JP2003155072A - 電子レンジ用包装材料およびそれを用いた包装袋 - Google Patents

電子レンジ用包装材料およびそれを用いた包装袋

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Abstract

(57)【要約】 【課題】袋に密封された内容物を、高出力の電子レンジ
を用いてそのまま加熱または加熱調理しても、加熱によ
って袋内に発生する蒸気による袋の爆発を防止し、自動
開封により穏やかな蒸気逃げを可能とする電子レンジ用
包装袋を提供する。 【解決手段】少なくとも耐熱性基材層とシーラント層と
からなするが、高温では軟化して強度が低下する樹脂層
を少なくとも一領域に設けた積層体であって、耐熱性基
材層とシーラント層の間に低温下では十分な強度を包装
材料で、耐熱性基材層を引っ張り破断強度が25N/c
m以上、引っ張り破断伸びが100%以上であるフィル
ムとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内容物を包装され
たまま電子レンジ、特に高出力の電子レンジを用いて
も、袋の爆発がなく、内圧を自動的に逃がすことのでき
る電子レンジ用包装材料及びそれを用いた包装袋に関す
る。
【0002】
【従来の技術】包装袋等に密封包装された食品を食する
ために、電子レンジを用いて加熱または加熱調理する場
合、包装が密封系のままであると加熱によって発生する
水蒸気により系内の内圧が上昇し、ついには、包装袋が
破裂して内容物が電子レンジ庫内に飛散してしまうこと
はよく知られている。このような袋等の破裂を防止する
ために種々の方法が知られている。例えば、電子レンジ
加熱前に包装袋の一部を鋏で切ったり、先端の尖ったも
ので包装袋に孔を空けてから加熱する(特開平10−7
2070)方法がある。また、弱シール部や切欠部を設
ける(特開平9−142541、特開平10−9547
1)方法等である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、加熱前に袋の
一部を鋏で切ったり、孔を設けたりすることは面倒であ
り、また、それらの作業を失念した場合には袋の破裂と
なる。また、前記弱シール部や切欠部を設ける方法は包
装袋の作製に特殊な装置や工程を必要とし、製造コスト
の上昇となる。そこで、本発明者らは、先に、基材層と
シーラント層からなる積層体において、基材層とシーラ
ント層との間に低温下では十分な強度を有するが、高温
では軟化して強度が低下する樹脂層を設けることにより
内容物を包装したまま電子レンジ加熱が出来ると共に、
包装袋内の内圧を自動的に逃がすことの出来る電子レン
ジ対応包装材料及びそれを用いた包装袋に関して提案
(特開2000−190192)したが、更なる研究を
続けた結果、業務用電子レンジのように出力の高い電子
レンジで加熱すると、パウチの形態やシールバーの形
状、エッジの掛かり具合等によりパウチが爆発すること
があることが判明した。業務用電子レンジのように高出
力の電子レンジで加熱すると包材が十分に温まらないう
ちに内圧が高まることがあり、包材が十分に温まってい
ないと、温まっている時に比べ、シーラントが切れるの
により高い力がかかり、開封した時の勢いで基材も切れ
てしまい爆発がおこることがあった。本発明の目的は、
袋に密封された内容物を、高出力の電子レンジを用いて
そのまま加熱または加熱調理しても、加熱によって袋内
に発生する蒸気による袋の爆発を防止し、自動開封によ
り穏やかな蒸気逃げを可能とする電子レンジ用包装袋を
提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、以下の本
発明により解決することができる。すなわち、請求項1
に記載の発明は、少なくとも耐熱性基材層とシーラント
層とからなる積層体であって、耐熱性基材層とシーラン
ト層の間に低温下では十分な強度を有するが、高温では
軟化して強度が低下する樹脂層を少なくとも一領域に設
けた包装材料で、耐熱性基材層の引っ張り破断強度が2
