JP5092673B2 - 撮像装置及びそのプログラム - Google Patents

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Description

本発明は撮像装置及びそのプログラムに関する。
従来、カメラ等においては、被写界深度を手動によって変えるというものがある。この被写界深度は、絞り値(F値)、焦点距離等によって変わってくる。しかしながら、被写界深度を任意に変更するというのは難しく、また、電子ファインダや光学ファインダ上に見える被写体は小さいため、電子ファインダ上等ではピントが合っているように見えても、印画紙上ではボケている場合があり、初心者が被写界深度を任意に変えるというのは極めて困難であった。
このような問題を解消するため、例えば特許文献1の発明には、被写界深度の範囲内と範囲外とに2値化した領域をスルー画像に重ねて表示させることが記載されている。これによれば、被写界深度の範囲を容易に認識することができ、初心者でもピント領域とボケ領域を容易に確認することができる。
公開特許公報 特開2006−74634
しかしながら、上記特許文献によれば、1つの絞り値に対応する被写界深度しか表示されず、絞り値等の変更させる度に、スルー画像を見て被写界深度の範囲の変化を1つずつ確認しなければならず面倒であり、絞り値の変化に応じた被写界深度の変化を容易に確認することができなかった。
そこで本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたものであり、表示されている被写体画像の各領域を見ながら、複数の絞り値のそれぞれに応じた合焦領域を容易に確認することができ、被写体画像のどの領域がどの絞り値でピントが合うかを迅速かつ容易に認識することができる撮像装置及びそのプログラムを提供することを目的とする。
上記目的達成のため、請求項1記載の発明による撮像装置は、
被写体を撮像する撮像手段と、この撮像手段により撮像された被写体画像を表示する表示手段とを備えている撮像装置において、
互いに異なる複数の絞り値を設定する設定手段と、
この設定手段により設定された絞り値毎に、前記表示手段に表示されている前記被写体画像に対してピントの合う合焦領域を検出する検出手段と、
この検出手段により検出された合焦領域を、前記設定手段により設定された各絞り値と対応させて前記表示手段に識別表示させる表示制御手段と、を備え、
前記表示制御手段は、撮像記録を行なう前に、前記設定手段で設定した異なる絞り値毎に、前記検出手段で各絞り値での合焦領域を検出し、各絞り値毎にピントの合う領域を絞り値と対応付けて、一画面内で同時に識別表示させることを特徴とする。
また、請求項2記載の発明による撮像装置は、請求項1記載の撮像装置において、前記設定手段は、前記複数の絞り値をそれぞれ選択する選択手段を備えており
前記検出手段は、
前記選択手段によって選択された複数の絞り値のそれぞれに対応して、前記被写体画像に対してピントの合う合焦領域を検出することを特徴とする。
請求項1記載の撮像装置。
また、請求項3記載の発明による撮像装置は、請求項2記載の撮像装置において、前記表示制御手段は、
前記検出手段により検出された合焦領域を、前記選択手段によって選択された絞り値毎に区別可能な態様で識別表示させることを特徴とする。
また、請求項4記載の発明による撮像装置は、請求項2記載の撮像装置において、前記表示制御手段は、前記検出手段により検出された合焦領域を、前記選択手段によって選択された絞り値毎に異なる色を付して識別表示させることを特徴とする。
また、請求項5記載の発明による撮像装置は、請求項1記載の撮像装置において、前記表示制御手段は、前記複数の絞り値を示す指標と前記検出手段により検出された合焦領域とを対応付けて表示させることを特徴とする。
また、請求項6記載の発明による撮像装置は、請求項1記載の撮像装置において、前記表示制御手段は、前記複数の絞り値の指標と前記検出手段により検出された合焦領域とを同じ色で表示させることを特徴とする。
また、請求項7記載の発明による撮像装置は、請求項1記載の撮像装置において、
前記設定手段により設定された複数の絞り値の中の一つの絞り値決定する決定手段と、
この決定手段によって決定された絞り値にて前記撮像手段による撮像を行い、この撮像された被写体画像を記録する記録手段と、
を更に備えたことを特徴とする。
また、請求項8記載の発明による撮像装置は、請求項1記載の撮像装置において、前記設定手段により設定された複数の絞り値の中の一つの絞り値が決定される都度、この決定された絞り値にて前記撮像手段による撮像を行い、この撮像された被写体画像を順次記録する記録手段更に備えたことを特徴とする。
請求項9記載の発明によるプログラムは、
被写体を撮像する撮像手段と、
この撮像手段により撮像された被写体画像を表示する表示手段とを備えている撮像装置が具備されたコンピュータを、
