JP2003152115A - 嵌入式フラッシュメモリ構造及び操作方法 - Google Patents

嵌入式フラッシュメモリ構造及び操作方法

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JP2003152115A
JP2003152115A JP2001351045A JP2001351045A JP2003152115A JP 2003152115 A JP2003152115 A JP 2003152115A JP 2001351045 A JP2001351045 A JP 2001351045A JP 2001351045 A JP2001351045 A JP 2001351045A JP 2003152115 A JP2003152115 A JP 2003152115A
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voltage
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flash memory
doped
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Seisho Jo
清祥 徐
Seisho Yo
青松 楊
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eMemory Technology Inc
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 嵌入式フラッシュメモリ構造及び操作方法の
提供。 【解決手段】 本発明のメモリ構造は、半導体基板の表
面に位置する第1の深いイオンドープ領域、第1の深い
イオンドープ領域内にあってインプラント形成された第
2のイオンドープ領域、第2のイオンドープ領域と第1
の深いイオンドープ領域内にそれぞれ設けられてドレイ
ンとソースとされる第1の浅いイオンドープ領域、ドレ
インとソースの間の第1の深いイオンドープ領域の上方
に重なるように設けられた絶縁誘電層40及びポリシリ
コンゲート極48を含む。このほか、該フラッシュメモ
リセル構造に対応し、関連するプログラム化書き込み、
抹消及び読み取りの操作方法を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一種の非揮発性メモ
リの構造に係り、特に、低操作電圧及び高密度の特性を
有するフラッシュメモリの構造及びその操作方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】フラッシュメモリは広くノートパソコ
ン、ディジタルカメラ等の小型化された電子製品に応用
され、並びに電子製品の軽薄短小化の傾向に伴い、フラ
ッシュメモリの寸法もますます小さくなることが要求さ
れている。しかし、サブミクロンの工程技術下で小寸法
のフラッシュメモリを製造する時、そのメモリセルアレ
イ領域中のメモリセルトランジスタ操作電圧はショート
チャネル効果により約3V程度の低電圧操作が要求され
る。
【0003】図1に示されるように、周知のフラッシュ
メモリのメモリセル構造は、p形半導体基板10中にソ
ース12とドレイン14とされるn形ソープ領域が形成
され、並びに両者間のベース内に一つのチャネルが形成
され、該基板の表面に順に、酸化層16(Silico
n Dioxide)、捕捉層(例えば窒化シリコン)
18、酸化層20が設けられ、及びコントロールゲート
22が酸化層20の表面に設けられる。このメモリセル
はプログラム化された書き込みを行う時、十分大きな電
圧をソースとドレインに提供しなければならず、この高
電圧差の形成するチャネルにより、上述の動作を完成す
る。このため、周知のフラッシュメモリは簡単には全体
の操作電圧を下げることができず、操作電圧が高く、且
つそのメモリセルアレイ構造にますます密集が要求さ
れ、チャネル長がこれに伴い短縮されるため、各メモリ
セル間の操作が相互に影響し、もし、その操作電圧を下
げられなければ、即ちショートチャネル効果が発生し、
このためパンチスルーの現象が発生した。さらに、比較
的高い操作電圧は複雑な周辺回路の設計を具備せねばな
らず、上述の、高電圧の操作方法は周辺回路の複雑度を
増した。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のショートチャネ
ル効果を解決する方法のうち、最も簡単な方式は、メモ
リの操作電圧或いは操作モードを改変し、メモリセルを
