JP2003153043A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JP2003153043A
JP2003153043A JP2001342727A JP2001342727A JP2003153043A JP 2003153043 A JP2003153043 A JP 2003153043A JP 2001342727 A JP2001342727 A JP 2001342727A JP 2001342727 A JP2001342727 A JP 2001342727A JP 2003153043 A JP2003153043 A JP 2003153043A
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JP
Japan
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Application number
JP2001342727A
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English (en)
Inventor
Yasuo Takane
靖雄 高根
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮影を行う際に、撮影画面内において予め被
写体のどの部分に合焦するかを把握することができるカ
メラを得ることが目的である。 【解決手段】 被写体像をモニタする際に、画像処理部
では、前記被写体像のビットマップデータが作成され
る。この作成されたビットマップデータに対応する画像
が、LCDに表示される。これにより、撮影者は、前記
LCDに表示された前記ビットマップデータに対応する
画像を認識することで、予め被写体のどの部分に合焦す
るかを把握することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被写体の被写体像
を自動的に合焦するためのオートフォーカス手段と、前
記被写体像を表示する液晶表示手段と、前記被写体像に
関するビットマップデータを作成して前記ビットマップ
データに対応する画像を前記液晶表示手段に表示するビ
ットマップ型オン・スクリーン・ディスプレイ手段と、
を備えたカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、撮影画像を合焦させるために
用いるオートフォーカスフレーム(以下、AFフレームと
いう)が設けられた撮影装置が知られている。この撮影
装置のAFフレームは、前記撮影装置のファインダー内で
固定された位置に配設されている。この撮影装置では、
撮影時において被写体像が合焦すると、前記AFフレーム
が点灯する等して撮影者に前記合焦していることを報知
できるように工夫されている。
【0003】ここで、被写界深度を考慮しない場合で
は、合焦する場所が平面で存在することになる。これに
対して、前記被写界深度を考慮した場合では、撮影時の
前後にいわゆるピントが合った状態で被写体を見ること
ができる領域が存在する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、撮影時
のファインダースクリーン(一眼レフ)では、撮影者
が、前記合焦の範囲を正確に把握することができない。
さらには、レンジファインダーカメラでは、撮影者が、
ファインダー内のどの部分が合焦しているのかといった
合焦状況も全く把握できなかった。
【0005】本発明は上記事実を考慮し、撮影を行う際
に、撮影画面内において予め被写体のどの部分に合焦す
るかを把握することができるカメラを得ることが目的で
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、被写体の被写体像を自動的に合焦するためのオート
フォーカス手段と、前記被写体像を表示する液晶表示手
段と、前記被写体像に関するビットマップデータを作成
して前記ビットマップデータに対応する画像を前記液晶
表示手段に表示するビットマップ型オン・スクリーン・
ディスプレイ手段と、を備えたカメラであって、前記被
写体像をモニタする際に、前記オートフォーカス手段に
より合焦した合焦位置に関する前記被写体像のビットマ
ップデータを作成するビットマップデータ作成手段を有
し、前記ビットマップデータ作成手段によって作成され
たビットマップデータに対応する画像を前記被写体像と
重ね合わせて前記液晶表示手段に表示することを特徴と
している。
【0007】請求項1に記載の発明によれば、被写体像
をモニタする際に、ビットマップデータ作成手段では、
前記被写体像のビットマップデータが作成される。この
作成されたビットマップデータに対応する画像が、液晶
表示手段に表示される。これにより、撮影者は、前記液
晶表示手段に表示された前記ビットマップデータに対応
する画像を認識することで、予め被写体のどの部分に合
焦するかを把握することができる。
【0008】請求項2に記載の発明は、前記請求項1に
記載の発明において、前記被写体像を撮影する前に、前
記ビットマップデータに対応する画像を前記液晶表示手
段に表示することを特徴としている。
【0009】請求項2に記載の発明によれば、前記被写
体像を撮影する前に、前記ビットマップデータに対応す
