JP2003158579A - 電話応答支援装置及び方法 - Google Patents

電話応答支援装置及び方法

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JP2003158579A
JP2003158579A JP2001354843A JP2001354843A JP2003158579A JP 2003158579 A JP2003158579 A JP 2003158579A JP 2001354843 A JP2001354843 A JP 2001354843A JP 2001354843 A JP2001354843 A JP 2001354843A JP 2003158579 A JP2003158579 A JP 2003158579A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大規模なデータベースを生成することなく、
対話相手を的確に特定することができる電話応答支援装
置及び方法を提供する。 【解決手段】 送信されてきた音声データを受信し、音
声データの発呼者を識別するとともに、受信した音声デ
ータの内容を認識し、応答すべき内容を特定し、発呼者
に対して音声による応答を行う電話応答支援方法であっ
て、少なくとも発呼者に関する情報及び発呼者の対話相
手に関する履歴情報を保存する発呼者データベースを照
会して、発呼者に関する情報と発呼者の対話相手に関す
る履歴情報に基づいて、発呼者から送信されてきた音声
データの内容に対応した対話相手を識別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、企業や団体の電話
受付業務における応答において、対話相手を容易に特定
することができる電話応答支援装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現代の企業活動において、電話は情報伝
達及び意思の疎通において最重要なツールとして使用さ
れている。一方、コンピュータ環境の整備、及び関連技
術の急速な進歩に伴って、音声認識技術、あるいは音声
データを基調とした話者認識技術は長足の進歩を遂げて
おり、かかる技術を利用した自動電話応答装置について
も多様な形態で開発されているのが現状である。
【0003】従来の自動電話応答装置においては、例え
ば部署Aのメンバである従業者Bが発呼者として“すず
きさん”へ電話をかけた場合、該当する対話相手候補を
文字列「すずき」をキー情報として、社員データベース
等を参照することにより、「すずきは256人おります
が、どちらのすずきでしょうか。」という応答を返すこ
とになる。従業員Bは、候補者が多数の場合には、さら
に絞り込むために部署名等の情報を音声データとして入
力することになる。
【0004】また、出力画面等に対話相手の候補となる
“すずきさん”を所定の規則により付けられた優先順位
に従って出力し、発呼者たる従業員Bが対話相手を選択
することによって、本来意図している対話相手と接続す
る方法も良く用いられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、発呼者
である従業者Bにとって、“すずきさん”というと一般
には部署Aにおける上司である鈴木部長のことを意味し
ていることが多い。このように人間は、普段の人間関係
に基づいて、同じ名前の人がいようと、一人に特定する
ことができる。しかし従来の自動電話応答装置において
は、各従業員の人間関係等に関する情報は用いられてお
らず、対話相手の候補者選択の優先順位付けが組織構成
やアイウエオ順等のように画一的になり、実際に対話し
たい相手を直接特定することが困難であるという問題点
があった。
【0006】一方、普段の人間関係からはずれた、やや
疎遠な人と対話する場合、特にビジネスの現場において
は“すずきさん”等の表現は用いられず、相手を確実に
特定できるように役職名等を含めた形で“鈴木部長”、
あるいは“部署XXの鈴木課長”という表現を用いるこ
との方が多い。したがって、“すずきさん”等の表現が
用いられている場合には、より人間関係の近い人間が対
話相手として想定されていると判断することも可能であ
る。
【0007】また、電話番号ごとに「この番号にかかっ
てきた場合、“すずきさん”と言われたら、“鈴木○○
