JP2003154438A - 鋳造工場における鋳型搬送システム - Google Patents

鋳造工場における鋳型搬送システム

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JP2003154438A
JP2003154438A JP2001401760A JP2001401760A JP2003154438A JP 2003154438 A JP2003154438 A JP 2003154438A JP 2001401760 A JP2001401760 A JP 2001401760A JP 2001401760 A JP2001401760 A JP 2001401760A JP 2003154438 A JP2003154438 A JP 2003154438A
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JP2001401760A
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Yasutaro Matsui
耕田郎 松井
Minoru Iwamoto
実 岩本
Hisashi Tada
寿 多田
Tomihiro Nakagawa
富博 中川
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Taiyo Machinery Co Ltd
Hokuetsu Industries Co Ltd
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Taiyo Machinery Co Ltd
Hokuetsu Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】鋳造工場のスペースを有効に利用しながら、鋳
型載置の台車を工夫することで造型、注湯、型バラシの
各工程に共用出来るようにし、クレーン作業を少なくし
て全体の作業性を高めるようにすること。 【解決手段】造型作業ブロックAと型バラシ作業ブロッ
クBとを併置した鋳造工場における鋳型搬送システム
で、造型された鋳型1を、相互連結解除状態の台車2に
載置し、移動して軌道3にある先行する台車2に連結
し、前記軌道3の終端部3Bに至ってその台車2の連結
を解除して前記型バラシ作業ブロックBに移動し、注湯
した鋳型1を下ろした空の台車2を前記造型作業ブロッ
クAに移動させて次の鋳型1を載置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、鋳造工場、特に、自硬
性砂、生型砂、ガス硬化砂を用いた鋳型の造型作業ブロ
ックと、注湯後の型バラシ作業ブロックとからなる鋳造
工場における鋳型搬送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自硬性砂等を用いる鋳型の注湯
は、鋳型を床に載置し、その場で注湯して冷却する定置
方式が一般的である。こうした定置方式では、所定の場
所に置いた鋳型に湯を運ばなければならないため作業性
が非常に悪くなる。
【0003】又、生型等で多用されているローラーコン
ベア等の搬送方式も利用される。この方式は、図8に示
すように、造型した生型の鋳型を、注湯工程のローラー
コンベア30に載置し、ウエートジャケットの載置工程
31を経て、注湯工程32へ、その後に冷却工程のロー
ラーコンベア33へ移し替え、前記ウエートジャケット
の取り外し工程34を経て、型バラシ工程に移行させる
という流れ作業で、造型、注湯、冷却、型バラシを行い
得るという点において、上記定置方式に比べて優れたシ
ステムと言える。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし乍ら、こうした
ローラーコンベア等を用いる場合でも、プールする鋳型
の個数に合ったローラーコンベアやトラバースが必要で
あり、設備費が高くつくと共に点検箇所が多くてメンテ
ナンスのコストもかかる。更に、注湯ラインと造型ライ
ン、又は冷却ラインと解枠装置を近くに配置しないとク
レーン作業が多くなり、作業性が悪くなる。
【0005】本発明は、かかる従来技術の問題点に鑑
み、鋳造工場のスペースを有効に利用しながら、鋳型載
置の台車を工夫することで造型、注湯、型バラシの各工
