JP2003155770A - 減勢工 - Google Patents

減勢工

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JP2003155770A JP2001354663A JP2001354663A JP2003155770A JP 2003155770 A JP2003155770 A JP 2003155770A JP 2001354663 A JP2001354663 A JP 2001354663A JP 2001354663 A JP2001354663 A JP 2001354663A JP 2003155770 A JP2003155770 A JP 2003155770A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】規模が小さくて空気の連行量が少ない構造で、
しかも流入管の接続を容易に行うことが可能な減勢工を
提供する。 【解決手段】減勢工本体2の内部で流入口3に対向する
位置に減勢面51を設け、流入口3から流入した水流を
減勢面51にて強制的に分散させて、水流の運動エネル
ギを減勢するように構成することで、減勢工本体2の流
入口3から流出部4までの距離を短くする。また、減勢
面51を減勢ブロック5に形成するとともに、その減勢
面51に流入口3側に向けて突出する凸部(三角錐形状
の凸部)52を形成することで、水の流れの分散による
減勢効果をより一層高める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、傾斜地に配管され
た下水管(傾斜配管)などの管渠から放流される高速水
流を減勢するのに用いられる減勢工(減勢装置)に関す
る。
【0002】
【従来の技術】傾斜地に配管された下水管などから放流
される汚水は高速であるため、そのまま放流すると、公
共管やポンプ塔などの施設を損傷するおそれがある。こ
のため高速水流のエネルギを減勢する設備を設ける必要
がある。
【0003】高速水流の放流水脈を減勢する設備として
は減勢工が知られている。減勢工としては、例えば図1
2に示すように、減勢槽(減勢池)201の下流部に堰
202を設け、傾斜下水管などの管渠203から流出す
る水流の運動エネルギを跳水現象により減勢させる跳水
型減勢工がある。なお、このような跳水式減勢工では、
堰202の上流側の跳水渦領域に、バッフルピアやシル
など、水流を衝突分散させる補助構造物を設けて減勢効
果を高めるという方法も採られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図12に示
す構造の減勢工において、十分な減勢効果を得るには、
跳水長L(跳水を起こさせるために必要な長さ)を大き
くとる必要があるため、減勢工全体の規模が大きくなっ
てしまうという問題がある。
【0005】また、図12に示す構造の減勢工では、管
渠203から流出する水流が減勢槽201内に噴射状に
開放されるので、管渠203から減勢槽201内に連行
される空気量が多い。特に、管渠203に流入する汚水
等が多量で、管内の水流が射流(ジェット流)状態とな
る場合、減勢槽201内への空気連行量が非常に多くな
るため、減勢槽201に通気孔などの排気設備が必要と
なる。しかも、下水管等からの連行空気は臭いため、外
部への排気を行うと減勢工の周辺に悪臭が漂うという問
題もある。
【0006】さらに、この種の減勢工においては、十分
な減勢効果を得るために、流入管(下水管)を斜めに傾
けた状態で減勢槽(減勢工本体)に接続しており(特開
2000−32356号公報)、このため流入管の接続
作業が困難である。また、流入管と減勢槽との接続部の
止水性を確保することも難しいという問題もある。
【0007】本発明はそのような問題点を解決するため
になされたもので、規模が小さくて空気の連行量が少な
い構造で、しかも流入管の接続を容易に行うことが可能
な減勢工を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の減勢工は、下水
管などの管渠から放流される高速水流を減勢するのに用
いられる減勢工であって、流入口及び流出部が形成され
た減勢工本体を備え、その減勢工本体の内部で流入口と
対向する位置に、流入口から流入した水の流れを分散し
て減勢するための減勢面が設けられていることによって
特徴づけられる。
【0009】本発明の減勢工において、流入管(管渠)
を流れる汚水は、減勢工本体の流入口を通じて内部に流
入し、その減勢工本体に流入した水流は、流入口に対向
して設けられた減勢面によって分散される。
【0010】このように本発明の減勢工では、流入口か
ら流入した水の流れを減勢面によって強制的に分散させ
て水流の運動エネルギを減勢させているので、減勢工本
体の流入口から流出部までの距離が短くても、高い減勢
効果を得ることができる。
【0011】また、本発明の減勢工によれば、管渠を流
れる噴流により多量の空気が管渠から連行されても、そ
の連行空気は、流入口に対向して設けられた減勢面によ
