JP2003159992A - 車両用前照灯システム - Google Patents
車両用前照灯システムInfo
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Abstract
戻し始めた直後の直進方向の視認性の向上を図る。 【解決手段】 可動リフレクタ12、22が車両前面で
かつ車幅方向に間隔を開けて設けられている車両用前照
灯システムにおいて、ハンドル操舵角検出部30からの
信号と車速検出部40とからの信号とが入力されて可動
リフレクタ12、22の照射角度目標位置を演算すると
共にウインカースイッチSW4、SW5操作時にのみ可
動リフレクタ12、22の照射角度目標位置を所定照射
角度に設定し、ヘッドランプスイッチSW2がオンでか
つ車速が所定値以下でしかもウインカースイッチSW
3、SW4がオンのときでもいったんハンドルの舵角が
所定照射角度に相当する舵角を越えたときには所定照射
角度の設定を解除するCPU53とを備え、CPU53
に基づき可動リフレクタ12、22の照射軸が照射角度
目標位置に向くように制御する。
Description
応じて配光手段としての可動リフレクタを回動制御する
車両用前照灯システムの改良に関する。
図17に示すように左右方向に回動可能な配光手段とし
ての可動リフレクタ4、5を有するヘッドランプ2、3
と、ハンドルの舵角、操舵方向を検出するハンドル操舵
角検出部とを備え、ハンドルの舵角検出部からの信号と
車速検出部とからの信号とが入力されて可動リフレクタ
4、5の照射軸の照射角度目標位置を演算して、その可
動リフレクタ4、5を照射角度目標位置に向けて可動さ
せる一方、ウインカースイッチをオン操作すると、その
可動リフレクタ4、5の照射軸を所定照射角度に固定す
る構成のものが知られている。
来の車両用前照灯システムでは、交差点等でウインカー
スイッチをオン操作すると、可動リフレクタの照射軸が
所定照射角度に固定され、ウインカースイッチがオフに
ならない限り、ハンドルの舵角に連動して可動されない
構成となっている。
センター方向に戻し始めたとしても、いまだウインカー
スイッチがハンドルをセンター近傍に戻すまでオフにな
らず、ドライバーがすでに直進方向を視認しているにも
かかわらず、いまだ可動リフレクタによる照明方向は所
定照射角度方向に向けられて配光が拡散していることに
なる。このため、ウインカーの点灯中にハンドルを直進
方向に戻し始めた直後の直進方向の視認性に難点があ
る。
点に進入する際、ハンドルの舵角に基づき配光手段の照
射軸の最大角度が決定されていると、横断歩道の渡り始
めの歩行者を視認しずらいという問題もある。
ので、その目的とするところは、ウインカーの点灯中に
ハンドルを直進方向に戻し始めた直後の直進方向の視認
性の向上を図ることのできる車両用前照灯システムを提
供することにある。
図ることのできる車両用前照灯システムを提供すること
にある。
前照灯システムは、ハンドルの操作に基づき検出信号を
出力するハンドル操舵角検出部と、車速を検出して検出
信号を出力する車速検出部と、前記ハンドル操舵角検出
部からの検出信号と前記車速検出部からの検出信号とが
入力されて前記配光手段の照射角度目標位置を演算する
と共にヘッドランプスイッチがオンでかつ前記車速が所
定値以下のときでしかもウインカー操作時にのみ配光手
段の照射角度目標位置を所定照射角度に設定する設定手
段と、前記ヘッドランプスイッチがオンでかつ前記車速
が所定値以下でしかも前記ウインカースイッチがオンの
ときでもいったん前記ハンドルの舵角が前記所定照射角
度に相当する舵角を越えたときには所定照射角度の設定
を解除する解除手段と、前記設定手段と前記解除手段と
に基づき前記配光手段の照射軸が前記照射角度目標位置
に向くように配光手段駆動用のモータを制御するモータ
制御部とを備えていることを特徴とする。
は、ハンドルの操作に基づき検出信号を出力するハンド
ル操舵角検出部と、車速を検出して検出信号を出力する
車速検出部と、前記ハンドル操舵角検出部からの検出信
号と前記車速検出部からの検出信号とが入力されて配光
手段の照射角度目標位置を演算すると共にクリアランス
スイッチがオンでかつ前記車速が所定値以下のときでし
かもウインカー操作時にはヘッドランプスイッチのオン
・オフにかかわらず前記配光手段の照射角度目標位置を
所定照射角度に設定する設定手段と、前記クリアランス
スイッチがオンでかつ前記車速が所定値以下でしかもウ
インカースイッチがオンのときでもいったん前記ハンド
ルの舵角が前記所定照射角度に相当する舵角を越えたと
きに所定照射角度の設定を解除する解除手段と、前記設
定手段と前記解除手段とに基づき前記配光手段の照射軸
が照射角度目標位置に向くように配光手段駆動用のモー
タを制御するモータ制御部とを備えていることを特徴と
する。
は、ハンドルの操作に基づき検出信号を出力するハンド
ル操舵角検出部と、車速を検出して検出信号を出力する
車速検出部と、前記ハンドル操舵角検出部からの検出信
号と前記車速検出部とからの検出信号とが入力されて前
記配光手段の照射角度目標位置を演算すると共にヘッド
ランプスイッチがオンでかつ前記車速が第1低速モード
判断基準値以下のときに低速モードに設定して該低速モ
ードのときでしかもウインカー操作時に前記配光手段の
照射角度目標位置を所定照射角度に設定する設定手段
と、前記ヘッドランプスイッチがオンでかつ前記車速が
前記第1低速モード判断基準値以上でしかも車速が該第
1低速モード判断基準値よりも大きな第2低速モード判
断基準値以下のときには前記低速モードを維持して前記
ハンドルの舵角が前記所定照射角度に相当する舵角を越
えたときに所定照射角度の設定を解除するが車速が第2
低速モード判断基準値を超えない限り前記低速モードの
解除を禁止する解除禁止手段と、前記設定手段と前記解
除禁止手段とに基づき前記配光手段の照射軸が照射角度
目標位置に向くように配光手段駆動用のモータを制御す
るモータ制御部とを備えていることを特徴とする。
は、ハンドルの操作に基づき検出信号を出力するハンド
ル操舵角検出部と、車速を検出して検出信号を出力する
車速検出部と、前記ハンドル操舵角検出部からの検出信
号と前記車速検出部からの検出信号とが入力されて前記
配光手段の照射角度目標位置を演算する演算手段と、該
演算手段の演算結果に基づき、前記配光手段の照射軸が
前記照射角度目標位置に向くように配光手段駆動用のモ
ータを制御するモータ制御部とを備え、前記演算手段
は、ハンドルの舵角が所定値以上で前記配光手段の照射
軸を第1最大角度に固定する設定手段と、ウインカース
イッチの操作に基づき前記配光手段の照射軸を前記第1
最大角度よりも大きな第2最大角度に設定する設定手段
とを備えていることを特徴とする。
わる車両用前照灯システムの発明の実施の形態を図面を
参照しつつ説明する。
路図である。この図1において、10は左ヘッドランプ
