JP2003161430A - 石炭焚きボイラシステムの制御方法 - Google Patents
石炭焚きボイラシステムの制御方法Info
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Abstract
石炭焚きボイラシステムの制御方法を提供することを目
的とする。 【解決手段】 微粉炭機(10)に投入された石炭の水
分率が極端に高く熱空気制御弁(73)を全開、冷空気
制御弁(74)を全閉にしても微粉炭機の出口の温度が
低く火炉(30)に送給する微粉炭の水分率が高いと推
定される場合、空気加熱器(60)を通る排気ガスの温
度を高めて熱空気の温度を高める。脱硝装置入口排気ガ
ス温度の要求値を高くすると、脱硝装置入口排気ガス温
度を要求値に近づけるべく第1排気ガス制御弁(42)
は開度を小さく、第2排気ガス制御弁(43)は開度を
大きくするように作動し、水加熱器(40)で奪われる
熱量が減り、その結果、空気加熱器を通る排気ガスの温
度が高くなり、熱空気の温度が高くなる。
Description
テムの制御方法に関する。
いては、石炭はミルと言われる微粉炭機で粉砕されて微
粉炭にされる。微粉炭機で生成された微粉炭は微粉炭機
に送給される空気によって火炉(ボイラ)に送給され、
火炉で燃焼され、その燃焼ガスによって水を蒸気化し、
この蒸気がタービン等に送られて動力等を得るようにさ
れている。
粉炭を火炉に送るだけでなく、微粉炭管での詰まりなど
により火炉の燃焼ガス温度がばらつかないように火炉に
送られる微粉炭の水分を調整する作用もしている。そこ
で、微粉炭機に送給される空気は、空気加熱器で加熱さ
れた熱空気と、空気加熱器を経由しない冷空気を混合し
た空気とされている。そして、熱空気の供給量と冷空気
の供給量をそれぞれ熱空気制御弁と冷空気制御弁で調整
し、微粉炭機の出口の温度が所定の範囲にあるようにし
ている。
を全開にし、冷空気制御弁の開度を全閉にした場合に微
粉炭機に送給される空気の温度を最も高くすることがで
きるが、それ以上には微粉炭機に送給される空気の温度
を高めることはできない。石炭水分率が極端に高い石炭
では、制御余裕度を充分に確保できないという問題があ
る。
極端に高い石炭にも対応できる石炭焚きボイラシステム
の制御方法を提供することを目的とする。
ば、石炭焚きボイラシステムの制御方法であって、石炭
焚きボイラシステムが、微粉炭機で石炭を粉砕して微粉
炭を生成し、空気送給手段で微粉炭機に空気を送給し石
炭を乾燥させると共に、微粉炭機で生成された微粉炭を
火炉に送り出し、火炉で微粉炭機にて生成された微粉炭
を燃焼して、その燃焼熱で火炉壁内に配設された水通路
に供給される水を蒸気化し、火炉からの排気ガスの一部
は水加熱器に導き火炉壁内の水通路に送られる水を加熱
してから、一方、火炉からの排気ガスの残余の部分は水
加熱器をバイパスするバイパス排ガス通路を通ってか
ら、それぞれを合流させ、脱硝装置に導き、該脱硝装置
で排気ガスの脱硝をおこない、空気送給手段で微粉炭機
に送給される空気が、脱硝装置の下流側に配置された空
気加熱器で排気ガスにより加熱され熱空気制御弁で調量
されて送給される熱空気と、加熱されずに冷空気制御弁
で調量されて送給される冷空気と、を含むようにされて
いる石炭焚きボイラシステムであって、熱空気制御弁を
全開にし冷空気弁を全閉にしても、微粉炭機から火炉に
送給される微粉炭の水分率の推定値が所定の値よりも高
い時には、バイパス排ガス通路を通る排気ガスの流量を
増大して微粉炭機に送給される熱空気の温度を上昇せし
めることを特徴とする制御方法が提供される。
方法では、熱空気制御弁を全開にし冷空気弁を全閉にし
ても、微粉炭機から火炉に送給される微粉炭の水分率が
所定の値よりも高い時には、バイパス排ガス通路を通る
排気ガスの流量を増大して熱空気の温度が上昇せしめら
れるので、微粉炭機に導入される熱量が増え微粉炭機か
ら火炉に送給される微粉炭の水分率を下げることができ
る。
において、微粉炭機から火炉に送給される微粉炭の水分