る画像が、前記液晶表示手段に表示される。これによ
り、撮影者は、前記液晶表示手段に表示された前記画像
を認識することで、予め被写体のどの部分に合焦するか
を把握することができ、撮影者の意図する画像を撮影す
ることが従来のカメラよりも容易になる。
【0010】請求項3に記載の発明は、前記請求項1又
は前記請求項2に記載の発明において、前記ビットマッ
プデータ作成手段に対して帯域制限を施す帯域制限手段
と、前記ビットマップデータに対してスレショルドレベ
ルを設けたコアリング処理を施すコアリング処理手段
と、をさらに備え、前記帯域制限手段による帯域制限と
コアリング処理手段によるスレショルドレベルを設けた
コアリング処理との少なくとも一方を有効としているこ
とを特徴としている。
【0011】請求項3に記載の発明によれば、帯域制限
手段では、前記ビットマップデータ作成手段に対して帯
域制限が施される。また、コアリング処理手段では、前
記ビットマップデータに対してスレショルドレベル(し
きい値)を設けたコアリング処理が施される。前記帯域
制限手段による前記帯域制限と前記コアリング処理手段
によるスレショルドレベルを設けた前記コアリング処理
との少なくとも一方が施される(有効とされる)。これ
により、前記液晶表示手段に表示される画像と対応する
ビットマップデータのデータ量を削減することができ
る。さらには、前記ビットマップデータを記憶するメモ
リ等の記憶手段の記憶容量が、従来のカメラに設けられ
た記憶手段の記憶容量よりも抑えることができる。
【0012】請求項4に記載の発明は、前記請求項3に
記載の発明において、前記帯域制限手段及び前記コアリ
ング処理手段は、被写体の撮影時の絞り値とレンズの焦
点距離とから求められる被写界深度に対応したレベル可
変型であることを特徴としている。
【0013】請求項4に記載の発明によれば、前記帯域
制限手段及び前記コアリング処理手段は、被写体の撮影
時の絞り値とレンズの焦点距離とから求められる被写界
深度に対応したレベル可変型であることから、撮影しよ
うとする被写体の被写体像の輪郭を抽出することができ
る。
【0014】請求項5に記載の発明は、前記請求項1乃
至前記請求項4に記載の発明において、前記液晶表示手
段で表示される画像のビットマップデータは、前記被写
体像の合焦する合焦位置と、前記被写体像の完全に合焦
する位置である完全合焦位置と、の距離に応じて色を可
変できるようにしたことを特徴としている。
【0015】請求項5に記載の発明によれば、合焦位置
が、完全合焦位置に対してどの程度の精度で合焦してい
るかを色を用いて撮影者に報知するため、撮影者はこの
色を認識することで、前記合焦位置をどの程度変更すれ
ば、前記撮影者の意図する被写体像の撮影ができるかが
容易に把握できる。このように被写体像の輪郭を示す色
の違いによって前記合焦位置の精度を容易に把握するこ
とができ、撮影者にとって合焦位置の修正時における煩
わしさが従来のカメラよりも軽減される。
【0016】請求項6に記載の発明は、前記請求項4又
は前記請求項5に記載の発明において、前記液晶表示手
段で表示される画像のビットマップデータは、前記被写
体像の合焦する合焦位置と比較して、前記被写界深度に
応じて色を可変できるようにしたことを特徴としてい
る。
【0017】請求項6に記載の発明によれば、合焦位置
と被写界深度とがどの程度であるかを色を用いて撮影者
に報知するため、撮影者はこの色を認識することで、前
記被写界深度をどの程度だけ変更すれば、前記撮影者の
意図する被写体像の撮影ができるかが容易に把握でき
る。このように被写体像の輪郭を示す色の違いによって
前記被写界深度を容易に把握することができ、撮影者に
とって被写界深度の修正時における煩わしさが従来のカ
メラよりも軽減される。
【0018】請求項7に記載の発明は、前記請求項4乃
至前記請求項6に記載の発明において、前記帯域制限手
段で用いられる帯域は、前記被写界深度が相対的に浅い
場合には前記帯域を狭めるように制御され、前記被写界
深度が相対的に深い場合には前記帯域を広げるように制
御することを特徴としている。
【0019】請求項7に記載の発明によれば、被写界深
度の程度に応じて帯域制限を変更するように制御してい
る。これにより、液晶表示手段に表示される画像と対応
したビットマップデータのデータ量を必要十分なデータ
量に抑えることができる。
【0020】請求項8に記載の発明は、前記請求項4乃
至前記請求項7に記載の発明において、前記コアリング
処理のスレショルドレベルは、前記被写界深度が相対的
に浅い場合には前記スレショルドレベルを高くするよう
に制御され、前記被写界深度が相対的に深い場合には前
記スレショルドレベルを低くするように制御されること
を特徴としている。
【0021】請求項8に記載の発明によれば、被写界深
度の程度に応じてコアリング処理のスレショルドレベル
を変更するように制御している。これにより、液晶表示
手段に表示される画像と対応したビットマップデータの
データ量を必要十分なデータ量に抑えることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】図1には、本実施の形態に係るカ
メラ10の構成の概要を示すブロック図が示されてい
る。
【0023】このカメラ10は、撮像によって得られた
撮像画像データによって表される撮影画像上に、ビット
