JP2003160768A - 熱伝導難燃性感圧接着テープ - Google Patents
熱伝導難燃性感圧接着テープInfo
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- JP2003160768A JP2003160768A JP2001362192A JP2001362192A JP2003160768A JP 2003160768 A JP2003160768 A JP 2003160768A JP 2001362192 A JP2001362192 A JP 2001362192A JP 2001362192 A JP2001362192 A JP 2001362192A JP 2003160768 A JP2003160768 A JP 2003160768A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電気絶縁性、熱伝導性、難燃性を有し、かつ
大きな起伏を有する部材に対しても追従性を持ち高接着
力を発揮できる熱伝導難燃性感圧接着テープを提供す
る。 【解決手段】 熱伝導電気絶縁性充填剤と合成樹脂エマ
ルジョンとの混合物からなるシート状基材と(メタ)ア
クリル酸エステル系共重合体と該熱伝導電気絶縁性充填
剤、さらに必要により含窒素リン化合物、脂肪族多価ア
ルコール及び/又は脂肪族多価アルコールの誘導体とを
含有してなり、かつ熱伝導率が0.3W/m・K以上で
ある電気絶縁性の熱伝導難燃性感圧接着剤の層とから構
成されてなる熱伝導難燃性感圧接着テープに関する。
大きな起伏を有する部材に対しても追従性を持ち高接着
力を発揮できる熱伝導難燃性感圧接着テープを提供す
る。 【解決手段】 熱伝導電気絶縁性充填剤と合成樹脂エマ
ルジョンとの混合物からなるシート状基材と(メタ)ア
クリル酸エステル系共重合体と該熱伝導電気絶縁性充填
剤、さらに必要により含窒素リン化合物、脂肪族多価ア
ルコール及び/又は脂肪族多価アルコールの誘導体とを
含有してなり、かつ熱伝導率が0.3W/m・K以上で
ある電気絶縁性の熱伝導難燃性感圧接着剤の層とから構
成されてなる熱伝導難燃性感圧接着テープに関する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気絶縁性の熱伝
導難燃性感圧接着テープに関するものであり、さらに詳
しくは、優れた接着性と電気絶縁性、熱伝導性、難燃性
を併せ持ち、電子部品、特に大きな起伏のあるプラズマ
ディスプレイ等の固定に特に有用な熱伝導難燃性感圧接
着テープに関するものである。
導難燃性感圧接着テープに関するものであり、さらに詳
しくは、優れた接着性と電気絶縁性、熱伝導性、難燃性
を併せ持ち、電子部品、特に大きな起伏のあるプラズマ
ディスプレイ等の固定に特に有用な熱伝導難燃性感圧接
着テープに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、エレクトロニクス技術の格段なる
進歩により電気、電子機器の高集積化・高性能化が進む
に伴い、半導体やパワートランジスター等の電子部品
や、プラズマディスプレイ等の家電製品の熱放散の必要
性が高まっており、そのため電子部品や家電製品にヒー
トシンクを接着又は機械的に固定して熱放散を行ってい
る。この接合部材には熱伝導性と電気絶縁性の他、熱が
蓄積した場合においても発火の危険性が無いように高い
難燃性が要求される。
進歩により電気、電子機器の高集積化・高性能化が進む
に伴い、半導体やパワートランジスター等の電子部品
や、プラズマディスプレイ等の家電製品の熱放散の必要
性が高まっており、そのため電子部品や家電製品にヒー
トシンクを接着又は機械的に固定して熱放散を行ってい
る。この接合部材には熱伝導性と電気絶縁性の他、熱が
蓄積した場合においても発火の危険性が無いように高い
難燃性が要求される。
【0003】本発明者らは、特開平11−269438
号公報、特開2000−230162号公報、特開20
00−281997号公報において、熱伝導性、電気絶
縁性、接着性と難燃性を有する熱伝導難燃性感圧接着テ
ープを提案した。しかし上記の感圧接着テープは、基材
として金属箔やポリイミド等のプラスチックフィルムを
用いた場合は、基材が薄すぎたり、硬すぎるため、凹凸
形状のある電子部品や家電製品に接合させるには不向き
である。また基材として不織布を用いた場合も、微小な
凹凸形状への追従性はある程度はあるものの、まだ十分
なものではなかった。更に、これまでの感圧接着テープ
では基材の厚みが薄いため、感圧接着テープ全体の厚み
も薄いものしか作れないために、特に大きな起伏のある
プラズマディスプレイの背面への放熱板の接合等には使
用できなかった。
号公報、特開2000−230162号公報、特開20
00−281997号公報において、熱伝導性、電気絶
縁性、接着性と難燃性を有する熱伝導難燃性感圧接着テ
ープを提案した。しかし上記の感圧接着テープは、基材
として金属箔やポリイミド等のプラスチックフィルムを
用いた場合は、基材が薄すぎたり、硬すぎるため、凹凸
形状のある電子部品や家電製品に接合させるには不向き
である。また基材として不織布を用いた場合も、微小な
凹凸形状への追従性はある程度はあるものの、まだ十分
なものではなかった。更に、これまでの感圧接着テープ
では基材の厚みが薄いため、感圧接着テープ全体の厚み
も薄いものしか作れないために、特に大きな起伏のある
プラズマディスプレイの背面への放熱板の接合等には使
用できなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な従来技術の欠点を解消すべく、電気絶縁性、熱伝導
性、難燃性を併せ持ち、かつ大きな起伏を有する部材に
対しても追従性を持ち高接着力を発現できる熱伝導難燃
性感圧接着テープを提供する事を目的とする。
な従来技術の欠点を解消すべく、電気絶縁性、熱伝導
性、難燃性を併せ持ち、かつ大きな起伏を有する部材に
対しても追従性を持ち高接着力を発現できる熱伝導難燃
性感圧接着テープを提供する事を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは鋭意検討の