率が所定の値よりも高いことを、微粉炭機の出口温度
と、熱空気制御弁の開度、および、または、冷空気制御
弁の開度に基づき推定することを特徴とする石炭焚きボ
イラシステムの制御方法が提供される。
において、微粉炭機から火炉に送給される微粉炭の水分
率が所定の値よりも高いことを、微粉炭機に投入される
石炭の量、微粉炭機に送給される空気流量、微粉炭機に
送給される空気の温度、微粉炭機の出口温度、に基づき
推定することを特徴とする石炭焚きボイラシステムの制
御方法が提供される。
明の実施の形態を説明する。図1が本発明が適用される
石炭焚きボイラシステムの全体のハード構成の概略図で
ある。このハード構成は従来から使われているものであ
る。図1において、微粉炭機10には図示しない適切な
手段、例えば、ホッパーからの落下、により石ころ状の
石炭が投入され、微粉炭機10は図示しない適切な手
段、例えば、回転刃、により石ころ状の石炭を粉砕して
微粉炭にする。
される熱空気と冷空気送給管72で送給される冷空気が
直前で混合されて導入される。この混合された空気によ
り微粉炭は乾燥され所定の水分率にされてから、微粉炭
送給管20を通って火炉30に送給される。微粉炭機1
0の直下流の微粉炭送給管20には微粉炭機10の出口
の微粉炭温度を検出する微粉炭温度センサ11が付設さ
れている。
の燃焼ガスにより火炉30の壁内に設けられた蒸気管3
1に水ポンプ80から送給される水が加熱されて水蒸気
が生成される。この水蒸気が、例えば、発電タービンに
送られ発電等に使用されるが図示しない。
が水加熱器40を通して、残余の部分は水加熱器40を
バイパスするバイパス通路41を通して、脱硝装置50
に送られる。水加熱器40は、熱交換器の一種であっ
て、水ポンプ80から火炉30の壁内に設けられた蒸気
管31に送給される水を排気ガスにより予め加熱するも
のである。水加熱器40を通す排気ガスの量と、バイパ
ス通路41を通す排気ガスの量は、第1排気ガス制御弁
42と第2排気ガス制御弁43により調整される。
転開始時に脱硝装置50の暖気を促進するために設けら
れたものである。そのために、脱硝装置50の直上流に
脱硝装置50に流入する排気ガスの温度を検出する脱硝
装置入口排気ガス温度センサ51が配設され、この脱硝
装置入口排気ガス温度が要求温度よりも低いと第2排気
ガス制御弁43を大きくし、第2排気ガス制御弁43が
上限開度付近となっても脱硝装置入口排気ガス温度が要
求温度よりも低い場合は、第1排気ガス制御弁42の開
度を小さくするようにされる。これは従来からおこなわ
れている制御である。
加熱器60を通ってから排出される。空気加熱器60も
一種の熱交換器であって、排気ガスで空気ファン70か
ら微粉炭機10に送給される空気の一部を加熱する。加
熱された熱空気は前述のように熱空気送給管71を介し
て微粉炭機10に送給される。空気ファン70から微粉
炭機10に送給される空気のうち空気加熱器60を通ら
ないものは、前述のように冷空気として冷空気送給管7
2を介して微粉炭機10に送給される。
熱器60を通らない冷空気の量は、熱空気制御弁73と
冷空気制御弁74により調整される。熱空気制御弁73
の開度を大きくし、冷空気制御弁74の開度を小さくし
た方が微粉炭機10に送給される空気の温度は高くな
り、微粉炭機10により多くの熱量を供給できる、そし
て、微粉炭機10に送給される空気の温度が最も高くな
り、微粉炭機10に最も多くの熱量を供給できるのは、
熱空気制御弁73を全開にし、冷空気制御弁74を全閉
にした場合である。
た石炭の水分率が極端に高く、このように熱空気制御弁
73を全開にし冷空気制御弁74を全閉にしても、火炉
30に送給する微粉炭の水分率が高い場合に、空気加熱
器60を通る排気ガスの温度を高めて熱空気の温度を高
めるというものである。ここで、空気加熱器60を通る
排気ガスの温度を調整できるのは脱硝器50の上流に配
置された第1排気ガス制御弁42と第2排気ガス制御弁
43であるので、第1排気ガス制御弁42の開度を小さ
く、第2排気ガス制御弁43の開度を大きくして空気加
