JP2003159472A - 遊技場のコイン搬送装置 - Google Patents

遊技場のコイン搬送装置

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JP2003159472A
JP2003159472A JP2001362309A JP2001362309A JP2003159472A JP 2003159472 A JP2003159472 A JP 2003159472A JP 2001362309 A JP2001362309 A JP 2001362309A JP 2001362309 A JP2001362309 A JP 2001362309A JP 2003159472 A JP2003159472 A JP 2003159472A
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coins
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Toshiaki Takemoto
俊明 武本
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JURIN KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】摺動台上を搬送板が摺動する種のコイン搬送装
置において、前記搬送板と摺動台との摩擦による搬送板
の磨耗を軽減する。 【解決手段】無端チェーン30によって摺動台17,1
8上を摺動する搬送板20の前記摺動台との接触位置
が、搬送板20の移動に応じて変化するように、摺動台
17,18が立設されたコイン搬送装置によって解決さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コイン遊技機(い
わゆるスロットル)を設置した遊技場において、遊技用
コインを搬送するためのコイン搬送装置に関し、特に各
コインを遊技機あるいはコイン貸機へコインを搬送する
コイン補給装置として効果的なコイン搬送装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】遊技場では、遊技者が遊技する際に使用
するコインを貸し出すコイン貸機や、コイン遊技機から
遊技結果に応じて、払い出されるコインを、各コイン貸
機の貸し出し状況や、各コイン遊技機の払い出し状態に
応じて、各コイン貸機やコイン遊技機に搬送して補給す
るコイン搬送装置が使用されている。
【0003】従来、このコイン搬送装置として、連続し
て配設した多数の搬送板によって構成される搬送面上
に、コインを載せ、その搬送面を移動させてコイン搬送
するものが知られている。この種のコイン搬送装置は、
図11に示すように、無端チェーン130の両側に摺動
台117,118が平設され、この摺動台上にコインを
載せるための多数の搬送板120が連続的に載架されて
搬送路が形成されている。前記搬送板120は、下方に
突出する駆動棒125を備え、この駆動棒125が前記
摺動台間で前記無端チェーン130に固定されて、前記
無端チェーン130の駆動により摺動台上を摺動する。
このコイン搬送装置は、一度に多数のコインを搬送でき
るという利点を有する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
コイン搬送装置110では、前記搬送板120を支持す
る摺動台117,118が、無端チェーン130の両側
に一定間隔を保持して連続して平設されているため、搬
送板120の摺動台117,118との接触位置が常に
同じ位置である。従って、図示されるように、搬送板1
20の下面の摺動台と接する部分127,128が磨耗
して溝が生じやすいという欠点を有していた。搬送板の
このような溝部が形成されるとがたつきが生じて、搬送
板間に隙間が形成され、間隙にコインが挟まってコイン
搬送装置を破損させることもある。
【0005】そこで、本発明の主たる課題は、摺動台上
を移動する搬送板の磨耗しづらくして、コイン搬送装置
