JP2003154299A - 基体を流体でコーティングする装置 - Google Patents

基体を流体でコーティングする装置

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JP2003154299A JP2002278277A JP2002278277A JP2003154299A JP 2003154299 A JP2003154299 A JP 2003154299A JP 2002278277 A JP2002278277 A JP 2002278277A JP 2002278277 A JP2002278277 A JP 2002278277A JP 2003154299 A JP2003154299 A JP 2003154299A
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アール. フリッド クリストファー
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受光基体をコーティングするための改良され
た装置を提供する。 【解決手段】 この装置(100)は、流入口(1)と
オリフィス(11)を有する導管(9)とを画定する少
なくとも1つのディップタンク(10)を備える。導管
が、丸形物体(400)から成る複数の層を吊り下げる
手段(31,32)を含むことによって、流入口に供給
される(2A)流体(200)が、この丸形物体から成
る複数の層を通過して流れ(2B)、オリフィスを介し
て挿入される(80)基体をコーティングする(2
C)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディップタンクを
用いて受光基体をコーティングすることに関し、より詳
細には、丸形物体若しくはビーズから成る複数の層を備
えたディップタンクを用いて、受光基体をコーティング
することに関する。
【0002】
【従来の技術】受光体コーティング溶液を塗布して、受
光体可撓性ベルトや円筒形ドラムのような受光体装置を
コーティングするのに、コーティング流体リザーバ若し
くは「ディップタンク」を用いることは知られている。
ユージーン エー.スウェイン(Eugene A. Swain)によ
る米国特許第5,681,392号では、例えば、有機
受光体コーティング流体80を供給して、可撓性ベルト
タイプの受光基体60をコーティングするのに、流体リ
ザーバ(=ディップタンク)10が用いられている。
(特許文献1参照。)
【0003】このコーティング処理では、コーティング
する溶液を収容するタンクのオリフィス内に受光基体
(ベルト又はドラム)を浸漬若しくは「ディップ」して
から、一定の速度(これによってコーティング厚さを調
節する)で引き出す。基体をコーティングする通常のメ
カニズムは、活物質(例えば、顔料)を溶解或いは懸濁
状態で含有するコーティング溶液を、ディップタンクの
底部に位置する流入口からタンク内に送り込み、タンク
の頂部に位置するオリフィスにおいてタンクから連続的
にあふれさせるものである。このようにして、基体を、
コーティング速度に対応する均一な溶液の流れにさら
す。
【0004】このディップコーティング処理には、コー
ティングされた基体表面に欠陥をもたらす可能性があ
る、いくつかの欠点がある。
【0005】例えば、典型的には、タンクの頂部におけ
るコーティング溶液の半径方向表面速度は非常に遅い。
つまり、通常、タンクは円錐形の容積を有していて、こ
のようなタンクにおいては、コーティング溶液の流れは
比較的少ない。コーティング溶液が非均一であると、受
光基体のディップ長さの一部又は全部に沿ってコーティ
ング縞が生じることがある。このような非均一は、安定
性の低い分散液において生じる可能性が特に高く、凝集
と呼ばれる非均一分散分布特性を露呈することがある。
【0006】知られていることであるが、凝集は、上述
した円錐形の容積を有するタンクのように、溶液の移動
若しくは剪断が少ない或いは全くない場合に生じる。凝
集が生じると、ディップタンク内に溶剤や顔料の濃い領
域ができる。あいにく、このような領域は、ちょうど受
光基体が浸漬される領域に当たる。結果として、これら
の現象は、得られる完成受光体装置において、コーティ
ング縞やその他の欠陥を引き起こすこととなり得る。
【0007】
【特許文献1】米国特許第5,681,392号明細書