熱器60を通る排気ガスの温度を高めるのである。
度を小さく、第2排気ガス制御弁43の開度が大きくす
ると、水加熱器40で奪われる熱量が小さくなるので脱
硝器50およびその下流の空気加熱器60に流れる排気
ガスの温度が高くなる。ここで、前述したように、脱硝
装置入口排気ガス温度が要求温度よりも低いと第2排気
ガス制御弁43を大きくし、第2排気ガス制御弁43が
上限開度付近となっても脱硝装置入口排気ガス温度が要
求温度よりも低い場合は、第1排気ガス制御弁42の開
度を小さくする制御が組み込まれているので、要求温度
を高めることによりこの制御を実行させるのである。
よりおこなわれる。コントロールユニット100には、
入力信号として微粉炭温度センサ11の検出した微粉炭
温度TM、脱硝装置入口排気ガス温度センサ51の検出
した脱硝装置入口排気温度TNが入力される。また、熱
空気制御弁73の開度VAhを示す信号、冷空気制御弁
74の開度VAcを示す信号も入力される。一方、出力
信号としては、第1排気ガス制御弁42の開度VG1と
第2排気ガス制御弁43の開度VG2を制御する信号、
あるいは、熱空気制御弁73の開度VAh、冷空気制御
弁74の開度VAcを制御する信号がある。
なう本発明を含む制御のフローチャートであって、ステ
ップ201では、微粉炭温度TM、脱硝装置入口排気温
度TN、熱空気制御弁73の開度VAh、冷空気制御弁
74の開度VAcを読み込みステップ202に進む。ス
テップ202では、微粉炭温度TMが予め定めた所定の
値TMnより低いか否かを判定する。これは、石炭が異
常に高い水分を含んでいるかどうかを見極めるためのス
テップである。
なわち石炭が異常に高い水分を含んでいる場合は、ステ
ップ203に進み、熱空気制御弁73の開度VAhが全
開であるか否かを判定する。あるいは、熱空気制御弁7
3の開度VAhが全開の時は、冷空気制御弁74の開度
VAcは全閉にされるので、冷空気制御弁74の開度V
Acが全閉であるかを判定してもよい。
なわち、熱空気制御弁73と冷空気制御弁74は微粉炭
機10に送給される空気を最も高い温度にさせるように
すでに、セットされている場合は、ステップ204に進
み脱硝装置入口排気温度TNに予め定めた所定のバイア
ス温度ΔTNを加えたものを脱硝装置入口要求排気温度
TNdとする。
により、脱硝装置入口要求排気温度TNdに応じて第2
排気ガス制御弁43の開度VG2が変化する。そこで、
ステップ205で、上記マップに基づき、第2排気ガス
制御弁43の開度VG2を、図3の(A)のマップに基
づき、VG2(TNd)に調整し、第2排気ガス制御弁
43が上限開度付近となっても脱硝装置入口排気ガス温
度が要求温度よりも低い場合は、第1排気ガス制御弁4
2の開度VG1を図3の(B)のマップに基づきVG1
(TNd)に調整してから、ステップ208に進んでリ
ターンする。
合は、微粉炭は通常の水分を有しているのであるから、
ステップ206に進み、図4に示すマップに基づき、熱
空気制御弁73の開度VAhと冷空気制御弁74の開度
VAcを制御してからステップ208に進んでリターン
する。
合は、微粉炭機10の出口の温度は低いが、まだ熱空気
制御弁73が全開、冷空気制御弁74が全閉の状態では
無いので、熱空気制御弁73の開度VAhを所定開度Δ
VAhだけ開度を増し、冷空気制御弁74の開度VAc
を所定開度ΔVAcだけ開度を減らしてからステップ2
08に進んでリターンする。
1の実施の形態では、極端に水分率の高い石炭が微粉炭
機10に投入され、熱空気制御弁73を全開にし冷空気
制御弁74を全閉にしても、火炉30に送給する微粉炭
の水分率が高い場合に、空気加熱器60を通る排気ガス
の温度が高められ、その結果、微粉炭機10に送給され
る熱空気の温度が高められる。したがって、火炉30に
送給される微粉炭の水分率を所定の範囲におさめること
ができ、その結果、ボイラの温度を所定範囲に保ち、プ
ラント効率の低下を防止できる。
る。この第2の実施の形態は、第1の実施の形態のよう
に、微粉炭機10の出口温度TMと、熱空気制御弁73
の開度VAhおよび冷空気制御弁74の開度VAcか
