JP2003161048A - サニタリールームのリフォーム方法 - Google Patents

サニタリールームのリフォーム方法

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JP2003161048A
JP2003161048A JP2001359507A JP2001359507A JP2003161048A JP 2003161048 A JP2003161048 A JP 2003161048A JP 2001359507 A JP2001359507 A JP 2001359507A JP 2001359507 A JP2001359507 A JP 2001359507A JP 2003161048 A JP2003161048 A JP 2003161048A
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floor pan
wall
floor
washing
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Satoru Yamazawa
悟 山沢
Tatsuo Ochiai
辰雄 落合
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)
  • Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)
  • Residential Or Office Buildings (AREA)
  • Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】リフォーム費用が安価で済み、リフォームによ
って発生する廃棄物も少ないサニタリール−ムのリフォ
ーム方法を提供すること。 【解決手段】浴室ユニット1への出入口が設けられた建
物側の間仕切り壁Eを取り外す工程と、間仕切り壁Eを
取り外すことによって露出した壁パネル4dのコーナー
部の接続部から連結部材6Lを取り外して、出入口部分
の壁パネル4dと、洗い場側に面している壁パネル4
c,4eを取り外す工程と、洗い場用床パン22をより
大きな床面積を有する新しい洗い場用床パン22Nと取
り替える工程と、この洗い場用床パン22N上に連結部
材6Sを介して壁パネルを延長連結して配置する工程
と、この壁パネルに対して交差するとともに、出入口が
形成される壁パネル4dを連結部材6Lを介して延長用
の壁パネルに連結する工程と、浴室ユニット1の外側に
新たに壁体を取り付ける工程と、からなるサニタリール
−ムのリフォーム方法。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、設備ユニットから
構成されるサニタリールームのリフォーム方法に関す
る。 【0002】 【従来の技術】従来から、ジョイントピースなどの連結
部材にて壁パネル同士が連結された設備ユニットは公知
である。ところで、設備ユニットのリフォームとなる
と、通常は設備ユニットそのものを新しいものと入れ替
えていた。もちろん、設備ユニットの広さを広げたい場
合であっても、同じように設備ユニットそのものを新し
いものと入れ替えていた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の設備ユニットそのものを新しいものと入れ替えると
いうリフォーム方法では、ユーザーにとって、リフォー
ム費用が高くつくという問題がある。また、既存の設備
ユニットを構成している各部材がすべて廃棄物というこ
とになるので、大量の廃棄物が発生することになり、こ
れらを廃棄するための処理費用もかなりかかるという問
題もある。 【0004】本発明の目的は、リフォーム費用が安価で
済み、リフォームによって発生する廃棄物も少ないサニ
タリールームのリフォーム方法を提供することである。 【0005】本発明の他の目的は、浴室の洗い場の床面
が建物の床面とほぼ等しいバリアフリータイプのサニタ
リールームである場合、建物の床下に存在している大引
きをそのままにして、つまり、建物全体の強度低下が生
じることなく、新しい洗い場用床パンの増築施工を行え
るリフォーム方法を提供することである。 【0006】 【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、浴槽が載置される浴槽用床パンと、洗い場の床面を
構成する洗い場用床パンとに分割され、両床パン同士が
水密状に連結されている防水床パン上に、端部に接続部