さん”を意味する」という関係データベースを生成する
ことは、企業の規模が大きくなればなるほど煩雑な作業
となり、頻繁な人事異動に伴ってデータベース自体の生
成コスト及び維持コストが級数的に増加してしまうおそ
れがあるという問題点もあった。
【0008】さらに、例えば対話相手の候補として25
6人の「鈴木さん」を列挙されたとしても、発呼者であ
る従業員Bは困惑するであろうし、また上司である鈴木
さんを呼び出すのに、毎回「鈴木はどの鈴木でしょうか
?」と応答が返ってきて、毎回それに答える必要が生じ
るというのも、使用の便宜を考えると好ましくない。
【0009】本発明は、上記問題点を解決するために、
大規模なデータベースを生成することなく、対話相手を
的確に特定することができる電話応答支援装置及び方法
を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にかかる電話応答支援装置は、送信されてきた
音声データを受信する音声データ受信部と、音声データ
の発呼者を識別する発呼者識別部と、受信した音声デー
タの内容を認識し、応答すべき内容を特定し、発呼者に
対して音声による応答を行う対話処理部とを含む電話応
答支援装置であって、少なくとも発呼者に関する情報及
び発呼者の対話相手に関する履歴情報を保存する発呼者
データベースを照会して、発呼者に関する情報と発呼者
の対話相手に関する履歴情報に基づいて、発呼者から送
信されてきた音声データの内容に対応した対話相手を識
別する対話相手識別部とを含むことを特徴とする。
【0011】かかる構成により、発呼者の過去の対話履
歴に基づいて対話相手を特定することができることか
ら、人事データベース等の大規模なデータベースを生成
することなく、発呼者の意図に沿った対話相手を特定す
ることが可能となり、同時に対話相手を特定するまでの
応答の煩雑さを解消することが可能となる。
【0012】また、本発明にかかる電話応答支援装置
は、対話相手識別部において、対話相手の候補者に対す
る検索条件を決定する検索条件特定部と、検索条件に従
って、発呼者データベースに保存されている発呼者の対
話相手に関する履歴情報を検索して、対話相手の候補者
を一又は複数抽出する発呼者データベース検索部とを含
むことが好ましい。対話相手をより精度良く特定するこ
とができるようにしたものである。
【0013】また、本発明にかかる電話応答支援装置
は、対話処理部において、受信した音声データの内容を
認識する音声認識部と、音声認識部における認識結果
と、対話相手識別部において識別された対話相手に基づ
いて、応答する内容を特定する応答内容特定部と、特定
された応答する内容に応じて、出力するプロンプトを生
成するプロンプト生成部とを含むことが好ましい。特定
された対話相手に応じて適切なプロンプトを生成するこ
とができ、応答時の煩雑さをより解消することができる
からである。
【0014】また、本発明は、上記のような電話応答支
援装置の機能をコンピュータの処理ステップとして実行
するソフトウェアを特徴とするものであり、具体的に
は、送信されてきた音声データを受信する工程と、音声
データの発呼者を識別する工程と、受信した音声データ
の内容を認識し、応答すべき内容を特定し、発呼者に対
して音声による応答を行う工程とを含む電話応答支援方
法であって、少なくとも発呼者に関する情報及び発呼者
の対話相手に関する履歴情報を保存する発呼者データベ
ースを照会して、発呼者に関する情報と発呼者の対話相
手に関する履歴情報に基づいて、発呼者から送信されて
きた音声データの内容に対応した対話相手を識別する工
程を含む電話応答支援方法並びにそのような工程を具現
化したコンピュータ実行可能なプログラムであることを
特徴とする。
【0015】かかる構成により、コンピュータ上へ当該
プログラムをロードさせ実行することで、発呼者の過去
の対話履歴に基づいて対話相手を特定することができる
ことから、人事データベース等の大規模なデータベース
を生成することなく、発呼者の意図に沿った対話相手を
特定することができ、同時に対話相手を特定するまでの
応答の煩雑さを解消することができる電話応答支援方法
を実現することが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態にかか
る電話応答支援装置について、図面を参照しながら説明