マップ画像データによって表されるビットマップ画像を
重ねて(オン・スクリーン処理)、表示装置であるLC
D12の表示画面上に表示するものである。
【0024】本実施の形態では、前記LCD12の表示
画面は64分割されており、被写体像の輪郭のピントが
合った領域のエッジを強調して表示するものである。前
記エッジを強調して表示する際には、前記エッジを通常
時よりも太くする、あるいは前記エッジの箇所の色を本
来の色とは異なる色に変更して表示する。本実施の形態
に係るカメラ10は、ピントが合っているかどうかを判
断しにくい液晶等の表示手段でも、被写体像の輪郭にピ
ントが合ったか否かを容易に把握することができるよう
にするものである。
【0025】前記LCD12は、後述するCCD14に
よって撮像によって得られた被写体像や各種情報を表示
する役割を有する。また、LCD12は、後述するCC
D14による連続的な撮像によって得られた動画像(ス
ルー画像)を表示してファインダーとして使用すること
ができる。
【0026】固体電子撮像素子であるCCD14等の撮
像装置を用いて被写体を撮像することにより、被写体像
を表すR(赤)、G(緑)、B(青)の各色に対応する
撮像画像データが得られる。
【0027】前記CCD14には、撮影画像データをア
ナログ信号からデジタル信号へ変換するA/Dコンバー
タ16を介して、前記撮影画像データに対して種々の処
理を行う画像処理回路及びCPUからなる画像処理部1
8が接続されている。この画像処理部18は、主として
カメラ10の全体的な動作を司る。また、前記画像処理
部18には、画像データをビットマップデータに変換す
るためのビットマップ型オン・スクリーン・ディスプレ
イ回路(以下、ビットマップ型OSD回路という)18
Aが備えられている(後述)。
【0028】また、カメラ10には、撮影画面上で被写
体像を結像させるための光学ユニット20が設けられて
いる。この光学ユニット20には、図示しないアクチュ
エータが接続されている。前記CCD14に対する相対
位置が、前記画像処理部18に接続されたオートフォー
カス制御回路(以下、AF制御回路という)22から出
力される信号に基づき、図示しないアクチュエータが可
動し、変更されるようになっている。
【0029】また、カメラ10には、撮影者が前記カメ
ラ10に対して操作指示を行うための操作部24が接続
されている。前記操作部24によって撮影指示が入力さ
れると、前記撮影指示を示す撮影指示信号が前記操作部
24から出力されるようになっている。前記操作部24
には、撮影画像をLCD12内で固定させるためのシャ
ッターボタンと、上述したLCD12の表面に設置され
た感圧式の図示しないタッチパネルと、が含まれる。
【0030】前記操作部24には、前記操作部24から
出力された撮影指示信号を検知するための検知回路26
が接続されている。また、前記検知回路26は、上述し
た画像処理部18にも接続されており、前記撮影指示信
号を検知すると前記画像処理部18へ画像処理の指示を
行うようになっている。具体的には、前記操作部24に
含まれる前記シャッターボタンを半押しすると、前記半
押しをした瞬間に前記CCD14から出力されている撮
影画像データに対応する画像が、LCD12上で固定さ
れるようになっている。これにより、撮影者は、撮影さ
れる画像を予め確認することができる。また、前記シャ
ッターボタンが全押しされた場合には、前記全押しをし
た瞬間に前記CCD14から出力されている撮影画像デ
ータに対応する画像が、画像を一時的に記憶するための
画像データ一時記憶部としてのSDRAM(Synchronou
s Dynamic Random Access Memory)28に記憶され
るようになっている。さらに、前記SDRAM28に
は、前記画像処理部18において画像処理された画像が
一時的に記憶されるようになっている。
【0031】また、前記画像処理部18と前記SDRA
M28との間には、画像データの読み書きを制御するメ
モリ制御回路30が接続されている。前記メモリ制御回
路30は、前記画像処理部18において画像処理された
画像データを前記SDRAM28に記憶するか否かを制
御し、並びに前記SDRAM28に記憶されている画像
データを読み出して前記画像データ処理部18に前記画
像データを移すか否かを制御する。
【0032】また、前記画像処理部18には、種々の制
御データが記憶されている外部ROM32が接続されて
おり、前記画像処理部18が適宜前記外部ROM32か
ら目的に応じた制御データを読み出すことができるよう
になっている。
【0033】さらに、前記画像処理部18には、カメラ
10に接続された外部機器とデータの送受信を行うため
の通信部34が接続されている。ここでは、前記外部機
器としてパーソナル・コンピュータ(PC)36が、前
記通信部34に接続されている場合が示されている。前
記通信部34には、USB等のコネクタが設けられてお
り、前記通信部34に接続された装置との間の通信を司
る。
【0034】また、前記画像処理部18には、前記画像
処理部18で画像処理された画像データを記憶する外部
記憶装置38が接続されている。前記外部記憶装置38
として、スマートメディア、ICカード、CD−R、C
D−RW等の可搬型の記憶メディアを用いた外部記憶装
置を適用することができる。ここで、上述の画像処理部