結果、特定の熱伝導電気絶縁性充填剤と合成樹脂エマル
ジョンから得られるシート状基材を用いて、その少なく
とも片面に(メタ)アクリル酸エステル系共重合体と熱
伝導電気絶縁性充填剤を含む熱伝導難燃性感圧接着剤の
層を設ける事により、厚みのある感圧接着テープを作る
ことが可能になり、電気絶縁性、熱伝導性、難燃性と、
凹凸形状への追従性にも優れた高い接着性を両立できる
ことを見い出し本発明を完成するに至った。
結果、特定の熱伝導電気絶縁性充填剤と合成樹脂エマル
ジョンから得られるシート状基材を用いて、その少なく
とも片面に(メタ)アクリル酸エステル系共重合体と熱
伝導電気絶縁性充填剤を含む熱伝導難燃性感圧接着剤の
層を設ける事により、厚みのある感圧接着テープを作る
ことが可能になり、電気絶縁性、熱伝導性、難燃性と、
凹凸形状への追従性にも優れた高い接着性を両立できる
ことを見い出し本発明を完成するに至った。
【0006】即ち、本発明の第一の発明は、熱伝導電気
絶縁性充填剤と合成樹脂エマルジョンとの混合物からな
るシート状基材(A)と、(メタ)アクリル酸エステル
系共重合体と該熱伝導電気絶縁性充填剤とを含有してな
り、かつ熱伝導率が0.3W/m・K以上である電気絶
縁性の熱伝導難燃性感圧接着剤の層(B−1)とから構
成されてなる熱伝導難燃性感圧接着テープを提供するも
のである。また本発明の第二の発明は、熱伝導電気絶縁
性充填剤と合成樹脂エマルジョンとの混合物からなるシ
ート状基材(A)と、(メタ)アクリル酸エステル系共
重合体、該熱伝導電気絶縁性充填剤及び含窒素リン化合
物を含有してなり、かつ熱伝導率が0.3W/m・K以
上である電気絶縁性の熱伝導難燃性感圧接着剤の層(B
−2)とから構成されてなる熱伝導難燃性感圧接着テー
プを提供するものである。さらに本発明の第三の発明
は、熱伝導電気絶縁性充填剤と合成樹脂エマルジョンと
の混合物からなるシート状基材(A)と、(メタ)アク
リル酸エステル系共重合体、熱伝導電気絶縁性充填剤、
含窒素リン化合物、および脂肪族多価アルコール及び/
又は脂肪族多価アルコールの誘導体を含有してなり、か
つ熱伝導率が0.3W/m・K以上である電気絶縁性の
熱伝導難燃性感圧接着剤の層(B−3)とから構成され
てなる熱伝導難燃性感圧接着テープを提供するものであ
る。
絶縁性充填剤と合成樹脂エマルジョンとの混合物からな
るシート状基材(A)と、(メタ)アクリル酸エステル
系共重合体と該熱伝導電気絶縁性充填剤とを含有してな
り、かつ熱伝導率が0.3W/m・K以上である電気絶
縁性の熱伝導難燃性感圧接着剤の層(B−1)とから構
成されてなる熱伝導難燃性感圧接着テープを提供するも
のである。また本発明の第二の発明は、熱伝導電気絶縁
性充填剤と合成樹脂エマルジョンとの混合物からなるシ
ート状基材(A)と、(メタ)アクリル酸エステル系共
重合体、該熱伝導電気絶縁性充填剤及び含窒素リン化合
物を含有してなり、かつ熱伝導率が0.3W/m・K以
上である電気絶縁性の熱伝導難燃性感圧接着剤の層(B
−2)とから構成されてなる熱伝導難燃性感圧接着テー
プを提供するものである。さらに本発明の第三の発明
は、熱伝導電気絶縁性充填剤と合成樹脂エマルジョンと
の混合物からなるシート状基材(A)と、(メタ)アク
リル酸エステル系共重合体、熱伝導電気絶縁性充填剤、
含窒素リン化合物、および脂肪族多価アルコール及び/
又は脂肪族多価アルコールの誘導体を含有してなり、か
つ熱伝導率が0.3W/m・K以上である電気絶縁性の
熱伝導難燃性感圧接着剤の層(B−3)とから構成され
てなる熱伝導難燃性感圧接着テープを提供するものであ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明を詳細に説明する。本
発明の第一の発明である、熱伝導電気絶縁性充填剤と合
成樹脂エマルジョンとの混合物からなるシート状基材
(A)と、(メタ)アクリル酸エステル系共重合体と該
熱伝導電気絶縁性充填剤とを含有してなり、かつ熱伝導
率が0.3W/m・K以上である電気絶縁性の熱伝導難
燃性感圧接着剤の層(B−1)とから構成されてなる熱
伝導難燃性感圧接着テープについて説明する。
発明の第一の発明である、熱伝導電気絶縁性充填剤と合
成樹脂エマルジョンとの混合物からなるシート状基材
(A)と、(メタ)アクリル酸エステル系共重合体と該
熱伝導電気絶縁性充填剤とを含有してなり、かつ熱伝導
率が0.3W/m・K以上である電気絶縁性の熱伝導難
燃性感圧接着剤の層(B−1)とから構成されてなる熱
伝導難燃性感圧接着テープについて説明する。
【0008】まず本発明に用いられる熱伝導電気絶縁性
充填剤と合成樹脂エマルジョンとの混合物からなるシー
ト状基材(A)について、説明する。本発明に使用する
熱伝導性電気絶縁性充填剤としては、熱伝導性が高く、
電気的に絶縁性である充填剤であれば、特に限定されな
いが、例えば金属酸化物、金属窒化物、水和金属化合物
の群から選ばれた少なくとも1種を挙げることができ
る。かかる金属酸化物としては、酸化アルミニウム等が
挙げられる。
充填剤と合成樹脂エマルジョンとの混合物からなるシー
ト状基材(A)について、説明する。本発明に使用する
熱伝導性電気絶縁性充填剤としては、熱伝導性が高く、
電気的に絶縁性である充填剤であれば、特に限定されな
いが、例えば金属酸化物、金属窒化物、水和金属化合物
の群から選ばれた少なくとも1種を挙げることができ
る。かかる金属酸化物としては、酸化アルミニウム等が
挙げられる。
【0009】金属窒化物としては窒化硼素、窒化アルミ
ニウム等が挙げられる。水和金属化合物としては、水酸
化アルミニウム、水酸化マグネシウム等が挙げられる。
また後記(メタ)アクリル酸エステル系共重合体への分
散性や耐水性を向上するために、かかる熱伝導電気絶縁
性充填剤にカップリング剤処理、ステアリン酸処理、樹
脂被覆処理、シリカ被覆処理等の表面処理を適宜行って
も良い。これら熱伝導電気絶縁性充填剤の平均粒径は約
0.5〜200μm、好ましくは1〜30μmである。
また粒子の形状としては、特に限定されないが、球状、
針状、フレーク状等が挙げられる。かかる熱伝導電気絶
縁性充填剤は単独で使用しても良いが、異なる種類、異
なる平均粒径、及び異なる形状のものを2種以上組み合