程に共用出来るようにし、クレーン作業を少なくして全
体の作業性を高めるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる鋳造工場
における鋳型搬送システムは、上記目的を達成するため
に、造型作業ブロックAと型バラシ作業ブロックBとを
併置した鋳造工場における鋳型搬送システムであって、
鋳型1を載置できる手動型の台車2を相互に連結及び連
結解除自在に構成すると共に軌道3及び路面の走行が可
能に構成し、前記造型作業ブロックAに前記台車2の軌
道3の始端部3Aを位置させ、前記型バラシ作業ブロッ
クBに前記軌道の終端部3Bを位置させ、前記台車2
を、前記軌道3にあるときに相互連結状態とし、該軌道
3から外れるときにその相互連結状態を解除し、前記軌
道3の一部に近接して注湯作業ブロックCを配置し、相
互に連結された前記台車2を前記軌道3に沿って駆動す
る駆動手段4を設け、前記造型作業ブロックAで造型さ
れた鋳型1を、相互連結解除状態の前記台車2に載置し
て、前記鋳型1を載置した台車2を手押しにより移動し
て前記軌道3にある先行する台車2に連結し、且つ、前
記軌道3の終端部3Bに至ってその台車2の連結を解除
して手押しにより前記型バラシ作業ブロックBに移動
し、注湯した鋳型1を下ろした空の台車2を手押しで前
記造型作業ブロックAに移動させて次の鋳型1を載置す
る、という手段を講じたものである。
【0007】本発明において、前記軌道3が、その始端
部3Aと終端部3Bとを解放口とする平面視U字型に配
置されているのが好ましい。
【0008】更に、本発明において、前記駆動手段4
が、前記台車2の少なくとも1台に係合及び係合離脱す
ることで、相互に連結された複数の台車2を間欠的に駆
動するように構成されているのが好ましい。
【0009】又、本発明において、前記駆動手段4が、
電動モーター4Aと,該電動モーター4Aにより横軸心
回りに回転駆動されるエンドレスチェーン4Bと、該エ
ンドレスチェーン4Bに係脱する前記台車2に設けられ
たフック4Cとから構成され、該フック4Cには前記エ
ンドレスチェーン4Bに係合する切り欠き4Dが形成さ
れており、該エンドレスチェーン4Bの回動始端側の軌
跡変化により係合し、終端側の軌跡変化により係合離脱
するよう構成されているのが好ましい。
【0010】又、本発明は、上記目的を達成するため
に、造型作業ブロックAから注湯作業ブロックCを経て
型バラシ作業ブロックBに至る鋳型を用いる鋳造工場に
おける鋳型搬送装置であって、鋳型1を載置できる台車
2を相互に連結及び連結解除自在に構成すると共に軌道
3及び路面の走行が可能に構成し、且つ前記台車2の少
なくとも1台に係合及び係合離脱することで、相互に連
結された複数の台車2を間欠的に駆動するように構成さ
れている、という手段を講じた。
【0011】本発明において、前記駆動手段4が、電動
モーター4Aと,該電動モーター4Aにより横軸心回り
に回転駆動されるエンドレスチェーン4Bと、該エンド
レスチェーン4Bに係脱する前記台車2に設けられたフ
ック4Cとから構成され、該フック4Cには前記エンド
レスチェーン4Bに係合する切り欠き4Dが形成されて
おり、該エンドレスチェーン4Bの回動始端側の軌跡変
化により係合し、終端側の軌跡変化により係合離脱する
よう構成されているのが好ましい。
【0012】
【発明の実施の態様】本発明が、その実施例で自硬性砂
の鋳型を用いる鋳造を対象としているが、鋳造条件(鋳
型の大きさ等)が近似する場合には、生型の鋳型、ガス
硬化砂の鋳型にも適用出来る。そして、鋳型1を載置で
きる手動型の台車2としては、手押しハンドル2Cを備
えた四輪型のものが好ましく、その車輪は、後方の二輪
2Aが旋回可能のもので、前方二輪2Bが固定式のもの
とするのが好ましいが、こうした手押し台車として汎用
されているタイプのものであれば、基本構成として適宜
利用して良い。
【0013】前記台車2同士の連結構造としては、実施
例の如き両端が鉤型の連結バーの他に、台車2相互に設
けた連結部材に連結ピンを挿入するような構造、或いは
一般軌道車両の連結に用いられる如き連結手段を適宜使
用してよい。そして、軌道3及び路面の走行が可能な構
成としては、実施例の如く、その台車2の車輪とは別個
に設けたガイドピン5を軌道3に係合させる方式の他
に、前記車輪2自体が軌道3に直接係合する構造(軌道
車両の車輪)のものでも良く、要するに、軌道3を外れ
