JP2003152507A - 電圧制御型発振回路 - Google Patents

電圧制御型発振回路

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JP2003152507A
JP2003152507A JP2001350291A JP2001350291A JP2003152507A JP 2003152507 A JP2003152507 A JP 2003152507A JP 2001350291 A JP2001350291 A JP 2001350291A JP 2001350291 A JP2001350291 A JP 2001350291A JP 2003152507 A JP2003152507 A JP 2003152507A
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power supply
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Tomohiro Sakurai
友博 桜井
Koichi Iwami
幸一 石見
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION, OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
    • H03L7/00Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
    • H03L7/06Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop
    • H03L7/08Details of the phase-locked loop
    • H03L7/099Details of the phase-locked loop concerning mainly the controlled oscillator of the loop
    • H03L7/0995Details of the phase-locked loop concerning mainly the controlled oscillator of the loop the oscillator comprising a ring oscillator
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K3/00Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
    • H03K3/02Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses
    • H03K3/027Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses by the use of logic circuits, with internal or external positive feedback
    • H03K3/03Astable circuits
    • H03K3/0315Ring oscillators

Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路規模を抑制しつつ、制御しやすいVCO
特性を有して、広い範囲の周波数で発振することが可能
な電圧制御型発振回路を提供する。 【解決手段】 動作電流制御部1100中のPチャネル
MOSトランジスタTP01およびTP02から成るカ
レントミラー回路は、自身を流れる定電流値に応じてリ
ングオッシレータ回路1200の動作電流を制御する。
動作電流制御部1100中の制御電圧入力部1110と
第1のカレントミラー抵抗部1120とは、制御電圧V
INに応じて、カレントミラー回路の生成する定電流値
を制御し、かつ、制御信号SEL11およびSEL12
に応じて、制御電圧VINの変化に対して定電流値が変
化する範囲を変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部から与えられ
る電圧レベルに応じて、発振周波数を可変に制御するこ
とが可能な電圧制御型発振回路の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】大規模集積回路(以下、「LSI(Larg
e Scale Integrated Circuit)」と呼ぶ)においては、
システムから与えられるクロックに同期してLSIの内
部回路を動作させるために、LSI内部で外部クロック
信号に同期した内部クロック信号を生成するクロック生
成回路等が搭載される場合が多い。
【0003】このようなクロック生成回路においては、
たとえば、自励発振型のリングオシレータ回路の発振周
波数を、このリングオシレータ回路の発振出力の位相
と、外部クロック信号の位相とを同期させるように動作
させる構成が用いられる場合がある。このように、外部
クロック信号との位相を合わせるように制御しつつリン
グオシレータ回路に発振動作を行なわせるためには、い
わゆる「電圧制御型発振回路(以下、VCO回路と呼
ぶ)」が用いられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図20は、従来のVC
O回路8000の構成を説明するための回路図である。
【0005】VCO回路8000は、外部からの制御電
圧VINに応じて、動作電流値を制御するための動作電
流制御部8100と、動作電流制御部8100により制
御される動作電流で自励発振動作を行なうリングオッシ
レータ回路8200とを備える。
【0006】動作電流制御部8100は、電源電位Vc
cと接地電位GNDとの間に直列に接続されるPチャネ
ルMOSトランジスタTP01、NチャネルMOSトラ
ンジスタTN01および抵抗体R1と、電源電位Vcc
と接地電位GNDとの間に直列に接続されるPチャネル
MOSトランジスタTP02およびNチャネルMOSト
ランジスタTN02とを備える。
【0007】トランジスタTP01およびトランジスタ
TP02のゲートは互いに接続され、さらに、トランジ
スタTP01のゲートは、トランジスタTP01のドレ
インと結合している。したがって、トランジスタTP0
1とトランジスタTP02とは、カレントミラー回路と
して動作する。さらに、トランジスタTN01は、制御
電圧VINを受ける。
【0008】動作電流制御部8100は、さらに、トラ
ンジスタTP01のゲートと接地電位GNDとの間に設
けられる抵抗体R0を備える。
【0009】一方、リングオッシレータ回路8200
は、奇数段のインバータ、たとえば、3段のインバータ
INV1〜INV3を含む。
【0010】インバータINV3の出力が、インバータ
INV1の入力に与えられ、カスケード接続されたイン
バータINV1〜INV3は、自励発振動作を行なう。
【0011】インバータINV1は、電源電位Vccと
接地電位GNDとの間に直列に接続されるPチャネルM
OSトランジスタTP11、PチャネルMOSトランジ
スタTP12、NチャネルMOSトランジスタTN1
2、およびNチャネルMOSトランジスタTN11を備
える。トランジスタTP11のゲートは、トランジスタ
TP01のゲート(およびトランジスタTP02のゲー
ト)と結合する配線LPVと結合している。一方、トラ
ンジスタTN11のゲートは、トランジスタTN02の
ゲートと結合する配線LNVと結合している。トランジ
スタTP12のゲートとトランジスタTN12のゲート
とは互いに結合され、その結合ノードにインバータIN
V3の出力が与えられる。
【0012】インバータINV2は、電源電位Vccと
接地電位GNDとの間に直列に接続されるPチャネルM
OSトランジスタTP21、PチャネルMOSトランジ
スタTP22、NチャネルMOSトランジスタTN22
およびNチャネルMOSトランジスタTN21を備え
る。トランジスタTIP21のゲートは配線LPVと結
合する。トランジスタTP22のゲートとトランジスタ
TN22のゲートとは互いに結合して、かつ、インバー
タINV1の出力ノードの電位を受ける。トランジスタ
TN21のゲートは、配線LNVと結合する。
【0013】インバータINV3は、電源電位Vccと
接続電位GNDとの間に直列に結合されるPチャネルM
OSトランジスタTP31、PチャネルMOSトランジ
スタTP32、NチャネルMOSトランジスタTN3
2、NチャネルMOSトランジスタTN31とを備え
る。トランジスタTP31のゲートは配線LPVと結合
する。トランジスタTP32のゲートとトランジスタT
N32のゲートは互いに結合し、かつ、インバータIN
V2の出力ノードの電位を受ける。トランジスタTN3
1のゲートは、配線LNVと結合する。トランジスタT
P32とトランジスタTN32の結合ノードが、インバ
ータINV3の出力ノードであり、この出力ノードは、
インバータINV1の入力と結合する。インバータIN
V3の出力ノードの電位が、VCO出力としてVCO回
路8000の外部に与えられる。
【0014】図21は、図20に示したVCO回路80
00の制御電圧VINと出力クロック周波数fの関係
(以下、「VCO特性」と呼ぶ)を示すグラフである。
【0015】図21に示した特性においては、たとえば
VCO回路8000は、高周波クロック出力用に設計さ
れており、その周波数特性は、図21中において、CA
で表わされる曲線で示されている。VCO回路8000
