JP2003160574A - エポキシシクロドデカンの製造方法 - Google Patents

エポキシシクロドデカンの製造方法

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JP2003160574A
JP2003160574A JP2001361109A JP2001361109A JP2003160574A JP 2003160574 A JP2003160574 A JP 2003160574A JP 2001361109 A JP2001361109 A JP 2001361109A JP 2001361109 A JP2001361109 A JP 2001361109A JP 2003160574 A JP2003160574 A JP 2003160574A
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hydrogen gas
catalyst
epoxycyclododecane
carbon monoxide
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Nobuyuki Kuroda
信行 黒田
Nobuhiro Ii
暢宏 井伊
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Ube Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1,2−エポキシ−5,9−シクロドデカジ
エンを白金含有触媒の存在下に水素還元し、エポキシシ
クロドデカンを製造する際に、その目的化合物の収率を
向上させる。 【解決手段】 1,2−エポキシ−5,9−シクロドデ
カジエンを白金触媒の存在下に水素還元するに当り、水
素ガスとして、それに含まれる一酸化炭素の量を50pp
m 以下にコントロールしたものを用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエポキシシクロドデ
カンを高収率で製造する方法に関するものである。さら
に詳しく述べるならば、本発明はエポキシシクロドデカ
ジエン、例えば1,2−エポキシ−5,9−シクロドデ
カジエンの二重結合を選択的に水素化してエポキシシク
ロドデカンを高収率をもって製造する方法に関するもの
である。エポキシシクロドデカンは、それ自身が塗料、
接着剤などの樹脂成分の製造原料として有用であるばか
りでなく、種々の誘導体、例えばシクロドデカノール、
シクロドデカノンなどから、ラクタム類、ラクトン類又
は二塩基酸類に、公知の方法によって容易に誘導するこ
とができ、これらの誘導体はポリアミド12、ポリエス
テル等の合成繊維、合成樹脂の中間原料として重要な化
合物である。
【0002】
【従来の技術】1,2−エポキシ−5,9−シクロドデ
カジエンに水素を接触させて、それを水素化する反応
は、Russian Journal of Gene
ralChemistry.Vol.67.No.6,
1997,p.921〜926に開示されている。この
文献には、SiO2 に坦持された白金触媒の存在下、エ
タノール溶媒中に溶解された1,2−エポキシ−5,9
−シクロドデカジエンに、水素を、反応水素圧1.3〜
2.5MPa 、反応温度50℃において接触させて、これ
を水素化する方法が開示されている。この方法により、
エポキシシクロドデカンが83.6〜83.9%の収率
で得られ、副生物としてシクロドデカノールが2.4〜
2.9%の割合で生成する。しかし、この方法では反応
が遅いため、得られた反応混合物中に未反応の1,2−
エポキシ−5,9−シクロドデカジエン及びエポキシシ
クロドデセンが大量に残存し、目的化合物の収率が低い
という欠点がある。又、この方法で得られたエポキシシ
クロドデカンをシクロドデカノールを製造する目的に使
用する場合を除き、エポキシシクロドデカン中副生する
シクロドデカノールの生成を抑制することが必要であ
る。
【0003】またSU380650には、白金触媒の存
在下、シクロヘキサン溶媒中に溶解された1,2−エポ
キシ−5,9−シクロドデカジエンに、水素を、反応水
素圧150atm 、反応温度190〜196℃で接触させ
てエポキシシクロドデカンを製造する方法が開示されて
いる。この方法では、得られるエポキシシクロドデカン
の収率は93.5%であり、副生物としてシクロドデカ
ノール4.8%、及びシクロドデカン1.7%という高
い生成量で生成することが記載されている。上記のよう
に、従来1,2−エポキシ−5,9−シクロドデカジエ
ンより、エポキシシクロドデカンを、満足できる収率で
得る方法は知られていなかったのである。
【0004】白金、ニッケル、コバルト、銅、パラジウ
ムなどの金属触媒は、一般的に一酸化炭素の吸着による
被毒作用を受け、その活性を低下させることが知られて
いる。しかしながら、有機物質の水素による還元処理に
おいて、一酸化炭素を含有する水素ガスを水素還元に用
いた場合の触媒活性に及ぼす影響について記述された報
告は見当たらず、このような場合の触媒の劣化について
は全く知られていなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、白金含有触
媒の存在下において、1,2−エポキシ−5,9−シク
ロドデカジエンを水素ガスによって還元して、エポキシ
シクロドデカンを製造する際において、その収率を向上
させ得る方法を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、下記本発
明方法により解決される。本発明のエポキシシクロドデ
