JP2003159735A - 薄肉成形品の製造方法及びそれに用いる成形金型装置 - Google Patents
薄肉成形品の製造方法及びそれに用いる成形金型装置Info
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Abstract
ことなく、密度が均一で成形トラブルのない薄肉成形品
を得ることができる薄肉成形品の製造方法及びそれに用
いる成形金型装置を提供する。 【解決手段】 一対の金型1,2を合致させて一対の金
型1,2間に薄肉のキャビティ3を形成するとき一方の
金型2の複数の分割駆動型7にてキャビティ3のゲート
側の流路断面積をキャビティ3の反ゲート側の流路断面
積より大きく設定しておき、この状態で溶融樹脂15を
ゲート5を介してキャビティ3内に射出する。溶融樹脂
15が固化する前に上記一方の金型2の分割駆動型7を
順に溶融樹脂15を圧縮するように動作させて所定の肉
厚の成形品4を形成する。
Description
全体に肉厚の薄い部分を有する樹脂の薄肉成形品の製造
方法及びそれに用いる成形金型装置に関するものであ
る。
射出成形では、1mm以下の薄肉形状を持つ樹脂の薄肉
成形品を射出成形により製造する場合、射出中に樹脂が
金型で冷却されて樹脂の流動性が低下し、キャビティ内
への樹脂の充填が困難になる。
が高速で流動するように高射出圧力で射出する方法、ま
た金型及び樹脂温度を上げるなど、金型のキャビティ内
で樹脂の粘度が上昇しないようにすることが必要となる
が、成形時の樹脂圧力を過大にする必要がある、樹脂の
断熱圧縮による発熱によって熱分解したり、成形サイク
ルが長くなったりする等の問題が生じる。
ィ空間を所定厚さ以上に設定しておき、溶融樹脂を射出
しながら型締めをして、所定のキャビティ空間に戻す工
程をとる射出圧縮成形の応用も考えられる。このような
例として、例えば特開昭60−110419号公報に開
示される射出圧縮成形法がある。しかしかかる従来例で
は、特に肉厚が1mm以下のような薄肉成形品の成形に
おいては、充填の最終段階で発生するキャビティ内圧に
より型締めが阻害され、必要以上の型締め力が必要にな
ることから、所定の肉厚を得ることが困難となる。また
薄肉成形品においては、射出工程時のゲート側、反ゲー
ト側(ゲート側と反対の側のゲートから最も離れた部
分)の圧力差は圧縮工程中に完全に解消されないため、
ゲート側、反ゲート側において、溶融樹脂の流動による
分子配向及び密度の差により内部応力を生じ、成形品に
反り、未充填といった成形トラブルを生じやすいという
問題がある。
あって、成形加工時における過大な射出圧力をかけるこ
となく、密度が均一で成形トラブルのない薄肉成形品を
得ることができる薄肉成形品の製造方法及びそれに用い
る成形金型装置を提供することを課題とする。
の本発明の請求項1の薄肉成形品の製造方法は、一対の
金型を合致させて一対の金型間に薄肉のキャビティを形
成するとき一方の金型の複数の分割駆動型にてキャビテ
ィのゲート側の流路断面積をキャビティの反ゲート側の
流路断面積より大きく設定しておき、この状態で溶融樹
脂をゲートを介してキャビティ内に射出し、溶融樹脂が
固化する前に上記一方の金型の分割駆動型を順に溶融樹
脂を圧縮するように動作させて所定の肉厚の成形品を形
成することを特徴とする。ゲートからキャビティに樹脂
を射出してキャビティに樹脂を充填するときゲート側の
流路断面積が大きいために樹脂の流動抵抗を減らすこと
ができ、過大な射出圧力をかけることなくキャビティの
隅々まで樹脂を充填することができる。溶融樹脂をキャ
ビティに充填した状態で分割駆動型を順に溶融樹脂を圧