が形成されるとともにその接続部同士が連結部材を介し
て連結されて壁パネルが隣接配置された設備ユニット
と、この設備ユニットを囲む建物側の壁体とから構成さ
れるサニタリールームのリフォーム方法であって、前記
サニタリールームへの出入口が設けられた建物側の壁体
を取り外す工程と、この壁体を取り外すことによって露
出した壁パネルのコーナー部の接続部から前記連結部材
を取り外して、出入口部分の壁パネルと、前記防水床パ
ンの洗い場側に面している壁パネルを取り外す工程と、
前記洗い場用床パンをより大きな床面積を有する新しい
洗い場用床パンと取り替える工程と、この新しい洗い場
用床パン上に連結部材を介して壁パネルを延長連結して
配置する工程と、この壁パネルに対して交差するととも
に、出入口が形成される壁パネルを連結部材を介して延
長用の壁パネルに連結する工程と、新たに、設備ユニッ
トの外側に壁体を取り付ける工程と、からなるサニタリ
ールームのリフォーム方法である。 【0007】請求項1記載の本発明のサニタリールーム
のリフォーム方法は、二分割されて水密状に連結されて
いる防水床パンの浴槽用床パンをそのままにして、洗い
場用床パンを、より大きな床面積を有する新しい洗い場
用床パンと取り替え、しかも、既存の設備ユニットを構
成している壁パネルなどは再利用する方法であるので、
リフォームに要する費用が安価となる。 【0008】また、リフォームにともなって発生する廃
棄物は、基本的には既存の洗い場用床パンと、新しい洗
い場用床パンを設置するために切り欠いた建物の床板や
床根太などである。量的にも少なく、その処理費用も安
くて済む。 【0009】さらに、壁パネル端部の接続部同士が連結
部材を介して連結されているので、連結部材を取り外す
ことで、壁パネルの取り外しを容易に行える。 【0010】また、浴室の洗い場の床面が建物の床面と
ほぼ等しいバリアフリータイプのサニタリールームであ
る場合、建物の床下に存在している大引きを残して、建
物の床板や床根太の切り欠き作業を行えるので、リフォ
ームにともなって建物全体の強度が低下することがな
い。 【0011】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。 【0012】図1は本発明のリフォーム方法が適用され
る浴室を示す平面図、図2は本発明のリフォーム方法が
適用される浴室を示す切断鳥瞰図、図3は図2の浴室を
構成している壁パネルを示す部分斜視図、図4は図3の
壁パネル同士を連結する連結部材を示す斜視図、図5は
壁パネル同士の連結状態を示す部分斜視図、図6はコー
ナー側での壁パネル同士の連結作業を示す説明図、図7
はコーナー側壁パネル同士の連結状態を示す部分平面
図、図8は浴槽用床パンと洗い場用床パンとの連結状態
を示す要部断面図、図9は図7対応の部分斜視図、図1
0は図4の連結部材を用いて壁パネル同士を連結する状
態を示す説明図、図11はリフォーム前の状態を示す説
明断面図、図12はリフォーム後の状態を示す説明断面
図である。 【0013】まず、本発明のリフォーム方法が適用され
るサニタリールームを浴室ユニットを例にして説明す
る。 【0014】図1に示すように、複数の壁体A,B,
C,Dにて、浴室ユニット1と洗面脱衣室DRとからな
るサニタリー空間SSが構成されている。浴室ユニット
1は建物側の壁体A,B,Cと後付け壁パネル(間仕切
り壁)Eとで四方を囲まれており、図1および図2に示
すように、防水床パン2、浴槽3、壁パネル4(4a〜
4g)、天井パネル(図示せず)などから構成されてい
る。浴室ユニット1内への出入口1aは壁パネルEに取
り付けられている。 【0015】防水床パン2は平面視略方形のものであ
り、図11に示すように、浴槽3が載置される浴槽用床
パン21と、洗い場22Aの床面を構成する洗い場用床
パン22とに分割されている。浴槽用床パン21および
洗い場用床パン22はともに平面視長方形のものであ
る。そして、同図に示すように、洗い場用床パン22の
接続端部22aに上方に突き出してリブ221が立設さ
れ、浴槽用床パン21の接続端部21aに下方を開口し
た断面コの字状の重合せ部211が上方に突き出して設
けられ、リブ221に重合せ部211が重ね合わされて
形成される空間に弾性を有する防水材Sが配置され(図
8を参照)、リブ221と重合せ部211が水密状に接
続されている。なお、防水材Sは帯状シート状のもので
あり、あらかじめ洗い場用床パン22の接続端部22a
の上面に貼り付けられている。浴槽用床パン21の重合
せ部211側には、重合せ部211に沿って排水溝Gが
