JP2003160938A - 傾斜又は垂直取付面に取り付け可能な緑化基盤とその取付方法及び取付具 - Google Patents
傾斜又は垂直取付面に取り付け可能な緑化基盤とその取付方法及び取付具Info
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Abstract
食による植物のはがれを防ぎ、雨、風、揺れ等による根
鉢の土のこぼれを防止して安定した植生を維持すること
ができ、植生緑化面の表面積を増して雨水による効率的
な水分供給と水分保持を可能とした緑化基盤を提供する
とともに、該緑化基盤を容易かつ低コストで取付施工す
るための緑化基盤の取付方法及び取付具を提供すること
を目的とする。 【解決手段】 傾斜又は垂直を成す緑化基盤1の植生緑
化面2aに、所定間隔で根鉢8を植生するための植付穴
5が設けられ、夫々の植付穴6は、植生緑化面2aを傾
斜状又は垂直状に設けた際に、根鉢8が上向き或いは斜
め上向きに植生される勾配部2bを有する緑化基盤1を
形成して、傾斜状又は垂直状の取付面10に取り付け
る。
Description
面を容易かつ効果的に緑化するための緑化基盤とその取
付方法及び取付具に関する。
直面などを緑化するため、本出願人は、新規な緑化基盤
を創作して、特願2000−198113に記載した。
これを図16(a) 、(b) に示す。この緑化基盤
は、必要量の粒状弾性材31を接着硬化材で固化して成
る所定形状の透水性固化体32の表面に多孔質粒状材3
3を固着し、多孔質粒状材33、33間に設けた根部活
着層34に植物35を根付かせ、さらに多孔質粒状材3
3、33・・・の孔部と透水性固化体32の隙間に根を
はらせるようにしたものである。
盤自体が各構成材料を腐食しない材料で構成してあるう
え、これに根付けが強固に行われるため、傾斜面や垂直
面の緑化において、腐敗により根付けした植物がはがれ
ることがないなど壁面緑化の問題点の多くを解決するこ
とができた。
うな傾斜面や垂直面を取付面とする場合には、緑化基盤
の植生緑化面は垂直面であるため、効果的に雨水を取り
込むことが困難である。また、雨水を取り込んでも、水
分の重力流下によって、緑化基盤の下方部分の水分に比
して、上方部分の水分が減り、均一な水分を保つことが
困難であった。
が枯渇し、下方部分は、植物が繁茂するか、或は、下方
部分も水分過多によりやはり植物が腐敗するというよう
に、緑化基盤全体の均一な植物の植生状態を保つことが
困難であった。
あるが、そのための施工工事と設備費が必要となるう
え、配水管のみでは、日常的に水分供給のための水管理
が必要になるという問題点があった。そのため、自然の
雨水を何らかの手段で効率的に使用して水管理の労力を
軽減するとともに、水資源を有効利用できる緑化基盤が
要求されている。
が真横又はそれに近い角度になるため、雨や風にさらさ
れ、或は地震等により取付面が揺れた場合に、根鉢の土
がこぼれやすいという問題があった。また、植付穴の入
口付近の土量が少ないと植生が安定しないため、 雨や
風等の環境においても、植物を安定して根付かせること
ができる緑化基盤が要求されている。
する場合、平面を取付面とするのとは異なり、緑化基盤
を単に並べて配置するだけでは足りず、何らかの形で緑
化基盤を傾斜又は垂直取付面に確実に固定する必要があ
る。
け、ボルトで取り付ける方法が考えられる。これによれ
ば、一枚の緑化基盤に対して、少なくとも4つのボルト
による固定が必要である。しかし、この方法では、すべ
ての緑化基盤の数だけドリルによるコンクリート等の取
り付け面の穿孔及びボルトの締結取付を行う必要があ
り、相当の時間と労力を要するのみならず、壁面の一部
が脆弱な場合などには、緑化基盤を取付面に直接安定し
て取り付けることができないという問題点があった。
は、緑化基盤設置後の景観を良好に保てない等の問題が
あった。
で、傾斜面又は垂直面を緑化する場合に、根部の腐食に
よる植物のはがれを防ぎ、雨、風、揺れ等による根鉢の
土のこぼれを防止して安定した植生を維持することがで
き、植生緑化面の表面積を増して雨水による効率的な水