の特性曲線CAによれば、VCO回路8000は、発振
最小周波数fminと発振最大周波数fmaxとの間の
任意の周波数、たとえば周波数f1の周波数をVCO出
力として外部に出力する。
【0016】しかしながら、VCO回路8000の構成
では、このように、VCO出力の周波数は、決まった周
波数範囲(周波数fmin〜fmax)しか発振周波数
として利用することができない。特に、発振最終周波数
fmin以下の低周波数で発振させようとすると、VC
O回路8000の特性が安定しないという問題点があっ
た。ここで、このように比較的低い周波数の内部クロッ
クは、VCO回路を備えるフェーズロックドループ回路
(PLL回路)により、内部クロック信号を生成してい
るLSIにおいて、たとえば、低消費電力動作モードで
の動作のために必要となるものである。
【0017】そこで、このようなVCO回路5000の
最小発振周波数fmin以下の周波数、たとえば周波数
f2で発振する内部クロックを得ようとする場合には、
図21において曲線CBで表わされるようなVCO特性
を有する他のVCO回路を別途設ける必要がある。
【0018】したがって、従来は、1つのVCO回路
で、図21中の周波数f1の高周波クロックと、周波数
f2の低周波クロックを同時に得ることは困難であると
いう問題があった。
【0019】このような問題点を解決するために、たと
えば、特開平7−74596号公報、特開平3−259
619号公報、特開平5−102801号公報には、リ
ングオッシレータ回路の段数を可変とすることにより、
発振周波数の範囲をより広範囲に制御可能なVCO回路
が開示されている。
【0020】しかしながら、このような構成でも、低周
波から高周波までの発振周波数領域でリングオシレータ
の発振段数を可変とするためには回路規模が比較的大き
くなってしまうという問題があった。
【0021】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたものであった。その目的は、回路規模を
抑制しつつ、制御しやすいVCO特性を有して、高い周
波数の内部クロックと低い周波数の内部クロックを発生
することが可能な電圧制御型発振回路を提供することで
ある。
【0022】この発明の他の目的は、1つのVCO回路
で、高速動作用の高周波数クロックと、低消費電力動作
のための低周波クロックを出力可能な電圧制御型発振回
路を提供することである。
【0023】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の電圧制御
型発振回路は、動作電流制御信号のレベルに応じた周波
数で発振する自励発振手段を備え、自励発振手段は、相
互に直列に接続され、かつ各々が電界効果型トランジス
タをスイッチング素子として有して動作電流制御信号に
応じた電流で動作する複数段の反転回路を含み、電圧制
御型発振回路の外部からの制御電圧に応じて、動作電流
制御信号を生成する動作電流制御手段をさらに備え、動
作電流制御手段は、第1の電源ノードから第2の電源ノ
ードへと流れる定電流を生成し、定電流の値に応じた動
作電流制御信号を出力するカレントミラー回路と、制御
電圧に応じて、カレントミラー回路の生成する定電流の
値を制御し、かつ、電圧制御型発振回路の外部からの指
示信号に応じて、制御電圧の変化に対して定電流値が変
化する範囲を変更するカレントミラー制御手段とを含
む。
【0024】請求項2記載の電圧制御型発振回路は、請
求項1記載の電圧制御型発振回路の構成に加えて、カレ
ントミラー回路は、第1の電源ノードとソースが結合
し、ゲートとドレインが相互に結合する第1の電界効果
型トランジスタと、第1の電源ノードとソースが結合
し、ゲートが第1の電界効果型トランジスタのゲートに
結合する第2の電界効果型トランジスタとを含み、カレ
ントミラー制御手段は、第1の電界効果型トランジスタ
のドレインから第2の電源ノードへ向かう電流値を制御
電圧に応じて制御する制御電圧入力手段と、制御電圧入
力手段と第2の電源ノードとの間に設けられ、指示信号
に応じて可変な抵抗値を有する第1の抵抗手段と、第1
の電界効果型トランジスタのゲートと第2の電源ノード
との間に設けられる第2の抵抗手段とを含む。
【0025】請求項3記載の電圧制御型発振回路は、請
求項2記載の電圧制御型発振回路の構成に加えて、指示
信号は、複数のスイッチ制御信号を有し、第1の抵抗手
段は、制御電圧入力手段と第2の電源ノードとの間の複
数の導通経路上にそれぞれ設けられる複数の抵抗体と、
複数の導通経路上にそれぞれ設けられ、複数のスイッチ
制御信号にそれぞれ制御される複数のスイッチ手段とを
含む。
【0026】請求項4記載の電圧制御型発振回路は、請
求項2記載の電圧制御型発振回路の構成に加えて、指示
信号は、複数のスイッチ制御信号を有し、第1の抵抗手
段は、制御電圧入力手段と第2の電源ノードとの間の導
通経路上に直列に設けられる複数の抵抗体と、複数の抵
抗体が互いに接続する複数の接続ノードと第2の電源ノ
ードとの間にそれぞれ設けられ、複数のスイッチ制御信
号にそれぞれ制御される複数のスイッチ手段とを含む。
【0027】請求項5記載の電圧制御型発振回路は、請
求項1記載の電圧制御型発振回路の構成に加えて、カレ
ントミラー回路は、第1の電源ノードとソースが結合
し、ゲートとドレインが相互に結合する第1の電界効果
型トランジスタと、第1の電源ノードとソースが結合
し、ゲートが第1の電界効果型トランジスタのゲートに
結合する第2の電界効果型トランジスタとを含み、カレ
ントミラー制御手段は、第1の電界効果型トランジスタ
のドレインから第2の電源ノードへ向かう電流値を制御
電圧に応じて制御し、指示信号に応じて可変な電流駆動
能力を有するする制御電圧入力手段と、制御電圧入力手
段と第2の電源ノードとの間に設けられる第1の抵抗手
段と、第1の電界効果型トランジスタのゲートと第2の
電源ノードとの間に設けられる第2の抵抗手段とを含
む。
【0028】請求項6記載の電圧制御型発振回路は、請
求項5記載の電圧制御型発振回路の構成に加えて、指示
信号は、複数のスイッチ制御信号を有し、制御電圧入力
手段は、第1の電界効果型トランジスタのドレインと第
1の抵抗手段との間の複数の導通経路上にそれぞれ設け
られ、各々のゲートが制御電圧を受ける複数の電界効果
型制御トランジスタと、複数の導通経路上にそれぞれ設
けられ、複数のスイッチ制御信号にそれぞれ制御される
複数のスイッチ手段とを含む。
【0029】請求項7記載の電圧制御型発振回路は、請
求項5記載の電圧制御型発振回路の構成に加えて、指示
信号は、複数のスイッチ制御信号を有し、制御電圧入力
手段は、第1の電界効果型トランジスタのドレインと第
1の抵抗手段との間の導通経路上に直列に設けられ、各
々のゲートが制御電圧を受ける複数の電界効果型制御ト
ランジスタと、複数の電界効果型制御トランジスタが互
いに接続する複数の接続ノードと第1の抵抗手段との間
にそれぞれ設けられ、複数のスイッチ制御信号にそれぞ
れ制御される複数のスイッチ手段とを含む。
【0030】請求項8記載の電圧制御型発振回路は、請
求項1記載の電圧制御型発振回路の構成に加えて、カレ
ントミラー回路は、第1の電源ノードとソースが結合
し、ゲートとドレインが相互に結合する第1の電界効果
型トランジスタと、第1の電源ノードとソースが結合
し、ゲートが第1の電界効果型トランジスタのゲートに
結合する第2の電界効果型トランジスタとを含み、カレ
ントミラー制御手段は、第1の電界効果型トランジスタ
のドレインから第2の電源ノードへ向かう電流値を制御
電圧に応じて制御する制御電圧入力手段と、制御電圧入
力手段と第2の電源ノードとの間に設けられ、指示信号
に応じて可変な抵抗値を有する第1の抵抗手段と、第1
の電界効果型トランジスタのゲートと第2の電源ノード
との間に設けられ、指示信号に応じて可変な抵抗値を有
する第2の抵抗手段とを含む。
【0031】請求項9記載の電圧制御型発振回路は、請
求項8記載の電圧制御型発振回路の構成に加えて、指示
信号は、複数のスイッチ制御信号を有し、第1の抵抗手
段は、制御電圧入力手段と第2の電源ノードとの間の複
数の導通経路上にそれぞれ設けられる複数の抵抗体と、
複数の導通経路上にそれぞれ設けられ、複数のスイッチ
制御信号にそれぞれ制御される複数のスイッチ手段とを
含む。
【0032】請求項10記載の電圧制御型発振回路は、
請求項8記載の電圧制御型発振回路の構成に加えて、指
示信号は、複数のスイッチ制御信号を有し、第1の抵抗
手段は、制御電圧入力手段と第2の電源ノードとの間の
導通経路上に直列に設けられる複数の抵抗体と、複数の
抵抗体が互いに接続する複数の接続ノードと第2の電源
ノードとの間にそれぞれ設けられ、複数のスイッチ制御
信号にそれぞれ制御される複数のスイッチ手段とを含
む。
【0033】請求項11記載の電圧制御型発振回路は、
請求項8記載の電圧制御型発振回路の構成に加えて、指
示信号は、複数のスイッチ制御信号を有し、第2の抵抗
手段は、第1の電界効果型トランジスタのゲートと第2
の電源ノードとの間の複数の導通経路上にそれぞれ設け
られる複数の抵抗体と、複数の導通経路上にそれぞれ設
けられ、複数のスイッチ制御信号にそれぞれ制御される
複数のスイッチ手段とを含む。
【0034】請求項12記載の電圧制御型発振回路は、
請求項8記載の電圧制御型発振回路の構成に加えて、指
示信号は、複数のスイッチ制御信号を有し、第2の抵抗
手段は、第1の電界効果型トランジスタのゲートと第2
の電源ノードとの間の導通経路上に直列に設けられる複
数の抵抗体と、複数の抵抗体が互いに接続する複数の接
続ノードと第2の電源ノードとの間にそれぞれ設けら
れ、複数のスイッチ制御信号にそれぞれ制御される複数