照明装置、20は右ヘッドランプ照明装置、30はハン
ドルの舵角と操舵方向とを検知するステアリング舵角検
出部、40は車速を検出する車速検出部、50はステア
リング舵角検出部30の検出信号と車速検出部40の検
出信号とに基づき左ヘッドランプ照明装置10、右ヘッ
ドランプ照明装置20を配光制御する配光制御装置、6
0はこの配光制御装置50に電源を供給する電源回路、
SW1はイグニッションスイッチ、SW2はヘッドラン
プスイッチ、SW3はクリアランススイッチ、SW4は
右ウインカースイッチ、SW5は左ウインカースイッ
チ、Eはバッテリーである。
すように、この例では、バルブ11、このバルブ11の
後方に配置の拡散配光用の配光手段としての可動リフレ
クタ12、固定リフレクタ13、可動リフレクタ12を
左右方向へ回動させる4相ステッピングモータ14を備
えている。ステッピングモータ14は1ステップ回動す
る毎に可動リフレクタ12を0.17度回動させるもの
である。異なるヘッドランプ照明装置としては、固定リ
フレクター13の代わりにこれを可動させるタイプに変
更したもの、あるいは、可動リフレクター12にレンズ
が取り付けられているタイプのものもある。
ようにハウジング15を有し、ハウジング15には回動
軸16が回動可能に設けられ、可動リフレクタ12はそ
の回動軸16の下部に固定されている。
ス歯ギヤ17が設けられ、ステッピングモータ14の出
力軸14aにはウオームギヤ18が設けられ、ハス歯ギ
ヤ17とウオームギヤ18とは噛み合わされて、ウオー
ムギヤ18の回転がハス歯ギヤ17に伝達されるものと
なっている。
体に回動するスリーブ19が固定され、このスリーブ1
9には突起19Aが一体に形成されている。
Bに固定され、このブラケットBはハウジング15に取
り付けられている。ブラケットBの先端部には凹部Ba
が形成され、回動軸16、スリーブ19、突起19Aが
この凹部Ba内に配置されている。また、凹部Ba内に
は図4に示すように回動軸16が所定角度回動したとき
にその突起19Aが当接するストッパ面Bmが形成され
ている。
ることにより、可動リフレクタ12が図4に示す位置よ
りも左方向外側に向けて回動しないようになっている。
可動リフレクタ12は正面から左右へ35度以上回動し
ないように機械的に設定されている。右ヘッドランプ照
明装置20の構成は左ヘッドランプ照明装置と同様の構
成であるので、その詳細な説明は省略する。配光制御装
置50はステッピングモータ14を駆動制御するモータ
制御部51と、ステッピングモータ24を駆動制御する
モータ制御部52と、モータ制御部51、52を制御す
るCPU53とを有している。
l、STlと出力端子INAr、INBr、STrとを
有し、出力端子INAl、INBl、STlはモータ制
御部51に接続され、出力端子INAr、INBr、S
Trはモータ制御部52に接続されている。
2l、Φ3l、Φ4lを有し、これら出力端子Φ1l、
Φ2l、Φ3l、Φ4lはステッピングモータ14の入
力端子にそれぞれ接続されている。同様に、モータ制御
部52は、出力端子Φ1r、Φ2r、Φ3r、Φ4rを
有し、これら出力端子Φ1r、Φ2r、Φ3r、Φ4r
はステッピングモータ24の入力端子にそれぞれ接続さ
れている。
出力端子STlがHレベルのとき、出力端子INAlか
らパルス信号P1が出力され、出力端子INBlからパ
ルス信号P1より位相が90度遅れたパルス信号P2が
出力される。これにより、図5に示す駆動期間T1の間
に、モータ制御部51の出力端子Φ1l、Φ2l、Φ3
l、Φ4lからパルス信号PS1〜PS4が出力され、
ステッピングモータ14が右回転される。
2が先に出力され、出力端子INAlからパルス信号P
2より位相が90度遅れたパルス信号P1が出力される
と、モータ制御部51の出力端子Φ1l、Φ2l、Φ3
l、Φ4lから図5に示す駆動期間T2の間に、パルス
信号PS1〜PS4が出力され、ステッピングモータ1
4が左回転される。
可動リフレクタ12は外側に向かって回動され、ステッ
ピングモータ14が右回転すると可動リフレクタ12は
内側に向かって回動される。
パルス信号P1、P2が出力されると、ステッピングモ
ータ24が右回転、左回転される。ステッピングモータ
が右回転すると、可動リフレクタ22が外側に向けて回
動され、ステッピングモータ24が左回転されると、可
動リフレクタ22が内側に向けて回動される。また、C
PU53の出力端子ST1、STrがLレベルになると
ステッピングモータ14、24の回転が停止される。
60度/sec、すなわち、ステッピングモータ14、
24の駆動周波数は350パルスパーセカント(pp
s)とする。また、ステッピングモータ14、24の1
ステップに対して可動リフレクタ12、22は0.17
度回動するものとする。なお、可動リフレクタ12、2
2は上下方向に向けても回動されるが、その駆動機構の
説明はここでは省略する。
と、電源回路60から配光制御装置50に電源が投入さ
れ、マイクロコンピュータ53が作動を開始する。
ャートの割り込み処理実行周期設定回路(S.1)が実
行される。これにより、ステッピングモータ14、24
の駆動周波数350ppsが設定され、その割り込み周
期が2.8msに設定される。
ター位置に合わせるためのイニシャライズ処理が終了し
たか否かを判断する(S.2)。このイニシャライズ処
理は、図7に示す2.8ms毎の割り込み処理の実行中
により行われる。
イニシャライズが終了したか否かを判断する(S.10
1)。イニシャライズ処理が終了しているときにはS.
102に移行し、イニシャライズ処理が終了していない
ときには、イニシャライズ処理に移行する(S.10
3)。
ように、S.1031でイニシャライズが終了している
か否かが判断され、イエスであれば図7のRTEに移行
した後、図6のS.3へ進み、S.1031でノーであ
ればS.1032へ進む。
10、20のスリーブ19の突起19AがブラケットB
のストッパ面Bmに当接するまで可動リフレクタ12、
22が回動されたか否かが判断され、ここでは、まだ、
可動リフレクタ12、22が回動開始されていないの
で、S.1033へ進む。
ルスをカウントし、これを内部カウンタ(図示を略す)
に読み込み、S.1034に移行する。
ト値Ioが420であるか否かを判断する。ここで、内
部カウント値Ioを420に設定したのは、可動リフレ
クタ12、22が車両内側位置から車両外側位置に最大
限回動されたときよりも若干大きなカウント値に設定す
ることにより、確実に突起19Aを基準面Bmに当接さ
せるためである。ここでは、まだ、可動リフレクタ1
2、22が駆動開始されていないので、内部カウンタの
カウント値Ioは「0」であり、ノーと判定され、S.
1035へ進む。
ト値に「+1」が加算され、S.1036に移行する。
S.1036では、ステッピングモータ14が左方向に
回転駆動され、可動リフレクタ12が外側に向けて0.