設けられている。床パン21,22はFRP製のもので
ある。 【0016】接続端部21aを除いた床パン21の周囲
の3辺および床パン22の接続端部22aと交差する2
辺には腰壁212,222が立設され、この腰壁21
2,222の上端から外方に壁パネル4を載置する載置
部213,223が延設され、この載置部213,22
3の外縁から立上壁214,224が立設されている。
床パン21,22の裏面には、図11に示すように、複
数本の支持脚2a,2bが間隔をおいて取り付けられて
いる。各支持脚2a,2bは上下方向の高さを調節でき
るようにされている。 【0017】壁パネル4は室内側となる無機質化粧材の
裏面に下地材が張り合わされて形成されている。壁パネ
ル4の裏面側両端部には、図3に示すように、上下方向
に延びたアルミ製のフレーム材5,5がビスなどにて固
着されている。 【0018】図3に示すように、フレーム材5の端面に
は、入口部が狭く、奥で広くなっている溝51が上下方
向に形成され、両フレーム材5,5の溝51,51を合
わせることによって中間部が括れた筒状部5aが壁パネ
ル4の上下方向に沿って形成されている。そして、図5
に示すように、筒状部5aに連結部材であるジョイント
ピース6が嵌合されている。 【0019】この場合、ジョイントピース6としては、
図4に示すように、コーナー用のジョイントピース6L
と通常のジョイントピース6Sの2種類のものがある。
図4(a)は通常のジョイントピース6Sの上・下用の
もの、図4(b)は中用のものである。図4(c)はコ
ーナー用のジョイントピース6Lの上・下用のもの、図
4(d)は中用のものである。そして、図4(a)およ
び図4(c)の上・下用のものは黒色に、図4(b)の
中用のものは茶色に、図4(d)の中用のものはベージ
ュ色にそれぞれ着色されている。このように、上・下用
のジョイントピースと中用のジョイントピースが異なっ
た色に着色されていることで、作業者の施工ミスを防止
することができる。 【0020】通常のジョイントピース6Sはその中間部
61が筒状部5aの括れた部分と略同じ大きさであり、
両端の挿入部62が中間部61より大きくなっている。
図5に示すように、筒状部5aにジョイントピース6を
嵌挿することで、両フレーム材5,5が一体化された状
態にしっかりと保持され、両壁パネル4,4がジョイン
トピース6Sを介して連結されるようになっている。ま
た、コーナー用のジョイントピース6Lは、フレーム材
5の入口部の幅に等しい連結部63と、この連結部63
の両端に一体に形成された挿入部64とから構成されて
いる。 【0021】つぎに、上記サニタリー空間SS内に、浴
室ユニット1を組み立てて設置する方法を説明する。 【0022】まず、サニタリー空間SSにて、浴槽用床
パン21と洗い場用床パン22とを接続して防水床パン
2を設置する。そして、図6に示すように、コーナー側
の壁パネル4aを浴槽用床パン21の載置部213へ設
置し、連結部材である下用のジョイントピース6Lを壁
パネル4aのフレーム5の下側に挿入する。つぎに、も
う一方のコーナー側の壁パネル4bのフレーム5を壁パ
ネル4aに挿入しているジョイントピース6Lへ上側か
ら差し込む。 【0023】そして、両壁パネル4a,4bをコーナー
に引き寄せた状態で、両壁パネル4b,4bの上側から
中間用のジョイントピース6Lを両壁パネル4a,4b
の各フレーム5,5に挿入し、挿入棒7にて両フレーム
5,5の中央部まで落とし込む。つぎに、両壁パネル4
a,4bの各フレーム5,5の上部に上用のジョイント
ピース6Lをハンマーで叩いて嵌合させる。この結果、
図7および図9に示すように、コーナー側の壁パネル4
a,4b同士をジョイントピース6Lにて連結すること
ができる。 【0024】つぎに、壁パネル4bのフレーム5の下側
に下用のジョイントピース6Sを挿入する。壁パネル4
cのフレーム5の下側を、壁パネル4bに挿入している
ジョイントピース6Sへ上側から差し込む。そして、両
壁パネル4b,4cを引き寄せた状態で、両壁パネル4
b,4cの上側から中間用のジョイントピース6Sを両
壁パネル4b,4cの各フレーム5,5に挿入し、挿入
棒7にて両フレーム5,5の中央部まで落とし込む。同
様に、両壁パネル4b,4cの上側から上用のジョイン
トピース6Sをハンマーにて叩いて嵌合させる。 【0025】同様にして、浴槽3および洗い場22Aの
周囲に7枚の壁パネル4(4a〜4g)を隣接して設置
する。なお、壁パネル4dの段差部分の接合は、図10
に示すように、コーナー側の壁パネル4cのフレーム5
の下側に段差嵌合用のブロック6Bを挿入しておき、こ