ても走行可能な構成のものであれば良い。又、上記軌道
3についても、実施例の如く1本とする他に、2本或い
は必要に応じてそれ以上としても良い。
【0014】本発明に言う造型作業ブロックAとは、鋳
型1を造型する各種の装置を備えた作業ブロックを意味
するもので、前記型バラシ作業ブロックBとは、鋳枠と
鋳型との分離、これに続く鋳物砂と鋳造物との分離作業
を行う各種装置を備えた作業ブロックを言う。
【0015】前記軌道3の一部に近接して設ける注湯作
業ブロックCとは、所定位置にクレーンで運んで来た取
鍋から鋳型1に注湯する作業ブロックを意味し、勿論、
必要とあれば、その作業位置が軌道3に沿って多少変動
することもある。
【0016】そして、相互に連結された前記台車2を前
記軌道3に沿って駆動する駆動手段4としては、実施例
に示す如き、エンドレスチェーン4Bを主体とする方式
の他に、所定のストローク(略台車2の一台分の長さ)
を持つアクチュエーター(エアー、油圧シリンダー等)
を用いても良い。
【0017】更に、本発明において、上述の鋳造工場に
おける鋳型搬送装置で、鋳型1を載置できる台車2を相
互に連結及び連結解除自在に構成すると共に軌道3及び
路面の走行が可能に構成し、且つ前記台車2の少なくと
も1台に係合及び係合離脱ができ、相互に連結された複
数の台車2を間欠的に駆動できるように構成されている
場合には、鋳型1を載置する台車2をそのまま相互連結
及び解除を行う構成を採り、その駆動を間欠とすること
で、造型から注湯、注湯から解枠へと一連の作業を、手
押し、クレーン牽引を問わず、同じ台車1を用いて簡便
に行い得る。
【0018】また、この発明において、前記駆動手段4
が、電動モーター4Aと,該電動モーター4Aにより横
軸心回りに回転駆動されるエンドレスチェーン4Bと、
該エンドレスチェーン4Bに係脱する前記台車2に設け
られたフック4Cとから構成され、該フック4Cには前
記エンドレスチェーン4Bに係合する切り欠き4Dが形
成されており、該エンドレスチェーン4Bの回動始端側
の軌跡変化により係合し、終端側の軌跡変化により係合
離脱するよう構成されている場合には、簡潔駆動機構を
簡略に構成し、確実に作動させることが出来る。
【0019】
【実施例】以下、本発明にかかる鋳造工場における鋳型
搬送システムの好適実施例について、図1乃至図7を参
照して詳述する。図1は、造型作業ブロックAと型バラ
シ作業ブロックBとを併置した自硬性砂の鋳型を用いる
鋳造工場全体造型作業ブロックの平面図であり、その矩
形のフロアーの一隅側に前記造型作業ブロックAが配置
され、この造型作業ブロックAに隣接するフロアーの中
央位置に型バラシ作業ブロックBが配置され、この型バ
ラシ作業ブロックBに隣接してフロアーの反対側の隅
に、集塵装置が配置されている。
【0020】前記造型作業ブロックAには、砂再生処理
装置、砂混練装置、振動造型機等どの装置が配置されて
おり、型バラシ作業ブロックBには、解枠装置、砂回収
設備、ブラスト装置等の装置が配置されている。そし
て、前記造型作業ブロックAに、前記台車2の軌道3の
始端部3Aを位置させ、また、前記型バラシ作業ブロッ
クBに、前記軌道の終端部3Bを位置させてある。この
軌道3は、工場内のフロアーに、その始端部3Aと終端
部3Bとを解放口とする平面視U字型に配置されてい
る。この軌道3は、この実施例では、一条の軌道であっ
て、図3に示す如く、2本のL型フランジ3Cを、所定
のガイド溝を形成するように、背中合わせに配置して構
成されている。
【0021】上記軌道3の始端部3Aから搬送方向下手
側に、この軌道3の一部に近接して注湯作業ブロックC
を配置してある。この注湯作業ブロックCでは、クレー
ンで搬送されてきた取鍋により、台車2に載置されたて
鋳型1に順次注湯される。そして、上記軌道3の終端部
3Bには、相互に連結された台車2を前記軌道3に沿っ
て駆動する駆動手段4が設けられている。
【0022】上記駆動手段4として、この実施例では、
図2乃至図4に示すように、前記台車2の1台に係合及
び係合離脱することで、相互に連結された複数の台車2
を間欠的に駆動するように構成されたものが用いられ
る。その具体構成としては、前記駆動手段4が、電動モ
ーター4Aと,該電動モーター4Aにより横軸心回りに
回転駆動されるエンドレスチェーン4B(ここでは鎖状
体)と、該エンドレスチェーン4Bに係脱する前記台車