のスイッチ手段とを含む。
【0035】請求項13記載の電圧制御型発振回路は、
請求項1記載の電圧制御型発振回路の構成に加えて、自
励発振手段は、指示信号に応じて、複数の反転回路のう
ち発振動作に関わる反転回路の個数を可変とする段数変
更手段を含み、カレントミラー回路は、第1の電源ノー
ドとソースが結合し、ゲートとドレインが相互に結合す
る第1の電界効果型トランジスタと、第1の電源ノード
とソースが結合し、ゲートが第1の電界効果型トランジ
スタのゲートに結合する第2の電界効果型トランジスタ
とを含み、カレントミラー制御手段は、第1の電界効果
型トランジスタのドレインから第2の電源ノードへ向か
う電流値を制御電圧に応じて制御する制御電圧入力手段
と、制御電圧入力手段と第2の電源ノードとの間に設け
られる第1の抵抗手段と、第1の電界効果型トランジス
タのゲートと第2の電源ノードとの間に設けられ、指示
信号に応じて可変な抵抗値を有する第2の抵抗手段とを
含む。
【0036】請求項14記載の電圧制御型発振回路は、
請求項13記載の電圧制御型発振回路の構成に加えて、
指示信号は、複数のスイッチ制御信号を有し、第2の抵
抗手段は、第1の電界効果型トランジスタのゲートと第
2の電源ノードとの間の複数の導通経路上にそれぞれ設
けられる複数の抵抗体と、複数の導通経路上にそれぞれ
設けられ、複数のスイッチ制御信号にそれぞれ制御され
る複数のスイッチ手段とを含む。
【0037】請求項15記載の電圧制御型発振回路は、
請求項13記載の電圧制御型発振回路の構成に加えて、
指示信号は、複数のスイッチ制御信号を有し、第2の抵
抗手段は、第1の電界効果型トランジスタのゲートと第
2の電源ノードとの間の導通経路上に直列に設けられる
複数の抵抗体と、複数の抵抗体が互いに接続する複数の
接続ノードと第2の電源ノードとの間にそれぞれ設けら
れ、複数のスイッチ制御信号にそれぞれ制御される複数
のスイッチ手段とを含む。
【0038】請求項16記載の電圧制御型発振回路は、
請求項1記載の電圧制御型発振回路の構成に加えて、カ
レントミラー回路は、第1の電源ノードとソースが結合
し、ゲートとドレインが相互に結合する第1の電界効果
型トランジスタと、第1の電源ノードとソースが結合
し、ゲートが第1の電界効果型トランジスタのゲートに
結合する第2の電界効果型トランジスタとを含み、カレ
ントミラー制御手段は、第1の電界効果型トランジスタ
のドレインから第2の電源ノードへ向かう電流値を制御
電圧に応じて制御し、指示信号に応じて可変な電流駆動
能力を有するする制御電圧入力手段と、制御電圧入力手
段と第2の電源ノードとの間に設けられる第1の抵抗手
段と、第1の電界効果型トランジスタのゲートと第2の
電源ノードとの間に設けられ、指示信号に応じて可変な
抵抗値を有する第2の抵抗手段とを含む。
【0039】請求項17記載の電圧制御型発振回路は、
請求項16記載の電圧制御型発振回路の構成に加えて、
指示信号は、複数のスイッチ制御信号を有し、制御電圧
入力手段は、第1の電界効果型トランジスタのドレイン
と第1の抵抗手段との間の複数の導通経路上にそれぞれ
設けられ、各々のゲートが制御電圧を受ける複数の電界
効果型制御トランジスタと、複数の導通経路上にそれぞ
れ設けられ、複数のスイッチ制御信号にそれぞれ制御さ
れる複数のスイッチ手段とを含む。
【0040】請求項18記載の電圧制御型発振回路は、
請求項16記載の電圧制御型発振回路の構成に加えて、
指示信号は、複数のスイッチ制御信号を有し、制御電圧
入力手段は、第1の電界効果型トランジスタのドレイン
と第1の抵抗手段との間の導通経路上に直列に設けら
れ、各々のゲートが制御電圧を受ける複数の電界効果型
制御トランジスタと、複数の電界効果型制御トランジス
タが互いに接続する複数の接続ノードと第1の抵抗手段
との間にそれぞれ設けられ、複数のスイッチ制御信号に
それぞれ制御される複数のスイッチ手段とを含む。
【0041】請求項19記載の電圧制御型発振回路は、
請求項16記載の電圧制御型発振回路の構成に加えて、
指示信号は、複数のスイッチ制御信号を有し、第2の抵
抗手段は、第1の電界効果型トランジスタのゲートと第
2の電源ノードとの間の複数の導通経路上にそれぞれ設
けられる複数の抵抗体と、複数の導通経路上にそれぞれ
設けられ、複数のスイッチ制御信号にそれぞれ制御され
る複数のスイッチ手段とを含む。
【0042】請求項20記載の電圧制御型発振回路は、
請求項16記載の電圧制御型発振回路の構成に加えて、
指示信号は、複数のスイッチ制御信号を有し、第2の抵
抗手段は、第1の電界効果型トランジスタのゲートと第
2の電源ノードとの間の導通経路上に直列に設けられる
複数の抵抗体と、複数の抵抗体が互いに接続する複数の
接続ノードと第2の電源ノードとの間にそれぞれ設けら
れ、複数のスイッチ制御信号にそれぞれ制御される複数
のスイッチ手段とを含む。
【0043】請求項21記載の電圧制御型発振回路は、
請求項1〜20いずれか1項に記載の電圧制御型発振回
路の構成に加えて、外部からの指示に応じて指示信号の
レベルを保持するためのレジスタをさらに備える。
【0044】請求項22記載の電圧制御型発振回路は、
請求項1〜20いずれか1項に記載の電圧制御型発振回
路の構成に加えて、指示信号を外部から受けるための外
部端子をさらに備える。
【0045】請求項23記載の電圧制御型発振回路は、
請求項1〜20いずれか1項に記載の電圧制御型発振回
路の構成に加えて、指示信号のレベルを設定するするた
めのヒューズプログラム回路をさらに備える。
【0046】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。 [実施の形態1]図1は、内部クロック発生回路100
を搭載する半導体集積回路装置1の構成を説明するため
の概略ブロック図である。
【0047】図1を参照して、半導体集積回路装置1
は、所定の演算処理等を行う内部回路4に対して半導体
集積回路装置1の外部から制御信号を与えるための制御
信号入力端子2と、内部回路4と半導体集積回路装置1
の外部との間でデータの授受を行うためのデータ入出力
端子3と、内部クロック発生回路100とを備える。後
に説明するように、内部回路4は、内部クロック発生回
路100から出力される内部クロック信号int.CL
Kの発振周波数を制御するための制御信号を内部クロッ
ク発生回路100に対して出力する。
【0048】内部クロック発生回路100は、外部クロ
ック信号ext.CLKを受けるクロックバッファ10
2と、内部クロック信号int.CLKとクロックバッ
ファ102からの出力とを受けて両者の位相を比較し、
内部クロック信号int.CLKの周波数が、クロック
バッファ102からの信号の周波数と比較して高いかあ
るいは低いかに応じて信号DOWNまたは信号/UPの
いずれかを活性状態とするための位相比較器104とを
備える。内部クロック発生回路100は、さらに、位相
比較器104からの信号/UPおよび信号DOWNを受
けて、チャージポンプ動作を行なうチャージポンプ回路
106と、チャージポンプ回路106の出力を、制御電
圧VINに変換するためのループフィルタ108とを備
える。
【0049】VCO回路1000は、ループフィルタ1
08からの制御電圧VINに応じた周波数で発振する。
クロックバッファ110は、VCO回路1000からの
出力を受けて、バッファ処理した結果を内部クロック信
号int.CLKとして出力する。
【0050】図2は、図1に示したVCO回路1000
の構成を説明するための回路図である。
【0051】図2を参照して、VCO回路1000は、
動作電流制御部1100と、リングオッシレータ回路1
200とを備える。
【0052】リングオッシレータ回路1200の構成
は、図20に示したリングオッシレータ回路8200の
構成と同様であるので、同一部分には同一符号を付して
その説明は繰返さない。
【0053】一方、動作電流制御部1100は、電源電
位Vccと接地電位GNDとの間に直列に接続される、
PチャネルMOSトランジスタTP01と制御電圧VI
Nを受ける制御電圧入力部1110と第1のカレントミ
ラー抵抗部1120とを備える。
【0054】動作電流制御部1100は、さらに、電源
電位Vccと接地電位GNDとの間に直列に接続され
る、PチャネルMOSトランジスタTP02とNチャネ
ルMOSトランジスタTN02とを備える。トランジス
タTP01のゲートとトランジスタTP02のゲートと
は互いに接続され、かつ、トランジスタTP01のゲー
トは、トランジスタTP01のドレインと結合する。し
たがって、動作電流制御部1100においても、トラン
ジスタTP01とトランジスタTP02とは、対となっ
てカレントミラー回路を構成する。
【0055】動作電流制御部1100は、さらに、トラ
ンジスタTP01のゲートと接地電位GNDとの間に設
けられる第2のカレントミラー抵抗部1130を備え
る。
【0056】図3は、図2に示したVCO回路1000
の1つの構成例をさらに詳しく説明するための回路図で
ある。
【0057】図3においては、制御電圧入力部1110
は、第1のカレントミラー抵抗部1120とトランジス
タTP01のドレインとの間に設けられるNチャネルM
OSトランジスタTN01を含む。トランジスタTN0
1のゲートは制御電圧VINを受ける。
【0058】一方、第1のカレントミラー抵抗部112
0は、トランジスタTN01のソースと接地電位GND
との間に直列に接続される抵抗体R11およびNチャネ
ルMOSトランジスタTN101を含む。第1のカレン
トミラー抵抗部1120はさらに、トランジスタTN0
1のソースと接地電位GNDとの間に直列に接続される
