JP2008513300A5 - - Google Patents

Claims (9)

1. 再閉鎖可能な容器の製造で使用するためのジッパにおいて、
   第１と第２の輪郭形成部材であって、該輪郭形成部材の各々が、他方の輪郭形成部材の対応部分に離脱可能に係合する長手方向に延設された部分を有する第１と第２の輪郭形成部材を具備し、
   前記輪郭形成部材の少なくとも一方が、長手方向に延びるフランジ部を有しており、
   前記フランジ部が、前記離脱可能に係合する部分から順次に、
   融着手段を適用した際に基体に融着しない第１の非融着領域と、
   第２の脆弱線形成領域であって、該領域は、融着手段を適用した際に、該領域の長手方向に延びる脆弱線を前記基体に形成する第２の脆弱線領域と、
   融着手段を適用した際に、長手方向に延びる融着部を前記基体とともに形成する第３の融着領域と、を具備するジッパ。
2. 前記輪郭形成部材の双方が、長手方向に延びるフランジ部を有している請求項１に記載のジッパ。
3. 前記フランジ部は双方とも、前記部分が互いに係合したときに、該係合部分から同じ横方向に突出している請求項２に記載のジッパ。
4. 前記フランジ部の双方が、請求項１に記載した第１と第２と第３の領域を有している請求項２または３に記載のジッパ。
5. 前記第２の領域の一方または各第２の領域は、
   第１の領域の融着適性と第３の領域の融着適性の間の程度の融着特性を有した低融着領域、
   線状に設けたセレーション(line of serrations)、または
   開封帯(tear strip)である請求項１〜４の何れか１項に記載のジッパ。
6. 開口部と、請求項１に記載のジッパとを有した再閉鎖可能な容器であって、
   前記第１と第２の輪郭部材は、前記容器の各壁部分と前記輪郭形成部材のフランジ部の第３の領域との間で融着することによって前記壁部分に取付けられており、前記第２の部分が前記各壁部分に脆弱線を形成し、該脆弱線に沿って壁部分を切断して、前記ジッパへ接近可能となり、以て該容器を開くことができるようにした再閉鎖可能な容器。
7. 前記ジッパは請求項４に記載のジッパであり、前記容器の各壁部分への前記輪郭形成部材の双方の取付は、前記各壁部分と、前記フランジ部の第３の領域との間の融着によりなされ、前記フランジ部の前記第２の領域は前記各壁部分に脆弱線を形成し、該脆弱線に沿って壁部分を切断して、前記容器の一部を完全に除去して、以て該容器を開き前記ジッパに接近可能とした請求項６に記載の再閉鎖可能な容器。
8. 前記容器は、柔軟なシート材料から成るバッグであり、前記ジッパは該バッグの対向する壁部分の各内面に取着され、前記壁部分は前記ジッパの外側で互いに融着され、前記各壁部分に形成された脆弱線に沿って切断することによって該バッグを開くことができ、かつ、その後、前記ジッパの輪郭形成部材を係合させることによって閉鎖可能とした請求項６に記載の再閉鎖可能な容器。
9. 前記容器は、柔軟なシート材料から成るバッグであり、前記ジッパは該バッグの対向する壁部分の各内面に取着され、前記壁部分は前記ジッパの外側で互いに融着され、前記各壁部分に形成された脆弱線の双方に沿って切断することによってバッグを開くことができ、従って、前記融着された壁部分を含むバッグの一部を除去可能となり、かつ、その後、前記ジッパの輪郭形成部材を係合させることによって閉鎖可能とした請求項７に記載の再閉鎖可能な容器。