JP2003157463A - 紙幣処理装置 - Google Patents

紙幣処理装置

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JP2003157463A
JP2003157463A JP2001354883A JP2001354883A JP2003157463A JP 2003157463 A JP2003157463 A JP 2003157463A JP 2001354883 A JP2001354883 A JP 2001354883A JP 2001354883 A JP2001354883 A JP 2001354883A JP 2003157463 A JP2003157463 A JP 2003157463A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保留部に一時保留されている紙幣を返却する
際の作業性を改善する。 【解決手段】 収納庫3の保留部(内部の上段部分)に
一時保留された紙幣の返却に際して、筐体1から収納ユ
ニット2を引き出した時に、各収納庫3の上蓋を構成す
る上板40が、ばね等の作用で自動的に開放されるよう
になっている。これにより、収納庫3の保留部に一時保
留されている紙幣を直ちに確認し、返却すべき紙幣を速
やかに取り出すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、(一般的には紙幣
の入金処理を行う際に)紙幣収納庫に対して送り込まれ
る紙幣を保留部に一時保留してから収納するように構成
された紙幣処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上述したような紙幣処理装置においは従
来、紙幣収納庫の上方に別体の保留部を設けている。例
えば紙幣の入金処理を行う場合、まず入金紙幣が保留部
に送り込まれて一時保留される。その後、入金承認がな
されると、一時保留されていた紙幣が保留部から収納庫
へ移される。一方、何らかの問題により入金紙幣を返却
する必要が生じた場合は、上方へ開放された構成の保留
部のみを装置から引き出し、そこに保留されている紙幣
を上から取り出すようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これに対して、本発明
によって新たに提案しようとする紙幣処理装置において
は、上端に開口を有する収納庫本体の内部に、開口と連
通する保留部が形成されている。また、収納庫本体の開
口を開閉可能な上蓋が設けられており、対象となる紙幣
が保留部に送り込まれた後、上蓋で開口が閉鎖されるよ
うになっている。従って、保留部に一時保留された紙幣
を返却する場合は、紙幣収納庫自体を装置外へ引き出す
必要がある。ところが、保留部に連通する開口が上蓋で
閉鎖されているので、そのままでは保留部内の紙幣を確
認することが出来ない。また、収納庫の上蓋を一々手で
開閉するのは面倒である。
【0004】本発明は、上記のような従来と異なる構成
を前提とする課題を解決して、保留部に一時保留されて
いる紙幣を返却する際の作業性を改善することの出来る
ような紙幣処理装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、筐体と、
この筐体に対して引き出し可能に組み込まれた収納ユニ
ットと、前記筐体内における前記収納ユニット上に設け
られた紙幣の送込み手段とを備え、前記収納ユニット
は、紙幣を収納する紙幣収納庫と、この収納庫を保持す
る保持枠とを有し、前記紙幣収納庫は、上端に開口を有
する収納庫本体と、この本体の開口を開閉可能な上蓋
と、前記本体の内部に前記開口と連通して形成され、前
記送込み手段で送り込まれる紙幣を一時保留するための
保留部とを具備し、前記保留部に一時保留された紙幣の
返却に際して、前記筐体から前記収納ユニットを引き出
した時に、前記収納庫の上蓋が自動的に開放されるよう
に構成されている、ことを特徴とする紙幣処理装置であ
る。
【0006】この第1の発明によれば、保留部に一時保
留された紙幣の返却に際して、筐体から収納ユニットを
引き出した時に収納庫の上蓋が自動的に開放されるの
で、収納庫の保留部に一時保留されている紙幣を直ちに
確認し、返却すべき紙幣を速やかに取り出すことができ
る。
【0007】第2の発明は、第1の発明において、前記
筐体からの前記収納ユニットの引き出しに連動して前記
収納庫の上蓋が開放され、前記筐体内への前記収納ユニ
ットの押し戻しに連動して前記収納庫の上蓋が閉鎖され