抵抗体R12とNチャネルMOSトランジスタTN10
2とを含む。
【0059】トランジスタTN101のゲートは制御信
号SEL11を受け、トランジスタTN102のゲート
は、制御信号SEL12を受ける。上述のとおり、制御
信号SEL11および制御信号SEL12は、特に限定
されないが、たとえば、半導体集積回路装置1の外部か
らの指示に基づいて、内部回路4から内部クロック発生
回路100へ与えられるものとする。
【0060】さらに、第2のカレントミラー抵抗部11
30は、トランジスタTP01のゲートと接地電位GN
Dとの間に設けられる抵抗体R0を含む。
【0061】したがって、図3に示した制御電圧入力部
1110および第1のカレントミラー抵抗部1120を
備えるVCO回路1000の構成においては、制御信号
SEL11および制御信号SEL12のレベルに応じ
て、トランジスタTN01のソースから接地電位GND
へ向かう電流を流す抵抗を、抵抗体R11または抵抗体
R12に切換え可能な構成となっている。
【0062】ここで、たとえば、抵抗体R11の抵抗値
は、抵抗体R12の抵抗値よりも小さいものとする。
【0063】図4は、図3に示したVCO回路1000
のVCO特性を示すグラフである。選択信号SEL11
が活性状態であり、選択信号SEL12が不活性状態で
あって、トランジスタTN01のソースが、抵抗体R1
1を介して接地電位GNDに接続されている場合には、
トランジスタTP01およびTP02で構成されるカレ
ントミラー回路を流れる電流値が大きくなる。このた
め、VCO回路1000のVCO特性は、図4中の曲線
CAのようになり、より高周波の内部クロックを生成す
るのに適した特性となる。
【0064】一方、制御信号SEL11が不活性状態で
あり、制御信号SEL12が活性状態であって、トラン
ジスタTN01のソースが、抵抗体R12を介して接地
電位GNDと結合しているときは、トランジスタTP0
1およびTP02で構成されるカレントミラー回路を流
れる電流値が小さくなる。このため、VCO回路100
0のVCO特性は、図4中の曲線CBのようになる。こ
の場合は、より低い発振周波数の内部クロックを生成す
るのに適した特性となる。
【0065】以上のような構成とすることにで、周波数
の高い内部クロックを発生する場合も、周波数が低い内
部クロックを発生する場合にも、1つのVCO回路10
00を用いることで、安定な内部クロックを生成するこ
とが可能となる。
【0066】この結果、たとえば、VCO回路1000
が搭載される半導体集積回路装置1が低消費電力モード
で動作している場合などにおいても、半導体集積回路装
置1の安定な動作が実現されることになる。
【0067】[実施の形態2]図5は、本発明の実施の
形態2のVCO回路2000の構成を説明するための回
路図である。
【0068】すなわち、VCO回路2000は、図2お
よび図3で説明したVCO回路1000の代わりに用い
ることが可能なものである。
【0069】ここで、VCO回路2000は、図3に示
したVCO回路1000の構成と以下の点で異なる。
【0070】すなわち、VCO回路2000において
は、図3に示したVCO回路1000の構成中の第1の
カレントミラー抵抗部1120の代わりに、第1のカレ
ントミラー抵抗部2120が設けられる構成となってい
る。
【0071】その他の点は、図3で説明したVCO回路
1000の構成と同様であるので、同一部分には同一符
号を付してその説明は繰返さない。
【0072】図5を参照して、第1のカレントミラー抵
抗部2120は、トランジスタTN01のソースと接地
電位GNDとの間に直列に接続される抵抗体R21およ
びR22と、抵抗体R21および抵抗体R22の接続ノ
ードと接地電位GNDとの間に接続されるNチャネルM
OSトランジスタTN201とを含む。トランジスタT
N201のゲートは、制御信号SEL11を受ける。
【0073】すなわち、図5に示したVCO回路200
0の構成においては、選択信号SEL11が活性状態で
あって、トランジスタTN201が導通状態となってい
るときには、信号SEL11が不活性状態である場合に
比べて、より小さな抵抗を介して、トランジスタTN0
1のソースが接地電位GNDと結合することになる。
【0074】したがって、この場合も制御信号SEL1
1が活性状態においては、図4に示した曲線CAのよう
なVCO特性となる。一方、制御信号SEL11が不活
性状態においては、図4の曲線CBのようなVCO特性
となる。
【0075】したがって、図5のような構成でも、実施
の形態1のVCO回路1000と同様の効果を奏するこ
とになる。
【0076】[実施の形態3]図6は、本発明の実施の
形態3のVCO回路3000の構成を説明するための回
路図である。
【0077】VCO回路3000も、VCO回路100
0の代わりに用いることが可能なものである。
【0078】VCO回路3000の構成が、図2および
図3で説明したVCO回路1000の構成と異なる点
は、以下のとおりである。
【0079】まず、制御信号入力部1110の代わり
に、制御信号入力部3110が設けられている。
【0080】一方で、第1のカレントミラー抵抗部11
20の代わりに設けられる第1のカレントミラー抵抗部
3120は、制御信号入力部3110と接地電位GND
との間に設けられる抵抗体R1を含む。
【0081】図6を参照して、制御電圧入力部3110
は、トランジスタTP01のドレインと抵抗体R1との
間に直列に接続されるNチャネルMOSトランジスタT
N301およびNチャネルMOSトランジスタTN30
2を含む。制御電圧入力部3110は、さらに、トラン
ジスタTP01のドレインと抵抗体R1との間に直列に
接続されるNチャネルMOSトランジスタTN303お
よびNチャネルMOSトランジスタTN304を含む。
トランジスタTN301は制御信号SEL11を受け、
トランジスタTN303のゲートは、制御信号SEL1
2を受ける。一方、トランジスタTN302のゲートお
よびトランジスタTN304のゲートは、制御電圧VI
Nを受ける。
【0082】ここで、たとえば、駆動可能な電流値(電
流駆動能力)に対応するトランジスタサイズは、トラン
ジスタTN304の方が、トランジスタTN302より
も大きいものとする。
【0083】したがって、制御信号SEL11が活性状
態であり、制御信号SEL12が不活性状態である場合
は、トランジスタTN302に入力する制御電圧VIN
に応じて、トランジスタTP01から抵抗体R1に電流
が流れる。この場合は、トランジスタTN302の電流
駆動能力が小さいために、トランジスタTP01を流れ
る電流値は相対的に小さくなる。このため、VCO回路
3000のVCO特性は、図4中の曲線CBのようにな
る。
【0084】一方、制御信号SEL12が活性状態であ
って、制御信号SEL1が不活性状態であり、トランジ
スタTN304に与えられる制御信号VINのレベルに
応じて、トランジスタTP01を流れる電流値が制御さ
れる場合は、トランジスタTP01に比較的大きな電流
が流れる。このため、VCO回路3000のVCO特性
は、図4の曲線CAのようになる。
【0085】したがって、図6に示したVCO回路30
00の構成によっても、実施の形態1と同様の効果が奏
される。
【0086】[実施の形態4]図7は、本発明の実施の
形態4のVCO回路4000の構成を説明するための回
路図である。
【0087】図7に示したVCO回路4000も、図2
および図3で説明した実施の形態1のVCO回路100
0の代わりに用いることが可能なものである。
【0088】図7に示したVCO回路4000の構成
が、図6に示した実施の形態3のVCO回路3000の
構成と異なる点は、制御電圧入力部3110の代わり
に、制御電圧入力部4110が設けられる構成となって
いる点である。
【0089】VCO回路4000のその他の構成は、V
CO回路3000の構成と同様であるので、同一部分に
は同一符号を付してその説明は繰返さない。
【0090】図7を参照して、制御電圧入力部4110
は、トランジスタTP01のドレインと抵抗体R1との
間に直列に設けられるNチャネルMOSトランジスタT
N401およびNチャネルMOSトランジスタTN40
2を含む。トランジスタTN401のゲートおよびトラ
ンジスタTN402のゲートは、ともに、制御電圧VI
Nを受ける。
【0091】制御電圧入力部4110は、さらに、トラ
ンジスタTN401およびTN402の接続ノードと、
抵抗体R1との間に設けられるNチャネルMOSトラン
ジスタTN403を含む。トランジスタTN403のゲ
ートは、制御信号SEL11を受ける。
【0092】したがって、制御信号SEL11が不活性
状態であるときには、トランジスタTN403は遮断状
態となり、トランジスタTP01のドレインは、トラン
ジスタTN401およびトランジスタTN402を介し
て抵抗R1と結合することになる。
【0093】したがって、トランジスタTP01を流れ
る電流値は比較的小さな値となり、その結果、VCO回
路4000のVCO特性は、図4中の曲線CBのように
なる。
【0094】一方、制御信号SELが活性状態であっ
て、トランジスタTN403が導通状態に固定されてい
るときは、トランジスタTP01を流れる電流値は、制
御信号VINを受けるトランジスタTN401のチャネ
ルコンダクタンスの変化によって制御される。このた
め、トランジスタTP01を流れる電流値は比較的大き
なものとなり、VCO回路4000のVCO特性は、図
4中の曲線CAのようになる。
【0095】したがって、制御信号SEL11のレベル
を制御することにより、VCO回路4000において
も、実施の形態1のVCO回路1000と同様の効果が