のブロック6Bに壁パネル4dを側面から差し込んで嵌
合させる。また、出入口1aは後付け壁パネルEに取り
付けられている。この場合、出入口1aは3枚引き戸1
1aとされている。7枚の壁パネル4(4a〜4g)に
て形成される浴室ユニット1の上方開口は天井パネル
(図示せず)にて覆われている。なお、必要に応じて、
壁パネル4と壁パネル4の隙間に、シリコンコーキング
材などのシール材を室内側から充填する。 【0026】つぎに、上記図1および図2の浴室ユニッ
ト1のリフォーム方法、たとえば既存の浴室内の洗い場
22Aを広くする場合について説明する。 【0027】まず、浴室ユニット1の出入口1aを構成
している3枚引き戸11aが取り付けられているドア枠
体と後付け壁パネルEとを固定しているビスを取り外し
て後付け壁パネルEを外す。そして、3枚引き戸11a
(サッシおよび障子)を取り外し、続いて、引き戸の横
側に位置している幅狭の壁パネル4dを取り外す。 【0028】つぎに、浴室内側から、浴室ユニット1の
上方開口を覆っている天井パネル(図示せず)を取り外
す。その際、全部の天井パネルを取り外す必要はなく、
洗い場用床パン22の洗い場22Aに面している壁パネ
ル4c,4eの取り外し作業が行えるように、天井パネ
ルの一部を取り外せばよい。 【0029】そして、天井パネルを取り外して、取り外
す壁パネル4の上部を開放状態にしたのち、浴室内側か
ら壁パネル4の上部越しに治具を壁パネル4c,4eと
壁体C,Aとの間に差し入れ、上用のジョンイントピー
ス6Sおよび中間用のジョイントピース6Sをフレーム
材5の筒状部5aから上方に引き抜いて、壁パネル4同
士の連結を部分的に解除する。つぎに、壁パネル4c,
4eを上方へ持ち上げて、下用のジョンイントピース6
Sによる壁パネル4b,4c同士および壁パネル4f,
4e同士の連結をそれぞれ解除することで、壁パネル4
c,4eを取り外す。そして、壁パネル4c,4eを取
り外したのち、壁パネル4c側に設置しているカウンタ
ーも取り外す。 【0030】なお、中間用のジョイントピース6Sの取
り外しは、上方に引き抜かずに、挿入棒7を利用して筒
状部5aの下端部まで押し下げ、壁パネル4c,4eを
上方へ持ち上げることで、壁パネル4c,4eの下端か
ら下方に押し出すようにしてもよい。 【0031】この結果、洗い場22Aに面している壁パ
ネル4c,4eのみ取り外すことができる。このよう
に、ジョイントピース6S,6Lを取り外すことで簡単
に隣接するパネル4同士の連結状態を解除することがで
きる。 【0032】つぎに、洗い場用床パン22の裏面に取り
付けられている各支持脚2bの高さを低くなるように調
節して、浴槽用床パン21の重合せ部211との接続を
解除したのち、洗い場用床パン22を洗面脱衣室DR側
に引き出して撤去する。 【0033】そして、洗面脱衣室DR側の建物床を必要
な面積分、つまり、リフォームによって広げようとする
洗い場に相当する広さ分だけ鋸などで切り欠く。切り欠
いた建物床の端部には、束基礎などの床支持材9を設け
る。つぎに、壁パネル4の2枚分に相当する1辺を有し
ている新しい洗い場用床パン22Nを洗面脱衣室DR側
から引き入れ、所定位置に設置する。なお、新しい洗い
場用床パン22Nの接続端部には、弾性を有する防水材
Sをあらかじめ貼り付けている。 【0034】そして、新しい洗い場用床パン22Nの裏
面に取り付けられている各支持脚2bの高さを調節し
て、浴槽用床パン21の接続端部21aと新しい洗い場
用床パン22Nの接続端部22aとを重ね合わせ、その
重合せ部を水密状に接続する。 【0035】この場合、浴室の洗い場22Aの床面レベ
ルが洗面脱衣室DRの床面レベルとほぼ等しいので、図
12に示すように、建物の床下に存在している大引き8
をそのままにして、新しい洗い場用床パン22Nの増築
施工を行うことができる。その結果、建物全体の強度を
保つことができる。また、新しい洗い場用床パン22N
は、支持脚2bのほか、大引き8でも支持される。 【0036】つぎに、上記既存の浴室ユニット1の組み
立ての場合と同様にして、壁パネル4の取付け、後付け
壁パネルEへの出入口の取り付け、洗面脱衣室側の間仕
切り用壁パネルの取付けを行う。なお、取り外した壁パ
ネル4はそのまま再利用してもよいし、新しい壁パネル
と取り替えてもよい。また、後付け壁パネルEに取り付
ける出入口は元の3枚引き戸をそのまま利用してもよ
い。そして、浴室ユニット1の上方開口を元の天井パネ
ルおよび新しい天井パネルにて覆う。このようにして、
