JP2003160425A - 油性化粧料 - Google Patents

油性化粧料

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JP2003160425A JP2001362494A JP2001362494A JP2003160425A JP 2003160425 A JP2003160425 A JP 2003160425A JP 2001362494 A JP2001362494 A JP 2001362494A JP 2001362494 A JP2001362494 A JP 2001362494A JP 2003160425 A JP2003160425 A JP 2003160425A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 塗布時のつき,伸び,艶,膜感、
及び艶の持続性に優れ、べたつきのない良好な使用感を
発揮し、しかも保存安定性が良好な油性化粧料を提供す
る。 【解決手段】 特定のα−オレフィンオリゴマ
ー、及びポリ2−(1,3,3−トリメチル)ブチル−
5,7,7−トリメチルオクタン酸ポリグリセリルから
選択される1種又は2種と、デキストリン脂肪酸エステ
ルとを組み合わせて油性化粧料に配合する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、特定のα−オレ
フィンオリゴマー、及びポリ2−(1,3,3−トリメ
チル)ブチル−5,7,7−トリメチルオクタン酸ポリ
グリセリルから選択される1種又は2種と、デキストリ
ン脂肪酸エステルとを含有する油性化粧料に関し、さら
に詳しくは、塗布時のつき,伸び,艶,膜感、及び艶の
持続性に優れ、べたつきのない良好な使用感を発揮し、
しかも保存安定性が良好な油性化粧料に関するものであ
る。 【0002】 【従来の技術】従来、リップグロス等の油性化粧料にお
いては、液状油として、炭化水素類,エステル類,高級
アルコール類,シリコーン油類等が用いられている。ま
たワックスとしては、ミツロウ,カルナウバロウ等の天
然ワックス、パラフィンワックスなどの炭化水素ワック
ス等が用いられている。また、塗布時の伸びはそのまま
に、成形性を向上させる目的で、有機変性粘土鉱物,デ
キストリン脂肪酸エステル等の油ゲル化剤が用いられる
こともある。これらの成分は、使用性,成形性を考慮
し、適宜選択されるが、高い艶を必要とする場合は、ポ
リブテン,ポリイソブチレン等の高重合度炭化水素油を
多量に配合することが一般的である。 【0003】しかしながら、高重合度炭化水素油を油性
固形化粧料に配合すると、艶は向上するが、多量に配合
した場合は、粘性が非常に高いため、べたつきがひど
く、使用性に劣るものとなった。また、油性固形化粧料
は油性化粧料表面に水滴状に液体が滲出する、いわゆる
発汗と呼ばれる現象が生じ、製品価値を損なうことが多
かった。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】本発明においては、上
記のような問題点を解決し、塗布時のつき,伸び,艶,
膜感、及び艶の持続性に優れ、べたつきのない良好な使
用感を発揮し、しかも保存安定性が良好な油性化粧料を
提供することを目的とした。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するに
あたり、種々検討を行ったところ、油性化粧料におい
て、特定のα−オレフィンオリゴマー、及びポリ2−
(1,3,3−トリメチル)ブチル−5,7,7−トリ
メチルオクタン酸ポリグリセリルから選択される1種又
は2種と、デキストリン脂肪酸エステルとを組み合わせ
て油性化粧料に配合した結果、塗布時のつき,伸び,
艶,膜感、及び艶の持続性に優れ、べたつきのない良好
な使用感を発揮し、しかも保存安定性が良好な油性化粧
料が得られることを見いだし、本発明を完成するに至っ
た。 【0006】すなわち、本発明は、重量平均分子量が9
00〜60,000で、かつ20℃における粘度が10
0〜130,000cPsであるα−オレフィンオリゴ
マー、及びポリ2−(1,3,3−トリメチル)ブチル
−5,7,7−トリメチルオクタン酸ポリグリセリルか
ら選択される1種又は2種と、デキストリン脂肪酸エス
テルを含有する油性化粧料に関するものである。 【0007】 【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を説明する。 【0008】本発明においてα−オレフィンオリゴマー
は、ポリデセンを水素添加して得られる炭化水素のう
ち、重量平均分子量が900〜60,000で、かつ2
0℃における粘度が100〜130,000cPsのも
