JP2003160149A - 再閉包装袋およびプラスチック製線状ファスナー - Google Patents

再閉包装袋およびプラスチック製線状ファスナー

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JP2003160149A
JP2003160149A JP2001358863A JP2001358863A JP2003160149A JP 2003160149 A JP2003160149 A JP 2003160149A JP 2001358863 A JP2001358863 A JP 2001358863A JP 2001358863 A JP2001358863 A JP 2001358863A JP 2003160149 A JP2003160149 A JP 2003160149A
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packaging bag
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Tadanobu Yoshitome
留 忠 宜 吉
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Hosokawa Yoko KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラスチック製線状ファスナーに未噛み合い
部を形成することなく、収容される内容物の形状に応じ
て立方体に成形できる再閉包装袋を提供する。 【解決手段】 包装袋本体15と、この包装袋本体15
の開口端内面に一側から他側まで連続して延びるように
固着されたプラスチック製線状ファスナー16とを備
え、線状ファスナー16は、雌噛み合い部21を有する
雌型ファスナー片1と、雄噛み合い部24を有する雄型
ファスナー片19とを有し、雄型ファスナー片19の雄
噛み合い部24および雌型ファスナー片18の雌噛み合
い部21の先端部分の立方体に成形される包装袋本体1
5の上面を形成する折り曲げ縁15aを含む領域に対応
した部位に切欠き部22,25を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、立方体に成形され
る再閉包装袋およびプラスチック製線状ファスナーに関
する。
【0002】
【従来の技術】2枚のプラスチックフィルム包材を重ね
合わせ両側および下端をヒートシールした上方開口の包
装袋本体と、包装袋本体の上端開口部の内面に接着され
たプラスチック製線状ファスナーとを有し、プラスチッ
ク製線状ファスナーは、雄型噛み合い部を有する雄型フ
ァスナー片と、雌型噛み合い部を有する雌型ファスナー
片を有し、包装袋本体の上端開口部を内容物を収納した
後にヒートシールして閉じる再閉包装袋は市販されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記再閉包装袋は、包
装袋本体の上端部内面に固着したプラスチック製線状フ
ァスナーが高い剛性を有するため、線状ファスナーを含
む上端部を本体側側面に90度の角度に折り曲げること
ができないので、立方形内容物を収納した後に、立方形
内容物に対応した立方体に成形することができない。ま
た、線状ファスナーの剛性を弱めるために、プラスチッ
ク製線状ファスナーの連続した噛み合い部のうちの一部
の噛み合い部を切り取り、一部の噛み合い部を切り取っ
たプラスチック製線状ファスナーを包装袋本体の上端部
内面に固着し、立方形内容物を収納した後に、立方形内
容物に対応した立方体に成形できる再閉包装袋が開発さ
れた。しかし、この形式の再閉包装袋は、プラスチック
製線状ファスナーの対をなす噛み合い部の一部に噛み合
い部を切り取ったことにより互いに噛み合わない部分が
できるため、プラスチック製線状ファスナーの噛み合い
部に密封性が欠けた部分ができ、外気と完全に遮断する
ことが要求される内容物を封入するのに不適となり、封
入される内容物に制限があるという問題がある。本発明