って減勢工本体の内部への浸入が阻止され、その殆どが
管渠に戻されるので、排気設備・悪臭等による問題を解
消することできる。
【0012】さらに、本発明の減勢工では、水の流れを
分散して減勢するための減勢面を、流入口に対向する位
置に設けているので、流入口に流入管を水平状態で接続
しても、高い減勢効果を得ることができる。従って、流
入管を減勢工本体に接続する際の作業が簡単となり施工
性が向上する。
【0013】本発明の減勢工において、流入口に対向し
て設ける減勢面に、流入口側に向けて突出する凸部(例
えば三角錐形状の凸部)を設けておくことが好ましい。
このように凸部を設けておくと、水の流れの分散による
減勢効果をより一層高めることができる。
【0014】本発明の減勢工において、減勢工本体の内
部で流出部の前方となる位置に堰を設けておいてもよ
い。このように堰を配置しておくと、減勢面にてエネル
ギが減勢された後の水流を更に減勢することができる。
すなわち、減勢面を経て堰に到達した水流は、堰によっ
て上昇渦流となって上方にせり上がってゆき、そのせり
上がり時において水流の運動エネルギが発散(減勢)さ
れるので、減勢効果を更に高めることができる。
【0015】本発明の減勢工において、減勢面を減勢ブ
ロックに形成し、その減勢ブロックを減勢工本体から取
り外すことができるようにしておけば、内部のメンテナ
ンス性が向上する。
【0016】この場合、減勢工本体に、減勢ブロックの
縁部を載置するための段部を設け、その段部の載置面と
減勢ブロックの縁部との間にパッキンを設けておくこと
が好ましい。このようにパッキンを設けておけば、減勢
ブロックの減勢面にて浸入が阻止された連行空気が、減
勢ブロックの上方に逃げることを阻止することができ
る。これにより、減勢工の周辺に悪臭が洩れることを防
ぐことができ、また、減勢工を設置したマンホール等の
内圧が連行空気によって上昇して鉄蓋が飛散するという
ような危険も回避することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0018】図1及び図2は本発明の実施形態の全体構
造を示す斜視図である。図3はその実施形態の中央縦断
面図(A)及び平面図(B)である。図4は図3の減勢
工をブロックを取り外した状態で示す平面図である。図
5は図3のX−X断面図である。
【0019】この例の減勢工1は、傾斜地に配管された
下水管(傾斜配管)の下流側に敷設のマンホールに減勢
機能を持たせるための装置であって、減勢工本体2とそ
の内部に配置された減勢ブロック5及び堰6を備えてい
る。
【0020】減勢工本体2は、例えばFRP製で表面
(流水表面)にPEシート20が貼着されている(図5
参照)。減勢工本体2は、断面楕円形のマンホール10
0(図9参照)に合わせた形状に加工されている。な
お、減勢工本体2の形状は楕円形のほか、円形や矩形で
あってもよい。
【0021】減勢工本体2には、流入口3及び流出部4
と、減勢ブロック5の下端部に位置する流入開口部7
と、その流入開口部7から流出部4に通じる流路8が形
成されている。流入開口部7は横方向に長細の長方形に
加工されている。
【0022】減勢ブロック5は、図1及び図2に示すよ
うに、減勢工本体2への取り付け/取り外しが可能であ
る。従って、減勢ブロック5を上方へと引き上げて、減
勢工本体2から取り外すことにより、流入口3から流入
開口部7までの内面(流水表面)の清掃等のメンテナン
スを行うことができる。
【0023】減勢工本体2には、図2、図4及び図5に
示すように、減勢ブロック5の縁部を載置するための段
部22が設けられており、その段部22の載置面23と
減勢ブロック5の縁部との間にゴム製のパッキン9が挟
み込まれている。このように減勢工本体2と減勢ブロッ
ク5との間にパッキン9を設けておけば、減勢ブロック
5の減勢面51にて浸入が阻止された連行空気が、減勢
ブロック5の上方に逃げることを阻止することができ、
減勢工1の周辺に悪臭が洩れることを防ぐことができ
る。なお、パッキン9は、減勢工本体2側に取り付けて
おいてもよいし、減勢ブロック5側に取り付けておいて
もよい。
【0024】パッキンとしては、図8(A)に示すよう
な断面Z字形のものが好ましいが、他の形状のパッキン
であってもよい。例えば図8(B)及び(C)に示すよ
うな断面U字形のパッキン91や、断面Y字形のパッキ
ン92を用いてもよい。さらに矩形断面のパッキンまた
は円形断面のパッキン(Oリング)などの他の形状のパ
ッキンを用いてもよい。
【0025】減勢ブロック5は、図1に示す設置状態で
減勢面51が流入口3に対し、下方に向けて傾斜した姿
勢で対向するようになっている。また、減勢ブロック5
の減勢面51には三角錐形状の凸部52が形成されてお
り、流入口3に流入した汚水の流れを下方と横方向(左
右方向)に向けて分散する。
【0026】なお、減勢ブロック5の上端部には固定プ
レート53が設けられており、この固定プレート53を
減勢工本体2の上面縁部にボルト止めすることにより、
減勢工本体2に対して減勢ブロック5の全体を固定する