互いに異なる複数の絞り値を設定し、この設定された複数の絞り値毎に、前記表示手段における前記被写体画像に対してピントの合う合焦領域を検出する検出手段、
この検出手段により検出された合焦領域を、前記設定手段により設定された各絞り値と対応させて前記表示手段に識別表示させる表示制御手段、として機能させ、
前記表示制御手段は、撮像記録を行なう前に、前記設定手段で設定した異なる絞り値毎に、前記検出手段で各絞り値での合焦領域を検出し、各絞り値毎にピントの合う領域を絞り値と対応付けて、一画面内で同時に識別表示させることを特徴とする。
本発明によれば、表示されている被写体画像の各領域を見ながら、複数の絞り値のそれぞれに応じた合焦領域を容易に確認することができ、被写体画像のどの領域がどの絞り値でピントが合うかを迅速かつ容易に認識することができる
以下、本実施の形態について、本発明の撮像装置をデジタルカメラに適用した一例として図面を参照して詳細に説明する。
[実施の形態]
A.デジタルカメラの構成
図1は、本発明の撮像装置を実現するデジタルカメラ1の電気的な概略構成を示すブロック図である。
デジタルカメラ1は、撮影レンズ2、レンズ駆動ブロック3、絞り4、CCD5、垂直ドライバ6、TG(timing generator)7、ユニット回路8、DMAコントローラ(以下、DMAという)9、CPU10、キー入力部11、メモリ12、DRAM13、DMA14、AF評価値算出部15、DMA16、画像生成部17、DMA18、DMA19、表示部20、DMA21、圧縮伸張部22、DMA23、フラッシュメモリ24、バス25を備えている。
撮影レンズ2は、図示しない複数のレンズ群から構成されるフォーカスレンズ、ズームレンズを含む。そして、撮影レンズ2には、レンズ駆動ブロック3が接続されている。レンズ駆動ブロック3は、フォーカスレンズ、ズームレンズをそれぞれ光軸方向に駆動させるフォーカスモータ、ズームモータ(図示略)と、CPU10から送られてくる制御信号にしたがって、フォーカスレンズ、ズームレンズを光軸方向に駆動させるフォーカスモータドライバ、ズームモータドライバ(図示略)とから構成されている。
絞り4は、図示しない駆動回路を含み、駆動回路はCPU10の変更部101から送られてくる制御信号にしたがって絞り4を動作させる。
絞りとは、CCD5に入射される光の量を制御する機構のことをいう。この絞りの度合を示した絞り値(F値)は値が小さくなるほど絞りの度合が少なくなり、値が大きくなるほど絞りの度合が大きくなる。
露出量は、この絞り値とシャッタ速度によって定められる。
CCD5は、垂直ドライバ6によって走査駆動され、一定周期毎に被写体像のRGB値の各色の光の強さを光電変換して撮像信号としてユニット回路8に出力する。この垂直ドライバ6、ユニット回路8の動作タイミングはTG7を介してCPU10によって制御される。なお、CCD5はベイヤー配列の色フィルターを有しており、また、電子シャッタとしての機能も有する。この電子シャッタのシャッタ速度は、ドライバ6、TG7を介してCPU10によって制御される。
ユニット回路8には、TG7が接続されており、CCD5から出力される撮像信号を相関二重サンプリングして保持するCDS(Correlated Double Sampling)回路、そのサンプリング後の撮像信号の自動利得調整を行なうAGC(Automatic Gain Control)回路、その自動利得調整後のアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換器から構成されており、CCD5によって得られた撮像信号はユニット回路8を経た後、DMA9によってベイヤーデータの状態でバッファメモリ(DRAM13)に記憶される。
CPU10は、撮像処理、記録処理などを行う機能を有すると共に、デジタルカメラ1の各部を制御するワンチップマイコンである。
特に、CPU10は、絞りの絞り値(絞り度合)を変更する変更部101、CCD5により撮像された画像データの合焦領域を検出する検出部102、CCD5により撮像された画像データや該検出された合焦領域とを表示部20に表示させる表示制御部103を有する。
キー入力部11は、半押し操作全押し操作可能なシャッタボタン、モード切替キー、十字キー、SETキー、絞り値指定キー等の複数の操作キーを含み、ユーザのキー操作に応じた操作信号をCPU10に出力する。
メモリ12には、CPU10がデジタルカメラ1の各部を制御するのに必要な制御プログラム、及び必要なデータが記録されており、CPU10は、該プログラムに従い動作する。
DRAM13は、CCD5によって撮像された画像データを一時記憶するバッファメモリとして使用されるとともに、CPU10のワーキングメモリとしても使用される。
DMA14は、バッファメモリに記憶されているベイヤーデータ若しくは輝度色差信号の画像データを読み出して、AF評価値算出部15に出力するものである。
