JP2003161030A - プリント硬質床材及びその製造方法並びにプリント床構造 - Google Patents

プリント硬質床材及びその製造方法並びにプリント床構造

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JP2003161030A
JP2003161030A JP2001361066A JP2001361066A JP2003161030A JP 2003161030 A JP2003161030 A JP 2003161030A JP 2001361066 A JP2001361066 A JP 2001361066A JP 2001361066 A JP2001361066 A JP 2001361066A JP 2003161030 A JP2003161030 A JP 2003161030A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多色印刷による鮮やかな絵柄(写真画像等)
を形成することができ、大面積の連続絵柄の形成も可能
になると共に、十分な接着強度を有して耐久性能に優れ
た低コストで高品質のプリント硬質床材及びその製造方
法を提供する。 【解決手段】 熱可塑性樹脂からなる透明表面層2と、
重ね合わせ面にインクジェット方式等のオンデマンド方
式によってプリント5が施された熱可塑性樹脂からなる
基材層3とを、ポリウレタン系ホットメルト樹脂の接着
層4により接着一体化する。熱プレスを行って接着一体
化して製造するのが良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、多色印刷による
鮮やかな絵柄(写真画像等)が形成されたプリント硬質
床材及びその製造方法並びに多色印刷による連続絵柄を
大面積で鮮明に表せるプリント床構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、表面に図柄等が付与された硬質床
材としては、その表面側にグラビア印刷が施されること
によって石目調、木目調等のリピート柄が形成されたも
のが知られている。このような図柄の形成によって硬質
床材のデザイン性が高められている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、この
ような硬質床材においても、絵柄等がフルカラー印刷等
の多色印刷によって鮮やかに形成されたものが求められ
るようになってきている。例えば、タイル状硬質床材を
多数個敷き詰めてその表面全体に大きな連続絵柄(風景
写真、航空写真等の写真画像)をフルカラーで形成した
いというニーズがある。
【0004】しかしながら、従来のようなグラビア印刷
では、一般的にせいぜい3〜4色ぐらいまでしか対応で
きず、少なくともフルカラー印刷は到底困難であり、い
ずれにしても多色印刷を行うことは難しかった。また、
グラビア印刷の場合には色の数だけの版を製作する必要
があり、もし多色印刷を行うとすれば版を多数製作しな
ければならず、この版の製作に多大なコストと時間を要
するという問題があった。更に、グラビア印刷は版によ
る転写印刷方式であるので、大きな面積の連続絵柄を印
刷することはできなかった。
【0005】そこで、本発明者らは、上記のような課題
を解決すべく、インクジェット方式等のオンデマンド方
式によってフルカラー等の多色印刷を行うことを試み
た。即ち、まず上面にインク受理層が設けられたフィル
ムの上にインクジェット方式により風景写真等の絵柄
(画像)をフルカラー印刷して印刷フィルムを製作し
た。この印刷フィルムを印刷面を上にして熱可塑性樹脂
からなる基材シートの上に載せ、更にこの上に接着シー
トを介して熱可塑性樹脂からなる透明表面シート(保護
シート)を載せて、熱プレスを行うことでプリント硬質
床材の製作を試みたが、接着シートを用いているにもか
かわらず、印刷フィルムと透明表面シートとの接着が悪
く、良好状態に両者を一体化することができなかった。
このように接着性が低いのはインクジェット用フィルム
の表面に吸水性のインク受理層が設けられていることの
影響があると考えられる。更に、透明表面シートを通し
て外観される絵柄は鮮明さが十分に得られるものではな