の破損を防止することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決した請求
項1記載の発明は、コインが載置される搬送板が、搬送
方向に沿って配置された摺動台上を摺動しながら移動す
るように構成されたコイン搬送装置であって、前記搬送
板が前記摺動台との接触位置を変化させながら前記摺動
台上を移動するように構成された、ことを特徴とする遊
技上のコイン搬送装置である。
【0007】請求項2記載の発明歯、前記摺動台を前記
搬送方向に沿って2列設け、かつこれら摺動台相互の間
隔を搬送方向に異ならしめた、請求項1記載の遊技場の
コイン搬送装置である。
【0008】<作用効果>搬送板の摺動台との接触位置
が、前記搬送板の移動に応じて変化するので、搬送板の
特定部位に摩擦が集中しなくなり、搬送板の磨耗が生じ
づらくなる。
【0009】
【発明の実施の形態】次に本発明のコイン搬送装置を、
コイン自動補給装置として使用した実施例に基づいて説
明する。
【0010】<第1の実施の形態>まず、第1の実施例
を図1〜8を参照しながら説明する。遊技場内におい
て、図1に示すとおり、複数のコイン遊技機1が列設さ
れた島2の上部に、コインCを各コイン遊技機1および
図示されない各コイン貸機へ搬送するコイン自動補給装
置10が設けられている。このコイン自動補給装置10
は、図2に示されるとおり、コイン遊技機1の列設方向
に沿ってコインCを直線的に搬送する直線搬送部10s
と、島の端部でコインの搬送方向を180°転回させる
ほぼ円弧形状の転回搬送部10cとで構成されたコイン
搬送路を有する。
【0011】前記直線搬送部10sの両側には、コイン
搬送路の壁となるコインガイド12,13が設けられて
いる。前記コインガイド12,13の間の幅は、搬送面
を構成する搬送板20の幅とほぼ同様の幅となってお
り、搬送板20とコインガイド12,13との間には間
隙がないように構成されている。また、外側コインガイ
ド12は、コイン遊技機およびコイン貸機内へ連通する
補給受14aに対応する位置が他の部分より低くなって
おり、コイン遊技機へコインを補給するためのコイン補
給口14を構成する。これらのコインガイド12,13
は、図3に示されるように、コイン遊技機の列設方向に
沿って連続的に設けられている複数の搬送基体11に固
定されている金属製の板である。前記コインガイド1
2,13は、前記搬送基体11のコインガイド立設用溝
11v,11vに挿入されて固定されている。また、か
かる挿入状態において、コインガイド下部の係合部12
a,13aが、搬送基体11に係合溝11a,11aに
係合しており、コインガイド12,13の転倒および外
れが防止されている。
【0012】前記コイン補給口14に対向する部分の
壁、すなわち内側コインガイドの一部は、図2に示され
るように、前記コイン補給口14にコインを排出するた
めの開閉板15となっている。前記開閉板15は、軸1
5aにより揺動可能に支持されており、各コイン遊技機
のコイン保留状態に応じて作動するソレノイド16によ
って駆動される。ソレノイド16には、前記開閉板15
の位置を検出する図示されない位置センサが設けられて
いる。
【0013】一方、転回搬送部10cは、前記直線搬送
部の内側コインガイドに連続する円弧形状の内側壁を有
するが、外側のコインガイドとなる外周壁は設けられて
いない。すなわち、内側コインガイドを有するが、外側
のコインガイドを有さない構成となっている。
【0014】前記搬送面の下方は、図3に示されるよう
に、前記コインガイド12,13よりも低い位置に、搬
送板20を支持する摺動台17,18が、コイン遊技機
の列設方向に沿って形成されている。前記摺動台17,
18は、シュー支持用凸部17A,18Bと樹脂製のシ
ュー17a,18aとで構成されている。前記シュー支
持用凸部17A,18Aは、前記搬送基体11の一部で
あり、搬送基体の基底部11sから上方に突出した部分
である。シュー支持用凸部17A,18Aは、無端チェ
ーン30の両側に対向するようにして形成されており、
これらシュー支持用凸部17A,18Aの上面には、シ
ュー取り付け用の溝17v,18vがコイン遊技機の列