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って、受光基体をコ
ーティングするための改良された装置及び方法が必要と
されている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の態様
は、少なくとも1つの基体を流体でコーティングする装
置であって、流入口とオリフィスを有する導管とを画定
する少なくとも1つのディップタンクを備え、前記導管
が、丸形物体から成る複数の層を吊り下げる手段を含む
ことによって、前記流入口に供給される流体が、前記丸
形物体から成る複数の層を通過して流れ、前記オリフィ
スを介して挿入される基体をコーティングすることを特
徴とする。
【0010】本発明の請求項2の態様は、請求項1の態
様において、前記少なくとも1つの基体が受光基体を含
み、前記流体が受光体コーティング溶液を含むことを特
徴とする。
【0011】本発明の請求項3の態様は、請求項2の態
様において、前記受光基体がベルトを含むことを特徴と
する。
【0012】本発明の請求項4の態様は、請求項2の態
様において、前記受光基体が円筒形ドラムを含むことを
特徴とする。
【0013】本発明の請求項5の態様は、請求項1の態
様において、前記丸形物体から成る複数の層が、前記デ
ィップタンクの底部付近に吊り下げられることを特徴と
する。
【0014】本発明の請求項6の態様は、請求項1の態
様において、前記吊り下げ手段が、全体に散在した複数
の孔を有する少なくとも1つの多孔要素を含むことを特
徴とする。
【0015】本発明の請求項7の態様は、請求項1の態
様において、前記吊り下げ手段が、全体に散在した複数
の孔を有する少なくとも2つの多孔要素を含むことを特
徴とする。
【0016】本発明の請求項8の態様は、請求項6又は
7の態様において、前記多孔要素が格子、スクリーン、
又はメッシュを含むことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】簡潔に言えば、受光体ベルトや受
光体ドラムのような受光基体をコーティングする装置に
ついて開示する。この装置は、少なくとも1つの受光体
コーティング流体リザーバ若しくはディップタンクを備
える。ディップタンクは、一方の端部に流入口を画定
し、他方の端部にオリフィスを有する導管を画定してい
る。導管は、格子、スクリーン、又はメッシュのような
多孔要素を少なくとも1つ含んでいて、この多孔要素
は、ステンレス鋼やガラスビーズのような非汚染丸形物
体から成る複数の層を導管の底部に吊り下げるように構
成されたものである。これにより、流入口に供給された
受光体コーティング溶液は、オリフィスを介して挿入さ
れた受光基体をコーティングする前に、ビーズから成る
この複数の層を通過して流れることとなる。その結果、
受光基体をコーティングする際におけるコーティング溶
液の均一性が向上し、よって、完成した受光体ベルト若
しくはドラムにおけるコーティング欠陥が減少する。
【0018】ここで、図2(a)(b)を概略的に参照する
と、本発明に対して用いることのできる典型的な受光基
体が示されている。例えば、図2(a)には、可撓性の受
光体ベルトである基体20Aが示されていて、図2(b)
には、円筒形の受光体ドラムである基体20Bが示され
ている。
【0019】次に、図1を参照すると、前記基体20A
と20Bのうちの少なくとも1つを流体200でコーテ
ィングする装置100が示されている。一実施形態にお
いては、この流体200は受光体コーティング溶液から
成る。
【0020】図1に示されているように、この装置10
0は、少なくとも1つのディップタンク10を備える。
ディップタンク10は、一方の端部に流入口1を画定
し、他方の端部にオリフィス11を有する導管9を画定
している。そして、導管9は、導管内径12を形成して
いる。詳細については以下に述べるが、導管9は、丸形
物体若しくはビーズ400から成る複数の層を、導管内
径12を実質的に横断して覆うように吊り下げる手段3
1〜32を含む。図示されているように、丸形物体40
0から成るこの複数の層は、導管9の底部15付近に吊
り下げられる。このように吊り下げることによって、丸
形物体400から成るこの複数の層は、流入口1とオリ
フィス11との間に配置される。さらに、このように配
置した結果、まず流入口1に供給された(2A)流体2
00は実質的に全て、丸形物体400から成るこの複数