かった。
【0006】このような印刷フィルムと透明表面シート
間の接着性の悪さは静電カラープリント方式を用いて同
様の印刷を行った場合でも同じであった。
【0007】この発明は、かかる技術的背景に鑑みてな
されたものであって、多色印刷による絵柄(写真画像
等)を鮮明に形成することができ、また大きな面積の連
続絵柄の形成も可能になると共に、低コストで、生産性
にも優れ、しかも良好状態に接着一体化されて耐久強度
に優れた高品質のプリント硬質床材及びその製造方法並
びに大面積の連続絵柄を鮮明状態に形成できるプリント
床構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、熱可塑性樹
脂からなる透明表面層と、重ね合わせ面にオンデマンド
方式によってプリントが施された熱可塑性樹脂からなる
基材層とが、ポリウレタン系ホットメルト樹脂からなる
接着層を介して接着一体化されてなることを特徴とする
プリント硬質床材(第1発明)によって達成される。
【0009】上記目的は、重ね合わせ面にオンデマンド
方式によってプリントが施された熱可塑性樹脂からなる
透明表面層と、熱可塑性樹脂からなる基材層とが、ポリ
ウレタン系ホットメルト樹脂からなる接着層を介して接
着一体化されてなることを特徴とするプリント硬質床材
(第2発明)によっても達成される。
【0010】本発明によれば、透明表面層と基材層とが
ポリウレタン系ホットメルト樹脂の溶融固化により接着
されるので、十分な接着強度が確保され、耐久強度に優
れたプリント硬質床材が得られる。また、接着層がポリ
ウレタン系ホットメルト樹脂で形成されているので、該
接着層及び透明表面層を介して外観される絵柄(画像
等)は非常に鮮明なものとなる。また、オンデマンド方
式によってプリントされるので、印刷のための版作成を
必要とせず、低コストであるし、生産性にも優れてい
る。更に、オンデマンド方式によるプリントであるか
ら、フルカラー印刷等の多色印刷による絵柄を形成でき
るし、また例えば図5に示すように本発明の硬質床材を
多数個敷き詰めてこれらの表面全体としてフルカラーの
大きな面積の連続絵柄(風景写真、航空写真等の写真画
像など)を表現することも可能となる。
【0011】第1発明において、プリントが、前記基材
層の表面に設けられたインク受理層に対してインクジェ
ット方式により行われたものである場合には、絵柄(画
像等)が一層鮮明に外観されるものとなる。
【0012】上記いずれの発明においても、透明表面層
の厚さは100〜1000μm、接着層の厚さは20〜
200μm、基材層の厚さは30〜300μmに設定さ
れるのが、好ましい。これら条件を充足する場合には、
絵柄の鮮明さをより向上できると共に、床材としての強
度、耐久性も一層向上できる利点がある。
【0013】また、基材層には顔料が配合されているの
が好ましく、これにより絵柄の鮮明さをより一層向上で
きる。
【0014】更に、上記透明表面層及び基材層を構成す
る樹脂は、塩化ビニル樹脂またはポリオレフィン系樹脂
であるのが、接着強度を一層向上できる点で、好まし
い。
【0015】また、この発明に係るプリント床構造は、
上記いずれかに記載のプリント硬質床材がタイル状に形
成されて、このプリント硬質床材の複数個が、下地床面
上に敷き詰められることによってこれらの表面全体とし
て多色印刷の連続絵柄が外観されるように構成されたも
のである。
【0016】上記プリント硬質床材を敷き詰めて構成し
ているので、全体として鮮明な連続絵柄(風景写真、航
空写真等の写真画像等)を大きな面積で表現することが
できるとともに、このような耐久性に優れたプリント床
構造を低コストで構築できる。
【0017】また、この発明のプリント硬質床材の製造
方法は、熱可塑性樹脂からなる基材シートの上に、上面
にオンデマンド方式によってプリントが施された熱可塑
性樹脂からなる印刷フィルム、ポリウレタン系ホットメ
ルト樹脂フィルム、熱可塑性樹脂からなる透明表面シー
トをこの順に重ね合わせた状態で熱プレスを行い接着一
体化することを特徴とするものであり、前記第1発明の
プリント硬質床材が得られる。
【0018】また、この発明の別のプリント硬質床材の