17度回動される。
ングモータ24が右方向に回転駆動され、可動リフレク
タ22が外側に向けて0.17度回動される。そして、
図7のRTEに戻った後、図6のS.3に移行する。
れたか否かを判断する。S.3において、ノーのときに
は、S.4に移行して、車両の直進位置検出処理を行
う。これには、操舵角検出部30の検知信号を用いる
が、車両の直進位置検出処理は公知であるので、その説
明は省略する。直進位置が検出されるまで、S.3、
S.4の処理を繰り返し、2.8msが経過すると、再
び図7に示す割り込み処理に移行して、イニシャライズ
が終了したか否かを判断する(S.101)。
が終了していない場合には、S.103に移行して図8
に示すイニシャライズ処理を再び実行する。この図8に
示すイニシャライズ処理に入ると、再びS.1031〜
S.1037の処理が実行され、可動リフレクタ12、
22が0.17°づつ共に車両外側方向に可動され、
「420」パルスのカウント後には、突起19Aが基準
面Bmに確実に当接されているはずである。ここで、
「420」パルスは可動リフレクタ12、22の回動角
に換算して71.4°である。
械的可動範囲は、正面から左右へ35度に設定されてい
るので、可動リフレクタ12がどの位置にあっても、図
4に示すように、突起19Aがストッパ面Bmに当接さ
れる。突起19Aがストッパ面Bmに当接後は、ステッ
ピングモータ14が脱調する。
定されると、S.1038に移行して車両外方向可動終
了設定後、内部カウンタのカウント値Ioをクリアし
て、「Io=0」に設定し、図7のRTEに戻った後、
図6のS.2又はS.4にリターンする。
のS.101、S.103を経由して、図8のイニシャ
ライズ処理を再実行する。すると、図8のS.1031
でノーと判断されるが、S.1032ではS.1038
で車両外方向可動設定が終了しているのでイエスと判断
されて、S.1040に移行する。S.1040ではイ
ニシャライズ終了設定が実行され、次いで、内部カウン
タのカウント値I1、I2がそれぞれ「0」、「40
0」に設定され(S.1041)、図7のRTEを経由
して、図6のS.3又はS.4に再びリターンする。
タ12の照射軸O1は車両直進方向O0を基準にして左
斜め方向外側35度に設定され、そのときのカウントパ
ルス値I1は「0」にイニシャライズされる。また、可
動リフレクタ22の照射軸O2は車両直進方向O0を基
準にして右斜め方向35度に設定され、そのときのカウ
ントパルス値I2は「400」にイニシャライズされ
る。
行中に、再び2.8msが経過すると、図7の割り込み
処理に移行して、S.101でイニシャライズ処理が終
了しているか否かが判断される。ここでは、図8のS.
1041でイニシャライズ終了設定処理が行われている
ので、イエスと判断され、S.102に移行する。
ないときには、図6のS.3又はS.4に戻って直進位
置検出処理を実行し、直進位置の検出が終了していると
きには、S.104に移行して可動リフレクタ22の現
在位置Rnを読み込むが、S.102では、車両直進位
置の検出処理が終了していないものとして、図6のS.
4に戻った直後に直進位置の検出処理が終了したものと
する。
が終了し、S.5に移行して操舵角、操舵方向、車速検
出処理が行われ、次いでヘッドランプスイッチSW2が
オンか否かを判断する(S.6)。ヘッドランプスイッ
チSW2がオフ、すなわち、バルブ11、21がオフで
あったとする。すると、S.6でノーと判断され、S.
7に移行して可動リフレクタ22の目標パルス値Rt、
可動リフレクタ12の目標パルス値Ltが共に「20
0」にセットされる。ここで、目標パルス値「200」
は可動リフレクタ12、22の照射軸O1、O2が車両
直進方向O0に向けられることを意味する。
経過したとすると、再び図7のS.101の割り込み処
理を実行するが、すでに、イニシャライズが終了してい
るので、ノーと判断されてS.102に移行し、直進位
置検出が終了しているか否かが判断される。S.102
では、直進位置検出も終了しているので、S.104に
移行して可動リフレクタ22の現在位置Rnを読み込ん
だ後、S.105に移行する。可動リフレクタ22の現
在位置Rnは内部カウンタのカウント値I2が「40
0」であるので、「400」である。
ス値Rtとが一致しているか否かを判断する。現在位置
Rnと目標パルス値Rtとが一致しているときにはステ
ッピングモータ24の励磁をオフにした後(S.10
5’)、S.112にジャンプする。S.105におい
て、現在位置Rnと目標パルス値Rtとがずれていると
きはノーと判断して、S.106に移行し、ステッピン
グモータ24をオンさせる。次いで、S.107に移行
して、目標パルス値Rtが現在位置Rnよりも大きいか
否かを判断する。
位置Rnよりも大きいときには、可動リフレクタ22を
右に0.17度回動させた後(S.108)、可動リフ
レクタ22の現在位置Rnを「+1」加算して、これを
現在位置Rnに設定する(S.109)。そのS.10
7で目標パルス値Rtが現在位置Rnよりも小さいとき
には、可動リフレクタ22を左に0.17度回動させた
後(S.110)、可動リフレクタ22の現在位置Rn
を「1」減算して、これを現在位置Rnに設定する
(S.111)。これにより、可動リフレクタ22の照
射軸O2は車両直進方向O0にセットされる。
09の処理又はS.107、S.110、S.111の
処理実行後、可動リフレクタ12の現在位置Lnを読み
込む。可動リフレクタ12の現在位置Lnは内部カウン
タのカウンタ値I1が「0」であるので「0」である。
て、可動リフレクタ12の現在位置Lnが目標パルス値
Ltとが一致しているか否かを判断する。S.113に
おいて現在位置Lnと目標パルス値Ltとが一致してい
るときにはイエスと判断してS.113’に移行し、ス
テッピングモータ12の励磁オフ後、S.114〜S.