5N/cm以上、引っ張り破断伸びが100%以上であ
ることを特徴とする電子レンジ用包装材料からなる。請
求項2に記載の発明は、請求項1に記載した樹脂層は軟
化温度が60℃〜90℃であるエチレン・酢酸ビニル系
樹脂、ポリアミド/硝化綿/ポリエチレンWAX系樹脂
で、厚さ1μm〜5μmにパターンコートして設けられ
ることを特徴とするものである。請求項3に記載した発
明は、請求項1または請求項2のいずれかに記載の耐熱
性基材層が延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム、
シリカ蒸着ポリエチレンテレフタレートフィルム、アル
ミナ蒸着ポリエチレンテレフタレートフィルム、延伸ナ
イロンフィルム、シリカ蒸着延伸ナイロンフィルム、ア
ルミナ蒸着延伸ナイロンフィルム、延伸ポリプロピレン
フィルム、ポリビニルアルコールコート延伸ナイロンフ
ィルム、ナイロン6/メタキシレンジアミンナイロン6
共押共延伸フィルムまたはポリプロピレン/エチレンー
ビニルアルコール共重合体共押共延伸フィルムから選択
されることを特徴とするものである。請求項4に記載し
た発明は、請求項1〜請求項3のいずれかに記載のシー
ラント層を形成する樹脂が低密度ポリエチレン、超低密
度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、中密度ポ
リエチレン、高密度ポリエチレン、無延伸ポリプロピレ
ン,エチレン・酢酸ビニル共重合体、エチレン・アクリ
ル酸共重合体、エチレンーメタクリル酸共重合体、エチ
レン・メチルアクリレート共重合体、エチレン・エチル
アクリレート共重合体、エチレン・メチルメタクリレー
ト共重合体またはアイオノマーから選択されることを特
徴とするものである。請求項5に記載した発明は、前記
請求項1〜請求項4のいずれかに記載した包装材料のシ
ーラントが包装袋の内側になるように配置され、所定の
シール部をヒートシールして形成される包装袋であっ
て、樹脂層がシール部の一領域を包装袋の内側から外側
に向かって横断して形成されることを特徴とする電子レ
ンジ用包装袋からなる。
【0005】
【発明の実施の形態】少なくとも耐熱性基材層とシーラ
ント層とからなる積層体とし、積層体の製造において、
包装袋のシール部3となる領域に、高温軟化樹脂層12
(以下、樹脂層)を形成する電子レンジ用包装袋の、前
記基材層を破断強度を25N/cm以上、破断伸びが1
00%以上の材質とすることによって、業務用のような
高出力の電子レンジを用いた加熱の際にも袋の爆発のな
い自動開封の可能な包装袋を供給できる。以下、本発明
について、図等を用いてさらに詳細に説明する。
【0006】図1は、本発明の電子レンジ用包装袋の実
施例を示す、(a)平面概念図、(b)X1−X1部断面
図、(c)X2−X2部断面図である。図2は、図1の電
子レンジ用包装袋の製袋前の巻取と繰り出された積層体
の状態を説明する図である。図3は、実施例及び比較例
に用いた包装袋の説明図で、(a)包装袋の斜視図、
(b)樹脂層形成部の平面概念部分図である。
【0007】図1(c)は、本発明の電子レンジ用包装
袋の積層体10を、樹脂層12を含む部分のシール後の
状態を示す断面図として示したものであるが、本発明の
電子レンジ用包装袋1は、少なくとも基材層11とシー
ラント層13とからなる積層体10を用いて形成される
包装袋であって、積層体10の製造の際に、基材層11
に必要により印刷層15を施した後、包装袋のシール部
3となる領域に、高温軟化樹脂層12(以下、樹脂層)
を形成し、さらに、その上にシーラント層13を形成す
ることにより得られる積層体10を製袋するものであ
る。
【0008】前記樹脂層12は、前述のように、耐熱性
基材層11とシーラント層13との間に設けられ、該樹
脂層12は、低温下では十分な強度を有するが、高温で
は軟化して強度が低下する組成からなるものである。ま
た、樹脂層パターン2は、図1(a)に示すように、包
装袋1のシール部3の一領域を内側から外側に横断する
形状とする。
【0009】本発明の電子レンジ用包装袋を形成する積