わせて使用しても良い。
ニウム等が挙げられる。水和金属化合物としては、水酸
化アルミニウム、水酸化マグネシウム等が挙げられる。
また後記(メタ)アクリル酸エステル系共重合体への分
散性や耐水性を向上するために、かかる熱伝導電気絶縁
性充填剤にカップリング剤処理、ステアリン酸処理、樹
脂被覆処理、シリカ被覆処理等の表面処理を適宜行って
も良い。これら熱伝導電気絶縁性充填剤の平均粒径は約
0.5〜200μm、好ましくは1〜30μmである。
また粒子の形状としては、特に限定されないが、球状、
針状、フレーク状等が挙げられる。かかる熱伝導電気絶
縁性充填剤は単独で使用しても良いが、異なる種類、異
なる平均粒径、及び異なる形状のものを2種以上組み合
わせて使用しても良い。
【0010】熱伝導電気絶縁性充填剤の使用割合は、後
記する合成樹脂エマルジョンの固形分100重量部に対
して50〜200重量部の割合で用いると、熱伝導性と
難燃性が両立できるので、好ましい。
記する合成樹脂エマルジョンの固形分100重量部に対
して50〜200重量部の割合で用いると、熱伝導性と
難燃性が両立できるので、好ましい。
【0011】本発明に使用する合成樹脂エマルジョンと
しては、特に限定はされないが、例えば酢ビ系重合体、
酢ビアクリル系重合体、塩ビ酢ビ系重合体、塩ビ酢ビア
クリル系重合体、塩化ビニリデン系重合体、アクリル系
重合体、スチレンアクリル系重合体、ブタジエン系重合
体等のエチレン性不飽和単量体のラジカル重合体のエマ
ルジョン、ウレタン樹脂エマルジョン、ポリエステル樹
脂エマルジョン等が挙げられる。これらの合成樹脂エマ
ルジョンを単独あるいは2種以上組み合わせて使用され
る。特に、熱伝導難燃性感圧接着テープに耐熱性や耐光
性等の耐久性が要求される場合は、アクリル系重合体エ
マルジョン、スチレンアクリル系重合体エマルジョンが
好ましい。また、高度の絶縁性が要求される場合は、乳
化剤、重合触媒、あるいは添加剤として、特にスルホン
酸基、サルフェート基、リン酸基、リン酸エステル基等
の塩、特に金属塩をできるだけ含まない合成樹脂エマル
ジョンの使用が好ましい。
しては、特に限定はされないが、例えば酢ビ系重合体、
酢ビアクリル系重合体、塩ビ酢ビ系重合体、塩ビ酢ビア
クリル系重合体、塩化ビニリデン系重合体、アクリル系
重合体、スチレンアクリル系重合体、ブタジエン系重合
体等のエチレン性不飽和単量体のラジカル重合体のエマ
ルジョン、ウレタン樹脂エマルジョン、ポリエステル樹
脂エマルジョン等が挙げられる。これらの合成樹脂エマ
ルジョンを単独あるいは2種以上組み合わせて使用され
る。特に、熱伝導難燃性感圧接着テープに耐熱性や耐光
性等の耐久性が要求される場合は、アクリル系重合体エ
マルジョン、スチレンアクリル系重合体エマルジョンが
好ましい。また、高度の絶縁性が要求される場合は、乳
化剤、重合触媒、あるいは添加剤として、特にスルホン
酸基、サルフェート基、リン酸基、リン酸エステル基等
の塩、特に金属塩をできるだけ含まない合成樹脂エマル
ジョンの使用が好ましい。
【0012】また本発明の合成樹脂エマルジョンは、凹
凸形状への追従性を向上させるために、ガラス転移温度
が少なくとも0℃以下である事が好ましい。
凸形状への追従性を向上させるために、ガラス転移温度
が少なくとも0℃以下である事が好ましい。
【0013】本発明の合成樹脂エマルジョンは、厚みの
あるシート状基材を形成させるために、その固形分は少
なくとも50%以上である事が好ましい。
あるシート状基材を形成させるために、その固形分は少
なくとも50%以上である事が好ましい。
【0014】上記熱伝導電気絶縁性充填剤と合成樹脂エ
マルジョンとを混合し、高速分散機等で機械的に強制攪
拌させることにより、合成樹脂エマルジョンと熱伝導難
燃性充填剤との混合物を得ることができる。
マルジョンとを混合し、高速分散機等で機械的に強制攪
拌させることにより、合成樹脂エマルジョンと熱伝導難
燃性充填剤との混合物を得ることができる。
【0015】本発明に使用するシート状基材(A)は、
上記の混合物を、ポリエステルフィルムあるいは離型紙
等の離型性のある基材の上に塗布して熱風乾燥させる事
により得られる。上記合成樹脂エマルジョンと熱伝導電
気絶縁性充填剤の混合物を製造する際に、シート状基材
の機械的強度、耐溶剤性、耐熱性、耐光性等を向上させ
るために、架橋剤、酸化防止剤、耐光安定剤の安定剤を
使用することができる。架橋剤としては、例えばエポキ
シ系架橋剤、メラミン系架橋剤、(ブロック)イソシア
ネート系架橋剤、アジリジン系架橋剤、キレート系架橋
剤、有機ヒドラジン誘導体等の公知の架橋剤を挙げるこ
とができる。また熱伝導電気絶縁性充填剤を分散するた
めに、上記混合物にその他顔料分散剤、消泡剤、レベリ
ング剤等の添加剤を添加しても差し支えない。
上記の混合物を、ポリエステルフィルムあるいは離型紙
等の離型性のある基材の上に塗布して熱風乾燥させる事
により得られる。上記合成樹脂エマルジョンと熱伝導電
気絶縁性充填剤の混合物を製造する際に、シート状基材
の機械的強度、耐溶剤性、耐熱性、耐光性等を向上させ
るために、架橋剤、酸化防止剤、耐光安定剤の安定剤を
使用することができる。架橋剤としては、例えばエポキ
シ系架橋剤、メラミン系架橋剤、(ブロック)イソシア
ネート系架橋剤、アジリジン系架橋剤、キレート系架橋
剤、有機ヒドラジン誘導体等の公知の架橋剤を挙げるこ
とができる。また熱伝導電気絶縁性充填剤を分散するた
めに、上記混合物にその他顔料分散剤、消泡剤、レベリ
ング剤等の添加剤を添加しても差し支えない。
【0016】本発明で使用するシート状基材(A)の厚
みは、凹凸形状への追従性を付与するために、250μ
m以上である事が好ましく、更には500μm以上である
事が特に好ましい。
みは、凹凸形状への追従性を付与するために、250μ
m以上である事が好ましく、更には500μm以上である
事が特に好ましい。
【0017】次ぎに、本発明に使用する(メタ)アクリ
ル酸エステル系共重合体と該熱伝導電気絶縁性充填剤と
を含有してなり、かつ熱伝導率が0.3W/m・K以上
である電気絶縁性の熱伝導難燃性感圧接着剤の層(B−
1)について説明する。(メタ)アクリル酸エステル系