117ジャンプして図6のS.6に移行する。S.11
3で現在位置Lnと目標パルス値Ltとがずれていると
きノーと判断して、S.114に移行し、ステッピング
モータ14をオンさせる。次いで、S.115に移行し
て、目標パルス値Ltが現在位置Lnよりも大きいか否
かを判断する。
位置Lnよりも大きいときには、可動リフレクタ12を
右に0.17度回動させた後(S.116)、可動リフ
レクタ12の現在位置Lnを「+1」加算して、これを
現在位置Lnに設定する(S.117)。そのS.11
5で目標パルス値Ltが現在位置Lnよりも小さいとき
には、可動リフレクタ12を左に0.17度回動させた
後(S.118)、可動リフレクタ12の現在位置Ln
を「1」減算して、これを現在位置Rnに設定する
(S.119)。そして、図6のS.6に移行する。こ
れにより、可動リフレクタ12の照射軸O1は車両の直
進方向O0にセットされる。
ッドランプスイッチSW2がオンされると、S.6にお
いてイエスと判断されてS.8に移行し、車速が所定値
30Km/h以下であるか否かが判断される。車速が3
0Km/h以下のときには、S.9に移行して右ウイン
カースイッチSW4がオンか否かが判断される。S.8
において、車速が30Km/h以上を越えているときに
は、S.8’に移行して、ウインカーモード解除フラグ
KAIJYOをクリアして「0」にセットする。その
後、CPU53は、S.16の可動リフレクタ12、2
2の可動角演算処理、目標パルス値設定処理に移行す
る。ここで、可動角演算処理とは、ハンドルの舵角に応
じた可動リフレクタ12、22の照射軸O1、O2の照
射角度目標位置を計算するための処理であり、目標パル
ス値設定処理とは、可動リフレクタ12、22の照射軸
O1、O2の現在の角度位置から照射角度目標位置まで
可動リフレクタ12、22を駆動するために必要とする
パルス数を設定するための処理であり、従来の配光制御
システムの演算処理に対応している。なお、ウインカー
モード解除フラグKAIJYOの役割は後述する。
オンしているか否かが判断される。右ウインカースイッ
チSW4がオンしているときには、S.10に移行して
可動リフレクタ22の照射軸O2を右斜め20度に設定
するために、かつ、可動リフレクタ12の照射軸O1を
正面に設定するために、可動リフレクタ22の目標パル
ス値Rtを「317」に設定し、可動リフレクタ12の
目標パルス値Ltを「200」に設定する。S.9にお
いて右ウインカースイッチSW4がオンしていないとき
には、S.11に移行して左ウインカースイッチSW5
がオンしているか否かを判断する。S.11で左ウイン
カースイッチSW5がオンのときにはS.12に移行し
て可動リフレクタ12の照射軸O1を左斜め20度に設
定するために、かつ、可動リフレクタ22の照射軸O2
を正面に設定するために、可動リフレクタ12の目標パ
ルス値Ltを「83」に設定し、可動リフレクタ12の
目標パルス値Rtを「200」に設定する。S.11に
おいて、左ウインカースイッチSW5がオフのときに
は、S.8’に移行して、ウインカーモード解除フラグ
KAIJYOをクリアして「0」にセットする。
9、S.11、S.12の処理を行った後、S.13に
移行する。S.13では、舵角が100度以下であるか
否かを判断する。ここで、舵角100度は図18に示す
ように可動リフレクタ12、22の照射軸の方向が所定
照射角度(斜め20度)であることに対応している。
ときには、ウインカーモード解除フラグKAIJOが
「1」であるか否かを判断し(S.15)、ノーのとき
には、S.5に戻る。S.15において、イエスのとき
には、S.16に移行して、可動リフレクタ12、22
の可動角演算処理を実行すると共に、目標パルス値設定
処理を行い、その後S.5に戻る。S.13において、
舵角が100度を越えているときにはS.14に移行し
て、ウインカーモード解除フラグKAIJOを「1」に
セットした後、S.16に移行して、S.16の処理実
行後、S.5に戻る。
IJYOの役割を説明する。ウインカーモード解除フラ
グKAIJYOは、CPU53が可動リフレクタ12、
22の照射軸O1、O2を所定方向に固定する処理を行
うべきか、可動リフレクタ12、22の照射軸O1、O
2を舵角に連動させて可動させる処理を行うべきかの判
断に用いられる。ウインカーモード解除フラグKAIJ
Oが「0」はウインカーモードを解除すべきでないこと
を意味し、ウインカーモード解除フラグKAIJOが
「1」はウインカーモードを解除すべきであることを意
味する。
S.6において、ヘッドランプスイッチSW2がオンさ
れたとすると、CPU53はS.8で車速が30Km/
h以下であるか否かを判断する。S.8で車速が30K
m/h以上のときには、S.8’に移行してウインカー
モード解除フラグKAIJYOが「0」に設定した後、
S.16に移行してリフレクタ12、22の可動角演算
処理、目標パルス値設定処理が行われる。このS.6、
S.8、S.8’、S.16はハンドルの舵角に連動し
て、可動リフレクタ12、22の照射軸O1、O2を設
定する従来の配光制御の処理ループに対応している。ま
た、このウインカーモード解除フラグKAIJOが
「0」に設定されることにより、ウインカースイッチS
W4又はウインカースイッチSW5をオンしたときに、
可動リフレクタ22又は可動リフレクタ12の照射軸O
1、O2が固定される処理が行われることになる。
以下と判断され、S.9において、右ウインカースイッ
チSW4がオンと判断されると、S.10に移行して、
可動リフレクタ22の照射軸O2を右斜め20度方向に
固定するために可動リフレクタ22の目標パルス値Rt
が「317」に設定されると共に、可動リフレクタ12
の目標パルス値Ltが「200」に設定され、S.13
に移行してハンドルの舵角が100度以下か否かが判断
され、ハンドルの舵角が100度以下のときにはS.1
5に移行して、ウインカーモード解除フラグKAIJO
が「1」か否かが判断される。ウインカーモード解除フ
ラグKAIJOはウインカースイッチSw4をオンした
直後は「0」であるので、S.15において、ノーと判
断されてS.5に戻り、S.5、S.6、S.8、S.
9、S.10、S.13、S.15の処理を繰り返すこ
とになる。この一連の処理の途中で、2.8ms経過す
ると、図7の割り込み処理に移行し、S.102〜S.
119の処理が実行されて、可動リフレクタ22の照射
軸O2が右斜め20度に向けられるまで可動リフレクタ
22が駆動されると共に、可動リフレクタ12の照射軸
O1が正面に向けられるまで可動リフレクタ12が駆動
される。このようにして、可動リフレクタ22の照射軸
O2が右斜め20度に固定され、可動リフレクタ12の
照射軸O1が正面に固定される。すなわち、図10に示
すように各照射軸O1、O2が設定される。
左ウインカースイッチSW5がオンされたときには、
S.11、S.12、S.13、S.15の処理が行わ
れて、可動リフレクタ12の照射軸O1が左斜め20度
に固定されると共に、可動リフレクタ22の照射軸O2
が正面に固定される。なお、車速が30Km/h以下の
ときでも、右ウインカースイッチSW4、左ウインカー
スイッチSW5のいずれもオフのときには、ウインカー
モード解除フラグKAIJOがクリアされた後、S.1
6に移行して従来通りの配光制御が行われる。
S.11、S.12の処理中にハンドルの舵角が100
度を越えたときには、S.13においてノーと判断され
て、S.14に移行し、ウインカーモード解除フラグK
AIJOが「1」にセットされた後、従来の配光制御が
行われる(S.16)。
S.10の処理又はS.8、S.9、S.11、S.1
2の処理後、S.13に移行したときに、ハンドルの舵
角が100度以下であると判断されると、S.15に移
行して、ウインカーモード解除フラグKAIJOが
「1」であるか否かが判断される。S.15では、ウイ
ンカーモード解除フラグKAIJOが「1」にセットさ
れたので、S.15において、イエスと判断され、可動
リフレクタ12、22の照射軸O1、O2の固定が解除
されて通常の配光制御が行われる。
S.14、S.16のループを経由すると、右ウインカ
ースイッチSW4がオンされていったん可動リフレクタ
22の照射軸O2が右斜め20度に固定されかつ可動リ
フレクタ12の照射軸O1が正面に固定された後、ハン
ドルの舵角が右回り方向に100度を超えることにより
可動リフレクタ22の照射軸O2の固定が解除され、ハ
ンドルの舵角が100度以上でのハンドルの操作に連動
した配光制御が行われることになる。また、S.9、
S.11、S.12、S.13、S.14、S.16の
ループを経由すると、左ウインカースイッチS5がオン
されていったん可動リフレクタ12の照射軸O1が左斜