カンの製造方法は、1,2−エポキシ−5,9−シクロ
ドデカジエンを、白金含有触媒の存在下に、水素ガスに
より還元して、エポキシシクロドデカンを製造するに際
し、前記水素ガスとして、それに不純物として含まれる
一酸化炭素の含有量が50ppm 以下にコントロールされ
たものを用いることを特徴とするものである。本発明の
エポキシシクロドデカンの製造方法において、前記一酸
化炭素含有量が50ppm 以下にコントロールされた水素
ガスが、未コントロール水素ガスに、それに含まれる一
酸化炭素を、無害物質に変換する処理を施して得られた
ものであってもよい。本発明のエポキシシクロドデカン
の製造方法において、前記一酸化炭素の無害化処理にお
いて、前記未コントロール水素ガスを、少なくとも1種
の遷移金属を含む触媒成分を含む触媒に接触させること
が好ましい。本発明のエポキシシクロドデカンの製造方
法において、前記遷移金属含有触媒に含まれる遷移金属
がルテニウム、鉄、ニッケル、コバルト、ロジウム、パ
ラジウム、白金及びイリジウムから選ばれることが好ま
しい。前記遷移金属含有触媒が、担体上に担持されてい
てもよく、この担体が、アルミナ、チタニア、グラファ
イト、及びシリカから選ばれた少なくとも1種からなる
ことが好ましい。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明方法において使用される
1,2−エポキシ−5,9−シクロドデカジエンの製造
方法には格別の制限はないが、たとえば、シクロドデカ
トリエンを有機酸と過酸化水素によりエポキシ化する方
法により製造することができる。1,2−エポキシ−
5,9−シクロドデカジエンのエポキシ基及び二重結合
の配置位置には制限はなく、またそれがシス体及びトラ
ンス体等のいかなる立体異性体であってもよい。
【0008】本発明方法において、水素還元に供される
水素ガスは、それに不純物として含有される一酸化炭素
の含有量が50ppm 以下にコントロールされたものであ
り、さらに好ましくは10ppm 以下にコントロールされ
たものである。水素中の一酸化炭素の含有量が50ppm
より多い水素ガスを本発明方法の水素還元反応に供する
と、水素還元用白金含有触媒の触媒活性が著しく低下す
る。また、本発明方法において、水素ガス中の一酸化炭
素含有量は、使用する水素について、ガスクロマトグラ
フィーにより分析し、水素中の体積濃度として計算し、
定量したものである。
【0009】本発明方法において、水素還元反応に供さ
れる水素ガスに不純物として含まれる一酸化炭素の含有
量を50ppm 以下にコントロールするためには、未コン
トロール水素ガスを金属触媒又は担体付金属触媒を接触
させ、この接触反応による除去処理、或いはその他の一
酸化炭素除去処理を施すことが有効である。この一酸化
炭素含有量をコントロールされた水素ガスは、合成され
た未コントロール水素ガスに一酸化炭素除去処理を施し
て得られてもよいし、或いは、予め一酸化炭素含有量が
50ppm 以下にコントロールされていることが確認され
た市販水素ガスを用いてもよい。
【0010】一酸化炭素を含む水素ガスに対する接触反
応精製処理に用いられる金属触媒は、少なくとも1種の
遷移金属を含む触媒成分を含む触媒から選ばれることが
できる、好ましい触媒成分用遷移金属はルテニウム、
鉄、ニッケル、コバルト、ロジウム、パラジウム、白
金、イリジウムから選ばれ、より好ましくはルテニウ
ム、鉄、ニッケルから選ばれる。また、上記金属触媒
は、その触媒成分が担体上に担持されたものであっても
よく、この担体は、アルミナ、チタニア、グラファイ
ト、シリカから選ばれた1種以上からなるものであるこ
とが好ましい。
【0011】前記金属触媒の存在下における水素ガスの
処理方法には、特に制限はないが、一般に、前記触媒を
含む触媒層に未コントロール水素ガスを通過させる方法
が好ましく用いられる。
【0012】金属触媒による水素ガス処理装置として
は、未コントロール水素ガスと金属触媒とが十分に接触
できる装置であれば特に制限はなく、例えば触媒充填塔
を用いることが好ましい。
【0013】未コントロール水素ガスと金属触媒との接
触処理温度には、特に制限はなく、一般に200〜50
0℃であることが好ましい。処理温度があまりに高い
と、一酸化炭素の分解生成物から一酸化炭素が生成する
逆反応が起こることがある。
【0014】金属触媒による未コントロール水素ガスの
処理圧力には、特に制限はなく一般に0.101325
MPa (1atm )〜7.09275MPa (70atm )で行
なわれることが好ましい。
【0015】本発明方法において、1,2−エポキシ−
5,9−シクロドデカジエンの水素還元反応に使用され
る白金含有触媒としては、好ましく白金元素を含む化合
物を含む触媒成分を不活性支持体に坦持させた固体触媒
が用いられ、より好ましくは粉末触媒、さらに好ましく
は平均粒径が数μm〜数百μmの粉末触媒が用いられ
る。前記不活性支持体としては、活性炭、アルミナ、シ
リカ、シリカアルミナ、ゼオライト、スピネル等が好適
に使用される。また、白金含有触媒成分の不活性支持体
への坦持量は、不活性支持体当量に対して0.1〜10
重量%(白金元素換算)であることが好ましく、さらに
好ましくは0.2〜8重量%である。白金含有触媒成分
は、不活性支持体の表面又は内部、若しくはその両方に
坦持されていてもよい。
【0016】本発明方法における水素還元の反応におい
て使用される前記白金含有触媒の量は、原料1,2−エ
ポキシ−5,9−シクロドデカジエンのモル量に対し、
白金元素に換算して、0.0005倍モル以下であるこ
とが好ましく、より好ましくは0.000001〜0.