する。図1は本発明の実施の形態にかかる電話応答支援
装置の構成図である。
【0017】図1において、1は音声データ受信部を、
2は発呼者識別部を、3は対話相手識別部を、4は発呼
者データベースを、5は対話処理部を、6は合成音声出
力部を、それぞれ示している。
【0018】まず、音声データ受信部1は、発呼者が電
話回線を通じて送信してきた音声データを受信するもの
である。受信した音声データは、発呼者識別部2及び対
話相手識別部3へ渡される。
【0019】次に、発呼者識別部2は、電話をかけてき
た発呼者が誰であるのかを識別するためのものである。
識別方法としては様々な方法が考えられるが、例えばナ
ンバーディスプレイサービス等のように音声データと同
時に通知されてくる発信番号で判断することが考えられ
る。すなわち、発呼者データベース4に発呼者識別情報
と発信番号とを対応付けて登録しておくことによって、
発呼者を容易に特定することが可能となる。なお、発信
番号を判断基準とすることにより、発呼者を特定するの
みならず、当該発信が内線電話であるのか外線電話であ
るのか、あるいは携帯電話からの発信であるのか等につ
いても判断することができる。
【0020】また、話者識別技術を利用することも考え
られる。この場合、発呼者識別部2は、図2に示すよう
に話者識別部21と話者照合部22を含む構成となる。
ここで、話者識別部21は、発呼者の音声データに基づ
いて、話者モデルデータベース23に登録されている無
数の話者モデルの中から発呼者の音声データと一致又は
近似する話者モデルを抽出するものである。逆に話者照
合部22は、発呼者を特定する情報、すなわち発呼者が
誰であるかを特定する情報に基づいて、話者モデルデー
タベース23から当該発呼者に対応する話者モデルを抽
出し、送信されてきた発呼者の音声データと抽出した話
者モデルとを比較することにより、送信されてきた音声
データが、本当に当該発呼者の音声データであるか否か
を判断するものである。
【0021】具体的には以下のような処理となる。ま
ず、発呼者である従業者Bが、発信番号通知を行うよう
に設定された電話機であり、かつ電話番号が発呼者デー
タベースに登録されている電話機、例えば会社から支給
されている携帯電話、あるいは内線電話等を用いて電話
する場合には、発信番号をキー情報として発呼者データ
ベース4を照会することにより、発呼者が従業者Bであ
ると特定することができる。
【0022】また、上述したような方法では従業者Bか
らの電話であることが特定できない場合、例えば内線電
話が従業者Bの所属する部署Aには一つしかなく、部署
Aの誰かを特定できない場合や、あるいは従業者Bが公
衆電話等の発信番号を通知しない電話機を用いて電話し
てきた場合等は、発信番号のみでは発呼者を特定するこ
とができない。
【0023】そこで、従業者Bの音声データの内容に基
づいて、話者認証部21において従業者Bが音声データ
中で自分の名前を名乗っていれば、対話処理部5に設け
られている音声認識部51により認識された従業者Bの
名前に基づいて、話者モデルデータベース23を照会
し、あらかじめ登録されている従業者Bに対応する話者
モデルを抽出することができる。そして、入力された音
声データと抽出された話者モデルとを比較することで、
発呼者が従業者Bであるか否かを判定することになる。
【0024】一方、従業者Bが自分の名前を名乗ってい
ない場合には、入力された音声データと話者モデルデー
タベース23内の話者モデルとを比較し、当該音声デー
タが従業者Bに対応する話者モデルと一致又は近似して
いることを検出することによって、発呼者が従業者Bで
あると判断することになる。
【0025】以上の処理を経過しても発呼者が誰である
か特定できなかった場合には、対話処理部5において、
発呼者である従業者Bに対して、「失礼ですが、どちら
様ですか」等の、発呼者の名前等の発呼者を特定するた
めの情報の入力を依頼するメッセージを出力することに
なる。
【0026】なお、話者モデルデータベース23には、
あらかじめ従業者Bの音声データを話者モデルとして登
録してあるものとする。また、従業者Bを特定するため
の情報自体は、発呼者データベース4内に保存されるも
のであっても良いし、人事情報を保存する他のデータベ
ースとリンクさせるものであっても良い。
【0027】また、セキュリティを高めることを意識し
