JP2003159908A - 駆動輪用回転支持装置 - Google Patents

駆動輪用回転支持装置

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JP2003159908A
JP2003159908A JP2001361942A JP2001361942A JP2003159908A JP 2003159908 A JP2003159908 A JP 2003159908A JP 2001361942 A JP2001361942 A JP 2001361942A JP 2001361942 A JP2001361942 A JP 2001361942A JP 2003159908 A JP2003159908 A JP 2003159908A
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JP2001361942A
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Hideshi Shibuya
英志 渋谷
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NSK Ltd
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    • F16C35/00Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers
    • F16C35/04Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers in the case of ball or roller bearings
    • F16C35/06Mounting or dismounting of ball or roller bearings; Fixing them onto shaft or in housing
    • F16C35/067Fixing them in a housing
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
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    • F16D1/10Quick-acting couplings in which the parts are connected by simply bringing them together axially
    • F16D1/108Quick-acting couplings in which the parts are connected by simply bringing them together axially having retaining means rotating with the coupling and acting by interengaging parts, i.e. positive coupling
    • F16D1/116Quick-acting couplings in which the parts are connected by simply bringing them together axially having retaining means rotating with the coupling and acting by interengaging parts, i.e. positive coupling the interengaging parts including a continuous or interrupted circumferential groove in the surface of one of the coupling parts

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ばね下荷重の小さい構造で、組立、分解をし
易く、しかも再利用し易い駆動輪用回転支持装置を実現
する。 【解決手段】 ハブ5bの内周面でスプライン孔15b
並びに外径側係止溝46を形成した部分、及び、駆動部
材19bの外周面でスプライン軸18b並びに内径側係
止溝47を形成した部分を、焼き入れ硬化する。又、こ
れと共に、ナックル9aに設けた支持孔42aに外輪4
bを結合した状態で、係合部材50を構成する外径側突
出部55の一部を上記支持孔42a内に露出させる。こ
の結果、ハブ5bと駆動部材19b並びに車輪駆動用軸
受ユニット3cとナックル9aとの組立、分解をし易く
できると共に、再利用もし易くできる。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、独立懸架式サス
ペンションに支持された駆動輪{FF車(前置エンジン
前輪駆動車)の前輪、FR車(前置エンジン後輪駆動
車)及びRR車(後置エンジン後輪駆動車)の後輪、4
WD車(四輪駆動車)の全輪}を懸架装置に対して回転
自在に支持すると共に、上記駆動輪を回転駆動する為の
駆動輪用回転支持装置の改良に関する。 【0002】 【従来の技術】車輪を懸架装置に対して回転自在に支持
する為に、外輪と内輪とを転動体を介して回転自在に組
み合わせた車輪支持用転がり軸受ユニットが、各種使用
されている。又、独立懸架式サスペンションに駆動輪を
支持すると共に、この駆動輪を回転駆動する為の車輪支
持用転がり軸受ユニットは、等速ジョイントと組み合わ
せて、デファレンシャルギヤと駆動輪との相対変位や車
輪に付与された舵角に拘らず、駆動軸の回転を上記車輪
に対して円滑に(等速性を確保して)伝達する必要があ
る。図8は、この様な目的で車輪支持用転がり軸受ユニ
ット1と等速ジョイント2とを組み合わせた、一般的な