層体10に用いる耐熱性基材層11は、引っ張り破断強
度を25N/cm以上、引っ張り破断伸びが100%以
上の材質とすることによって、業務用のような高出力の
電子レンジを用いた加熱の際にも袋の爆発のない、ま
た、密封シールされた包装袋が自動開封される際に破裂
音のないものとすることができる。前記耐熱性基材層と
して用いるフィルムの引っ張り破断強度が25N/cm
未満、引っ張り破断伸びが100%未満のフィルムを用
いた場合、業務用のような高出力電子レンジにより急速
な加熱をした場合、包装袋を形成する積層体が十分に温
まらない状況において、包装袋の内圧が上昇する。積層
体が十分に温まっていないと、温まっている時と比較す
るとシーラントが切れるためにより高い圧力がかかり、
基材が瞬間的に破断して包装袋の爆発となる。本発明に
おいて、耐熱性基材層11に用いるフィルムの引っ張り
破断強度が25N/cm以上、引っ張り破断伸びが10
0%以上のフィルムを用いた場合、爆発、破裂音の発生
が防止でき、穏やかな自動開封が可能となる。
【0010】本発明の電子レンジ用包装袋1を形成する
積層体10の耐熱性基材層11としては、前記の条件を
満たすフィルムであればよい、例えば、耐熱性基材層1
1としては、延伸ポリエチレンテレフタレートフィル
ム、シリカ蒸着ポリエチレンテレフタレートフィルム、
アルミナ蒸着ポリエチレンテレフタレートフィルム、延
伸ナイロンフィルム、シリカ蒸着延伸ナイロンフィル
ム、アルミナ蒸着延伸ナイロンフィルム、延伸ポリプロ
ピレンフィルム、ポリビニルアルコールコート延伸ナイ
ロンフィルム、ナイロン6/メタキシレンジアミンナイ
ロン6共押共延伸フィルムまたはポリプロピレン/エチ
レンービニルアルコール共重合体共押共延伸フィルム等
のいずれかから選択され、前記条件を満たす種類のフィ
ルム(厚さ、延伸度を含め)ものとする。
【0011】耐熱性基材層11と樹脂層12との間には
従来公知の方法等によって、印刷層15を設けても良
い。
【0012】本発明の電子レンジ用包装袋1を形成する
積層体10に設ける樹脂層12は軟化温度が60℃〜9
0℃であるエチレン・酢酸ビニル系樹脂、ポリアミド/
硝化綿系樹脂またはポリアミド/硝化綿/ポリエチレン
WAX系樹脂等を、厚さ1μm〜5μmに、パターンコ
ートして設けることが望ましい。この時の樹脂層パター
ン2は、図1(a)に示すように、包装袋にしたとき包
装袋内側から包装袋の外側に向けてシール部3を横断し
て設ける。樹脂層パターン2の形状は、図1(a)に示
すような四辺形に限定されるものではなく、その形状は
適宜設計することができる。
【0013】本発明の電子レンジ用包装袋1において
は、積層体10の強度アップ、バリア性を向上させるた
めに、基材層11とシーラント層13との間に中間層を
設けてもよい、中間層を設ける場合は、樹脂層12は該
中間層とシーラント層13との間に設けることが望まし
い。
【0014】バリア性耐熱性基材層11とシーラント層
13との貼り合せは従来公知の方法であるドライラミネ
ート法、サンドイッチラミネート法、共押出ラミネート
法等を用いることができる。
【0015】シーラント層13を形成する樹脂は、一般
に電子レンジで加熱又は加熱調理される食品用包材とし
て使用されている樹脂を用いることができる。シーラン
ト層13として用いる樹脂としては、例えば、低密度ポ
リエチレン、超低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリ
エチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、
ポリプロピレン,エチレン・酢酸ビニル共重合体、エチ
レン・アクリル酸共重合体、エチレンーメタクリル酸共
重合体、エチレン・メチルアクリレート共重合体、エチ
レン・エチルアクリレート共重合体、エチレン・メチル
メタクリレート共重合体またはアイオノマー等を挙げる
ことができる。これらの樹脂をシーラント層13として
基材層11に押出ラミネート方式により製膜してもよい
し、また、シーラント層を、予め、インフレーション方