共重合体としては、粘着剤として用いられる共重合体で
あれば、従来公知のものを使用することができる。かか
る(メタ)アクリル酸エステル系共重合体の製造方法
は、特に限定されないが、例えば下記エチレン性不飽和
単量体を重合開始剤の存在下で、溶液重合、塊状重合、
懸濁重合、乳化重合、UV重合等の公知の重合方法によ
り得ることができる。
ル酸エステル系共重合体と該熱伝導電気絶縁性充填剤と
を含有してなり、かつ熱伝導率が0.3W/m・K以上
である電気絶縁性の熱伝導難燃性感圧接着剤の層(B−
1)について説明する。(メタ)アクリル酸エステル系
共重合体としては、粘着剤として用いられる共重合体で
あれば、従来公知のものを使用することができる。かか
る(メタ)アクリル酸エステル系共重合体の製造方法
は、特に限定されないが、例えば下記エチレン性不飽和
単量体を重合開始剤の存在下で、溶液重合、塊状重合、
懸濁重合、乳化重合、UV重合等の公知の重合方法によ
り得ることができる。
【0018】(メタ)アクリル酸エステル系共重合体の
重合の際に使用されるエチレン性不飽和単量体として
は、例えば(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリ
ル酸エチル、(メタ)アクリル酸n−ブチル、(メタ)
アクリル酸イソブチル、(メタ)アクリル酸2−エチル
ヘキシル、(メタ)アクリル酸オクチル、(メタ)アク
リル酸イソノリル、メタクリル酸シクロヘキシル等の
(メタ)アクリル酸アルキルエステル類;アクリル酸、
メタクリル酸、イタコン酸、クロトン酸、マレイン酸、
フマル酸等の不飽和(ジ)カルボン酸及び/又はかかる
不飽和ジカルボン酸のハーフエステル等のカルボキシル
基含有エチレン性不飽和単量体;酢酸ビニル等のビニル
エステル類;(メタ)アクリロニトリル等のニトリル基
含有エチレン性不飽和単量体;スチレン、α−メチルス
チレンなどの芳香族環を有するビニル化合物;グリシジ
ル(メタ)アクリレート等のグリシジル基含有重合性単
量体;2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2
−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート等の水酸基含
有重合性単量体;N,N−ジアルキルアミノアルキル
(メタ)アクリレート等のアミノ基含有重合性単量体;
N−メチロール(メタ)アクリルアミド等のメチロール
アミド基あるいはそのアルコキシ化物含有重合性単量
体;ビニルトリメトキシシラン、γ−(メタ)アクリロ
キシプロピルトリメトキシシラン等のシリル基含有重合
性単量体;(メタ)アクリルアミド等のアミド基含有重
合性単量体;ジアセトン(メタ)アクリルアミド等のカ
ルボニル基含有重合性単量体;エチレングリコールジ
(メタ)アクリレート、ジアリルフタレート、アリル
(メタ)アクリレート、ジビニルベンゼン等の多官能エ
チレン性不飽和単量体等が挙げられる。
重合の際に使用されるエチレン性不飽和単量体として
は、例えば(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリ
ル酸エチル、(メタ)アクリル酸n−ブチル、(メタ)
アクリル酸イソブチル、(メタ)アクリル酸2−エチル
ヘキシル、(メタ)アクリル酸オクチル、(メタ)アク
リル酸イソノリル、メタクリル酸シクロヘキシル等の
(メタ)アクリル酸アルキルエステル類;アクリル酸、
メタクリル酸、イタコン酸、クロトン酸、マレイン酸、
フマル酸等の不飽和(ジ)カルボン酸及び/又はかかる
不飽和ジカルボン酸のハーフエステル等のカルボキシル
基含有エチレン性不飽和単量体;酢酸ビニル等のビニル
エステル類;(メタ)アクリロニトリル等のニトリル基
含有エチレン性不飽和単量体;スチレン、α−メチルス
チレンなどの芳香族環を有するビニル化合物;グリシジ
ル(メタ)アクリレート等のグリシジル基含有重合性単
量体;2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2
−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート等の水酸基含
有重合性単量体;N,N−ジアルキルアミノアルキル
(メタ)アクリレート等のアミノ基含有重合性単量体;
N−メチロール(メタ)アクリルアミド等のメチロール
アミド基あるいはそのアルコキシ化物含有重合性単量
体;ビニルトリメトキシシラン、γ−(メタ)アクリロ
キシプロピルトリメトキシシラン等のシリル基含有重合
性単量体;(メタ)アクリルアミド等のアミド基含有重
合性単量体;ジアセトン(メタ)アクリルアミド等のカ
ルボニル基含有重合性単量体;エチレングリコールジ
(メタ)アクリレート、ジアリルフタレート、アリル
(メタ)アクリレート、ジビニルベンゼン等の多官能エ
チレン性不飽和単量体等が挙げられる。
【0019】上記エチレン性不飽和単量体を重合する際
に使用する重合開始剤としては、過硫酸カリウム、過硫
酸ナトリウム、過硫酸アンモニウム等の過硫酸塩系、過
酸化水素や、過酸化ベンゾイル、過酸化ラウロイル、ク
メンハイドロパーオキサイド、t−ブチルハイドロパー
オキサイド等の有機過酸化物系、アゾビスイソブチルニ
トリル等のアゾ系等の熱重合開始剤や、これらに更に還
元剤を併用したレドックス重合開始剤、あるいはアセト
フェノン系、ベンゾインエーテル系、ベンジルケタール
系、アシルフォスフィンオキサイド系、ベンゾイン系、
ベンゾフェノン系の光重合開始剤等が挙げられる。これ
らの重合開始剤を上記の各種重合方法に応じて任意に選
択して使用することができる。
に使用する重合開始剤としては、過硫酸カリウム、過硫
酸ナトリウム、過硫酸アンモニウム等の過硫酸塩系、過
酸化水素や、過酸化ベンゾイル、過酸化ラウロイル、ク
メンハイドロパーオキサイド、t−ブチルハイドロパー
オキサイド等の有機過酸化物系、アゾビスイソブチルニ
トリル等のアゾ系等の熱重合開始剤や、これらに更に還
元剤を併用したレドックス重合開始剤、あるいはアセト
フェノン系、ベンゾインエーテル系、ベンジルケタール
系、アシルフォスフィンオキサイド系、ベンゾイン系、
ベンゾフェノン系の光重合開始剤等が挙げられる。これ