縮するように動作させて所定の肉厚の成形品を形成して
いることにより、全体に樹脂が行き亙った薄肉の樹脂成
形品を得ることができるのは勿論、溶融樹脂を圧縮する
ときに余分な樹脂がゲート側にスムーズに移動すること
により、樹脂の射出時に偏って分布している樹脂圧力を
均等にすることができ、薄肉成形品の品質を向上させる
ことができる。さらに複数の分割駆動型を別々に駆動し
て圧縮するために一層樹脂圧力を均等にできて薄肉成形
品の品質を向上できる。従って成形加工時における過大
な射出圧力、速度をかけることなく、密度が均一で成形
トラブルのない薄肉成形品を得ることができる。
方法は、請求項1において、一方の金型の溶融樹脂に接
触する部位に配置した圧力センサーにて成形中の樹脂圧
力をモニタリングすることにより、樹脂の状況に合わせ
て分割駆動型の作動量を制御することを特徴とする。こ
の場合、溶融樹脂を圧縮するときキャビティ内の樹脂圧
力を検知しながら分割駆動型の駆動速度を調整できるた
め、キャビティ内の樹脂圧力を急激に上昇させることな
く、所定の肉厚まで均一な樹脂圧力分布で圧縮すること
が可能である。これによりより品質のよい薄肉成形品を
得ることができる。
方法は、請求項2において、ゲートから反ゲート方向に
樹脂が流れる方向と直交する方向の略中央で上記樹脂が
流れる方向の少なくとも3点に点在させた圧力センサー
で樹脂圧力をモニタリングするようにしたことを特徴と
する。この場合、溶融樹脂を圧縮するときキャビティ内
の樹脂圧力をさらに正確に検知しながら分割駆動型の駆
動を制御でき、一層所定の肉厚まで均一な樹脂圧力分布
で圧縮することができる。
金型装置は、互いに合致させることにより間に薄肉のキ
ャビティを形成する一対の金型と、一方の金型に夫々独
立にして駆動されるように設けられた複数の分割駆動型
とを具備し、溶融樹脂の射出を開始するときはキャビテ
ィのゲート側の流路断面積を反ゲート側の流路断面積よ
り大きくなるように分割駆動型を駆動するようにすると
共にキャビティに射出した溶融樹脂が固化する前に所定
の肉厚の成形品を得るために溶融樹脂を圧縮するように
分割駆動型を駆動するようにしたことを特徴とする。分
割駆動型の駆動を制御することにより、請求項1の薄肉
成形品の製造方法を容易に実現できる。
は、請求項4において、一方の金型の溶融樹脂に接触す
る部位に樹脂の圧力を検出する圧力センサーを設けたこ
とを特徴とし、請求項6の薄肉成形品の成形金型装置
は、請求項5において、ゲートから反ゲート方向に樹脂
が流れる方向と直交する方向の略中央で上記樹脂が流れ
る方向の少なくとも3点に圧力センサーを点在させたこ
とを特徴とし、請求項7の薄肉成形品の成形金型装置は
請求項5または請求項6において、分割駆動型には圧力
センサーからの信号により分割駆動型の作動量を制御す
る駆動装置を設けたことを特徴とする。このようにする
ことで請求項2や請求項3の薄肉成形品の製造方法を容
易に実現できる。
体が構成されている。本例の場合、一対の金型は図1の
ように本図上方向の固定金型1と本図下方向の可動金型
2とで構成されている。下の可動金型2は本図において
上下方向に駆動されるものであり、可動金型2を上に上
昇するように駆動して固定金型1に合致させることによ
り固定金型1と可動金型2との間にキャビティ3を形成
し、可動金型2を下に下降させるように駆動して固定金
型1から離間させることによりキャビティ3から成形品
4を取り出すことができるようになっている。なお、固
定金型1と可動金型2とは固定金型1が上に位置し、可
動金型2が下に位置するように図示しているが、固定金
型1と可動金型2とは図示のように上下に位置するもの