車輪駆動用軸受ユニット3を示している。 【0003】このうちの車輪支持用転がり軸受ユニット
1は、外輪4の内径側にハブ5及び内輪6を、複数個の
転動体7、7を介して回転自在に支持して成る。このう
ちの外輪4は、外周面に設けた第一のフランジ8によ
り、請求項に記載した支持部材に相当する、懸架装置を
構成するナックル9(後述する図10参照)に結合固定
した状態で、使用時にも回転しない。又、上記外輪4の
内周面には、複列の外輪軌道10、10を設けて、この
外輪4の内径側に上記ハブ5及び内輪6を、この外輪4
と同心に、回転自在に支持している。 【0004】このうちのハブ5は、外周面の外端{自動
車への組み付け状態で車両の幅方向外側となる端で、図
7(B)を除く各図の左端}寄り部分に、請求項に記載
したフランジに相当する、車輪を支持する為の第二のフ
ランジ11を設けている。又、上記ハブ5の外周面の中
間部に第一の内輪軌道12を形成し、同じく内端{自動
車への組み付け状態で車両の幅方向中央側となる端で、
図7(B)を除く各図の右端}部に形成した小径段部1
3に、その外周面に第二の内輪軌道14を形成した上記
内輪6を外嵌固定している。又、上記ハブ5の中心部に
は、スプライン孔15を設けて、このハブ5を中空円筒
状に形成している。 【0005】一方、前記等速ジョイント2は、等速ジョ
イント用外輪16と、等速ジョイント用内輪17と、ス
プライン軸18とを備える。このうちの等速ジョイント
用外輪16とスプライン軸18とが、駆動部材19を構
成する。即ち、このスプライン軸18はこの駆動部材1
9の外端部に設けられて、上記スプライン孔15と係合
自在であり、上記等速ジョイント用外輪16は上記駆動
部材19の内端部に設けられている。この等速ジョイン
ト用外輪16の内周面の円周方向複数個所には外側係合
溝20、20を、それぞれこの円周方向に対し直角方向
に形成している。又、上記等速ジョイント用内輪17
は、中心部に第二のスプライン孔21を、その外周面で
上記各外側係合溝20、20と整合する部分に内側係合
溝22、22を、それぞれ円周方向に対し直角方向に形
成している。そして、これら各内側係合溝22、22と
上記各外側係合溝20、20との間にボール23、23
を、保持器24により保持した状態で、これら各係合溝
22、20に沿う転動自在に設けている。尚、この様な
等速ジョイント2の構成各部の形状等に就いては、周知
のツェッパ型或はバーフィールド型の等速ジョイントの
場合と同様であり、本発明の要旨とは関係しないので、
詳しい説明は省略する。 【0006】上述の様な等速ジョイント2と前述の様な
車輪支持用転がり軸受ユニット1とを組み合わせるに
は、上記スプライン軸18を上記ハブ5のスプライン孔
15に、内側から外側に向け挿通する。そして、上記ス
プライン軸18の外端部で上記ハブ5の外端面から突出
した部分に設けた雄ねじ部26にナット27を螺合し、
更に緊締する事により、互いに結合固定する。この状態
で、前記内輪6の内端面は上記等速ジョイント用外輪1
6の外端面に当接するので、この内輪6が前記小径段部
13から抜け出る方向に変位する事はない。同時に、前
記各転動体7、7に適正な予圧が付与される。 【0007】更に、自動車の懸架装置への組み付け状態
では、前記等速ジョイント用内輪17の中心部に設けた
第二のスプライン孔21に、駆動軸28の外端部に設け
た雄スプライン部29をスプライン係合させる。そし
て、この雄スプライン部29の外端部外周面に全周に亙
って形成した係止溝30に係止した止め輪31を、上記
第二のスプライン孔21の外端開口周縁部に形成した係
止段部32に係合させて、上記雄スプライン部29が上
記第二のスプライン孔21から抜け出る事を防止する。
尚、上記駆動軸28の内端部は、デファレンシャルギヤ
の出力軸部に設けたトリポード型の等速ジョイントのト
ラニオンの中心部に結合固定する。 【0008】ところで、上述の図8に示した従来構造の
第1例の場合、車輪支持用転がり軸受ユニット1と等速
ジョイント2とを、雄ねじ部26とナット27との螺合
・緊締に基づいて結合固定している。この為、これら車
輪支持用転がり軸受ユニット1と等速ジョイント2とを
組み合わせて成る、車輪駆動用軸受ユニット3の軸方向
寸法並びに重量が嵩む事が避けられない。即ち、等速ジ
ョイント2側のスプライン軸18に上記雄ねじ部26を
設ける分、このスプライン軸18の長さを長くする必要
が生じる他、上記ナット27が必要になる。この為、こ
れら雄ねじ部26及びナット27の分だけ、上記車輪駆
動用軸受ユニット3の軸方向寸法並びに重量が嵩んでし
まう。 【0009】これに対して、特開2001−22560
5号公報には、図9に示す様に、より簡単な構造で車輪
支持用転がり軸受ユニット1aと等速ジョイント2aと
の結合固定を行なって、軸方向寸法の短縮及び重量の軽
減を可能とした、車輪駆動用軸受ユニット3aが記載さ
れている。この図9に示した従来構造の第2例の場合
は、外周面に内輪軌道14を形成した内輪6を、ハブ5
aの他端寄り部分に設けた小径段部13aに外嵌固定し
た状態で、この内輪6がこの小径段部13aから抜け出
るのを防止する為に、上記ハブ5aの内端部にかしめ部
34を形成している。即ち、上記小径段部13aに上記
各内輪6を外嵌した後、上記ハブ5aの内端部でこの内
輪6の内端面から突出した部分を径方向外方に塑性変形
させて上記かしめ部34を形成し、このかしめ部34に
より上記内輪6の内端面を抑え付けている。 【0010】又、上記ハブ5aの中心部にスプライン孔
15aを形成すると共に、このハブ5aの中間部内周面
でスプライン孔15aの外端側に隣接する部分に、この
スプライン孔15aよりも少し大径の段部35を形成
し、これらスプライン孔15aと段部35との連続部
に、請求項に記載した外径側係止部に相当する段差面3
6を設けている。一方、駆動部材19aを構成するスプ
