JP2003160984A - パネル及びパネル用外周端面部材 - Google Patents
パネル及びパネル用外周端面部材Info
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- JP2003160984A JP2003160984A JP2001361988A JP2001361988A JP2003160984A JP 2003160984 A JP2003160984 A JP 2003160984A JP 2001361988 A JP2001361988 A JP 2001361988A JP 2001361988 A JP2001361988 A JP 2001361988A JP 2003160984 A JP2003160984 A JP 2003160984A
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- Panels For Use In Building Construction (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 プレハブ式冷蔵庫の壁面や、建物内の仕切壁
や天井面等に使用するパネルの連結継ぎ合わせを容易に
する。 【解決手段】 パネルの外周端面に対応する部分２２
と、端面に隣接するパネル表裏面に対応する部分２１を
備えたコの字状の断面の長尺材で、端面に嵌合用凹溝２
３を形成した第一部材２を使用してパネルを形成し、パ
ネルの連結に際して、コの字状の長尺材で開口部側（側
面部３１）が嵌合用凹溝より僅かに幅広の間隔を備え、
部材の弾性で間隔を狭めると嵌合溝内に密着する形状と
し、開口部と対向する部分が、嵌合凹溝と密嵌する形状
に形成した第二部材３を使用する。
や天井面等に使用するパネルの連結継ぎ合わせを容易に
する。 【解決手段】 パネルの外周端面に対応する部分２２
と、端面に隣接するパネル表裏面に対応する部分２１を
備えたコの字状の断面の長尺材で、端面に嵌合用凹溝２
３を形成した第一部材２を使用してパネルを形成し、パ
ネルの連結に際して、コの字状の長尺材で開口部側（側
面部３１）が嵌合用凹溝より僅かに幅広の間隔を備え、
部材の弾性で間隔を狭めると嵌合溝内に密着する形状と
し、開口部と対向する部分が、嵌合凹溝と密嵌する形状
に形成した第二部材３を使用する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、プレハブ式冷蔵庫の壁
面や、建物内の仕切壁や天井面等に使用するパネルおよ
びそのパネルに使用する外周端面部材に関するものであ
る。
面や、建物内の仕切壁や天井面等に使用するパネルおよ
びそのパネルに使用する外周端面部材に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】プレハ
ブ式冷蔵庫の壁面や、建物内の仕切壁や天井面等に使用
するパネルは、断熱構造や不燃構造が採用されており、
その基本的構造は適宜なコア材の表裏面を金属薄板で被
覆し、端縁を適宜な端縁部材で被覆してなる。
ブ式冷蔵庫の壁面や、建物内の仕切壁や天井面等に使用
するパネルは、断熱構造や不燃構造が採用されており、
その基本的構造は適宜なコア材の表裏面を金属薄板で被
覆し、端縁を適宜な端縁部材で被覆してなる。
【０００３】例えばコア材としては、断熱性確保のため
に発泡ウレタンを充填したり、軽量性と堅牢性確保のた
めにハニカム材を採用したりしている。またその縁材と
して、塩化ビニールやアルミ材、発泡樹脂材が採用され
ている。
に発泡ウレタンを充填したり、軽量性と堅牢性確保のた
めにハニカム材を採用したりしている。またその縁材と
して、塩化ビニールやアルミ材、発泡樹脂材が採用され
ている。
【０００４】ところで前記の端縁部材は、隣接パネルを
連結接続するために、対向縁の一方に嵌合凹溝を形成
し、他方に前記嵌合凹溝に嵌合する突条を形成してい
る。この嵌合凹溝や突条は、発泡樹脂材で形成する場合
には削り出しで形成され、塩ビや金属板製の場合には、
押し出し材として形成される。
連結接続するために、対向縁の一方に嵌合凹溝を形成
し、他方に前記嵌合凹溝に嵌合する突条を形成してい
る。この嵌合凹溝や突条は、発泡樹脂材で形成する場合
には削り出しで形成され、塩ビや金属板製の場合には、