18によって記憶メディアに対する各種情報の書込みや
当該記憶メディアに書き込まれている各種情報の読出し
が制御されるようになっている。
【0035】また、カメラ10には、上述のCCD14
よって撮像されている画像及び前記画像処理回路18に
よって画像処理された画像データに対応する画像を撮影
者に報知するための上述したLCD12が設けられてい
る。
【0036】前記LCD12には、上述のCCD14に
よって撮像された画像及び前記画像処理回路18によっ
て画像処理された画像データに対応する画像を前記LC
D12に表示する画像表示部40が接続されている。こ
の画像表示部40は、ビデオエンコーダを備えており、
LCD12に表示すべき映像を示す画像データをNTS
C方式のカラー複合映像信号に変換して前記LCD12
に出力するようになっている。
【0037】これにより、LCD12上において、前記
CCD14によって撮像された画像と前記画像処理回路
18によって画像処理された画像データに対応する画像
とを同一画面内で表示等することができる。
【0038】本実施の形態に係る光学ユニット20に含
まれるレンズは複数枚のレンズを有し、焦点距離の変更
(変倍)が可能なズームレンズとして構成されており、
図示しないレンズ駆動機構を備えている。このレンズ駆
動機構にズームモータ及び焦点調整モータは含まれるも
のであり、ズームモータ及び焦点調整モータは各々上述
の画像処理部18に含まれるCPUの制御下で上述のA
F制御回路22から供給された駆動信号によって駆動さ
れる。
【0039】前記CPUは、光学ズーム倍率を変更する
際にはズームモータを駆動制御して光学ユニット20に
含まれるレンズの焦点距離を変化させる。
【0040】また、前記CPUは、CCD14による撮
像によって得られた画像のコントラストが最大となるよ
うに上記焦点調整モータを駆動制御することによって合
焦制御を行う。すなわち、本実施の形態に係るカメラ1
0では、合焦制御として、読み取られた画像のコントラ
ストが最大となるようにレンズの位置を設定する、所謂
TTL(Through The Lens)方式を採用しており、オ
ートフォーカス・フレームによって示される撮影位置に
被写体が位置した状態で上述のシャッターボタンを半押
しすることによって、自動的に合焦制御がなされるよう
に構成されている。
【0041】ところで、被写体像に対してピントが合っ
た箇所の画像データは、高周波要素が多く含まれている
ため、この箇所をBPF下で抜き出すことが可能であ
る。そこで、本実施の形態では、前記画像データをBP
F下で抜き出し、ビットマップデータに変換するように
している。さらに、前記ビットマップデータに基づいた
画像と、CCD12によって撮像された被写体の画像
と、がLCD12で重ね表示されるようにしている。前
記重ね表示するために必要な構成を以下に示す図2を用
いて説明する。
【0042】図2には、前記操作部24で半押し状態で
シャッターボタンを押圧した際(モニタした際)に、固
定された画像の画像データからビットマップデータを作
成するためのビットマップ型OSD回路18Aを含むブ
ロック図が示されている。
【0043】前記ビットマップ型OSD回路18Aは、
上述した画像処理部18の内部に設けられている。
【0044】前記ビットマップ型OSD回路18Aに
は、上述したA/Dコンバータ16及び画像データ一時
記憶部28から転送されてきた画像データを入力するか
否かを制御する入力制御部100が設けられている。
【0045】前記入力制御部100には、前記SDRA
M28から転送されてきた画像データを記憶するための
ラインバッファメモリ102A及び102Bがそれぞれ
接続されている。以下、これらの「ラインバッファメモ
リ102A及び102B」を総称する場合、単に「ライ
ンバッファ102」という。このラインバッファメモリ
102は、SDRAM28から転送された画像データを
ライン単位で記憶させておくために用いられる。
【0046】また、前記ラインバッファメモリ102A
及び102Bには、前記ラインバッファメモリ102A
及び102Bに記憶された画像データを後述する帯域制
限・コアリング回路106及びデータ変換部108に出
力するか否かを制御する出力制御部104が接続されて
いる。
【0047】さらに、前記出力制御部104には、前記
ラインバッファメモリ102から出力された画像データ
に含まれる周波数の帯域制限をデータ変換部108に対
して施し、並びに前記画像データに含まれるノイズの除
去を行うための帯域制限・コアリング回路106が接続
されている。
【0048】また、前記出力制限回路104には、前記
ラインバッファメモリ102から出力された画像データ
をYC変換及びビットマップ変換するデータ変換部10
8が接続されている。
【0049】さらに、上述した帯域制限・コアリング回
路106には、前記データ変換部108が接続されてい
る。
【0050】また、上述した入力制御部100には、図
示しないパルス発振器等からの各種の制御信号を入力
し、並びに前記制御信号に基づいて演算を行うためのI
/OバスIF−レジスタ部110が接続されている。
【0051】一方、上述したデータ変換部108の内部
には、上述したYC変換を行うためのYC変換回路10
8A及びビットマップ変換を行うためのビットマップ変