ライン軸18aの外端寄り部外周面に、全周に亙り、請
求項に記載した内径側係止部に相当する内径側係止溝3
7を形成している。そして、これら内径側係止溝37と
上記段差面36とに欠円環状の止め輪38を、これら両
部分37、36に掛け渡す状態で装着する事により、上
記スプライン軸18aが上記スプライン孔15aから抜
け出る事を防止している。又、この状態で、上記ハブ5
aと駆動部材19aの等速ジョイント用外輪16との間
でシールリング39を弾性的に圧縮し、上記スプライン
軸18aと上記ハブ5aとのがたつき防止を図ってい
る。この様な従来構造の第2例の場合には、車輪支持用
転がり軸受ユニット1aと等速ジョイント2aとの結合
を止め輪38により行なっている分、車輪駆動用軸受ユ
ニット3a全体としての小型・軽量化を図れる。 【0011】ところが、この様な従来構造の第2例の場
合、かしめ部34を設ける際に、ハブ5aの小径段部1
3aの軸方向内端部に、径方向外方にかしめ広げる力と
共に、軸方向外側に押圧する力が加わる。この為、この
ハブ5aに設けたスプライン孔15aの内径が縮まる可
能性がある。この様にスプライン孔15aの内径が縮ま
ると、駆動部材19aを構成するスプライン軸18a
を、このスプライン孔15aに小さい力で挿入する事が
できず、この挿入作業が面倒になる他、著しい場合に
は、上記スプライン軸18aをこのスプライン孔15a
に挿入できなくなる可能性がある。上記かしめ部34の
形状を工夫する事や、このかしめ部34を形成する際に
このかしめ部34に加える力を調節する事により、上記
スプライン孔15aの内径が縮まるのを防止する事も考
えられる。しかしながら、この様にかしめ部の形状を工
夫する等の対策では、上記スプライン孔15aの内径が
縮まるのを厳密になくす事は難しい他、かしめ作業が面
倒になって製造コストが嵩む可能性がある。 【0012】又、上記スプライン孔15aに上記スプラ
イン軸18aを止め輪38により結合した後、車輪駆動
用軸受ユニット3aの修理、交換等を行なうべく、上記
ハブ5a及び駆動部材19aとを分離する際、上記スプ
ライン軸18aやスプライン孔15aが損傷する可能性
がある。即ち、これらスプライン軸18a及びスプライ
ン孔15aに設けた内径側係合溝37及び段差面36に
上記止め輪38が係合しているにも拘らず、上記スプラ
イン軸18aを強引に上記スプライン孔15aから引き
抜こうとした場合、上記内径側係合溝37並びに段差面
36、延いては上記スプライン軸18aの外周面やスプ
ライン孔15aの内周面が、上記止め輪38により損傷
する可能性がある。この様にスプライン軸18aを強引
に引き抜く事は、取り外し方を知らないユーザやディー
ラー以外の修理工場等により行なわれる可能性がある
為、無視する事ができない。そして、この様に強引に引
き抜かれた場合には、上記ハブ5aや駆動部材19aが
再利用できなくなり、修理、交換費が嵩む可能性があ
る。 【0013】この様な不都合を防止できる構造として、
特開2001−113906号公報には、ハブに設けた
スプライン孔及び駆動部材のスプライン軸、並びに、こ
れらスプライン孔及びスプライン軸に設けた外径側、内
径側係止部を焼き入れ硬化した構造が記載されている。
この様にスプライン孔及びスプライン軸を焼き入れ硬化
した場合には、スプライン係合部でフレッチング摩耗や
歯打ち音が発生する事を防止できる他、上記ハブの内端
部にかしめ部を形成しても、上記スプライン孔の内径を
縮まりにくくできる。この為、上記スプライン孔に駆動
部材を構成するスプライン軸を挿入しにくくなる事を防
止して、これら駆動部材とハブとの結合作業を小さい力
で容易に行なう事ができる。又、上記外径側、内径側係
止部も焼き入れ硬化している為、これら内径側、外径側
両係止部に止め輪が掛け渡された状態で、上記ハブから
上記駆動部材を強引に引き抜いた場合でも、上記内径
側、外径側両係合溝やスプライン孔の内周面を上記止め
輪によって損傷しにくくできる。 【0014】一方、前述の図8に示した従来構造の第1
例、並びに、上述の図9に示した従来構造の第2例の構
造の場合、車輪駆動用軸受ユニット3、3aを構成する
外輪4を、懸架装置を構成するナックルに、図示しない
ボルトにより結合固定する。即ち、上記外輪4の外周面
に設けた第一のフランジ8に、この第一のフランジ8の
軸方向を貫通する状態で複数個の取付孔33を形成し、
これら各取付孔33に上記ボルトを螺合、緊締する事に
より、上記外輪4を上記ナックルに結合固定する。とこ
ろが、この様に外輪4をボルトにより結合固定する場
合、これら各ボルトや上記第一のフランジ8並びに上記
取付孔33を設ける分だけ部品点数、加工行程数が増大
し、製造コスト並びに重量が嵩む事が避けられない。こ
の様に重量が嵩むと、所謂ばね下荷重が大きくなり、自
動車の走行性能が低下する為、好ましくない。 【0015】これに対して、特開2001−10580
6号公報には、図10に示す様に、車輪駆動用軸受ユニ
ット3bを構成する車輪支持用転がり軸受ユニット1b
を、懸架装置を構成するナックル9に、請求項に記載し
た係合部材に相当する、欠円環状の止め輪40により結
合固定した駆動輪用回転支持装置が記載されている。即
ち、この図10に示した従来構造の場合、外輪4aの外
周面に雄セレーション41を、上記ナックル9に設けた
支持孔42の内周面に雌セレーション43を、それぞれ
形成している。又、上記外輪4aの外周面中間部に、請
求項に記載した内径側係合部に相当する内径側係合溝4
4を、この外周面から径方向内方に凹入した状態で全周
に亙って設けると共に、上記支持孔42の内周面でこの
内径側係合溝44と整合する部分に、同じく請求項に記
載した外径側係合部に相当する外径側係合溝45を、こ
の内周面から径方向外方に凹入する状態で全周に亙って
設けている。 【0016】そして、上記外輪4aの外周面と支持孔4
2の内周面とをセレーション係合させた状態で、上記内