奏される。
【0096】[実施の形態5]図8は、本発明の実施の
形態5のVCO回路5000の構成を説明するための回
路図である。
【0097】図8に示したVCO回路5000の構成
が、図3に示した実施の形態1のVCO回路1000の
構成と異なる点は、第2のカレントミラー抵抗部113
0の代わりに、第2のカレントミラー抵抗部5130が
設けられる構成となっている点である。
【0098】VCO回路5000のその他の構成は、図
3に示したVCO回路1000の構成と同様であるの
で、同一部分には同一符号を付してその説明は繰返さな
い。
【0099】図8を参照して、第2のカレントミラー抵
抗部5130は、トランジスタTP01のゲートと接地
電位との間に直列に接続される抵抗体R51およびNチ
ャネルMOSトランジスタTN501を含む。トランジ
スタTN501のゲートは、制御制御SEL11を受け
る。
【0100】第2のカレントミラー抵抗部5130は、
さらに、トランジスタTP01のゲートと接地電位GN
Dとの間に直列に接続される抵抗体R52とNチャネル
MOSトランジスタTN502とを含む。トランジスタ
TN502のゲートが、選択信号SEL12を受ける。
【0101】ここで、実施の形態1のVCO回路100
0の構成と同様に、第1のカレントミラー抵抗部112
0中の抵抗体R11の抵抗値は、抵抗体R12の抵抗値
よりも小さいものとし、かつ第2のカレントミラー抵抗
部5130中の抵抗体R51の抵抗値は、抵抗体R52
の抵抗値よりも小さいものとする。
【0102】図9は、このような図8に示したVCO回
路5000のVCO特性を説明するためのグラフであ
る。
【0103】たとえば、制御信号SEL11が活性状態
であって、制御信号SEL12が不活性状態である場合
は、トランジスタTN01のソースは、より小さい抵抗
値を有する抵抗体R11を介して接地に接続することに
なる。一方、トランジスタTP01のゲートも、より小
さな抵抗値を有する抵抗体R51を介して接地電位GN
Dと結合することになる。
【0104】このため、制御電圧VINの大きな領域、
つまりトランジスタTN01のチャネルコンダクタンス
の大きな領域で、VCO回路5000の発振周波数は、
相対的に大きな値となる。一方、制御電圧VINの小さ
な領域、つまりトランジスタTN01のチャネルコンダ
クタンスの小さな領域では、トランジスタTP01およ
びTP02から成るカレントミラー回路を流れる電流値
に対する第1のカレントミラー抵抗部1120の寄与
は、第2のカレントミラー抵抗部5130の寄与よりも
相対的に小さくなる。この結果、制御電圧VINの小さ
な領域では、上記カレントミラー回路を流れる電流値
は、抵抗体R51の抵抗値で規定される。このため、こ
の領域で、VCO回路5000の発振周波数は、抵抗体
R52が選択されている場合よりも高い値となる。この
結果、VCO回路5000のVCO特性は、図9中の曲
線CAのようになる。
【0105】一方、制御信号SEL11が不活性状態で
あり、制御信号SEL12が活性状態であるときには、
トランジスタTN01のソースは、より高い抵抗値を有
する抵抗体R12を介して接地電位GNDと結合し、ト
ランジスタTP01のゲートも、より高い抵抗値を有す
る抵抗体R52を介して、接地電位GNDと結合するこ
とになる。
【0106】したがって、カレントミラー回路を構成す
るトランジスタTP01を流れる電流値は相対的に小さ
な値となる。この結果、VCO回路6000のVCO特
性は図9中の曲線CBのようになる。
【0107】図4に示したVCO特性と比べると、曲線
CAおよび曲線CBの双方の傾きをより小さくして、図
4の場合と同様の周波数領域で動作させることが可能と
なる。このため、図9に示すような特性を示すVCO回
路5000の方がよりジッタ特性が改善される。つま
り、VCO回路5000は、周波数制御範囲が切換え可
能であり、かつジッタ特性がよい発振特性を有すること
になる。
【0108】[実施の形態5の変形例]図8に示した実
施の形態5のVCO回路5000の構成において、第1
のカレントミラー抵抗部1120と第2のカレントミラ
ー抵抗部5130との構成を、他の構成に変更すること
も可能である。
【0109】図10は、このように、第1および第2の
カレントミラー回路1120および5130を変更し
た、実施の形態5の変形例のVCO回路5002の構成
を示す回路図である。
【0110】図10を参照して、第1のカレントミラー
抵抗部1120の代わりに設けられる第1のカレントミ
ラー回路5122には、トランジスタTN01のソース
と接地電位との間に直列に接続された抵抗体R51とR
52とが設けられ、抵抗体R52と並列に、制御信号S
EL11により導通状態とされるNチャネルMOSトラ
ンジスタTN503が設けられている。
【0111】同様に、第2のカレントミラー抵抗部51
30の代わりに設けられる第2のカレントミラー回路5
132には、トランジスタTP01のゲートと接地電位
との間に直列に接続された抵抗体R53とR54とが設
けられ、抵抗体R54と並列に、制御信号SEL11に
より導通状態とされるNチャネルMOSトランジスタT
N504が設けられている。
【0112】第1のカレントミラー回路5122および
第2のカレントミラー回路5132として、図10に示
したような可変抵抗を用いることでも、図8に示した実
施の形態5のVCO回路5000と同様の効果を奏す
る。
【0113】なお、図10においては、図8に示した第
1のカレントミラー抵抗部1120と第2のカレントミ
ラー抵抗部5130の双方を、第1のカレントミラー抵
抗部5122と第2のカレントミラー抵抗部5132に
置換えているが、たとえば、第1のカレントミラー抵抗
部1120または第2のカレントミラー抵抗部5130
の一方を、第1のカレントミラー抵抗部5122または
第2のカレントミラー抵抗部5132に置換えてもよ
い。
【0114】[実施の形態6]図11は、本発明の実施
の形態6のVCO回路6000の構成を説明するための
回路図である。
【0115】実施の形態6のVCO回路6000の構成
が図3に示した実施の形態1のVCO回路1000の構
成と異なる点は以下のとおりである。
【0116】まず、第1のカレントミラー抵抗部112
0の代わりに、第1のカレントミラー抵抗部6120が
設けられる。第1のカレントミラー抵抗部6120は、
トランジスタTN01のソースと接地電位GNDとの間
に接続される抵抗体R1を含む。
【0117】さらに、第2のカレントミラー抵抗部11
30の代わりに、VCO回路6000には、第2のカレ
ントミラー抵抗部6130が設けられる。第2のカレン
トミラー抵抗部6130は、トランジスタTP01のゲ
ートと接地電位との間に直列に接続される抵抗体R61
およびNチャネルMOSトランジスタTN601を含
む。トランジスタTN601のゲートが制御信号SEL
11を受ける。第2のカレントミラー抵抗部6130
は、さらに、トランジスタTP01のゲートと接地電位
GNDとの間に直列に接続される抵抗体R62とNチャ
ネルMOSトランジスタTN602とを含む。トランジ
スタTN602のゲートは制御信号SEL12を受け
る。
【0118】さらに、VCO回路6000においては、
リングオッシレータ回路1200の代わりにリングオッ
シレータ回路6200が設けられる。リングオッシレー
タ回路6200の構成が、実施の形態1のリングオッシ
レータ回路1200の構成と異なる点は、インバータI
NV2の出力とインバータINV3の入力との間に、選
択回路6210が設けられていることである。
【0119】選択回路6210は、インバータINV2
の出力と、インバータINV3の出力とを受けて、選択
的に、制御信号SEL0に応じて、いずれか一方をイン
バータINV3の入力に与える。
【0120】より一般的には、カスケード接続された奇
数段のインバータで構成されるリングオシレータ回路6
200において、前半の偶数段のインバータの出力ノー
ドと、後半の所定数の奇数段のインバータの入力との間
に選択回路6210が設けられ、この選択回路6210
が、前半の所定数の偶数段のインバータチェーンの出力
と、後半の所定数の奇数段のインバータチェーンの出力
とを、選択的に、後半の奇数段のインバータチェーンの
入力に与える構成とすることで、制御信号SEL0に応
じて、インバータチェーンの段数を変更することが可能
となる。あるいは、カスケード接続された奇数段のイン
バータで構成されるリングオシレータ回路6200にお
いて、最終段のインバータの出力と前半の所定数の奇数
段のインバータの出力とを受けるように選択回路621
0が設けられ、この選択回路6210が、それらのいず
れか一方を、選択的に、初段のインバータの入力に与え
る構成とすることで、制御信号SEL0に応じて、イン
バータチェーンの段数を変更する構成としてもよい。
【0121】ここで、制御信号SEL0も、制御信号S
EL11および制御信号SEL12と同様に、たとえ
ば、半導体集積回路装置1の外部からの指示に基づい
て、内部回路4から内部クロック発生回路100へ与え
られるものとする。
【0122】以上のような構成によっても、制御信号S
EL11およびSEL12のレベルに応じて、トランジ
スタTP01のゲートと接地電位GNDとの間の抵抗値
を可変とすることができる。
【0123】このとき、たとえば、抵抗体R61の抵抗
値が、抵抗体R62の抵抗値よりも小さいものとする。
したがって、制御信号SEL11が活性状態であって、
制御信号SEL12が不活性状態であれば、たとえば、
制御電圧VINの小さな領域で、トランジスタTP01