式、Tダイ方式等の製膜法によって製膜したフィルムと
して、基材層11とドライラミネーション法や接着樹脂
を用いてサンドイッチラミネーション法を用いて積層し
てもよい。そして、シーラント層13としての厚みは2
0〜60μmの範囲であり、より好ましくは30〜40
μmである。
【0016】本発明の電子レンジ用包装袋1は、各種の
袋のタイブに適用することが、できる。例えば、図1に
示したピロータイプのほか、三方シール、四方シール等
の袋形式、または、少なくとも片側のフィルムを真空圧
空成形してトレー状として、蓋体を被覆して周縁をヒー
トシールする深絞りタイプの包装袋にも適用できる。
【0017】本発明では、食品等を収納して密封シール
した本発明の電子レンジ用包装袋を電子レンジを用いて
加熱または加熱調理をすると自動開封が可能で、開封前
に袋を切る等の手間が必要なく、特に、本発明の電子レ
ンジ用包装袋に食品等を密封シールした状態で電子レン
ジを用いた加熱または加熱調理にやおいて、業務用の高
出力電子レンジを用いても、加熱により発生した蒸気に
より包装袋が爆発することがなく、樹脂層部を形成した
シール部からの穏やかな剥離開封となり、包装袋が大き
な音をたてて破裂することがない。
【0018】
【実施例】本発明の電子レンジ用包装袋について、実施
例により具体的に説明する。 <実施例1>耐熱性基材層として、破断強度32.3N
/cm、破断伸び率120%の延伸ナイロンフィルム
(厚さ15μm)を用い、その上に白インキ(CLIO
S950シロ、ザ・インクテック株式会社)を用い全面
に印刷し、その上に樹脂層4としてポリアミド/硝化綿
系樹脂を図3(b)に示すようなパターン(a=15m
m、b=20mm、厚さ5μm)で設け、その上にシー
ラント層5として低密度ポリエチレンフィルム(厚さ4
0μm)を用い、ドライラミネート法にて貼りあわせ積
層体を作成した。この積層体を用いて、図3(a)に示
すようなピロータイプの包装袋(w=100mm、l=
190mm、S1=10mm)を作成し、トレー入り冷
凍シュウーマイ2個(50g)を充填した。これを家庭
用電子レンジ(出力500W)及び業務用電子レンジ
(出力1600W)で加熱し、脱気孔の形成場所、破裂
音の有無を評価した。 <比較例1>耐熱性基材層として、破断強度21.5N
/cm、破断伸び率80%の延伸ポリエステルフィルム
(厚さ12μm)を用い、その上に白インキ(CLIO
S950シロ、ザ・インクテック株式会社)を用い全面
に印刷し、その上に樹脂層4としてポリアミド/硝化綿
系樹脂を図3(b)に示すような実施例1と同じパター
ンで設け、その上にシーラント層5として低密度ポリエ
チレンフィルム(厚さ40μm)を用い、ドライラミネ
ート法にて貼りあわせ積層体を作成した。この積層体を
用いて実施例1と同寸法のピロータイプを作成し、実施
例と同様に冷凍シューマイを充填し電子レンジにより加
熱した。
【0019】加熱による包装袋の開封の結果は表1に示
す通りであった。
【表1】 実施例1の包装袋においては、家庭用、業務用いずれの
電子レンジの加熱においても、爆発あるいは破裂音の発
生はなかったが、比較例1においては、家庭用電子レン
ジによる加熱においては、包装袋の爆発もなく、破裂音
の発生もなかったが、業務用電子レンジによる加熱にお
いては70%に爆発があり、殆どの包装袋(90%)に
おいて破裂音が発生した。
【0020】
【発明の効果】本発明の、引っ張り破断強度が25N/
cm以上、引っ張り破断伸びが100%以上である耐熱
性基材層を用いることによって高出力の電子レンジを用
いて、食品等を密封包装状態のまま、加熱または加熱調
理しても加熱により発生する蒸気による爆発、破裂音等
発生のそれがなくなり、従って、加熱の際に電子レンジ
の庫内において内容物が飛散することもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子レンジ用包装袋の実施例を示す、
(a)平面概念図、(b)X1−X1部断面図、(c)X
2−X2部断面図である。
【図2】図1の電子レンジ用包装袋の製袋前の巻取と繰