の層を通過して流れてから(2B)、オリフィス11に
向かって流れることとなり(2C)、これによって、予
めオリフィス11を介して挿入若しくはディップされて
いた(80)基体20A又は20Bがコーティングされ
る。
【0021】さらに図1を参照すると、一実施形態にお
いては、丸形物体400を吊り下げるこの手段は、第1
のつまり下方の多孔要素31のみから構成され、丸形物
体400は、この多孔要素31の上に置かれる。別の実
施形態においては、丸形物体400を吊り下げるこの手
段は、前記第1のつまり下方の多孔要素31と第2のつ
まり上方の多孔要素32との両方から構成され、丸形物
体400は、この第1多孔要素31と第2多孔要素32
との間に置かれる。
【0022】ここで、図3(a)を参照すると、第1多孔
要素31は全体に散在した複数の孔301を有している
ことがわかる。同様に、図3(b)を参照すると、第2多
孔要素32も全体に散在した複数の孔302を有してい
ることがわかる。
【0023】一実施形態においては、この多孔要素31
及び32の一方若しくは両方は、格子、スクリーン、又
はメッシュから成る。
【0024】別の実施形態においては、この多孔要素3
1及び32の一方若しくは両方は、前記米国特許第5,
681,392号の多孔膜30と同種のものである。
【0025】さらに別の実施形態においては、この多孔
要素31及び32の一方若しくは両方は、前記米国特許
第5,681,392号の多孔板40と同種のものであ
る。
【0026】次に、図4を参照すると、図1の丸形物体
400の様々な例が示されている。図示されているよう
に、丸形物体400は、図の球形物体401のような球
形をした物体、図の楕円形物体402のような楕円形を
した物体、及び球形物体401と楕円形物体402との
混合から成る。
【0027】さらに図4を参照すると、図の楕円形物体
402は、図の楕円形物体例402'、402''、40
2'''のような変形例を含むことが理解されるであろ
う。図には楕円形物体例402'、402''、402'''
のみが示されているが、この楕円形物体402としては
さらに他の例も可能である、ということは理解されるで
あろう。
【0028】さらに図4を参照すると、前記球形物体4
01及び(楕円形物体例402'、402''、402'''
を含む)楕円形物体402を含む本発明の丸形物体40
0は、滑面を有していて、非汚染物であり、直径が10
〜30mmの範囲である。この丸形物体400は通常
「ビーズ」として知られている、ということは理解され
るであろう。
【0029】一実施形態においては、通常、この丸形物
体400はガラスから構成される。
【0030】別の実施形態においては、通常、この丸形
物体400は、例えば、磁器、酸化アルミニウム、二酸
化チタン、又はその等価物のような、セラミック材料か
ら構成される。
【0031】さらに別の実施形態においては、通常、こ
の丸形物体400は、例えば、アルミニウム、ステンレ
ス鋼、又はチタンのような、金属から構成される。
【0032】少し図1に戻ると、一実施形態において
は、装置100は、丸形物体400の実質的に全てが、
ガラス、セラミック、又は金属のような単一材料で構成
された、丸形物体400から成る複数の層を備える。こ
れに対し、別の実施形態においては、装置100は、複
数の材料で構成された丸形物体400から成る複数の層
を備える。この後者の対比する実施形態の一例として
は、例えば、仮定の装置100は、丸形物体400全部
のうち、50%がガラスで構成され、残りの50%が金
属で構成された、丸形物体400から成る複数の層を備
えてもよい。
【0033】さらに図1を参照すると、一実施形態にお
いては、装置100は、丸形物体400の実質的に全て
が同一の大きさ若しくは直径である、丸形物体400か
ら成る複数の層を備える。これに対し、別の実施形態に
おいては、装置100は、それぞれが異なる若しくは様
々な大きさである、丸形物体400から成る複数の層を
備える。この後者の対比する実施形態の一例としては、
例えば、仮定の装置100は、丸形物体400全部のう
ち、35%が直径10mmで、残りの65%が直径20
mmである、丸形物体400から成る複数の層を備えて
もよい。
【0034】次に、図5〜図7を概略的に参照すると、
図1に示したように吊り下げ手段31〜32によって導
管9内に吊り下げられた、丸形物体400から成る複数
の層を備える、装置100の様々な実施形態が示されて