AF評価値算出部15は、送られてきた画像データの画像データに基づいて高周波成分を抽出し、該抽出した高周波成分を積算してAF評価値を算出する。この算出されたAF評価値は、CPU10に送られる。このAF評価値が高い領域程、ピントが合っている領域となる。
DMA16は、バッファメモリに記憶されたベイヤーデータの画像データを読み出して画像生成部17に出力するものである。
画像生成部17は、DMA16から送られてきた画像データに対して、画素補間処理、γ補正処理、ホワイトバランス処理などの処理を施すとともに、輝度色差信号(YUVデータ)の生成も行なう。つまり、画像処理を施す部分である。
DMA18は、画像生成部17で画像処理が施された輝度色差信号の画像データ(YUVデータ)をバッファメモリに記憶させるものである。
DMA19は、バッファメモリに記憶されているYUVデータの画像データを表示部20に出力するものである。
表示部20は、カラーLCDとその駆動回路を含み、CPU10の表示制御部103の制御によってDMA19から出力された画像データの画像を表示させる。
DMA21は、バッファメモリに記憶されているYUVデータの画像データや圧縮された画像データを圧縮伸張部22に出力したり、圧縮伸張部22により圧縮された画像データや、伸張された画像データをバッファメモリに記憶させたりするものである。
圧縮伸張部22は、画像データの圧縮・伸張(例えば、JPEGやMPEG形式の圧縮・伸張)を行なう部分である。
DMA23は、バッファッメモリに記憶されている圧縮画像データを読み出してフラッシュメモリ24に記録させたり、フラッシュメモリ24に記録された圧縮画像データをバッファメモリに記憶させるものである。
B.デジタルカメラ1の動作
第1の実施の形態におけるデジタルカメラ1の動作を図2のフローチャートにしたがって説明する。
ユーザのキー入力部11のモード切替キーの操作により静止画撮影モードに設定されると、ステップS1で、CPU10は、所定のキャプチャフレームレートでCCD5により被写体を撮像する処理(動画撮像処理)を開始させ、CPU10の表示制御部103は、画像生成部17によって順次生成されてバッファメモリに記憶された輝度色差信号の画像データを表示部20に表示させていく、といういわゆるスルー画像表示を開始する(ステップS1)。
次いで、CPU10は、ユーザによってシャッタボタンが半押しされたか否かを判断する(ステップS2)。この判断は、シャッタボタンの半押し操作に対応する操作信号がキー入力部11から送られてきたか否かにより判断する。
ステップS2で、シャッタボタンが半押しされていないと判断すると、半押しされるまでステップS2に留まり、シャッタボタンが半押しされたと判断すると、CPU10の表示制御部103は、表示部20に複数の領域枠をスルー画像に重ねて表示させる(ステップS3)。この領域枠は撮像された若しくは表示された画像データのある領域を示す枠であり、また、このある領域は予め定められた領域である。
図3(A)は、表示される複数の領域枠の様子の一例を示すものであり、図3(B)は、スルー画像32に重ねて表示された複数の領域枠31の様子の一例を示すものである。
このように、図3(A)に示すような複数の領域枠31が、スルー画像32に重ねて表示されることになる。
なお、ここでは、縦8×横10の計80個の領域枠31を表示させるようにしたが、これの数に限られないことは言うまでもなく、又領域枠31の大きさもこれに限られない。領域枠31の大きさは、n画素×m画素のブロック単位であってもよいし、画素単位であってもよい。
次いで、CPU10の変更部101は、設定可能な絞り値のうち最少の絞り値を設定する(ステップS4)。この絞り値の設定とともに、該絞りの絞り度合も変更されることになる。ここでは、最小の絞り値は、「F2.8」とする。
次いで、CPU10は、一番手前の被写体に合うようにコントラスト検出方式によるAF処理を行う(ステップS5)。
このAF処理を具体的に説明すると、まず、CPU10は、レンズ駆動ブロック3に制御信号を送ることにより、フォーカスレンズをレンズ駆動可能な範囲内の一方のレンズ端(最も撮影者から一番近い被写体に合うレンズ位置)から他方のレンズ端(最も撮影者から一番遠い被写体にピントが合うレンズ位置)まで所定の移動量単位でサンプリングポイントのレンズ位置に順次移動させていく。そして、各サンプリングポイントのレンズ位置でCCD5から画像データを読み出し、該読みだした画像データをAF評価値算出部15に出力する。そして、AF評価値算出部15は、各サンプリングポイントで得られた画像データの各領域枠31のAF評価値を算出していき、該算出した各領域枠31のAF評価値をCPU10に出力する。そして、CPU10の検出部102は、送られてきた各領域枠31のAF評価値のうち、最初にAF評価値のピークを検出すると、該ピークとなるレンズ位置にフォーカスレンズを移動させる。つまり、表示された各領域枠31の中で一番近い被写体がいる領域枠34にピントを合わせることになる。