て、発信番号を判別することにより発呼者を特定し、さ
らに話者識別部21において判別した結果と発信番号に
より特定した発呼者が一致する場合にのみ以後の処理を
行うことができるよう制御することも考えられる。こう
することで、第三者による「なりすまし」を防止するこ
とも可能となる。
【0028】次に、対話相手識別部3は、発呼者情報及
び電話したい相手に関する情報に基づいて、音声データ
を入力した発呼者の対話相手が誰であるのかを特定する
ものである。図3は、本発明の実施の形態にかかる電話
応答支援装置における対話相手識別部3の構成例示図で
ある。図3において、31は検索条件確定部を、32は
発呼者データベース検索部を、33は検索条件データベ
ースを、それぞれ示している。
【0029】なお、発呼者データベース4は、発呼者ご
とに過去の通話履歴を保存したデータベースであり、誰
が、いつ、誰に電話をかけた、という履歴情報を登録し
ておくものである。なお、発呼者データベース4に対す
る履歴情報の登録・更新については、1回ごとの通話が
完了した時点で登録又は更新することが考えられるが、
特にこれに限定されるものではない。
【0030】対話相手識別部3では、まず検索条件確定
部31において検索条件データベース33を照会して、
検索条件を確定する。検索条件データベース33では、
上述したような「入力された音声データに対話相手の所
属に関する情報が含まれている場合には、所属に関する
情報に基づいて検索する。含まれていない場合には、発
呼者の所属に基づいて検索する」等の検索条件を記述し
ている。したがって、音声認識部において認識された音
声データの内容に基づいて、検索するための条件が確定
することになる。
【0031】そして、検索条件が確定した段階で、発呼
者データベース検索部32において対話相手に関する情
報をキー情報として、発呼者の過去の通話履歴を保存し
ている発呼者データベース4を検索し、対話相手として
考えられる候補者を抽出することになる。
【0032】なお、発呼者データベース4のみならず、
例えば外部アプリケーションで使用する人事情報データ
ベース等とリンクすることにより、対話相手の候補者を
抽出することも可能である。こうすることで、対話相手
の探索範囲を広げることが容易となる。
【0033】具体的には、以下のような処理を行う。ま
ず従業者Bが、「部署Cの鈴木課長をお願いします」と
音声データを入力した場合、対話処理部5に設けられた
音声認識部51において、“所属:部署C、相手名前:
鈴木課長”、という情報が抽出され、対話相手識別部3
に渡される。
【0034】対話相手識別部3では、検索条件確定部3
1において検索条件を確定し、当該検索条件に従って、
発呼者データベース検索部32において発呼者データベ
ース4における従業者Bの過去の通話履歴を参照し、例
えば過去1月以内において従業者Bが電話した“鈴木課
長”をすべて検索する。
【0035】その結果、過去に電話したことがあるの
は、部署Cの鈴木課長であると、特定することが可能と
なる。また、当該検索条件に該当する複数の鈴木課長が
存在した場合、一番最近に電話した鈴木課長を対象と
し、例えば「鈴木太郎課長でよろしいですか」と、フル
ネームで対話制御部5を通して発呼者である従業者Bに
尋ねることも考えられる。
【0036】また、過去の通話履歴に該当する対話相手
が一人もいなかった場合には、他のデータベース、例え
ば外部に存在する人事データベースを検索する等の処理
を行うことで、“所属:部署C、相手名前:鈴木課長”
に相当する人物を探索する。そして、一人に特定するこ
とができた場合には、対話相手として特定することにな
る。
【0037】二人以上の候補者が検索された場合、例え
ば候補者数が少なければ、「鈴木太郎課長ですか、鈴木
次郎課長ですか」と、対話制御部5から確認メッセージ
を出力することもできる。候補者数が多い場合には、
「鈴木課長の下の名前は何ですか」等の追加入力依頼メ
ッセージを出力することによって、対話相手を確実に特
定することが可能となる。
【0038】また、以下のような処理を行うことも考え
られる。まず従業者Bが、「鈴木さん、お願いします」と
音声データを入力した場合、対話処理部5に設けられて
いる音声認識部51において、“相手名前:鈴木”を抽
出し、対話相手識別部3に渡す。
【0039】対話相手識別部3では、発呼者データベー