のを使用する。20℃における粘度が100cPs未満
であると、肌への密着性に劣り、均一な化粧膜を形成す
る特性に欠け、130,000cPsを超えると、べた
つきを生じるため好ましくない。またさらに、本発明に
おいて用いる特定のα−オレフィンオリゴマーは、ポリ
ブテンやポリイソブチレンと比較して、耐熱性,酸化安
定性に優れるため加熱した際の原料臭が低い、流動点が
低く温度による粘性の変化が小さい、という特徴を有し
ており、油性化粧料においても原料臭の低減,酸化安定
性の向上、高温での耐軟化性に優れる、といった特性を
付与することができる。かかる特定のα−オレフィンオ
リゴマーは、市販品としてPureSyn10(重量平
均分子量:約1,200,20℃における粘度:約15
0cPs),PureSyn40(重量平均分子量:約
2,900,20℃における粘度:約1,000cP
s),PureSyn100(重量平均分子量:約6,
700,20℃における粘度:約4,230cPs),
PureSyn150(重量平均分子量:約9,20
0,20℃における粘度:約5,050cPs),Pu
reSyn300(重量平均分子量:約14,000,
20℃における粘度:約11,000cPs),Pur
eSyn1000(重量平均分子量:約31,000,
20℃における粘度:約42,300cPs),Pur
eSyn3000(重量平均分子量:約55,000,
20℃における粘度:約124,000cPs)(いず
れもMobil社製)等があげられる。 【0009】本発明においては、さらにポリ2−(1,
3,3−トリメチル)ブチル−5,7,7−トリメチル
オクタン酸ポリグリセリルを配合することにより、塗布
時の膜感が良好で、適度な粘性の油性化粧料が得られ
る。かかるポリ2−(1,3,3−トリメチル)ブチル
−5,7,7−トリメチルオクタン酸ポリグリセリル
は、アルドール縮合法により得られた2−(1,3,3
−トリメチル)ブチル−5,7,7−トリメチルオクタ
ン酸とポリグリセリンのエステルである。ポリグリセリ
ン1分子に対し、2−(1,3,3−トリメチル)ブチ
ル−5,7,7−トリメチルオクタン酸が1分子以上エ
ステル結合していればよい。またグリセリンの重合度は
2以上であれば特に限定されないが、ジグリセリン,ト
リグリセリン,テトラグリセリンが好適に用いられる。
これらのポリ2−(1,3,3−トリメチル)ブチル−
5,7,7−トリメチルオクタン酸ポリグリセリルの中
でも、本発明の効果の点からトリ2−(1,3,3−ト
リメチル)ブチル−5,7,7−トリメチルオクタン酸
ジグリセリルが好ましく用いられる。 【0010】本発明における特定のα−オレフィンオリ
ゴマー、及びポリ2−(1,3,3−トリメチル)ブチ
ル−5,7,7−トリメチルオクタン酸ポリグリセリル
から選択される1種又は2種の配合量は、油性化粧料全
量に対して、あわせて1〜90重量%が好ましく、更に
好ましくは3〜70重量%が、本発明の効果の点から特
に好ましい。本発明において、特定のα−オレフィンオ
リゴマーと、ポリ2−(1,3,3−トリメチル)ブチ
ル−5,7,7−トリメチルオクタン酸ポリグリセリル
は、どちらか一方を選択して油性化粧料に配合すること
も可能であるが、本発明の効果を十分に発揮するために
は、両方を併用して用いることが好ましい。 【0011】本発明において用いるデキストリン脂肪酸
エステルとしては、デキストリンと炭素数6〜22の高
級脂肪酸とのエステルが用いられる。具体的には、デキ
ストリンカプロン酸エステル,デキストリン2−エチル
ヘキサン酸エステル,デキストリンカプリル酸エステ
ル,デキストリンウンデカン酸エステル,デキストリン
ラウリン酸エステル,デキストリンミリスチン酸エステ
ル,デキストリンパルミチン酸エステル,デキストリン
ステアリン酸エステル,デキストリンイソステアリン酸
エステル,デキストリンアラキン酸エステル,デキスト
リンベヘン酸エステル,デキストリンヤシ油脂肪酸エス
テル等が挙げられ、これらの1種又は2種以上を選択し
て用いる。また化粧品原料として市販されているデキス
トリン脂肪酸エステルであるレオパールKE,レオパー
ルKL,レオパールTT,レオパールTL(いずれも千
葉製粉社製)を用いてもよい。これらのデキストリン脂
肪酸エステルの中では、デキストリンパルミチン酸エス
テル,デキストリン2−エチルヘキサン酸エステルが、
安定性,使用性の面より最も好ましい。 【0012】本発明におけるデキストリン脂肪酸エステ
ルの配合量は、油性化粧料全量に対して、1〜30重量
%が好ましく、更に好ましくは6〜25重量%が、本発
明の効果の点から特に好ましい。 【0013】本発明においては、上記した特定のα−オ
レフィンオリゴマー、及びポリ2−(1,3,3−トリ
メチル)ブチル−5,7,7−トリメチルオクタン酸ポ
