JP2003160548A - 1,1,1−トリス(4−カルボニルオキシアリール)−アルカン誘導体、その製造方法、それよりなる正孔輸送材料およびそれを用いたエレクトロルミネッセンス素子 - Google Patents

1,1,1−トリス(4−カルボニルオキシアリール)−アルカン誘導体、その製造方法、それよりなる正孔輸送材料およびそれを用いたエレクトロルミネッセンス素子

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JP2003160548A
JP2003160548A JP2001400287A JP2001400287A JP2003160548A JP 2003160548 A JP2003160548 A JP 2003160548A JP 2001400287 A JP2001400287 A JP 2001400287A JP 2001400287 A JP2001400287 A JP 2001400287A JP 2003160548 A JP2003160548 A JP 2003160548A
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Naohiko Fukuoka
直彦 福岡
Sanae Tagami
早苗 田上
Toru Fujiwara
徹 藤原
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Chemipro Kasei Kaisha Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 分子量が650〜5000、好ましくは65
0〜2000、とくに好ましくは1000〜2000の
範囲であって、溶媒に溶かした形で成膜が可能な新規な
1,1,1−トリス(4−カルボニルオキシアリール)
−アルカン誘導体、その製造方法、それよりなる正孔輸
送材料およびそれを用いたエレクトロルミネッセンス素
子の提供。 【解決手段】 下記一般式(1)で示される 1,1,1−トリス(4−カルボニルオキシアリール)
−アルカン誘導体(具体的には下記化合物が例示され
る)、その製造方法、それよりなる正孔輸送材料および
それを用いたエレクトロルミネッセンス素子。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、正孔輸送材料とし
て有用な新規化合物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来正孔輸送材料を製膜するに当って
は、分子量がほぼ500以下の低分子量化合物よりなる
正孔輸送材料を蒸着させたり、プラスチック状の高分子
化合物(分子量5000以上である)よりなる正孔輸送
材料を溶剤に溶解して塗布する手段が採用されていた。
いいかえれば、プラスチック状の高分子系正孔輸送材料
に限り溶液塗布法が適用できたが、それ以外の場合には
蒸着による製膜方法しかないと考えられていた。蒸着手
段は系を減圧に保つ必要があるため、連続方式が採用で
きず、バッチ方式によるしかないため製膜方法としては
非能率的なものであり、コスト高は避けられなかった。
【0003】特開平6−312982号公報には、下記
一般式
【化8】 〔式中、Xは酸素又は窒素を示しRa(aは1〜4の整
数を示す。)、Rb(bは1〜4の整数を示す。)、R
c(cは1〜4の整数を示す。)、Rd(dは1〜4の
整数を示す。)、Re(eは1〜4の整数を示す。)及
びRf(fは1〜4の整数を示す。)は、それぞれ独立
に水素、アルキル基、アリール基又はアラルキル基を示
すが、好ましくはすべてが水素である。〕で表わされる
ヘテロ環基を有するフェニル基置換ベンゼン誘導体(分
子量は800〜900)が開示されており、従来の光・
電子機能を有する低分子量有機化合物がそれ自体では薄
膜形成能をもたず、バインダー樹脂の助けをかりなけれ
ば薄膜化不能であったのに対して、この化合物は、バイ
ンダー樹脂を用いることなく、薄膜化することができ、
正孔輸送材料として使用できる旨記載されているが、こ
の化合物の薄膜化手段はやはり真空蒸着法によるもので
あることが明記されており、この化合物も蒸着法の欠点
から逃れることのできないものである。
【0004】一方、1984年、京都で開催された第1
回国際高分子会議で米国のD.A.Tomaliaらに
よりデンドリマーという新しいタイプの高分子が提案さ
れた。デンドリマー(dendrimer)とは、「樹
木」の意を表す「dendr−」を語源としており、中
心のコア(核)から規則的に枝分かれした高分子のこと
である。このデンドリマーの分野において、エレクトロ
ルミネッセンスに用いることができるものが、A.W.
FreemanとJ.M.J.FrechetによりA
CS Polymer Preprint Vol.4
0.No.2、第1246〜1247頁(1999)に
おいて発表されている。このデンドリマーは、下記の構
造式
【化9】 で示される化合物であるフェノールよりなる中心骨格に
デンドロンが2つの層をなしてとり巻き、さらにその外
層に特定のアミノトリフェノール構造体が結合してお
り、かつフェノールよりなる中心骨格の1つの結合手に
〔化9〕の1の構造式化合物には、下記式
【化10】 で示される基が、また〔化9〕の2の構造式化合物に
は、下記式
【化11】 で示される基が、それぞれ結合した構造のものであり、
これらの化合物を製造するためには、何工程もの反応を
繰り返されなければばならず、学問的にはともかく実用
性に欠ける化合物であるうえ、その分子量は5700前
後に達する高分子化合物である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、分子
量が650〜5000、好ましくは650〜2000、
とくに好ましくは1000〜2000の範囲であって、
溶媒に溶かした形で成膜が可能な新規な1,1,1−ト
リス(4−カルボニルオキシアリール)−アルカン誘導
体、その製造方法、それよりなる正孔輸送材料およびそ
れを用いたエレクトロルミネッセンス素子を提供する点
にある。
【0006】本発明の第1は、下記一般式(1)
【化12】 〔式中、Rは水素、アルキル基、アラルキル基および
アリール基よりなる群からそれぞれ独立して選ばれた基
であり、R10、R11、R12、R13 、R14およ
びR15は、水素、アルキル基およびp位またはm位に
アルキル置換基をもつこともあるフェニル基よりなる群
からそれぞれ独立して選ばれた基であり、Mは、
【化13】 (式中、Rは、水素、アルキル基、アルコキシ基およ
びアルキル置換基を有することもあるフェニル基よりな
る群から選ばれた基であり、R、R、R、R
20、R21、R22およびR23は水素、アルキル
基およびアルコキシ基よりなる群からそれぞれ独立して
選ばれた基であり、hおよびiはそれぞれ1〜5の整数
より独立して選ばれた数であり、k、p、qおよびrは
それぞれ1〜4の整数より独立して選ばれた数であり、
jおよびsはそれぞれ1〜3の整数より独立して選ばれ
た数であり、mは1〜4の整数より選ばれた数であり、
nは1または2である。)よりなる群からそれぞれ独立
して選ばれた基である。〕で示される1,1,1−トリ
ス(4−カルボニルオキシアリール)−アルカン誘導体
に関する。本発明の第2は、前記Rがメチル基である
請求項1記載の1,1,1−トリス(4−カルボニルオ
キシアリール)−アルカン誘導体に関する。本発明の第
3は、前記R、R、R、R、R20、R21
22およびR23がいずれも水素である請求項1記載
の1,1,1−トリス(4−カルボニルオキシアリー
ル)−アルカン誘導体に関する。本発明の第4は、nが
1である請求項1記載の1,1,1−トリス(4−カル
ボニルオキシアリール)−アルカン誘導体に関する。本
発明の第5は、前記RおよびRがいずれもメチル基
である請求項1記載の1,1,1−トリス(4−カルボ
ニルオキシアリール)−アルカン誘導体に関する。本発
明の第6は、下記一般式(2)
【化14】 (式中Rは水素、アルキル基、アラルキル基およびア