0005倍モル、さらに好ましくは0.000005〜
0.0004倍モルである。触媒の使用量があまりに少
ないと、反応完結要する時間が長くなることがあり、ま
た、それがあまりに多いと、目的化合物の収量が低下す
ることがある。
【0017】本発明方法における水素還元反応には、反
応媒体を使用する必要はないが、使用してもよい。反応
媒体として有機溶媒を使用する場合には、それを、例え
ばn−ヘキサン、n−ヘプタン、n−テトラデカン、シ
クロヘキサン等の炭化水素類;テトラヒドロフラン、ジ
オキサン等のエーテル類;メタノール、エタノール、t
−ブタノール、t−アミルアルコール等のアルコール
類;及び酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル類などか
ら選ぶことができる。これら溶媒は単一種で用いてもよ
く、或いはその、二種類以上を混合して使用してもよ
い。反応溶媒の使用量は、原料化合物:1,2−エポキ
シ−5,9−シクロドデカジエンの質量に対して、好ま
しくは0〜20質量倍であり、さらに好ましくは0〜1
0質量倍である。
【0018】本発明方法において、1,2−エポキシ−
5,9−シクロドデカジエンの二重結合に対する水素添
加反応は、水素ガス雰囲気中において、1,2−エポキ
シ−5,9−シクロドデカジエンと白金含有触媒とを混
合して、反応水素圧を、好ましくは0.8〜9MPa 、よ
り好ましくは1〜8MPa に、さらに好ましくは3〜7MP
a に設定し、また、反応温度を、好ましくは40〜23
0℃、より好ましくは50〜200℃に、さらに好まし
くは70〜150℃に設定して行なわれる。反応水素圧
があまりに低いと、及び/又は反応温度があまりに低い
と、反応完結に長時間を要することがありまた、反応水
素圧及び/又は反応温度があまりに高いと、還元が過度
に進行して、目的化合物の収量が低下することがある。
【0019】本発明において、原料化合物の二重結合の
水素添加反応により得られた、反応生成物含有反応混合
液から触媒を分離し、残留反応液に対し、そのまま蒸留
することなどの精製処理を施すことによって高純度のエ
ポキシシクロドデカンを得ることができる。又、エポキ
シシクロドデカンをシクロドデカノン及び/又はシクロ
ドデカノールに誘導変成する場合、水素添加反応により
得られた反応混合液から触媒を分離した後、残留反応混
合液(濾液)にそのままエポキサイド基に対する異性化
反応及び/又はエポキサイド基に対する水素添加反応を
施すことができる。
【0020】
【実施例】本発明を下記実施例によりさらに説明する。
【0021】実施例1 原料水素ガスとして、1ppm 一酸化炭素の含有量が1pp
m にコントロールされていることが確認された水素ガス
市販品を使用した。原料化合物として1,2−エポキシ
−5,9−シクロドデカジエン300g(1.68mol
)と、5質量Pt/C触媒0.6g(エヌイーケムキャ
ット社製、50%含水品;白金元素として0.154mm
ol含有)とを、攪拌機を備え、内容積が500mlのSU
S製オートクレーブ中に仕込み、オートクレーブ内を、
室温において水素ガスにより置換し、かつ3MPa まで加
圧した後、80℃まで昇温し、前記圧力を保持しつつ前
記反応混合物を3時間加熱攪拌した。反応終了後、オー
トクレーブ内を室温まで冷却し、反応混合液中の触媒を
濾過除去し、得られた反応混合液の濾液を分析に供し
た。
【0022】反応混合液の分析には、ガスクロマトグラ
フィーを用いた。その結果、1,2−エポキシ−5,9
−シクロドデカジエン(以下ECDDと称する)の消費
量は99.8モル%であり、エポキシシクロドデカン
(以下ECDと称する)の収率は81.2モル%であ
り、副生物としてシクロドデカノン(以下CDONと称
する)の収量は0.05モル%であり、シクロドデカノ
ール(以下CDOLと称する)の収量は0.25モル%
であり、原料化合物の2個の二重結合のうちの1つだけ
が水素添加された中間生成物として、エポキシシクロド
デセン(以下ECDMと称する)の収量が17.7モル
%であることが確認された。
【0023】実施例2 原料水素として、1ppm 以下の一酸化炭素の含有率が1
ppm 以下にコントロールされていることが確認された水
素ガス市販品を使用した。原料1,2−エポキシ−5,