換回路108Bが設けられている。また、前記データ変
換部108の内部には、上述したI/OバスIF−レジ
スタ部110と接続され、色を変換するデータを司るた
めのテーブル108Cが設けられている。
【0052】また、前記データ変換部108には、上述
のSDRAM28が上述のメモリ制御回路28を介して
接続されている。これにより、前記データ変換部108
で処理された、キャラクタジェネレータイネーブル(C
GEN)信号と、輝度を示すキャラクタジェネレータY
(CGY)信号と、色差を示すキャラクタジェネレータ
CR(CGCR)信号及びキャラクタジェネレータCB
(CGCB)信号と、が前記SDRAM28へ前記メモ
リ制御回路30を介して伝達されるようになっている。
【0053】また、上述したA/Dコンバータ16が、
上述した出力制御部104、帯域制限・コアリング回路
106及び前記メモリ制御回路30を介して前記SDR
AM28と接続されている。前記A/Dコンバータ16
から出力された信号は、前記出力制御部104及び前記
帯域制限・コアリング回路106を介して、透明度混合
比を示すキャラクタジェネレータT(CGT)信号とな
って、前記SDRAM28へ前記メモリ制御回路30を
介して伝達されるようになっている。
【0054】上述のような構成で、画像処理部18は、
シャッターの半押し状態で固定された画像データからビ
ットマップデータを作成するようになっている。また、
ビットマップデータに対応する画像の表示を行おうとす
るときは、上述の帯域制限・コアリング回路106で
は、上述の帯域制限が施されず、YCデータ変換回路1
08A及びテーブル108Cを経て画像表示部40へビ
ットマップデータが伝達されるようになっている。前記
画像表示部40では、前記ビットマップデータに基づい
てLCD12に画像を表示する。
【0055】また、シャッターを半押しし、LCD12
上で固定された画像の画像データをビットマップデータ
に変換する際、ラインバッファメモリ102に転送され
るデータは、輝度データ(Y)及び色差データ(C)で
ある。前記輝度データ及び前記色差データは、データ変
換部108に対する帯域制限、並びに前記輝度データ及
び前記色差データに対するコアリング処理を経てビット
マップデータに変換されるようになっている。前記変換
は、前記輝度データ及び前記色差データを256色等の
規定の表示色に分類することで可能である。前記変換
は、専用の変換回路又はCPUにて行われるようにすれ
ばよい。前記変換により変換されたデータは、メモリ制
御回路30を介してSDRAM28へ転送され、前記S
DRAM28に記憶されるようになっている。
【0056】さらに、前記変換により変換されたデータ
は、撮影する前の所定のタイミングで被写体像の画像デ
ータと合成される。この合成によって作成された画像
が、LCD12上で確認できるようになっている。
【0057】また、撮影時のAE情報等からレンズの開
放F値、絞り値、及び焦点距離に基づく情報を利用して
被写界深度が算出されるようになっている。ここで、被
写界深度の算出は絞り値及び焦点距離に基づく情報を利
用すれば求められるが、前記絞り値及び前記焦点距離に
加え開放F値をも考慮することで前記被写界深度の算出
の精度が向上する。上述の帯域制限・コアリング回路1
06での帯域及びコアリング処理のスレショルドレベル
が、前記算出された被写界深度と連動し、変更できるよ
うにしてある。
【0058】ここで、絞り値が開放に近い場合は帯域を
相対的に狭めるように設定し、また前記絞り値が大きく
なるにつれて前記帯域を広くするように設定する。ま
た、前記帯域の変更と平行して、前記絞り値が開放に近
い場合はコアリング処理のスレショルドレベルを相対的
に高く設定し、また前記絞り値が大きくなるにつれて前
記スレショルドレベルを低くするように設定する。この
ように、本実施の形態の帯域制限・コアリング処理回路
は106は、レベル可変型となっている。
【0059】また、LCD12に表示するビットマップ
データと対応する画像は、被写体像の合焦した位置(合
焦位置)と前記被写体像の完全に合焦した位置(完全合
焦位置)との距離に応じて、あるいは前記合焦位置と被
写界深度とに応じて、LCD12に表示する色を可変
(変更)するようになっている。前記色を可変(変更)
する箇所では、分割されているエリアのうちピントの合
っているエリアの色が、半透明な色(グレー等)に変更
されるようにしてもよい。
【0060】次に、本実施の形態の作用を説明する。
【0061】図3には、分割された表示画面において、
撮影をする際の被写体像の合焦領域をビットマップ表示
するアルゴリズムを示すフローチャートが示されてい
る。
【0062】被写体の撮影を開始する準備段階(ステッ
プ200)になると、被写体像の各領域のAF評価値を
導出する(ステップ202)。ここで、図4(A)に示
される如く、撮影しようとする被写体の被写体像がLC
D12に表示される。前記AF評価値の導出が終了する
と、ステップ204へ移行する。
【0063】ステップ204では、ピントを合せた領域
(合焦領域)及び、同レベルのAF評価値を持つ領域が
存在していれば、前記同レベルのAF評価値を持つ領域
が記憶される。ここで、前記AF評価値とは、LCD1
2の撮影画面上でどの程度ピントが合った領域が存在す
るかといった、ピントを合せた領域(合焦領域)を選別