は上記した点に鑑みてなされたもので、プラスチック製
線状ファスナーに互いに噛み合わない部分を形成するこ
となく、収容される内容物の形状に応じて立方体に成形
できる再閉包装袋およびプラスチック線状ファスナーを
提供することを目的とする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の請求項1に係
る再閉包装袋は、上端開口の3方シール形包装袋本体
と、この3方シール形包装袋本体の開口端内面に一側か
ら他側まで連続して延びるように固着されたプラスチッ
ク製線状ファスナーとを備え、立方体に折り曲げ成形さ
れる再閉包装袋において、上記線状ファスナーは、雄噛
み合い部を有する雄型ファスナー片と、雌噛み合い部を
有する雌型ファスナー片とを有し、雄型ファスナー片の
雄噛み合い部および雌型ファスナー片の雌噛み合い部の
先端部分の立方体に成形される包装袋本体の上面を形成
する折り曲げ縁を含む領域に対応した部位に切欠き部を
設けて構成される。
【0005】本発明の請求項2に係る再閉包装袋は、上
端開口のカマス貼り形包装袋本体と、このカマス貼り形
包装袋本体の開口端内面に一側から他側まで連続して延
びるように固着されたプラスチック製線状ファスナーと
を備え、立方体に折り曲げ成形される再閉包装袋におい
て、上記線状ファスナーは、雄噛み合い部を有する雄型
ファスナー片と、雌噛み合い部を有する雌型ファスナー
片とを有し、雄型ファスナー片の雄噛み合い部および雌
型ファスナー片の雌噛み合い部の先端部分の立方体に成
形される包装袋本体の上面を形成する折り曲げ縁を含む
領域に対応した部位に切欠き部を設けて構成される。
【0006】本発明の請求項3に係る再閉包装袋は、上
端開口の合掌形包装袋本体と、この合掌形包装袋本体の
開口端内面に一側から他側まで連続して延びるように固
着されたプラスチック製線状ファスナーとを備え、立方
体に折り曲げ成形される再閉包装袋において、上記線状
ファスナーは、雄噛み合い部を有する雄型ファスナー片
と、雌噛み合い部を有する雌型ファスナー片とを有し、
雄型ファスナー片の雄噛み合い部および雌型ファスナー
片の雌噛み合い部の先端部分の立方体に成形される包装
袋本体の上面を形成する折り曲げ縁を含む領域に対応し
た部位に切欠き部を設けて構成される。
【0007】本発明の請求項4に係る再閉包装袋は、上
端開口のガセット形包装袋本体と、このガセット形包装
袋本体の開口端内面に一側から他側まで連続して延びる
ように固着されたプラスチック製線状ファスナーとを備
え、立方体に折り曲げ成形される再閉包装袋において、
上記線状ファスナーは、雄噛み合い部を有する雄型ファ
スナー片と、雌噛み合い部を有する雌型ファスナー片と
を有し、雄型ファスナー片の雄噛み合い部および雌型フ
ァスナー片の雌噛み合い部の先端部分の立方体に成形さ
れる包装袋本体の上面を形成する折り曲げ縁を含む領域
に対応した部位に切欠き部を設けて構成される。
【0008】本発明の請求項5に係るプラスチック線状
ファスナーは、雄噛み合い部を有する雄型ファスナー片
と、雌噛み合い部を有する雌型ファスナー片とを有し、
雌型ファスナー片の各雄噛み合い部の先端部分および雌
型ファスナー片の各雌噛み合い部の先端部分に噛み合い
を維持しながら折り曲げることを可能にする切欠き部を
設けて構成される。
【0009】本発明の請求項6に係るプラスチック線状
ファスナーは、雄噛み合い部を有する雄型ファスナー片
と、雌噛み合い部を有する雌型ファスナー片とを有し、
雌型ファスナー片の雄噛み合い部および雌型ファスナー
片の雌噛み合い部の先端部分の対応した部位に噛み合い
を維持しながら折り曲げることを可能にする切欠き部を
設けて構成される。
【0010】本発明の請求項7に係るプラスチック線状
ファスナーは、雄噛み合い部を有する雄型ファスナー片
と、雌噛み合い部を有する雌型ファスナー片とを有し、
雌型ファスナー片の雄噛み合い部および雌型ファスナー
片の雌噛み合い部の一方の先端部分に噛み合いを維持し
ながら折り曲げることを可能にする切欠き部を設けて構
