JP2003161485A - 換気装置およびそれを用いた浴室暖房乾燥機 - Google Patents
換気装置およびそれを用いた浴室暖房乾燥機Info
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Abstract
の如何に関わらずダクトの長さを最小限にし、ダクト施
工工事を簡単にすることが可能な換気装置および浴室暖
房乾燥機を提供する。 【解決手段】 1つの吹出口56と複数の吸込口58、
59を有するケーシング内に換気ファン64を設け、こ
の換気ファン64の排出通路に前記吹出口56を連通
し、前記吹出口56に隣接して少なくとも1つの吸込口
57を配したことを特徴とする。
Description
洗面所、あるいはトイレなどのいわゆるサニタリーゾー
ンを換気する換気装置およびそれを利用した浴室暖房乾
燥機に関する。
して熱交換後浴室内に吹き出すことにより浴室を暖房す
ると共に、吸入した浴室内の湿気を有する空気を室外の
空気と入れ替えることにより換気し、洗濯物などを乾燥
させる装置である。このような浴室暖房乾燥機として
は、暖房部と換気部を一体構成とした一体型と暖房部と
換気部を別体として両者を結合させる分離型が知られて
いる。
ば、特開2000−346415号公報に記載された構
成が知られている。その構成によれば、浴室暖房ユニッ
トからの空気を換気装置に吸入する浴室用吸気口、脱衣
室やトイレなどの他室の空気を吸入する複数の多室用吸
気口を供えたケーシング内に各吸気口から吸入した空気
を外部へ排出する換気ファンを設けた構成が開示されて
いる。
燥機の本体10は送風機11と熱交換器12とを内蔵し
ており、送風機11で浴室内から吸入した空気を熱交換
器12で熱交換して浴室内に吹き出すことにより浴室内
を暖房する。本体10の側壁には熱交換器12の下流側
に連通口13が形成され、換気装置14に連通して浴室
内の湿った空気を連通口13から換気装置14に供給す
る。すなわち、連通口13は換気装置14の吸込口を構
成している。
の直角方向の一側壁には複数の吸込口15、16が、そ
れに対向する側壁には吹出口17が設けられている。図
示の例では、図面の上方に吹出口17を、下方に吸込口
18、19を形成し、空気流が下方から吸入されて上方
に吹き出す場合を示したが、この関係を逆にすることも
できる。これは換気装置14の連通口側の側壁を反対側
の側壁と交換することによって実現できる。この点を考
慮して、吹出口17は通常側壁の中央部に形成される。
19が設けられ、各々トイレや脱衣室などの他室と連通
されてこれら他室からの空気を換気装置14の室内に吸
入する。吸入された空気は換気装置14の室内に設けら
れた換気ファン20により吹出口17に導かれ、吹出ア
ダプタ21に連結された排気ダクト(図示せず)を介し
て屋外に排気される。
4においては、複数の吸込口15、16は同一側壁に設
けられ、それと相対する側壁に吹出口17が設けられて
いる。したがって、トイレと脱衣室など換気の対象とな
る室が換気装置から見て同一側にある場合は吸込アダプ
タ18、19に連結される吸込ダクトを同一方向から連
結できるので問題はないが、トイレと脱衣室が浴室を挟
んで反対側にある場合はダクトの連結が複雑困難にな
る。
んで一方に脱衣室32、他方にトイレ33が配された間
取りの場合、換気装置14の一方の吸込アダプタ18と
トイレ33の排気口34をダクト35で連結し、換気装
置14の他方の吸込アダプタ19と脱衣室32の排気口
36をダクト37で連結し、換気装置14の吹出アダプ
タ21と屋外への排気口38とをダクト39で連結す
る。40、41、42、43は各室に設けられた自然換
気口である。
する脱衣室32の排気口36は換気装置14に対して反
対側にあるので、図のように長大なダクト37を大きく
引き回さなければならず、しかも、屈曲させなければな
らない。したがって、ダクト37の施工工事が大がかり
になり、また、ダクトを屈曲させると風量が減少するの
で、吸気効率が減少する。また、設置後の点検修理は点
検口44から行われるので、ダクト37が引き回されて