径側、外径側両係合溝44、45に、これら両係合溝4
4、45に掛け渡す状態で上記止め輪40を装着し、上
記外輪4aが上記支持孔42から抜け出る事を防止して
いる。この様な従来構造の第3例の場合には、上記外輪
4aが支持孔42から抜け出るのを上記止め輪40によ
り阻止している為、前述の図8〜9に示した従来構造の
第1〜2例の様な第一のフランジ8やナット等を省略す
る事ができる。この結果、ばね下荷重の低減と共に、部
品点数並びに加工行程数の低減による製造コストの低廉
化を図れる。 【0017】 【発明が解決しようとする課題】上述の図10に示した
従来構造の第3例の場合、図8〜9に示した同第1〜2
例の場合に比べ、外輪の外周面にフランジ等を設けない
分、ばね下荷重の低減並びに製造コストの低廉化を図れ
る。ところが、懸架装置を構成するナックル9に車輪駆
動用軸受ユニット3bを取り付けた後、この車輪駆動用
軸受ユニット3bをこのナックル9aから取り外す事は
考慮していない。即ち、上記車輪駆動用軸受ユニット3
bの修理、交換を行なうべく、この車輪駆動用軸受ユニ
ット3bを上記ナックル9から取り外す場合、このナッ
クル9に設けた支持孔42の内周面に設けた外径側係合
溝45や外輪4aの外周面に設けた内径側係合溝44か
ら、止め輪40を取り外す事ができない。この為、この
止め輪40を装着したまま強引に、例えばプーラー等の
特殊な工具により上記外輪4aを軸方向外側に引っ張り
出す必要があり、上記内径側、外径側各係合溝44、4
5、延いては上記支持孔42の内周面及び外輪4aの外
周面が破損する可能性がある。この結果、上記ナックル
9aも交換する事となり、修理、交換費が嵩む事が避け
られない。本発明の駆動輪用回転支持装置は、この様な
事情に鑑みて発明したものである。 【0018】 【課題を解決するための手段】本発明の駆動輪用回転支
持装置は、前述の図10に示す様な従来の駆動輪用回転
支持装置と同様に、懸架装置を構成して車輪を支持する
支持部材と、この支持部材に設けられた支持孔の内径側
に支持された車輪駆動用軸受ユニットとを備える。そし
て、このうちの車輪駆動用軸受ユニットは、前述の図9
に示す様な従来の車輪駆動用軸受ユニット3aと同様
に、外輪と、ハブと、内輪と、転動体と、駆動部材と、
外径側係止部と、内径側係止部と、止め輪とを備えたも
のである。このうちの外輪は、内周面に複列の外輪軌道
を有し、使用時にも回転しない。上記ハブは、車輪を支
持する為のフランジを外周面の外端寄り部分に、第一の
内輪軌道を直接又は別体の内輪を介して外周面の中間部
に、スプライン孔を中心部に、それぞれ設けている。上
記内輪は、外周面に第二の内輪軌道を有し、上記ハブの
内端部に外嵌した状態でこのハブの内端部を径方向外方
に塑性変形させて成るかしめ部により内端面を抑え付け
られて、上記ハブに固定されている。上記転動体は、上
記各外輪軌道と上記第一、第二の内輪軌道との間にそれ
ぞれ複数個ずつ、転動自在に設けられている。上記駆動
部材は、上記スプライン孔とスプライン係合するスプラ
イン軸を外半部に設けると共に、内半部を等速ジョイン
トを構成する等速ジョイント用外輪としている。上記外
径側係止部は、上記ハブの内周面に周方向に設けられて
いる。上記内径側係止部は、上記スプライン軸の外周面
に周方向に設けられている。上記止め輪は、弾性材製で
全体を欠円環状に形成され、上記内径側係止部と外径側
係止部との間に掛け渡された状態で、上記スプライン軸
が上記スプライン孔から抜け出るのを防止している。そ
して、上記ハブの内周面で上記外径側係止部並びに上記
スプライン孔を形成した部分と、上記駆動部材の外周面
で上記内径側係止部並びに上記スプライン軸を形成した
部分とを、それぞれ焼き入れ硬化すると共に、上記ハブ
の一部でかしめ部を形成する部分は焼き入れ硬化してい
ない。 【0019】特に、本発明の駆動輪用回転支持装置に於
いては、上述の様な車輪駆動用軸受ユニットを構成する
上記外輪を、上記支持孔に内嵌した状態で、この支持孔
の内周面に形成した外径側係合部と上記外輪の外周面に
形成した内径側係合部とに係合部材を係合させる事によ
り、上記支持部材に対する上記外輪の軸方向変位を阻止
している。この係合部材は、円筒状の主部と、この主部
の内端部を径方向外方に折り曲げ形成して成り、上記支
持孔の内端部内周面に形成した外径側係合部と係合する
外径側突出部と、上記主部の外端部を径方向内方に折り
曲げ形成して成り、外輪の外周面内端寄り部に形成した
内径側係合部と係合する内径側突出部とを備えたものと
している。そして、このうちの外径側突出部を上記外径
側係合部に係合させた状態で、この外径側突出部の一部
を上記支持孔内に露出させている。 【0020】 【作用】上述の様に構成する本発明の駆動輪用回転支持
装置によれば、車輪駆動用軸受ユニットを構成する外輪
を支持部材から取り外す作業を容易に行なえる。即ち、
この支持部材に設けた支持孔に上記外輪を結合した状態
で、係合部材を構成する外径側突出部の一部を上記支持
孔内に露出させる為、上記外輪を上記支持孔から取り外
す際に、この露出した部分に治具を係合させる等によ
り、上記係合部材の係合を容易に解除できる。この結
果、この取り外し作業の際に、上記支持孔の内周面や上
記外輪の外周面が損傷する事がなくなり、同じく上記支
持部材や外輪を再利用しやすくなって、修理、交換費が
嵩む事を防止できる。 【0021】 【発明の実施の形態】図1〜7は、本発明の実施の形態
の1例を示している。本例の駆動輪用回転支持装置は、
懸架装置を構成して車輪を支持する、請求項に記載した
支持部材に相当するナックル9aと、このナックル9a
に設けられた支持孔42aの内径側に支持された車輪駆
動用軸受ユニット3cとを備える。このうちの車輪駆動
用軸受ユニット3cは、車輪支持用転がり軸受ユニット
1cと等速ジョイント2bとを組み合わせたものであ
る。尚、本発明の特徴は、この様な車輪駆動用軸受ユニ