成される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明による再閉包装袋を3
方シール形再閉包装袋に適用した例を示し、この3方シ
ール形再閉包装袋10は、矩形状に裁断した2枚のプラ
スチックフィルム包材11,12を重ね合わせ両側部と
下端部をヒートシーして側部ヒートシール部13,13
および下端ヒートシール部14を形成した上方開口の3
方シール形包装袋本体15と、包装袋本体15の開口端
に近い内面に開口部に沿って包装袋本体15の一側から
他側まで連続して延びるように固着されたプラスチック
製線状ファスナー16とから構成されている。
【0012】図1に示す3方シール形再閉包装袋10に
おいては、プラスチック製線状ファスナー16は、包装
袋本体15の一方の側部ヒートシール部13の外端から
他方の側部ヒートシール部13の外端までの長さである
が、包装袋本体15の両側部ヒートシール部13,13
を除いた長さであっもよい。
【0013】上記3方シール形再閉包装袋10は、包装
袋本体15の上端開口から全体形状を立方体とした図示
しない内容物を収納した後に、上端開口をヒートシール
して上端ヒートシール部17(図2)を形成することで
閉じられる。
【0014】上記フィルム包材11,12は、プラスチ
ックフィルム材料であり、たとえば、厚さ9〜25ミク
ロンのポリエステルフィルムと厚さ6〜15ミクロンの
アルミニウム箔と厚さ15〜100ミクロンのポリエチ
レンフィルムのラミネートフィルムや厚さ9〜25ミク
ロンのポリエステルフィルムと厚さ20〜100ミクロ
ンのポリエチレンフィルムのラミネートフィルムであ
る。
【0015】上記プラスチック製線状ファスナー16
は、図3および図4に示すように、雌型ファスナー片1
8と雄型ファスナー片19とから構成されている。雌型
ファスナー片18と雄型ファスナー片19は、それぞれ
ポリエチレン樹脂またはポリプロピレン樹脂により成形
される。
【0016】上記雌型ファスナー片18は、図3に示す
ように、細幅の台座20と、この台座20の幅方向中央
位置に長手方向に連続して延びるように突設された雌噛
み合い部21とから形成されている。雌型ファスナー片
18は、立方体に折り曲げ成形される包装袋本体15の
上面折り曲げ線15aを含む領域に対応した部位の雌噛
み合い部21の先端部に長手方向に間隔を置いて3つ〜
8つの切欠き部22(図3では4つの切欠き部22)を
有する。これら切欠き部22の深さは、略80ミクロン
である。また、雌噛み合い部21の先端部に形成される
切欠き部22の数は、使用目的に応じて増減される。
【0017】上記雌型ファスナー片18は、切欠き22
を設けた雌噛み合い部21において台座20の方向に9
0度の角度で折り曲げることを可能にする。雌型ファス
ナー片18は、切欠き22を設けた雌噛み合い部21を
雄型ファスナー片19の雄噛み合い部24(図4)と噛
み合わせた状態を維持し、また、台座20の方向に90
度の折り曲げた場合においても、切欠き部22を設けた
雌噛み合い部21は、雄型ファスナー片19の雄噛み合
い部24と噛み合わせた状態を維持する。雌型ファスナ
ー片18の折り曲げをより容易に行うために、台座20
の雌噛み合い部21の切欠き部22に対応した部位に側
端から雌噛み合い部21近くまで延びる切り込みを設け
ることができる。
【0018】上記雄型ファスナー片19は、図4に示す
ように、細幅の台座23と、この台座23の幅方向中央
位置に長手方向に連続して延びるように突設された雄噛
み合い部24とから形成されている。雄型ファスナー片
23は、立方体に折り曲げ成形される包装袋本体15の
上面折り曲げ線15aを含む領域に対応した部位の雄噛
み合い部24の先端部に長手方向に間隔を置いて3つ〜
8つの切欠き部25(図4では4つの切欠き部25)を
有する。これら切欠き部25の深さは、略80ミクロン
である。また、雄噛み合い部24の先端部に形成される
切欠き部25の数は、使用目的に応じて増減される。
【0019】上記雄型ファスナー片19は、切欠き25
を設けた雄噛み合い部24において台座23の方向に9