ことができる。また、固定プレート53には把手54が
設けられている。
【0027】堰6は、図3に示すように、流入開口部7
と流出部4との間の流路8上に設けられている。堰6の
底部には傾斜面61が形成されている。この傾斜面61
は、流入開口部7から流出した水流の向きを上方(鉛直
方向)に効率良く誘導することを目的として形成され
る。
【0028】堰6の底部中央(幅方向の中央)には貫通
穴62が設けられており、この貫通穴62を介して堰6
の上流側流路(汚水滞留部)81と下流側流路(インバ
ート)82とが連通している。貫通穴62の大きさは、
汚水等に含まれる汚物などが通過できる程度の大きさ、
例えばφ50mm〜φ100mm程度とする。なお、貫
通穴の形状は、円形のほか楕円や四角形等であってもよ
い。
【0029】堰6の上面(越流部分)は、幅方向の中央
が最も低くなるようなV字形状に加工されている。な
お、堰6の上面の形状は、堰の幅方向の中央部が他の部
分よりも低い形状であれば特に限定されず、例えばU字
形状であってもよい。また、堰の上面はフラットな形状
であってもよい。
【0030】減勢工本体2の底面21は、流入口3から
堰6の貫通穴62に向けて例えば1/50の下り勾配で
傾斜している。さらに幅方向の両端部から中央に向けて
例えば1/20の下り勾配で傾斜しており、減勢工本体
2の底面21に排水が滞留しないようになっている。
【0031】以上の構造の減勢工1は、図9に示すよう
に、マンホール100内の底部に設置され、減勢工本体
2の流入口3に流入管(下水上流管)101が接続さ
れ、流出部4に流出管(下水下流管)102が接続され
る。流出管102の管底は下流側流路82(インバー
ト)の底面と略一致する高さに配置される。
【0032】図9の設置状態において、流入口3から減
勢工本体2内に流入した水流は、流入口3に対向して設
けられた減勢ブロック5の減勢面51及び三角錐形状の
凸部52によって下方と横方向(左右方向)に向けて分
散される。
【0033】このように本実施形態の減勢工1では、流
入口3から流入した水の流れを、減勢ブロック5によっ
て強制的に分散させて水流の運動エネルギを減勢させて
いるので、高い減勢効果を得ることができる。
【0034】さらに、減勢工本体2の内部で流出部4の
前方位置に堰6を設けているので、減勢ブロック5にて
エネルギが減勢された後の水流の勢いを、堰6にて更に
減勢することができ、減勢効果をより一層高めることが
できる。
【0035】なお、堰6には底部中央に貫通穴62が設
けられており、減勢工本体2内に流入する排水の水量が
少量(堰6を越えない水量)である場合、減勢工本体2
内に流入した排水は、堰6の貫通穴62を通過して流出
部4から流出するので、減勢工本体2内に排水が滞留す
ることはない。
【0036】以上説明したように、本発明の実施形態で
は、減勢ブロック5と堰6の2段階で水流の運動エネル
ギを減勢しているので、小さい規模の減勢工1で高い減
勢効果を実現することができる。
【0037】また、本発明の実施形態によれば、流入管
101を流れる噴流により多量の空気が減勢工本体2に
向けて連行されても、その連行空気は、減勢ブロック5
の減勢面51によって減勢工本体2内への浸入が阻止さ
れ、その殆どが流入管101に戻される。従って、減勢
工1の周辺に悪臭が漂うことがなく、排気設備などを設
ける必要がなくなる。
【0038】さらに、本発明の実施形態では、減勢ブロ
ック5の減勢面51(凸部52も含む)を、流入口3に
対向する位置に設けているので、流入口3に流入管10
1を水平状態で接続しても、高い減勢効果を得ることが
できる。従って、流入管101を減勢工本体に接続する
際の作業が簡単となり施工性が向上する。また、流入管
101と減勢工本体2との接続部の止水を簡単な構造で
確保することが可能になる。
【0039】さらに、本発明の実施形態においては、減
勢工本体2の表面(流水表面)に、耐摩耗性に優れたP
Eシート20を貼着しているので、耐久性にも優れた減
勢工を提供することができる。
【0040】次に、本発明の減勢工の他の実施形態を図
10に示す。
【0041】この実施形態においては、流入開口部7と
堰6との間に分散ブロック10を設けている点に特徴が
ある。
【0042】分散ブロック10は、図11に示すよう
に、流入開口部7から堰6に向かう汚水の流れを横方向
(左右方向)に向ける傾斜面11,11と、汚水の流れ
を上方向に向ける傾斜面12が形成されている。分散ブ
ロック10の傾斜面11,11は、汚水の流れ方向に対
して45度、水平面に対して45度傾斜している。傾斜
面12は水平面に対して45度傾斜している。
【0043】分散ブロック10は、堰6の上流側流路8
1の幅方向の中央位置に配置されている。従って、流入
開口部7から堰6の上流側流路81に流入した汚水が、
堰6の貫通穴62に直接向かうことがなく、勢いが残っ
ている汚水が堰6の貫通穴62を通過して流出部4に達
することがなくなる。
【0044】なお、以上の実施形態では、減勢ブロック
5の減勢面51に三角錐形状の凸部52を形成している