め20度に固定されかつ可動リフレクタ22の照射軸O
2が正面に固定された後、ハンドルの舵角が左回り方向
に100度を超えることにより可動リフレクタ12の照
射軸O1の固定が解除され、ハンドルの舵角が100度
以上でのハンドルの操作に連動した配光制御が行われる
ことになる。
がオンのままでも、ウインカーモード解除フラグKAI
JOが「1」となるので.いったんハンドルの舵角が1
00度を越えた後は、その後にハンドルの舵角が100
度以下となった場合にも、ハンドルの操作に連動した配
光制御が行われることになる。
を曲がりきる前にいずれかのウインカースイッチSW
4、SW5がオンされると、そのオンされた方に対応す
る可動リフレクタの照射軸が斜め20度に固定され、他
方の照射軸が正面に固定された後、交差点を曲がりきっ
た時点では、ウインカースイッチSW4、SW5がオン
のままでも、ハンドルの操舵に応じた配光制御が行われ
る。
変形例を示し、図11のS.1〜S.9の処理は、図6
のメインフローの処理と同じであり、また、図11の
S.13〜S.16の処理も図6のメインフローの処理
と同じであり、S.8からS.13に至る処理に変更を
加えたものである。
イッチSW4がオンと判断されたとき又はS.10で左
ウインカースイッチSW5がオンと判断されたときのい
ずれの場合も、可動リフレクタ22の照射軸O2を右斜
め20度(目標パルス値Rtを「317」)に設定した
後(S.10’)、可動リフレクタ12の照射軸O1を
左斜め20度(目標パルス値Ltを「83」)に設定し
て、S.13に移行する。
W4又は左ウインカースイッチSW5のいずれの操作を
行っても、可動リフレクタ12の照射軸O1は左斜め2
0度、可動リフレクタ22の照射軸O2は右斜め20度
に固定される。 (実施例2)図12は本発明に係わる車両用前照灯シス
テムの実施例2のメインフローチャートを示している。
の処理までは、図6のS.1〜S.5の処理に対応して
いる。
終了すると(S.22)、操舵角、操舵方向、車速の検
出処理を実行し(S.24)、クリアランススイッチS
W3がオンしているか否かを判断する(S.25)。ク
リアランススイッチSW3がオンされると、その後、ヘ
ッドランプが点灯される可能性があるからである。
には、S.26に移行して可動リフレクタ22の目標パ
ルス値Rt、可動リフレクタ12の目標パルス値Ltが
共に200にセットされる。
には、車速が30Km/h以下か否かが判断され(S.
27)、車速が30Km/h以下のときにはS.28に
移行して右ウインカースイッチSW4がオンか否かが判
断され、車速が30Km/h以上のときにはS.27’
に移行してウインカーモード解除フラグKAIJOをク
リアして「0」にセットする。
イッチSW2がオンであるか否かが判断され(S.3
8)、ヘッドランプスイッチSW2がオフのときには、
S.26に戻って可動リフレクタ22の目標パルス値R
t、可動リフレクタ12の目標パルス値Ltを共に「2
00」にセットする。S.38において、ヘッドランプ
スイッチSW2がオンのときにはS.35に移行して可
動リフレクタ12、22の可動角演算処理、目標パルス
値設定処理に移行する。
SW4がオフのときには、左ウインカースイッチSW5
がオンか否かが判断され(S.30)、左ウインカース
イッチSW5がオフのときにはS.27’に移行してウ
インカーモード解除フラグKAIJOをクリアして
「0」にセットした後、S.38、S.26の処理又は
S.38、S.35の処理に移行する。
SW4がオンのときには、可動リフレクタ22の照射軸
O2を右斜め20度に設定するために、かつ、可動リフ
レクタ12の照射軸O1を正面に設定するために、可動
リフレクタ22の目標パルス値Rtを「317」に設定
し、可動リフレクタ12の目標パルス値Ltを「20
0」に設定する(S.29)。
W5がオンのときには、S.31に移行して可動リフレ
クタ12の照射軸O1を左斜め20度に設定するため
に、かつ、可動リフレクタ22の照射軸O2を正面に設
定するために、可動リフレクタ12の目標パルス値Lt
を「83」に設定すると共に、可動リフレクタ22の目
標パルス値Rtを「200」に設定する。
の処理実行後、S.32に移行して舵角が100度以下
であるか否かを判断する。
ときには、ウインカーモード解除フラグKAIJOが
「1」であるか否かを判断する(S.32)。舵角が1
00度を越えているときには、S.33に移行してウイ
ンカーモード解除フラグKAIJOを「1」にセットし
た後、S.35に移行して可動リフレクタ12、22の
可動角演算処理、目標パルス値設定処理に移行する。
S.32において舵角が100度以下のときには、S.
34に移行してウインカーモード解除フラグKAIJO
が「1」であるか否かを判断し、ノーのときにはS.2
4に戻ってS.25以降の処理を続行する。S.34に
おいてイエスのときにはS.35に移行して可動リフレ
クタ12、22の可動角演算処理、目標パルス値設定処
理を実行した後、S.24に戻り、S.25以降の処理
を続行する。
SW3がオンされ、車速が30Km以上のときには、ヘ
ッドランプスイッチSW2のオンオフにかかわらずウイ
ンカーモード解除フラグKAIJOがあらかじめ「0」
にセットされるため、右ウインカースイッチSW4又は
左ウインカースイッチSW5がオンされると、ただちに
可動リフレクタ22を右斜め20度にセットする処理
(S.29)、又は左斜め20度にセットする処理
(S.31)が実行されることになる。
ススイッチSW3がオンされ(S.25)、車速が30
Km/h以上のときには(S.27)、ヘッドランプス
イッチSW2がオンされない限り、ウインカーモード解
除フラグクリアKAIJOが「0」にセットされて
(S.27’)、S.38、S.26、S.24の以降
のループが繰り返され、ヘッドランプスイッチSW2が
オンされるとS.38、S.35を経由してS.24以
降の処理が実行され、これにより、車速が30Km/h
以上のときに舵角に応じた従来通りの配光制御が行われ
る。車速が30Km/h以下で、右ウインカースイッチ
SW4、左ウインカースイッチSW5がオフの場合
(S.27、S.28、S.30、S.38、S.35
のルートを経由した場合)にも同様の配光制御が行われ
る。
カースイッチSW5がオンされたときには、可動リフレ
クタ22の照射軸O2が右斜め20度に固定又は可動リ
フレクタ12の照射軸O1が左斜め20度に固定される
(S.28、S.29のルート又はS.30、S.31
のルート)。
S.32、S.34のルートを経由してS.24に戻
り、S.24以降の処理が続行されるので、舵角が10
0度を超えない限り、可動リフレクタ12、22の照射
軸O1、O2が固定された状態が持続される。
ると、ウインカーモード解除フラグKAIJOが「1」
にセットされて、可動角演算処理、目標パルス値設定処
理が行われ、ハンドルの舵角に応じた従来の配光制御が
行われて(S.32、S.33、S.35のルート)、
S.24に戻る。
なると、ウインカーモード解除フラグKAIJOが
「1」にセットされているので、ハンドルの舵角が10
0度以下でも、可動角演算処理、目標パルス値設定処理
が行われ、従来通りの配光制御が行われて(S.32、
S.34、S.35のルート)、S.24に戻るため、
交差点を曲がりきった時点では、ウインカースイッチS
W4、SW5がオンのままでもハンドルの操舵に応じた
配光制御が行われることになる。
ッチSW3がオンの場合、車速が所定速度以下でウイン
カースイッチSW4又はSW5がオンのときには、ヘッ
ドランプスイッチSW2がオフのときでも、可動リフレ
クタ12、22の照射軸を左斜め20度又は右斜め20
度に固定することにしたので、交差点等でウインカース
イッチSW3をオンして一時停車の状態からヘッドラン
プスイッチSW2をオンしたとしても、すでに可動リフ
レクタ12、22の照射軸が左斜め20度又は右斜め2
0度に固定されているので、交差点周囲の曲がる方向前
方が走行開始前に照明されることになり、ヘッドランプ
スイッチSW2のオン直後に可動リフレクタ12、22
が可動されるのを防止でき、ドライバーの不快感を解消
できると共に、いったん交差点を曲がり切った後は、ハ
ンドルの舵角が所定角度を超えるとその操舵に連動して
可動リフレクタの照射軸の固定が解除される。
変形例を示し、図13のS.20〜S.27の処理は、
図12のメインフローの処理と同じであり、また、図1
3のS.32〜S.38の処理も図12のメインフロー
の処理と同じであり、S.28からS.32に至る処理
に変更を加えたものである。
スイッチSW4がオンと判断されたとき又はS.30で
左ウインカースイッチSW5がオンと判断されたときの
いずれの場合も、可動リフレクタ22の照射軸O2を右
斜め20度(目標値Rtを317)に設定した後(S.