ら、火炉30に送給される微粉炭の水分率が所定の値よ
りも高いことを推定するのではなくて、微粉炭機に投入
される石炭の量Wc、微粉炭機に送給される空気量W
a、微粉炭機に送給される空気の温度TA、微粉炭機の
出口温度TM、に基づいて火炉30に送給される微粉炭
の水分率を推定する点が異なる。
の量CWは、例えば、石炭がホッパから微粉炭機10に
落下されるのであればホッパの容量から計算でき、微粉
炭機10に送給される空気量AWは空気ファン70のイ
ンデックス差圧NPから計算でき、微粉炭機10に送給
される空気の温度TAは微粉炭機10への空気の入口に
設けた微粉炭機入口空気温度センサ75により検出で
き、微粉炭機10の出口温度TMは第1の実施の形態と
同様に微粉炭温度センサ11で検出することができる。
る微粉炭の水分率RWを計算する。この計算の詳細は省
略するが、基本的には、微粉炭機10に入る熱量と微粉
炭機10から出る熱量のバランスから計算をおこなう。
フローチャートであって、まずステップ501におい
て、微粉炭機10に投入される石炭の量CW、空気ファ
ン70のインデックス差圧NP、微粉炭機10に送給さ
れる空気の温度TA、微粉炭機10の出口温度TMを読
み込み、ステップ502では微粉炭機10に送給される
空気量AWを空気ファン70のインデックス差圧NPか
ら計算し、ステップ503で火炉30に送給される微粉
炭の水分率RWを計算する。
算した水分率RWが予め定めた所定の値よりも大きいか
否かを判定する。そして、ステップ504の判定結果に
もとづき、第1の実施の形態のフローチャートのステッ
プ203〜208と同一のステップ505〜510を実
行する。
この第2の実施の形態でも第1の実施の形態と同様に、
極端に水分率の高い石炭が微粉炭機10に投入された場
合でも火炉30に送給される微粉炭の水分率を所定の範
囲におさめることができ、その結果、ボイラの温度を所
定範囲に保ち、プラント効率の低下を防止できる。
炭を粉砕して微粉炭を生成し、空気送給手段で微粉炭機
に空気を送給し石炭を乾燥させると共に、微粉炭機で生
成された微粉炭を火炉に送り出し、火炉で微粉炭機で生
成された微粉炭を燃焼して、その燃焼熱で火炉壁内に配
設された水通路に供給される水を蒸気化し、火炉からの
排気ガスの一部は水加熱器に導き火炉壁内の水通路に送
られる水を加熱してから、火炉からの排気ガスの残余の
部分は水加熱器をバイパスするバイパス排ガス通路を通
って、脱硝装置に導き、該脱硝装置で排気ガスの脱硝を
おこない、空気送給手段で微粉炭機に送給される空気
が、脱硝装置の下流側に配置された空気加熱器で排気ガ
スにより加熱され熱空気制御弁で調量されて送給される
熱空気と、加熱されずに冷空気制御弁で調量されて送給
される冷空気を含むようにされている石炭焚きボイラシ
ステムの制御方法であるが、熱空気制御弁を全開にし冷
空気弁を全閉にしても、微粉炭機から火炉に送給される
微粉炭の水分率の推定値が所定の値よりも高い時には、
バイパス排ガス通路を通る排気ガスの流量を増大して微
粉炭機に送給される熱空気の温度を上昇せしめるように
されている。
気弁を全閉にしても、微粉炭機から火炉に送給される微
粉炭の水分率の推定値が所定の値よりも高い時には、バ
イパス排ガス通路を通る排気ガスの流量を増大して熱空
気の温度が上昇せしめられるので、微粉炭機に導入され
る熱量が増え微粉炭機から火炉に送給される微粉炭の水
分率を下げることができる。その結果、極端に水分率の
高い石炭が微粉炭機に投入された場合でも火炉に送給さ
れる微粉炭の水分率を所定の範囲におさめることがで
き、ボイラの温度を所定範囲に保ち、プラント効率の低
下を防止できる。
を使用することができるので、原料にばらつきがあって
も問題がおこらず、より安い石炭を使用して運転コスト
を下げることもできる。あるいは、どこの産地の石炭で
も使用できることから、緊急に輸入先を変更した場合で
も問題がおこらない。また、ハード構成的には従来のも
のを使用できるので改造費がかからないのも大きな利点
である。
の構成を概略的に示す図である。