ット3cと上記ナックル9aとの取り付け、取り外しを
容易に、しかも再利用可能に行なえる構造を実現する点
にある。上記車輪駆動用軸受ユニット3cの基本構造に
就いては、前述の図8〜10に示した従来構造とほぼ同
様であるので、同等部分には同一符号を付して、重複す
る説明を省略若しくは簡略にし、以下、本発明の特徴部
分並びに前述した従来構造と異なる点を中心に説明す
る。 【0022】上記車輪支持用転がり軸受ユニット1cを
構成するハブ5bは、例えばS35C〜S53C材等の
素材に熱間鍛造を施して凡その形を整えた後、切削加
工、高周波焼き入れ、研削加工、超仕上加工を施して、
所望の形状及び性状に加工する。特に、本例の場合に
は、上記ハブ5bの内周面でスプライン孔15bを形成
した部分を焼き入れ硬化している。即ち、図1〜2に斜
格子αで示す様に、上記ハブ5bの内周面のうち、雌ス
プライン歯を形成した上記スプライン孔15b、並び
に、このスプライン孔15bの外端寄り部に全周に亙っ
て設けた、請求項に記載した外径側係止部に相当する外
径側係止溝46を形成した部分を、焼き入れ硬化してい
る。尚、この焼き入れ部分の表面硬さはHRC 58〜64
とし、後述する止め輪48よりも硬度を高くしている。
又、上記ハブ5bの完成状態での上記焼き入れ部分の焼
き入れ厚さは、焼き入れ後に研削加工を施した場合には
2〜4mm程度となる様にし、焼き入れ後に研削加工を施
さないのであれば5〜7.5mm程度となる様にする事
が、加工容易性並びに焼き入れ容易性を確保しつつ焼き
入れによる効果を確保する面からは好ましい。 【0023】これに対して、上記ハブ5bの一部でかし
め部34を形成する円筒状部分は、焼き入れ硬化してい
ない。即ち、本例の場合、上記ハブ5bの内端部にかし
め部34を形成する事により、外周面に内輪軌道12
(14)をそれぞれ形成した1対の内輪6、6が小径段
部13bから抜け出るのを防止している。即ち、この小
径段部13bに上記各内輪6、6を外嵌した後、上記ハ
ブ5bの内端部で軸方向内側の内輪6の内端面から突出
した部分を径方向外方に塑性変形させて上記かしめ部3
4を形成し、このかしめ部34により上記内輪6の内端
面を抑え付けている。この様なかしめ作業の際に、上記
かしめ部34に亀裂等の損傷を発生する事なく、良質の
かしめ部34を形成する為に、このかしめ部34を形成
する上記円筒状部分を、上述の様に焼き入れ硬化せず、
生のままとしている。 【0024】一方、上記ハブ5bと結合する駆動部材1
9bは、S55CG材等の素材に熱間鍛造を施して凡そ
の形を整えた後、切削加工、高周波焼き入れ、研削加
工、超仕上加工を施して、所望の形状及び性状に加工す
る。特に本例の場合、上記駆動部材19bの外周面で少
なくともスプライン軸18bを形成した部分を焼き入れ
硬化している。即ち、図1及び図3に斜格子βで示す様
に、上記駆動部材19bの外周面のうち、雄スプライン
歯を形成した上記スプライン軸18b、並びに、このス
プライン軸18bの外端寄り部に全周に亙って設けた、
請求項に記載した内径側係止部に相当する内径側係止溝
47を形成した部分、そして、上記雄スプライン歯の内
端縁から等速ジョイント用外輪16の外端面に亙る部分
を、焼き入れ硬化している。尚、この焼き入れ部分の表
面硬さはHRC 58〜64とし、後述する止め輪48より
も硬度を高くしている。又、上記駆動部材19bの完成
状態での上記焼き入れ部分の焼入れ厚さは、焼き入れ後
に研削加工を施すのであれば2〜4mm程度となる様に
し、焼き入れ後に研削加工を施さないのであれば5〜
7.5mm程度となる様にする事が、加工容易性や焼き入
れ容易性を確保しつつ焼き入れによる効果を確保する面
からは好ましい。 【0025】又、本例の場合、前記車輪駆動用軸受ユニ
ット3cを構成すべく、上記スプライン軸18bを上記
スプライン孔15b内に挿入した状態で、上記内径側、
外径側両係止溝46、47に止め輪48を掛け渡す事に
より、上記スプライン軸18bが上記スプライン孔15
bから抜け出るのを防止している。この止め輪48は、
SWPA、SWPB等の、弾性を有する断面円形の金属
素材を欠円環状に丸めて成るもので、自由状態でその直
径を広げる方向の弾力を有する。又、硬さはHR C 48〜
54としている。 【0026】尚、この様な止め輪48は、上記スプライ
ン軸18bを上記スプライン孔15b内に挿入するのに
先立って、上記内径側係止溝46に装着しておく。上記
スプライン軸18bを上記スプライン孔15b内に挿入
する際に上記止め輪48は、その直径を弾性的に縮めつ
つ、上記スプライン孔15b内を通過する。そして、上
記止め輪48が上記外径側係止溝47に整合した状態
で、その直径が弾性的に復元して、上述の様にこの止め
輪48が、上記外径側、内径側両係止溝46、47に掛
け渡される。 【0027】又、本例の場合、図4に詳示する様に、上
記外径側係止溝46を構成する内側面49を、外径側
(図4の上側)に向かう程軸方向外側に向かう方向に、
上記ハブ5bの中心軸に対し直角方向に存在する仮想平
面に対し、角度θだけ傾斜させている。この傾斜角度θ
は、上記スプライン軸18bを上記スプライン孔15b
から抜き出す方向の力が加わった場合でも、運転時は上
記止め輪48の径が縮まらない様に、且つ、このスプラ
イン軸18bを上記スプライン孔15bから抜き出すべ
く所定以上の荷重(運転時に加わる荷重以上の荷重)が
加わった場合に、上記止め輪48の径が縮まる様に、規
制している。より具体的には、上記傾斜角度θを15〜
45度に規制する事により、上記スプライン軸18bを
プーラー等の工具で強引に抜き取ろうとした場合、或
は、このスプライン軸18bの外端面にハンマ等により
衝撃荷重を加えた場合に、上記止め輪が縮径して、この
スプライン軸18bが上記スプライン孔15bから抜け
出る様にしている。 【0028】尚、上記外径側、内径側係止溝46、47