29’)、可動リフレクタ12の照射軸O1を左斜め2
0度(目標値Ltを83)に設定して(S.30’)、
S.32に移行する。
W4又は左ウインカースイッチSW5のいずれの操作を
行っても、可動リフレクタ12の照射軸O1は左斜め2
0度、可動リフレクタ22の照射軸O2は右斜め20度
に固定される。 (実施例3)図14はこの実施例3のメインフローチャ
ートを示すものである。図14のメインフロチャートの
S.40〜S43の処理は、図6のS.1〜S.4の処
理と同じである。
は車両の直進位置検出後操舵角、操舵方向を演算する。
次いで、ヘッドランプスイッチSW2がオンしたか否か
を判断する(S.45)。ヘッドランプスイッチSW2
がオフの場合にはS.46に移行して、可動リフレクタ
22、12の目標パルス値Rt、Ltを共に「200」
にセットした後、S.44に戻る。
には、低速モードであるか否かを判断する(S.4
5)。低速モードであるか否かの判断は、図15に示す
車速割り込み処理フローに従って行われる。
実行周期設定処理(図14のS.40)において実行さ
れる。その割り込み処理は、メインフローの実行中に所
定ミリ秒経過毎に実行される。
ると、車速の読み込みを実行し(S.201)、前回低
速モードであったか否かを判断し(S.202)、前回
低速モードであったときには車速が第2低速モード判断
基準値40Km/h以上であるか否かを判断し(S.2
03)、前回低速モードであったときには車速が第1低
速モード判断基準値30Km/h以下であるか否かを判
断し(S.204)、S.203において車速が40K
m/h以上であるときには、低速モードを解除して
(S.205)、図14のメインフローにリターンし、
車速が40Km/h未満のときにはS.205をスキッ
プしてメインフローにリターンする。
以下のときには低速モード設定処理を行って(S.20
6)、図14のメインフローにリターンし、車速が30
Km/hを越えているときには、S.206をスキップ
してメインフローにリターンする。
て、低速モードでないと判断されたとする。すると、C
PU53はS.47’に移行してウインカーモード解除
フラグKAIJOをクリアしてS.55に移行し、可動
角演算処理、目標パルス値配光制御処理を実行した後、
S.44に戻る。
ードであると判断されたとすると、右ウインカースイッ
チSW4がオンか否かが判断される(S.48)。右ウ
インカースイッチSW4がオフのときには左ウインカー
スイッチSW5がオンか否かが判断され(S.50)、
両ウインカースイッチSW4、SW5がオフのときに
は、ウインカーモード解除フラグKAIJOをクリアし
て、S.55に移行し、可動角演算処理、目標パルス値
配光制御処理を実行した後、S.44に戻る。
SW4がオンであるとすると、可動リフレクタ22の目
標パルス値Rtが「317」に設定されると共に、可動
リフレクタ12の目標パルス値Ltが「200」に設定
される(S.49)。S.50において、左ウインカー
スイッチSW5がオンであるとすると、可動リフレクタ
12の目標パルス値Ltが「83」に設定されると共に
可動リフレクタ22の目標パルス値Rtが「200」に
設定される(S.51)。
100度以下か否かを判断し(S.52)、舵角が10
0度を以下のときには、ウインカーモード解除フラグK
AIJOが「1」であるか否かを判断する(S.5
4)。ウインカーモード解除フラグKAIJOが「1」
でないときには、そのままS.44に戻り、S.44以
降の処理を続行する。従って、可動リフレクタ12又は
22の照射軸O1、O2が固定されたまま、車両の走行
が行われることになる。
ているときには、ウインカーモード解除フラグKAIJ
Oを「1」に設定した後(S.53)、S.55に移行
して可動角演算処理、目標パルス値設定処理を行って、
S.44に戻る。従って、舵角が100度を超えると通
常の配光制御に移行する。
舵角が100度以下となり、S.52において舵角が1
00度以下であると判断されたとすると、S.54にお
いてウインカーモード解除フラグKAIJOが「1」で
あると判断され、S.55に移行して可動角演算処理、
目標パルス値設定処理が行われ、通常の配光制御が行わ
れることになる。
スイッチSW2がオンでかつ車速が第1低速モード判断
基準値30Km/h以上でしかも車速が第1低速モード
判断基準値よりも大きな第2低速モード判断基準値40
Km/h以下のときには低速モードを維持してハンドル
の舵角が所定照射角度に相当する舵角を越えたときに所
定照射角度の設定を解除するが車速が第2低速モード判
断基準値40Km/hを超えない限り低速モードの解除
が禁止され、よって、車両が低速直進走行中でヘッドラ
ンプがオンでかつウインカースイッチがオンされている
とき、可動リフレクタが正面と斜め20度との間で頻繁
に可動されることを防止できることになり、車両低速直
進走行中の可動リフレクタの可動に起因するドライバー
の不快感を防止できる。
例を示すものである。ここでは、S.48において右ウ
インカースイッチSW4がオンと判断されたとき又は
S.50で左ウインカースイッチSW5がオンと判断さ
れたときのいずれの場合も、可動リフレクタ22の照射
軸O2を右斜め20度(目標パルス値Rtを「31
7」)に設定した後(S.49’)、可動リフレクタ1
2の照射軸O1を左斜め20度(目標パルス値Ltを
「83」)に設定して(S.50’)、S.52に移行
する。
W4又は左ウインカースイッチSW5のいずれの操作を
行っても、可動リフレクタ12の照射軸O1は左斜め2
0度、可動リフレクタ22の照射軸O2は右斜め20度
に固定される。
性の向上を図るようにしたもので、この実施例4に係わ
る車両用前照灯システムを図19〜図14を参照しつつ
説明する。
をオンすると、電源回路60から配光制御装置50に電
源が投入され、マイクロコンピュータ53が作動を開始
する。
トの割り込み処理実行周期設定回路(S.61)が実行
される。これにより、ステッピングモータ14、24の
駆動周波数350ppsが設定され、その割り込み周期
が2.8msに設定される。
ター位置に合わせるためのイニシャライズ処理を実行す
る(図7参照)。次いで、イニシャライズ処理が終了し
たか否かを判断し(S.62)、イニシャライズ処理終
了後、車両の直進位置が検出されたか否かを判断する
(S.63)。直進位置の検出が終了していないときに
は、S.64の直進位置検出処理を実行した後、S.6
3に戻り、車両の直進位置が検出されたか否かを再度判
断する。
65に移行して、操舵角、操舵方向、車速の判断を行
う。そして、マイクロコンピュータ53は、ヘッドラン
プスイッチSW2がオンか否かを判断する(S.6