るように構成されているものである。
【0008】この第2の発明によれば、収納ユニットの
引き出しや押し戻しの動きを利用して収納庫の上蓋を開
閉させることが出来るので、上蓋を開閉するための駆動
手段を別途設ける必要がなくなる。このため、装置のコ
ストを下げることが可能となる。
【0009】第3の発明は、第1又は第2の発明におい
て、当該紙幣処理装置の動作を制御する制御手段と、こ
の制御手段に対して、前記保留部に一時保留された紙幣
の返却指令を行う指令手段とをさらに備え、前記収納ユ
ニットは、前記収納庫本体に対して前記上蓋を閉鎖状態
にロックするための上蓋ロック手段を有し、前記制御手
段は、前記収納ユニットの引き出し時には、(i)前記
指令手段による返却指令があった場合にのみ、前記上蓋
のロックが解除されており、(ii)それ以外の場合は、
前記上蓋がロックされるように前記上蓋ロック手段を制
御するものである。
【0010】この第3の発明によれば、筐体から収納ユ
ニットを引き出す際、必要のない時には上蓋が開くこと
なく、一時保留された紙幣を返却する場合にのみ上蓋が
開くようにすることが出来る。
【0011】第4の発明は、第3の発明において、前記
収納ユニットは、前記保持枠に対して前記収納庫を固定
状態にロックするための収納庫ロック手段をさらに有
し、この収納庫ロック手段と前記上蓋ロック手段とは、
いずれか一方がロック状態のとき他方のロックが解除さ
れ、いずれか一方のロックが解除されるとき他方がロッ
ク状態となるように構成されているものである。
【0012】この第4の発明によれば、筐体からの収納
ユニットの引き出し時において、一時保留された紙幣を
返却する場合には収納庫自体は保持枠に固定され、保持
枠から収納庫を取り外す場合には収納庫の上蓋は閉鎖さ
れている、という必要に応じた切り換えを自動的に行う
ことが出来る。また、そのような切り換えを機構的な連
動によって行う場合は、各ロック手段の作動機構を個別
に設ける場合に比べてコストを下げることが可能とな
る。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照して本発明の一
実施形態について説明する。図1乃至図7は本発明によ
る紙幣処理装置の実施の形態を示す図である。以下、本
実施形態の全体構成、主要部の構成、動作および作用効
果、並びに変形例について順次説明する。
【0014】[全体構成]図1に示すように、本実施形
態の紙幣処理装置は、筐体1と、この筐体1に対して前
方へ引き出し可能に組み込まれた収納ユニット2とを備
えている。その筐体1内における、主に収納ユニット2
上に対応する部分に、入出金処理部7が設けられてい
る。
【0015】まず、収納ユニット2は、内部に紙幣Sを
重積状態で収納する5つの紙幣収納庫3と、これらの収
納庫3を前後方向で一列に保持する保持枠9とを有して
いる。この保持枠9をガイドレールRで案内すること
で、収納ユニット2を筐体1から引き出したり、筐体1
内へ押し戻したり出来るようになっている。また、5つ
の収納庫3は通常、紙幣Sを金種別に収納する金種別収
納庫と、紙幣Sを金種混合状態で一括して収納する一括
収納庫とに分けられる。また、収納庫3の底部から紙幣
Sを繰り出すための繰出し手段8が、各収納庫3に対応
して保持枠9側に設けられている。
【0016】次に、図1に示す入出金処理部7は、筐体
1に形成された入金口16に対応する入金集積部70お
よびリジェクト集積部71と、同じく出金口18に対応
する出金集積部75とを有している。また、入出金処理
部7は、(収納ユニット2押し込み時における)各収納
庫3の上方に対応して設けられた紙幣の送込み手段78
を有している。入金集積部70から送込み手段78への
紙幣搬送路には、入金紙幣の識別を行う入金識別部D1
が設けられ、繰出し手段8から出金集積部75への紙幣
搬送路には、出金紙幣の識別を行う出金識別部D2が設
けられている。
【0017】出金集積部75の手前には、紙幣を集積す
る2つのスタッカ76と、出金リジェクト箱77とが設
けられている。スタッカ76の後方には束搬送ユニット
6が進入可能となっている。この束搬送ユニット6は、
スタッカ76に集積された紙幣を把持して抜き出し、こ
れを紙幣束に結束するための結束部等へ搬送できるよう
になっている。
【0018】次に、上記収納ユニット2における各収納
庫3の構成を説明する。これらの収納庫3は、それぞれ
保持枠9に対して独立して着脱可能なカセット式のもの
である。各収納庫3は、図2に示すように、上端に開口
32を有する収納庫本体30を具備している。収納庫3