いると点検修理も困難になる。
で、換気対象である室の配置や屋外排出口の配置の如何
に関わらずダクトの長さを最小限にし、ダクト施工工事
を簡単にすることが可能な換気装置および浴室暖房乾燥
機を提供することを目的とするものである。
た換気装置および浴室暖房乾燥機を提供することであ
る。
記課題を解決するために、1つの吹出口と複数の吸込口
を有するケーシング内に換気ファンを設け、この換気フ
ァンの排出通路に前記吹出口を連通し、前記吹出口に隣
接して少なくとも1つの吸込口を配したものである。
いて、ケーシングが少なくとも4面の側壁を有する箱型
であり、第1の側壁に吹出口および1つの吸込口を形成
し、第1の側壁に相対する第2の側壁に複数の吸込口を
形成し、第1および第2の側壁にまたがる第3の側壁に
1つの吸込口を形成したものである。
いて、第3の側壁に形成した吸込口が浴室に連通してい
るものである。
いて、ケーシングが略円筒状の側壁を有し、この側壁の
外周面に沿って1つの吹出口と複数の吸込口を形成した
ものである。
いて、ケーシングが略円筒状の側壁を有し、この側壁の
外周面に沿って複数の開口を形成し、換気ファンがケー
シング内で回動可能に保持されており、前記換気ファン
を回動させてその排出通路を前記開口の1つに連結させ
たものである。
いて、複数の吸込口の少なくとも1つに風量を調節する
ダンパを設けたものである。
いて、第3の側壁に形成した吸込口に風量を調節するダ
ンパを設けたものである。
空気を吸入して熱交換した後浴室内に吹き出す浴室暖房
部と、1つの吹出口と複数の吸込口を有するケーシング
内に換気ファンを設けた換気部とを備え、前記複数の吸
込口の1つが前記浴室暖房部の空気流路に連通してお
り、前記換気ファンの排出通路に前記吹出口が連通して
おり、前記吹出口に隣接して少なくとも1つの吸込口が
配されたものである。
成において、ケーシングが少なくとも4面の側壁を有す
る箱型であり、第1の側壁に吹出口および1つの吸込口
を形成し、前記第1の側壁に相対する第2の側壁に複数
の吸込口を形成し、前記第1および第2の側壁にまたが
る第3の側壁に浴室暖房部の空気流路に連通する吸込口
を形成したものである。
成において、ケーシングが略円筒状の側壁を有し、この
側壁の外周面に沿って1つの吹出口と複数の吸込口を形
成したものである。
成において、ケーシングが略円筒状の側壁を有し、この
側壁の外周面に沿って複数の開口を形成し、前記換気フ
ァンが前記ケーシング内で回動可能に保持されており、
前記換気ファンを回動させてその排出通路を前記開口の
1つに連結させたものである。
成において、複数の吸込口の少なくとも1つに風量調節
機構を設けたものである。
成において、浴室暖房部の空気流路に連通した吸込口に
風量を調節するダンパを設けたものである。
成において、第3の側壁に形成した吸込口に風量を調節
するダンパを設けたものである。
に形成された吹出口に隣接して少なくとも1つの吸込口
を配しているので、吹出口側の方向からの吸入が可能に
なってダクトの配管工事、特に換気装置の両側に換気対
象室がある場合のダクト配管工事が容易になり、しかも
換気効率が向上するという作用を有する。
上記構成において、ケーシングが少なくとも4面の側壁
を有する箱型であり、第1の側壁に吹出口および1つの
吸込口を形成し、第1の側壁に相対する第2の側壁に複
数の吸込口を形成しているので、ダクトの配管工事、特
に換気装置の両側に換気対象室がある場合のダクト配管
工事が容易になり、しかも換気効率が向上するという作
用を有する。
上記構成において、第3の側壁に形成した吸込口が浴室
に連通しているので、ダクトの配管工事、特に浴室の両
側に換気対象室がある場合のダクト配管工事が容易にな
り、しかも換気効率が向上する。
上記構成において、ケーシングが略円筒状の側壁を有
し、この側壁の外周面に沿って1つの吹出口と複数の吸
込口を形成しているので、ほぼ全方向からの吸入が可能
になり、ダクトの配管工事のフレキシビリティが大幅に
向上するという作用を有する。
上記構成において、ケーシングが略円筒状の側壁を有