0度の角度で折り曲げることを可能にする。雄型ファス
ナー片19は、切欠き部25を設けた雄噛み合い部24
を切欠き22を設けた雌噛み合い部21と噛み合わせた
状態を維持し、この噛み合わせ関係は、台座23の方向
に90度の角度で折り曲げた場合においても同様であ
る。雄型ファスナー片19の折り曲げをより容易に行う
ために、台座23の雄噛み合い部24の切欠き部25に
対応した部位に側端から雌噛み合い部24近くまで延び
る切り込みを設けることができる。
【0020】雌型ファスナー片18の雌噛み合い部21
の先端部の切欠き部22および雄雌型ファスナー片19
の雄噛み合い部24の先端部の切欠き部25は、たとえ
ば、レーザー装置から発するレーザー光線により処理す
ることで形成される。各噛み合い部の切欠き部22,2
5は、変形型熱バーを当てるで形成したり、ナイフのよ
うな切断具により形成することもできる。
【0021】しかして、プラスチック製線状ファスナー
16は、雌型ファスナー片18の雌噛み合い部21と雄
型ファスナー片19の噛み合い部24を噛み合わせた際
に、切欠きを設けた噛み合い部分が互いに外れることな
く噛み合った状態を維持し、切欠きを設けた噛み合い部
分の噛み合った状態は、切り欠きを設けた部位で90度
の角度に折り曲げても外れたり壊れたりすることがな
い。
【0022】なお、上記プラスチック製線状ファスナー
16は、雌型ファスナー片18の雌噛み合い部21と雄
型ファスナー片19の噛み合い部24の一部にそれぞれ
切欠きを設けて構成されているが、雌型ファスナー片1
8の雌噛み合い部21と雄型ファスナー片19の噛み合
い部24の全長にわたってそれぞれ切欠きを設けて構成
することも、雌型ファスナー片18の雌噛み合い部21
と雄型ファスナー片19の噛み合い部24のうちの一方
の噛み合い部にのみ切欠きを設けて構成することもでき
る。プラスチック製線状ファスナーは、雌型ファスナー
片18の雌噛み合い部21と雄型ファスナー片19の噛
み合い部24の全長にわたってそれぞれ切欠きを設けた
場合には、所望部位において折り曲げることを可能に
し、雌型ファスナー片18の雌噛み合い部21と雄型フ
ァスナー片19の噛み合い部24のうちの一方の噛み合
い部にのみ切欠きを設けた場合には、より強固な噛み合
い状態を維持できる。
【0023】3方シール形再閉包装袋10を立方体に成
形する方法を図5により説明する。上端開口の3方シー
ル形再閉包装袋10に上端開口を通して立方形内容物を
収容し、3方シール形再閉包装袋10の上端開口をヒー
トシール加工して上端ヒートシール部17(図2)を形
成することで閉じる。
【0024】3方シール形再閉包装袋10の上端開口を
閉じた段階では、3方シール形再閉包装袋10は、両側
部分および両面部分が立方形内容物に対応した形状にな
り、側部ヒートシール部を含む部分に平面部分の両側部
分が位置して両面部分が膨らんだ状態になる。この結
果、3方シール形再閉包装袋10は、下端部分および線
状ファスナー16を含む上端部分10aが両面部分より
幅方向にはみ出し、下端から上端近くまでが立方形内容
物に対応した形状をなす。
【0025】つぎに、下端部分の横方向に突き出た部分
10eを立方形内容物の側面に沿うように上方に90度
の角度で折り曲げ、折り曲げた部分10eを通常の接着
手段により3方シール形再閉包装袋10の側面部分10
cに接着する。
【0026】つぎに、3方シール形再閉包装袋10の上
端部分10aを立方形内容物の上面に沿うように立方形
内容物の方向に折り曲げる。折り曲げた上端部分10a
は、両側部分が両面部分より横方向に突き出た形状をな
す。この際、上端部分10aに含まれる線状ファスナー
16の切欠き部22を設けた噛み合い部21および切欠
き部25を設けた噛み合い部24が再閉包装袋10の折
り曲げ線15aに対応して位置する。
【0027】つぎに、上端部分10aの突き出た部分1
0bを線状ファスナー16とともに、立方形内容物の側
面に沿うように折り曲げ線15aに沿って下方に90度
の角度で折り曲げる。
【0028】上端部分10aの折り曲げられた突き出た
部分10bは、通常の接着手段により3方シール形再閉