リール基よりなる群からそれぞれ独立して選ばれた基で
あり、R10、R11、R12、R13、R14および
15は、水素、アルキル基およびp位またはm位にア
ルキル置換基をもつこともあるフェニル基よりなる群か
らそれぞれ独立して選ばれた基である。)で示される
1,1,1−トリス(4−ヒドロキシアリール)−アル
カン誘導体と下記一般式(3)
【化15】 〔式中、Mは、
【化16】 (式中、Rは、水素、アルキル基、アルコキシ基およ
びアルキル置換基を有することもあるフェニル基よりな
る群から選ばれた基であり、R、R、R、R
20、R21、R22およびR23は水素、アルキル
基およびアルコキシ基よりなる群からそれぞれ独立して
選ばれた基であり、hおよびiはそれぞれ1〜5の整数
より独立して選ばれた数であり、k、p、qおよびrは
それぞれ1〜4の整数より独立して選ばれた数であり、
jおよびsはそれぞれ1〜3の整数より独立して選ばれ
た数であり、mは1〜4の整数より選ばれた数であり、
nは1または2である。)よりなる群から選ばれた基で
あり、Xはハロゲンである。〕で示されるジアリールア
ミノ置換芳香族カルボン酸またはそのハロゲン化物とを
反応させることを特徴とする下記一般式(1)
【化17】 〔式中、Rは水素、アルキル基、アラルキル基および
アリール基よりなる群からそれぞれ独立して選ばれた基
であり、R10、R11、R12、R13 、R14およ
びR15は、水素、アルキル基およびp位またはm位に
アルキル置換基をもつこともあるフェニル基よりなる群
からそれぞれ独立して選ばれた基であり、Mは、
【化18】 (式中、Rは、水素、アルキル基、アルコキシ基およ
びアルキル置換基を有することもあるフェニル基よりな
る群から選ばれた基であり、R、R、R、R
20、R21、R22およびR23は水素、アルキル
基およびアルコキシ基よりなる群からそれぞれ独立して
選ばれた基であり、hおよびiはそれぞれ1〜5の整数
より独立して選ばれた数であり、k、p、qおよびrは
それぞれ1〜4の整数より独立して選ばれた数であり、
jおよびsはそれぞれ1〜3の整数より独立して選ばれ
た数であり、mは1〜4の整数より選ばれた数であり、
nは1または2である。)よりなる群からそれぞれ独立
して選ばれた基である。〕で示される1,1,1−トリ
ス(4−カルボニルオキシアリール)−アルカン誘導体
の製造方法に関する。本発明の第7は、請求項1〜5い
ずれか記載の1,1,1−トリス(4−カルボニルオキ
シアリール)−アルカン誘導体よりなる正孔輸送材料に
関する。本発明の第8は、請求項1〜5いずれか記載の
1,1,1−トリス(4−カルボニルオキシアリール)
−アルカン誘導体よりなる正孔輸送材料を用いたエレク
トロルミネッセンス素子に関する。
【0007】本発明の反応に用いる溶媒としては、ジク
ロロメタン、1,2−ジメトキシエタン、テトラヒドロ
フラン、ジオキサン、トルエンなどがある。
【0008】本発明に用いる反応促進剤としては、4−
ジメチルアミノピリジン、ジシクロヘキシルカルボニル
ジイミド、p−トルエンスルホン酸1水和物、トリアル
キルアミンなどがある。
【0009】前記Rは水素、アルキル基、アラルキル
基およびアリール基よりなる群からそれぞれ独立して選
ばれた基である。アルキル基としては好ましくは低級ア
ルキル基、たとえばメチル基、エチル基、n−プロピル
基、n−ブチル基などが挙げられるが、とくにメチル基
やエチル基が好ましい。アリール基としては、フェニル
基、αまたはβ−ナフチル基、1−アントリル基、2−
アントリル基、9−アントリル基およびこれらの基の水
素に前記アルキル基が置換した基を挙げることができ、
このような基としては、p−メチルフェニル基、4−メ
チル−α−ナフチル基、4−メチル−β−ナフチル基な
どがある。アラルキル基(aralkyl基)として
は、前記アルキル基の1つの水素に前記アリール基が置
換したものであり、たとえばベンジル、フェニルエチ
ル、メチルベンジル、ナフチルメチルなどを挙げること
ができる。前記R10、R11、R12、R13、R
14およびR15は、水素、アルキル基およびp位また
はm位にアルキル置換基をもつこともあるフェニル基な
どが挙げられるが、アルキル基としては、メチル基、エ
チル基、n−プロピル基、n−ブチル基、イソプロピル
基、イソブチル基、ヘキシル基などを挙げることがで
き、アルキル置換基をもつことがあるフェニル基として
は、フェニル基、p−トリル基、m−トリル基などを挙
げることができる。前記Rとしては、水素、アルキル
基およびアルキル置換基をもつこともあるフェニル基な
どが挙げられるが、アルキル基としては、メチル基、エ
チル基、n−プロピル基、n−ブチル基、イソプロピル
基、イソブチル基、ヘキシル基などを挙げることがで
き、アルキル置換基をもつことがあるフェニル基として
は、フェニル基、p−トリル基、m−トリル基などを挙
げることができる。前記R、R、R、R、R
20、R21、R22およびR23は、水素、アルキル
基およびアルコキシ基よりなる群からそれぞれ独立して
選ばれた基であるが、アルキル基としては、メチル基、
エチル基、n−プロピル基、n−ブチル基、イソプロピ
ル基、イソブチル基、ヘキシル基などを挙げることがで
き、アルコキシ基としては、メトキシ基、エトキシ基、
プロポキシ基、ブトキシ基などを挙げることができる。
【0010】一般式(1)で示される化合物の具体例を
示すと下記のとおりである。トリス〔4−(4−ジフェ
ニルアミノ−ベンゾイルオキシ)−フェニル〕−メタ
ン、トリス〔4−(4−ジフェニルアミノ−ベンゾイル
オキシ)−3,5−ジメチル−フェニル〕−メタン、ト
リス{4−〔4−(ジ−p−トリルアミノ)−ベンゾイ
ルオキシ〕−3,5−ジメチル−フェニル}−メタン、
1,1,1−トリス〔4−(4−ジフェニルアミノ−ベ
ンゾイルオキシ)−フェニル〕−エタン、1,1,1−
トリス〔4−(4−ジフェニルアミノ−ベンゾイルオキ
シ)−フェニル〕−プロパン、1,1,1−トリス{4
−〔4−(ジ−p−トリル−アミノ)−ベンゾイルオキ
シ〕−フェニル}−エタン、1,1,1−トリス{4−
〔4−(ジ−m−トリル−アミノ)−ベンゾイルオキ
シ〕−フェニル}−エタン、1,1,1−トリス〔4−
(4−ジフェニルアミノ−ベンゾイルオキシ)−3−メ
チル−フェニル〕−エタン、1,1,1−トリス{4−
〔4−(ジ−p−トリル−アミノ)−ベンゾイルオキ
シ〕−3,5−ジメチル−フェニル}−エタン、1,
1,1−トリス{4−〔4−(ジ−m−トリル−アミ
ノ)−ベンゾイルオキシ〕−3,5−ジエチル−フェニ
ル}−エタン、1,1,1−トリス〔4−(4−ジフェ
ニルアミノ−ベンゾイルオキシ)−3−フェニル−フェ
ニル〕−エタン、1,1,1−トリス{4−〔4−(ジ
−p−トリルアミノ)−ベンゾイルオキシ〕−3,5−
ジメチル−フェニル}−2−フェニル−エタン、1,
1,1−トリス{4−〔4−(ジ−p−トリル−アミ
ノ)−ベンゾイルオキシ〕−フェニル}−プロパン、
1,1,1−トリス<4−{4−〔ビス−(4−エチル
−フェニル)−アミノ〕−ベンゾイルオキシ}−フェニ
ル>−エタン、1,1,1−トリス<4−{4−〔ビス
−(4−tert−ブチル−フェニル)−アミノ〕−ベ
ンゾイルオキシ}−フェニル>−プロパン、1,1,1
−トリス〔4−(4−ジフェニルアミノ−ベンゾイルオ
キシ)−フェニル〕−2−ベンジル−エタン、
【0011】トリス{4−〔4′−(ジフェニルアミ
ノ)−ビフェニル−4−カルボニルオキシ〕−フェニ
ル}−メタン、トリス{4−〔4′−(ジ−p−トリル
−アミノ)−ビフェニル−4−カルボニルオキシ〕−フ
ェニル}−メタン、1,1,1−トリス{4−〔4′−
(ジフェニルアミノ)−ビフェニル−4−カルボニルオ
キシ〕−フェニル}−エタン、1,1,1−トリス{4
−〔4′−(ジフェニルアミノ)−ビフェニル−4−カ
ルボニルオキシ〕−フェニル}−プロパン、1,1,1
−トリス{4−〔4′−(ジ−m−トリル−アミノ)−
ビフェニル−4−カルボニルオキシ〕−フェニル}−エ
タン、1,1,1−トリス{4−〔4′−(ジ−p−ト