いる。
【0035】図5〜図7は、以下のように簡潔に要約さ
れる。
【0036】図5は、丸形物体400から成る複数の層
がほぼ全て球形物体401で構成された、装置100の
様々な実施形態を示している。
【0037】図6は、丸形物体400から成る複数の層
がほぼ全て楕円形物体402で構成された、装置100
の様々な実施形態を示している。
【0038】図7は、丸形物体400から成る複数の層
が単数又は複数の球形物体401及び単数又は複数の楕
円形物体402で構成された、装置100の様々な実施
形態を示している。
【0039】ここで、図5を参照すると、それぞれ
(a)、(b)、(c)で示された3つの図から成っている。
図5(a)では、丸形物体400から成る複数の層が球形
物体401の2層で構成された、装置100の一実施形
態が示されている。図5(b)では、丸形物体400から
成る複数の層が球形物体401の3層で構成された、装
置100の別の実施形態が示されている。図5(c)で
は、丸形物体400から成る複数の層が球形物体401
の2層以上の層(即ち、2、3、4、5又はさらに多く
の層)で構成された、装置100のさらに別の実施形態
が示されている。
【0040】次に、図6を参照すると、それぞれ(a)、
(b)、(c)で示された3つの図から成っている。
【0041】図6(a)では、丸形物体400から成る複
数の層が楕円形物体402の2層で構成された、装置1
00の一実施形態が示されている。図6(a)の一実施形
態においては、この楕円形物体402は実質的に全て、
例えば、図4に示された楕円形物体例402'、40
2''、402'''のうちの1種類のみというような、同
一の楕円形で構成される。図6(a)の別の対比する実施
形態においては、この楕円形物体402は、例えば、図
4に示された楕円形物体例402'、402''、40
2'''のうちの少なくとも2種類というような、異なる
楕円形で構成される。
【0042】図6(b)では、丸形物体400から成る複
数の層が楕円形物体402の3層で構成された、装置1
00の別の実施形態が示されている。図6(b)の一実施
形態においては、この楕円形物体402は実質的に全
て、例えば、図4に示された楕円形物体例402'、4
02''、402'''のうちの1種類のみというような、
同一の楕円形で構成される。図6(b)の別の対比する実
施形態においては、この楕円形物体402は、例えば、
図4に示された楕円形物体例402'、402''、40
2'''のうちの少なくとも2種類というような、異なる
楕円形で構成される。
【0043】図6(c)では、丸形物体400から成る複
数の層が楕円形物体402の2層以上の層(即ち、2、
3、4、5又はさらに多くの層)で構成された、装置1
00のさらに別の実施形態が示されている。図6(c)の
一実施形態においては、この楕円形物体402は実質的
に全て、例えば、図4に示された楕円形物体例40
2'、402''、402'''のうちの1種類のみというよ
うな、同一の楕円形で構成される。図6(c)の別の対比
する実施形態においては、この楕円形物体402は、例
えば、図4に示された楕円形物体例402'、40
2''、402'''のうちの少なくとも2種類というよう
な、異なる楕円形で構成される。
【0044】次に、図7を参照すると、それぞれ(a)、
(b)、(c)で示された3つの図から成っている。
【0045】図7(a)では、丸形物体400から成る複
数の層が、単数又は複数の球形物体401及び単数又は
複数の楕円形物体402を含む丸形物体400の2層で
構成された、装置100の一実施形態が示されている。
図7(a)の一実施形態においては、この丸形物体400
の2層は、単数又は複数の球形物体401及び単数又は
複数の楕円形物体402の一定の若しくは予め決められ
た組み合わせ若しくは配列から成る。図7(a)の別の実
施形態においては、この丸形物体400の2層は、単数
又は複数の球形物体401及び単数又は複数の楕円形物
体402の任意の若しくはランダムの組み合わせ若しく
は配列から成る。図7(a)のさらなる実施形態において
は、この丸形物体400の2層は、球形物体401を1
つだけ含む。図7(a)のさらに別の実施形態において
は、この丸形物体400の2層は、楕円形物体402を
1つだけ含む。
【0046】図7(b)では、丸形物体400から成る複
数の層が、単数又は複数の球形物体401及び単数又は