次いで、CPU10の表示制御部103は、現在選択されている絞り値毎にピントの合う領域を絞り値と対応付けて識別表示させる処理を行う(ステップS6)。つまり、現在選択されている各絞り値毎に、ピントの合う領域の領域枠の識別表示を行う。このステップS6の動作は後で後述する。
このとき、CPU10は、表示された絞り値のうち、最も小さい絞り値(ここでは「F2.8」)にカーソルを合わせておく。
ここでは、まだ、選択されている絞り値は、ステップS4で選択された最少の絞り値「F2.8」のみなので、該絞り値「F2.8」でピントが合う領域枠しか識別表示されないことになる。
図4(A)は、絞り値「F2.8」のみが選択されているときに識別表示される合焦領域の様子の一例を示すものである。
図4(A)を見るとわかるように、複数表示される領域枠31のうち、一番手間にいる被写体にある領域枠34のみが識別表示(斜線で表示)され、その領域枠が合焦領域であることがわかる。
また、右上を見るとわかるように、現在識別表示されている合焦領域(領域枠34)と、絞り値を示す指標(アイコン)33が対応付けて表示されているのがわかる。つまり、領域枠34について、どの絞り値でピントが合ったのかがわかるように表示されている。ここでは、絞り値「F2.8」における合焦領域の領域枠34と同じ態様(斜線表示)で、右上に「F2.8」と描画された指標33が表示されている。
次いで、CPU10は、ユーザによって絞り値の決定操作が行われたか否かを判断する(ステップS7)。この判断は、SETキーの操作に対応する操作信号がキー入力部11から送られてきたか否かにより判断する。
ステップS7で、絞り値の決定操作が行われていないと判断すると、CPU10は、ユーザによって絞り値の変更及び指定操作が行われたか否かを判断する(ステップS8)。
このとき、ユーザが絞り値指定キーを操作すると、設定可能な絞り値が一覧表示され、該一覧表示された中から十字キーの操作を行うことにより任意の絞り値にカーソルを合わせることができ、該カーソルが合わさっている絞り値でOKと思う場合にSETキーを操作することにより、該カーソルが合わさっている絞り値を指定することができ、この一連操作に対応する操作信号が送られてくると、CPU10は、絞り値の指定操作が行われたと判断する。
ステップS8で絞り値の変更及び指定操作があると判断されると、CPU10は、該指定された絞り値を追加選択してステップS6に戻り、ステップS8で絞り値の指定操作がないと判断するとそのままステップS6に戻る。
図4は、新たに絞り値「F4.0」が追加選択されたときに、ステップS6の動作により識別表示される合焦領域の様子の一例を示す図である。
図4(B)を見ると、絞り値「F2.8」でピントのあう領域枠34が識別表示されているとともにと、絞り値「F4.0」でピントのあう領域枠36も識別表示されているのがわかる。また、領域枠34と領域枠36とが区別可能な状態で識別表示(斜線表示と縦線表示)されているのがわかる。この区別可能な態様で可能で表示しないと、たとえば、すべて斜線表示してしまうと、どの絞り値でどの領域枠31にピントが合ったのかわからないからである。
また、識別表示された合焦領域がどの絞り値でピントが合ったのか分かるように、絞り値を示す指標と該絞り値でピントが合った合焦領域とが対応付けて表示されている。ここでは、領域枠34と同じ態様(斜線表示)で、画面右上に「F2.8」と描画された指標33を表示すると同時に、これと並べて領域枠36と同じ態様(縦線表示)で、「F4.0」と描画された指標35が表示されている。
尚、このとき、ユーザが、十字キーの操作を行うことにより現在画面右上に表示されている指標の何れかにカーソルを合わせることができ、該カーソルが合っている指標でOKと思う場合にはSETキーを操作することにより絞り値の決定を行うことができ、SETキーの操作が行われるとステップS7で絞り値の決定操作があると判断する。なお、識別表示されている合焦領域を指定することにより、絞り値を決定するようにしてもよい。この場合は、該指定された合焦領域に対応する絞り値に決定する。要は、ユーザが絞り値を決定することできる態様であればよい。
このように、絞り値を追加選択していくことにより、該選択された絞り値でどの領域枠31が合焦点領域になるのかが一目瞭然にわかり、選択された各絞り値の被写界深度も一目瞭然にわかる。
図5(A)は、ユーザによって追加選択されていったときに識別表示される合焦領域の様子の一例を示すものであり、図5(B)は、図5(A)に示される識別表示されている領域枠31を抽出したもの(撮像されたスルー画像32を除外したもの)を示す図である。
図5を見るとわかるように、指定された絞り値は「F2.8」(指標33)、「F4.0」(指標35)、「F8.0」(指標37)、「F11」(指標39)、「F16」(指標41)であり、各絞り値でピントが合う領域枠34、36、38、40、及び42が区別可能な態様で識別表示されている。各領域枠がどの絞り値でピントが合ったのか分かるように、各絞り値の指標と各領域枠とが対応付けて表示されている。