2に設けられたフック4Cとから構成されている。
【0023】図6及び図7に示すように、該フック4C
には前記エンドレスチェーン4Bに係合する切り欠き4
Dが形成されており、そのエンドレスチェーン4Bの鎖
の横向きの環状体が前記切きり欠き4Dの両側部に係合
し、縦向きの環状体が前記切きり欠き4Dを通過できる
ように構成され、該エンドレスチェーン4Bの回動始端
側の軌跡変化、即ち、スプロケットホイールの径変化に
よる移動軌跡の上下変位により係合し、同様に終端側の
軌跡変化により係合離脱するよう構成されている。
【0024】次に、上記台車2の構成について述べる
と、この台車2は、図5に示す如く、上記鋳型1を載置
できる手動型の台車2を相互に連結及び連結解除自在に
構成すると共に軌道3及び路面の走行が可能に構成され
ている。この台車2の具体構成としては、手押しハンド
ル2Cを備えた四輪型のものあり、その車輪は、後方の
二輪2Aが旋回可能のもので、前方二輪2Bが固定式の
ものである。
【0025】そして、前記台車2同士の連結構造として
は、この実施例では、図2に示す如く、両端が鉤型の連
結バー6と、これが勘合される先行車の台車2の後部に
設けられたホルダー部7と、後続の台車2の前部に設け
られたホルダー部7(結局台車2にはその前後にホルダ
ー部7が設けられている)とから構成されている。従っ
て、前記台車2を、手動操作でもって、前記軌道3にあ
るときに相互連結状態とし、該軌道3から外れるときに
その相互連結状態を解除することが出来る。また、軌道
3の走行が可能な構成として、この実施例では、その台
車2の車輪とは別個に、この台車2の前後底部に夫々ガ
イドピン5が垂下して設けられており、このガイドピン
5が、上述した一対のL型フランジ3Aにより形成され
た溝に係合することができるように構成されている。
【0026】従って、前記造型作業ブロックAで造型さ
れた鋳型1を、相互連結解除状態の前記台車2に載置し
て、前記鋳型1を載置した台車2を手押しにより移動し
て前記軌道3の始端部3Aにある先行する台車2に連結
し、次いで、前記駆動手段4の間欠駆動で台車2を1台
分前進させ、前記注湯作業ブロックCにある台車2の鋳
型1に対して注湯作業を行い、しかる後に前記駆動手段
4を間欠駆動して1台分の台車2を前進駆動させ、前記
軌道3終端部3Bにある台車を軌道3から外すと共にそ
の後続の台車2との連結を解除して、フリーとなった台
車2を手押しにより前記型バラシ作業ブロックBに移動
し、適宜クレーン等を用いて注湯済みの鋳型1を降ろ
し、バラシ作業を行う。そして、鋳型1を下ろした空の
台車2は、再びを手押しで前記造型作業ブロックAに移
動させて次の鋳型1を載置するのである。
【0027】
【発明の効果】本発明にかかる鋳造工場における鋳型搬
送システムによれば、鋳造工場のスペースを有効に利用
できながら、鋳型載置の台車とその搬送手段を工夫する
ことで、格別大掛かりな装置を付設することなく、前記
台車を造型、注湯、型バラシの各作業工程に共用出来
て、クレーン作業を少なくして全体の作業性を高めるこ
とが出来る顕著な効果を奏するに至ったものである。本
発明のその他の具体的な利点は、上記発明の実施の態様
の項及び実施例の項において詳述した通りである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の鋳造工場における鋳型搬送システムを
示す平面図である。
【図2】本発明の鋳造工場における鋳型搬送システムの
駆動手段を示す拡大正面図である。
【図3】本発明の鋳造工場における鋳型搬送システムの
駆動手段を示す拡大側面図である。
【図4】本発明の鋳造工場における鋳型搬送システムの
駆動手段を示す拡大平面図である。
【図5】本発明の鋳造工場における鋳型搬送システムの
台車を示す正面図である。
【図6】本発明の鋳造工場における鋳型搬送システムの
台車と駆動手段との係合状態を示す要部の拡大正面図で
ある。
【図7】本発明の鋳造工場における鋳型搬送システムの
台車と駆動手段との係合状態を示す要部の拡大縦断側面
図である。
【図8】従来技術を示す鋳造工場における鋳型搬送シス