押し出し材として形成される。
【０００５】そして隣接パネルの嵌合凹溝と突条を噛み
合わせ、壁内外の空気流通を遮断（断熱密封）するよう
に壁面等が構築されるものである。
合わせ、壁内外の空気流通を遮断（断熱密封）するよう
に壁面等が構築されるものである。
【０００６】従って構築現場では、順序よく壁パネル等
を組み込んでいく必要があり、構築が繁雑である。また
パネル製作においても、対向縁の嵌合凹溝と突条の組み
合わせを誤らずに製造する必要があり、この点でも繁雑
である。
を組み込んでいく必要があり、構築が繁雑である。また
パネル製作においても、対向縁の嵌合凹溝と突条の組み
合わせを誤らずに製造する必要があり、この点でも繁雑
である。
【０００７】そこで本発明は、全て同一の端面構造のパ
ネルを形成し、且つ連結接続も各自になされるパネル並
びにパネル形成材となる外周端面部材を提案したもので
ある。
ネルを形成し、且つ連結接続も各自になされるパネル並
びにパネル形成材となる外周端面部材を提案したもので
ある。
【０００８】
【課題を解決する手段】本発明に係るパネル用外周端面
部材は、第一部材と第二部材からなり、第一部材が、パ
ネルの外周端面に対応する部分と、端面に隣接するパネ
ル表裏面に対応する部分を備えたコの字状の断面の長尺
材で、端面長手方向に所定の嵌合用凹溝を形成したもの
で、第二部材が、コの字状の長尺材で開口部側が嵌合用
凹溝より僅かに幅広の間隔を備えると共に、部材の弾性
で間隔を狭めると、前記嵌合溝内に密着する形状とし、
開口部と対向する部分が、嵌合凹溝と密嵌する形状に形
成したものである。
部材は、第一部材と第二部材からなり、第一部材が、パ
ネルの外周端面に対応する部分と、端面に隣接するパネ
ル表裏面に対応する部分を備えたコの字状の断面の長尺
材で、端面長手方向に所定の嵌合用凹溝を形成したもの
で、第二部材が、コの字状の長尺材で開口部側が嵌合用
凹溝より僅かに幅広の間隔を備えると共に、部材の弾性
で間隔を狭めると、前記嵌合溝内に密着する形状とし、
開口部と対向する部分が、嵌合凹溝と密嵌する形状に形
成したものである。
【０００９】また本発明に係るパネルは、板状のパネル
本体の外周端面に、前記の第一部材を装着し、連結継ぎ
合わせを行うパネル体の一方に第二部材を装着してなる
ことを特徴とするものである。
本体の外周端面に、前記の第一部材を装着し、連結継ぎ
合わせを行うパネル体の一方に第二部材を装着してなる
ことを特徴とするものである。
【００１０】従ってパネルの外周縁は第一部材が装着さ
れることになり、同一構造に製造することができ、連結
箇所の端縁面の嵌合用凹溝に第二部材を装着すると、嵌
合突部を備えたパネルとして連結継ぎ合わせ可能とな
る。
れることになり、同一構造に製造することができ、連結
箇所の端縁面の嵌合用凹溝に第二部材を装着すると、嵌
合突部を備えたパネルとして連結継ぎ合わせ可能とな
る。
【００１１】特に第二部材は、第一部材の嵌合用凹溝よ
り僅かに幅広間隔を備えると共に、部材の弾性で間隔を
狭めると、前記嵌合溝内に密着する形状としているもの
であるから、第二部材は容易に離脱することが無く、連
結継ぎ合わせが確実になされる。
り僅かに幅広間隔を備えると共に、部材の弾性で間隔を
狭めると、前記嵌合溝内に密着する形状としているもの
であるから、第二部材は容易に離脱することが無く、連
結継ぎ合わせが確実になされる。
【００１２】
【実施の形態】次に本発明の実施の形態について説明す
る。実施形態で示したパネルは、パネル本体１と、外周
端面第一部材２で形成される。即ちパネル本体１は、金
属製表裏板１１の内方にコア材１２を充填しているもの
で、使用目的に応じて、金属製表裏板１１は、カラー鋼
板、塩ビ被覆鋼板、ステンレス鋼板、アルミ板を選択使
用し、コア材は、発泡樹脂材やハニカム構造材を使用す
る。
る。実施形態で示したパネルは、パネル本体１と、外周
端面第一部材２で形成される。即ちパネル本体１は、金
属製表裏板１１の内方にコア材１２を充填しているもの
で、使用目的に応じて、金属製表裏板１１は、カラー鋼
板、塩ビ被覆鋼板、ステンレス鋼板、アルミ板を選択使
用し、コア材は、発泡樹脂材やハニカム構造材を使用す
る。
【００１３】第一部材２は、アルミ押し出し材で形成し
た長尺部材で、その端面形状は、基本的には従前の縁材
と同様にパネルの外周端面に当たる部分（端面部２１）