らの重合開始剤を上記の各種重合方法に応じて任意に選
択して使用することができる。
【0020】本発明に使用される感圧接着剤の凝集力を
向上させるために、(メタ)アクリル酸エステル系共重
合体に架橋剤を併用してもよい。かかる架橋剤として
は、エポキシ系架橋剤、メラミン系架橋剤、(ブロッ
ク)イソシアネート系架橋剤、アジリジン系架橋剤、キ
レート系架橋剤、有機ヒドラジン誘導体等の公知の架橋
剤を用いることができる。
向上させるために、(メタ)アクリル酸エステル系共重
合体に架橋剤を併用してもよい。かかる架橋剤として
は、エポキシ系架橋剤、メラミン系架橋剤、(ブロッ
ク)イソシアネート系架橋剤、アジリジン系架橋剤、キ
レート系架橋剤、有機ヒドラジン誘導体等の公知の架橋
剤を用いることができる。
【0021】また感圧接着剤の接着性を向上させるため
に、(メタ)アクリル酸エステル系共重合体に、必要に
応じて、例えばテルペン系樹脂、テルペンフェノール樹
脂、ロジン系樹脂、石油系樹脂、クマロン−インデン樹
脂、フェノール系樹脂等の公知の粘着付与樹脂を併用し
ても構わない。熱伝導電気絶縁性充填剤としては、上記
シート状基材に用いたものと同一の充填剤を使用しても
よいし、異なる種類、異なる平均粒径、及び異なる形状
のものを単独で、あるいは2種以上を組み合わせて使用
してもよい。
に、(メタ)アクリル酸エステル系共重合体に、必要に
応じて、例えばテルペン系樹脂、テルペンフェノール樹
脂、ロジン系樹脂、石油系樹脂、クマロン−インデン樹
脂、フェノール系樹脂等の公知の粘着付与樹脂を併用し
ても構わない。熱伝導電気絶縁性充填剤としては、上記
シート状基材に用いたものと同一の充填剤を使用しても
よいし、異なる種類、異なる平均粒径、及び異なる形状
のものを単独で、あるいは2種以上を組み合わせて使用
してもよい。
【0022】本発明の第二発明に使用する熱伝導難燃性
感圧接着剤の層は、難燃性を高めるため、(メタ)アク
リル酸エステル系共重合体、該熱伝導電気絶縁性充填剤
及び含窒素リン化合物を含有してなり、かつ熱伝導率が
0.3W/m・K以上である電気絶縁性の熱伝導難燃性
感圧接着剤の層(B−2)からなるものである。含窒素
リン化合物としては、例えばポリリン酸アンモニウム、
メラミン変性ポリリン酸アンモニウム、リン酸メラミ
ン、ピロリン酸メラミン等が挙げられる。これらの含窒
素リン化合物のうち、難燃性の点で、ポリリン酸アンモ
ニウムが好ましい。また耐水性を向上するために、熱硬
化性樹脂で被覆もしくはマイクロカプセル化等の表面処
理を行ったものを用いることができる。これらの含窒素
リン化合物の平均粒径は1〜100μmであることが好
ましく、3〜30μmであることが特に好ましい。かか
る含窒素リン化合物は単独で使用しても良いが、異なる
種類及び異なる平均粒径のものを2種以上組み合わせて
使用しても良い。
感圧接着剤の層は、難燃性を高めるため、(メタ)アク
リル酸エステル系共重合体、該熱伝導電気絶縁性充填剤
及び含窒素リン化合物を含有してなり、かつ熱伝導率が
0.3W/m・K以上である電気絶縁性の熱伝導難燃性
感圧接着剤の層(B−2)からなるものである。含窒素
リン化合物としては、例えばポリリン酸アンモニウム、
メラミン変性ポリリン酸アンモニウム、リン酸メラミ
ン、ピロリン酸メラミン等が挙げられる。これらの含窒
素リン化合物のうち、難燃性の点で、ポリリン酸アンモ
ニウムが好ましい。また耐水性を向上するために、熱硬
化性樹脂で被覆もしくはマイクロカプセル化等の表面処
理を行ったものを用いることができる。これらの含窒素
リン化合物の平均粒径は1〜100μmであることが好
ましく、3〜30μmであることが特に好ましい。かか
る含窒素リン化合物は単独で使用しても良いが、異なる
種類及び異なる平均粒径のものを2種以上組み合わせて
使用しても良い。
【0023】熱伝導電気絶縁性充填剤と含窒素リン化合
物との比率は、熱伝導性と難燃性が両立するため、重量
比で8:2〜3:7の割合で用いることが好ましく、
6:4〜4:6の割合が特に好ましい。熱伝導電気絶縁
性充填剤と含窒素リン化合物との添加量としては、熱伝
導性、難燃性と、感圧接着性を両立するために(メタ)
アクリル酸アルキルエステル系共重合体の固形分100
重量部に対して50〜200重量部が好ましい。
物との比率は、熱伝導性と難燃性が両立するため、重量
比で8:2〜3:7の割合で用いることが好ましく、
6:4〜4:6の割合が特に好ましい。熱伝導電気絶縁
性充填剤と含窒素リン化合物との添加量としては、熱伝
導性、難燃性と、感圧接着性を両立するために(メタ)
アクリル酸アルキルエステル系共重合体の固形分100
重量部に対して50〜200重量部が好ましい。
【0024】本発明の第三の発明に使用する熱伝導難燃
性感圧接着剤の層は、高度の難燃性を得るため、(メ
タ)アクリル酸エステル系共重合体、熱伝導電気絶縁性
充填剤、含窒素リン化合物、および脂肪族多価アルコー
ル及び/又は脂肪族多価アルコールの誘導体を含有して
なり、かつ熱伝導率が0.3W/m・K以上である電気
絶縁性の熱伝導難燃性感圧接着剤の層(B−3)からな
るものである。かかる脂肪族多価アルコールとしては、
ペンタエリスリトール、ジペンタエリスリトール等が挙
げられる。また脂肪族多価アルコール誘導体としては、
ロジン系樹脂と脂肪族多価アルコールのエステル化物等
が挙げられる。
性感圧接着剤の層は、高度の難燃性を得るため、(メ
タ)アクリル酸エステル系共重合体、熱伝導電気絶縁性
充填剤、含窒素リン化合物、および脂肪族多価アルコー
ル及び/又は脂肪族多価アルコールの誘導体を含有して
なり、かつ熱伝導率が0.3W/m・K以上である電気
絶縁性の熱伝導難燃性感圧接着剤の層(B−3)からな
るものである。かかる脂肪族多価アルコールとしては、
ペンタエリスリトール、ジペンタエリスリトール等が挙
げられる。また脂肪族多価アルコール誘導体としては、
ロジン系樹脂と脂肪族多価アルコールのエステル化物等
が挙げられる。
【0025】本発明に使用する熱伝導電気絶縁難燃性感
圧接着剤は、上記(メタ)アクリル酸アルキルエステル
系共重合体に、上記熱伝導電気絶縁性充填剤と、必要に
応じて上記含窒素リン化合物、またはこの含窒素リン化