し、この側壁の外周面に沿って複数の開口を形成し、さ
らに換気ファンがケーシング内で回動可能に保持されて
おり、この換気ファンを回動させてその排出通路を開口
の1つに連結させているので、ほぼ全方向に対して吸入
および排気が可能になり、ダクトの配管工事のフレキシ
ビリティが一層向上するという作用を有する。
上記構成において、吸込口の少なくとも1つに風量を調
節するダンパを設けているので、現場のダクト工事にあ
わせて吸込口の風量を自由に制御することができる。し
たがって、住宅品質確保促進法の基準を確実に達成する
ことができるという作用を有する。
上記構成において、第3の側壁に形成した吸込口に風量
を調節するダンパを設けているので、現場のダクト工事
にあわせて第3の側壁における吸込口の風量を自由に制
御することができる。したがって、住宅品質確保促進法
の基準を確実に達成することができるという作用を有す
る。
空気を吸入して熱交換した後浴室内に吹き出す浴室暖房
部と、1つの吹出口と複数の吸込口を有するケーシング
内に換気ファンを設けた換気部とを備え、前記複数の吸
込口の1つを浴室暖房部の空気流路に連通させて配し、
前記換気ファンの排出通路に吹出口を連通させ、前記吹
出口に隣接して少なくとも1つの吸込口を配したので、
吹出口側の方向から他の室からの吸入が可能になってダ
クトの配管工事、特に浴室の両側に換気対象室がある場
合のダクト配管工事が容易になり、しかも換気効率が向
上するという作用を有する。
において、ケーシングが少なくとも4面の側壁を有する
箱型であり、第1の側壁に吹出口および1つの吸込口を
形成し、前記第1の側壁に相対する第2の側壁に複数の
吸込口を形成し、前記第1および第2の側壁にまたがる
第3の側壁に浴室暖房部の空気流路に連通する吸込口を
形成したので、吹出口側の方向から他の室からの吸入が
可能になってダクトの配管工事、特に浴室の両側に換気
対象室がある場合のダクト配管工事が容易になり、しか
も換気効率が向上するという作用を有する。
において、ケーシングが略円筒状の側壁を有し、この側
壁の外周面に沿って1つの吹出口と複数の吸込口を形成
したので、ほぼ全方向からの吸入が可能になり、ダクト
の配管工事のフレキシビリティが大幅に向上するという
作用を有する。
において、ケーシングが略円筒状の側壁を有し、この側
壁の外周面に沿って複数の開口が形成されており、さら
に、換気ファンがケーシング内で回動可能に保持されて
おり、この換気ファンを回動させてその排出通路を前記
開口の1つに連結させているので、ほぼ全方向に対して
吸入および排気が可能になり、ダクトの配管工事のフレ
キシビリティが一層向上するという作用を有する。
において、吸込口の少なくとも1つに風量調節機構を設
けているので、現場のダクト工事にあわせて吸込口の風
量を自由に制御することができる。したがって、住宅品
質確保促進法の基準を確実に達成することができるとい
う作用を有する。
において、浴室暖房部の空気流路に連通した吸込口に風
量を調節するダンパを設けているので、現場のダクト工
事にあわせて浴室暖房部に連通した吸込口の風量を自由
に制御することができる。したがって、住宅品質確保促
進法の基準を確実に達成することができるという作用を
有する。
において、第3の側壁に形成した吸込口に風量を調節す
るダンパを設けているので、現場のダクト工事にあわせ
て第3の側壁に形成された吸込口の風量を自由に制御す
ることができる。したがって、住宅品質確保促進法の基
準を確実に達成することができるという作用を有する。
ともに詳細に説明する。
態1における浴室暖房乾燥機の全体構成を示す概略図で
ある。本体50は内部に送風機51、熱交換器52およ
びそれらの制御部53が収納されている。これらの浴室
暖房乾燥機を機能させる構成要素の詳細は特開平8−1
10159号公報、特開平9−792号公報などにより
周知であるので、詳細な説明は省略する。
に連通口54が形成され、換気装置55に連結される。
換気装置55は少なくとも4面の側壁を有する箱型のケ
ーシングを有し、その一側壁である第1の側壁55aに