製造方法は、熱可塑性樹脂からなる基材シートの上に、
ポリウレタン系ホットメルト樹脂フィルム、下面にオン
デマンド方式によってプリントが施された熱可塑性樹脂
からなる印刷フィルム、熱可塑性樹脂からなる透明表面
シートをこの順に重ね合わせた状態で熱プレスを行い接
着一体化することを特徴とするものであり、前記第2発
明のプリント硬質床材が得られる。
【0019】上記いずれの製造方法も、熱プレスを行っ
て接着一体化するものであり、これにより、ポリウレタ
ン系ホットメルト樹脂が、透明表面シート、印刷フィル
ムのいずれに対しても隙間を生じることなく充填状態に
接着するものとなるので、接着強度を一層向上させるこ
とができると共に、外観される絵柄(風景写真、航空写
真等の写真画像等)の鮮明さ及び画質が一段と向上す
る。
【0020】上記製造方法においては、ポリウレタン系
ホットメルト樹脂フィルムとしてその融点が60〜15
0℃のものを用いるものとし、かつ熱プレス時の加熱温
度を、該ポリウレタン系ホットメルト樹脂フィルムの融
点よりも5〜100℃高い温度範囲に設定するのが、好
ましい。これにより、耐熱性に優れたプリント硬質床材
を製造できると共に、熱プレスの際に表面層や基材層を
劣化させることがないし、更には熱プレス時の加熱温度
を上記範囲に設定するので接着空間においてポリウレタ
ン系ホットメルト樹脂を一段と隙間なく充填させること
ができ、ひいては接着強度をより一層向上させることが
できる。
【0021】また、熱プレス時の加圧圧力は3〜15N
/cm2 の範囲に設定するのが好ましい。これにより応
力歪みを過度に残存させることなく硬質床材を製造でき
るので、得られる硬質床材は反り発生の一層少ないもの
となる。
【0022】
【発明の実施の形態】図1に、第1発明のプリント硬質
床材(1)の一実施形態を示す。(3)は熱可塑性樹脂
からなる基材層であり、その表面に設けられたインク受
理層(6)の上にインクジェット方式によりプリント層
(5)が形成されてなり、この基材層(3)が、プリン
ト層(5)側を重ね合わせ面にしてポリウレタン系ホッ
トメルト樹脂からなる接着層(4)を介して熱可塑性樹
脂からなる透明表面層(2)と接着一体化されたもので
ある。
【0023】図3に、第2発明のプリント硬質床材
(1)の一実施形態を示す。(2)は熱可塑性樹脂から
なる透明表面層であり、その下面に設けられたインク受
理層(6)の下にインクジェット方式によりプリント層
(5)が形成されてなり、この透明表面層(2)が、プ
リント層(5)側を重ね合わせ面にしてポリウレタン系
ホットメルト樹脂からなる接着層(4)を介して熱可塑
性樹脂からなる基材層(3)と接着一体化されたもので
ある。
【0024】上記第1発明、第2発明ともに透明表面層
(2)と基材層(3)とがポリウレタン系ホットメルト
樹脂の溶融固化によって接着されているので、十分な接
着強度を得ることができ、ひいては耐久性に優れた硬質
床材(1)を提供できる。また、インク受理層(6)を
介してプリント層(5)が設けられている場合でも、十
分な接着強度を確保できる。これに対して、前記接着層
(4)を構成する樹脂として、例えばポリオレフィンホ
ットメルト樹脂やポリエステルホットメルト樹脂を用い
ても十分な接着強度を確保することはできない。
【0025】更に、この発明では、接着層(4)がポリ
ウレタン系ホットメルト樹脂で形成されているので、そ
の溶融によってプリント層(5)への密着性が高くて乱
反射が少ないものとなり、従ってこの接着層(4)及び
透明表面層(2)を介して外観される絵柄(写真画像
等)は鮮明なものとなるし、硬質床材(1)として反り
発生のないもの、或いは若干の山反り傾向のものが得ら
れて敷設施工性にも優れている。
【0026】前記基材層(3)を構成する熱可塑性樹脂
としては、特に限定されるものではないが、塩化ビニル
樹脂またはポリオレフィン系樹脂を用いるのが、接着強
度を一層向上できる点で、好ましい。前記ポリオレフィ
ン系樹脂としては、例えばEVA(エチレン−酢酸ビニ
ル樹脂)、ポリエチレン等を例示できる。
【0027】前記基材層(3)には顔料を含有せしめる
のが好ましい。この場合には、顔料による遮蔽効果によ
って絵柄がより鮮明に外観されるものとなる。前記顔料