は、前述の様にスプライン孔15b及びスプライン軸1
9bと共に焼き入れ硬化している。この為、上述の様に
スプライン軸19bを上記スプライン孔15bから抜き
出す際に、上記外径側、内径側両係止溝46、47並び
にスプライン孔15bの内周面等が、上記止め輪48に
より損傷しにくい。しかも、本例の場合、上記スプライ
ン孔15bの外端部内周面の円周方向複数個所に、図4
に示す様に、上記外径側係止溝46からこのスプライン
孔15bの外端開口縁に亙り径方向外方に凹入する凹部
56を設け、これら各凹部56に上記止め輪48を縮径
させる治具を挿入自在としている。従って、これら各凹
部56に上記治具を挿入する事により上記止め輪48を
縮径させた状態で、上記スプライン軸19bを上記スプ
ライン孔15bから抜き出せば、上記各係止溝46、4
7等が損傷する事はない。 【0029】更に本例の場合、前記ナックル9aに設け
た支持孔42aに前記車輪駆動用軸受ユニット3cを構
成する外輪4bを内嵌固定した状態で、係合部材50
を、上記支持孔42aの内周面に形成した外径側係合溝
45aと、上記外輪4bの外周面に形成した内径側係合
溝44aとに係合させている。そして、この様に外径
側、内径側両係合溝44a、45aに上記係合部材50
を係合させた状態で、上記ナックル9aに対する上記外
輪4bの軸方向変位を阻止している。即ち、この外輪4
bの外周面内端寄り部分に、この外周面から径方向内方
に凹入した状態で、請求項に記載した内径側係合部に相
当する上記内径側係合溝44aを、全周に亙って形成し
ている。一方、上記支持孔42aの内周面内端部分に、
この内周面から径方向外方に凹入した状態で段部51を
設けると共に、この段部51の内端部で上記外輪4bの
内端縁と対向する部分に、同じく径方向外方に凹入する
状態で外径側係合溝45aを、全周に亙って設けてい
る。そして、上記支持孔42aに上記外輪4bを内嵌す
ると共に、上記内径側、外径側両係合溝44a、45a
に上記係合部材50を係合させる事により、上記外輪4
bを上記支持孔42aに結合固定している。尚、必要に
応じて、この支持孔42a内で上記外輪4bが回転(ク
リープ)するのを防止すべく、これら外輪4bの外周面
及び支持孔42aの内周面にセレーション溝やキー溝等
を設け、これら外輪4bと支持孔42aとを凹凸係合さ
せても良い。 【0030】又、上記係合部材50は、例えば冷間圧延
鋼板(SPCC)、ステンレス鋼板等の弾性を有する金
属板をプレス成形する事により形成したもので、図7に
詳示する様に、円筒状の主部52と、それぞれが請求項
に記載した内径側突出部である複数個の第一の内径側突
出部53、53と、複数個の第二の内径側突出部54、
54と、複数個の外径側突出部55、55とを備える。
このうちの主部52は、上記支持孔42aに設けた上記
段部51に内嵌自在としている。又、上記各第一の内径
側突出部53、53は、上記主部52の外端部で、円周
方向等間隔複数個所(本例の場合は10個所)を、軸方
向反対側(内側)に90度を超えて折り曲げ、上記主部
52との成す角度が鋭角になるまで曲げ形成して成るも
のであり、上記外輪4bに設けた上記内径側係合溝44
aに係合自在としている。 【0031】又、上記各第二の内径側突出部54、54
は、上記主部52の内端部で、円周方向に関する位相が
上記各第一の内径側突出部53、53に対して半ピッチ
分ずれた部分を、それぞれ径方向内方に90度折り曲げ
形成して成るものであり、上記外輪4bの内端面と係合
(当接)自在としている。又、上記各外径側突出部5
5、55は、上記主部52の軸方向内端部で、円周方向
に関する位相が上記各第一の内径側突出部53、53と
同じ部分を、それぞれ径方向外方に90度折り曲げ形成
して成るものであり、上記支持孔42aに設けた上記外
径側係合溝45aと係合自在としている。 【0032】又、本例の場合、この外径側係合溝45a
と上記各外径側突出部55、55とを係合させた状態
で、これら各外径側突出部55、55の一部、即ち、こ
れら各外径側突出部55、55の径方向内半部を、上記
支持孔42a内に露出させている。この為、上記外輪4
bを上記支持孔42aから取り外す際に、たがね等の治
具をこれら各外径側突出部55、55の露出した部分に
係合させ、これら各外径側突出部55、55と上記外径
側係合溝45aとの係合を解除する事ができる。より具
体的には、この様な治具等により上記各外径側突出部5
5、55を径方向内方に(弾性又は塑性)変形させ、こ
れら各外径側突出部55、55と上記外径側係合溝45
aとの係合を解除する。そして、後述する様に、これら
各外径側突出部55、55と外径側係合溝45aとの係
合を解除した状態で、上記外輪4bを軸方向内側に変位
させ、上記係合部材50を上記外輪4bから取り外す。 【0033】又、本例の場合、上記各第一の内径側突出
部53、53の内周面を、軸方向内側に向かう程内径の
小さくなる方向に傾斜した、部分円すい凹面状とすると
共に、上記内径側係合溝44aの底面を、軸方向内側に
向かう程その深さが深くなる方向に傾斜した、部分円す
い凸面状に形成している。この為、上記外輪4bに上記
係合部材50を、この外輪4bの軸方向内側から外側
(図の右側から左側)に外嵌すれば、上記各第一の内径
側突出部53、53を上記外輪4bの内端縁により径方
向外方に弾性変形させつつ、これら各第一の内径側突出
部53、53と上記内径側係合溝44aとを係合させる
事ができる。又、この様に各第一の内径側突出部53、
53と上記内径側係合溝44aとが係合した状態で、上
記第二の内径側突出部54、54と上記外輪4bの内端
面とが係合(当接)する様に、各部の寸法を規制してい
る。 【0034】上述の様な係合部材50により上記外輪4
bは、次の様にして上記支持孔42a内で軸方向変位が
阻止される。先ず、上記外輪4bが軸方向外側に変位し
ようとした場合には、上記外径側係合溝45aと上記各