を含むカレントミラー回路を流れる電流値は相対的に大
きくなり、逆に、制御信号SEL12が活性状態であっ
て、制御信号SEL11が不活性状態であるときは、制
御電圧VINの小さな領域で、カレントミラー回路を流
れる電流値は相対的に小さくなる。
【0124】さらに、リングオシレータ回路の段数が少
なくなると、制御電圧VINに応じて変化する周波数領
域自体もより大きい側に移動する。
【0125】したがって、たとえば、制御信号SEL1
1が活性状態であって、制御信号SEL12が不活性状
態であり、抵抗体R61の方が選択されているものとす
る。さらに、選択回路6210により、リングオッシレ
ータ回路6200中で発振に使用されるインバータの段
数がより少なくなっているものとする。この場合は、V
CO回路6000のVCO特性は、図9中の曲線CAの
ようになる。
【0126】一方、制御信号SEL11が不活性状態で
あり、制御信号SEL12が活性状態であって、抵抗体
R62が選択されている場合を考える。この場合におい
て、さらに、選択回路6210により、発振に使用され
るインバータの段数がより多くなるように設定されてい
るときには、VCO回路6000のVCO特性は図9中
の曲線CBのようになる。
【0127】この場合も、図4に示したVCO特性と比
べると、曲線CAおよび曲線CBの双方の傾きをより小
さくしても、図4の場合と同様の周波数領域で動作させ
ることが可能となる。このため、図9に示すような特性
を示すVCO回路6000の方がよりジッタ特性が改善
される。
【0128】つまり、VCO回路6000は、周波数制
御範囲が切換え可能であり、かつジッタ特性がよい発振
特性を有することになる。
【0129】[実施の形態6の変形例]図12は、本発
明の実施の形態6の変形例のVCO回路6002の構成
を説明するための回路図である。
【0130】VCO回路6002は、図10に示したV
CO回路6000の構成における第2のカレントミラー
抵抗部6130の代わりに、図9のVCO回路5002
における第2のカレントミラー抵抗部5132と同様の
回路6132を備える。
【0131】このような構成でも、VCO回路6000
と同様の効果を奏することが可能である。
【0132】[実施の形態7]図13は、本発明の実施
の形態7のVCO回路7000の構成を説明するための
回路図である。
【0133】VCO回路7000の構成が、図2および
図3で説明したVCO回路1000の構成と異なる点
は、第1に、制御電圧入力部1110の代わりに、制御
電圧入力部7110が用いられる構成となっている点で
ある。また、第1のカレントミラー抵抗部1120は、
制御電圧入力部7110と接地電位GNDとの間に接続
される抵抗体R1を含む構成となっている。
【0134】さらに、第2のカレントミラー抵抗部11
30の代わりに設けられる第2のカレントミラー抵抗部
7130は、制御信号SEL11および制御信号SEL
12に応じて、その抵抗値が可変な構成となっている。
【0135】すなわち、制御電圧入力部7110は、ト
ランジスタTP01のドレインと抵抗体R1との間に直
列に接続されるNチャネルMOSトランジスタTN70
1およびNチャネルMOSトランジスタTN702を含
む。制御電圧入力部7110は、さらに、トランジスタ
TP01のドレインと抵抗体R1との間に直列に接続さ
れるNチャネルMOSトランジスタTN703およびN
チャネルMOSトランジスタTN704を含む。トラン
ジスタTN701は制御信号SEL11を受け、トラン
ジスタTN703のゲートは、制御信号SEL12を受
ける。一方、トランジスタTN702のゲートおよびト
ランジスタTN704のゲートは、制御電圧VINを受
ける。
【0136】ここで、トランジスタTN702の方が、
トランジスタTN704よりもトランジスタサイズが大
きいものとする。
【0137】また、第2のカレントミラー抵抗部713
0は、トランジスタTP01のゲートと接地電位GND
との間に直列に接続される抵抗体R71およびNチャネ
ルMOSトランジスタTN705を含む。第2のカレン
トミラー抵抗部7130はさらに、トランジスタTP0
1のゲートと接地電位GNDとの間に直列に接続される
抵抗体R72とNチャネルMOSトランジスタTN70
6とを含む。
【0138】トランジスタTN705のゲートは制御信
号SEL11を受け、トランジスタTN706のゲート
は、制御信号SEL12を受ける。
【0139】ここで、抵抗体R71の抵抗値は、抵抗体
R72の抵抗値よりも小さいものとする。
【0140】したがって、制御信号SEL11が活性状
態であって、制御信号SEL12が不活性状態であり、
トランジスタTN701と抵抗体R71の方が選択され
ている場合は、VCO回路7000のVCO特性は、図
9中の曲線CAのようになる。
【0141】一方、制御信号SEL11が不活性状態で
あり、制御信号SEL12が活性状態であって、トラン
ジスタTN702と抵抗体R72が選択されている場合
は、VCO回路7000のVCO特性は図9中の曲線C
Bのようになる。
【0142】この場合も、図4に示したVCO特性と比
べると、曲線CAおよび曲線CBの双方の傾きをより小
さくしても、図4の場合と同様の周波数領域で動作させ
ることが可能となる。このため、VCO回路7000の
方がよりジッタ特性が改善される。つまり、VCO回路
7000は、周波数制御範囲が切換え可能であり、かつ
ジッタ特性がよい発振特性を有することになる。
【0143】[実施の形態7の変形例]図13に示した
実施の形態7のVCO回路7000の構成において、制
御電圧入力部7110と第2のカレントミラー抵抗部7
130との構成を、他の構成に変更することも可能であ
る。
【0144】図14は、このように、制御電圧入力部7
110および第2のカレントミラー回路7130を変更
した、実施の形態7の変形例のVCO回路7002の構
成を示す回路図である。
【0145】図14を参照して、制御電圧入力部711
0の代わりに設けられる制御電圧入力部7112には、
トランジスタTP01のドレインと抵抗体R1との間に
直列に接続されたNチャネルMOSトランジスタTN7
11およびTN712が設けられ、トランジスタTN7
12と並列に、制御信号SEL11により導通状態とさ
れるNチャネルMOSトランジスタTN713が設けら
れている。
【0146】一方、第2のカレントミラー抵抗部713
0の代わりに設けられる第2のカレントミラー回路71
32には、トランジスタTP02のゲートと接地電位と
の間に直列に接続された抵抗体R73とR74とが設け
られ、抵抗体R74と並列に、制御信号SEL11によ
り導通状態とされるNチャネルMOSトランジスタTN
714が設けられている。
【0147】図14に示したような構成を用いることで
も、図13に示した実施の形態7のVCO回路7000
と同様の効果を奏する。
【0148】なお、図14においては、図13に示した
制御電圧入力部7110と第2のカレントミラー抵抗部
7130の双方を、制御電圧入力部7112と第2のカ
レントミラー抵抗部7132に置換えているが、たとえ
ば、制御電圧入力部7110または第2のカレントミラ
ー抵抗部7130の一方を、制御電圧入力部7112ま
たは第2のカレントミラー抵抗部7132に置換えても
よい。
【0149】[実施の形態8]以上説明したような第1
および第2のカレントミラー抵抗部や制御電圧入力部を
制御するための信号SEL11、SEL12や制御信号
SEL0のレベルは、VCO回路が搭載されるチップ上
に設けられたレジスタの設定により行なう構成とするこ
とが可能である。
【0150】図15は、このような半導体集積回路装置
1の構成を説明するための概略ブロック図である。
【0151】制御信号入力端子2からの外部制御信号に
応じて、レジスタ6に格納されるデータが書きかえられ
る。このレジスタ6中のデータに応じて、制御信号SE
L11やSEL12等が、内部回路4から内部クロック
発生回路100に与えられる。
【0152】あるいは、このような制御信号の設定は、
外部端子から直接入力される構成としてもよい。この場
合は、レジスタ6の代わりに、バッファ回路が設けられ
る。そして、制御信号入力端子2からの外部制御信号
が、制御信号SEL11やSEL12等として、内部回
路4から内部クロック発生回路100に与えられる。
【0153】または、これらの制御信号の値は、不揮発
的な記憶素子、たとえばヒューズ等により記憶され、レ
ーザトリミングによりその値が設定される構成としても
よい。この場合は、レジスタ6の代わりに、ヒューズを
用いたプログラミング回路が設けられる。そして、この
プログラミング回路のヒューズ素子がブローされている
か否かに応じてレベルが設定される制御信号SEL11
やSEL12等が、内部回路4から内部クロック発生回
路100に与えられる。
【0154】なお、以上の各実施の形態の説明では、2
つの制御信号SEL11およびSEL12により、第1
および第2のカレントミラー抵抗部の抵抗値や制御電圧
入力部のコンダクタンスが、2段階に可変となる構成に
ついて説明したが、本発明は、このような場合に限定さ
れることなく、より多くの制御信号を用いて、抵抗値等
を他段階に変更する構成とすることも可能である。
【0155】以下、そのような他段階に変更する場合の
構成例について簡単に説明する。図16は、図3に示し
た第1のカレントミラー抵抗部1120を、制御信号S
EL11〜SEL13により、3段階に可変とする構成
を示す。
【0156】図17は、図5に示した第1のカレントミ
ラー抵抗部2120を、制御信号SEL11〜SEL1
2により、3段階に可変とする構成を示す。