なお、ここで、ある絞り値でピントが合う領域40として識別表示される領域枠31として識別表示される領域枠は、該ある絞り値より小さい絞り値でピントが合う領域以外の領域枠でピントが合うことを示している。たとえば、図5を用いて説明すると、絞り値「F4.0」でピントが合う領域枠36は、絞り値「F2.8」でピントが合う領域枠34以外でピントが合うことを示している。
また、絞り値「F11」でピントが合う領域枠40は、絞り値「F2.8」でピントが合う領域枠34、「F4.0」でピントが合う領域枠36、及び、「F8.0」でピントが合う領域枠38以外でピントが合うことを示している。つまり、絞り値が大きくなれば被写界深度も深くなるので、ある絞り値でピントが合う領域枠は、該ある絞り値より大きい絞り値でもピントが合う可能性が高いので、取り分けそのような領域枠に対して2重に識別表示させる必要はないからである。
図2のフローチャートに戻り、図2のステップS7で、絞り値の決定操作が行われたと判断すると、ステップS10に進み、CPU10は、該決定された絞り値を静止画撮影の撮影条件として設定する(ステップS10)。
次いで、CPU10は、ユーザによってシャッタボタンが全押しされたか否かを判断する(ステップS11)。この判断は、シャッタボタンの全押し操作に対応する操作信号がキー入力部11から送られてきたか否かにより判断する。
ステップS11で、シャッタボタンが全押しされていないと判断すると全押しされるまでステップS11に留まり、シャッタボタンが全押しされたと判断すると、CPU10は、動画撮像処理を終了し、ステップS10で設定された絞り値で静止画撮影を行い、該静止画撮影処理により得られ、圧縮部22で圧縮された画像データをDMA23を介してフラッシュメモリ24に記録する(ステップS12)。
C. 識別表示の動作について
次に、図2のステップS6の現在選択されている絞り値毎にピントの合う領域を絞り値と対応付けて識別表示させる処理の動作を図6のサブフローチャートにしたがって説明する。
図2のステップS6に進むと、図6のステップS21に進み、CPU10の変更部21は、現在選択されている複数の絞り値のうち、最も小さい絞り値に変更する。たとえば、現在選択されている絞り値が「F2.8」、「F4.0」、「F8.0」、「F11」、「F16」である場合は、最小の「F2.8」を選択することになる。この絞り値の変更とともに、該絞りの絞り度合も変更されることになる。
次いで、CPU10は、キャプチャフレーム周期(撮像タイミング)が到来するまで待ち処理を行う(ステップS22)。このキャプチャフレーム周期は、動画撮像のキャプチャフレームレートに基づいて定まる。たとえば、キャプチャフレームレートが30fpsの場合は、1/30秒毎にキャプチャフレーム周期が到来することになる。
そして、キャプチャフレーム周期が到来すると、CPU10は、撮像されたフレーム画像データを、AF評価値算出部15に出力し、AF評価値算出部15に、各領域枠のAF評価値を算出させる(ステップS23)。この算出された各領域枠のAF評価値はCPU10に送られる。
次いで、CPU10の検出部102は、AF評価値算出部15から送られてきた各領域枠のAF評価値に基づいて、AF評価値が所定値以上となるAF領域枠を検出し、表示制御部103は、該検出されたAF評価値が所定値以上となる領域枠をステップS21で直近に変更された絞り値(現在の絞り値)と対応付けて画像表示部15に識別表示させる動作を開始する(ステップS24)。つまり、AF評価値が所定値以上となる領域枠を合焦領域として検出し、該合焦領域と判断された領域枠が識別表示されることになる。このときは、各絞り値毎に区別可能な態様で識別表示させる。
ここで、検出部103は、すべての領域枠31のうち、ステップ21で直近に変更された絞り値(現在の絞り値)より小さい絞り値で合焦領域と検出された領域枠以外で合焦領域となる領域枠の検出を行うものとする。つまり、現在の絞り値より小さい絞り値で合焦領域と検出された領域枠に対しては、再度合焦領域であるかの検出を行わないことになる。現在の絞り値より小さい絞り値でピント合う領域枠は、それよりも高い絞り値でピントが合う可能性が高いからである。たとえば、現在選択されている絞り値が「F2.8」、「F4.0」、「F8.0」、「F11」、及び、「F16」の場合であって、現在の絞り値が「F8.0」の場合は、絞り値「F2.8」で合焦領域と検出された領域枠、及び、絞り値「F4.0」で合焦領域と検出された領域枠以外で、合焦領域となる領域枠を検出することになる。これにより、検出の処理負担を軽減させることができる。
次いで、CPU10は、該選択されている絞り値のうち、現在の絞り値の次に大きい絞り値があるか否かを判断する(ステップS25)。たとえば、たとえば、現在選択されている絞り値が「F2.8」、「F4.0」、「F8.0」、「F11」、「F16」の場合であって、現在の絞り値が「F8.0」の場合は、次に大きい絞り値があると判断することになる。
