3原色の各色の画像形成ユ
    ニットは、トナー像転写手段における減法混色の3原色
    の各色のトナー像の転写時に転写材から感光体への黒色
    のトナーの逆転写量に応じて、感光体上の黒色の画像デ
    ータに対応する部分において減法混色の3原色の各色が
    重なり合う面積を調整することを特徴とする請求項1に
    記載のカラー画像形成装置。
  3. 【請求項3】感光体上に画像データに基づく静電潜像を
    形成する潜像形成工程、静電潜像をトナー像化する現像
    工程、及び、トナー像を感光体から転写材に転写する転
    写工程を単一の転写材に対して黒色及び減法混色の3原
    色の各色毎に実施するカラー画像形成方法において、 最初に黒色のトナー像についての転写工程を行った後
    に、減法混色の3原色の各色の転写工程を行うととも
    に、減法混色の3原色の各色の潜像形成工程時に、減法
    混色の各色の画像データに基づく静電潜像を感光体上に
    形成し、かつ、感光体上の黒色の画像データに対応する
    部分において少なくとも一部が互いに重なり合うように
    各色の静電潜像を形成することを特徴とするカラー画像
    形成方法。
  4. 【請求項4】前記減法混色の3原色の各色の潜像形成工
    程時に、トナー像転写手段における減法混色の3原色の
    各色のトナー像の転写時に転写材から感光体への黒色の
    トナーの逆転写量に応じて、感光体上の黒色の画像デー
    タに対応する部分において減法混色の3原色の各色が重
    なり合う面積を調整することを特徴とする請求項3に記
    載のカラー画像形成方法。
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