リル−アミノ)−ビフェニル−4−カルボニルオキシ〕
−フェニル}−エタン、1,1,1−トリス{4−
〔4′−(ジ−p−トリル−アミノ)−ビフェニル−4
−カルボニルオキシ〕−フェニル}−プロパン、1,
1,1−トリス<4−{4′−〔ビス−(4−tert
−ブチル−フェニル)−アミノ〕−ビフェニル−4−カ
ルボニルオキシ}−フェニル>−エタン、1,1,1−
トリス{4−〔4′−(ジフェニルアミノ)−ビフェニ
ル−4−カルボニルオキシ〕−3−メチルフェニル}−
エタン、1,1,1−トリス{4−〔4′−(ジ−p−
トリルアミノ)−ビフェニル−4−カルボニルオキシ〕
−3,5−ジメチルフェニル}−2−フェニル−エタ
ン、1,1,1−トリス{4−〔4′−(ジフェニルア
ミノ)−ビフェニル−4−カルボニルオキシ〕−3,5
−ジメチル−フェニル}−プロパン、1,1,1−トリ
ス{4−〔4′−(ジフェニルアミノ)−ビフェニル−
4−カルボニルオキシ〕−3,5−ジメチル−フェニ
ル}−2−ベンジル−エタン、
【0012】トリス{4−〔4−(ナフタレン−1−イ
ル−フェニルアミノ)−ベンゾイルオキシ〕−フェニ
ル}−メタン、1,1,1−トリス{4−〔4−(ナフ
タレン−1−イル−フェニル−アミノ)−ベンゾイルオ
キシ〕−フェニル}−エタン、1,1,1−トリス{4
−〔4−(ナフタレン−1−イル−p−トリル−アミ
ノ)−ベンゾイルオキシ〕−フェニル}−エタン、1,
1,1−トリス{4−〔4−(ナフタレン−1−イル−
m−トリル−アミノ)−ベンゾイルオキシ〕−フェニ
ル}−エタン、1,1,1−トリス{4−〔4−(5−
メチル−ナフタレン−1−イル−p−トリル−アミノ)
−ベンゾイルオキシ〕−フェニル}−エタン、1,1,
1−トリス{4−〔4−(4−tert−ブチル−ナフ
タレン−1−イル−p−tert−ブチル−フェニル−
アミノ)−ベンゾイルオキシ〕−フェニル}−エタン、
1,1,1−トリス{4−〔4−(ナフタレン−1−イ
ル−フェニル−アミノ)−ベンゾイルオキシ〕−フェニ
ル}−プロパン、1,1,1−トリス{4−〔4−(ナ
フタレン−1−イル−p−トリル−アミノ)−ベンゾイ
ルオキシ〕−フェニル}−プロパン、1,1,1−トリ
ス{4−〔4−(5−メチル−ナフタレン−1−イル−
p−トリル−アミノ)−ベンゾイルオキシ〕−フェニ
ル}−プロパン、1,1,1−トリス{4−〔4−(ナ
フタレン−1−イル−フェニルアミノ)−ベンゾイルオ
キシ〕−3−(p−トリル)−フェニル}−エタン、
1,1,1−トリス{4−〔4−(ジ−ナフタレン−1
−イル−アミノ)−ベンゾイルオキシ〕−フェニル}−
エタン、1,1,1−トリス<4−{4−〔ビス−(5
−メチル−ナフタレン−1−イル)−アミノ〕−ベンゾ
イルオキシ}−フェニル>−エタン、1,1,1−トリ
ス{4−〔4−(ナフタレン−1−イル−フェニル−ア
ミノ)−ベンゾイルオキシ〕−3−メチル−フェニル}
−2−フェニル−エタン、1,1,1−トリス{4−
〔4−(ナフタレン−1−イル−ナフタレン−2−イル
−アミノ)−ベンゾイルオキシ〕−フェニル}−エタ
ン、1,1,1−トリス{4−〔4−(ナフタレン−1
−イル−フェニル−アミノ)−ベンゾイルオキシ〕−3
−(m−トリル)−フェニル}−プロパン、1,1,1
−トリス{4−〔4−(ナフタレン−1−イル−フェニ
ル−アミノ)−ベンゾイルオキシ〕−フェニル}−2−
ベンジル−エタン、
【0013】トリス{4−〔4−(ナフタレン−2−イ
ル−フェニル−アミノ)−ベンゾイルオキシ〕−フェニ
ル}−メタン、1,1,1−トリス{4−〔4−(ナフ
タレン−2−イル−フェニル−アミノ)−ベンゾイルオ
キシ〕−フェニル}−エタン、1,1,1−トリス{4
−〔4−(ナフタレン−2−イル−p−トリル−アミ
ノ)−ベンゾイルオキシ〕−フェニル}−エタン、1,
1,1−トリス{4−〔4−(ナフタレン−2−イル−
m−トリル−アミノ)−ベンゾイルオキシ〕−フェニ
ル}−エタン、1,1,1−トリス{4−〔4−(6−
メチル−ナフタレン−2−イル−p−トリル−アミノ)
−ベンゾイルオキシ〕−フェニル}−エタン、1,1,
1−トリス{4−〔4−(4−tert−ブチル−ナフ
タレン−2−イル−p−tert−ブチル−フェニル−
アミノ)−ベンゾイルオキシ〕−フェニル}−エタン、
1,1,1−トリス{4−〔4−(ナフタレン−2−イ
ル−フェニル−アミノ)−ベンゾイルオキシ〕−フェニ
ル}−プロパン、1,1,1−トリス{4−〔4−(ナ
フタレン−2−イル−p−トリル−アミノ)−ベンゾイ
ルオキシ〕−フェニル}−プロパン、1,1,1−トリ
ス{4−〔4−(6−メチル−ナフタレン−2−イル−
p−トリル−アミノ)−ベンゾイルオキシ〕−フェニ
ル}−プロパン、1,1,1−トリス{4−〔4−(ナ
フタレン−2−イル−フェニル−アミノ)−ベンゾイル
オキシ〕−3−(m−トリル)−フェニル}−エタン、
1,1,1−トリス{4−〔4−(ナフタレン−2−イ
ル−フェニル−アミノ)−ベンゾイルオキシ〕−フェニ
ル}−2−フェニル−エタン、1,1,1−トリス{4−
〔4−(ジ−ナフタレン−2−イル−アミノ)−ベンゾ
イルオキシ〕−フェニル}−エタン、1,1,1−トリ
ス<4−{4−〔ビス−(4−メチル−ナフタレン−2
−イル)−アミノ〕−ベンゾイルオキシ}−フェニル>
−エタン、1,1,1−トリス{4−〔4−(ナフタレ
ン−2−イル−フェニル−アミノ)−ベンゾイルオキ
シ〕−3−(p−トリル)−フェニル}−プロパン、
1,1,1−トリス{4−〔4−(ナフタレン−2−イ
ル−フェニル−アミノ)−ベンゾイルオキシ〕−3−
(m−トリル)−フェニル}−プロパン、
【0014】トリス{4−〔4′−(ナフタレン−1−
イル−フェニル−アミノ)−ビフェニル−4−カルボニ
ルオキシ〕−フェニル}−メタン、トリス{4−〔4′
−(ジ−ナフタレン−1−イル−アミノ)−ビフェニル
−4−カルボニルオキシ〕−フェニル}−メタン、1,
1,1−トリス{4−〔4′−(ナフタレン−1−イル
−フェニル−アミノ)−ビフェニル−4−カルボニルオ
キシ〕−フェニル}−エタン、1,1,1−トリス{4
−〔4′−(5−メチル−ナフタレン−1−イル−p−
トリル−アミノ)−ビフェニル−4−カルボニルオキ
シ〕−フェニル}−エタン、1,1,1−トリス<4−
{4′−〔(4−tert−ブチル−フェニル)−(5
−メチル−ナフタレン−1−イル)−アミノ〕−ビフェ
ニル−4−カルボニルオキシ}−フェニル>−エタン、
1,1,1−トリス{4−〔4′−(ナフタレン−1−
イル−フェニル−アミノ)−ビフェニル−4−カルボニ
ルオキシ〕−フェニル}−プロパン、1,1,1−トリ
ス{4−〔4′−(5−メチル−ナフタレン−1−イル
−p−トリル−アミノ)−ビフェニル−4−カルボニル
オキシ〕−フェニル}−プロパン、1,1,1−トリス
{4−〔4′−(ジ−ナフタレン−1−イル−アミノ)
−ビフェニル−4−カルボニルオキシ〕−フェニル}−
エタン、1,1,1−トリス{4−〔4′−(ナフタレ
ン−1−イル−ナフタレン−2−イル−アミノ)−ビフ
ェニル−4−カルボニルオキシ〕−3−メチル−フェニ
ル}−プロパン、1,1,1−トリス{4−〔4′−(ナ
フタレン−1−イル−フェニル−アミノ)−ビフェニル
−4−カルボニルオキシ〕−フェニル}−2−フェニル
−エタン、
【0015】トリス{4−〔4′−(ナフタレン−2−
イル−フェニル−アミノ)−ビフェニル−4−カルボニ
ルオキシ〕−フェニル}−メタン、トリス{4−〔4′
−(ジ−ナフタレン−2−イル−アミノ)−ビフェニル
−4−カルボニルオキシ〕−フェニル}−メタン、1,
1,1−トリス{4−〔4′−(ナフタレン−2−イル
−フェニル−アミノ)−ビフェニル−4−カルボニルオ
キシ〕−フェニル}−エタン、1,1,1−トリス{4
−〔4′−(ナフタレン−2−イル−p−トリル−アミ
ノ)−ビフェニル−4−カルボニルオキシ〕−フェニ
ル}−エタン、1,1,1−トリス<4−{4′−
〔(4−tert−ブチル−フェニル)−(6−メチル
−ナフタレン−2−イル)−アミノ〕−ビフェニル−4
−カルボニルオキシ}−フェニル>−エタン、1,1,