ステップS25で、次に大きい絞り値があると判断すると、CPU10の変更部101は、該次に大きい絞り値に変更して(ステップS26)、ステップS22に戻る。この絞り値の変更とともに、該絞りの絞り度合も変更されることになる。
一方、ステップS25で、次に大きい絞り値が無いと判断すると、図2のステップS7に進む。
以上のように、実施の形態においては、絞り値を変えていくことにより、各絞り値における画像データの各領域枠31の中で合焦領域となる領域枠を検出し、該検出した各絞り値における合焦領域となる領域枠と該絞り値とを対応付けて識別表示させるで、複数の絞り値に応じた合焦領域を容易に確認することができ、複数の絞り値に応じた被写界深度の範囲を容易に確認することができる。
また、撮像された画像データを表示させるとともに、それぞれの絞り値に応じた合焦領域を識別表示させるので、どの被写体がどの絞り値でピントが合うのかを容易に認識することができる。
また、絞り値毎に合焦領域となる領域枠を区別可能な態様で識別表示させるので、どの絞り値でどの領域枠にピントがあったのか、どの絞り値でどのくらいの被写界深度になったのかをユーザは認識することができる。
また、絞り値と、該絞り値における合焦領域となる領域枠とを対応付けて表示させるので、どの絞り値でどの領域枠でピントが合うのか、どの絞り値でどのくらいの被写界深度になるのか容易に認識することができる。
また、ユーザによって選択された絞り値に変えていくので、任意の絞り値に変更することができるとともに、被写界深度を知りたい絞り値の被写界深度を知ることができる。
また、決定された絞り値で静止画撮影を行なうので、絞り値毎に識別表示された合焦領域を見ることにより、最も適切な絞り値を決定することにより、所望の被写界深度となる静止画像データを得ることができる。
[変形例]
D.上記実施の形態は、以下のような変形例も可能である。
(01)また、上記実施の形態においては、図2のステップS4で設定可能な最小の絞り値を選択して、該絞りの絞り値を変更するようにしたが、ユーザによって任意に指定された絞り値、若しくは自動選択した絞り値を選択し、該選択した絞り値に変更するようにしてもよい。この自動選択は、適正露出量となるようにプログラム線図等によって自動的に選択された絞り値等のことをいう。
(02)また、上記実施の形態においては、図2のステップS5で一番手前にある被写体に対してAF処理を行うようにしたが、ユーザによって指定された領域枠、若しくは、所定の領域枠(例えば、画角の中央にある領域枠31)にピントが合うようにAF処理を行うようにしてもよい。
また、AF動作を行なわないようにしてもよい。この場合は、図2のステップS4の動作を経るとそのままステップS6に進む。また、この場合は、ステップS2に動作も無くしてもよい。つまり、ステップS1で、スルー画像表示を開始すると、ステップS3に進むようにしてもよい。
(03)また、上記実施の形態においては、図2のステップS6の動作、図6のステップS24の識別表示は、領域枠の模様(斜線、縦線等の模様)を絞り値に応じて変えるようにしたが、絞り値に応じて合焦領域となる領域枠に異なる色を付して識別表示するようにしてもよい。要は、絞り値毎に合焦領域となる領域枠31を区別可能な態様で識別表示させる方法であればよい。
また、絞り値に応じて領域枠の色を変えることによって識別表示させる場合は、絞り値の指標と該絞り値でピントが合った合焦領域とを対応付けて表示させるため、表示させる絞り値の色も変えるようにしてもよい。つまり、各絞り値に応じて、絞り値と該絞り値で合焦領域となる領域枠31とを同じ色で表示させるようにする。例えば、第1の絞り値で合焦領域となった領域枠に赤色を付して表示させる場合は、該第1の絞り値の指標を赤色で描画表示させる。
(04)また、上記実施の形態においては、絞り値と該絞り値で合焦領域となる領域枠を対応付けて表示させるようにしたが、つまり、ある絞り値で合焦領域となった領域枠を識別表示させるとともに、該ある絞り値も表示させるようにしたが、絞り値を表示させないようにしてもよい。つまり、領域枠の識別表示のみを行うようにしてもよい。その識別表示の態様によってどの絞り値のであるか分かる場合もあるからである。この場合は、この各絞り値毎に識別表示の態様(斜線表示、赤色表示等)を予め決めておくようにしてもよい。
(05)また、上記実施の形態においては、図6のステップS24では、現在の絞り値より小さい絞り値で合焦領域と検出された領域枠以外の領域枠の中で合焦領域となる領域枠の検出を行なうようにしたが、現在の絞り値で合焦領域となる領域枠を、全ての領域枠の中から検出するようにしてもよい。
この場合に、ある領域枠が2つ以上の絞り値で合焦領域となる場合は、そのことが分かるように該領域枠を識別表示させる。例えば、絞り値に応じて色を変えることにより識別表示させる場合は、合焦領域となる領域枠を絞り値に応じた色で交互に表示さえることにより識別表示させるようにしてもよい。具体的に説明すると、第1の絞り値で合焦領域となる領域枠を赤色で、第2の絞り値で合焦領域となる領域枠を青色で表示させる場合に、ある領域枠が第1の絞り値及び第2の絞り値で合焦領域となる場合は、該ある領域枠を赤色と青色の2色で表示させる。