【0157】図18は、図6に示した制御電圧入力部3
110を、制御信号SEL11〜SEL13により、3
段階に可変とする構成を示す。
【0158】図19は、図7に示した制御電圧入力部4
110を、制御信号SEL11〜SEL12により、3
段階に可変とする構成を示す。
【0159】より他段階に可変とする場合は同様にして
段数を増やせばよい。また、他の実施の形態において、
図16〜図19に相当する構成やより他段階に可変とで
きる構成を用いることも可能である。
【0160】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0161】
【発明の効果】以上説明したとおり、請求項1〜7記載
および請求項21〜23の電圧制御型発振回路は、周波
数の高い内部クロックを発生する場合も、周波数が低い
内部クロックを発生する場合にも、1つの電圧制御型発
振回路を用いることで、安定な内部クロックを生成する
ことが可能となる。
【0162】請求項8〜20記載の電圧制御型発振回路
は、周波数の高い内部クロックを発生する場合も、周波
数が低い内部クロックを発生する場合にも、1つの電圧
制御型発振回路を用いることで、安定な内部クロックを
生成することが可能となる。さらに、周波数制御範囲が
切換え可能であることに加えて、かつジッタ特性がよい
発振特性を実現することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 内部クロック発生回路100を搭載する半導
体集積回路装置1の構成を説明するための概略ブロック
図である。
【図2】 図1に示したVCO回路1000の構成を説
明するための回路図である。
【図3】 VCO回路1000の1つの構成例をさらに
詳しく説明するための回路図である。
【図4】 図3に示したVCO回路1000のVCO特
性を示すグラフである。
【図5】 本発明の実施の形態2のVCO回路2000
の構成を説明するための回路図である。
【図6】 本発明の実施の形態3のVCO回路3000
の構成を説明するための回路図である。
【図7】 本発明の実施の形態4のVCO回路4000
の構成を説明するための回路図である。
【図8】 本発明の実施の形態5のVCO回路5000
の構成を説明するための回路図である。
【図9】 図8に示したVCO回路5000のVCO特
性を説明するためのグラフである。
【図10】 実施の形態5の変形例のVCO回路500
2の構成を示す回路図である。
【図11】 本発明の実施の形態6のVCO回路600
0の構成を説明するための回路図である。
【図12】 本発明の実施の形態6の変形例のVCO回
路6002の構成を説明するための回路図である。
【図13】 本発明の実施の形態7のVCO回路700
0の構成を説明するための回路図である。
【図14】 実施の形態7の変形例のVCO回路700
2の構成を示す回路図である。
【図15】 半導体集積回路装置1の構成を説明するた
めの概略ブロック図である。
【図16】 図3に示した第1のカレントミラー抵抗部
1120を、制御信号SEL11〜SEL13により、
3段階に可変とする構成を示す図である。
【図17】 図5に示した第1のカレントミラー抵抗部
2120を、制御信号SEL11〜SEL12により、
3段階に可変とする構成を示す図である。
【図18】 図6に示した制御電圧入力部3110を、
制御信号SEL11〜SEL13により、3段階に可変
とする構成を示す図である。
【図19】 図7に示した制御電圧入力部4110を、
制御信号SEL11〜SEL12により、3段階に可変
とする構成を示す図である。
【図20】 従来のVCO回路8000の構成を説明す
るための回路図である。
【図21】 VCO回路8000の制御電圧VINと出
力クロック周波数fの関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1 半導体集積回路装置、2 制御信号入力端子、3
データ入出力端子、4内部回路、6 レジスタ、100
内部クロック発生回路、102,110クロックバッ
ファ、104 位相比較器、106 チャージポンプ回
路、108ループフィルタ、1000,2000,30
00,4000,5000,6000,7000,80
00 VCO回路、1100,3110,4110,7
110,7112 動作電流制御部、TP01,TP0
2 PチャネルMOSトランジスタ、VIN 制御電
圧、1120,2120,5122 第1のカレントミ
ラー抵抗部、1130,5130,5132,613
0,6132,7130,7132 第2のカレントミ
ラー抵抗部、INV1〜INV3 インバータ、120
0 リングオッシレータ回路、SEL0,SEL11〜
SEL13 制御信号。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J106 AA01 AA04 CC03 DD08 DD33 DD38 EE19 GG01 HH01 KK08 KK38 KK39 LL01

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電圧制御型発振回路であって、 動作電流制御信号のレベルに応じた周波数で発振する自
    励発振手段を備え、 前記自励発振手段は、 相互に直列に接続され、かつ各々が電界効果型トランジ
    スタをスイッチング素子として有して前記動作電流制御
    信号に応じた電流で動作する複数段の反転回路を含み、 前記電圧制御型発振回路の外部からの制御電圧に応じ
    て、前記動作電流制御信号を生成する動作電流制御手段
    をさらに備え、 前記動作電流制御手段は、 第1の電源ノードから第2の電源ノードへと流れる定電
    流を生成し、前記定電流の値に応じた前記動作電流制御
    信号を出力するカレントミラー回路と、 前記制御電圧に応じて、前記カレントミラー回路の生成
    する前記定電流の値を制御し、かつ、前記電圧制御型発
    振回路の外部からの指示信号に応じて、前記制御電圧の
    変化に対して前記定電流値が変化する範囲を変更するカ
    レントミラー制御手段とを含む、電圧制御型発振回路。
  2. 【請求項2】 前記カレントミラー回路は、 前記第1の電源ノードとソースが結合し、ゲートとドレ
    インが相互に結合する第1の電界効果型トランジスタ
    と、 前記第1の電源ノードとソースが結合し、ゲートが前記
    第1の電界効果型トランジスタのゲートに結合する第2
    の電界効果型トランジスタとを含み、 前記カレントミラー制御手段は、 前記第1の電界効果型トランジスタのドレインから前記
    第2の電源ノードへ向かう電流値を前記制御電圧に応じ
    て制御する制御電圧入力手段と、 前記制御電圧入力手段と前記第2の電源ノードとの間に
    設けられ、前記指示信号に応じて可変な抵抗値を有する
    第1の抵抗手段と、 前記第1の電界効果型トランジスタのゲートと前記第2
    の電源ノードとの間に設けられる第2の抵抗手段とを含
    む、請求項1記載の電圧制御型発振回路。
  3. 【請求項3】 前記指示信号は、複数のスイッチ制御信
    号を有し、 前記第1の抵抗手段は、 前記制御電圧入力手段と前記第2の電源ノードとの間の
    複数の導通経路上にそれぞれ設けられる複数の抵抗体
    と、 前記複数の導通経路上にそれぞれ設けられ、前記複数の
    スイッチ制御信号にそれぞれ制御される複数のスイッチ
    手段とを含む、請求項2記載の電圧制御型発振回路。
  4. 【請求項4】 前記指示信号は、複数のスイッチ制御信
    号を有し、 前記第1の抵抗手段は、 前記制御電圧入力手段と前記第2の電源ノードとの間の
    導通経路上に直列に設けられる複数の抵抗体と、 前記複数の抵抗体が互いに接続する複数の接続ノードと
    前記第2の電源ノードとの間にそれぞれ設けられ、前記
    複数のスイッチ制御信号にそれぞれ制御される複数のス
    イッチ手段とを含む、請求項2記載の電圧制御型発振回
    路。
  5. 【請求項5】 前記カレントミラー回路は、 前記第1の電源ノードとソースが結合し、ゲートとドレ
    インが相互に結合する第1の電界効果型トランジスタ
    と、 前記第1の電源ノードとソースが結合し、ゲートが前記
    第1の電界効果型トランジスタのゲートに結合する第2
    の電界効果型トランジスタとを含み、 前記カレントミラー制御手段は、 前記第1の電界効果型トランジスタのドレインから前記
    第2の電源ノードへ向かう電流値を前記制御電圧に応じ
    て制御し、前記指示信号に応じて可変な電流駆動能力を
    有するする制御電圧入力手段と、 前記制御電圧入力手段と前記第2の電源ノードとの間に
    設けられる第1の抵抗手段と、 前記第1の電界効果型トランジスタのゲートと前記第2
    の電源ノードとの間に設けられる第2の抵抗手段とを含
    む、請求項1記載の電圧制御型発振回路。
  6. 【請求項6】 前記指示信号は、複数のスイッチ制御信
    号を有し、 前記制御電圧入力手段は、 前記第1の電界効果型トランジスタのドレインと前記第
    1の抵抗手段との間の複数の導通経路上にそれぞれ設け
    られ、各々のゲートが前記制御電圧を受ける複数の電界
    効果型制御トランジスタと、 前記複数の導通経路上にそれぞれ設けられ、前記複数の
    スイッチ制御信号にそれぞれ制御される複数のスイッチ
    手段とを含む、請求項5記載の電圧制御型発振回路。
  7. 【請求項7】 前記指示信号は、複数のスイッチ制御信