設方向に沿って形成されている。この取り付け用溝17
v,18vに樹脂製のシュー17a,18aの下部が圧
入されて、前記シュー支持用凸部17v,18vにシュ
ー17a,18aが固定されている。
【0015】前記搬送基体は、図4に示されるように、
取り付け溝17v,18v間の距離の異なる搬送基体1
1A,11Bが交互になるように配置されている。この
ように取り付け溝17v,18v間の距離の異なる搬送
基体11A,11Bを交互に配置するのは、シュー17
a,18a間の距離が、コイン遊技機の列設方向に所定
の間隔で異なるようにするためである。かかる構成とす
ることによって搬送板20が前記摺動台17,18上を
摺動した場合、その移動に応じて前記搬送板20のシュ
ー17a,18aとの接触位置が変化するようになる。
【0016】上記のように構成されている前記摺動台1
7,18上に、多数の搬送板20,20・・・が載架さ
れて搬送面が構成されており、それら搬送板20,20
・・・が前記シュー17a,18aに対して摺動可能に
支持されている。搬送板20は、図2に示されるよう
に、凸形をなす円弧形状の外周21と、この外周21と
同一半径で凹形をなす円弧形状の内周22とが、尖端2
3,24で合流した略三日月状の板体である。これらの
搬送板20は、隣接する各搬送板20の各外周21と各
内周22とが同一半径の円弧形状であり、前記外周21
と内周22とが整合するようにして前記摺動台17,1
8上に隙間無く並べられ搬送面を構成している。搬送板
20は、上記のとおり、凸円弧形状部21を有し、進行
方向の後方に前記凸円弧形状部21に整合する凹円弧形
状部22を有するが、さらに前記凸円弧形状部の21の
凹円弧形状部側の部分に、凸円弧と凹円弧とを結ぶ点よ
りコインガイド12,13側に膨出する膨出部分21
a,21bが形成され、その先端が前述の尖端23,2
4である。この膨出部分の形成の意味は、図2から明ら
かなように、島2の端部の前記転回搬送部10cに至っ
たとき、その円弧状内壁面、すなわち回転ガイド44の
外周面に対して膨出する結果、コインCが転回搬送部1
0cの内側壁面との間隙内に対して挟まることを確実に
防止するためである。なお、膨出部分21a,21b
は、反時計回りとなる搬送装置または転回搬送部に対し
ても同様に機能するように搬送板共通化されている。
【0017】また、搬送板20の内周付近には搬送板2
0を摺動台17,18上で摺動移動させるための駆動棒
25が下方に突出して一体的に設けられており、この駆
動棒25が、前記摺動台17,18の間に設けられた無
端チェーン30に固定されている。この無端チェーン3
0は、コイン遊技機1の列設方向に沿って無端状に設け
られており、島端部などに設置された駆動部40によっ
て駆動する。また、この無端チェーン30は、樹脂製の
中空のローラ31を備えたローラチェーンであり、前記
搬送板20の駆動棒25が前記ローラ31内に挿入さ
れ、グリップリング32により上下方向が固定されてい
る。前記無端チェーン30によって、多数の搬送板20
が駆動棒25を介して連結され、駆動部40による無端
チェーン30の駆動によって搬送板20が摺動台17、
18上を摺動しながら移動する。
【0018】前記駆動部40は、搬送路のコーナーに設
けられている。前記駆動部40は、特に図2および5に
示されるとおり、モータ取付け台4に、モータユニット
ベース41に固定されたギヤドモータ42が、ボルト4
1aによって取付けられている。このギヤドモータ42
は、このギヤドモータ42を駆動と停止とを制御する図
示しないセンサ式スイッチを備えている。前記ギヤドモ
ータ42の出力シャフト43には、転回搬送部の内側の
コインガイドを構成する回転ガイド44が外嵌され、こ
の回転ガイド44の内周面に形成された凸部44aが出
力シャフト43に形成されたキー溝43aに嵌合されて
いる。前記回転ガイド44のフランジ44bの外周端に
は、搬送板20を支持するためのシュー45が固着さ
れ、また回転ガイド44のボス44cには、無端チェー
ン30を駆動するためのスプロケット46が外嵌されボ
ルト47により固定されている。前記回転ガイド44