ス4から従業者Bの過去の通話履歴を参照し、過去1月
以内で電話した「鈴木さん」を検索する。その結果、過
去に電話したことがあるのは、部署Cの鈴木太郎課長で
あると、特定することができる。
【0040】また、複数の「鈴木さん」が存在した場
合、一番最近電話した「部署Cの鈴木課長でよろしいで
すか」と、対話制御部5から従業者Bに確認メッセージ
を出力することも考えられる。
【0041】もし、過去の通話履歴に該当する人が一人
もいなかった場合、従業者Bの身近な人間である可能性
が高いことから、例えば外部に存在する人事情報データ
ベース等を検索することで、従業者Bの所属する部署A
の中で「鈴木さん」を検索し、該当する候補者が見つか
らない場合には、検索範囲を“部”、“事業部”、とい
うように次第に拡大していくことで、対話相手として妥
当であると判断できる「鈴木さん」を検索することにな
る。
【0042】さらに、候補者が一人だけ検索された場合
には、例えば、念のために従業者Bに対して、「同じ部
の鈴木さんでよろしいですか」のように確認メッセージ
を出力することが好ましい。
【0043】また、候補者として複数の“鈴木さん”が
検索された場合には、候補者数が少なければ、対話制御
部5において、「鈴木太郎さんですか、鈴木次郎さんで
すか」というような確認メッセージを出力する。候補者
数が多数である場合には、例えば所属を尋ねるメッセー
ジや、あるいはフルネームを尋ねるメッセージ等を対話
制御部5から出力することによって、対話相手を特定す
ることが可能となる。
【0044】なお、いずれの方法を用いる場合であって
も、対話相手が特定できた場合には、次回の処理に活用
するために、発呼者ごとに対話相手について発呼者デー
タベース4に記録することになる。
【0045】次に、対話処理部5は、入力された音声デ
ータの内容を認識し、当該内容に応じて、プロンプトを
生成するものである。図4は、本発明の実施の形態にか
かる電話応答支援装置における対話処理部5の構成例示
図である。図4において、51は音声認識部を、52は
応答内容特定部を、53はプロンプト生成部を、54は
コーパス辞書を、それぞれ示している。
【0046】まず音声認識部51は、言語理解処理を含
む音声認識処理を行うものである。すなわち、発呼者が
入力した音声データの内容を認識することになる。例え
ば「Bですが」と、従業者Bが自分の名前を名乗った場
合、「Bですが」を認識(音声認識処理)し、この中から
名前に相当する「B」を抽出することになる(言語理解
処理)。
【0047】また、応答内容特定部52は、入力された
音声データの内容に応じて、応答するべき内容について
特定するものである。すなわち、音声認識部51におい
て認識された発話内容と、対話相手識別部3において識
別された対話相手に基づいて、プロンプトとして出力す
るべき応答内容を特定するものである。なお、応答内容
としては、対話相手識別部3についても説明の中に例示
した確認メッセージや追加入力依頼メッセージ等のよう
な応答となる。
【0048】そして、プロンプト生成部53において、
事前に生成しておいたコーパス辞書54を参照しなが
ら、応答すべき内容をプロンプトとして出力し、最後に
音声応答出力部6において、生成されたプロンプトに従
って合成音声、あるいは事前に録音されている音声デー
タによって、音声出力することになる。
【0049】次に、本発明の実施の形態にかかる電話応
答支援装置を実現するプログラムの処理の流れについて
説明する。図5に本発明の実施の形態にかかる電話応答
支援装置を実現するプログラムの処理の流れ図を示す。
【0050】図5において、まず、電話により入力され
た音声データを受信すると(ステップS501)、電話
をかけてきた発呼者を、発信者番号通知機能あるいは話
者識別・話者照合機能等を用いることで識別する(ステ
ップS502)。なお、自分の名前を名乗っている場合
は話者照合機能を用いて、名乗った本人であるか否かを
判断する。自分の名前を名乗っていない場合は、音声デ
ータに基づいて話者識別機能を用いることにより発呼者
を特定する。
【0051】同時に、発呼者が入力した音声データを音
声認識することによって、音声データに含まれている内
容を抽出する(ステップS503)。ここで、認識する
項目としては、例えば発呼者が対話したい相手の名前で
あったり、発呼者や対話相手の所属する部署等である。