    号を有し、 前記制御電圧入力手段は、 前記第1の電界効果型トランジスタのドレインと前記第
    1の抵抗手段との間の導通経路上に直列に設けられ、各
    々のゲートが前記制御電圧を受ける複数の電界効果型制
    御トランジスタと、 前記複数の電界効果型制御トランジスタが互いに接続す
    る複数の接続ノードと前記第1の抵抗手段との間にそれ
    ぞれ設けられ、前記複数のスイッチ制御信号にそれぞれ
    制御される複数のスイッチ手段とを含む、請求項5記載
    の電圧制御型発振回路。
  8. 【請求項8】 前記カレントミラー回路は、 前記第1の電源ノードとソースが結合し、ゲートとドレ
    インが相互に結合する第1の電界効果型トランジスタ
    と、 前記第1の電源ノードとソースが結合し、ゲートが前記
    第1の電界効果型トランジスタのゲートに結合する第2
    の電界効果型トランジスタとを含み、 前記カレントミラー制御手段は、 前記第1の電界効果型トランジスタのドレインから前記
    第2の電源ノードへ向かう電流値を前記制御電圧に応じ
    て制御する制御電圧入力手段と、 前記制御電圧入力手段と前記第2の電源ノードとの間に
    設けられ、前記指示信号に応じて可変な抵抗値を有する
    第1の抵抗手段と、 前記第1の電界効果型トランジスタのゲートと前記第2
    の電源ノードとの間に設けられ、前記指示信号に応じて
    可変な抵抗値を有する第2の抵抗手段とを含む、請求項
    1記載の電圧制御型発振回路。
  9. 【請求項9】 前記指示信号は、複数のスイッチ制御信
    号を有し、 前記第1の抵抗手段は、 前記制御電圧入力手段と前記第2の電源ノードとの間の
    複数の導通経路上にそれぞれ設けられる複数の抵抗体
    と、 前記複数の導通経路上にそれぞれ設けられ、前記複数の
    スイッチ制御信号にそれぞれ制御される複数のスイッチ
    手段とを含む、請求項8記載の電圧制御型発振回路。
  10. 【請求項10】 前記指示信号は、複数のスイッチ制御
    信号を有し、 前記第1の抵抗手段は、 前記制御電圧入力手段と前記第2の電源ノードとの間の
    導通経路上に直列に設けられる複数の抵抗体と、 前記複数の抵抗体が互いに接続する複数の接続ノードと
    前記第2の電源ノードとの間にそれぞれ設けられ、前記
    複数のスイッチ制御信号にそれぞれ制御される複数のス
    イッチ手段とを含む、請求項8記載の電圧制御型発振回
    路。
  11. 【請求項11】 前記指示信号は、複数のスイッチ制御
    信号を有し、 前記第2の抵抗手段は、 前記第1の電界効果型トランジスタのゲートと前記第2
    の電源ノードとの間の複数の導通経路上にそれぞれ設け
    られる複数の抵抗体と、 前記複数の導通経路上にそれぞれ設けられ、前記複数の
    スイッチ制御信号にそれぞれ制御される複数のスイッチ
    手段とを含む、請求項8記載の電圧制御型発振回路。
  12. 【請求項12】 前記指示信号は、複数のスイッチ制御
    信号を有し、 前記第2の抵抗手段は、 前記第1の電界効果型トランジスタのゲートと前記第2
    の電源ノードとの間の導通経路上に直列に設けられる複
    数の抵抗体と、 前記複数の抵抗体が互いに接続する複数の接続ノードと
    前記第2の電源ノードとの間にそれぞれ設けられ、前記
    複数のスイッチ制御信号にそれぞれ制御される複数のス
    イッチ手段とを含む、請求項8記載の電圧制御型発振回
    路。
  13. 【請求項13】 前記自励発振手段は、 前記指示信号に応じて、前記複数の反転回路のうち発振
    動作に関わる反転回路の個数を可変とする段数変更手段
    を含み、 前記カレントミラー回路は、 前記第1の電源ノードとソースが結合し、ゲートとドレ
    インが相互に結合する第1の電界効果型トランジスタ
    と、 前記第1の電源ノードとソースが結合し、ゲートが前記
    第1の電界効果型トランジスタのゲートに結合する第2
    の電界効果型トランジスタとを含み、 前記カレントミラー制御手段は、 前記第1の電界効果型トランジスタのドレインから前記
    第2の電源ノードへ向かう電流値を前記制御電圧に応じ
    て制御する制御電圧入力手段と、 前記制御電圧入力手段と前記第2の電源ノードとの間に
    設けられる第1の抵抗手段と、 前記第1の電界効果型トランジスタのゲートと前記第2
    の電源ノードとの間に設けられ、前記指示信号に応じて
    可変な抵抗値を有する第2の抵抗手段とを含む、請求項
    1記載の電圧制御型発振回路。
  14. 【請求項14】 前記指示信号は、複数のスイッチ制御
    信号を有し、 前記第2の抵抗手段は、 前記第1の電界効果型トランジスタのゲートと前記第2
    の電源ノードとの間の複数の導通経路上にそれぞれ設け
    られる複数の抵抗体と、 前記複数の導通経路上にそれぞれ設けられ、前記複数の
    スイッチ制御信号にそれぞれ制御される複数のスイッチ
    手段とを含む、請求項13記載の電圧制御型発振回路。
  15. 【請求項15】 前記指示信号は、複数のスイッチ制御
    信号を有し、 前記第2の抵抗手段は、 前記第1の電界効果型トランジスタのゲートと前記第2
    の電源ノードとの間の導通経路上に直列に設けられる複
    数の抵抗体と、 前記複数の抵抗体が互いに接続する複数の接続ノードと
    前記第2の電源ノードとの間にそれぞれ設けられ、前記
    複数のスイッチ制御信号にそれぞれ制御される複数のス
    イッチ手段とを含む、請求項13記載の電圧制御型発振
    回路。
  16. 【請求項16】 前記カレントミラー回路は、 前記第1の電源ノードとソースが結合し、ゲートとドレ
    インが相互に結合する第1の電界効果型トランジスタ
    と、 前記第1の電源ノードとソースが結合し、ゲートが前記
    第1の電界効果型トランジスタのゲートに結合する第2
    の電界効果型トランジスタとを含み、 前記カレントミラー制御手段は、 前記第1の電界効果型トランジスタのドレインから前記
    第2の電源ノードへ向かう電流値を前記制御電圧に応じ
    て制御し、前記指示信号に応じて可変な電流駆動能力を
    有するする制御電圧入力手段と、 前記制御電圧入力手段と前記第2の電源ノードとの間に
    設けられる第1の抵抗手段と、 前記第1の電界効果型トランジスタのゲートと前記第2
    の電源ノードとの間に設けられ、前記指示信号に応じて
    可変な抵抗値を有する第2の抵抗手段とを含む、請求項
    1記載の電圧制御型発振回路。
  17. 【請求項17】 前記指示信号は、複数のスイッチ制御
    信号を有し、 前記制御電圧入力手段は、 前記第1の電界効果型トランジスタのドレインと前記第
    1の抵抗手段との間の複数の導通経路上にそれぞれ設け
    られ、各々のゲートが前記制御電圧を受ける複数の電界
    効果型制御トランジスタと、 前記複数の導通経路上にそれぞれ設けられ、前記複数の
    スイッチ制御信号にそれぞれ制御される複数のスイッチ
    手段とを含む、請求項16記載の電圧制御型発振回路。
  18. 【請求項18】 前記指示信号は、複数のスイッチ制御
    信号を有し、前記制御電圧入力手段は、 前記第1の電界効果型トランジスタのドレインと前記第
    1の抵抗手段との間の導通経路上に直列に設けられ、各
    々のゲートが前記制御電圧を受ける複数の電界効果型制
    御トランジスタと、 前記複数の電界効果型制御トランジスタが互いに接続す
    る複数の接続ノードと前記第1の抵抗手段との間にそれ
    ぞれ設けられ、前記複数のスイッチ制御信号にそれぞれ
    制御される複数のスイッチ手段とを含む、請求項16記
    載の電圧制御型発振回路。
  19. 【請求項19】 前記指示信号は、複数のスイッチ制御
    信号を有し、 前記第2の抵抗手段は、 前記第1の電界効果型トランジスタのゲートと前記第2
    の電源ノードとの間の複数の導通経路上にそれぞれ設け
    られる複数の抵抗体と、 前記複数の導通経路上にそれぞれ設けられ、前記複数の
    スイッチ制御信号にそれぞれ制御される複数のスイッチ
    手段とを含む、請求項16記載の電圧制御型発振回路。
  20. 【請求項20】 前記指示信号は、複数のスイッチ制御
    信号を有し、 前記第2の抵抗手段は、 前記第1の電界効果型トランジスタのゲートと前記第2
    の電源ノードとの間の導通経路上に直列に設けられる複
    数の抵抗体と、 前記複数の抵抗体が互いに接続する複数の接続ノードと
    前記第2の電源ノードとの間にそれぞれ設けられ、前記
    複数のスイッチ制御信号にそれぞれ制御される複数のス
    イッチ手段とを含む、請求項16記載の電圧制御型発振
    回路。
  21. 【請求項21】 外部からの指示に応じて前記指示信号
    のレベルを保持するためのレジスタをさらに備える、請
    求項1〜20いずれか1項に記載の電圧制御型発振回
    路。
  22. 【請求項22】 前記指示信号を外部から受けるための
    外部端子をさらに備える、請求項1〜20いずれか1項
    に記載の電圧制御型発振回路。
  23. 【請求項23】 前記指示信号のレベルを設定するする
    ためのヒューズプログラム回路をさらに備える、請求項
    1〜20いずれか1項に記載の電圧制御型発振回路。
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