包装袋10の側面部分10cに接着される。これによ
り、3方シール形再閉包装袋10は、線状ファスナー1
6の噛み合い部21,24の噛み合いを維持しながら立
方体に成形される。
【0029】図6は本発明による再閉包装袋をカマス貼
り形包装袋に適用した例を示し、このカマス貼り形再閉
包装袋30は、1枚のプラスチックフィルム包材を2つ
折りし、両側部をヒートシーして側部ヒートシール部3
1,31を形成した上方開口の3方シール形包装袋本体
32と、包装袋本体32の開口端に近い内面に開口部に
沿って包装袋本体32の一側から他側まで連続して延び
るように固着されたプラスチック製線状ファスナー16
aとから構成されている。 プラスチック製線状ファス
ナー16aは、図3および図4に示すプラスチック製線
状ファスナー16と同一構成であるから説明を省略す
る。
【0030】図7は本発明による再閉包装袋を合掌形包
装袋に適用した例を示し、この合掌形再閉包装袋40
は、1枚のプラスチックフィルム包材の両側端を突き合
わせて一面中央部および下端をヒートシーして背面ヒー
トシール部41および下端ヒートシール部42を形成し
た上端開口の合掌形包装袋本体43と、合掌形包装袋本
体43の開口端に近い内面に開口部に沿って包装袋本体
43の一側から他側まで連続して延びるように固着され
たプラスチック製線状ファスナー16bとから構成され
ている。 プラスチック製線状ファスナー16bは、図
3および図4に示すプラスチック製線状ファスナー16
と同一構成であるから説明を省略する。
【0031】なお、図示しないが、本発明による再閉包
装袋は、ガセット形包装袋に適用することができる。ガ
セット形包装袋は、別体の両面片とガセット片とを両側
端および下端をヒートシーして形成される。また、ガセ
ット形包装袋は、1枚のプラスチックフィルム包材をガ
セット部を折り込みながら背面中央部でヒートシールし
下端をヒートシーすることで形成することができる。
【0032】
【発明の効果】本発明による再閉包装袋は、プラスチッ
ク製線状ファスナーに未噛み合い部を形成することな
く、収容される内容物の形状に応じて立方体に成形する
ことができる。本発明によるプラスチック製線状ファス
ナーは、雌型ファスナー片の雌噛み合い部と雄型ファス
ナー片の噛み合い部を噛み合わせた際に、切欠きを設け
た噛み合い部が互いに外れることなく噛み合った状態を
維持し、切欠きを設けた噛み合い部分は、ファスナー片
を切り欠きを設けた部位で90度の角度に折り曲げても
噛み合いが外れたり壊れたりすることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による再閉包装袋の平面図。
【図2】図1の再閉包装袋の成形状態を示す図。
【図3】本発明による線状ファスナーの雌型ファスナー
片の一部を示す斜視図。
【図4】本発明による線状ファスナーの雄型ファスナー
片の一部を示す斜視図。
【図5】本発明による3方シール形再閉包装袋とその成
形状態を示す図。
【図6】本発明によるカマス貼り形再閉包装袋とその成
形状態を示す図。
【図7】本発明による合掌形再閉包装袋とその成形状態
を示す図。
【符号の説明】
10 再閉包装袋 11 フィルム包材 12 フィルム包材 13 側部ヒートシール部 14 下端ヒートシール部 16 線状ファスナー 17 上端ヒートシール部 18 雌型ファスナー部 19 雄型ファスナー部 21 雌型噛み合い部 22 切欠き部 24 雄型噛み合い部 25 切欠き部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上端開口の3方シール形包装袋本体と、こ
    の3方シール形包装袋本体の開口端内面に一側から他側
    まで連続して延びるように固着されたプラスチック製線
    状ファスナーとを備え、立方体に折り曲げ成形される再
    閉包装袋において、上記線状ファスナーは、雄噛み合い
    部を有する雄型ファスナー片と、雌噛み合い部を有する
    雌型ファスナー片とを有し、雄型ファスナー片の雄噛み