図1の既存浴室ユニットのリフォームが完了する。 【0037】 【発明の効果】請求項1記載の本発明のリフォーム方法
は、防水床パンを構成している浴槽用床パンをそのまま
にして、洗い場用床パンをより大きな床面積を有する新
しい洗い場用床パンと取り替え、既存の設備ユニットの
壁パネルなどはそのまま再利用する方法であるので、安
価な費用でリフォームを行える。 【0038】その際、壁パネル端部の接続部同士が連結
部材を介して連結されているので、連結部材を取り外す
ことで、壁パネルの取り外し作業を容易に行え、リフォ
ーム作業を簡単に効率よく行える。 【0039】また、リフォームにともなって発生する廃
棄物は、既存の洗い場用床パンと、洗い場用床面の拡張
のために切り欠く建物の床板や床根太などであり、量的
にも少なく、処理費用も安価となる。 【0040】特に、バリアフリータイプのサニタリール
ームである場合、建物の床下に存在している大引きをそ
のままにして、建物の床板や床根太の切り欠き作業を行
えるので、リフォームにともなって建物全体の強度低下
が生じない。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明のリフォーム方法が適用される浴室を示
す平面図である。 【図2】本発明のリフォーム方法が適用される浴室を示
す切断鳥瞰図である。 【図3】図2の浴室を構成している壁パネルを示す部分
斜視図である。 【図4】図3の壁パネル同士を連結する連結部材を示す
斜視図である。 【図5】壁パネル同士の連結状態を示す部分斜視図であ
る。 【図6】コーナー側での壁パネル同士の連結作業を示す
説明図である。 【図7】コーナー側壁パネル同士の連結状態を示す部分
平面図である。 【図8】浴槽用床パンと洗い場用床パンとの連結状態を
示す要部断面図である。 【図9】図7対応の部分斜視図である。 【図10】図4の連結部材を用いて壁パネル同士を連結
する状態を示す説明図である。 【図11】リフォーム前の状態を示す説明断面図であ
る。 【図12】リフォーム後の状態を示す説明断面図であ
る。 【符号の説明】 A,B,C,D 壁体 E 後付け壁パネル(間仕切り壁) SS サニタリー空間 1 浴室ユニット 1a 出入口 DR 洗面脱衣室 2 防水床パン 2a,2b 支持脚 21 浴槽用床パン 22 洗い場用床パン 22N 新しい洗い場用床パン 22A 洗い場 21a,22a 接続端部 213,223 載置部 3 浴槽 4,4a〜4g 壁パネル 5 フレーム材 5a 筒状部 51 溝 6,6L,6S ジョイントピース(連結部材)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】浴槽が載置される浴槽用床パンと、洗い場
    の床面を構成する洗い場用床パンとに分割され、両床パ
    ン同士が水密状に連結されている防水床パン上に、端部
    に接続部が形成されるとともにその接続部同士が連結部
    材を介して連結されて壁パネルが隣接配置された設備ユ
    ニットと、この設備ユニットを囲む建物側の壁体とから
    構成されるサニタリールームのリフォーム方法であっ
    て、 前記サニタリールームへの出入口が設けられた建物側の
    壁体を取り外す工程と、 この壁体を取り外すことによって露出した壁パネルのコ
    ーナー部の接続部から前記連結部材を取り外して、出入
    口部分の壁パネルと、前記防水床パンの洗い場側に面し
    ている壁パネルを取り外す工程と、 前記洗い場用床パンをより大きな床面積を有する新しい
    洗い場用床パンと取り替える工程と、 この新しい洗い場用床パン上に連結部材を介して壁パネ
    ルを延長連結して配置する工程と、 この壁パネルに対して交差するとともに、出入口が形成
    される壁パネルを連結部材を介して延長用の壁パネルに
    連結する工程と、 新たに、設備ユニットの外側に壁体を取り付ける工程
    と、からなることを特徴とするサニタリールームのリフ
    ォーム方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007138391A (ja) * 2005-11-14 2007-06-07 Matsushita Denko Bath & Life Kk 浴室ユニット
CN114809711A (zh) * 2022-06-15 2022-07-29 中建一局华江建设有限公司 一种集现代化模块与木构于一体的木建筑结构及施工方法

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