としては、特に限定されるものではないが、例えばシア
ン顔料としてフタロシアニン系、マジェンタ顔料として
キナクリドン系、イエロー顔料としてベンズイミダゾリ
ン系、ブラック顔料としてカーボンブラック等を例示で
きる。
【0028】前記基材層(3)の厚さは30〜300μ
mの範囲であるのが好ましい。30μm未満では硬質床
材(1)として十分な強度を確保するのが困難になる
し、硬質床材(1)に反りが発生しやすくなるので、好
ましくない。また、300μmを超えると、その分重量
増となって軽量性を確保できなくなるので、好ましくな
い。
【0029】前記透明表面層(2)を構成する熱可塑性
樹脂としては、特に限定されるものではないが、塩化ビ
ニル樹脂またはポリオレフィン系樹脂を用いるのが、接
着強度を一層向上できる点で、好ましい。前記ポリオレ
フィン系樹脂としては、例えばEVA(エチレン−酢酸
ビニル樹脂)、ポリエチレン等を例示できる。
【0030】前記透明表面層(2)の厚さは100〜1
000μmの範囲であるのが好ましい。100μm未満
ではプリント層(5)の保護層としての機能が低下する
し、1000μmを超えると外観される印刷画像の鮮明
度や画質が低下するので、好ましくない。
【0031】前記プリント層(5)を形成するための印
刷方式としては、上記例示のインクジェット方式に特に
限定されるものではなく、オンデマンド方式であればど
のようなものでも良い。このようなオンデマンド方式と
しては、インクジェット方式の他に静電カラープリント
方式等を例示できる。これらオンデマンド方式の中で
も、より鮮明な印刷画像を形成できる点で、インクジェ
ット方式でプリントするのが好ましい。なお、前記イン
ク受理層(6)としては、一般に非晶質シリカ及びバイ
ンダーとしての非イオン性材料(例えばポリビニルアル
コール)等からなる混合組成物が用いられることが多
い。
【0032】前記接着層(4)を構成するポリウレタン
系ホットメルト樹脂としては、特に限定されるものでは
ないが、その融点が60〜150℃であるものを用いる
のが好ましい。融点が60℃未満では、硬質床材(1)
が比較的高温の環境に晒された際に接着強度の低下が懸
念されるし、一方融点が150℃を超えると、熱プレス
時の加熱温度も高く設定する必要が生じ、このような高
温での熱プレスによって表面層(2)または基材層
(3)を構成する樹脂の劣化が生じやすくなるので、好
ましくない。
【0033】前記接着層(4)の厚さは20〜200μ
mの範囲とするのが好ましい。20μm未満では十分な
接着強度が得られなくなることが懸念されるし、200
μmを超えると、硬質床材(1)としての剛軟度が小さ
くなって施工性が低下するので、好ましくない。
【0034】しかして、図5に示すように、この発明の
プリント硬質床材(1)を矩形状等のタイル形状に形成
し、これらプリント硬質床材(1)の多数個を下地床面
上に縦横方向に整然と敷き詰めれば、これらの表面全体
としてフルカラーの大きな面積の連続絵柄(風景写真、
航空写真等の写真画像など)が外観されるプリント床を
構成できる。
【0035】上記第1発明のプリント硬質床材(1)
は、例えば次のようにして製造できる。まず、片面にイ
ンク受理層(6)が設けられた熱可塑性樹脂製の印刷用
フィルムの該インク受理層(6)に対してインクジェッ
ト方式等のオンデマンド方式によってプリントを施して
プリント層(5)を形成せしめて印刷フィルム(25)
を作成する。
【0036】次に、図2に示すように、上下一対の熱盤
(30)(30)の間に、下から順に、熱可塑性樹脂か
らなる基材シート(23)(23)(23)、プリント
層(5)を上側にした態様で印刷フィルム(25)、ポ
リウレタン系ホットメルト樹脂フィルム(24)、熱可
塑性樹脂からなる透明表面シート(22)を配置し、こ
の状態で熱盤(30)(30)により熱プレスを行うこ
とによって製造できる。
【0037】また、上記第2発明のプリント硬質床材
(1)は、例えば次のようにして製造できる。まず、片
面にインク受理層(6)が設けられた熱可塑性樹脂製の
印刷用フィルム(25)の該インク受理層(6)に対し
てインクジェット方式等のオンデマンド方式によってプ
リントを施してプリント層(5)を形成せしめて印刷フ