分供給と水分保持を可能とした緑化基盤を提供するとと
もに、該緑化基盤を容易かつ低コストで取付施工するた
めの緑化基盤の取付方法及び取付具を提供することを目
的とする。
めに、請求項1記載の発明は、傾斜又は垂直を成す緑化
基盤の植生緑化面に、所定間隔で根鉢を植生するための
植付穴が設けられ、夫々の植付穴は、植生緑化面を傾斜
状又は垂直状に設けた際に、根鉢が上向き或いは斜め上
向きに植生される勾配部を有するように形成した傾斜状
又は垂直状の取付面に取り付けることができる緑化基盤
である。
盤の植生緑化面は透水性素材からなる透水層で構成さ
れ、該透水層の裏面には、活着層を介して保水層を備え
ることを特徴とする請求項1記載の緑化基盤である。
基盤の植付穴においてその周囲の表面に多孔質粒状体が
設けられたことを特徴とする請求項1又は2記載の緑化
基盤である。
の底部には前記緑化基盤の植生緑化面の背後に抜ける通
し穴が形成されたことを特徴とする請求項1、2又は3
記載の緑化基盤である。
には、所定間隔で保水層内の水分流下を防止するための
棚板状の仕切片を設けたことを特徴とする請求項1、
2、3又は4記載の緑化基盤である。
垂直状の取付面に緑化基盤を固定する緑化基盤の取付方
法であって、取付面に棚板状に並列配置して固定した複
数の固定部材の間に緑化基盤を嵌め込むとともに、該緑
化基盤の端部を押さえる取付具をクリップによって前記
固定部材に取り付けることを特徴とする緑化基盤の取付
方法である。
に棚板状に配置して固定された固定部材と夫々の上下の
固定部材間に嵌め込まれた緑化基盤の端部を前記取付面
に押え付ける押さえ部材と該押さえ部材を前記固定部材
に固定するクリップとから成ることを特徴とする緑化基
盤の取付具である。
部材は、前記固定部材に設けられた立上片と係止される
係止部と、前記緑化基盤を押さえる押さえ部とを有し、
該押さえ部に設けられた開口部から前記クリップを通し
て、前記固定部材の立上片と前記押さえ部材の係止部と
の係合状態を該クリップで挟んで固定するようにしたこ
とを特徴とする請求項7記載の緑化基盤の取付具であ
る。
部材は、前記緑化基盤の連接部においては前記取付面に
固定された断面T形の部材で両側の前記緑化基盤の各端
部を同時に支持し、前記緑化基盤の非連接部においては
断面L形の部材で前記緑化基盤の各周部を支持するよう
にしたことを特徴とする請求項7又は8記載の緑化基盤
の取付具である。
て説明する。
基盤1は、図1に示すように、透水性素材からなる透水
層2と、透水層2の裏面に活着層3を介して保水層4を
備える多層で構成されている。
が、必要量の疎水性粒状弾性材を接着硬化材で固化する
ことにより形成したものを用いることができる。これに
よれば、接着硬化材の粘性調整及び使用量調整によって
疎水性粒状弾性材間に透水性のための必要な隙間が形成
され、全体として非常に軽量な透水層を得ることができ
る。その他、透水性発泡スチロールや透水性発泡ポリス
チレン或は透水性発泡ポリプロピレン等の透水性材料を
用いても良い。
に設けられるものであり、植付穴6に根鉢8を埋め込む
と、根は保水層4の水分を求めて通水孔7を通って、活
着層3に根付くようになる。活着層3としては、例え
ば、フェルト布地又は植物性繊維の成形物等を用いる。
する。保水層4は、ケース17aの内側に、保水性素材1
7bを嵌め込んだ構成からなる。
してあり、外部からの雨水等の水分を補給できるように
してある。
7、17・・・を所定間隔で設けることによって、保水
層4における水分の重力流下を防止するようにしてあ
る。
は、通水孔17c、17c・・・及び通水溝17d、17
d・・・を設けている。これにより、保水層4における
水分は、緩やかに下方へ移動する。特に、最下段に通水
孔17がない場合には、長期間水分が滞留して、水分が
腐敗するおそれがある。
水性に優れた海綿状の材料等を用いる。例えばアクアフ
ォーム(商品名)は、そのまま用いても保水性は良い
が、肉厚から徐々に肉薄になる厚さに形成しておき、こ
れを均等な厚さに圧縮することによって、高密度から徐
々に粗密度となるように構成したものを用いても良い。
上方にし、粗密度側を下方にして立てると、上方の高密