は1つの吹出口56とそれに隣接して1つまたは複数
(図では1つのみ示す)の吸込口57が設けられてい
る。したがって、吹出口56の位置は、換気装置55の
側壁の中央部ではなく端に寄った位置に形成される。一
方、吹出口56と吸込口57が形成された側壁に相対向
する側壁(これを第2の側壁55bと称する)には複数
の吸込口58、59が設けられている。吸込口57、5
8、59にはそれぞれ吸込アダプタ61、62、63が
設けられており、各々ダクトによりトイレ、脱衣室など
最寄りの換気対象室の換気口に連結される。一方、吹出
口56には吹出アダプタ60が設けられており、ダクト
により屋外排気口に連結される。
壁55bにまたがる第3の側壁55cには1つの吸込口
が形成され、この吸込口は本体50の連通口54に連通
しており、浴室内の湿った空気は連通口54から換気装
置55の吸込口を介して換気装置55に供給される。す
なわち、本体50の連通口54は換気装置55の浴室側
吸込口として作用する。
64が設けられ、その排出通路は吹出口56に連結され
ている。前述したように、吹出口56の位置は換気装置
55の側壁の中央部ではなく端に寄った位置に形成され
ているので、換気ファン64の吹出方向を側壁の中央部
に曲げる必要がなく自然な方向に吹き出し可能である。
は大幅に簡略化することができる。その様子を図1と図
2により説明する。
図1の構成の浴室暖房乾燥機を設置したときの施工平面
図である。図2において、図7と同一部分には同一符号
を付している。図1の構成においては吹出口56が設け
られた側壁と同じ側壁に吸込口57が設けられている。
したがって、図2の配置において、脱衣室32の排気口
36と換気装置55の吸込口57をダクト65で連結す
れば、ダクト65の長さは大幅に短くなり、また屈曲も
少ないので施工が大幅に簡略化され、また、吸入効率も
向上する。また、点検口44からの保守点検も容易にな
る。さらに、吸込口57と吹出口56の距離が近いので
風量が大きくなり換気効率を向上させることができる。
ておけばよい。
吸込口57、58、59の吸込方向が2方向であるの
で、換気対象となる室の配置に応じてどの吸込口を使用
すればよいかを臨機応変に設計することができる。した
がって、天井裏におけるダクト配管工事を現場の状況に
応じて施工することができるので、ダクト配管工事のフ
レキシビリティが大幅に向上する。
態2における浴室暖房乾燥機の全体構成を示す概略図で
ある。本実施の形態2は実施の形態1における箱形の換
気装置55を丸形、すなわち、円筒状の側壁を有するケ
ーシングを有する換気装置70に置換した構成である。
本体50の構成は実施の形態1における構成と同一であ
るので説明を省略する。
って1つの吹出口71と複数の吸込口72、73、7
4、75、76が設けられる。内部には換気ファン77
が配されており、その排出通路は吹出口71に連結され
る。
73、74、75、76の吸込方向が換気装置70に対
して放射状に形成されているので、ダクト配管方向を全
方向的に施工することができる。
態3における浴室暖房乾燥機の全体構成を示す概略図で
ある。本実施の形態3は実施の形態2における丸形の換
気装置70の構成において、吹出口の方向を自由に設定
可能としたものである。本体50の構成は実施の形態1
における構成と同一であるので説明を省略する。
って吹出口および吸込口となる複数の開口81、82、
83、84、85、86が設けられる。内部には換気フ
ァン87が配されている。換気ファン87は略円形のケ
ーシング88内でその中心軸を中心に円形平面内で回動
自在である。(図中の矢印は回転方向を示す)換気ファ
ン87を略円形のケーシング88内で回動させ、排出通
路89を開口81、82、83、84、85、86の中
のいずれか1つ、たとえば開口83に一致させて固定す
ると、その開口83が換気装置80の吹出口に設定さ
れ、その他の開口81、82、84、85、86が吸込
口になる。
の吹出口および吸込口の方向を全方向的に自由に設定す
ることができるので、設置現場における状況に合わせて