の上方には、その開口32上へ紙幣を送り込むための上
記送込み手段78が配置されている(収納ユニット押し
込み時)。この送込み手段78は、ローラや駆動ベルト
で構成され、図2の右下方へ紙幣を1枚ずつ送り込むよ
うになっている。また、収納庫3の下方には、収納庫本
体30に収納された紙幣を底部から繰り出すための上記
繰出し手段8が配置されている。
【0019】収納庫3の開口32部分には、上蓋4が収
納庫本体30に対して昇降可能(および後述するように
開閉可能)に設けられている。この上蓋4は、図1に二
点鎖線で示す上昇位置にあるとき、収納庫3の開口32
上において、送込み手段78で送り込まれる紙幣を受け
入れ可能な上方空間3Aを区画するようになってい
る。
【0020】また、収納庫3の本体30内には、上下2
段のセパレータ5A,5Bが設けられている。各セパレ
ータ5A,5Bは、昇降駆動ベルト90(図3)によっ
て、昇降ガイド軸91(図3)およびガイドテープ34
に沿って本体30内を昇降可能に構成されている。ま
た、各セパレータ5A,5Bは、本体30内で紙幣を載
置して昇降可能な進出状態(図2に二点鎖線で示す状
態)と、本体30内の紙幣を避けて昇降可能な退避状態
との間で、略水平方向で伸縮自在に構成されている。
【0021】上記のような構成のセパレータ5A,5B
によって、収納庫本体30の内部が、上部空間3A
よび下部空間3Bと、これらの間の中間空間3Cとに、
互いに連通可能に仕切られるようになっている。また、
(上昇した位置にある)上蓋4によって区画された上方
空間3Aと、上段側のセパレータ5Aによって仕切ら
れた上部空間3Aとが一体となって、送込み手段78
で送り込まれる紙幣を一時保留するための保留空間3A
を形成するようになっている。
【0022】また、下段側のセパレータ5Bによって仕
切られた下部空間3Bは、保留空間3Aに一時保留され
ていた紙幣Sを受け入れて収納する収納空間を形成す
る。そして、中間空間3Cは、上部空間3Aまたは下
部空間3Bと適宜連通することで、上部空間3A(保
留空間3A)から下部空間3Bへの紙幣Sの受け渡しを
行うための空間を形成している。
【0023】[主要部の構成]次に、主に図3乃至図7
を参照して、上記の上蓋4を中心とした主要部の構成に
ついて説明する。
【0024】まず、図4および図5に示すように、収納
庫本体30における上面31の略中央部に上記開口32
が形成されている。そして、上蓋4は、収納庫本体30
の開口32に対応した上板40と、この上板40と共に
昇降するように設けられた一対の側板41および後板4
2とを有している。一対の側板41の外側には、それぞ
れ、上蓋4の昇降を補助するための支持フレーム44,
45が取り付けられている。図3および図4に示すよう
に、上蓋4を昇降させるための駆動力は、収納庫本体3
0の右側面33に部分的に露出した歯車34を介して、
収納庫3の外部(図1の枠体9側)から支持フレーム4
5へ供給されるようになっている。
【0025】上蓋4の上昇時(図4)において、上板4
0の前縁40aと開口32の前縁32aとの間に、上方
空間3A内に連通する前方開口4aが形成される。こ
の状態において、上蓋4の上板40は、上方空間3A
の上面を区画する上面区画部材を構成している。また、
一対の側板41および後板42は、上方空間3A
(前方開口4aをなす側面以外の)左右および後ろの側
面を取り囲む側面区画部材を構成している。上板40の
裏面側には、前方開口4aからの紙幣の送り込みを安定
させるための、左右一対のガイド板43が取り付けられ
ている。そして、上蓋4の降下時には、それらのガイド
板43を介して上板40が紙幣の上面を押圧するように
なっている。
【0026】図3、図4および図6に示すように、上板
40の後端部は、一対の側板41に対して(図4)、支
軸4pを介して揺動自在に取り付けられている。また、
図4乃至図6(a)に示すように、上板40の裏面側に
は、上板40の略中央と後板42の上端付近とを連結す
る引張ばね4sが設けられている。図6(a)に示すよ
うに、上板40は、引張ばね4sの張力の作用線と支軸
4pとの上下の位置関係に応じて、通常は閉じる方向に
付勢されているが(図6(a)の右側の状態)、一定の
角度を超えるまで揺動して開くと、今度は開く方向に付
勢され、例えば水平から約40度弱の角度で開いた開放
状態(図6(a)の左側の状態)を保持できるようにな
っている(図5参照)。
【0027】次に、図1に示すように、筐体1前面の内
側には、収納ユニット2の上端上に対応する高さで、ソ
レノイド等からなるアクチュエータ104が設けられて