度側の保水性が下方の粗密度側よりも高くなる。そのた
め、水分の重力流下を抑制して水分が上方に保存される
期間を長く保つことが可能となり、保水層4全体として
均等な保水を維持できる。
層は、取付施工時には、予め接着により一体の構成とし
ても良く、取付施工時に各層を順次取り付けることによ
り構成しても良い。
する植生緑化面2aとなるが、図2(a)、(b)に示
すように、この植生緑化面2aには、所定間隔で根鉢を
植生するための植付穴6が複数設けられ、植付穴6の周
囲の表面には、多孔質粒状体5が設けられている。植付
穴6の数は、緑化基盤1の大きさと根鉢の大きさにより
任意の数とすることができる。
して、セダム等の多肉性乾燥植物が挙げられるが、根付
けが可能な限り他の植物にも適用することができる。
面2aの背後に抜け、活着層3を介して、保水層4へ伸
張するための通し穴7が形成されている。
は、この植生緑化面2aを傾斜状又は垂直状に設けた際
に、根鉢が上向き或いは斜め上向きに植生される勾配部
2bを有して形成する。これによって、雨、風、揺れ等
による植付穴6の入口付近の土のこぼれを防止でき植生
を安定させることができ、表面積を増して雨水を効率的
に補給・保持することが可能となる。
化面2a全体に均等に複数設けることにより、緑化基盤
1全体における保水量が均一になり、バランスの良い植
生が可能となる。
(a)に示すように、植付穴6の底部に設けた通し穴7
を通り、活着層3を介して保水層4へと根を伸張する。
これにより、保水層4に保水された水分を根から直接吸
収できる。
多孔質粒状体5の表面及び植生緑化面2aに対して、上
方又は斜め方向からの雨水が、上述の勾配部2b又は表
面の多孔質粒状体5と透水層2と活着層3とを経て保水
層4に吸水され、植付穴6から浸透する水分も含めて保
水層4に吸収される。そのほか、図3(b)のように、
緑化基盤1の上部に設けた潅水管9により、人為的に補
給しても良い。
ス17aの上方部は開放して構成しているため、上方か
らの天然の雨水を補給できるほか、上部に他の緑化基盤
1を連結している場合には、当該他の緑化基盤1の保水
層4のケース17aにおける最下段に設けられた通水孔
17cから通水してくる水分を前記開放部から補給する
こともできる。
定に用いる取付具について、図5(a)、(b)を参照
しながら説明する。
固定された固定部材11と夫々の上下の固定部材11、
11・・・間に嵌め込まれた緑化基盤1の端部を取付面
10に固定する押さえ部材13又は14と、該押さえ部
材を前記固定部材11の立上片11aに係止するための
クリップ15とからなる。
材11に設けられた立上片11aに係止される係止部1
3b又は14bと、緑化基盤1を押さえる押さえ部13a又
は14aとを有し、該押さえ部13a又は14aに設け
られた開口部13c又は14cから前記クリップ15を
通して、固定部材11の立上片11aと押さえ部材13
又は14の係止部13b又は14bとの係合状態をクリッ
プ15で挟んで固定するようにして使用する構成となっ
ている。
1の片側に用いる片側用押さえ部材13と、緑化基盤
1、1・・・の連結部位の中間に用いる両側用押さえ部
材14とがある。
図6に示すように、係止部13bの片側に折曲形成され
た断面L形の部材であり、緑化基盤1の非連接部におい
て、緑化基盤1の各周部を支持する。
(b)及び図7に示すように、上下又は左右の緑化基盤
1、1・・・の連接部において、取付面10に固定され
た断面T形の部材であり、係止部14bの両側に設けら
れた押さえ部14aによって、両側の前記緑化基盤1の
各端部を同時に支持する。
ニウムその他の錆びない材料により構成することが望ま
しい。
緑化基盤1を取付面10に取り付けるには、図8に示す
ように、あらかじめ取付面10に固定部材11、11・
・・を並列に固定する。この固定部材11、11・・・
は、上記取付具の押さえ部材13又は14を固定するた
めの立上片11aを有する形状から成るものであれば、
長尺のアングル材のほか、断面L字形の部材などでよ
い。
固定するには、アンカーボルト12を用いて取付面10
に直接固定することができる。