その場で自在にダクト配管方向を設定することができ
る。したがって、ダクト配管工事のフレキシビリティが
格段に向上する。
明した分離型の浴室暖房乾燥機は、浴室、トイレ、脱衣
室およびその他の居室を換気する換気装置としても使用
される。この住宅の換気に関して2001年4月から住
宅品質確保促進法が施行されている。それによると、住
宅全体で必要な換気量を確保するために、換気装置に対
して常時運転により必要な換気量を確保することが求め
られている。この必要な換気量は、隙間相当面積が2c
m2/m2超の場合は1時間あたり0.3回以上、2cm
2/m2以下の場合は1時間あたり0.4回以上と定めら
れている。この換気量を得るための換気装置における排
気量の測定方法と所要排気量の計算方法は日本電機工業
会の規格で定められている。
た本発明の実施の形態4について、図5により説明す
る。図5において、本体90の構成は実施の形態1にお
ける本体50の構成と同一であるので説明を省略する。
本実施の形態においては、本体90と換気装置91との
連通口にダンパ92が設けられている。換気装置91に
は1つの吹出口93と複数の吸込口94、95が設けら
れている。図5には2つの吸込口94、95を示した
が、図1、3、4のように3つ以上設けても同様であ
る。
91の排気量の測定は図5におけるダンパ92がない状
態において、吸込口94、95に吸込アダプタ96、9
7を介して長さが30cmのダクト98、99を取り付
けた状態で本体90から換気装置91へ流入する風量、
吸込口94から換気装置91へ流入する風量および吸込
口95から換気装置91へ流入する風量(これらの総和
が排気量に相当する)を測定するよう定められている。
そしてそのときの所要排気量は、総室内容積に応じて 所要排気量=延床面積×室内高×必要換気回数 により計算される。たとえば、延床面積が140m2、
室内高2.4m、必要換気回数が0.4回/時間の場合
は 所要換気量=140m2×2.4m×0.4回/時間=
134.4m3/時間 となる。実際の設計では、住宅品質確保促進法では必要
換気回数は0.3回/時間以上または0.4回/時間以
上であるが一般的に0.5回/時間で計算され、上記の
例では 所要換気量=140m2×2.4m×0.5回/時間=
168m3/時間 とされる。これを図5の換気装置91に適用したとき
は、たとえば本体90からの風量、吸込口94からの風
量および吸込口95からの風量をそれぞれ90m3/時
間:40m3/時間:40m3/時間になるように換気フ
ァンのモータ回転数を定めている。
態の浴室暖房乾燥機を天井裏に設置する際、実際の間取
りや天井空間の様子によってはダクト98、99の長さ
が30cmでは施工できないことが多い。このためダク
ト98、99の長さを30cmより長くしたり短くした
りするが、その場合は上述した風量を異ならせないと各
室における換気回数のバランスが崩れて必要な換気回数
を確保できなくなる。
に示すように本体90と換気装置91との連通口にダン
パ92を設けてダンパ92の設置角度を制御し、換気フ
ァンの回転数を制御することにより本体90からの風量
を制御し、これにより本体90からの風量、吸込口94
からの風量および吸込口95からの風量の比率を異なら
せる。
吸込口94、95の風量がそれぞれ10%、低下した場
合には、換気ファンのモータ回転数を10%増加させ、
ダンパ92の角度を変えて本体90から換気装置91へ
流入する風量を10%減少させることにより各室におけ
る換気回数のバランスをあわせて所望の換気回数を確保
することができる。これにより、施工現場の状況に合わ
せて住宅品質確保促進法で定められた所定の換気回数を
確保することができる。
の開口の大きさを変化させる風量調節機構を設ければ、
換気装置91の各吸込口の風量調節は一層きめ細かく行
うことができる。
象である室の配置や屋外排出口の配置の如何に関わらず
ダクトの長さを最小限にし、ダクト施工工事を簡単にす
ることが可能な換気装置および浴室暖房乾燥機を提供す
ることができる。
ともできる。
通口に設けたダンパ角度を制御することにより、施工現