と、パネル本体１の金属製表裏板１１の外周側内面と当
接する部分（当接部２２）とを備えたコ状であり、特に
端面部２１に嵌合用凹溝２３を形成し、端面部２１と当
接部２２の角部分に金属製表裏板１１の折り返し縁部１
３の嵌入凹部２４を設けてなる。
た長尺部材で、その端面形状は、基本的には従前の縁材
と同様にパネルの外周端面に当たる部分（端面部２１）
と、パネル本体１の金属製表裏板１１の外周側内面と当
接する部分（当接部２２）とを備えたコ状であり、特に
端面部２１に嵌合用凹溝２３を形成し、端面部２１と当
接部２２の角部分に金属製表裏板１１の折り返し縁部１
３の嵌入凹部２４を設けてなる。
【００１４】而してパネルは、第一部材２をパネルの大
きさに合わせて切断し、コア材１２の外周縁に配置し、
表裏板１１を装着して形成したり、或いは表裏板１１と
第一部材を組み合わせて中空パネルを形成した後、中空
部分に発泡樹脂（コア材）を充填したりして製出する。
きさに合わせて切断し、コア材１２の外周縁に配置し、
表裏板１１を装着して形成したり、或いは表裏板１１と
第一部材を組み合わせて中空パネルを形成した後、中空
部分に発泡樹脂（コア材）を充填したりして製出する。
【００１５】従って全てのパネルは、外周部分（少なく
とも連結継ぎ合わせする部分）に嵌合用凹溝２３を備え
ることになる。
とも連結継ぎ合わせする部分）に嵌合用凹溝２３を備え
ることになる。
【００１６】第二部材３は、前記パネルの連結継ぎ合わ
せに使用する、前記第一部材と同様にアルミ押し出し材
で形成した長尺部材で、その端面形状は、コの字状であ
り、特に開口部側（側面部３１）が、嵌合用凹溝２３よ
り僅かに幅広の間隔（側面部３１の板厚以下）を備え、
且つ先端は嵌合用凹溝２３への圧入が可能なように傾斜
面又は湾曲面とする。更に前記側面部３１を嵌合用凹溝
２３に圧入して、部材の弾性で間隔を狭めた際に、前記
側面部３１が嵌合用凹溝２３の内面に密着する形状に予
め形成して、且つ嵌合用凹溝２３に圧入した際に凹溝２
３からの突出部３２が隣接する接合対象のパネルの嵌合
用凹溝２３ａと密嵌する形状に形成してなる。また側面
部３１の内面には、補強突部３３を設けてなる。
せに使用する、前記第一部材と同様にアルミ押し出し材
で形成した長尺部材で、その端面形状は、コの字状であ
り、特に開口部側（側面部３１）が、嵌合用凹溝２３よ
り僅かに幅広の間隔（側面部３１の板厚以下）を備え、
且つ先端は嵌合用凹溝２３への圧入が可能なように傾斜
面又は湾曲面とする。更に前記側面部３１を嵌合用凹溝
２３に圧入して、部材の弾性で間隔を狭めた際に、前記
側面部３１が嵌合用凹溝２３の内面に密着する形状に予
め形成して、且つ嵌合用凹溝２３に圧入した際に凹溝２
３からの突出部３２が隣接する接合対象のパネルの嵌合
用凹溝２３ａと密嵌する形状に形成してなる。また側面
部３１の内面には、補強突部３３を設けてなる。
【００１７】而して前記の第一部材２を備えたパネルの
連結継ぎ合わせに際して、継ぎ合わされる一方のパネル
の嵌合用凹溝２３に第二部材３を装着し、第二部材３の
突出部３２を連結継ぎ合わせ対象の嵌合用凹溝２３ａに
嵌合すると、パネルがしっかりと連結継ぎ合わされるこ
とになる。
連結継ぎ合わせに際して、継ぎ合わされる一方のパネル
の嵌合用凹溝２３に第二部材３を装着し、第二部材３の
突出部３２を連結継ぎ合わせ対象の嵌合用凹溝２３ａに
嵌合すると、パネルがしっかりと連結継ぎ合わされるこ
とになる。
【００１８】
【発明の効果】以上のように本発明は、パネルの外周端
面に対応する部分と、端面に隣接するパネル表裏面に対
応する部分を備えたコの字状の断面の長尺材で、端面長
手方向に所定の嵌合用凹溝を形成した第一部材と、この
第一部材で外周部分を形成したパネルと、コの字状の長
尺材で開口部側が嵌合用凹溝より僅かに幅広の間隔を備
えると共に、部材の弾性で間隔を狭めると、前記嵌合用
凹溝内に密着する形状とし、開口部と対向する部分が、
嵌合用凹溝と密嵌する形状に形成した第二部材とで構成
されるもので、第一部材のみのパネルを形成することで
パネル製造が容易になり、またパネルの連結継ぎ合わせ
に際しても、必要に応じて第二部材を使用すれば良いの
で、パネルの向きを考慮することなく連結継ぎ合わせが
なされるので連結作業も容易になる。
面に対応する部分と、端面に隣接するパネル表裏面に対
応する部分を備えたコの字状の断面の長尺材で、端面長