(06)また、上記実施の形態においては、図2のステップS10で決定された絞り値に設定した後、シャッタボタンが全押しされるまで静止画撮影記録処理を行なわないようにしたが、ステップS10で決定した絞り値に設定した後、直ちに静止画撮影記録処理を行うようにしてもよい。
つまり、ステップS10の動作を経た後そのままステップS12に進むようにしてもよい。
(07)また、上記実施の形態においては、ステップS12で設定された絞り値での静止画撮影記録処理を行うようにしたが、選択した全ての絞り値(ステップS4、及び、ステップS9で選択した全ての絞り値)での静止画撮影処理を連続して行うようにしてもよい。例えば、現在選択している絞り値が「F2.8」、「F4.0」、「F8.0」、「F11」、「F16」の場合は、「F2.8」で静止画撮影処理を行い、そして、「F4.0」での静止画撮影、「F8.0」での静止画撮影というように連続して行なうようにしてもよい。
この場合の動作は、図2のステップS7でシャッタボタンが全押しされたか否かを判断し、全押しされていない場合はステップS8に進み、全押しされた場合は、選択している全ての絞り値での静止画撮影処理を連続して行う。
このとき、連続して行なった静止画撮影処理により得られた画像データを全て記録するようにしてもよいし、該連続して行った静止画撮影処理により得られた画像データをプレビュー表示させて、ユーザによって選択された画像データのみを記録するようにしてもよい。
これにより、各絞り値で静止画撮影を連続して行なうので、所望の被写界深度となる画像データを得ることができる。
(08)また、上記実施の形態においては、シャッタボタンが半押しされると、領域枠を表示させるようにしたが(図2のステップS3)、表示させないようにしてもよい。この場合は、ピントの合っている領域枠として検出された場合に始めて領域枠を表示させるとともに該領域枠を識別表示させる(図2のステップS6、図6のステップS24)。
(09)また、上記実施の形態において、複数の領域枠は、画像データの中で予め定められた領域であるが、画像データを複数に分けた領域であってもよい。この領域は、例えば、8画素×8画素等のブロック単位に分けるようにし、該各ブロックを領域枠としてもよいし、1画素ずつ分けるようにし、各画素を領域枠とするようにしてもよい。
(10)また、上記実施の形態において、個々の領域枠を識別表示させるのではなく、各絞り値における合焦領域となる画像領域を区別可能な態様で識別表示させるようにしてもよい。
図7は、そのときに識別表示される合焦領域の様子の一例を示すものである。
図7を見ると分かるように、各絞り値を描画した指標33、35、37、39、及び、41とこの各絞り値における合焦領域となる画像領域340、360、380、400、及び、420とが区別可能な態様で表示されているのがわかる。
(11)また、上記実施の形態においては、フレーム毎に絞り値を変更していき、該変更後の絞り値の合焦領域となる領域枠を検出していくようにしたが(図6参照)、2フレーム毎、5フレーム毎等に絞り値を変更していくようにしてもよい。要は、所定の周期毎に絞り値を変更していくものであればよい。
(12)また、上記実施の形態において、ステップS9ではユーザによって指定された絞り値を追加選択していくようにしたが、自動的に絞り値を追加選択していくようにしてもよい。これにより自動的に選択された各絞り値の合焦領域を容易に確認することができる。この絞り値の自動選択は、順々に高い絞り値を選択するようにしてもよいし、ランダムに選択するようにしてもよいし、所定間隔の値で絞り値を選択していくようにしてもよい。
(13)また、上記実施の形態において、主にコンパクトデジタルカメラを例にして説明したがレンズ交換式のデジタルカメラでも適用可能なことはいうまでもない。
(14)また、上記変形例(01)乃至(13)を任意に組み合わせた態様であってもよい。
(15)また、本発明の上記実施形態及び各変形例は、何れも最良の実施形態としての単なる例に過ぎず、本発明の原理や構造等をより良く理解することができるようにするために述べられたものであって、添付の特許請求の範囲を限定する趣旨のものでない。
したがって、本発明の上記実施形態に対してなされ得る多種多様な変形ないし修正はすべて本発明の範囲内に含まれるものであり、添付の特許請求の範囲によって保護されるものと解さなければならない。
最後に、上記各実施の形態においては、本発明の撮像装置をデジタルカメラ1に適用した場合について説明したが、上記の実施の形態に限定されるものではなく、要は、絞りと撮像素子を備えた機器であれば適用可能である。