り出された積層体の状態を説明する図である。
【図3】実施例及び比較例に用いた包装袋の説明図で、
(a)包装袋の斜視図、(b)樹脂層形成部の平面概念
部分図である。
【符号の説明】
1 電子レンジ用包装袋 2 樹脂層パターン 3 シール部 4 巻取 5 カット線またはカット予定線 10 本発明の電子レンジ用包装袋を形成する積層体 11 基材層 12 樹脂層 13 シーラント層 14 接着層 15 印刷層 S シール巾 f 合掌シール部 r 光電管マーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E064 BA22 BB03 BC01 BC16 BC18 EA18 HN06 3E067 AB01 BA12A BB14A BB15A BB16A BB25A BC02A CA24 EA07 EA08 EA09 EB22 EE48 FA01 FB07 FC01 GB20

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも耐熱性基材層とシーラント層と
    からなる積層体であって、耐熱性基材層とシーラント層
    の間に低温下では十分な強度を有するが、高温では軟化
    して強度が低下する樹脂層を少なくとも一領域に設けた
    包装材料で、耐熱性基材層の引っ張り破断強度が25N
    /cm以上、引っ張り破断伸びが100%以上であるこ
    とを特徴とする電子レンジ用包装材料。
  2. 【請求項2】樹脂層は軟化温度が60℃〜90℃である
    エチレン・酢酸ビニル系樹脂、ポリアミド/硝化綿/ポ
    リエチレンWAX系樹脂で、厚さ1μm〜5μmにパタ
    ーンコートして設けられる請求項1に記載の電子レンジ
    用包装材料。
  3. 【請求項3】耐熱性基材層が延伸ポリエチレンテレフタ
    レートフィルム、シリカ蒸着ポリエチレンテレフタレー
    トフィルム、アルミナ蒸着ポリエチレンテレフタレート
    フィルム、延伸ナイロンフィルム、シリカ蒸着延伸ナイ
    ロンフィルム、アルミナ蒸着延伸ナイロンフィルム、延
    伸ポリプロピレンフィルム、ポリビニルアルコールコー
    ト延伸ナイロンフィルム、ナイロン6/メタキシレンジ
    アミンナイロン6共押共延伸フィルムまたはポリプロピ
    レン/エチレンービニルアルコール共重合体共押共延伸
    フィルムから選択されることを特徴とする請求項1また
    は請求項2に記載の電子レンジ用包装材料。
  4. 【請求項4】シーラント層を形成する樹脂が低密度ポリ
    エチレン、超低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエ
    チレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、無
    延伸ポリプロピレン,エチレン・酢酸ビニル共重合体、
    エチレン・アクリル酸共重合体、エチレンーメタクリル
    酸共重合体、エチレン・メチルアクリレート共重合体、
    エチレン・エチルアクリレート共重合体、エチレン・メ
    チルメタクリレート共重合体またはアイオノマーから選
    択されることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれ
    かに記載の電子レンジ用包装材料。
  5. 【請求項5】前記請求項1〜請求項4のいずれかに記載
    した包装材料のシーラントが包装袋の内側になるように
    配置され、所定のシール部をヒートシールして形成され
    る包装袋であって、樹脂層がシール部の一領域を包装袋
    の内側から外側に向かって横断して形成されることを特
    徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載した電子
    レンジ用包装材料を用いて製造した電子レンジ用包装
    袋。
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