1−トリス{4−〔4′−(ナフタレン−2−イル−フ
ェニル−アミノ)−ビフェニル−4−カルボニルオキ
シ〕−フェニル}−プロパン、1,1,1−トリス{4
−〔4′−(ジ−ナフタレン−2−イル−アミノ)−ビ
フェニル−4−カルボニルオキシ〕−フェニル}−エタ
ン、1,1,1−トリス<4−{4′−〔ビス−(4−
メチル−ナフタレン−2−イル)−アミノ〕−ビフェニ
ル−4−カルボニルオキシ}−フェニル>−エタン、
1,1,1−トリス{4−〔4′−(ナフタレン−2−
イル−フェニル−アミノ)−ビフェニル−4−カルボニ
ルオキシ〕−3−メチル−フェニル}−2−フェニル−
エタン、1,1,1−トリス{4−〔4′−(ジ−ナフ
タレン−2−イル−アミノ)−ビフェニル−4−カルボ
ニルオキシ〕−フェニル}−プロパン、
【0016】トリス{4−〔4−(カルバゾール−9−
イル)−ベンゾイルオキシ〕−フェニル}−メタン、
1,1,1−トリス{4−〔4−(カルバゾール−9−
イル)−ベンゾイルオキシ〕−フェニル}−エタン、
1,1,1−トリス{4−〔4−(3,6−ジメチル−
カルバゾール−9−イル)−ベンゾイルオキシ〕−フェ
ニル}−エタン、1,1,1−トリス{4−〔4−
(4,5−ジメチル−カルバゾール−9−イル)−ベン
ゾイルオキシ〕−フェニル}−エタン、1,1,1−ト
リス{4−〔4−(カルバゾール−9−イル)−ベンゾ
イルオキシ〕−フェニル}−プロパン、1,1,1−ト
リス{4−〔4′−(カルバンゾール−9−イル)−ビ
フェニル−4−カルボニルオキシ〕−フェニル}−エタ
ン、1,1,1−トリス{4−〔4′−(3,6−ジメ
チル−カルバゾール−9−イル)−ビフェニル−4−カ
ルボニルオキシ〕−フェニル}−プロパン、1,1,1
−トリス{4−〔4−(カルバゾール−9−イル)−ベ
ンゾイルオキシ〕−3,5−ジメチルフェニル}−エタ
ン、1,1,1−トリス{4−〔4−(カルバゾール−
9−イル)−ベンゾイルオキシ〕−フェニル}−2−フ
ェニル−エタン、1,1,1−トリス{4−〔4−(カ
ルバゾール−9−イル)−ベンゾイルオキシ〕−3,5
−ジメチル−フェニル}−プロパン、
【0017】トリス<4−{4−〔ビス−(4−メトキ
シ−フェニル)−アミノ〕−ベンゾイルオキシ}−フェ
ニル>−メタン、1,1,1−トリス<4−{4−〔ビ
ス−(4−メトキシ−フェニル)−アミノ〕−ベンゾイ
ルオキシ}−フェニル>−エタン、1,1,1−トリス
<4−{4−〔ビス−(4−tert−ブトキシ−フェ
ニル)−アミノ〕−ベンゾイルオキシ}−フェニル>−
エタン、1,1,1−トリス<4−{4−〔ビス−(4
−メトキシ−フェニル)−アミノ〕−ベンゾイルオキ
シ}−フェニル>−プロパン、1,1,1−トリス<4
−{4−〔ビス−(4−メトキシ−フェニル)−アミ
ノ〕−ベンゾイルオキシ}−3,5−ジエチル−フェニ
ル>−プロパン、
【0018】トリス<4−{4′−〔ビス−(4−メト
キシ−フェニル)−アミノ〕−ビフェニル−4−カルボ
ニルオキシ}−フェニル>−メタン、1,1,1−トリ
ス<4−{4′−〔ビス−(4−メトキシ−フェニル)
−アミノ〕−ビフェニル−4−カルボニルオキシ}−フ
ェニル>−エタン、1,1,1−トリス<4−{4′−
〔ビス−(4−tert−ブトキシ−フェニル)−アミ
ノ〕−ビフェニル−4−カルボニルオキシ}−フェニル
>−エタン、1,1,1−トリス<4−{4′−〔ビス
−(4−メトキシ−フェニル)−アミノ〕−ビフェニル
−4−カルボニルオキシ}−フェニル>−プロパン、
【0019】1,1,1−トリス<4−{4−〔(4−
メトキシ−フェニル)−ナフタレン−1−イル−アミ
ノ〕−ベンゾイルオキシ}−フェニル>−エタン、1,
1,1−トリス<4−{4−〔(5−メトキシ−フェニ
ル)−ナフタレン−1−イル−アミノ〕−ベンゾイルオ
キシ}−フェニル>−エタン、1,1,1−トリス<4
−{4′−〔(5−メトキシ−ナフタレン−1−イル)
−(4−メトキシ−フェニル)−アミノ〕−ビフェニル
−4−カルボニルオキシ}−フェニル>−エタン、
【0020】1,1,1−トリス<4−{4−〔(4−
メトキシ−フェニル)−ナフタレン−2−イル−アミ
ノ〕−ベンゾイルオキシ}−フェニル>−エタン、1,
1,1−トリス<4−{4−〔(5−メトキシ−ナフタ
レン−2−イル)−(4−メトキシ−フェニル)−アミ
ノ〕−ベンゾイルオキシ}−フェニル>−エタン、
【0021】1,1,1−トリス{4−〔4′−(3,
6−ジメトキシ−カルバゾール−9−イル)−ビフェニ
ル−4−カルボニルオキシ〕−フェニル}−エタン、
1,1,1−トリス{4−〔4′−(4,5−ジ−イソ
プロポキシ−カルバゾール−9−イル)−ビフェニル−
4−カルボニルオキシ〕−フェニル}−プロパン、
【0022】一般式(2)で示される1,1,1−トリ
ス(4−ヒドロキシフェニル)−アルカン誘導体の具体
例としては、トリス(4−ヒドロキシ−フェニル)−メ
タン、トリス−(4−ヒドロキシ−3,5−ジメチル−
フェニル)−メタン、トリス−(4−ヒドロキシ−3,
5−ジメチル−フェニル)−1−フェニル−メタン、
1,1,1−トリス(4−ヒドロキシ−フェニル)−エ
タン、1,1,1−トリス(4−ヒドロキシ−3−メチ
ル−フェニル)−エタン、1,1,1−トリス(4−ヒ
ドロキシ−3,5−ジメチル−フェニル)−エタン、
1,1,1−トリス(4−ヒドロキシ−3,5−ジエチ
ル−フェニル)−エタン、1,1,1−トリス(4−ヒ
ドロキシ−3−フェニル−フェニル)−エタン、1,
1,1−トリス〔4−ヒドロキシ−3−(p−トリル)
−フェニル〕−エタン、1,1,1−トリス〔4−ヒド
ロキシ−3−(m−トリル)−フェニル〕−エタン、
1,1,1−トリス(4−ヒドロキシ−フェニル)−2
−フェニル−エタン、1,1,1−トリス(4−ヒドロ
キシ−3,5−ジメチル−フェニル)−2−フェニル−
エタン、1,1,1−トリス(4−ヒドロキシ−フェニ
ル)−プロパン、1,1,1−トリス(4−ヒドロキシ
−3−メチル−フェニル)−プロパン、1,1,1−ト
リス(4−ヒドロキシ−3,5−ジメチル−フェニル)
−プロパン、1,1,1−トリス(4−ヒドロキシ−
3,5−ジエチル−フェニル)−プロパン、1,1,1
−トリス〔4−ヒドロキシ−3−(p−トリル)−フェ
ニル〕−プロパン、1,1,1−トリス〔4−ヒドロキ
シ−3−(m−トリル)−フェニル〕−プロパン、1,
1,1−トリス(4−ヒドロキシ−フェニル)−2−ベ
ンジル−エタン、1,1,1−トリス(4−ヒドロキシ
−3,5−ジメチル−フェニル)−2−ベンジル−エタ
ンなどがある。
【0023】一般式(3)記載のカルボン酸の具体例を
以下に示す。4−ジフェニルアミノ−安息香酸、4−
(ジ−p−トリル−アミノ)−安息香酸、4−(ジ−m
−トリル−アミノ)−安息香酸、4−〔ビス−(3,5
−ジメチル−フェニル)−アミノ〕−安息香酸、4−
〔ビス−(4−エチル−フェニル)−アミノ〕−安息香
酸、4−〔ビス−(3−エチル−フェニル)−アミノ〕
−安息香酸、4−〔ビス−(4−n−プロピル−フェニ
ル)−アミノ〕−安息香酸、4−〔ビス−(4−イソプ
ロピル−フェニル)−アミノ〕−安息香酸、4−〔ビス
−(3−イソプロピル−フェニル)−アミノ〕−安息香
酸、4−〔ビス−(4−tert−ブチル−フェニル)
−アミノ〕−安息香酸、4−〔ビス−(3−tert−
ブチル−フェニル)−アミノ〕−安息香酸、
【0024】4′−(ジフェニルアミノ)−ビフェニル
−4−カルボン酸、4′−(ジ−p−トリル−アミノ)
−ビフェニル−4−カルボン酸、4′−〔ビス−(3,
5−ジメチル−フェニル)−アミノ〕−ビフェニル−4
−カルボン酸、4′−(ジ−m−トリル−アミノ)−ビ
フェニル−4−カルボン酸、4′−〔ビス−(4−エチ
ル−フェニル)−アミノ〕−ビフェニル−4−カルボン
酸、4′−〔ビス−(4−イソプロピル−フェニル)−
アミノ〕−ビフェニル−4−カルボン酸、4′−〔ビス
−(4−tert−ブチル−フェニル)−アミノ〕−ビ
フェニル−4−カルボン酸、4′−〔ビス−(3−te
rt−ブチル−フェニル)−アミノ〕−ビフェニル−4
−カルボン酸、