いる。図6(a)に示すように、このアクチュエータ1
04は、下方に突出した上蓋作動ピン106を昇降駆動
するようになっている。一方、図3および図6(b)に
示すように、上蓋4における上板40の後端部右側に
は、上板40と一体となって支軸4p周りに回動する作
動用係合部46が設けられている。また、収納庫本体3
0の上面31には、その係合部46に対応して前後方向
に延びる溝状の作動ピン通路31aが形成されている。
【0028】これにより、図1のように収納ユニット2
を引き出す際、アクチュエータ104で作動ピン106
を降下させた状態(図6)にしておくことで、各収納庫
3について順次、次のような動作が行われるようになっ
ている。すなわち、作動ピン106の先端側が、収納庫
本体30の通路31a(図3)を通って上蓋4の係合部
46と係合し、係合部46の上部前面を押圧する。これ
により、係合部46が支軸4p周りに(図6の時計回り
方向へ)回動することで、上板40が開きはじめ、最終
的には引張ばね4sの作用で上記のような開放状態とな
る。
【0029】一方、引き出した収納ユニット2を筐体1
内へ押し戻す際は、各収納庫3上に開いている上蓋4の
上板40が順次、筐体1の前面に当たって揺動し、引張
ばね4sの作用も受けながら閉じて行く。このようにし
て、筐体1からの収納ユニット2の引き出しに連動して
上蓋4の上板40が開放され、筐体1内への収納ユニッ
ト2の押し戻しに連動して上蓋4の上板40が閉鎖され
るように構成されている。
【0030】次に、図3および図7に示すように、各収
納庫3において、収納庫本体30の右側面33内側に
は、上蓋4の支持フレーム45(図3)に隣接して略垂
直に延びる上蓋ロックレバー(上蓋ロック手段)39が
設けられている。このロックレバー39は、収納庫本体
30に対して前後方向に延びる支軸39pで揺動自在に
支持されると共に、捻りコイルばね等の付勢手段(図示
せず)で図7の反時計回り方向に付勢されている。ロッ
クレバー39の下端部と上端部には、それぞれ収納庫本
体30の外側と内側を向いた押圧部39aと係合ピン3
9bが設けられている。
【0031】ロックレバー39の押圧部39aに対応し
て、収納庫本体30の右側面33に通し穴35が形成さ
れている。また、収納庫本体30に隣接した保持枠9
(図7)の壁面には、収納庫ロックピン(収納庫ロック
手段)92を水平方向に進退駆動する、ソレノイド等か
らなるアクチュエータ94が設けられている。ロックピ
ン92は、通し穴35を通じてロックレバー39の押圧
部39aを押圧することで、(上記付勢手段の付勢力に
抗して)ロックレバー39を図7の時計回り方向に揺動
させるようになってる。
【0032】上蓋4における上板40の右端には、係合
穴48を有するロック部47が下方へ突出して設けられ
ている(図4および図5も参照のこと)。そして、この
ロック部47の係合穴48内にロックレバー39の係合
ピン39bが係合することで、収納庫本体30に対して
上板40(結果としては上蓋4全体)が閉鎖状態にロッ
クされるようになっている。このとき、ロックピン92
は、収納庫本体30の通し穴35内から保持枠9側へ退
避した状態にある。
【0033】一方、アクチュエータ94による駆動でロ
ックピン92が通し穴35内へ進出するとことで、保持
枠9に対して収納庫3が固定状態にロックされるように
なっている。また、このときロックピン92の先端がロ
ックレバー39の押圧部39aを押圧することで、係合
穴48から係合ピン39bが抜け出して、収納庫本体3
0に対する上蓋4(上板40)のロックが解除されるよ
うになっている。
【0034】このようにして、ロックピン(収納庫ロッ
ク手段)92とロックレバー(上蓋ロック手段)39と
は、いずれか一方がロック状態のとき他方のロックが解
除され、いずれか一方のロックが解除されるとき他方が
ロック状態となるような、相反するロック動作を行うよ
うに構成されている。なお、後述する場合を除いて、通
常は、ロックピン92が通し穴35内へ進出して、保持
枠9に対して収納庫3が固定状態にロックされると共
に、収納庫本体30に対する上蓋4(上板40)のロッ
クが解除された状態に保持されている。
【0035】ここで、図7に示すように、本実施形態の
紙幣処理装置は、その動作を制御するための制御部10
0を備えている。この制御部100は、オペレータ等に
よって操作される操作部102からの指令に基づいて、
上記2つのアクチュエータ94,104の駆動を制御す
るようになっている。
【0036】特に制御部100は、収納ユニットの引き