【0052】そして、特定された発呼者の名前及び当該
発呼者に関する過去の履歴情報に基づいて、発呼者が対
話したい相手を特定する(ステップS504)。ステッ
プS503において対話相手の名前が特定できていた場
合には当該対話相手を、特定できていない場合には、発
呼者データベースを参照して特定することになる。
【0053】対話相手の名前が特定できた場合には、認
識された音声データの内容を考慮して、応答内容を特定
し(ステップS505)、対応した応答プロンプトを生
成する(ステップS506)。そして、生成されたプロ
ンプトに応じて合成音声等により音声による応答を出力
することになる(ステップS507)。
【0054】ステップS504において、対話相手の名
前が特定できない場合には、リンクしている他のデータ
ベースを参照したり、あるいは特定するために必要な情
報の入力を依頼するメッセージを出力することになる。
【0055】以上のような電話応答支援装置及び方法
は、様々なアプリケーションに応用することができる。
例えば、自動電話応答転送装置として、電話の転送サー
ビス、及び転送相手不在の場合に電子メール等を活用し
た伝言メッセージサービスを付加した自動電話応答転送
装置に応用することも考えられる。
【0056】また、自動電話応答装置の実施例として
は、この他にも、予定案内サービス、予定編集サービ
ス、応接室予約サービス、など様々なサービスが考えら
れるが、ユーザにとっては良く使うサービスが定まって
いることが多い。そこで、ユーザが使用したサービスの
使用履歴を保存しておき、ユーザから電話がかかってき
たとき、それ以前のサービス使用履歴を参照して、今回
使用する可能性が一番高いサービスについて、対話処理
部5を通して伝えるようにしても良い。
【0057】以上のように本実施の形態によれば、発呼
者の過去の対話履歴に基づいて対話相手を特定すること
ができることから、人事データベース等の大規模なデー
タベースを生成することなく、発呼者の意図に沿った対
話相手を特定することができ、同時に対話相手を特定す
るまでの応答の煩雑さを解消することが可能となる。
【0058】なお、本発明の実施の形態にかかる電話応
答支援装置を実現するプログラムは、図6に示すよう
に、CD−ROM62−1やフレキシブルディスク62
−2等の可搬型記録媒体62だけでなく、通信回線の先
に備えられた他の記憶装置61や、コンピュータ63の
ハードディスクやRAM等の記録媒体64のいずれに記
憶されるものであっても良く、プログラム実行時には、
プログラムはローディングされ、主メモリ上で実行され
る。
【0059】また、本発明の実施の形態にかかる電話応
答支援装置により生成された発呼者データベース等につ
いても、図6に示すように、CD−ROM62−1やフ
レキシブルディスク62−2等の可搬型記録媒体62だ
けでなく、通信回線の先に備えられた他の記憶装置61
や、コンピュータ63のハードディスクやRAM等の記
録媒体64のいずれに記憶されるものであっても良く、
例えば本発明にかかる電話応答支援装置を利用する際に
コンピュータ63により読み取られる。
【0060】
【発明の効果】以上のように本発明にかかる電話応答支
援装置によれば、発呼者の過去の対話履歴に基づいて対
話相手を特定することができることから、人事データベ
ース等の大規模なデータベースを生成することなく、発
呼者の意図に沿った対話相手を特定することができ、同
時に対話相手を特定するまでの応答の煩雑さを解消する
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態にかかる電話応答支援装
置の構成図
【図2】 本発明の実施の形態にかかる電話応答支援装
置における発呼者識別部の構成図
【図3】 本発明の実施の形態にかかる電話応答支援装
置における対話相手識別部の構成図
【図4】 本発明の実施の形態にかかる電話応答支援装
置における対話処理部の構成図
【図5】 本発明の実施の形態にかかる電話応答支援装
置における処理の流れ図
【図6】 コンピュータ環境の例示図
【符号の説明】
1 音声データ受信部 2 発呼者識別部 3 対話相手識別部 4 発呼者データベース 5 対話処理部 6 音声応答出力部 21 話者識別部 22 話者照合部 23 話者モデルデータベース 31 検索条件確定部 32 発呼者データベース検索部 33 検索条件データベース 51 音声認識部 52 応答内容特定部 53 プロンプト生成部 54 コーパス辞書 61 回線先の記憶装置 62 CD−ROMやフレキシブルディスク等の可搬型