でも、左右方向に位置して可動金型2が左右方向に移動
するものでもよい。キャビティ3の一端にはゲート5が
設けられており、このゲート5と反対のゲート5から最
も離れた位置である反ゲート側にはエアベント6が設け
られている。
に対応する部分は複数の分割駆動型7で構成してあり、
各分割駆動型7が夫々独立して上下に駆動されるように
なっている。上記分割駆動型は少なくとも2つ以上あれ
ばよいが、図示の例の場合、符号A,B,C,D,Eで
示す5個の分割駆動型7で構成してある。各分割駆動型
7にはこの分割駆動型7を駆動する駆動装置として夫々
型部駆動装置8が設けてあり、符号A,B,C,D,E
に示す5個の型部駆動装置8がある。この型部駆動装置
8は例えば、図2に示すような油圧―サーボのハイブリ
ッド駆動機構を用いており、シリンダ9、ピストン1
0、ピストンロッド11、可変油圧ポンプ12、サーボ
モータ13、サーボコントローラ14等で構成されてい
る。入力信号にてサーボコントローラ14でサーボモー
タ13が制御され、このサーボモータ13で可変油圧ポ
ンプ12が駆動されてシリンダ9に送る油圧が制御さ
れ、ピストンロッド11が上下に駆動されるようになっ
ている。このときシリンダ9にはピストン10の位置を
検出するリニアセンサー16が設けられており、これに
より検出した位置情報がサーボコントローラ14にフィ
ードバックされるようになっている。ピストンロッド1
1は上記分割駆動型7に連結してあり、分割駆動型7を
上下に駆動できるようになっている。
て薄肉成形品を成形する動作を説明する。先ず、図1
(a)に示すように可動金型2を上昇させて固定金型1
と可動金型2とを型締めして固定金型1と可動金型2と
の間にキャビティ3を形成する。このときゲート側の流
路断面積が反ゲート側の流路断面積より大きくなるよう
に各分割駆動型7を駆動しておく。本例の場合、符号
A,B,C,D,Eに示す分割駆動型7をこの順に固定
金型1に対して大きく離間するように駆動しておく。こ
のようにキャビティ3内の肉厚を段階的に変化させるこ
とにより、製品となる成形品4の本来の肉厚より厚く且
つ滑らかに変化させることができる。次に図1(b)に
示すようにゲート5からキャビティ3内に矢印aのよう
に溶融樹脂15の射出を開始してキャビティ3に溶融樹
脂15を充填する。このとき、反ゲート側からゲート側
に向けて漸次流路断面積を大きくしているために射出工
程中に樹脂の流動抵抗を減らすことができ、過大な射出
圧力をかけることなく薄肉部分への樹脂の充填が可能と
なる。また溶融樹脂15の射出工程中は分割駆動型7に
樹脂圧を支える駆動力を与え続ける。次に、射出を完了
すると、溶融樹脂15を圧縮するように(矢印bのよう
に)分割駆動型7を駆動する。このとき反ゲート側から
ゲート側に向かって順に所定肉厚になるまで圧縮を行う
動作を行う。この分割駆動型7の圧縮動作工程中には矢
印cのように樹脂がゲート5に向かって移動することに
より、射出時に偏って分布している樹脂圧力を均等にす
ることができ、成形される成形品4の品質を向上するこ
とができる。次に図1(d)に示すように分割駆動型7
の移動を完了して成形品4を成形した後、可動金型2を
下降させて型開きを行い、図1(e)に示すように成形
品4を取り出す。
7の駆動を行うが、上記符号A,B,C,D,Eに示す
分割駆動型7の駆動のシーケンスを示すと図3の通りと
なる。図3で縦軸に成形の時間経過を示し、横軸に型部
駆動装置8の駆動ストロークを示す。
型7の溶融樹脂15に接触する部位に圧力センサー17
を設置してある。これにより成形中の樹脂圧力をモニタ
リングし、樹脂の状況に合わせて分割駆動型7の作動量