複数の楕円形物体402を含む丸形物体400の3層で
構成された、装置100の別の実施形態が示されてい
る。図7(b)の一実施形態においては、この丸形物体4
00の3層は、単数又は複数の球形物体401及び単数
又は複数の楕円形物体402の一定の若しくは予め決め
られた組み合わせ若しくは配列から成る。図7(b)の別
の実施形態においては、この丸形物体400の3層は、
単数又は複数の球形物体401及び単数又は複数の楕円
形物体402の任意の若しくはランダムの組み合わせ若
しくは配列から成る。図7(b)のさらなる実施形態にお
いては、この丸形物体400の3層は、球形物体401
を1つだけ含む。図7(b)のさらに別の実施形態におい
ては、この丸形物体400の3層は、楕円形物体402
を1つだけ含む。
【0047】図7(c)では、丸形物体400から成る複
数の層が、単数又は複数の球形物体401及び単数又は
複数の楕円形物体402を含む丸形物体400の2層以
上の層(即ち、2、3、4、5又はさらに多くの層)で
構成された、装置100のさらに別の実施形態が示され
ている。図7(c)の一実施形態においては、この丸形物
体400の2層以上の層は、単数又は複数の球形物体4
01及び単数又は複数の楕円形物体402の一定の若し
くは予め決められた組み合わせ若しくは配列から成る。
図7(c)の別の実施形態においては、この丸形物体40
0の2層以上の層は、単数又は複数の球形物体401及
び単数又は複数の楕円形物体402の任意の若しくはラ
ンダムの組み合わせ若しくは配列から成る。図7(c)の
さらなる実施形態においては、この丸形物体400の2
層以上の層は、球形物体401を1つだけ含む。図7
(c)のさらに別の実施形態においては、この丸形物体4
00の2層以上の層は、楕円形物体402を1つだけ含
む。
【0048】図1に示された上述した装置100の開示
に加えて、方法も開示してきたことは理解されるであろ
う。
【0049】詳細には、流入口1とオリフィス11を有
する導管9とを画定する少なくとも1つのディップタン
ク10を備え、前記導管9が、丸形物体400から成る
複数の層を吊り下げる手段31〜32を含むことによっ
て、前記流入口1に供給される(2A)流体200が、
前記丸形物体400から成る複数の層を通過して流れ
(2B)、前記オリフィス11を介して挿入される(8
0)基体をコーティングする(2C)ことを特徴とする
装置100を用いて、少なくとも1つの基体を流体20
0でコーティングする方法であって、流体を流入口1に
供給するステップ(2A)と、少なくとも1つの基体を
オリフィス11を介して挿入するステップ(80)とを
含む方法を開示してきた。
【0050】さらに、前記方法の一実施形態において
は、前記少なくとも1つの基体が受光基体20A又は2
0Bから成り、前記流体200が受光体コーティング溶
液から成る、ということは理解されるであろう。
【0051】要約すると、本発明では、「ビーズ」とし
て通常知られる非汚染丸形物体から成る複数の層を、メ
ッシュスクリーンのような吊り下げ装置の間において吊
り下げる。次に、丸形物体から成るこれらの層を、ディ
ップタンクの底部に配置する。その結果、受光基体コー
ティング処理がより均一になり、得られる完成受光体ベ
ルト若しくはドラムにおけるコーティング欠陥が減少す
る。
【0052】本発明の実施に不可欠なものではないが、
作用の理論として可能性のある1つの理論には、溶液が
タンク内に送り込まれる際に、丸形物体から成る層が溶
液をより剪断する、という理論がある。この理論によれ
ば、溶液がより剪断されることによって凝集が抑制さ
れ、タンク内において溶剤や顔料の濃い領域が減少し、
タンク内における流れが分散して、汚染物質の詰まる停
滞領域が回避される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による受光基体をコーティングする装置
100を示す図である。
【図2】(a)は、図1の装置によってコーティングする
ことのできる受光体ベルト基体20Aを示す図であり、
(b)は、図1の装置によってコーティングすることので
きる受光体ドラム基体20Bを示す図である。
【図3】(a)は、装置100の第1多孔要素31を示す
図であり、(b)は、装置100の第2多孔要素32を示
す図である。
【図4】装置100において使用することのできる丸形
物体若しくはビーズ400の様々な例を示す図であり、
丸形物体400は、球形物体例401及び楕円形物体例