【0025】4−(ナフタレン−1−イル−フェニル−
アミノ)−安息香酸、4−(ナフタレン−1−イル−p
−トリル−アミノ)−安息香酸、4−(ナフタレン−1
−イル−m−トリル−アミノ)−安息香酸、4−〔(4
−エチル−フェニル)−(ナフタレン−1−イル)−ア
ミノ〕−安息香酸、4−〔(4−イソプロピル−フェニ
ル)−(ナフタレン−1−イル)−アミノ〕−安息香
酸、4−〔(3−tert−ブチル−フェニル)−(ナ
フタレン−1−イル)−アミノ〕−安息香酸、4−
〔(4−tert−ブチル−フェニル)−(ナフタレン
−1−イル)−アミノ〕−安息香酸、4−〔(5−メチ
ル−ナフタレン−1−イル)−p−トリル−アミノ〕−
安息香酸、4−〔(7−メチル−ナフタレン−1−イ
ル)−m−トリル−アミノ〕−安息香酸、4−〔(4−
イソプロピル−ナフタレン−1−イル)−(4−イソプ
ロピル−フェニル)−アミノ〕−安息香酸、4−〔(3
−tert−ブチル−ナフタレン−1−イル)−(3−
tert−ブチル−フェニル)−アミノ〕−安息香酸、
4−〔(4−tert−ブチル−ナフタレン−1−イ
ル)−(4−tert−ブチル−フェニル)−アミノ〕
−安息香酸、4−(ジ−ナフタレン−1−イル−アミ
ノ)安息香酸、4−ビス(5−メチル−ナフタレン−1
−イル−アミノ)安息香酸、4−ビス(4,5−ジメチ
ル−ナフタレン−1−イル−アミノ)安息香酸、
【0026】4−(ナフタレン−2−イル−フェニル−
アミノ)−安息香酸、4−〔(5−メチル−ナフタレン
−2−イル)−p−トリル−アミノ〕−安息香酸、4−
〔(3−メチル−ナフタレン−2−イル)−m−トリル
−アミノ〕−安息香酸、4−〔(4−tert−ブチル
−ナフタレン−2−イル)−p−トリル−アミノ〕−安
息香酸、4−(ジ−ナフタレン−2−イル−アミノ)安
息香酸、4−ビス(5−メチル−ナフタレン−2−イル
−アミノ)安息香酸、4−ビス(4,5−ジメチル−ナ
フタレン−2−イル−アミノ)安息香酸、4−(ナフタ
レン−1−イル−ナフタレン−2−イル−アミノ)安息
香酸、4−(3−メチル−ナフタレン−1−イル−5−
メチル−ナフタレン−2−イル−アミノ)安息香酸、
【0027】4′−(ナフタレン−1−イル−フェニル
−アミノ)−ビフェニル−4−カルボン酸、4′−
〔(5−メチル−ナフタレン−1−イル)−p−トリル
−アミノ〕−ビフェニル−4−カルボン酸、4′−
〔(4−tert−ブチル−フェニル)−(5−メチル
−ナフタレン−1−イル)−アミノ〕−ビフェニル−4
−カルボン酸、4′−〔(4−tert−ブチル−フェ
ニル)−ナフタレン−1−イル−アミノ〕−ビフェニル
−4−カルボン酸、4′−〔(4−tert−ブチル−
ナフタレン−1−イル)−m−トリル−アミノ〕−ビフ
ェニル−4−カルボン酸、4′−(ジ−ナフタレン−1
−イル−アミノ)−ビフェニル−4−カルボン酸、4′
−ビス(5−メチル−ナフタレン−1−イル−アミノ)
−ビフェニル−4−カルボン酸、4′−ビス(4,5−
ジメチル−ナフタレン−1−イル−アミノ)−ビフェニ
ル−4−カルボン酸、4′−(ナフタレン−1−イル−
ナフタレン−2−イル−アミノ)−ビフェニル−4−カ
ルボン酸、4′−(3−メチル−ナフタレン−1−イル
−5−メチル−ナフタレン−2−イル−アミノ)−ビフ
ェニル−4−カルボン酸、
【0028】4′−(ナフタレン−2−イル−フェニル
−アミノ)−ビフェニル−4−カルボン酸、4′−
〔(6−メチル−ナフタレン−2−イル)−p−トリル
−アミノ〕−ビフェニル−4−カルボン酸、4′−
〔(7−メチル−ナフタレン−2−イル)−m−トリル
−アミノ〕−ビフェニル−4−カルボン酸、4′−
〔(4−tert−ブチル−フェニル)−(6−メチル
−ナフタレン−2−イル)−アミノ〕−ビフェニル−4
−カルボン酸、4′−(ジ−ナフタレン−2−イル−ア
ミノ)−ビフェニル−4−カルボン酸、4′−ビス(5
−メチル−ナフタレン−2−イル−アミノ)−ビフェニ
ル−4−カルボン酸、4′−ビス(4,5−ジメチル−
ナフタレン−2−イル−アミノ)−ビフェニル−4−カ
ルボン酸、
【0029】4−(カルバゾール−9−イル)−安息香
酸、4−(4,5−ジメチル−カルバゾール−9−イ
ル)−安息香酸、4−(3,6−ジメチル−カルバゾー
ル−9−イル)−安息香酸、4−(2,7−ジエチル−
カルバゾール−9−イル)−安息香酸、4−(3,6−
ジ−tert−ブチル−カルバゾール−9−イル)−安
息香酸、4′−(カルバンゾール−9−イル)−ビフェ
ニル−4−カルボン酸、4′−(3,6−ジ−tert
−ブチル−カルバンゾール−9−イル)−ビフェニル−
4−カルボン酸、4′−(3,6−ジメチル−カルバン
ゾール−9−イル)−ビフェニル−4−カルボン酸、
【0030】4−〔ビス−(4−メトキシ−フェニル)
−アミノ〕−安息香酸、4−〔ビス−(3−メトキシ−
フェニル)−アミノ〕−安息香酸、4−〔ビス−(4−
エトキシ−フェニル)−アミノ〕−安息香酸、4−〔ビ
ス−(3−エトキシ−フェニル)−アミノ〕−安息香
酸、4−〔ビス−(4−イソプロポキシ−フェニル)−
アミノ〕−安息香酸、4−ビス−〔4−tert−ブト
キシ−フェニル)−アミノ〕−安息香酸、
【0031】4′−〔ビス−(4−メトキシ−フェニ
ル)−アミノ〕−ビフェニル−4−カルボン酸、4′−
〔ビス−(4−イソプロポキシ−フェニル)−アミノ〕
−ビフェニル−4−カルボン酸、4′−〔ビス−(4−
tert−ブトキシ−フェニル)−アミノ〕−ビフェニ
ル−4−カルボン酸、4′−〔ビス−(3−tert−
ブトキシ−フェニル)−アミノ〕−ビフェニル−4−カ
ルボン酸、
【0032】4−〔(4−メトキシ−フェニル)−ナフ
タレン−1−イル−アミノ〕−安息香酸、4−〔(5−
メトキシ−ナフタレン−1−イル)−(4−メトキシ−
フェニル)−アミノ〕−安息香酸、4−〔(5−ter
t−ブトキシ−ナフタレン−1−イル)−(4−ter
t−ブトキシ−フェニル)−アミノ〕−安息香酸、4′
−〔(5−メトキシ−ナフタレン−1−イル)−(4−
メトキシ−フェニル)−アミノ〕−ビフェニル−4−カ
ルボン酸、
【0033】4−〔(4−メトキシ−フェニル)−ナフ
タレン−2−イル−アミノ〕−安息香酸、4−〔(5−
メトキシ−ナフタレン−2−イル)−(4−メトキシ−
フェニル)−アミノ〕−安息香酸、4−〔(7−ter
t−ブトキシ−ナフタレン−2−イル)−(4−ter
t−ブトキシ−フェニル)−アミノ〕−安息香酸、4′
−〔(7−メトキシ−ナフタレン−2−イル)−(4−
メトキシ−フェニル)−アミノ〕−ビフェニル−4−カ
ルボン酸、4′−〔(4−メトキシ−フェニル)−ナフ
タレン−2−イル−アミノ〕−ビフェニル−4−カルボ
ン酸、
【0034】4−(2,7−ジメトキシ−カルバゾール
−9−イル)−安息香酸、4−(3,6−ジエトキシ−
カルバゾール−9−イル)−安息香酸、4−(4,5−
ジ−tert−ブトキシ−カルバゾール−9−イル)−
安息香酸、4′−(3,6−ジメトキシ−カルバンゾー
ル−9−イル)−ビフェニル−4−カルボン酸、4′−
(4,5−ジ−イソプロポキシ−カルバゾール−9−イ
ル)−ビフェニル−4−カルボン酸、4′−(3,6−
ジ−tert−ブトキシ−カルバゾール−9−イル)−
ビフェニル−4−カルボン酸、およびこれらのハロゲン
化物、例えばクロル化物、ブロム化物、フッ素化物、よ
う素化物が挙げられる。
【0035】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を説明するが本
発明はこれにより何ら限定されるものではない。
【0036】実施例1
【化19】
【0037】窒素ガス雰囲気下で、1,1,1−トリス
(4−ヒドロキシフェニル)−エタン 0.44g
(1.4mmol)、4−ジフェニルアミノ安息香酸
1.50g(5.2mmol)、4−ジメチルアミノ−
ピリジン 0.53g(4.3mmol)、ジシクロヘ
キシルカルボジイミド 1.39g(6.7mmol)
を塩化メチレン 40mlに溶かし、p−トルエンスル
ホン酸1水和物 0.82g(4.3mmol)を加え
て室温で12時間撹拌した。反応溶液を600mlのメ