を制御するようになっている。図5は圧力センサー17
が検出する樹脂圧力の一例を示し、図6に示すように圧
力センサー17の圧力情報をサーボコントローラ14に
入力して分割駆動型7の作動量を制御するようになって
いる。つまり、射出成形後の分割駆動型7の駆動時にキ
ャビティ3内に発生する圧力を圧力センサー17で検出
し、閾値を越えないように分割駆動型7の移動速度のフ
ィードバック制御を行う。このように成形を行うと、射
出工程終了後の樹脂圧縮時に、キャビティ3内の樹脂圧
力を検知しながら分割駆動型7の駆動速度を調整できる
ため、キャビティ3内の樹脂圧力を急激に上昇させるこ
となく、所定の肉厚まで均一な樹脂圧力分布で圧縮する
ことが可能になる。
3のゲートから反ゲート方向に樹脂が流れる方向と直交
する方向の略中央で上記樹脂が流れる方向の少なくとも
3点に点在させてある。本例の場合、符号A,B,C,
D,Eに示す5個の分割駆動型7に夫々圧力センサー1
7を設けてある。このように3点以上の圧力センサー1
7を設けてあると、キャビティ3内の各部の樹脂圧力を
正確に検出でき、より適切に分割駆動型7を駆動し、所
定の肉厚まで均一な樹脂圧力分布で圧縮することが可能
になる。
を合致させて一対の金型間に薄肉のキャビティを形成す
るとき一方の金型の複数の分割駆動型にてキャビティの
ゲート側の流路断面積をキャビティの反ゲート側の流路
断面積より大きく設定しておき、この状態で溶融樹脂を
ゲートを介してキャビティ内に射出し、溶融樹脂が固化
する前に上記一方の金型の分割駆動型を順に溶融樹脂を
圧縮するように動作させて所定の肉厚の成形品を形成す
るものであって、ゲートからキャビティに溶融樹脂を射
出してキャビティに樹脂を充填するときゲート側の流路
断面積が大きいために樹脂の流動抵抗を減らすことがで
き、過大な射出圧力をかけることなくキャビティの隅々
まで樹脂を充填することができるものであり、しかも溶
融樹脂をキャビティに充填した状態で分割駆動型を順に
溶融樹脂を圧縮するように動作させて所定の肉厚の成形
品を形成していることにより、全体に樹脂が行き亙った
薄肉の樹脂成形品を得ることができるのは勿論、溶融樹
脂を圧縮するときに余分な樹脂がゲート側にスムーズに
移動することにより、樹脂の射出時に偏って分布してい
る樹脂圧力を均等にすることができ、薄肉成形品の品質
を向上させることができるものであり、さらに複数の分
割駆動型を別々に駆動して圧縮するために一層樹脂圧力
を均等にできて薄肉成形品の品質を向上できるものであ
る。従って成形加工時における過大な射出圧力、速度を
かけることなく、密度が均一で成形トラブルのない薄肉
成形品を得ることができるものである。
において、一方の金型の溶融樹脂に接触する部位に配置
した圧力センサーにて成形中の樹脂圧力をモニタリング
することにより、樹脂の状況に合わせて分割駆動型の作
動量を制御するので、溶融樹脂を圧縮するときキャビテ
ィ内の樹脂圧力を検知しながら分割駆動型の駆動速度を
調整できるため、キャビティ内の樹脂圧力を急激に上昇
させることなく、所定の肉厚まで均一な樹脂圧力分布で
圧縮することが可能であり、従って品質のよい薄肉成形
品を得ることができるものである。
において、ゲートから反ゲート方向に樹脂が流れる方向
と直交する方向の略中央で上記樹脂が流れる方向の少な
くとも3点に点在させた圧力センサーで樹脂圧力をモニ
タリングするようにしたので、溶融樹脂を圧縮するとき
キャビティ内の樹脂圧力をさらに正確に検知しながら分
割駆動型の駆動を制御でき、一層所定の肉厚まで均一な
樹脂圧力分布で圧縮することができるものである。
致させることにより間に薄肉のキャビティを形成する一