の一部が脆弱である場合には、図9に示すように、取付
面10のうち、頑丈な部分、例えば天井面17に端部を
アンカーボルト12で固定した補強部材16を敷設した
上で、該補強部材16に固定部材11を固定してもよ
い。これにより、部分的に脆弱な取付面にも確実に安定
した緑化基盤1の取付施工ができる。
1、11・・・がほぼ水平に所定間隔で並列して設けら
れた後、以下、図10、図11、図12の手順で該固定
部材11、11・・・間の間隔に緑化基盤1を嵌め込
む。
層2とを、順次それぞれの部材を分離した状態で形成し
ておいて、前記固定部材11、11・・・の間に嵌め込
むことによって固定一体化されるものである。これによ
り、保水層4、活着層3、透水層2の接合が不要で、製
造工程の簡素化ができるとともに、保水層毎、活着層
毎、透水層毎に管理・運搬等することが可能となる。
水層2とからなり、予め一体的に接合して形成しても良
い。この場合には、逆に、保水層4・活着層3・透水層
2を順次嵌め込む必要がないため、嵌め込み作業が一回
ですみ、迅速化が図られる。
するかは、それぞれの施工期間や取付面10の状況など
を勘案して、製造工程の迅速化・簡素化と、取付施工の
迅速化・簡素化とのいずれを優先させることが取付施工
をより効率的に行えるかを判断して、施工者が選択でき
る。
により取付施工した緑化基盤1を表しているが、ここ
で、固定部材11に沿って設けた潅水管9に多孔部を形
成して、該多孔部から配水することによって、保水層4
に対する水分補給をする構成とすることができる。
・の間に、緑化基盤1の各部材を保水層4、活着層3、
透水層2の順で、設置する状態を示している。
いて緑化基盤1を固定するには、緑化基盤1の上記各層
を設置した後、片側用押さえ部材13の係止部13b
を、緑化基盤下方の固定部材11の立上片11aにあて
がう。
の上方の開口部13cを通して、係止部13bと、固定
部材11の立上片11aとを挟持するように固定する。
これによって、緑化基盤1が構成される。この場合、ク
リップ15による挟持は、手作業で行うこともでき、必
要に応じて、金槌を用いるが、いずれにしても容易かつ
迅速な緑化基盤1の取付施工が可能である。
の上側の端部を、図10の押さえ部材の取付と同様の手
順で行う。ここでは、両側用の押さえ部材14を用い
る。
れた開口部14cからクリップ15を通して、図11に
示すように、固定部材11の立上片11aと前記押さえ
部材14の係止部14bとの係合状態をクリップ15で
挟んで固定することにより、緑化基盤1を固定すること
ができる。
ように固定される。また、潅水管9を設けた場合には、
図13のような構成となる。尚、図13は、垂直面に取
り付け施工した状態を示すものである。また、緑化基盤
の取り付け施工後の平面的な外観としては図14、図1
5のようになる。
又は14で固定したものである。この場合、各隅を取付
具で取り付けるには、上下にそれぞれ1つから2つずつ
の取付具を用いる。
下左右の4枚の緑化基盤1を固定することにより、取付
具の数をより少なく抑え、コスト及び取付労力を削減で
きる。
ば、傾斜又は垂直取付面を容易かつ効果的に緑化するた
めの緑化基盤とその取付方法及び取付具を提供すること
ができる。
緑化面を傾斜状又は垂直状に設けた際に、根鉢が上向き
或いは斜め上向きに植生される勾配部を有しているた
め、効果的に雨水を取り込むことができる。
ことによって、緑化基盤全体に均一な水分を保つことが
でき、緑化基盤全体の均一な植物の植生状態を保つこと
が可能となる。
保てるため、雨や風等の環境においても、植物を安定し
て根付かせることができる。また、本発明の緑化基盤の
取付方法によれば、部分的に脆弱な取付面にも安定した
緑化基盤の取付施工ができる。
保水層と活着層と透水層とを順次前記固定部材の間に嵌
め込むことによって構成する場合と、(2)予め保水層
と活着層と透水層を接合しておき、該接合された緑化基
盤を固定部材間に嵌め込むことによって構成する場合と
を、選択することができる。
の接合が不要で、製造工程の簡素化ができるとともに、
保水層毎、活着層、透水層毎に管理できる。