場の状況に合わせて換気風量を自由に設定することがで
きる。
機の構成を示す概略図
たときの施工平面図
機の構成を示す概略図
機の構成を示す概略図
機の構成を示す概略図
たときの施工平面図
Claims (14)
- 【請求項1】 1つの吹出口と複数の吸込口を有するケ
ーシング内に換気ファンを設け、前記換気ファンの排出
通路に前記吹出口を連通し、前記吹出口に隣接して少な
くとも1つの吸込口を配したことを特徴とする換気装
置。 - 【請求項2】 ケーシングが少なくとも4面の側壁を有
する箱型であり、第1の側壁に吹出口および1つの吸込
口を形成し、前記第1の側壁に相対する第2の側壁に複
数の吸込口を形成し、前記第1および第2の側壁にまた
がる第3の側壁に1つの吸込口を形成したことを特徴と
する請求項1に記載の換気装置。 - 【請求項3】 第3の側壁に形成した吸込口が浴室に連
通していることを特徴とする請求項2に記載の換気装
置。 - 【請求項4】 ケーシングが略円筒状の側壁を有し、前
記側壁の外周面に沿って1つの吹出口と複数の吸込口を
形成したことを特徴とする請求項1に記載の換気装置。 - 【請求項5】 ケーシングが略円筒状の側壁を有し、前
記側壁の外周面に沿って複数の開口を形成し、換気ファ
ンがケーシング内で回動可能に保持されており、前記換
気ファンを回動させてその排出通路を前記開口の1つに
連結させたことを特徴とする請求項1に記載の換気装
置。 - 【請求項6】 複数の吸込口の少なくとも1つに風量を
調節するダンパを設けたことを特徴とする請求項1から
5のいずれかに記載の換気装置。 - 【請求項7】 第3の側壁に形成した吸込口に風量を調
節するダンパを設けたことを特徴とする請求項1または
3に記載の換気装置。 - 【請求項8】 浴室内の空気を吸入して熱交換した後浴
室内に吹き出す浴室暖房部と、1つの吹出口と複数の吸
込口を有するケーシング内に換気ファンを設けた換気部
とを備え、前記複数の吸込口の1つが前記浴室暖房部の
空気流路に連通しており、前記換気ファンの排出通路に
前記吹出口が連通しており、前記吹出口に隣接して少な
くとも1つの吸込口が配されたことを特徴とする浴室暖
房乾燥機。 - 【請求項9】 ケーシングが少なくとも4面の側壁を有
する箱型であり、第1の側壁に吹出口および1つの吸込
口を形成し、前記第1の側壁に相対する第2の側壁に複
数の吸込口を形成し、前記第1および第2の側壁にまた
がる第3の側壁に前記浴室暖房部の空気流路に連通する
吸込口を形成したことを特徴とする請求項8に記載の浴
室暖房乾燥機。 - 【請求項10】 ケーシングが略円筒状の側壁を有し、
前記側壁の外周面に沿って1つの吹出口と複数の吸込口
を形成したことを特徴とする請求項8に記載の浴室暖房
乾燥機。 - 【請求項11】 ケーシングが略円筒状の側壁を有し、
前記側壁の外周面に沿って複数の開口を形成し、前記換
気ファンが前記ケーシング内で回動可能に保持されてお
り、前記換気ファンを回動させてその排出通路を前記開
口の1つに連結させたことを特徴とする請求項8に記載
の浴室暖房乾燥機。 - 【請求項12】 複数の吸込口の少なくとも1つに風量
調節機構を設けたことを特徴とする請求項8から11の
いずれかに記載の浴室暖房乾燥機。 - 【請求項13】 浴室暖房部の空気流路に連通した吸込
口に風量を調節するダンパを設けたことを特徴とする請
求項8に記載の浴室暖房乾燥機。 - 【請求項14】 第3の側壁に形成した吸込口に風量を
調節するダンパを設けたことを特徴とする請求項9に記
載の浴室暖房乾燥機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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- 2001-11-26 JP JP2001358801A patent/JP2003161485A/ja active Pending
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