出し時には、(i)操作部102から「保留部3A(図
2)に一時保留された紙幣の返却指令」があった場合に
のみ、収納庫ロックピン92の進出が維持されると共
に、上蓋作動ピン106が降下し、(ii)それ以外の場
合は、収納庫ロックピン92が退避すると共に、上蓋作
動ピン106の上昇が維持されるように各アクチュエー
タ94,104の駆動を制御するように構成されてい
る。
【0037】これにより、保留部3Aに一時保留された
紙幣の返却に際して、(1)保持枠9に対して収納庫3
が固定状態にロックされると共に、上蓋4(上板40)
の収納庫本体30に対するロックが解除された状態が維
持され、(2)筐体1から収納ユニット2を引き出した
時に、収納庫3の上蓋4を構成する上板40が引き出し
に連動して自動的に開放される。
【0038】なお、操作部102から返却指令がなく、
例えばそれに代えて入金指令があった場合には、一時保
留されている紙幣は上記セパレータ5A,5Bの動作に
より収納空間3Bへ収納される。この場合は、通常どお
り収納庫ロックピン92の進出と上蓋作動ピン106の
上昇が維持される。
【0039】ここで付言しておくならば、一時保留され
た紙幣が返却される前に、図4→図3のように上蓋4が
降下して収納庫本体30の開口32を閉鎖するので、い
わば上部空間3Aのみで保留空間3Aが形成されてい
る状態となっている(図2参照)。
【0040】[作用効果]次に、以上のように構成され
た本実施形態の作用効果について説明する。
【0041】本実施形態によれば、保留部3A(3
)に一時保留された紙幣の返却に際して、筐体1か
ら収納ユニット2を引き出した時に、各収納庫3の上蓋
4を構成する上板40が自動的に開放されるので、収納
庫3の保留部3Aに一時保留されている紙幣を直ちに確
認し、返却すべき紙幣を速やかに取り出すことができ
る。このため、保留部3Aに一時保留されている紙幣を
返却する際の作業性を改善することが出来る。特に、本
実施形態のように、収納ユニット2が複数の紙幣収納庫
3を有する場合は、その作業性が著しく改善される。
【0042】また、その際、収納ユニット2の引き出し
や押し戻しの動きを利用して上蓋4の上板40を開閉さ
せることが出来るので、上板40を開閉するための駆動
手段を別途設ける必要がなくなる。このため、装置のコ
ストを下げることが可能となる。
【0043】また、筐体1から収納ユニット2を引き出
す際、操作部102から返却指令があった場合にのみ、
収納庫本体30に対する上板40のロック解除状態が維
持されると共に、上蓋作動ピン106が降下するので、
必要のない時には上蓋4の上板40が開くことなく、一
時保留された紙幣を返却する場合にのみ上蓋4の上板4
0が開くようにすることが出来る。
【0044】さらに、上記のようなロックピン92とロ
ックレバー39との相反するロック動作により、筐体1
からの収納ユニット2の引き出し時において、(イ)一
時保留された紙幣を返却する場合には、各収納庫3自体
はロックピン92により保持枠9に固定されており、
(ロ)保持枠9から収納庫3を取り外す場合には、各収
納庫3の上蓋4(上板40)はロックレバー39により
閉鎖されている、という必要に応じた切り換えを自動的
に行うことが出来る。また、そのような切り換えをロッ
クレバー39とロックピン92による機構的な連動によ
って行うことで、各ロック手段の作動機構を個別に設け
る場合に比べてコストを下げることが出来る。
【0045】[変形例]上記の場合よりもコストの点で
は不利であるが、各収納庫3の上蓋4部分に設けたソレ
ノイド等のアクチュエータによって、収納ユニット2の
引き出し直後に上板40を開くように構成してもよい。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、保留部に一時保留され
た紙幣の返却に際して、筐体から収納ユニットを引き出
した時に、収納庫の上蓋が自動的に開放されるので、収
納庫の保留部に一時保留されている紙幣を直ちに確認
し、返却すべき紙幣を速やかに取り出すことができる。
このため、保留部に一時保留されている紙幣を返却する
際の作業性を改善することが出来る。特に収納ユニット
が複数の紙幣収納庫を有する場合は、その作業性が著し
く改善される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による紙幣処理装置の一実施形態を、収
納ユニット引き出し時の状態で示す模式的縦断面図。
【図2】図1に示す装置における紙幣収納庫の1つを拡
大して示す図。
【図3】図2に示す収納庫の外観を単体で示す斜視図。