る。
ップである。 (B)第1排気ガス制御弁を制御するためのマップであ
る。
マップである。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 石炭焚きボイラシステムの制御方法であ
って、 石炭焚きボイラシステムが、 微粉炭機で石炭を粉砕して微粉炭を生成し、 空気送給手段で微粉炭機に空気を送給し石炭を乾燥させ
ると共に、微粉炭機で生成された微粉炭を火炉に送り出
し、 火炉で微粉炭機にて生成された微粉炭を燃焼して、その
燃焼熱で火炉壁内に配設された水通路に供給される水を
蒸気化し、 火炉からの排気ガスの一部は水加熱器に導き火炉壁内の
水通路に送られる水を加熱してから、一方、火炉からの
排気ガスの残余の部分は水加熱器をバイパスするバイパ
ス排ガス通路を通ってから、それぞれを合流させ、脱硝
装置に導き、該脱硝装置で排気ガスの脱硝をおこない、 空気送給手段で微粉炭機に送給される空気が、脱硝装置
の下流側に配置された空気加熱器で排気ガスにより加熱
され熱空気制御弁で調量されて送給される熱空気と、加
熱されずに冷空気制御弁で調量されて送給される冷空気
と、を含むようにされている石炭焚きボイラシステムで
あって、 熱空気制御弁を全開にし冷空気弁を全閉にしても、微粉
炭機から火炉に送給される微粉炭の水分率が所定の値よ
りも高い時には、バイパス排ガス通路を通る排気ガスの
流量を増大して微粉炭機に送給される熱空気の温度を上
昇せしめることを特徴とする制御方法。 - 【請求項2】 微粉炭機から火炉に送給される微粉炭の
水分率が所定の値よりも高いことを、微粉炭機の出口温
度と、熱空気制御弁の開度、および、または、冷空気制
御弁の開度に基づき推定することを特徴とする請求項1
に記載の制御方法。 - 【請求項3】 微粉炭機から火炉に送給される微粉炭の
水分率が所定の値よりも高いことを、微粉炭機に投入さ
れる石炭の量、微粉炭機に送給される空気流量、微粉炭
機に送給される空気の温度、微粉炭機の出口温度、に基
づき推定することを特徴とする請求項1に記載の制御方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001361170A JP2003161430A (ja) | 2001-11-27 | 2001-11-27 | 石炭焚きボイラシステムの制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001361170A JP2003161430A (ja) | 2001-11-27 | 2001-11-27 | 石炭焚きボイラシステムの制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003161430A true JP2003161430A (ja) | 2003-06-06 |
Family
ID=19171874
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001361170A Pending JP2003161430A (ja) | 2001-11-27 | 2001-11-27 | 石炭焚きボイラシステムの制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003161430A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105485707A (zh) * | 2015-12-16 | 2016-04-13 | 郝江平 | 一种结合余热利用的制粉调风系统及制粉调风方法 |
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-
2001
- 2001-11-27 JP JP2001361170A patent/JP2003161430A/ja active Pending
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