ィルム(25)を作成する。
【0038】次に、図4に示すように、上下一対の熱盤
(30)(30)の間に、下から順に、熱可塑性樹脂か
らなる基材シート(23)(23)(23)、ポリウレ
タン系ホットメルト樹脂フィルム(24)、プリント層
(5)を下側にした態様で印刷フィルム(25)、熱可
塑性樹脂からなる透明表面シート(22)を配置し、こ
の状態で熱盤(30)(30)により熱プレスを行うこ
とによって製造できる。
【0039】なお、上記実施形態では、基材シート(2
3)は3枚重ね配置するものとしているが、この基材シ
ート(23)は1枚だけ配置するものとしても良いし、
2枚或いは4枚以上重ね配置しても良い。また、ポリウ
レタン系ホットメルト樹脂フィルム(24)や透明表面
シート(22)についても同様にその複数枚を用いて熱
プレスするものとしても良い。
【0040】前記熱プレス時の加熱温度は、ポリウレタ
ン系ホットメルト樹脂フィルム(24)の融点よりも5
〜100℃高い温度範囲に設定するのが、好ましい。上
記下限値を下回る場合には、透明表面シート(22)、
印刷フィルム(25)のいずれに対しても隙間を生じる
ことなく十分に充填された状態を確保するのが難しくな
るので、好ましくない。一方、上記上限値を上回る場合
には、熱プレスの際に透明表面シート(22)や基材シ
ート(23)等を劣化させることがあるので、好ましく
ない。
【0041】前記熱プレス時の加圧圧力は3〜15N/
cm2 の範囲に設定するのが、好ましい。3N/cm2
未満では透明表面シート(22)、印刷フィルム(2
5)のいずれに対しても隙間を生じることなく十分に充
填された状態を確保するのが難しくなるので、好ましく
ない。一方、15N/cm2 を超えると、各構成層にお
いて応力歪みが残存しやすいものとなり、製造した硬質
床材において反りを生じやすくなるので、好ましくな
い。
【0042】なお、この発明の製造方法の説明において
用いた「シート」(22)(23)、「フィルム」(2
4)(25)の語は、これによって厚さの限定をするこ
とを意図したものではなく、その好適な形態を示す意図
でそれぞれ「シート」「フィルム」という語を選択した
ものであって、その厚さはいずれの語を用いた場合にも
限定されるものではない。
【0043】
【実施例】次に、この発明の具体的実施例について説明
する。
【0044】<実施例1>片面にインク受理層(6)が
設けられた塩化ビニル樹脂製印刷用フィルムの該インク
受理層(6)にインクジェット方式によってフルカラー
印刷を施してプリント層(5)を形成せしめて、厚さ1
50μmの印刷フィルム(25)を作成した(図2参
照)。
【0045】次に、図2に示すように、上下一対の熱盤
(30)(30)の間に、下から順に、塩化ビニル樹脂
からなる厚さ800μmの基材シート(23)(23)
(23)、プリント層(5)を上側にして印刷フィルム
(25)、厚さ25μmのポリウレタンホットメルト樹
脂(融点:80℃)フィルム(24)、塩化ビニル樹脂
からなる厚さ500μmの透明表面シート(22)を配
置して、熱盤(30)(30)により160℃で20分
間熱プレス(10N/cm2 )を行った。なお、基材シ
ート(23)を構成する塩化ビニル樹脂の組成は、塩化
ビニル樹脂65重量%、炭酸カルシウム19重量%、可
塑剤(DINP)15重量%、顔料1重量%であった。
【0046】次いで、冷却後にプレス機から取り外し
て、最下面(基材層)をサンディングマシーンを用いて
削ることによって全体厚さを3.0mmに調整した後、
水槽(85℃×5分、60℃×5分、25℃×5分)に
浸漬してアニーリングを行った。この後、裁断機によっ
て所定形状に打ち抜きを行うことによって、図1に示す
ようなプリント硬質床材(1)を得た。
【0047】<実施例2>ポリウレタンホットメルト樹
脂フィルム(24)として厚さ50μmのものを用いた
以外は、実施例1と同様にしてプリント硬質床材(1)
を得た。
【0048】<実施例3>ポリウレタンホットメルト樹
脂フィルム(24)として厚さ90μmのものを用いた
以外は、実施例1と同様にしてプリント硬質床材(1)
を得た。
【0049】<実施例4>ポリウレタンホットメルト樹