6)。ヘッドランプスイッチSW2がオフのときには、
左右拡散レフ目標パルス設定処理Rt=200、Lt=
200にセットし(S.67)、可動リフレクタ12、
22の照射軸が車両の正面に設定される。ヘッドランプ
スイッチSW2がオフのときは、S.65〜S.67の
処理が繰り返される。従って、舵角40度以下では、配
光手段の照射軸は正面に固定される。
ンプスイッチSW2がオンすると、S.68に移行して
車速が30Km/h以下か否かを判断する。車速が30
Km/hを越えているときには、S.69に移行して、
舵角が40°以上であるか否かを判断する。舵角が40
度以下のときには、S.70に移行して、マイクロコン
ピュータ53は、左右拡散レフ正面駆動パルス処理Lt
=200、Rt=200の設定処理を行う。その後、
S.65に戻り、S.65〜S.70の処理を繰り返
す。S.69において、舵角が40度以上のときには、
S.71に移行し、舵角が100度以下であるか否かを
判断する。舵角が100度以上のときには、右拡散レフ
目標パルス設定処理Lt=83、左拡散レフ目標パルス
設定処理Rt=317の設定処理を行った後(S.7
2)、S.65に移行し、この処理を繰り返す。従っ
て、舵角が100度以上のときには、配光手段は第1最
大角度20度に設定され、すなわち、配光手段の照射軸
は車両正面に対して右斜め20度、左斜め20度に固定
される。
度以下の場合には、S.73に移行して、レフ可動角演
算処理、目標パルス値設定処理を行った後、S.65に
戻り、この処理を繰り返す。従って、ハンドルの舵角が
40度以上でかつ100度以下の場合には、ハンドルの
舵角に比例して、右拡散レフの照射軸の角度、左拡散レ
フの照射軸の角度が変更される。
インカースイッチSW4がオンか否かを判断する(S.
74)。右ウインカースイッチSW4がオンのときに
は、S.75に移行して、右拡散レフの照射軸を30
度、左拡散レフの照射軸を正面に設定するため、Rt=
376、Lt=200の設定処理を行った後、S.65
に戻る。そして、この処理を繰り返す。従って、車速が
30Km以下でかつ右ウインカースイッチSW4がオン
のときには、右配光手段の照射軸がハンドルの舵角によ
らずに、第2最大角度右30度に設定される。右ウイン
カースイッチSW4がオフのときには、左ウインカスイ
ッチSW5がオンか否かを判断し(S.76)、左ウイ
ンカースイッチSW5がオンのときには、左拡散レフの
照射軸を左30度、右拡散レフの照射軸を正面に設定す
るため、Lt=24、Rt=200の設定処理を行った
後(S.77)、S.65に戻り、この処理を繰り返
す。従って、車速が30Km/h以下でかつ左ウインカ
ースイッチSW5がオンのとき、左配光手段の照射軸が
ハンドルの舵角によらず、第2最大角度左30度に固定
される。
ースイッチSW4、左ウインカースイッチSW5もオフ
のときには、S.69、S.71、S.72又はS.6
9、S.71、S.73の処理を繰り返す。従って、ウ
インカースイッチSW4、SW5がオフのときには、ハ
ンドルの舵角と操舵方向とにより図20に示す特性Q1
を描くことになり、ウインカースイッチSW4、SW5
がオンのときには、図20に示す特性Q2を描くことに
なる。
すように、例えば、右ウインカースイッチSW4がオン
されたときには、右配光手段の照射軸が車両正面に対し
て第1最大角度右20度に固定され、交差点で渡り始め
の歩行者に対する照明が不十分であったが、この実施例
によれば、図23に示すように、例えば、右ウインカー
スイッチSW4がオンされたときには、右配光手段の照
射軸が車両正面に対して第2最大角度右30度に固定さ
れ、交差点で渡り始めの歩行者に対する照明が確保され
ることになる。
ンター時の左右配光手段の照射軸を車両正面に設定した
が、図21に示すように右配光手段の照射軸を車両正面
に対して右斜め5度、左配光手段の照射軸を車両正面に
対して左斜め5度に設定することもできる。この場合に
は、図19のS67、S.70の処理において、右拡散
レフの目標パルス値をRt=230パルスに設定し、左
拡散レフの目標パルス値をLt=170パルスに設定す
れば良い。
2、3の一部を可動リフレクタから構成したが、図2
4、図25に示す灯具ユニット60をヘッドランプ2、
3に組み込む構成としても良い。
可動ユニット部72とを有する。ベース部71には取り
付け部71A、71B、モータ73が設けられている。
そのベース部71は各ヘッドランプ2、3の灯具ハウジ
ング内部に固定されている。
設けられ、ハウジング74内には、固定リフレクタ(図
示を略す)、バルブ(図示を略す)が設けられている。
モータ73には出力軸75が設けられ、可動ユニット部
72は出力軸75の進退により、図25に示すように、
回転軸76を支軸として水平方向に可動される。なお、
その図24、図25において、77はソケット部、78
はレンズ部である。そのモータ73には、ステッピング
モータを用いることができ、ステッピングモータに限る
ものではない。
ように構成したので、ウインカーの点灯中にハンドルを
直進方向に戻し始めた直後の直進方向の視認性の向上を
図ることができるという効果を奏する。
うに構成したので、ヘッドランプスイッチのオン直後に
可動リフレクタが可動されるのを防止でき、ドライバー
の不快感を解消できると共に、ハンドルの舵角が所定角
度を超えるとその操舵に連動して可動リフレクタの照射
軸の固定が解除されるので、ウインカーの点灯中にハン
ドルを直進方向に戻し始めた直後の直進方向の視認性の
向上を図ることができるいう効果も奏する。
うに構成したので、車両が低速直進走行中でヘッドラン
プがオンでかつウインカースイッチがオンされていると
き、可動リフレクタが正面と斜め20度との間で頻繁に
可動されることを防止できることになり、車両低速直進
走行中の可動リフレクタの可動に起因するドライバーの
不快感を防止できる。
うに構成したので、交差点等にウインカーを出して進入
する際に、交差点を渡り始めの歩行者の視認性の向上を
図ることができる。
の一例を示すブロック回路図である。
の構造を示す側面図である。
の構造を示す平面図である。
の可動状態の一例を示す側面図であって、その照射軸が
斜め35度方向を向いている状態を示している。
駆動用ステッピングモータに印加されるパルスの説明図
である。
ートの説明図である。
フローチャートの説明図である。
処理の一例を示す説明図である。
フレクタの照射軸の方向を示す模式図である。
オンさせたときの可動リフレクタの照射軸の固定方向を
示す模式図である。
変形例を示す説明図である。
ャートの説明図である。
ャートの説明図である。
ャートの説明図である。
ローチャートの説明図である。
ャートの変形例の説明図である。