して得られた情報量をいう。ここで、合焦領域は幅(被
写体に対する奥行き)をもっており(図4(B)参
照)、前記合焦領域は被写界深度に応じて変化する。こ
のステップ204では、分割された表示画面のうちピン
トの合った箇所が選別される。前記記憶が終了すると、
ステップ206へ移行する。
【0064】ステップ206では、合焦領域をビットマ
ップ表示する。前記ビットマップ表示する際には、上述
したビットマップ型OSD回路18Aが作動する。ここ
で、ステップ206では、SDRAM28上のビットマ
ップデータの合焦領域が書き換えられる。図4(C)に
示される如く、LCD12に表示された画像において、
太線の箇所が合焦領域となっている。前記合焦領域で
は、LCD12に表示される色が変更される。なお、ス
テップ206において、SDRAM28上のビットマッ
プデータの合焦領域が固定した位置となるように挿げ替
えてもよい。また、ステップ206において、ビットマ
ップデータと対応する画像の透明度の設定を変更するよ
うにしてもよい。
【0065】前記合焦領域をビットマップ表示すると、
ステップ208へ移行し、撮影をする際の被写体像の合
焦領域のビットマップ表示が終了する。
【0066】図5には、カメラ10の電源オン時におけ
る動作を示すフローチャートが示されている。
【0067】カメラ10の電源がオンになる(ステップ
300)と、ステップ302へ移行し、所定時間内にシ
ャッターの半押しがなされたか否かが判断される。前記
判断が肯定されるとステップ304へ移行し、前記判断
が否定されるとステップ322へ移行する。
【0068】ステップ304では、CCD14からの画
像データの取込みが行われる。前記CCD14からの画
像データの取込みが終了すると、ステップ306へ移行
する。
【0069】ステップ306では、ステップ304で取
り込まれた画像データに基づいて、YC変換回路108
Aにおいて輝度データ及び色差データの作成が行われ
る。前記輝度データ及び前記色差データの作成が終了す
るとステップ308へ移行する。
【0070】ステップ308では、所定時間内にシャッ
ターの全押しを行ったか否かが判断される。前記判断が
肯定されるとステップ310へ移行し、前記判断が否定
されるとステップ312へ移行する。
【0071】ステップ308での判断が肯定された後、
ステップ310では、撮影画面に対応する画像データの
記憶メディアへの書込みが行われる。前記書込みが終了
すると、撮影が終了し、ステップ302へ移行し、次の
撮影の待機状態となる。
【0072】一方、ステップ308での判断が否定され
た後、ステップ312では、ステップ306で作成され
た前記輝度データ及び前記色差データの転送が行われ
る。前記転送が終了すると、ステップ314へ移行す
る。
【0073】ステップ314では、輝度データ及び色差
データからビットマップデータへの変換が行われる。前
記変換が終了すると、ステップ316へ移行する。
【0074】ステップ316では、OSD回路18Aに
おいて、ビットマップデータ、輝度データ、及び色差デ
ータを合わせ、ステップ318へ移行する。
【0075】ステップ318では、ステップ316で合
わせられたビットマップデータ、輝度データ、及び色差
データに基づいた画像が、LCD12に表示される。前
記LCD12での前記画像の表示が開始されると、ステ
ップ320へ移行する。
【0076】ステップ320では、前記LCD12で前
記画像の表示を開始してから所定時間経過したか否かが
判断される。前記判断が肯定されると上述したステップ
302へ移行し、次の撮影の準備状態となる。前記判断
が否定されるとステップ322へ移行する。
【0077】ステップ322では、カメラ10の電源を
オフにし、前記カメラ10の動作を終了する。
【0078】図6には、被写体像の輪郭を示すためのビ
ットマップデータの作成及び表示をする際の処理手順を
示すフローチャートが示されている。
【0079】被写体像の輪郭を示すためのビットマップ
データの作成を開始する(ステップ400)と、輝度デ
ータ及び色差データの読出しが行われる(ステップ40
2)。前記輝度データ及び前記色差データの読出しが行
われると、ステップ404へ移行する。
【0080】ステップ404では、ステップ402で読
み出された前記輝度データ及び前記色差データの中から
前記輝度データのみが抽出される。前記輝度データの抽
出が終了すると、ステップ406へ移行する。
【0081】ステップ406では、前記輝度データから
BPFで高周波成分のみが抽出される。ここで、BPF
は、AF評価値を求めたときのものと同じ特性のものを
用いる。なお、このステップ406において、レンズの
開放F値、絞り値、及び焦点距離に基づく情報によっ
て、BPFを切り換えることも考えられる。前記高周波
成分の抽出が終了すると、ステップ408へ移行する。
【0082】ステップ408では、被写界深度の導出が
行われる。前記被写界深度は、レンズの開放F値、絞り
値、及び焦点距離に基づく情報から算出される。前記被
写界深度の導出が終了すると、ステップ410へ移行す
る。
【0083】ステップ410乃至ステップ412では、
ステップ406で求められた被写界深度の値に応じて、
前記被写界深度のレベルを「深い」、「中」、及び「浅
い」の何れかに分類する。前記被写界深度のレベルを
「中」とする場合は、ステップ410及びステップ41