脂フィルム(24)として厚さ110μmのものを用い
た以外は、実施例1と同様にしてプリント硬質床材
(1)を得た。
【0050】<実施例5>片面にインク受理層(6)が
設けられたポリエチレン樹脂製印刷用フィルムの該イン
ク受理層(6)にインクジェット方式によってフルカラ
ー印刷を施してプリント層(5)を形成せしめて、厚さ
250μmの印刷フィルム(25)を作成した(図2参
照)。
【0051】次に、図2に示すように、上下一対の熱盤
(30)(30)の間に、下から順に、EVA樹脂から
なる厚さ800μmの基材シート(23)(23)(2
3)、プリント層(5)を上側にして印刷フィルム(2
5)、厚さ50μmのポリウレタンホットメルト樹脂
(融点:80℃)フィルム(24)、EVA樹脂からな
る厚さ300μmの透明表面シート(22)を配置し
て、熱盤(30)(30)により130℃で10分間熱
プレス(10N/cm2 )を行った。
【0052】なお、基材シート(23)(23)(2
3)を構成するEVA樹脂の組成は、その最上層と中間
層についてはEVA樹脂25重量%、炭酸カルシウム7
5重量%であり、その最下層についてはEVA樹脂10
0重量%であった。また、基材シート(23)(23)
(23)の積層に際しては、縦横の寸法安定性向上を目
的として、最下層のシートの押出方向が他のシート(最
上層、中間層)の押出方向と90度交叉するように配置
した。また、前記透明表面シート(22)の重ね合わせ
面にはプライマー塗布処理が行われている。
【0053】次いで、冷却後にプレス機から取り外し
て、最下面(基材層)をサンディングマシーンを用いて
削ることによって全体厚さを3.0mmに調整した後、
水槽(85℃×5分、60℃×5分、25℃×5分)に
浸漬してアニーリングを行った。この後、裁断機によっ
て所定形状に打ち抜きを行うことによって、図1に示す
ようなプリント硬質床材(1)を得た。
【0054】<実施例6>片面にインク受理層(6)が
設けられた塩化ビニル樹脂製印刷用フィルムの該インク
受理層(6)にインクジェット方式によってフルカラー
印刷を施してプリント層(5)を形成せしめて、厚さ1
50μmの印刷フィルム(25)を作成した(図4参
照)。
【0055】次に、図4に示すように、上下一対の熱盤
(30)(30)の間に、下から順に、塩化ビニル樹脂
からなる厚さ800μmの基材シート(23)(23)
(23)、厚さ50μmのポリウレタンホットメルト樹
脂(融点:80℃)フィルム(24)、プリント層
(5)を下側にして印刷フィルム(25)、塩化ビニル
樹脂からなる厚さ500μmの透明表面シート(22)
を配置して、熱盤(30)(30)により160℃で2
0分間熱プレス(10N/cm2 )を行った。なお、基
材シート(23)を構成する塩化ビニル樹脂の組成は、
実施例1と同様とした。
【0056】次いで、冷却後にプレス機から取り外し
て、最下面(基材層)をサンディングマシーンを用いて
削ることによって全体厚さを3.0mmに調整した後、
水槽(85℃×5分、60℃×5分、25℃×5分)に
浸漬してアニーリングを行った。この後、裁断機によっ
て所定形状に打ち抜きを行うことによって、図3に示す
ようなプリント硬質床材(1)を得た。
【0057】<比較例1>厚さ50μmのポリウレタン
ホットメルト樹脂フィルムに代えて厚さ50μmのポリ
オレフィンホットメルト樹脂フィルムを用いた以外は、
実施例2と同様にしてプリント硬質床材(1)を得た。
【0058】<比較例2>厚さ50μmのポリウレタン
ホットメルト樹脂フィルムに代えて厚さ50μmのポリ
エステルホットメルト樹脂フィルムを用いた以外は、実
施例2と同様にしてプリント硬質床材(1)を得た。
【0059】<比較例3>厚さ50μmのポリウレタン
ホットメルト樹脂フィルムに代えて厚さ50μmのポリ
アミドホットメルト樹脂フィルムを用いた以外は、実施
例2と同様にしてプリント硬質床材(1)を得た。
【0060】上記のようにして得られた各プリント硬質
床材に対して下記評価法により性能評価を行った。その
結果を表1、表2に示す。
【0061】<剥離強度>JIS A1454の6.1
5の層間剥離強度試験に準拠して剥離強度を測定した。
【0062】<床材の反り>JIS L4406の7.