本発明の実施の形態のデジタルカメラのブロック図である。 実施の形態のデジタルカメラの動作を示すフローチャートである。 表示される複数の領域枠の様子の一例、スルー画像に重ねて表示された複数の領域の様子の一例を示す図である。 識別表示される合焦領域の様子の一例を示す図である。 識別表示される合焦領域の様子の一例を示す図である。 図2のステップS6の動作を示すサブフローチャートである。 変形例における識別表示される合焦領域の様子の一例を示す図である。
符号の説明
1 デジタルカメラ
2 撮影レンズ
3 レンズ駆動ブロック
4 絞り
5 CCD
6 垂直ドライバ
7 TG
8 ユニット回路
9 DMA
10 CPU
11 キー入力部
12 メモリ
13 DRAM
14 DMA
15 AF評価値算出部
16 DMA
17 画像生成部
18 DMA
19 DMA
20 表示部
21 DMA
22 圧縮伸張部
23 DMA
24 フラッシュメモリ
25 バス

Claims (9)

  1. 被写体を撮像する撮像手段と、
    この撮像手段により撮像された被写体画像を表示する表示手段とを備えている撮像装置において、
    互いに異なる複数の絞り値を設定する設定手段と、
    この設定手段により設定された絞り値毎に、前記表示手段に表示されている前記被写体画像に対してピントの合う合焦領域を検出する検出手段と、
    この検出手段により検出された合焦領域を、前記設定手段により設定された各絞り値と対応させて前記表示手段に識別表示させる表示制御手段と、を備え、
    前記表示制御手段は、撮像記録を行なう前に、前記設定手段で設定した異なる絞り値毎に、前記検出手段で各絞り値での合焦領域を検出し、各絞り値毎にピントの合う領域を絞り値と対応付けて、一画面内で同時に識別表示させることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記設定手段は、前記複数の絞り値をそれぞれ選択する選択手段を備えており、
    前記検出手段は、
    前記選択手段によって選択された複数の絞り値のそれぞれに対応して、前記被写体画像に対してピントの合う合焦領域を検出することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記表示制御手段は、
    前記検出手段により検出された合焦領域を、前記選択手段によって選択された絞り値毎に区別可能な態様で識別表示させることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記表示制御手段は、
    前記検出手段により検出された合焦領域を、前記選択手段によって選択された絞り値毎に異なる色を付して識別表示させることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  5. 前記表示制御手段は、
    前記複数の絞り値を示す指標と前記検出手段により検出された合焦領域とを対応付けて表示させることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  6. 前記表示制御手段は、
    前記複数の絞り値の指標と前記検出手段により検出された合焦領域とを同じ色で表示させることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  7. 前記設定手段により設定された複数の絞り値の中の一つの絞り値を決定する決定手段と、
    この決定手段によって決定された絞り値にて前記撮像手段による撮像を行い、この撮像された被写体画像を記録する記録手段と、
    を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  8. 前記設定手段により設定された複数の絞り値の中の一つの絞り値が決定される都度、この決定された絞り値にて前記撮像手段による撮像を行い、この撮像された被写体画像を順次記録する記録手段を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  9. 被写体を撮像する撮像手段と、この撮像手段により撮像された被写体画像を表示する表示手段とを備えている撮像装置が具備されたコンピュータを、
    互いに異なる複数の絞り値を設定し、この設定された絞り値毎に、前記表示手段における前記被写体画像に対してピントの合う合焦領域を検出する検出手段、
    この検出手段により検出された合焦領域を、前記設定手段により設定された各絞り値と対応させて前記表示手段に識別表示させる表示制御手段、として機能させ、
    前記表示制御手段は、撮像記録を行なう前に、前記設定手段で設定した異なる絞り値毎に、前記検出手段で各絞り値での合焦領域を検出し、各絞り値毎にピントの合う領域を絞り値と対応付けて、一画面内で同時に識別表示させることを特徴とするプログラム。
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