は、モータ取付け台4に設けられた軸受48によりボス
44cで回転自在に支持されている。また、モータ取付
け台4には、軸受49を備えた軸受押え50がサポート
部材51を介して一体に設けられ、出力シャフト43の
端部を軸受で回転自在に支持している。この軸受49と
回転ガイド44との間には押え円盤52が設けられ、回
転ガイド44を軸受48と軸受49との間で固定して安
定して回転させる。ギヤドモータ42の軸受強度が十分
にある場合には、上記軸受を省略してもよい。なお、前
記ギヤドモータ42は、搬送路のコーナーにある全ての
転回搬送部に設ける必要は無く、必要に応じて一部の転
回搬送部に設ければよい。ギヤドモータを備えない場合
は、例えば、ギヤドモータに代えて単なる軸受をとし、
前記出力シャフトに代えてその軸受に支持される回転軸
とすればよい。かかる構成では、無端チェーンはスプロ
ケットに案内されて方向転換するだけの構成であるが、
前記無端チェーンが他の駆動部によって駆動されていれ
ば、搬送板の転回は問題なく行われる。
【0019】一方、前記駆動部40を構成するスプロケ
ット46の外側には、前記回転ガイド44に沿ったU字
状部を有するシュー支持台60Aが立設され、ネジ61
によって前記モータ取付け台4に固定されている。その
シュー支持用台60Aの上にシュー60aがネジ62に
よって固定され摺動部60が形成されている。この摺動
部60は、前記直線搬送部10sの摺動台17にほぼ連
続して設けられ、直線搬送部10cから転回搬送部10
sに搬送板20がスムーズに移動するようになってい
る。摺動部60のU字状部より外方には、搬送板20の
外側コインガイドとなる壁等は設けられておらず搬送板
上のコインが下方に落ちてもよいようになっている。
【0020】転回搬送部10cの外方下方には、転回搬
送部10cの外壁非配設部位から落ちたコインを、回収
するシュート状の収集桶70が設けられている。この収
集桶は、前記搬送面の下方で前記摺動部のU字上部にほ
ぼ沿う円弧状開口部70aと、底部に回収口70bとを
有する。前記回収口70bには回収路71が接続されて
おり、この回収路71は前記収集桶70の下方に設置さ
れている収集箱80に連通している。島の下部等に各コ
イン遊技機から排出されたコインを回収するための回収
用のコンベア等を有する場合には、この回収コンベア上
に前記回収コインを排出するように回収路を構成しても
よい。
【0021】以上の構成からなる本実施例のコイン自動
補給機は、例えば、図6および図7に示すとおり、遊技
場内の複数の島に設置された各コイン遊技機および図示
しないコイン貸機に対応して循環路を形成するように設
置され、カウンターに備えられたコイン供給設備(コイ
ンリフト)5から供給されるコインを各コイン遊技機へ
搬送する。
【0022】(コイン補給装置の作動について)次に、
上記のコイン自動補給装置の作動について図2〜6を参
照しながら説明する。
【0023】島内のあるコイン遊技機または図示されな
いコイン貸機(以下、コイン遊技機等と記載)に設けら
れている図示されないコイン量検知装置により、そのコ
イン遊技機等の保留コインの減少が検知されると該当す
るソレノイド16が駆動され、前記開閉板15が前記搬
送面上に所定位置まで移動して衝立状のコイン誘導板1
5Bとなる。一方で、前記ソレノイド16の位置センサ
が、開閉板15が移動したことを検知すると、この検知
信号が前記ギヤドモータ42のセンサ式スイッチに送信
され、前記センサ式スイッチがギヤドモータ42への通
電を開始して、前記開閉板15の移動とほぼ同時に前記
ギヤドモータ42が始動する。前記ギヤドモータの始動
により、前記出力シャフト43が所定の回転速度で回転
し、それに伴って回転ガイド44およびスプロケット4
6が回転し、このスプロケット46により前記無端チェ
ーン30が駆動される。前記無端チェーン30は、この
無端チェーン30のローラ31に挿入されている駆動棒
25を介して各搬送板20を、前記摺動台17,18上
を摺動させながら移動させる。
【0024】前記搬送面上には、予めコイン供給設備
(コインリフト)5から多数の遊技用コインCが供給さ
れており、搬送板20,20…の移動に伴ってそれら載