9−シクロドデカジエン300g(1.68mol)と、
5質量%Pt/C触媒0.6g(エヌイーケムキャット社
製、50%含水品;白金元素として0.154mmol含
有)とを、攪拌機を備え、内容積が500mlのSUS製
オートクレーブ中に仕込み、オートクレーブ内を、室温
にて水素ガスにより置換し、これを3MPa まで加圧した
後、80℃まで昇温し、前記圧力を保持しつつ3時間反
応混合物を加熱攪拌した。反応終了後、オートクレーブ
内を室温まで冷却し、反応混合液中の触媒を濾過除去
し、得られた反応混合液の濾液を分析に供した。反応混
合液の分析は、ガスクロマトグラフィーにより行なわれ
た。その結果、ECDDは99.9モル%消費してお
り、ECDの収率は91.3モル%、副生成物としてC
DONが0.05モル%、CDOLが0.25モル%及
びECDMが7.9モル%が生成していたことが確認さ
れた。
【0024】比較例1 原料水素として、100ppm の一酸化炭素を含有する市
販品を使用したことを除き、その他、実施例1と同様に
して水素還元反応及び分析を行なった。その結果、EC
DDは20.9モル%消費しており、ECDの収率は
5.4モル%、CDONの収量が0.01モル%、CD
OLの収量が0.02モル%及びECDMの収量が1
5.4モル%生成していたことが確認された。この結果
において、1,2−エポキシ−5,9−シクロドデカジ
エンの転化率が低く、エポキシシクロドデカンの収率も
低いものであった。
【0025】実施例1〜2及び比較例1の結果を表1に
示す。
【0026】
【表1】
【0027】
【発明の効果】本発明により、白金含有触媒の存在下
に、1,2−エポキシ−5,9−シクロドデカジエンが
水素ガスにより還元して、エポキシシクロドデカンを製
造する際に、エポキシシクロドデカンを高収率で製造す
ることが可能となり、また水素化触媒に高い触媒活性を
保持させることが可能となった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C048 BB02 BC01 CC01 UU03 XX02 4H039 CA40 CB10 4J036 AJ09 BA01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1,2−エポキシ−5,9−シクロドデ
    カジエンを、白金含有触媒の存在下に、水素ガスにより
    還元して、エポキシシクロドデカンを製造するに際し、
    前記水素ガスとして、それに不純物として含まれる一酸
    化炭素の含有量が50ppm 以下にコントロールされたも
    のを用いることを特徴とするエポキシシクロドデカンの
    製造方法。
  2. 【請求項2】 前記一酸化炭素含有量が50ppm 以下に
    コントロールされた水素ガスが、未コントロール水素ガ
    スに、それに含まれる一酸化炭素を、無害物質に変換す
    る処理を施して得られたものである、請求項1に記載の
    エポキシシクロドデカンの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記一酸化炭素の無害化処理において、
    前記未コントロール水素ガスを、少なくとも1種の遷移
    金属を含む触媒成分を含む触媒に接触させる、請求項2
    に記載のエポキシシクロドデカンの製造方法。
  4. 【請求項4】 前記遷移金属含有触媒に含まれる遷移金
    属がルテニウム、鉄、ニッケル、コバルト、ロジウム、
    パラジウム、白金及びイリジウムから選ばれる、請求項
    3に記載のエポキシシクロドデカンの製造方法。
  5. 【請求項5】 前記遷移金属含有触媒が、担体上に担持
    されており、この担体が、アルミナ、チタニア、グラフ
    ァイト、及びシリカから選ばれた少なくとも1種からな
    る、請求項3又は4に記載のエポキシシクロドデカンの
    製造方法。
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CN112166098A (zh) * 2018-06-07 2021-01-01 赢创运营有限公司 在固定床中由环氧化物连续制备酮的方法
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