リグリセリルから選択される1種又は2種と、デキスト
リン脂肪酸エステルを混合し、均一に溶解して、油性化
粧料とする。 【0014】なお本発明に係る油性化粧料には、本発明
の特徴を損なわない範囲で、植物性,動物性及び合成の
油脂類、液状の炭化水素油類、エステル油類、紫外線吸
収剤、抗酸化剤、防菌防黴財、顔料、色素類、香料等を
含有させることができる。 【0015】本発明に係る油性化粧料の具体的な用途と
しては、アイクリーム,口紅,リップクリーム,リップ
グロス,ファンデーション,頬紅,アイシャドウ等が挙
げらる。 【0016】 【実施例】本発明の詳細について、実施例を用いて説明
する。 【0017】 【表1】 【0018】表1に示した処方で、本発明の油性化粧料
にかかるリップグロスを調製した。リップグロスは、全
成分を加熱しながらディスパーで均一に混合し、金皿に
流し込み冷却することにより調製した。なお処方中のデ
キストリン脂肪酸エステルTTとしてはレオパールTT
(千葉製粉社製)を、デキストリン脂肪酸エステルMK
LとしてはレオパールMKL(千葉製粉社製)を、α−
オレフィンオリゴマーとしては、PureSyn 30
0(Mobil社製)をそれぞれ用いた。 【0019】表1に示した実施例1〜実施例3及び比較
例1,比較例2を用いて、使用試験を行った。使用感に
ついては、塗布時のつき,伸び,艶,べたつき,膜感、
及び塗布2時間後の艶について、20名のパネラーによ
る官能評価を行い、以下に示した基準により点数化し、
平均値を算出し平均点が2.5以上を◎、2.0以上
2.5未満を○、1.0以上2.0未満を△、1.0未
満を×として結果を表1に示した。 【0020】塗布時のつき 非常によい;3点 よい;2点 やや悪い;1点 悪い;0点 【0021】塗布時の伸び 非常によい;3点 よい;2点 やや悪い;1点 悪い;0点 【0022】塗布時の艶 ある;3点 ややある;2点 ややない;1点 ない;0点 【0023】塗布時のべたつき ない;3点 ややない;2点 ややある;1点 ある;0点 【0024】塗布時の膜感 良い;3点 やや良い;2点 やや悪い;1点 悪い;0点 【0025】塗布2時間後の艶 ある;3点 ややある;2点 ややない;1点 ない;0点 【0026】また経時安定性については、実施例及び比
較例のそれぞれを1週間室温で静置した後、40℃の恒
温槽に移して1週間静置し、状態の変化を目視で観察し
た。結果は、「発汗が認められない;○」,「わずかな
発汗が認められる;△」,「顕著な発汗が認められる;
×」として表した。以上の結果は表2にまとめて示し
た。 【0027】 【表2】 【0028】表2に示したとおり、本発明の実施例1〜
実施例3は使用感,経時安定性がともに良好であった。
特に、特定のα−オレフィンオリゴマーとトリ2−
(1,3,3−トリメチル)ブチル−5,7,7−トリ
メチルオクタン酸ジグリセリルを配合した実施例1にお
いては、全ての項目で良好な結果が得られた。これに対
し、油性化粧料で汎用されているポリイソブチレンを含
有する比較例1においては、塗布時の膜感は良好であっ
たが、特に塗布時の伸び,べたつき、経時安定性の項目
における評価が低い結果となった。またトリ2−(1,
3,3−トリメチル)ブチル−5,7,7−トリメチル
オクタン酸ジグリセリルを、分子式が同一でカルボン酸
の構造が異なっているトリ2−ヘプチルウンデカン酸ジ
グリセリルに代替した比較例2は、実施例2よりも全て
の評価項目で低い結果となった。 【0029】 [実施例4] 油性口紅 (1)二酸化チタン 5.0(重量%) (2)赤色201号 0.6 (3)赤色202号 1.0 (4)赤色223号 0.2 (5)キャンデリラロウ 9.0 (6)固形パラフィン 8.0 (7)ミツロウ 5.0 (8)カルナウバロウ 5.0 (9)α−オレフィンオリゴマー 1000 (*) 26.0 (10)2-エチルヘキサン酸セチル 20.0 (11)ミリスチン酸イソプロピル 10.0 (12)デキストリン脂肪酸エステル TL (**) 10.0 (13)d-δ-トコフェロール 0.1 (14)香料 0.1 (*)α−オレフィンオリゴマー:PureSyn 500(Mobil社製) (**)デキストリン脂肪酸エステル TL:レオパールTL(千葉製粉社製) 製法:(1)〜(3)を(9)の一部に加えローラーで処理す
る(顔料相)。(4)を(9)の一部に溶解する(染料相)。他
の成分を混合し、加熱融解した後、顔料相,染料相を加
え、ディスパーで均一に分散する。分散後、型に流し込