対の金型と、一方の金型に夫々独立にして駆動されるよ
うに設けられた複数の分割駆動型とを具備し、溶融樹脂
の射出を開始するときはキャビティのゲート側の流路断
面積を反ゲート側の流路断面積より大きくなるように分
割駆動型を駆動するようにすると共にキャビティに射出
した溶融樹脂が固化する前に所定の肉厚の成形品を得る
ために溶融樹脂を圧縮するように分割駆動型を駆動する
ようにしたので、分割駆動型の駆動を制御することによ
り、請求項1の薄肉成形品の製造方法を容易に実現でき
るものである。
において、一方の金型の溶融樹脂に接触する部位に樹脂
の圧力を検出する圧力センサーを設けものであり、請求
項6の発明は、請求項5において、ゲートから反ゲート
方向に樹脂が流れる方向と直交する方向の略中央で上記
樹脂が流れる方向の少なくとも3点に圧力センサーを点
在させたものであり、請求項7の発明は請求項5または
請求項6において、分割駆動型には圧力センサーからの
信号により分割駆動型の作動量を制御する駆動装置を設
けたものであり、このようにすることで請求項2や請求
項3の薄肉成形品の製造方法を容易に実現できるもので
ある。
置の一例を示す断面図であって、(a)(b)(c)
(d)(e)は各工程を示す。
ある。
である。
平面図、(b)は断面図である。
す説明図である。
ある。
Claims (7)
- 【請求項1】 一対の金型を合致させて一対の金型間に
薄肉のキャビティを形成するとき一方の金型の複数の分
割駆動型にてキャビティのゲート側の流路断面積をキャ
ビティの反ゲート側の流路断面積より大きく設定してお
き、この状態で溶融樹脂をゲートを介してキャビティ内
に射出し、溶融樹脂が固化する前に上記一方の金型の分
割駆動型を順に溶融樹脂を圧縮するように動作させて所
定の肉厚の成形品を形成することを特徴とする薄肉成形
品の製造方法。 - 【請求項2】 上記一方の金型の溶融樹脂に接触する部
位に配置した圧力センサーにて成形中の樹脂圧力をモニ
タリングすることにより、樹脂の状況に合わせて分割駆
動型の作動量を制御することを特徴とする請求項1記載
の薄肉成形品の製造方法。 - 【請求項3】 ゲートから反ゲート方向に樹脂が流れる
方向と直交する方向の略中央で上記樹脂が流れる方向の
少なくとも3点に点在させた圧力センサーで樹脂圧力を
モニタリングするようにしたことを特徴とする請求項2
記載の薄肉成形品の製造方法。 - 【請求項4】 互いに合致させることにより間に薄肉の
キャビティを形成する一対の金型と、一方の金型に夫々
独立にして駆動されるように設けられた複数の分割駆動
型とを具備し、溶融樹脂の射出を開始するときはキャビ
ティのゲート側の流路断面積を反ゲート側の流路断面積
より大きくなるように分割駆動型を駆動するようにする
と共にキャビティに射出した溶融樹脂が固化する前に所
定の肉厚の成形品を得るために溶融樹脂を圧縮するよう
に分割駆動型を駆動するようにしたことを特徴とする薄
肉成形品の成形金型装置。 - 【請求項5】 上記一方の金型の溶融樹脂に接触する部
位に樹脂の圧力を検出する圧力センサーを設けたことを
特徴とする請求項4記載の成形金型装置。 - 【請求項6】 ゲートから反ゲート方向に樹脂が流れる
方向と直交する方向の略中央で上記樹脂が流れる方向の
少なくとも3点に圧力センサーを点在させたことを特徴
とする請求項5記載の成形金型装置。 - 【請求項7】 分割駆動型には圧力センサーからの信号
により分割駆動型の作動量を制御する駆動装置を設けた
ことを特徴とする請求項4または請求項5記載の成形金
型装置。
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