2での判断が共に否定される場合である。ここで、BP
Fの特性を変更するようにして分類することも考えられ
る。このようなBPFの特性の変更と、ステップ410
乃至ステップ412での分類と、が併用されると、前記
分類の精度がより向上する。
【0084】前記分類によって前記被写界深度のレベル
を「深い」と分類した場合、ステップ414へ移行す
る。また、前記分類によって前記被写界深度のレベルを
「中」と分類した場合、ステップ416へ移行する。さ
らに、前記分類によって前記被写界深度のレベルを「浅
い」と分類した場合、ステップ418へ移行する。
【0085】ステップ414では、コアリングレベルを
「小」に設定する。前記コアリングレベルの設定が終了
するとステップ420へ移行する。
【0086】ステップ416では、コアリングレベルを
「中」に設定する。前記コアリングレベルの設定が終了
するとステップ420へ移行する。
【0087】ステップ418では、コアリングレベルを
「大」に設定する。前記コアリングレベルの設定が終了
するとステップ420へ移行する。
【0088】ステップ420では、上述したステップ4
14乃至418の何れか1つのステップで設定されたコ
アリングレベルに基づいて、帯域制限・コアリング回路
106においてデータに含まれるノイズの除去が行われ
る。前記ノイズの除去が終了すると、ステップ422へ
移行する。
【0089】ステップ422では、輝度データがビット
マップデータに変換される。前記変換が終了すると、ス
テップ424へ移行する。
【0090】ステップ424では、ステップ422にお
いて輝度データを変換したビットマップデータが、SD
RAM28に戻され、記憶される。前記ビットマップデ
ータが前記SDRAM28に記憶されると、ステップ4
26へ移行する。
【0091】ステップ426では、通常のビットマップ
型OSDデータとして撮影しようとする画像がLCD1
2に表示される。前記表示が終了すると、ステップ42
8へ移行し、被写体像の輪郭を示すためのビットマップ
データの作成及び表示を終了する。
【0092】なお、上述のステップ408での被写界深
度の算出は、図6に示されるフローチャートにおいて、
最初に行われるようにしてもよい。
【0093】また、本実施の形態では、ピントの合って
いる箇所の色を変更するようにしたが、これに限らず、
被写体像の輪郭を明確にするように前記ピントの合って
いる箇所がLCD12上で通常時よりも太線で表示され
るようにしてもよい。
【0094】本実施の形態によれば、撮影者は、LCD
12に表示されたビットマップデータに対応する画像を
認識することで、予め被写体のどの部分に合焦するかを
把握することができる。また、撮影者の意図する画像を
撮影することが従来のカメラよりも容易になる。
【0095】また、前記LCD12に表示される画像と
対応するビットマップデータのデータ量を削減すること
ができる。さらには、前記ビットマップデータを記憶す
るSDRAM28の記憶容量が、従来のカメラに設けら
れたSDRAM等の記憶装置の記憶容量よりも抑えるこ
とができる。
【0096】
【発明の効果】以上説明した如く本発明によれば、撮影
者は、液晶表示手段に表示されたビットマップデータに
対応する画像を認識することで、予め被写体のどの部分
に合焦するかを把握することができる。また、撮影者の
意図する画像を撮影することが従来のカメラよりも容易
になる。
【0097】また、前記液晶表示手段に表示される画像
と対応するビットマップデータのデータ量を削減するこ
とができる。さらには、前記ビットマップデータを記憶
する記憶手段の記憶容量が、従来のカメラに設けられた
記憶手段の記憶容量よりも抑えることができる。
【0098】また、帯域制限手段及びコアリング処理手
段は、被写体の撮影時の絞り値とレンズの焦点距離とか
ら求められる被写界深度に対応したレベル可変型である
ことから、撮影しようとする被写体の被写体像の輪郭を
抽出することができる。
【0099】さらに、合焦位置が、完全合焦位置に対し
てどの程度の精度で合焦しているかを色を用いて撮影者
に報知するため、撮影者はこの色を認識することで、前
記合焦位置をどの程度変更すれば、前記撮影者の意図す
る被写体像の撮影ができるかが容易に把握できる。この
ように被写体像の輪郭を示す色の違いによって前記合焦
位置の精度を容易に把握することができ、撮影者にとっ
て合焦位置の修正時における煩わしさが従来のカメラよ
りも軽減される。
【0100】また、合焦位置と比較して、被写界深度が
どの程度であるかを色を用いて撮影者に報知するため、
撮影者はこの色を認識することで、前記被写界深度をど
の程度だけ変更すれば、前記撮影者の意図する被写体像
の撮影ができるかが容易に把握できる。このように被写
体像の輪郭を示す色の違いによって前記被写界深度を容
易に把握することができ、撮影者にとって被写界深度の
修正時における煩わしさが従来のカメラよりも軽減され
る。
【0101】さらに、液晶表示手段に表示される画像と
対応したビットマップデータのデータ量を必要十分なデ
ータ量に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るカメラの構成の概要を示す
ブロック図である。
【図2】本実施の形態に係るオン・スクリーン・ディス
プレイ回路の構成の詳細を示すブロック図である。