タノールに投じて析出した沈殿物を濾別、減圧乾燥して
得られた白色固体をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーで精製し、白色固体の1,1,1−トリス〔4−(4
−ジフェニルアミノ−ベンゾイルオキシ)−フェニル〕
−エタン 1.16gを得た。この化合物の純度は高速
液体クロマトグラフィーにより97.5%であることを
確認した。化学構造はH−NMRスペクトル(図1参
照)、赤外吸収スペクトル(C=O吸収、1731cm
−1)、TOF−MASSスペクトル(m/e 112
0)により同定した。蛍光スペクトル(ジオキサン溶
液)の蛍光極大波長は454nmであった。この化合物
の軟化点は196℃、DSCによるガラス転移温度は1
16℃であり(図6参照)、融点は認められなかった。
また、この化合物は1,2−ジクロロエタン溶液から成
膜することができた。
【0038】実施例2
【化20】
【0039】窒素ガス雰囲気下で、4−(ジ−m−トリ
ル−アミノ)−安息香酸 2.48g(7.82mmo
l)と1,1,1−トリス(4−ヒドロキシフェニル)
−エタン 0.70g(2.3mmol)を4−ジメチ
ルアミノ−ピリジン 0.96g(7.8mmol)、
ジシクロヘキシルカルボジイミド 2.24g(10.
8mmol)を1,2−ジメトキシエタン 150ml
に溶かし、p−トルエンスルホン酸1水和物 1.36
g(7.9mmol)を加えて23時間加熱還流した。
反応溶液を2000mlのメタノールに投じて析出した
沈殿物を濾別、減圧乾燥し、さらにシリカゲルカラムク
ロマトグラフィーで精製して黄白色固体の1,1,1−
トリス{4−〔4−(ジ−m−トリル−アミノ)−ベン
ゾイルオキシ〕−フェニル}−エタン 1.24gを得
た。この化合物の純度は高速液体クロマトグラフィーに
より97.6%であることを確認した。化学構造は
−NMRスペクトル(図2参照)、赤外吸収スペクトル
(C=O吸収、1731cm−1)、TOF−MASS
スペクトル(m/e 1204)により同定した。蛍光
スペクトル(ジオキサン溶液)の蛍光極大波長は442
nmであった。この化合物の軟化点は130℃、DSC
によるガラス転移温度は104℃であり(図7参照)、
融点は認められなかった。また、この化合物は1,2−
ジクロロエタン溶液から成膜することができた。
【0040】実施例3
【化21】
【0041】窒素ガス雰囲気下で、4−(ナフタレン−
1−イル−フェニル−アミノ)−安息香酸 1.63g
(4.8mmol)と1,1,1−トリス(4−ヒドロ
キシフェニル)エタン 0.45g(1.4mmol)
を塩化メチレン 40mlに溶かし、4−ジメチルアミ
ノ−ピリジン 0.53g(4.3mmol)、ジシク
ロヘキシルカルボジイミド 1.39g(6.7mmo
l)を塩化メチレン40mlに溶かし、p−トルエンス
ルホン酸1水和物 0.82g(4.3mmol)を加
えて室温で11時間撹拌した。反応溶液を600mlの
メタノールに投じて析出した沈殿物を濾別、減圧乾燥し
て得られた白色固体をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーで精製し、白色固体の1,1,1−トリス{4−
〔4−(ナフタレン−1−イル−フェニル−アミノ)−
ベンゾイルオキシ〕−フェニル}−エタン 0.90g
を得た。この化合物の高速液体クロマトグラフィーによ
る純度は98.2%であり、化学構造はH−NMRス
ペクトル(図3参照)、TOF−MASSスペクトル
(m/e 1270)により同定した。蛍光スペクトル
(ジオキサン溶液)の蛍光極大波長は447nmであっ
た。この化合物のDSCによるガラス転移温度は130
℃であり(図8参照)、融点は認められなかった。ま
た、この化合物は1,2−ジクロロエタン溶液から成膜
することができた。
【0042】実施例4
【化22】
【0043】窒素ガス雰囲気下で、1,1,1−トリス
(4−ヒドロキシフェニル)−エタン 1.00g
(3.2mmol)、4′−(ジフェニルアミノ)−ビ
フェニル−4−カルボン酸 4.05g(11.1mm
ol)、4−ジメチルアミノ−ピリジン 1.36g
(11.1mmol)、ジシクロヘキシルカルボジイミ
ド3.17g(15.3mmol)をテトラヒドロフラ
ン 200mlに溶かし、p−トルエンスルホン酸1水
和物 1.92g(11.1mmol)を加えて室温で
24時間撹拌した。反応溶液を1800mlのメタノー
ルに投じて析出した沈殿物を濾別、減圧乾燥して得られ
た黄褐色固体をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで
精製し、黄色固体の1,1,1−トリス{4−〔4′−
(ジフェニルアミノ)−ビフェニル−4−カルボニルオ
キシ〕−フェニル}−エタン 1.10gを得た。この
化合物の高速液体クロマトグラフィーによる純度は9
6.2%であり、化学構造はH−NMRスペクトル
(図4参照)、赤外吸収スペクトル(C=O吸収、17
33cm−1)、TOF−MASSスペクトル(m/e
1348)により同定した。蛍光スペクトル(ジオキ
サン溶液)の蛍光極大波長は445nmであった。この
化合物の軟化温度は148℃、DSCによるガラス転移
温度は132℃であり(図9参照)、融点は認められな
かった。また、この化合物は1,2−ジクロロエタン溶
液から成膜することができた。
【0044】実施例5
【化23】
【0045】窒素ガス雰囲気下で、4−(カルバゾール
−9−イル)−安息香酸 3.47g(12.1mmo
l)と1,1,1−トリス(4−ヒドロキシフェニル)
エタン 1.00g(3.26mmol)を1,2−ジ
メトキシエタン 200mlに溶かし、4−ジメチルア
ミノ−ピリジン 1.22g(10.0mmol)、ジ
シクロヘキシルカルボジイミド 3.22g(15.6
mmol)、p−トルエンスルホン酸1水和物 1.7
2g(10.0mmol)を加えて17時間加熱還流し
た。反応溶液を濃縮して1300mlのメタノールに投
じて析出した沈殿物を濾別、減圧乾燥して得られた黄褐
色固体をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精
製し、黄白色固体の1,1,1−トリス{4−〔4−
(カルバゾール−9−イル)−ベンゾイルオキシ〕−フ
ェニル}−エタン 1.45gを得た。この化合物の純
度は、高速液体クロマトグラフィーにより98.4%で
あることを確認した。化学構造はH−NMRスペクト
ル(図5参照)、赤外吸収スペクトル(C=O吸収、1
734cm−1)、TOF−MASSスペクトル(m/
e 1114)により同定した。蛍光スペクトル(ジオ
キサン溶液)の蛍光極大波長は413nmであった。こ
の化合物の軟化点は172℃、DSCによるガラス転移
温度は155℃であり(図10参照)、融点は認められ
なかった。また、この化合物は1,2−ジクロロエタン
溶液から成膜が可能であった。
【0046】応用例1 厚さ200nmのITO透明電極を有する25mm×2
5mmサイズのガラス基板を中性洗剤、アセトン、イソ
プロパノールを用いて超音波洗浄した。さらに、イソプ
ロパノール中で煮沸したあと、乾燥してUV/オゾン洗
浄したものを透明導電性支持基板として使用した。前記
実施例1で得られた化合物0.02gを1,2−ジクロ
ロエタン2mlに溶解し、スピンコート液を調整した。
このスピンコート液を用いて透明支持基板上にスピンコ
ート(回転数:2000r.p.m)したあと、減圧乾
燥して厚さ450Åの有機層薄膜を作製し正孔注入輸送
層とした。次に、この薄膜上に電子輸送層兼発光層とし
てトリス(8−キノリノラート)アルミニウムを蒸着し
て600Å積層させた。さらに、その上に、陰極とし
て、マグネシウムと銀(重量比 10:1)を1500
Åの厚さに共蒸着した。作製した有機電界発光素子(エ
レクトロルミネッセント素子)に10Vの直流電圧を印
加すると、228mA/cmの電流密度で電流が流
れ、初期輝度 4760cd/mの緑色の発光が観測
された。また、最大発光輝度は印加電圧12Vで140