9に準拠して反り(mm)を測定した。
【0063】<印刷画像の鮮明さ>印刷フィルムの印刷
画像をそのままの状態で見た(上に接着層及び表面層を
設けない状態で外観した)時の鮮明さと比較して、ほぼ
同程度の鮮明さが得られたものを「○」とし、鮮明さが
明らかに少し低下しているものを「△」とし、鮮明さが
顕著に低下しているものを「×」とした。
【0064】<総合評価>上記3評価項目を総合的に捉
えて、総合的に優れているものから順に「◎」、
「○」、「△」、「×」の4段階で評価した。
【0065】
【表1】
【0066】
【表2】
【0067】表1から明らかなように、この発明の実施
例1〜6のプリント硬質床材は、表面透明層と基材層の
接着強度が十分に得られると共に、床材の反りが若干の
山反り傾向で敷設施工性に優れ、また外観される絵柄も
鮮明なものであった。
【0068】これに対し、接着層がポリオレフィンホッ
トメルト樹脂からなる比較例1では、接着強度が不十分
であったし、印刷画像の鮮明さも少し不足していた。ま
た、接着層がポリエステルホットメルト樹脂からなる比
較例2では、接着強度が不十分である上に、谷反りを生
じており敷設施工性も良好でないし、印刷画像の鮮明さ
も少し不足していた。接着層がポリアミドホットメルト
樹脂からなる比較例3では、良好な接着強度が得られる
ものの、谷反りを生じており敷設施工性が良好でない
し、印刷画像の鮮明さも少し不足していた。
【0069】
【発明の効果】請求項1及び請求項3の発明によれば、
透明表面層と基材層とをポリウレタン系ホットメルト樹
脂の溶融固化により接着するので、両層間で十分な接着
強度を確保することができ、プリント硬質床材として耐
久性に優れたものとなる。また、接着層がポリウレタン
系ホットメルト樹脂で形成されているので、乱反射が少
ないものとなり、外観される絵柄(画像等)は非常に鮮
明なものとなるし、谷反り(床材の縁部の上方への反
り)発生がなくて敷設施工性にも優れている。更に、オ
ンデマンド方式によりプリントされるので、グラビア印
刷のような版作成を要せず、低コストであり、生産性に
も優れているし、また本発明の硬質床材を複数個敷き詰
めてこれらの表面全体としてフルカラーの大きな面積の
連続絵柄を形成することも可能となる。
【0070】請求項2の発明によれば、絵柄の鮮明さを
一層向上させることができる。
【0071】請求項4の発明によれば、絵柄の鮮明さを
より一層向上させつつ、床材としての強度、耐久性も一
層向上できる利点がある。
【0072】請求項5の発明によれば、接着強度を一層
向上できて、硬質床材として耐久性により優れたものを
提供できる。
【0073】請求項6の発明によれば、絵柄の鮮明さ及
び画質をさらに向上できる。
【0074】請求項7の発明によれば、請求項1〜6の
いずれか1項に記載のプリント硬質床材を敷き詰めてプ
リント床を構成しているので、全体として鮮明な連続絵
柄(風景写真、航空写真等の写真画像等)を大きな面積
で表現できると共に、耐久性に優れたプリント床構造を
良好な敷設施工状態でかつ低コストで構築できる。
【0075】請求項8の発明によれば、請求項1に記載
のプリント硬質床材を生産性良く製造できる。また、請
求項9の発明によれば、請求項2に記載のプリント硬質
床材を生産性良く製造できる。請求項8、9の発明は、
いずれも熱プレスにより接着一体化するので、ポリウレ
タン系ホットメルト樹脂を、透明表面シート、印刷フィ
ルムのいずれに対しても隙間を生じることなく充填状態
に接着させることができ、これにより印刷表面での光の
乱反射がなくなり、外観される絵柄の鮮明度及び画質が
向上すると共に、接着強度を一層向上させることができ
る。
【0076】請求項10の発明によれば、熱プレスの際
に表面層や基材層を劣化させることなく、耐熱性及び耐
久性により優れたプリント硬質床材を製造できる。
【0077】請求項11の発明によれば、反り発生の一
層少ない硬質床材を製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1発明のプリント硬質床材の一実施形態を示
す断面図である。
【図2】第1発明の製造方法の概略を示す説明図であ
る。
【図3】第2発明のプリント硬質床材の一実施形態を示
す断面図である。
【図4】第2発明の製造方法の概略を示す説明図であ
る。
【図5】この発明のプリント硬質床材(タイル状)を多