み急冷し、スティック状とする。 【0030】 [実施例5] 油性ファンデーション(コンパクトタイプ) (1)ジメチルジステアリルアンモニウムベントナイト 0.2(重量%) (2)α−オレフィンオリゴマー 100 (*) 9.0 (3)デキストリン脂肪酸エステル KE (**) 10.0 (4)トリ2−(1,3,3−トリメチル)ブチル−5, 7,7−トリメチルオクタン酸ジグリセリル 10.0 (5)固形パラフィン 3.0 (6)マイクロクリスタリンワックス 6.0 (7)ミツロウ 2.0 (8)ワセリン 8.0 (9)酢酸トコフェロール 0.2 (10)タルク 17.5 (11)カオリン 14.8 (12)酸化チタン 15.0 (13)ベンガラ 1.0 (14)黄酸化鉄 3.0 (15)黒酸化鉄 0.2 (16)香料 0.1 (*)α−オレフィンオリゴマー:PureSyn 100(Mobil社製) (**)デキストリン脂肪酸エステル KE:レオパールKE(千葉製粉社製) 製法:(1)〜(9)を混合し、85℃に加熱して溶解す
る。これにあらかじめ混合粉砕した(10)〜(15)を撹拌し
ながら添加し、コロイドミルで磨砕分散する。次いで(1
6)を加え、脱気後70℃で容器に流し込んで冷却する。 【0031】 [実施例6] 油性ファンデーション(スティックタイプ) (1)固形パラフィン 3.0(重量%) (2)マイクロクリスタリンワックス 6.0 (3)ジメチルポリシロキサン 3.0 (4)α−オレフィンオリゴマー 3000 (*) 15.0 (5)トリ2−(1,3,3−トリメチル)ブチル−5, 7,7−トリメチルオクタン酸ジグリセリル 12.9 (6)デキストリン脂肪酸エステル KE (**) 10.0 (7)d−δ−トコフェロール 0.1 (8)タルク 2.8 (9)カオリン 20.0 (10)マイカ 3.0 (11)酸化チタン 20.0 (12)ベンガラ 1.0 (13)黄酸化鉄 3.0 (14)黒酸化鉄 0.2 (*)α−オレフィンオリゴマー:PureSyn 3000(Mobil社製) (**)デキストリン脂肪酸エステル KE:レオパールKE(千葉製粉社製) 製法:(1)〜(7)を混合し、85℃に加熱して溶解す
る。これにあらかじめ混合粉砕した(8)〜(14)を撹拌し
ながら添加し、コロイドミルで磨砕分散する。脱気後7
0℃で容器に流し込んで冷却する。 【0032】 [実施例7] 油性頬紅 (1)セレシン 15.0(重量%) (2)α−オレフィンオリゴマー 300 (*) 24.9 (3)トリ2−(1,3,3−トリメチル)ブチル−5, 7,7−トリメチルオクタン酸ジグリセリル 20.0 (4)デキストリン脂肪酸エステル KE (**) 15.0 (5)酢酸トコフェロール 0.1 (6)カオリン 20.0 (7)酸化チタン 4.2 (8)ベンガラ 0.3 (9)赤色202号 0.5 (*)α−オレフィンオリゴマー:PureSyn 700(Mobil社製) (**)デキストリン脂肪酸エステル KE:レオパールKE(千葉製粉社製) 製法:全成分を80℃に加熱し、ディスパーにて均一に
分散する。分散後撹拌しながら50℃まで冷却し、容器
に充填する。 【0033】本発明の実施例4〜実施例7について、上
記と同様に使用感評価及び経時安定性試験を行った。結
果を表3に示す。 【0034】 【表3】 【0035】表3に示したとおり、本発明の実施例4〜
実施例7に示した油性化粧料においては、使用感,経時
安定性ともに良好な結果であった。 【0036】 【発明の効果】以上詳述したように、本発明により、塗
布時のつき,伸び,艶,膜感、及び艶の持続性に優れ、
べたつきのない良好な使用感を発揮し、しかも保存安定
性が良好な油性化粧料を提供することができた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 7/027 A61K 7/027 7/031 7/031 Fターム(参考) 4C083 AA082 AA122 AB232 AB242 AB432 AB442 AC012 AC352 AC372 AC421 AC422 AC662 AC692 AC792 AC842 AD021 AD022 AD152 AD241 AD242 AD492 AD662 CC12 CC13 DD11 DD21 DD30 EE01 EE06 EE07 EE11 FF05

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 重量平均分子量が900〜60,000
    で、かつ20℃における粘度が100〜130,000
    cPsであるα−オレフィンオリゴマー、及びポリ2−
    (1,3,3−トリメチル)ブチル−5,7,7−トリ
    メチルオクタン酸ポリグリセリルから選択される1種又
    は2種と、デキストリン脂肪酸エステルを含有する油性
    化粧料。
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