30cd/mであった。
【0047】応用例2〜5 応用例1において、正孔注入輸送層の形成に際して実施
例1で得られた化合物を用いる代わりに、それぞれ表1
に示した化合物を使用した以外は、応用例1に記載の方
法で有機電界発光素子を作製した。これらの性能の結果
は表1に示した。
【0048】
【表1】
【0049】以下に本発明の実施態様項を列挙する。 (1)下記一般式(1)
【化24】 〔式中、Rは水素、アルキル基、アラルキル基および
アリール基よりなる群からそれぞれ独立して選ばれた基
であり、R10、R11、R12、R13 、R14およ
びR15は、水素、アルキル基およびp位またはm位に
アルキル置換基をもつこともあるフェニル基よりなる群
からそれぞれ独立して選ばれた基であり、Mは、
【化25】 (式中、Rは、水素、アルキル基、アルコキシ基およ
びアルキル置換基を有することもあるフェニル基よりな
る群から選ばれた基であり、R、R、R、R
20、R21、R22およびR23は水素、アルキル
基およびアルコキシ基よりなる群からそれぞれ独立して
選ばれた基であり、hおよびiはそれぞれ1〜5の整数
より独立して選ばれた数であり、k、p、qおよびrは
それぞれ1〜4の整数より独立して選ばれた数であり、
jおよびsはそれぞれ1〜3の整数より独立して選ばれ
た数であり、mは1〜4の整数より選ばれた数であり、
nは1または2である。)よりなる群からそれぞれ独立
して選ばれた基である。〕で示される1,1,1−トリ
ス(4−カルボニルオキシアリール)−アルカン誘導
体。 (2)前記Rがメチル基である請求項1記載の1,
1,1−トリス(4−カルボニルオキシアリール)−ア
ルカン誘導体。 (3)前記R、R、R、R、R20、R21
22およびR23がいずれも水素である請求項1記載
の1,1,1−トリス(4−カルボニルオキシアリー
ル)−アルカン誘導体。 (4)nが1である請求項1記載の1,1,1−トリス
(4−カルボニルオキシアリール)−アルカン誘導体。 (5)前記RおよびRがいずれもメチル基である請
求項1記載の1,1,1−トリス(4−カルボニルオキ
シアリール)−アルカン誘導体。 (6)下記一般式(2)
【化26】 (式中Rは水素、アルキル基、アラルキル基およびア
リール基よりなる群からそれぞれ独立して選ばれた基で
あり、R10、R11、R12、R13、R14および
15は、水素、アルキル基およびp位またはm位にア
ルキル置換基をもつこともあるフェニル基よりなる群か
らそれぞれ独立して選ばれた基である。)で示される
1,1,1−トリス(4−ヒドロキシアリール)−アル
カン誘導体と下記一般式(3)
【化27】 〔式中、Mは、
【化28】 (式中、Rは、水素、アルキル基、アルコキシ基およ
びアルキル置換基を有することもあるフェニル基よりな
る群から選ばれた基であり、R、R、R、R
20、R21、R22およびR23は水素、アルキル
基およびアルコキシ基よりなる群からそれぞれ独立して
選ばれた基であり、hおよびiはそれぞれ1〜5の整数
より独立して選ばれた数であり、k、p、qおよびrは
それぞれ1〜4の整数より独立して選ばれた数であり、
jおよびsはそれぞれ1〜3の整数より独立して選ばれ
た数であり、mは1〜4の整数より選ばれた数であり、
nは1または2である。)よりなる群から選ばれた基で
あり、Xはハロゲンである。〕で示されるジアリールア
ミノ置換芳香族カルボン酸またはそのハロゲン化物とを
反応させることを特徴とする下記一般式(1)
【化29】 〔式中、Rは水素、アルキル基、アラルキル基および
アリール基よりなる群からそれぞれ独立して選ばれた基
であり、R10、R11、R12、R13 、R14およ
びR15は、水素、アルキル基およびp位またはm位に
アルキル置換基をもつこともあるフェニル基よりなる群
からそれぞれ独立して選ばれた基であり、Mは、
【化30】 (式中、Rは、水素、アルキル基、アルコキシ基およ
びアルキル置換基を有することもあるフェニル基よりな
る群から選ばれた基であり、R、R、R、R
20、R21、R22およびR23は水素、アルキル
基およびアルコキシ基よりなる群からそれぞれ独立して
選ばれた基であり、hおよびiはそれぞれ1〜5の整数
より独立して選ばれた数であり、k、p、qおよびrは
それぞれ1〜4の整数より独立して選ばれた数であり、
jおよびsはそれぞれ1〜3の整数より独立して選ばれ
た数であり、mは1〜4の整数より選ばれた数であり、
nは1または2である。)よりなる群からそれぞれ独立
して選ばれた基である。〕で示される1,1,1−トリ
ス(4−カルボニルオキシアリール)−アルカン誘導体
の製造方法。 (7)請求項1〜5いずれか記載の化合物よりなる正孔
輸送材料。 (8)請求項1〜5いずれか記載の化合物よりなる正孔
輸送材料を用いたエレクトロルミネッセンス素子。
【0050】
【発明の効果】(1)本発明により、新規化合物である
1,1,1−トリス(4−カルボニルオキシアリール)
−アルカン誘導体、その製造方法、それよりなる正孔輸
送材料およびそれを用いたエレクトロルミネッセンス素
子が提供できた。 (2)本発明の化合物は、正孔輸送材料として有用であ
り、かつ常温固体であり、ガラス転移温度が比較的高
く、また、結晶融点が認められない非晶質の化合物であ
るため、再結晶化現象がほとんどおきないので、安定な
正孔輸送性を発揮する。 (3)高分子化合物は、溶剤溶液の形で塗膜を形成でき
るため、通常の有機化合物が蒸着による方法でしか成膜
できないのに較べて、本発明化合物は成膜形成効率が高
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例1で得られた1,1,1−トリス
〔4−(4−ジフェニルアミノ−ベンゾイルオキシ)−
フェニル〕−エタンのH−NMRスペクトルを示す。
【図2】本発明実施例2で得られた1,1,1−トリス
{4−〔4−(ジ−m−トリル−アミノ)−ベンゾイル
オキシ〕−フェニル}−エタンのH−NMRスペクト
ルを示す。
【図3】本発明実施例3で得られた1,1,1−トリス
{4−〔4−(ナフタレン−1−イル−フェニル−アミ
ノ)−ベンゾイルオキシ〕−フェニル}−エタンの
−NMRスペクトルを示す。
【図4】本発明実施例4で得られた1,1,1−トリス
{4−〔4′−(ジフェニルアミノ)−ビフェニル−4
−カルボニルオキシ〕−フェニル}−エタンのH−N
MRスペクトルを示す。
【図5】本発明実施例5で得られた1,1,1−トリス
{4−〔4−(カルバゾール−9−イル)−ベンゾイル
オキシ〕−フェニル}−エタンのH−NMRスペクト
ルを示す。
【図6】本発明実施例1で得られた1,1,1−トリス
〔4−(4−ジフェニル−アミノベンゾイルオキシ)−
フェニル〕−エタンのDSCサーモグラムを示す。
【図7】本発明実施例2で得られた1,1,1−トリス
{4−〔4−(ジ−m−トリル−アミノ)−ベンゾイル
オキシ〕−フェニル}−エタンのDSCサーモグラムを
示す。
【図8】本発明実施例3で得られた1,1,1−トリス
{4−〔4−(ナフタレン−1−イル−ナフチル−アミ
ノ)−ベンゾイルオキシ〕−フェニル}−エタンのDS
Cサーモグラムを示す。
【図9】本発明実施例4で得られた1,1,1−トリス
{4−〔4′−(ジフェニルアミノ)−ビフェニル−4
−カルボニルオキシ〕−フェニル}エタンのDSCサー
モグラムを示す。
【図10】本発明実施例5で得られた1,1,1−トリ
ス{4−〔4−(カルバゾール−9−イル)−ベンゾイ
ルオキシ〕−フェニル}−エタンのDSCサーモグラム
を示す。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年2月15日(2002.2.1
5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】前記Rは水素、アルキル基、アラルキル
基およびアリール基よりなる群からそれぞれ独立して選
ばれた基である。アルキル基としては好ましくは低級ア
ルキル基、たとえばメチル基、エチル基、n−プロピル
基、n−ブチル基などが挙げられるが、とくにメチル基