402を含み、後者の楕円形物体例402は、さらに別
の例402'、402''、402'''を含む。
【図5】(a)は、球形物体401の2層を備える装置1
00を示す図であり、(b)は、球形物体401の3層を
備える装置100を示す図であり、(c)は、球形物体4
01の2層以上の層を備える装置100を示す図であ
る。
【図6】(a)は、楕円形物体402の2層を備える装置
100を示す図であり、(b)は、楕円形物体402の3
層を備える装置100を示す図であり、(c)は、楕円形
物体402の2層以上の層を備える装置100を示す図
である。
【図7】(a)は、単数又は複数の球形物体401及び単
数又は複数の楕円形物体402を含む丸形物体400の
2層を備える装置100を示す図であり、(b)は、単数
又は複数の球形物体401及び単数又は複数の楕円形物
体402を含む丸形物体400の3層を備える装置10
0を示す図であり、(c)は、単数又は複数の球形物体4
01及び単数又は複数の楕円形物体402を含む丸形物
体400の2層以上の層を備える装置100を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 流入口 9 導管 10 ディップタンク 11 オリフィス 15 底部 20 基体 31、32 多孔要素(吊り下げ手段) 100 コーティング装置 200 流体 400 丸形物体 401 球形物体 402 楕円形物体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ユージーン エー. スウェイン アメリカ合衆国 14580 ニューヨーク州 ウェブスター ベンディング バウ ド ライブ 649 (72)発明者 クリストファー アール. フリッド アメリカ合衆国 14611 ニューヨーク州 ロチェスター ウインボーン ロード 58 (72)発明者 キャスリン ティー. ラローン アメリカ合衆国 53150 ウィスコンシン 州 マスキーゴ チャンピオンズ ドライ ブ 12935 エス. 97 ダブリュー. Fターム(参考) 2H068 AA21 AA54 AA55 EA16 4F040 AA02 AA04 AA14 AB06 AC02 BA42 CC01 CC09 CC10 CC20

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流入口とオリフィスを有する導管とを画
    定する少なくとも1つのディップタンクを備え、前記導
    管が、丸形物体から成る複数の層を吊り下げる手段を含
    むことによって、前記流入口に供給される流体が、前記
    丸形物体から成る複数の層を通過して流れ、前記オリフ
    ィスを介して挿入される基体をコーティングする、少な
    くとも1つの基体を流体でコーティングする装置。
  2. 【請求項2】 前記少なくとも1つの基体が受光基体を
    含み、前記流体が受光体コーティング溶液を含む、請求
    項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記受光基体がベルトを含む、請求項2
    に記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記受光基体が円筒形ドラムを含む、請
    求項2に記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記丸形物体から成る複数の層が、前記
    ディップタンクの底部付近に吊り下げられる、請求項1
    に記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記吊り下げ手段が、全体に散在した複
    数の孔を有する少なくとも1つの多孔要素を含む、請求
    項1に記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記吊り下げ手段が、全体に散在した複
    数の孔を有する少なくとも2つの多孔要素を含む、請求
    項1に記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記多孔要素が格子、スクリーン、又は
    メッシュを含む、請求項6又は7に記載の装置。
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