が、減勢面に形成する凸部としては、例えば断面台形状
の凸部、円錐面を有する凸部、円柱面を有する凸部ある
いは球面を有する凸部などの他の形状の凸部であっても
よい。
【0045】以上の実施形態では、堰6に貫通穴62を
形成しているが、これに替えて、堰の上端から減勢工本
体2の上流側流路81(下流側流路82)の底部まで切
れ込むスリットを設けておいてもよい。
【0046】以上の実施形態では、堰6や分散ブロック
10を設けているが、減勢ブロック5による水流の分散
によって、必要とする減勢効果を得ることができるので
あれば、堰6や分散ブロック10の構成を省略して、減
勢ブロック5のみで減勢を行うようにしてもよい。
【0047】ここで、本発明の減勢工は、下水用のマン
ホールに限られることなく、高速水流を放流する各種配
管・管渠に設置のマンホール、あるいは高速水流を放流
する他の施設にも適用可能である。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の減勢工に
よれば、減勢工本体の内部で流入口に対向する位置に減
勢面を設け、流入口から流入した水流を減勢面にて強制
的に分散させて、水流の運動エネルギを減勢するように
構成しているので、減勢工本体の流入口から流出部まで
の距離を短くすることができ、減勢工全体の規模を小さ
くすることができる。また、管渠を流れる噴流により多
量の空気が管渠から連行されても、その連行空気は、流
入口に対向して設けられた減勢面によって減勢工本体の
内部への浸入が阻止され、その殆どが管渠に戻されるの
で、排気設備・悪臭等による問題を解消することでき
る。
【0049】さらに、水の流れを分散して減勢するため
の減勢面を、流入口に対向する位置に設けているので、
流入口に流入管を水平状態で接続しても、高い減勢効果
を得ることができる。従って、流入管を減勢工本体に接
続する際の作業が簡単となり施工性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の全体構造を示す斜視図であ
る。
【図2】本発明の実施形態の全体構造を示す分解斜視図
である。
【図3】本発明の実施形態の中央縦断面図(A)及び平
面図(B)である。
【図4】本発明の実施形態を減勢ブロックを取り外した
状態で示す平面図である。
【図5】図3のX−X断面図である。
【図6】本発明の実施形態に用いる減勢ブロックの斜視
図である。
【図7】同じく減勢ブロックの正面図(A)及び底面図
(B)である。
【図8】本発明の実施形態に用いるパッキンの形状例を
示す図である。
【図9】本発明の実施形態を使用状態で示す縦断面図で
ある。
【図10】本発明の他の実施形態の縦断面図である。
【図11】図10の実施形態に用いる分散ブロックのみ
を抽出して示す側面図(A)及び平面図(B)である。
【図12】跳水型減勢工の一例を模式的に示す図であ
る。
【符号の説明】
1 減勢工 2 減勢工本体 21 底面 22 段部 23 載置面 3 流入口 4 流出部 5 減勢ブロック 51 減勢面 52 凸部 6 堰 61 傾斜面 62 貫通穴 7 流入開口部 8 流路 81 上流側流路 82 下流側流路 9 パッキン 10 分散ブロック 100 マンホール 101 流入管 102 流出管

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下水管などの管渠から放流される高速水
    流を減勢するのに用いられる減勢工であって、 流入口及び流出部が形成された減勢工本体を備え、その
    減勢工本体の内部で流入口と対向する位置に、流入口か
    ら流入した水の流れを分散して減勢するための減勢面が
    設けられていることを特徴とする減勢工。
  2. 【請求項2】 前記減勢面には、流入口側に向けて突出
    する凸部が形成されていることを特徴とする請求項1記
    載の減勢工。
  3. 【請求項3】 前記減勢工本体の内部で流出部の前方と
    なる位置に堰が設けられていることを特徴とする請求項
    1または2記載の減勢工。
  4. 【請求項4】 前記減勢面が減勢ブロックに形成されて
    おり、その減勢ブロックが減勢工本体に着脱自在に取り
    付けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    かに記載の減勢工。
  5. 【請求項5】 前記減勢工本体には、減勢ブロックの縁
    部を載置するための段部が設けられており、その段部の
    載置面と減勢ブロックの縁部との間にパッキンが挟み込
    まれていることを特徴とする請求項4記載の減勢工。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102322096A (zh) * 2011-07-15 2012-01-18 华东建筑设计研究院有限公司 一种建筑排水消能塑料检查井

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