外径側突出部55、55との係合、並びに、上記各第一
の内径側突出部53、53の内端縁と上記内径側係合溝
44aとの係合により、この外輪4bが軸方向外側に変
位するのを阻止される。一方、この外輪4bが軸方向内
側に変位しようとした場合には、上記外径側係合溝45
aと上記各外径側突出部55、55との係合、並びに、
上記各第二の内径側突出部54、54の側面と上記外輪
4bの内端面と係合により、この外輪4bが軸方向内側
に変位するのを阻止される。尚、上記各第二の内径側突
出部54、54は、上述した様に、上記各第一の内径側
突出部53、53と上記内径側係合溝44aとが係合し
た状態で、上記外輪4bの内端面に当接する為、上記外
輪4bが軸方向にがたつ事はない。 【0035】上述の様に構成する車輪支持用転がり軸受
ユニット1cと等速ジョイント2bとを組み合わせて成
る車輪駆動用軸受ユニット3cは、前記ナックル9aに
設けた支持孔42aに、次の様にして取り付ける。先
ず、この支持孔42aの軸方向内側からこの支持孔42
a内に前記係合部材50を挿入する。そして、この係合
部材50を構成する前記主部52を前記段部51に内嵌
すると共に、同じく前記各外径側突出部55、55を前
記外径側係合溝45aに係合させる。次いで、上記車輪
支持用転がり軸受ユニット1cを構成する外輪4bの外
端面を、例えば二分割式の部材を互いに突き合わせて成
る治具により軸方向内側に押圧し、上記外輪4bを上記
支持孔42aに挿入する。 【0036】そして、上記外輪4bの内端縁により前記
各第一の内径側突出部53、53を径方向外方に弾性変
形させつつ更にこの外輪4bを進入させ、これら各第一
の内径側突出部53、53を上記内径側係合溝44aに
係合させる。尚、この状態で、上記各第二の内径側突出
部54、54と上記外輪4bの内端面とが係合(当接)
する。そして、この様に支持孔42aに上記外輪4bを
結合固定した後、前記駆動部材19bを構成するスプラ
イン軸18bに設けた内径側係止溝47に前記止め輪4
8を外嵌した状態で、このスプライン軸18bを前記ハ
ブ5aのスプライン孔15bに挿入し、上記車輪支持用
転がり軸受ユニット1cと等速ジョイント2bとを結合
する。但し、図示の例の様に、この等速ジョイント2b
の等速ジョイント用外輪16の外径が、上記支持孔42
aの内径よりも小さい場合には、上記車輪支持用転がり
軸受ユニット1cと等速ジョイント2bとを、予め結合
しておいても良い。 【0037】一方、上記車輪支持用転がり軸受ユニット
1cを上記支持孔42aから取り外す場合には、上記ス
プライン軸18bを上記スプライン孔15bから予め抜
き取る。この抜き取り作業は、前述した様に、前記各凹
部56に止め輪48を縮径させる治具を挿入する事や、
上記スプライン軸18bの外端面にハンマ等により衝撃
荷重を加える事で、容易に行なえる。そして、この様に
スプライン軸18bを上記スプライン孔15bから抜き
取った状態で、上記各外径側突出部55、55をたがね
等の治具により径方向内方に(弾性)変形させ、これら
各外径側突出部55、55と上記外径側係合溝45aと
の係合を解除する。そして、この様に各外径側突出部5
5、55と外径側係合溝45aとの係合を解除した状態
で、上記外輪4aを軸方向内側に変位させる。そして、
この状態で、上記係合部材50を切断等する事により、
この係合部材50を上記外輪4bから取り外す。次い
で、上記外輪4bを軸方向外側に変位させ、この外輪4
b、即ち上記車輪支持用転がり軸受ユニット1cを上記
支持孔42aから抜き取る。 【0038】上述の様に構成する本例の駆動輪用回転支
持装置によれば、ハブ5bの内周面でスプライン孔15
b並びに外径側係止溝46を形成した部分を焼き入れ硬
化すると共に、このハブ5bの一部でかしめ部34を形
成する部分を焼き入れ硬化しない為、このかしめ部34
を形成しても、上記スプライン孔15bの内径を縮まり
にくくできる。この為、上記スプライン孔15bに駆動
部材19bを構成するスプライン軸18bを挿入しにく
くなる事はなく、これら駆動部材19bとハブ5bとの
結合作業を小さい力で容易に行なう事ができる。しか
も、この駆動部材19bの外周面で上記スプライン軸1
8b並びに内径側係止溝47を形成した部分も焼き入れ
硬化している為、この内径側係止溝47と上記外径側係
止溝46とに止め輪48が掛け渡された状態で、上記ハ
ブ5bから上記駆動部材19bを強引に引き抜いた場合
でも、上記内径側、外径側両係合溝46、47や上記ス
プライン軸18bの外周面及びスプライン孔15bの内
周面が上記止め輪48によって損傷する事を防止でき
る。この結果、ばね下荷重の小さい構造にも拘らず、上
記駆動部材19bやハブ5bを再利用し易くなる為、修
理、交換費が嵩む事も防止できる。又、上記スプライン
孔15bとスプライン軸18bとの各周面を焼き入れ硬
化する事に伴って、これらスプライン係合部でフレッチ
ング摩耗や歯打ち音が発生する事も防止できる。 【0039】更には、車輪駆動用軸受ユニット3c(車
輪支持用転がり軸受ユニット1c)をナックル9aから
取り外す作業も、容易に行なえる。即ち、このナックル
9aに設けた支持孔42aに外輪4bを結合した状態
で、係合部材50を構成する外径側突出部55、55の
一部を上記支持孔42a内に露出させる為、上記外輪4
bを上記支持孔42aから取り外す際に、この露出した
部分に治具を係合させる等により、上記係合部材50の
係合を容易に解除できる。この結果、この取り外し作業
の際に、上記支持孔42aの内周面や上記外輪4bの外
周面が損傷する事がなくなり、同じく上記ナックル9a
や外輪4bを再利用しやすくなって、修理、交換費が嵩
む事を防止できる。 【0040】尚、本例の場合、焼き入れ硬化する部分
を、ハブ5bの内周面でスプライン孔15b並びに外径
側係止溝46を形成した部分、及び、駆動部材19bの
外周面で上記スプライン軸18b並びに内径側係止溝4