テムの一例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 鋳型 2 台車 3 軌道 3A 軌道の始端部 3B 軌道の終端部 4 駆動手段 4A 電動モーター 4B エンドレスチェーン 4C フック 4D 切り欠き A 造型作業ブロック B 型バラシ作業ブロック C 注湯作業ブロック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 多田 寿 大阪府大阪市淀川区西宮原3丁目3番19号 太洋マシナリー株式会社内 (72)発明者 中川 富博 大阪府大阪市淀川区西宮原3丁目3番19号 太洋マシナリー株式会社内 Fターム(参考) 4E094 CC01 CC61 CC63

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】造型作業ブロックAと型バラシ作業ブロッ
    クBとを併置した鋳型を用いる鋳造工場における鋳型搬
    送システムであって、 鋳型1を載置できる手動型の台車2を相互に連結及び連
    結解除自在に構成すると共に軌道3及び路面の走行が可
    能に構成し、 前記造型作業ブロックAに前記台車2の軌道3の始端部
    3Aを位置させ、 前記型バラシ作業ブロックBに前記軌道の終端部3Bを
    位置させ、 前記台車2を、前記軌道3にあるときに相互連結状態と
    し、該軌道3から外れるときにその相互連結状態を解除
    し、 前記軌道3の一部に近接して注湯作業ブロックCを配置
    し、 相互に連結された前記台車2を前記軌道3に沿って駆動
    する駆動手段4を設け、 前記造型作業ブロックAで造型された鋳型1を、相互連
    結解除状態の前記台車2に載置して、前記鋳型1を載置
    した台車2を手押しにより移動して前記軌道3にある先
    行する台車2に連結し、 且つ、前記軌道3の終端部3Bに至ってその台車2の連
    結を解除して手押しにより前記型バラシ作業ブロックB
    に移動し、注湯した鋳型1を下ろした空の台車2を手押
    しで前記造型作業ブロックAに移動させて次の鋳型1を
    載置する、鋳造工場における鋳型搬送システム。
  2. 【請求項2】前記軌道3が、その始端部3Aと終端部3
    Bとを解放口とする平面視U字型に配置されている、請
    求項1の鋳造工場における鋳型搬送システム。
  3. 【請求項3】前記駆動手段4が、前記台車2の少なくと
    も1台に係合及び係合離脱することで、相互に連結され
    た複数の台車2を間欠的に駆動するように構成されてい
    る、請求項1又は請求項2の鋳造工場における鋳型搬送
    システム。
  4. 【請求項4】前記駆動手段4が、電動モーター4Aと,
    該電動モーター4Aにより横軸心回りに回転駆動される
    エンドレスチェーン4Bと、該エンドレスチェーン4B
    に係脱する前記台車2に設けられたフック4Cとから構
    成され、該フック4Cには前記エンドレスチェーン4B
    に係合する切り欠き4Dが形成されており、該エンドレ
    スチェーン4Bの回動始端側の軌跡変化により係合し、
    終端側の軌跡変化により係合離脱するよう構成されてい
    る、請求項1乃至請求項3の鋳造工場における鋳型搬送
    システム。
  5. 【請求項5】造型作業ブロックAから注湯作業ブロック
    Cを経て型バラシ作業ブロックBに至る鋳型を用いる鋳
    造工場における鋳型搬送装置であって、鋳型1を載置で
    きる台車2を相互に連結及び連結解除自在に構成すると
    共に軌道3及び路面の走行が可能に構成し、且つ前記台
    車2の少なくとも1台に係合及び係合離脱することで、
    相互に連結された複数の台車2を間欠的に駆動するよう
    に構成されている、鋳造工場における鋳型搬送システ
    ム。
  6. 【請求項6】前記駆動手段4が、電動モーター4Aと,
    該電動モーター4Aにより横軸心回りに回転駆動される
    エンドレスチェーン4Bと、該エンドレスチェーン4B
    に係脱する前記台車2に設けられたフック4Cとから構
    成され、該フック4Cには前記エンドレスチェーン4B
    に係合する切り欠き4Dが形成されており、該エンドレ
    スチェーン4Bの回動始端側の軌跡変化により係合し、
    終端側の軌跡変化により係合離脱するよう構成されてい
    る、請求項5の鋳造工場における鋳型搬送システム。
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