合物に上記脂肪族多価アルコール及び/又は脂肪族多価
アルコール誘導体を添加配合し、更には必要に応じて架
橋剤を添加し、高速分散機等で機械的に強制撹拌するこ
とにより得ることができる。この製造時に、熱伝導電気
絶縁性充填剤等の固体原料を分散するために、必要に応
じて顔料分散剤、消泡剤、レベリング剤等の添加剤を使
用しても差し支えない。
圧接着剤は、上記(メタ)アクリル酸アルキルエステル
系共重合体に、上記熱伝導電気絶縁性充填剤と、必要に
応じて上記含窒素リン化合物、またはこの含窒素リン化
合物に上記脂肪族多価アルコール及び/又は脂肪族多価
アルコール誘導体を添加配合し、更には必要に応じて架
橋剤を添加し、高速分散機等で機械的に強制撹拌するこ
とにより得ることができる。この製造時に、熱伝導電気
絶縁性充填剤等の固体原料を分散するために、必要に応
じて顔料分散剤、消泡剤、レベリング剤等の添加剤を使
用しても差し支えない。
【0026】本発明の熱伝導難燃性感圧接着剤の熱伝導
率は、熱の放散性の点で、0.3W/m・K以上である
ことが必要である。熱の放散性をより発現するために
は、0.4W/m・K以上であることが好ましい。
率は、熱の放散性の点で、0.3W/m・K以上である
ことが必要である。熱の放散性をより発現するために
は、0.4W/m・K以上であることが好ましい。
【0027】次ぎに、本発明の熱伝導難燃性感圧接着テ
ープについて説明する。本発明の熱伝導難燃性感圧接着
テープは、上記シート状基材と、電気絶縁性の熱伝導難
燃性感圧接着剤の層とから構成されてなるものである。
シート状基材と熱伝導難燃性感圧接着剤の層との組み合
わせとしては、例えば1)一枚のシート状基材の片面に熱
伝導難燃性感圧接着剤の層を設けたもの、2)一枚のシー
ト状基材の両面に熱伝導難燃性感圧接着剤の層を設けた
もの、3)複数枚のシート状基材の間に熱伝導難燃性接着
剤の層を挟み、シート状基材の少なくとも片面に熱伝導
難燃性感圧接着剤の層を設けたもの等が挙げられる。こ
れらのうち、生産性および柔軟性の点で上記1)又は2)の
ものが好ましい。
ープについて説明する。本発明の熱伝導難燃性感圧接着
テープは、上記シート状基材と、電気絶縁性の熱伝導難
燃性感圧接着剤の層とから構成されてなるものである。
シート状基材と熱伝導難燃性感圧接着剤の層との組み合
わせとしては、例えば1)一枚のシート状基材の片面に熱
伝導難燃性感圧接着剤の層を設けたもの、2)一枚のシー
ト状基材の両面に熱伝導難燃性感圧接着剤の層を設けた
もの、3)複数枚のシート状基材の間に熱伝導難燃性接着
剤の層を挟み、シート状基材の少なくとも片面に熱伝導
難燃性感圧接着剤の層を設けたもの等が挙げられる。こ
れらのうち、生産性および柔軟性の点で上記1)又は2)の
ものが好ましい。
【0028】本発明の熱伝導難燃性感圧接着テープは、
上記の1)一枚のシート状基材の片面に熱伝導難燃性感圧
接着剤の層を設けたものの場合、シート状基材の片面に
熱伝導難燃性感圧接着剤を塗布して熱風乾燥することに
より得ることができる。熱伝導難燃性感圧接着剤中の合
成樹脂が、紫外線硬化性樹脂である場合は、塗布後、紫
外線あるいは電子線を照射し、該接着剤を硬化させるこ
とにより、本発明の熱伝導難燃性感圧接着テープを得る
ことができる。
上記の1)一枚のシート状基材の片面に熱伝導難燃性感圧
接着剤の層を設けたものの場合、シート状基材の片面に
熱伝導難燃性感圧接着剤を塗布して熱風乾燥することに
より得ることができる。熱伝導難燃性感圧接着剤中の合
成樹脂が、紫外線硬化性樹脂である場合は、塗布後、紫
外線あるいは電子線を照射し、該接着剤を硬化させるこ
とにより、本発明の熱伝導難燃性感圧接着テープを得る
ことができる。
【0029】本発明の熱伝導難燃性感圧接着テープの熱
伝導率は、熱の放散性を十分発現させるために、0.3
W/m・K以上であることが好ましく、0.4W/m・
K以上であることが特に好ましい。
伝導率は、熱の放散性を十分発現させるために、0.3
W/m・K以上であることが好ましく、0.4W/m・
K以上であることが特に好ましい。
【0030】また熱伝導難燃性感圧接着テープの片面又
は両面に設けられた熱伝導難燃性感圧接着剤の層の厚み
は、十分な感圧接着性を発現するためには、30μm以
上であることが好ましい。
は両面に設けられた熱伝導難燃性感圧接着剤の層の厚み
は、十分な感圧接着性を発現するためには、30μm以
上であることが好ましい。
【0031】
【実施例】以下に本発明の実施例について具体的説明す
るが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。
るが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。
【0032】参考例1[(メタ)アクリル酸エステル系
共重合体の調製] 冷却管、撹拌機、温度計、摘下漏斗を備えた反応容器に
2−エチルヘキシルアクリレート50部、n−ブチルア
クリレート46部、アクリル酸4部と重合開始剤として
2,2’−アゾビスイソブチロニトリル0.2部とを酢
酸エチル100部に溶解し、窒素置換後、80℃で8時
間重合して固形分50%、Mw40万のアクリル系共重
合体溶液を得た。
共重合体の調製] 冷却管、撹拌機、温度計、摘下漏斗を備えた反応容器に
2−エチルヘキシルアクリレート50部、n−ブチルア
クリレート46部、アクリル酸4部と重合開始剤として
2,2’−アゾビスイソブチロニトリル0.2部とを酢
酸エチル100部に溶解し、窒素置換後、80℃で8時
間重合して固形分50%、Mw40万のアクリル系共重
合体溶液を得た。
【0033】参考例2[電気絶縁性の熱伝導難燃性感圧
接着剤の調製] 参考例1で得られたアクリル系共重合体溶液100重量
部に対して、表1に記載した比率で熱伝導電気絶縁性充
填剤、含窒素リン系化合物、脂肪族多価アルコール誘導
体と必要量のトルエンを添加混合し、固形分60%の感
圧接着剤溶液を得た。更に同表1の比率で架橋剤を添加
し均一混合し、電気絶縁性の熱伝導難燃性感圧接着剤を
得た。
接着剤の調製] 参考例1で得られたアクリル系共重合体溶液100重量
部に対して、表1に記載した比率で熱伝導電気絶縁性充