やエチル基が好ましい。アリール基としては、フェニル
基、αまたはβ−ナフチル基、1−アントリル基、2−
アントリル基、9−アントリル基およびこれらの基の水
素に前記アルキル基が置換した基を挙げることができ、
このような基としては、p−メチルフェニル基、4−メ
チル−α−ナフチル基、4−メチル−β−ナフチル基な
どがある。アラルキル基(aralkyl基)として
は、前記アルキル基の1つの水素に前記アリール基が置
換したものであり、たとえばベンジル、フェニルエチ
ル、メチルベンジル、ナフチルメチルなどを挙げること
ができる。前記R10、R11、R12、R13、R
14およびR15は、水素、アルキル基およびp位また
はm位にアルキル置換基をもつこともあるフェニル基な
どが挙げられるが、アルキル基としては、メチル基、エ
チル基、n−プロピル基、n−ブチル基、イソプロピル
基、イソブチル基、ヘキシル基などを挙げることがで
き、アルキル置換基をもつことがあるフェニル基として
は、フェニル基、p−トリル基、m−トリル基などを挙
げることができる。前記Rとしては、水素、アルキル
基、アルコキシ基およびアルキル置換基をもつこともあ
るフェニル基などが挙げられるが、アルキル基として
は、メチル基、エチル基、n−プロピル基、n−ブチル
基、イソプロピル基、イソブチル基、ヘキシル基などを
挙げることができ、アルキル置換基をもつことがあるフ
ェニル基としては、フェニル基、p−トリル基、m−ト
リル基などを挙げることができる。前記R、R、R
、R、R20、R21、R22およびR23は、水
素、アルキル基およびアルコキシ基よりなる群からそれ
ぞれ独立して選ばれた基であるが、アルキル基として
は、メチル基、エチル基、n−プロピル基、n−ブチル
基、イソプロピル基、イソブチル基、ヘキシル基などを
挙げることができ、アルコキシ基としては、メトキシ
基、エトキシ基、プロポキシ基、ブトキシ基などを挙げ
ることができる。
フロントページの続き (72)発明者 田上 早苗 兵庫県神戸市中央区東川崎町1丁目3番3 号 ケミプロ化成株式会社内 (72)発明者 藤原 徹 兵庫県神戸市中央区東川崎町1丁目3番3 号 ケミプロ化成株式会社内 Fターム(参考) 3K007 AB18 DB03 FA01 4C204 BB05 CB25 DB01 EB01 FB23 GB01 4H006 AA01 AA03 AB91 BJ50 BT36 BU46 BU48

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(1) 【化1】 〔式中、Rは水素、アルキル基、アラルキル基および
    アリール基よりなる群からそれぞれ独立して選ばれた基
    であり、R10、R11、R12、R13 、R14およ
    びR15は、水素、アルキル基およびp位またはm位に
    アルキル置換基をもつこともあるフェニル基よりなる群
    からそれぞれ独立して選ばれた基であり、Mは、 【化2】 (式中、Rは、水素、アルキル基、アルコキシ基およ
    びアルキル置換基を有することもあるフェニル基よりな
    る群から選ばれた基であり、R、 R、R、R、R20、R21、R22およびR
    23は水素、アルキル基およびアルコキシ基よりなる群
    からそれぞれ独立して選ばれた基であり、hおよびiは
    それぞれ1〜5の整数より独立して選ばれた数であり、 k、p、qおよびrはそれぞれ1〜4の整数より独立し
    て選ばれた数であり、jおよびsはそれぞれ1〜3の整
    数より独立して選ばれた数であり、 mは1〜4の整数より選ばれた数であり、nは1または
    2である。)よりなる群からそれぞれ独立して選ばれた
    基である。〕で示される1,1,1−トリス(4−カル
    ボニルオキシアリール)−アルカン誘導体。
  2. 【請求項2】 前記Rがメチル基である請求項1記載
    の1,1,1−トリス(4−カルボニルオキシアリー
    ル)−アルカン誘導体。
  3. 【請求項3】 前記R、R、R、R、R20
    21、R22およびR23がいずれも水素である請求
    項1記載の1,1,1−トリス(4−カルボニルオキシ
    アリール)−アルカン誘導体。
  4. 【請求項4】 nが1である請求項1記載の1,1,1
    −トリス(4−カルボニルオキシアリール)−アルカン
    誘導体。
  5. 【請求項5】 前記RおよびRがいずれもメチル基
    である請求項1記載の1,1,1−トリス(4−カルボ
    ニルオキシアリール)−アルカン誘導体。
  6. 【請求項6】 下記一般式(2) 【化3】 (式中Rは水素、アルキル基、アラルキル基およびア
    リール基よりなる群からそれぞれ独立して選ばれた基で
    あり、R10、R11、R12、R13、R14および
    15は、水素、アルキル基およびp位またはm位にア
    ルキル置換基をもつこともあるフェニル基よりなる群か
    らそれぞれ独立して選ばれた基である。)で示される
    1,1,1−トリス(4−ヒドロキシアリール)−アル
    カン誘導体と下記一般式(3) 【化4】 〔式中、Mは、 【化5】 (式中、Rは、水素、アルキル基、アルコキシ基およ
    びアルキル置換基を有することもあるフェニル基よりな
    る群から選ばれた基であり、R、 R、R、R、R20、R21、R22およびR
    23は水素、アルキル基およびアルコキシ基よりなる群
    からそれぞれ独立して選ばれた基であり、hおよびiは
    それぞれ1〜5の整数より独立して選ばれた数であり、 k、p、qおよびrはそれぞれ1〜4の整数より独立し
    て選ばれた数であり、jおよびsはそれぞれ1〜3の整
    数より独立して選ばれた数であり、 mは1〜4の整数より選ばれた数であり、nは1または
    2である。)よりなる群から選ばれた基であり、Xはハ
    ロゲンである。〕で示されるジアリールアミノ置換芳香
    族カルボン酸またはそのハロゲン化物とを反応させるこ
    とを特徴とする下記一般式(1) 【化6】 〔式中、Rは水素、アルキル基、アラルキル基および
    アリール基よりなる群からそれぞれ独立して選ばれた基
    であり、R10、R11、R12、R13 、R14およ
    びR15は、水素、アルキル基およびp位またはm位に
    アルキル置換基をもつこともあるフェニル基よりなる群
    からそれぞれ独立して選ばれた基であり、Mは、 【化7】 (式中、Rは、水素、アルキル基、アルコキシ基およ
    びアルキル置換基を有することもあるフェニル基よりな
    る群から選ばれた基であり、R、 R、R、R、R20、R21、R22およびR
    23は水素、アルキル基およびアルコキシ基よりなる群
    からそれぞれ独立して選ばれた基であり、hおよびiは
    それぞれ1〜5の整数より独立して選ばれた数であり、 k、p、qおよびrはそれぞれ1〜4の整数より独立し
    て選ばれた数であり、jおよびsはそれぞれ1〜3の整
    数より独立して選ばれた数であり、 mは1〜4の整数より選ばれた数であり、nは1または
    2である。)よりなる群からそれぞれ独立して選ばれた
    基である。〕で示される1,1,1−トリス(4−カル
    ボニルオキシアリール)−アルカン誘導体の製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項1〜5いずれか記載の1,1,1
    −トリス(4−カルボニルオキシアリール)−アルカン
    誘導体よりなる正孔輸送材料。
  8. 【請求項8】 請求項1〜5いずれか記載の1,1,1
    −トリス(4−カルボニルオキシアリール)−アルカン
    誘導体よりなる正孔輸送材料を用いたエレクトロルミネ
    ッセンス素子。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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