数個敷き詰めた状態で表される全体画像を模式的に示す
平面図である。
【符号の説明】
1…プリント硬質床材 2…透明表面層 3…基材層 4…接着層 5…プリント層 6…インク受理層 22…透明表面シート 23…基材シート 24…ウレタンホットメルトフィルム 25…印刷フィルム
フロントページの続き Fターム(参考) 4F100 AA08 AK01A AK01B AK03A AK03B AK15A AK15B AK51G BA02 CA04 CA13B CA23 CB03 EC182 EJ172 EJ422 GB08 HB31B JA04 JA20A JA20B JB16A JB16B JN01A YY00A YY00B

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性樹脂からなる透明表面層と、重
    ね合わせ面にオンデマンド方式によってプリントが施さ
    れた熱可塑性樹脂からなる基材層とが、ポリウレタン系
    ホットメルト樹脂からなる接着層を介して接着一体化さ
    れてなることを特徴とするプリント硬質床材。
  2. 【請求項2】 前記プリントが、前記基材層の表面に設
    けられたインク受理層に対してインクジェット方式によ
    り行われたものである請求項1に記載のプリント硬質床
    材。
  3. 【請求項3】 重ね合わせ面にオンデマンド方式によっ
    てプリントが施された熱可塑性樹脂からなる透明表面層
    と、熱可塑性樹脂からなる基材層とが、ポリウレタン系
    ホットメルト樹脂からなる接着層を介して接着一体化さ
    れてなることを特徴とするプリント硬質床材。
  4. 【請求項4】 前記透明表面層の厚さが100〜100
    0μm、前記接着層の厚さが20〜200μm、前記基
    材層の厚さが30〜300μmに設定されている請求項
    1〜3のいずれか1項に記載のプリント硬質床材。
  5. 【請求項5】 前記透明表面層及び前記基材層を構成す
    る樹脂が、塩化ビニル樹脂またはポリオレフィン系樹脂
    である請求項1〜4のいずれか1項に記載のプリント硬
    質床材。
  6. 【請求項6】 前記基材層に顔料が配合されている請求
    項1〜5のいずれか1項に記載のプリント硬質床材。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項に記載のプ
    リント硬質床材がタイル状に形成され、該プリント硬質
    床材の複数個が、下地床面上に敷き詰められることによ
    ってこれらの表面全体として多色印刷の連続絵柄が外観
    されるように構成されていることを特徴とするプリント
    床構造。
  8. 【請求項8】 熱可塑性樹脂からなる基材シートの上
    に、上面にオンデマンド方式によってプリントが施され
    た熱可塑性樹脂からなる印刷フィルム、ポリウレタン系
    ホットメルト樹脂フィルム、熱可塑性樹脂からなる透明
    表面シートをこの順に重ね合わせた状態で熱プレスを行
    い接着一体化することを特徴とするプリント硬質床材の
    製造方法。
  9. 【請求項9】 熱可塑性樹脂からなる基材シートの上
    に、ポリウレタン系ホットメルト樹脂フィルム、下面に
    オンデマンド方式によってプリントが施された熱可塑性
    樹脂からなる印刷フィルム、熱可塑性樹脂からなる透明
    表面シートをこの順に重ね合わせた状態で熱プレスを行
    い接着一体化することを特徴とするプリント硬質床材の
    製造方法。
  10. 【請求項10】 前記ポリウレタン系ホットメルト樹脂
    フィルムとして融点が60〜150℃のものを用い、か
    つ前記熱プレス時の加熱温度を、ポリウレタン系ホット
    メルト樹脂フィルムの融点よりも5〜100℃高い温度
    範囲に設定する請求項8または9に記載のプリント硬質
    床材の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記熱プレス時の加圧圧力を3〜15
    N/cm2 の範囲に設定する請求項8〜10のいずれか
    1項に記載のプリント硬質床材の製造方法。
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