填剤、含窒素リン系化合物、脂肪族多価アルコール誘導
体と必要量のトルエンを添加混合し、固形分60%の感
圧接着剤溶液を得た。更に同表1の比率で架橋剤を添加
し均一混合し、電気絶縁性の熱伝導難燃性感圧接着剤を
得た。
【0034】参考例3[シート状基材の調整]
ハイジライト H−21[昭和電工(株)製水酸化アル
ミニウム]150部に水60部とノプコ 8034L
[サンノプコ(株)製 消泡剤]0.1部を添加混合し
攪拌器で分散させた後、ボンコート 350[大日本イ
ンキ化学工業(株)製 アクリル樹脂エマルジョン、固
形分60%、Tg−13℃]167重量部を添加混合
し、更にボンコート 3750[大日本インキ化学工業
(株)製 増粘剤]8部と28%アンモニア水4部を順
次添加混し、更に減圧下脱泡を行い、粘度13,000
mPa・sのコンパウンドを調製した。次いで、このコ
ンパウンドを離型紙上に乾燥後の膜厚が0.5mmとな
るように塗工し、熱風乾燥機にて80℃で乾燥させ、シ
ート状基材(以下シート状基材Aという)を得た。
ミニウム]150部に水60部とノプコ 8034L
[サンノプコ(株)製 消泡剤]0.1部を添加混合し
攪拌器で分散させた後、ボンコート 350[大日本イ
ンキ化学工業(株)製 アクリル樹脂エマルジョン、固
形分60%、Tg−13℃]167重量部を添加混合
し、更にボンコート 3750[大日本インキ化学工業
(株)製 増粘剤]8部と28%アンモニア水4部を順
次添加混し、更に減圧下脱泡を行い、粘度13,000
mPa・sのコンパウンドを調製した。次いで、このコ
ンパウンドを離型紙上に乾燥後の膜厚が0.5mmとな
るように塗工し、熱風乾燥機にて80℃で乾燥させ、シ
ート状基材(以下シート状基材Aという)を得た。
【0035】実施例1[テープの調整]
参考例2で得られた電気絶縁性の熱伝導難燃性感圧接着
剤を、乾燥後の厚みが50μmになるように、シート状
基材Aの両面に塗工後、80℃で5分乾燥し40℃で3
日間熟成し、両面感圧接着テープを得た。(表2) 得られた両面感圧接着テープについて、熱伝導率、難燃
性、接着力、体積固有抵抗、接着力、耐熱保持力、凹凸
形状への追従性について、測定し評価した。熱伝導率、
難燃性、接着力、体積固有抵抗の評価結果は表3に記し
た。また接着力、耐熱保持力、凹凸形状への追従性の評
価結果は、表4に記した
剤を、乾燥後の厚みが50μmになるように、シート状
基材Aの両面に塗工後、80℃で5分乾燥し40℃で3
日間熟成し、両面感圧接着テープを得た。(表2) 得られた両面感圧接着テープについて、熱伝導率、難燃
性、接着力、体積固有抵抗、接着力、耐熱保持力、凹凸
形状への追従性について、測定し評価した。熱伝導率、
難燃性、接着力、体積固有抵抗の評価結果は表3に記し
た。また接着力、耐熱保持力、凹凸形状への追従性の評
価結果は、表4に記した
【0036】<測定方法及び評価基準>
〔熱伝導率〕
剥離フィルムを剥がしたテープサンプルを厚みが約2
mmになるよう積層し50mm×120mmの大きさに
切断し試験片とした。 室温で、迅速熱伝導率計QTM500(京都電子工業
社製)を用いて、標準物質であるポリエステル発泡体、
シリコン、石英の熱伝導率を測定した。 各標準物質の上に試験片を接着し、同様に熱伝導率を
測定した。 上記の熱伝導率と上記の熱伝導率の偏差をプロッ
トし、内挿法により熱伝導率を求めた。熱伝導率の算出
にはQTM−D3(京都電子工業製)ソフトを用いた。
mmになるよう積層し50mm×120mmの大きさに
切断し試験片とした。 室温で、迅速熱伝導率計QTM500(京都電子工業
社製)を用いて、標準物質であるポリエステル発泡体、
シリコン、石英の熱伝導率を測定した。 各標準物質の上に試験片を接着し、同様に熱伝導率を
測定した。 上記の熱伝導率と上記の熱伝導率の偏差をプロッ
トし、内挿法により熱伝導率を求めた。熱伝導率の算出
にはQTM−D3(京都電子工業製)ソフトを用いた。
【0037】〔難燃性〕UL規格(UL94「機器の部
品用プラスチック材料の燃焼試験方法」)に準じ、燃焼
性試験を行い判断した。「VTM−0」、「VTM−
1」は以下の燃焼程度を示す基準である。フィルム状の
試料を円筒型に保持し、1組5枚の試料に対して各試料
につき3秒間の接炎を2回行い、その場合の燃焼時間の
合計、燃焼距離、熱による貫通の有無により下記の如
く、クラス分類する。VTM−0はVTM−1よりも燃
焼しにくいことを意味する。 燃焼クラス判定基準 VTM−1 VTM−0 各試料の残炎燃焼時間−−−−−−−−−− ≦30秒 ≦10秒 5枚の試料の燃焼時間合計−−−−−−−− ≦250秒 ≦50秒 第2回接炎後の残炎時間+無炎燃焼時間−− ≦60秒 ≦30秒 滴下物による綿への着火の有無−−−−−− なし なし クランプまでの残炎又は無炎燃焼の有無−− なし なし
品用プラスチック材料の燃焼試験方法」)に準じ、燃焼
性試験を行い判断した。「VTM−0」、「VTM−
1」は以下の燃焼程度を示す基準である。フィルム状の
試料を円筒型に保持し、1組5枚の試料に対して各試料
につき3秒間の接炎を2回行い、その場合の燃焼時間の
合計、燃焼距離、熱による貫通の有無により下記の如
く、クラス分類する。VTM−0はVTM−1よりも燃
焼しにくいことを意味する。 燃焼クラス判定基準 VTM−1 VTM−0 各試料の残炎燃焼時間−−−−−−−−−− ≦30秒 ≦10秒 5枚の試料の燃焼時間合計−−−−−−−− ≦250秒 ≦50秒 第2回接炎後の残炎時間+無炎燃焼時間−− ≦60秒 ≦30秒 滴下物による綿への着火の有無−−−−−− なし なし クランプまでの残炎又は無炎燃焼の有無−− なし なし
【0038】〔接着力〕ポリエステルフィルム25μm
で一方の粘着面をバッキングした25mm×100mm
のテープサンプルを、アルミニウム板に2kgローラー
1往復加圧貼付し室温で1時間放置後、180°方向に
剥離速度300mm/minで引き剥がし接着力を測定
した。
で一方の粘着面をバッキングした25mm×100mm
のテープサンプルを、アルミニウム板に2kgローラー
1往復加圧貼付し室温で1時間放置後、180°方向に
剥離速度300mm/minで引き剥がし接着力を測定
した。
【0039】〔耐熱保持力〕アルミ箔50μmで一方の