図である。
との関係を示す説明図である。
ャートの説明図である。
段の照射軸との関係の一例を示す説明図である。
段の照射軸との関係の他の例を示す説明図である。
実施例1の処理を行った場合の配光手段による照明状態
の説明図である。
実施例4の処理を行った場合の配光手段による照明状態
の説明図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 車両進行方向前方を照明する配光手段が
車両前面でかつ車幅方向に間隔を開けて設けられている
車両用前照灯システムにおいて、 ハンドルの操作に基づき検出信号を出力するハンドル操
舵角検出部と、 車速を検出して検出信号を出力する車速検出部と、 前記ハンドル操舵角検出部からの検出信号と前記車速検
出部からの検出信号とが入力されて前記配光手段の照射
角度目標位置を演算すると共にヘッドランプスイッチが
オンでかつ前記車速が所定値以下のときでしかもウイン
カー操作時にのみ前記配光手段の照射角度目標位置を所
定照射角度に設定する設定手段と、 前記ヘッドランプスイッチがオンでかつ前記車速が所定
値以下でしかも前記ウインカースイッチがオンのときで
もいったん前記ハンドルの舵角が前記所定照射角度に相
当する舵角を越えたときには所定照射角度の設定を解除
する解除手段と、 前記設定手段と前記解除手段とに基づき前記配光手段の
照射軸が前記照射角度目標位置に向くように配光手段駆
動用のモータを制御するモータ制御部とを備えているこ
とを特徴とする車両用前照灯システム。 - 【請求項2】 車両進行方向前方を照明する配光手段が
車両前面でかつ車幅方向に間隔を開けて設けられている
車両用前照灯システムにおいて、 ハンドルの操作に基づき検出信号を出力するハンドル操
舵角検出部と、 車速を検出して検出信号を出力する車速検出部と、 前記ハンドル操舵角検出部からの検出信号と前記車速検
出部からの検出信号とが入力されて前記配光手段の照射
角度目標位置を演算すると共にクリアランススイッチが
オンでかつ前記車速が所定値以下のときでしかもウイン
カー操作時にはヘッドランプスイッチのオン・オフにか
かわらず前記配光手段の照射角度目標位置を所定照射角
度に設定する設定手段と、 前記クリアランススイッチがオンでかつ前記車速が所定
値以下でしかもウインカースイッチがオンのときでもい
ったん前記ハンドルの舵角が前記所定照射角度に相当す
る舵角を越えたときに所定照射角度の設定を解除する解
除手段と、 前記設定手段と前記解除手段とに基づき前記配光手段の
照射軸が照射角度目標位置に向くように配光手段駆動用
のモータを制御するモータ制御部とを備えていることを
特徴とする車両用前照灯システム。 - 【請求項3】 車両進行方向前方を照明する配光手段が
車両前面でかつ車幅方向に間隔を開けて設けられている
車両用前照灯システムにおいて、 ハンドルの操作に基づき検出信号を出力するハンドル操
舵角検出部と、 車速を検出して検出信号を出力する車速検出部と、 前記ハンドル操舵角検出部からの検出信号と前記車速検
出部とからの検出信号とが入力されて前記配光手段の照
射角度目標位置を演算すると共にヘッドランプスイッチ
がオンでかつ前記車速が第1低速モード判断基準値以下
のときに低速モードに設定して該低速モードのときでし
かもウインカー操作時に前記配光手段の照射角度目標位
置を所定照射角度に設定する設定手段と、 前記ヘッドランプスイッチがオンでかつ前記車速が前記
第1低速モード判断基準値以上でしかも車速が該第1低
速モード判断基準値よりも大きな第2低速モード判断基
準値以下のときには前記低速モードを維持して前記ハン
ドルの舵角が前記所定照射角度に相当する舵角を越えた
ときに所定照射角度の設定を解除するが車速が第2低速
モード判断基準値を超えない限り前記低速モードの解除
を禁止する解除禁止手段と、 前記設定手段と前記解除禁止手段とに基づき前記配光手
段の照射軸が照射角度目標位置に向くように配光手段駆
動用のモータを制御するモータ制御部とを備えているこ
とを特徴とする車両用前照灯システム。 - 【請求項4】 車両進行方向前方を照明する配光手段が
車両前面でかつ車幅方向に間隔を開けて設けられている
車両用前照灯システムにおいて、 ハンドルの操作に基づき検出信号を出力するハンドル操
舵角検出部と、 車速を検出して検出信号を出力する車速検出部と、 前記ハンドル操舵角検出部からの検出信号と前記車速検
出部からの検出信号とが入力されて前記配光手段の照射
角度目標位置を演算する演算手段と、 該演算手段の演算結果に基づき、前記配光手段の照射軸
が前記照射角度目標位置に向くように配光手段駆動用の
モータを制御するモータ制御部とを備え、 前記演算手段は、ハンドルの舵角が所定値以上で前記配
光手段の照射軸を第1最大角度に固定する設定手段と、
ウインカースイッチの操作に基づき前記配光手段の照射
軸を前記第1最大角度よりも大きな第2最大角度に設定
する設定手段とを備えていることを特徴とする車両用前
照灯システム。
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JP2001280549 | 2001-09-14 | ||
JP2001-280549 | 2001-09-14 | ||
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1375250A2 (en) * | 2002-06-26 | 2004-01-02 | Denso Corporation | Automatic beam-axis adjustment system for vehicular headlights |
CN100425473C (zh) * | 2004-11-01 | 2008-10-15 | 吴胜隆 | 可自由转动的车辆辅助灯具 |
KR101057649B1 (ko) * | 2008-12-23 | 2011-08-18 | 주식회사 현대오토넷 | 차량용 헤드램프 제어 장치 및 방법 |
DE102004045717B4 (de) * | 2003-09-26 | 2016-09-08 | Denso Corporation | Vorrichtung zum automatischen Einstellen der Lichtachsenrichtung von Fahrzeugscheinwerfern |
-
2002
- 2002-06-14 JP JP2002174826A patent/JP4066720B2/ja not_active Expired - Fee Related
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