置されているコインCが搬送される。コインが搬送され
ると搬送面上に移動している前記開閉板15によって、
搬送面上のコインがコイン補給口14へ向かうように誘
導され、前記搬送面に望むコイン補給口14へと排出さ
れる。排出されたコインは、排出桶14aよりコイン遊
技機等へと導かれ、前記コイン遊技機等に保留される。
【0025】その後、コイン遊技機等内のコイン保留数
が十分量に達し補給が完了すると、前記コイン量検知装
置がこれを検知し、この検知信号を受けて前記ソレノイ
ド16が駆動され、前記開閉板15が元の既定位置に移
動してコインガイド13を構成する。その一方で、開閉
板15が元の既定位置に達したことをソレノイド16の
位置センサが検知し、この検知信号が前記ギヤドモータ
42のセンサ式スイッチに送信され、前記センサ式スイ
ッチがギヤドモータ42への通電を停止し、ギヤドモー
タ42の駆動が停止される。ギヤドモータ42の停止に
よってコイン搬送も停止される。
【0026】搬送面上にまだ多くのコインが載置された
状態であれば、他のコイン遊技機でコイン補給が必要に
なるまで停止状態を維持し、他のコイン遊技機等で補給
が必要になったときには、上記と同様に作動して他のコ
イン遊技機等にコイン補給を行う。また、ある開閉板1
5が既定位置に戻っても、循環搬送路内のほかの搬送板
が搬送面上に移動している場合には、当然にギヤドモー
タの停止は行われず、搬送板は移動しつづける。
【0027】コイン補給作業が繰り返されて、搬送面上
のコインが少なくなった場合には、前記コイン供給設備
(コインリフト)5から、搬送面上にコインを供給す
る。このコイン供給のさいには、搬送面上にコインを散
在させるために搬送面を移動させながら供給する。この
搬送面上へのコイン供給は、前記コインリフトの稼動と
前記ギヤドモータ42のセンサ式スイッチを連動させる
ようにしてもよいし、センサ式スイッチを介さず、前記
ギヤドモータ42に別の手動のスイッチを設けて、これ
により搬送面を移動させながらコイン供給してもよい。
【0028】他方、移動中の搬送板について説明すれ
ば、直線搬送部においては、前記搬送板は、前記摺動台
17,18上を摺動しながら移動する。このとき、シュ
ー支持部17A,18A上にある搬送板が、シュー支持
部17B,18B上に移動すると、摺動台との接触位置
が駆動棒25側に向かって幅狭になるように変化する。
また逆に、シュー支持部17B,18B上からシュー支
持部17A,18A上に移動すると、コインガイド1
2,13側に向かって幅広になるように変化する。搬送
板20摺動台17,18との接触位置が前記搬送板の移
動に応じて変化すると、摩擦が一定箇所に集中しなくな
るので、磨耗しずらくなる。
【0029】一方、転回搬送部10cにさしかかった搬
送板20は、各搬送板20が、外周21の端部が外側に
向かって凹形をなす円弧形状の曲線を描いて、回転ガイ
ド44の円弧形状に対してほぼ整合し、回転ガイドに沿
って密着し、前記回転ガイド44と搬送板20との間に
大きな間隙を生じさせることなく、移動する。また、前
記が移転ガイドに密着している側と反対側の外周の端部
は、前記回収桶上にはみ出しながら移動する。転回搬送
部10cの外側には外壁がないので、搬送板は当然に外
壁に接することもなく、それとの間に間隙を作ることも
なく移動する。このとき、前記搬送板20はコイン幅よ
りもかなり幅広の搬送上面を有するので、転回搬送部の
外側に壁が設けられていなくとも、一般的な搬送速度で
は、転回搬送部で搬送面からコインが全て触れ落ちるこ
とはない。搬送面の外方に位置するいくつかのコインが
外壁非配設部位から落ちた場合には、前記収集桶70に
よって収集され回収口70bおよび回収路71を介して
回収箱80に回収される。
【0030】<他の実施の形態>本発明の他の実施の形
態を示す。図9に示される例は、摺動台と搬送基体とが
別体になっている例である。この例では、図示しないコ
インガイド間に、外側摺動台17と内側摺動台18とが
平行に立設されている。前記内側摺動台17は、シュー
支持部17Aおよびその上端に固着されるシュー17a
からなるA部と、シュー支持部17Bおよびその上端に