粘着面をバッキングしたテープサンプルを、ステンレス
板に貼付面積が25mm×25mmになるよう2kgロ
ーラー1往復加圧貼付し室温で30分放置後、120℃
雰囲気下で1kgの荷重を掛けテープサンプルが落下す
るまでの時間を測定した。24時間以上落下しないテー
プサンプルに関しては「24<」と記載した。
粘着面をバッキングしたテープサンプルを、ステンレス
板に貼付面積が25mm×25mmになるよう2kgロ
ーラー1往復加圧貼付し室温で30分放置後、120℃
雰囲気下で1kgの荷重を掛けテープサンプルが落下す
るまでの時間を測定した。24時間以上落下しないテー
プサンプルに関しては「24<」と記載した。
【0040】〔体積固有抵抗値〕タケダ理研製の超絶縁
/微少電流計TR8601で測定した。測定温度は30
℃、測定電圧は500Vとした。
/微少電流計TR8601で測定した。測定温度は30
℃、測定電圧は500Vとした。
【0041】〔凹凸形状への形状追従性〕3mm厚のア
クリル板に、長さ180mm、幅25mmの両面感圧接
着テープの片面を貼付し、この反対面に20mm間隔で
100μmの凹凸を有する3mm厚のアクリル板を5k
gローラーで片道圧着し、24時間後の凹部への接着面
積の保持率を測定した。評価基準は、以下の通り。 ○:70%以上保持、△:30〜70%保持、×:30
%未満保持
クリル板に、長さ180mm、幅25mmの両面感圧接
着テープの片面を貼付し、この反対面に20mm間隔で
100μmの凹凸を有する3mm厚のアクリル板を5k
gローラーで片道圧着し、24時間後の凹部への接着面
積の保持率を測定した。評価基準は、以下の通り。 ○:70%以上保持、△:30〜70%保持、×:30
%未満保持
【0042】
【表1】
注;ハイジライトH32:水酸化アルミニウム(昭和電
工社製) テラージュC60 :含窒素リン化合物(チッソ社製) D−135 :重合ロシ゛ンヘ゜ンタエリスリトールエステル(荒川
化学社製) E−05X :エポキシ系架橋剤(綜研化学社
製)
工社製) テラージュC60 :含窒素リン化合物(チッソ社製) D−135 :重合ロシ゛ンヘ゜ンタエリスリトールエステル(荒川
化学社製) E−05X :エポキシ系架橋剤(綜研化学社
製)
【0043】
【表2】
注;熱伝導性ホ゜リイミト゛フィルム:東レテ゛ュホ゜ン(株)製 100M
T、厚み25μm、熱伝導性0.45W/mK
T、厚み25μm、熱伝導性0.45W/mK
【0044】
【表3】
【0045】
【表4】
【0046】
【発明の効果】本発明の電気絶縁性の熱伝導難燃性感圧
接着テープは、優れた接着性と電気絶縁性、熱伝導性、
難燃性を併せ持ち、特に凹凸形状のある基材に対する追
従性に優れているため、起伏形状のある電子部品や家電
製品の放熱シートとして有用であり、特にプラズマディ
スプレーの放熱シートとして有用である。
接着テープは、優れた接着性と電気絶縁性、熱伝導性、
難燃性を併せ持ち、特に凹凸形状のある基材に対する追
従性に優れているため、起伏形状のある電子部品や家電
製品の放熱シートとして有用であり、特にプラズマディ
スプレーの放熱シートとして有用である。
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フロントページの続き
(72)発明者 田邊 弘介
埼玉県さいたま市上落合3−1−28
Fターム(参考) 4H028 AA07 AA08 AB04 BA06
4J004 AA10 AB01 BA02 CA03 CA05
CB03
4J040 DF041 DF051 HA286 HB12
KA36 NA19
Claims (9)
- 【請求項1】 熱伝導電気絶縁性充填剤と合成樹脂エマ
ルジョンとの混合物からなるシート状基材(A)と、
(メタ)アクリル酸エステル系共重合体と該熱伝導電気
絶縁性充填剤とを含有してなり、かつ熱伝導率が0.3
W/m・K以上である電気絶縁性の熱伝導難燃性感圧接
着剤の層(B−1)とから構成されてなる熱伝導難燃性
感圧接着テープ。 - 【請求項2】 熱伝導電気絶縁性充填剤と合成樹脂エマ
ルジョンとの混合物からなるシート状基材(A)と、
(メタ)アクリル酸エステル系共重合体、該熱伝導電気
絶縁性充填剤及び含窒素リン化合物を含有してなり、か
つ熱伝導率が0.3W/m・K以上である電気絶縁性の
熱伝導難燃性感圧接着剤の層(B−2)とから構成され
てなる熱伝導難燃性感圧接着テープ。 - 【請求項3】 熱伝導電気絶縁性充填剤と合成樹脂エマ
ルジョンとの混合物からなるシート状基材(A)と、
(メタ)アクリル酸エステル系共重合体、熱伝導電気絶
縁性充填剤、含窒素リン化合物、および脂肪族多価アル
コール及び/又は脂肪族多価アルコールの誘導体を含有
してなり、かつ熱伝導率が0.3W/m・K以上である
電気絶縁性の熱伝導難燃性感圧接着剤の層(B−3)と
から構成されてなる熱伝導難燃性感圧接着テープ。 - 【請求項4】 熱伝導率が0.3W/m・K以上である
請求項1〜3のいずれか1項に記載の熱伝導難燃性感圧
接着テープ。 - 【請求項5】 シート状基材(A)の厚みが少なくとも
250μm以上である請求項1〜3のいずれか1項に記
載の熱伝導難燃性感圧接着テープ。 - 【請求項6】 前記熱伝導電気絶縁性充填剤が、金属酸
化物、金属窒化物及び水和金属化合物からなる群から選
ばれる1種以上である、請求項1記載の熱伝導難燃性感
圧接着テープ。 - 【請求項7】 前記含窒素リン化合物がポリリン酸アン
モニウムである請求項2記載の熱伝導難燃性感圧接着テ
ープ。 - 【請求項8】 合成樹脂エマルジョンの合成樹脂のガラ
ス転移温度が0℃以下である請求項1記載の熱伝導難燃
性感圧接着テープ。 - 【請求項9】 合成樹脂エマルジョンの固形分が50%
以上である請求項1記載の熱伝導難燃性感圧接着テー
プ。
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- 2001-11-28 JP JP2001362192A patent/JP2003160768A/ja active Pending
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