7を形成した部分としているが、焼き入れ硬化する部分
をこの部分のみに限定する趣旨ではない。例えば、図示
は省略するが、内輪軌道をハブに直接形成した車輪駆動
用軸受ユニット等の場合には、この車輪駆動用軸受ユニ
ットの転がり疲れ寿命を確保すべく、この内輪軌道等を
焼き入れ硬化する事は勿論である。この場合でも、ハブ
の内周面側の焼き入れ部分に外周面側の焼き入れ部分と
が連続しない(間に生の部分が存在する)様にして、上
記ハブの靱性を確保する。但し、本例の場合は、上記ハ
ブ5bの外周面に内輪軌道12、14を直接形成しない
為、このハブ5bの外周面に設けた小径段部13bの外
周面部分は、焼き入れ硬化せず生のままとしている。 【0041】 【発明の効果】本発明の駆動輪用回転支持装置は、以上
に述べた通り構成され作用するので、ばね下荷重を低減
できる構造で、結合、分離作業を、容易に、しかもコス
トが嵩む事なく行なえる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施の形態の1例の全体構成を示す断
面図。 【図2】駆動部材を結合する前の状態の車輪駆動用軸受
ユニットを示す断面図。 【図3】駆動部材を取り出して示す断面図。 【図4】図1のA部に関して、円周方向の位相が異なる
部分を示す拡大図。 【図5】図1のB部拡大図。 【図6】同C部拡大図。 【図7】係合部材を取り出して示す図で、(A)は
(B)のD−O−E断面図、(B)は(A)の右から見
た図。 【図8】従来構造の第1例を示す断面図。 【図9】同第2例を示す断面図。 【図10】同第3例を示す断面図。 【符号の説明】 1、1a、1b、1c 車輪支持用転がり軸受ユニット 2、2a、2b 等速ジョイント 3.3a、3b、3c 車輪駆動用軸受ユニット 4、4a、4b 外輪 5、5a、5b ハブ 6 内輪 7 転動体 8 第一のフランジ 9、9a ナックル 10 外輪軌道 11 第二のフランジ 12 第一の内輪軌道 13、13a、13b 小径段部 14 第二の内輪軌道 15、15a、15b スプライン孔 16 等速ジョイント用外輪 17 等速ジョイント用内輪 18、18a、18b スプライン軸 19、19a、19b 駆動部材 20 外側係合溝 21 第二のスプライン孔 22 内側係合溝 23 ボール 24 保持器 26 雄ねじ部 27 ナット 28 駆動軸 29 雄スプライン部 30 係止溝 31 止め輪 32 係止段部 33 取付孔 34 かしめ部 35 段部 36 段差面 37 内径側係止溝 38 止め輪 39 シールリング 40 止め輪 41 雄セレーション 42、42a 支持孔 43 雌セレーション 44、44a 内径側係合溝 45、45a 外径側係合溝 46 外径側係止溝 47 内径側係止溝 48 止め輪 49 内側面 50 係合部材 51 段部 52 主部 53 第一の内径側突出部 54 第二の内径側突出部 55 外径側突出部 56 凹部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 懸架装置を構成して車輪を支持する支持
    部材と、この支持部材に設けられた支持孔の内径側に支
    持された車輪駆動用軸受ユニットとを備え、 このうちの車輪駆動用軸受ユニットは、内周面に複列の
    外輪軌道を有し、使用時にも回転しない外輪と、車輪を
    支持する為のフランジを外周面の外端寄り部分に、第一
    の内輪軌道を直接又は別体の内輪を介して外周面の中間
    部に、スプライン孔を中心部に、それぞれ設けたハブ
    と、外周面に第二の内輪軌道を有し、このハブの内端部
    に外嵌した状態でこのハブの内端部を径方向外方に塑性
    変形させて成るかしめ部により内端面を抑え付けられて
    上記ハブに固定された内輪と、上記各外輪軌道と上記第
    一、第二の内輪軌道との間にそれぞれ複数個ずつ転動自
    在に設けられた転動体と、上記スプライン孔とスプライ
    ン係合するスプライン軸を外半部に設けると共に、内半
    部を等速ジョイントを構成する等速ジョイント用外輪と
    した駆動部材と、上記ハブの内周面に周方向に設けられ
    た外径側係止部と、上記スプライン軸の外周面に周方向
    に設けられた内径側係止部と、弾性材製で全体を欠円環
    状に形成され、この内径側係止部と上記外径側係止部と
    の間に掛け渡された状態で上記スプライン軸が上記スプ
    ライン孔から抜け出るのを防止する止め輪とを備えたも
    のであり、 上記ハブの内周面で上記外径側係止部並びにスプライン
    孔を形成した部分と、上記駆動部材の外周面で上記内径
    側係止部並びに上記スプライン軸を形成した部分とを焼
    き入れ硬化すると共に、上記ハブの一部でかしめ部を形
    成する部分は焼き入れ硬化していない駆動輪用回転支持
    装置に於いて、 上記外輪を上記支持孔に内嵌した状態で、この支持孔の
    内周面に形成した外径側係合部と上記外輪の外周面に形
    成した内径側係合部とに係合部材を係合させる事によ
    り、上記支持部材に対する上記外輪の軸方向変位を阻止
    しており、 この係合部材は、円筒状の主部と、この主部の内端部を
    径方向外方に折り曲げ形成して成り、支持孔の内端部内
    周面に形成した外径側係合部と係合する外径側突出部
    と、上記主部の外端部を径方向内方に折り曲げ形成して
    成り、外輪の外周面内端寄り部に形成した内径側係合部
    と係合する内径側突出部とを備えたものであり、このう
    ちの外径側突出部を上記外径側係合部に係合させた状態
    で、この外径側突出部の一部を上記支持孔内に露出させ
    た事を特徴とする駆動輪用回転支持装置。
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