記録媒体 62−1 CD−ROM 62−2 フレキシブルディスク 63 コンピュータ 64 コンピュータ上のRAM/ハードディスク等の記
録媒体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 3/50 G10L 3/00 551A 3/527 R Q Fターム(参考) 5D015 AA03 AA05 KK04 LL11 5D045 AB04 5K015 AA06 AB01 AD01 AD05 AE01 AF07 GA07 5K024 AA71 BB02 CC01 DD04 EE09 FF05 GG01 GG03 GG07

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信されてきた音声データを受信する音
    声データ受信部と、 前記音声データの発呼者を識別する発呼者識別部と、 受信した前記音声データの内容を認識し、応答すべき内
    容を特定し、前記発呼者に対して音声による応答を行う
    対話処理部とを含む電話応答支援装置であって、 少なくとも前記発呼者に関する情報及び前記発呼者の対
    話相手に関する履歴情報を保存する発呼者データベース
    を照会して、前記発呼者に関する情報と前記発呼者の対
    話相手に関する履歴情報に基づいて、前記発呼者から送
    信されてきた前記音声データの内容に対応した対話相手
    を識別する対話相手識別部とを含むことを特徴とする電
    話応答支援装置。
  2. 【請求項2】 前記対話相手識別部において、 前記対話相手の候補者に対する検索条件を決定する検索
    条件特定部と、 前記検索条件に従って、前記発呼者データベースに保存
    されている前記発呼者の対話相手に関する履歴情報を検
    索して、対話相手の候補者を一又は複数抽出する発呼者
    データベース検索部とを含む請求項1に記載の電話応答
    支援装置。
  3. 【請求項3】 前記対話処理部において、 受信した前記音声データの内容を認識する音声認識部
    と、 前記音声認識部における認識結果と、前記対話相手識別
    部において識別された前記対話相手に基づいて、応答す
    る内容を特定する応答内容特定部と、 特定された前記応答する内容に応じて、出力するプロン
    プトを生成するプロンプト生成部とを含む請求項1又は
    2に記載の電話応答支援装置。
  4. 【請求項4】 送信されてきた音声データを受信する工
    程と、 前記音声データの発呼者を識別する工程と、 受信した前記音声データの内容を認識し、応答すべき内
    容を特定し、前記発呼者に対して音声による応答を行う
    工程とを含む電話応答支援方法であって、 少なくとも前記発呼者に関する情報及び前記発呼者の対
    話相手に関する履歴情報を保存する発呼者データベース
    を照会して、前記発呼者に関する情報と前記発呼者の対
    話相手に関する履歴情報に基づいて、前記発呼者から送
    信されてきた前記音声データの内容に対応した対話相手
    を識別する工程を含むことを特徴とする電話応答支援方
    法。
  5. 【請求項5】 送信されてきた音声データを受信するス
    テップと、 前記音声データの発呼者を識別するステップと、 受信した前記音声データの内容を認識し、応答すべき内
    容を特定し、前記発呼者に対して音声による応答を行う
    ステップとを含む電話応答支援方法を具現化するコンピ
    ュータ実行可能なプログラムであって、 少なくとも前記発呼者に関する情報及び前記発呼者の対
    話相手に関する履歴情報を保存する発呼者データベース
    を照会して、前記発呼者に関する情報と前記発呼者の対
    話相手に関する履歴情報に基づいて、前記発呼者から送
    信されてきた前記音声データの内容に対応した対話相手
    を識別するステップを含むことを特徴とするコンピュー
    タ実行可能なプログラム。
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