【図4】図3に示す紙幣収納庫の上部を、上蓋が上昇し
た状態で示す部分斜視図。
【図5】降下した上蓋における上板の開放状態を示す、
図4と同様の図。
【図6】図5に示すような上蓋の開放状態に至る動作
を、(a)では収納庫上部の部分縦断面図により、
(b)では上蓋における支軸部分の拡大図により、それ
ぞれ説明するための図。
【図7】図3に示す上蓋ロックレバーに関連した具体的
な構成を、制御系の構成と共に示す模式図。
【符号の説明】
1 筐体 2 収納ユニット 3 紙幣収納庫 3A 保留空間 3A 上方空間 3A 上部空間 3B 下部空間 3C 中間空間 30 収納庫本体 31 上面 31a 作動ピン通路 32 開口 39 上蓋ロックレバー(上蓋ロック手段) 4 上蓋 4p 支軸 4s 引張ばね 40 上板 46 作動用係合部 48 係合穴 41 側板 42 後板 5A 上段側のセパレータ 5B 下段側のセパレータ 6 束搬送ユニット 7 入出金処理部 78 送込み手段 8 繰出し手段 9 保持枠 92 収納庫ロックピン(収納庫ロック手段) 94 アクチュエータ 100 制御部(制御手段) 102 操作部(指令手段) 104 アクチュエータ 106 上蓋作動ピン S 紙幣

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筐体と、 この筐体に対して引き出し可能に組み込まれた収納ユニ
    ットと、 前記筐体内における前記収納ユニット上に設けられた紙
    幣の送込み手段とを備え、 前記収納ユニットは、紙幣を収納する紙幣収納庫と、こ
    の収納庫を保持する保持枠とを有し、 前記紙幣収納庫は、 上端に開口を有する収納庫本体と、 この本体の開口を開閉可能な上蓋と、 前記本体の内部に前記開口と連通して形成され、前記送
    込み手段で送り込まれる紙幣を一時保留するための保留
    部とを具備し、 前記保留部に一時保留された紙幣の返却に際して、前記
    筐体から前記収納ユニットを引き出した時に、前記収納
    庫の上蓋が自動的に開放されるように構成されている、
    ことを特徴とする紙幣処理装置。
  2. 【請求項2】前記筐体からの前記収納ユニットの引き出
    しに連動して前記収納庫の上蓋が開放され、前記筐体内
    への前記収納ユニットの押し戻しに連動して前記収納庫
    の上蓋が閉鎖されるように構成されている、ことを特徴
    とする請求項1記載の紙幣処理装置。
  3. 【請求項3】当該紙幣処理装置の動作を制御する制御手
    段と、 この制御手段に対して、前記保留部に一時保留された紙
    幣の返却指令を行う指令手段とをさらに備え、 前記収納ユニットは、前記収納庫本体に対して前記上蓋
    を閉鎖状態にロックするための上蓋ロック手段を有し、 前記制御手段は、前記収納ユニットの引き出し時には、
    (i)前記指令手段による返却指令があった場合にの
    み、前記上蓋のロックが解除されており、(ii)それ以
    外の場合は、前記上蓋がロックされるように前記上蓋ロ
    ック手段を制御する、ことを特徴とする請求項1又は2
    記載の紙幣処理装置。
  4. 【請求項4】前記収納ユニットは、前記保持枠に対して
    前記収納庫を固定状態にロックするための収納庫ロック
    手段をさらに有し、 この収納庫ロック手段と前記上蓋ロック手段とは、いず
    れか一方がロック状態のとき他方のロックが解除され、
    いずれか一方のロックが解除されるとき他方がロック状
    態となるように構成されている、ことを特徴とする請求
    項3記載の紙幣処理装置。
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JP2006209506A (ja) * 2005-01-28 2006-08-10 Oki Electric Ind Co Ltd 媒体収納カセット及び入金装置
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CN104978789A (zh) * 2014-04-10 2015-10-14 日立欧姆龙金融系统有限公司 纸币收纳装置
JP2016200959A (ja) * 2015-04-09 2016-12-01 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 紙葉類取扱装置及び自動取引装置

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