固着されるシュー17bからなるB部とで構成されてお
り、前記A部とB部とは別体になっている。A部および
B部はそれぞれの端部が重なり合うようにして搬送方向
に沿って交互に配置されている。A部およびB部はそれ
ぞれ搬送基体への固定部17nを有しており、ネジnに
よって図示されない搬送基体に固定される。内側摺動台
18の構成も前記外側摺動台17とまったく同様の構成
である。このように摺動台と搬送基体を別体にして、搬
送板のシューとの接面位置を前記搬送板の移動に応じて
変化させるようにしてもよい。
【0031】図10に示される例は、図9に示される例
において、外側摺動台のA部とB部とが一体的に形成さ
れ、同様に内側摺動台18のA部とB部とが一体的に形
成された例である。このように、摺動台の種々の立設形
態によって、搬送板の摺動台との接触位置を、搬送板の
移動に応じて変化するようにすることができる。
【0032】以上の実施の形態では、本発明をコイン補
給装置として使用したものを示したが、各コイン遊技機
から排出されるコインを回収するコイン回収装置として
使用してもよい。
【0033】
【発明の効果】以上詳説のとおり、本発明によれば、前
記搬送板が無端チェーンによって摺動台上を摺動しなが
ら移動すると、搬送板の摺動台との接面位置が搬送板の
移動に応じて変化するので、従来例と比較して搬送板が
磨耗しずらくなり、もってコイン搬送装置の破損も防止
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるコイン自動補給装置の設置形態
を示す図である。
【図2】本発明にかかるコイン自動補給装置の正面図で
ある。
【図3】そのIII−III断面図である。
【図4】摺動台を示す斜視図である。
【図5】本発明にかかるコイン自動俸給装置の側面図で
ある。
【図6】転回搬送部のVI−VI断面図である。
【図7】本発明のコイン搬送装置の設置例である。
【図8】本発明のコイン搬送装置の他の設置例である。
【図9】本発明の他の実施の形態を示す斜視図である。
【図10】本発明の別の実施の形態を示す斜視図であ
る。
【図11】従来のコイン搬送装置を示す図である。
【符号の説明】
1…コイン遊技機、2…島、4…モータ取付け台、5…
コイン供給設備、10…コイン搬送装置、11…搬送基
体、12,13…コインガイド、15…開閉板、16…
ソレノイド、17…内側摺動台、18…外側摺動台、2
0…搬送板、30…無端チェーン、42…ギヤドモー
タ、44…回転ガイド、60…摺動部、70…収集桶、
C…コイン。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コインが載置される搬送板が、搬送方向に
    沿って配置された摺動台上を摺動しながら移動するよう
    に構成されたコイン搬送装置であって、 前記搬送板が前記摺動台との接触位置を変化させながら
    前記摺動台上を移動するように構成された、 ことを特徴とする遊技上のコイン搬送装置。
  2. 【請求項2】前記摺動台を前記搬送方向に沿って2列設
    け、かつこれら摺動台相互の間隔を搬送方向に異ならし
    めた、請求項1記載の遊技場のコイン搬送装置。
JP2001362309A 2001-11-28 2001-11-28 遊技場のコイン搬送装置 Pending JP2003159472A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008188191A (ja) * 2007-02-05 2008-08-21 Oizumi Corp 遊技媒体補給装置
JP2010023990A (ja) * 2008-07-18 2010-02-04 Arekkusu Engineering Kk 搬送装置
JP2012139399A (ja) * 2010-12-29 2012-07-26 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機のメダル補給装置
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