手方向に所定の嵌合用凹溝を形成した第一部材と、この
第一部材で外周部分を形成したパネルと、コの字状の長
尺材で開口部側が嵌合用凹溝より僅かに幅広の間隔を備
えると共に、部材の弾性で間隔を狭めると、前記嵌合用
凹溝内に密着する形状とし、開口部と対向する部分が、
嵌合用凹溝と密嵌する形状に形成した第二部材とで構成
されるもので、第一部材のみのパネルを形成することで
パネル製造が容易になり、またパネルの連結継ぎ合わせ
に際しても、必要に応じて第二部材を使用すれば良いの
で、パネルの向きを考慮することなく連結継ぎ合わせが
なされるので連結作業も容易になる。
【図１】本発明の実施形態で第一部材の形状を示し、
（イ）は正面図、（ロ）は右側面図、（ハ）は背面図、
（ニ）は平面図を示す。
（イ）は正面図、（ロ）は右側面図、（ハ）は背面図、
（ニ）は平面図を示す。
【図２】同第二部材の形状を示し、（イ）は正面図、
（ロ）は右側面図、（ハ）は背面図、（ニ）は平面図を
示す。
（ロ）は右側面図、（ハ）は背面図、（ニ）は平面図を
示す。
【図３】同第二部材の開口部の圧縮状態の説明図。
【図４】同パネル連結の説明図（連結前）。
【図５】同パネル連結の説明図（連結後）。
１ パネル本体
１１ 金属製表裏板
１２ コア材
１３ 折り返し縁部
２ 第一部材
２１ 端面部
２２ 当接部
２３ 嵌合用凹溝
２４ 嵌入凹部
３ 第二部材
３１ 側面部
３２ 突出部
３３ 補強突部
Claims (4)
- 【請求項１】 パネルの外周端面に対応する部分と、
端面に隣接するパネル表裏面に対応する部分を備えたコ
の字状の断面の長尺材で、端面長手方向に所定の嵌合用
凹溝を形成した第一部材と、コの字状の長尺材で開口部
側が嵌合用凹溝より僅かに幅広の間隔を備えると共に、
部材の弾性で間隔を狭めると、前記嵌合用凹溝内に密着
する形状とし、開口部と対向する部分が、嵌合用凹溝と
密嵌する形状に形成した第二部材とからなることを特徴
とするパネル用外周端面部材。 - 【請求項２】 第一部材のパネル端面対応部の両側部分
に、パネルの表裏板の折り返し縁部を嵌入する凹部を形
成し、第二部材の内面に補強突部を設けてなる請求項１
記載のパネル用外周端面部材。 - 【請求項３】 第一部材及び第二部材をアルミ押し出し
材とした請求項１又は２記載のパネル用外周端面部材。 - 【請求項４】 板状のパネル本体の外周端面に、請求項
１乃至３記載の何れかの第一部材を装着し、連結継ぎ合
わせを行うパネル体の一方に第二部材を装着してなるこ
とを特徴とするパネル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001361988A JP2003160984A (ja) | 2001-11-28 | 2001-11-28 | パネル及びパネル用外周端面部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001361988A JP2003160984A (ja) | 2001-11-28 | 2001-11-28 | パネル及びパネル用外周端面部材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003160984A true JP2003160984A (ja) | 2003-06-06 |
Family
ID=19172561
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001361988A Pending JP2003160984A (ja) | 2001-11-28 | 2001-11-28 | パネル及びパネル用外周端面部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003160984A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
2001
- 2001-11-28 JP JP2001361988A patent/JP2003160984A/ja active Pending
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060509 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061003 |