を順次嵌め込む必要がないため、嵌め込み作業の迅速化
が図られる。
案して、製造工程の迅速化・簡素化と、取付施工の迅速
化・簡素化とのいずれを優先させることが取付施工をよ
り効率的とするかを判断して、施工者が適切に選択でき
る。
持方法によれば、低労力で迅速に取付施工が可能であ
る。
の緑化基盤の取替が必要な場合等には、クリップをはず
せば、該一部の緑化基盤のみを取り外すことができるた
め、メンテナンス性も極めて優れ、常に取付面全体を均
一に緑化することが可能である。
あるため、出っ張りがなく、緑化基盤施工後の外観も良
い。
ることにより、取付具の数を少なく抑え、コスト及び取
付労力を削減できる。
錆びない材料により構成することで、錆びによる植物へ
の悪影響を回避できる。
端面図である。
示す正面図である。(b)は、本発明の実施例である緑
化基盤を示す端面図である。
根鉢を根付かせた状態を示す断面図である。(b)は、
本発明の実施例である緑化基盤に潅水管を設ける場合の
構成を示す断面図である。
である。
部材及びクリップを示す斜視図である。(b)は、本発
明の実施例である両側用押さえ部材及びクリップを示す
斜視図である。
る取付施工状態を示す拡大断面図である。
る取付施工状態を示す拡大断面図である。
設した状態を示す斜視図である。
を取付面に設置した状態を示す斜視図である。
を示す端面図である。
を示す端面図である。
を示す端面図である。
取付施工した状態を示す断面図である。
す正面図である。
す正面図である。
り、(b) は緑化基盤の植生状態を示す拡大断面図で
ある。
Claims (9)
- 【請求項1】傾斜又は垂直を成す緑化基盤の植生緑化面
に所定間隔で根鉢を植生するための植付穴が設けられ、
夫々の植付穴は、前記植生緑化面を傾斜状又は垂直状に
設けた際に、前記根鉢が上向き或いは斜め上向きに植生
される勾配を有して形成されたことを特徴とする傾斜状
又は垂直状の取付面に取り付け可能な緑化基盤。 - 【請求項2】前記緑化基盤の植生緑化面は透水性素材か
らなる透水層で構成され、該透水層の裏面には、活着層
を介して保水層を備えることを特徴とする請求項1記載
の緑化基盤。 - 【請求項3】前記該緑化基盤の植付穴においてその周囲
の表面に多孔質粒状体が設けられたことを特徴とする請
求項1又は2記載の緑化基盤。 - 【請求項4】前記植付穴の底部には前記緑化基盤の植生
緑化面の背後に抜ける通し穴が形成されたことを特徴と
する請求項1、2又は3記載の緑化基盤。 - 【請求項5】前記保水層には、所定間隔で保水層内の水
分流下を防止するための棚板状の仕切片を設けたことを
特徴とする請求項1、2、3又は4記載の緑化基盤。 - 【請求項6】傾斜状又は垂直状の取付面に緑化基盤を固
定する緑化基盤の取付方法であって、取付面に棚板状に
並列配置して固定した複数の固定部材の間に緑化基盤を
嵌め込むとともに、該緑化基盤の端部を押さえる押さえ
部材をクリップによって前記固定部材に取り付けること
を特徴とする緑化基盤の取付方法。 - 【請求項7】前記取付面に棚板状に配置して固定された
固定部材と夫々の上下の固定部材間に嵌め込まれた緑化
基盤の端部を前記取付面に押さえ付ける押さえ部材と、
該押さえ部材を前記固定部材に固定するクリップとから
成ることを特徴とする緑化基盤の取付具。 - 【請求項8】前記押さえ部材は、前記固定部材に設けら
れた立上片と係止される係止部と、前記緑化基盤を押さ
える押さえ部とを有し、該押さえ部に設けられた開口部
から前記クリップを通して、前記固定部材の立上片と前
記押さえ部材の係止部との係合状態を該クリップで挟ん
で固定するようにしたことを特徴とする請求項7記載の
緑化基盤の取付具。 - 【請求項9】前記押さえ部材は、前記緑化基盤の連接部
においては前記取付面に固定された断面T形の部材で両
側の前記緑化基盤の各端部を同時に支持し、前記緑化基
盤の非連接部においては断面L形の部材で前記緑化基盤
の各周部を支持するようにしたことを特徴とする請求項
7又は8記載の緑化基盤の取付具。
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