【図3】分割された表示画面において、撮影をする際の
被写体像の合焦領域をビットマップ表示するアルゴリズ
ムを示すフローチャートである。
【図4】(A)はLCDに表示された被写体の被写体像
を示す図であり、(B)は(A)の被写体の側面図であ
って被写界深度を示す図、(C)はビットマップデータ
に対応する画像を(A)での被写体像と合わせてLCD
に表示した場合の被写体像を示す図である。
【図5】本実施の形態に係るカメラの電源オン時におけ
る動作を示すフローチャートである。
【図6】被写体像の輪郭を示すためのビットマップデー
タの作成及び表示をする際の処理手順を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
10 カメラ 12 LCD(液晶表示手段) 14 CCD 18 画像処理部(ビットマップデータ作成手段) 18A ビットマップ型OSD回路(ビットマップ型
オン・スクリーン・ディスプレイ手段) 20 光学ユニット(オートフォーカス手段) 22 オートフォーカス制御回路(オートフォーカ
ス手段) 28 SDRAM 30 メモリ制御回路 40 画像表示部 106 帯域制限・コアリング回路(帯域制限手段、
コアリング処理手段) 108 データ変換部(ビットマップデータ作成手
段) 108A YC変換回路(ビットマップデータ作成手
段) 108B ビットマップ変換回路(ビットマップデータ
作成手段) 108C テーブル(ビットマップデータ作成手段) 110 I/OバスIF−レジスタ部(ビットマップ
データ作成手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H011 AA03 BA31 BB04 DA05 2H051 AA00 GA01 GA03 GA10 GA13 GA19 2H102 AA34 CA34 5C022 AA00 AA13 AB30 AB34 AC03 AC13 AC69 CA00

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体の被写体像を自動的に合焦するた
    めのオートフォーカス手段と、前記被写体像を表示する
    液晶表示手段と、前記被写体像に関するビットマップデ
    ータを作成して前記ビットマップデータに対応する画像
    を前記液晶表示手段に表示するビットマップ型オン・ス
    クリーン・ディスプレイ手段と、を備えたカメラであっ
    て、 前記被写体像をモニタする際に、前記オートフォーカス
    手段により合焦した合焦位置に関する前記被写体像のビ
    ットマップデータを作成するビットマップデータ作成手
    段を有し、 前記ビットマップデータ作成手段によって作成されたビ
    ットマップデータに対応する画像を前記被写体像と重ね
    合わせて前記液晶表示手段に表示することを特徴とする
    カメラ。
  2. 【請求項2】 前記被写体像を撮影する前に、前記ビッ
    トマップデータに対応する画像を前記液晶表示手段に表
    示することを特徴とする請求項1記載のカメラ。
  3. 【請求項3】 前記ビットマップデータ作成手段に対し
    て帯域制限を施す帯域制限手段と、 前記ビットマップデータに対してスレショルドレベルを
    設けたコアリング処理を施すコアリング処理手段と、を
    さらに備え、 前記帯域制限手段による帯域制限とコアリング処理手段
    によるスレショルドレベルを設けたコアリング処理との
    少なくとも一方を有効としていることを特徴とする請求
    項1又は請求項2記載のカメラ。
  4. 【請求項4】 前記帯域制限手段及び前記コアリング処
    理手段は、被写体の撮影時の絞り値とレンズの焦点距離
    とから求められる被写界深度に対応したレベル可変型で
    あることを特徴とする請求項3記載のカメラ。
  5. 【請求項5】 前記液晶表示手段で表示される画像のビ
    ットマップデータは、前記被写体像の合焦する合焦位置
    と、前記被写体像の完全に合焦する位置である完全合焦
    位置と、の距離に応じて色を可変できるようにしたこと
    を特徴とする請求項1乃至請求項4記載のカメラ。
  6. 【請求項6】 前記液晶表示手段で表示される画像のビ
    ットマップデータは、前記被写体像の合焦する合焦位置
    と比較して、前記被写界深度に応じて色を可変できるよ
    うにしたことを特徴とする請求項4又は請求項5記載の
    カメラ。
  7. 【請求項7】 前記帯域制限手段で用いられる帯域は、
    前記被写界深度が相対的に浅い場合には前記帯域を狭め
    るように制御され、前記被写界深度が相対的に深い場合
    には前記帯域を広げるように制御することを特徴とする
    請求項4乃至請求項6記載のカメラ。
  8. 【請求項8】 前記コアリング処理のスレショルドレベ
    ルは、前記被写界深度が相対的に浅い場合には前記スレ
    ショルドレベルを高くするように制御され、前記被写界
    深度が相対的に深い場合には前記スレショルドレベルを
    低くするように制御されることを特徴とする請求項4乃
    至請求項7記載のカメラ。
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