    合い部および雌型ファスナー片の雌噛み合い部の先端部
    分の立方体に成形される包装袋本体の上面を形成する折
    り曲げ縁を含む領域に対応した部位に切欠き部を設けた
    ことを特徴とする再閉包装袋。
  2. 【請求項2】上端開口のカマス貼り形包装袋本体と、こ
    のカマス貼り形包装袋本体の開口端内面に一側から他側
    まで連続して延びるように固着されたプラスチック製線
    状ファスナーとを備え、立方体に折り曲げ成形される再
    閉包装袋において、上記線状ファスナーは、雄噛み合い
    部を有する雄型ファスナー片と、雌噛み合い部を有する
    雌型ファスナー片とを有し、雄型ファスナー片の雄噛み
    合い部および雌型ファスナー片の雌噛み合い部の先端部
    分の立方体に成形される包装袋本体の上面を形成する折
    り曲げ縁を含む領域に対応した部位に切欠き部を設けた
    ことを特徴とする再閉包装袋。
  3. 【請求項3】上端開口の合掌形包装袋本体と、この合掌
    形包装袋本体の開口端内面に一側から他側まで連続して
    延びるように固着されたプラスチック製線状ファスナー
    とを備え、立方体に折り曲げ成形される再閉包装袋にお
    いて、上記線状ファスナーは、雄噛み合い部を有する雄
    型ファスナー片と、雌噛み合い部を有する雌型ファスナ
    ー片とを有し、雄型ファスナー片の雄噛み合い部および
    雌型ファスナー片の雌噛み合い部の先端部分の立方体に
    成形される包装袋本体の上面を形成する折り曲げ縁を含
    む領域に対応した部位に切欠き部を設けたことを特徴と
    する再閉包装袋。
  4. 【請求項4】上端開口のガセット形包装袋本体と、この
    ガセット形包装袋本体の開口端内面に一側から他側まで
    連続して延びるように固着されたプラスチック製線状フ
    ァスナーとを備え、立方体に折り曲げ成形される再閉包
    装袋において、上記線状ファスナーは、雄噛み合い部を
    有する雄型ファスナー片と、雌噛み合い部を有する雌型
    ファスナー片とを有し、雄型ファスナー片の雄噛み合い
    部および雌型ファスナー片の雌噛み合い部の先端部分の
    立方体に成形される包装袋本体の上面を形成する折り曲
    げ縁を含む領域に対応した部位に切欠き部を設けたこと
    を特徴とする再閉包装袋。
  5. 【請求項5】雄噛み合い部を有する雄型ファスナー片
    と、雌噛み合い部を有する雌型ファスナー片とを有する
    プラスチック製線状ファスナーにおいて、雌型ファスナ
    ー片の各雄噛み合い部の先端部分および雌型ファスナー
    片の各雌噛み合い部の先端部分に噛み合いを維持しなが
    ら折り曲げることを可能にする切欠き部を設けたことを
    特徴とするプラスチック線状ファスナー。
  6. 【請求項6】雄噛み合い部を有する雄型ファスナー片
    と、雌噛み合い部を有する雌型ファスナー片とを有する
    プラスチック製線状ファスナーにおいて、雌型ファスナ
    ー片の雄噛み合い部および雌型ファスナー片の雌噛み合
    い部の先端部分の対応した部位に噛み合いを維持しなが
    ら折り曲げることを可能にする切欠き部を設けたことを
    特徴とするプラスチック線状ファスナー。
  7. 【請求項7】雄噛み合い部を有する雄型ファスナー片
    と、雌噛み合い部を有する雌型ファスナー片とを有する
    プラスチック製線状ファスナーにおいて、雌型ファスナ
    ー片の雄噛み合い部および雌型ファスナー片の雌噛み合
    い部の一方の先端部分に噛み合いを維持しながら折り曲
    げることを可能にする切欠き部を設けたことを特徴とす
    るプラスチック線状ファスナー。
JP2001358863A 2001-11-26 2001-11-26 再閉包装袋およびプラスチック製線状ファスナー Pending JP2003160149A (ja)

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