縮小することである。このため、本発明は、一種のフラ
ッシュメモリの構造及びその操作方法を提供することを
課題とし、それは、ドレインのイオンドープ領域の下方
にライトイオンドープ領域を増設し、並びにこの二つの
相互に異なるイオンドープ領域各自の電圧分担を利用
し、電圧を制御し並びにメモリセルの操作電圧を低く
し、これにより周辺回路設計を比較的簡単とする。
【0005】本発明のもう一つの目的は、一種の、低電
圧操作と高密度集積の特性を兼ね備えた新たな嵌入式フ
ラッシュメモリ構造及び操作方法を提供することにあ
る。本発明によると、p形半導体基板内にn形ウェルを
形成し、n形ウェル内に浅いp形ウェルを形成し、並び
に浅いp形ウェルとn形ウェル内にそれぞれ比較的浅い
n形イオンドープのドレインとソースを形成し、n形ウ
ェルの上方に重ねて絶縁誘電層とポリシリコンゲートを
設け、各ドレインを連接する。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、半導
体基板と、該半導体基板の表面に位置する第1の深いイ
オンドープ領域と、該第1の深いイオンドープ領域内に
あってそれぞれソースとドレインとされる、複数の第1
の浅いイオンドープ領域と、該第1の深いイオンドープ
領域内にあり且つ該ドレインとされた第1の浅いイオン
ドープ領域の下方に位置し並びにこれを包囲する、第2
のイオンドープ領域と、該第1の深いイオンドープ領域
の上方に重なるように設けられ、並びに第1の浅いイオ
ンドープ領域に連接する、絶縁誘電層と、該絶縁誘電層
の表面に設けられ、ゲート領域とされる、ポリシリコン
層と、を具えた、嵌入式フラッシュメモリ構造としてい
る。請求項2の発明は、前記半導体基板がp形半導体基
板及びn形半導体基板のいずれかとされたことを特徴と
する、請求項1に記載の嵌入式フラッシュメモリ構造と
している。請求項3の発明は、前記第1の深いイオンド
ープ領域及び第1の浅いイオンドープ領域は第1の同形
のイオンがドープされ、基板及び第2のイオンドープ領
域には第2の同形のイオンがドープされ、且つ第1の同
形のイオンと第2の同形のイオンが異なることを特徴と
する、請求項1に記載の嵌入式フラッシュメモリ構造と
している。請求項4の発明は、前記半導体基板がp形半
導体基板とされ、即ち第1の深いイオンドープ領域及び
第1の浅いイオンドープ領域がn形ドープ領域とされ、
該第2のイオンドープ領域がp形イオンドープ領域とさ
れたことを特徴とする、請求項2、3に記載の嵌入式フ
ラッシュメモリ構造としている。請求項5の発明は、前
記半導体基板がn形半導体基板とされ、即ち第1の深い
イオンドープ領域及び第1の浅いイオンドープ領域がp
形ドープ領域とされ、該第2のイオンドープ領域がn形
イオンドープ領域とされたことを特徴とする、請求項
2、3に記載の嵌入式フラッシュメモリ構造としてい
る。請求項6の発明は、前記第1の深いイオンドープ領
域のドープ深さが第1の浅いイオンドープ領域のドープ
深さより遙に大きいことを特徴とする、請求項1に記載
の嵌入式フラッシュメモリ構造としている。請求項7の
発明は、前記絶縁誘電層が酸化層、捕捉層及び酸化層を
含む構造とされたことを特徴とする、請求項1に記載の
嵌入式フラッシュメモリ構造としている。請求項8の発
明は、前記絶縁誘電層が絶縁誘電層に入射された正孔を
受け取り並びに保留する電荷保存領域とされたことを特
徴とする、請求項1に記載の嵌入式フラッシュメモリ構
造としている。請求項9の発明は、嵌入式フラッシュメ
モリの操作方法において、該フラッシュメモリのメモリ
セルが、p形半導体基板上に、ソースとされる第1の深
いイオンドープ領域、ドレインとされる第1の浅いイオ
ンドープ領域、第2のイオンドープ領域及びポリシリコ
ンゲートが形成され、並びに該ソース、ドレイン、第2
イオンドープ領域とゲートにそれぞれソース電圧、ビッ
ト線電圧、ドープウェル電圧及びワード線電圧が印加さ
れ、該操作方法が、該ワード線電圧がマイナスの電圧と
され、該ビット線電圧がプラスの電圧とされ、該ドープ
ウェル電圧がマイナスの電圧とされ、且つ該ソース電圧
が接地状態とされる、プログラム化過程実行ステップ
と、該ワード線電圧がプラスの電圧とされ、該ビット線
電圧がフローティング状態とされ、該ドープウェル電圧
がマイナスの電圧とされ、且つ該ソース電圧が接地状態
とされる、抹消過程実行ステップと、該ワード線電圧が
プラスの電圧とされ、該ビット線電圧と該ドープウェル
電圧が接地状態とされ、且つ該ソース電圧が低いプラス
の電圧とされる、読み取り過程実行ステップと、を含む
ことを特徴とする、嵌入式フラッシュメモリの操作方法
としている。請求項10の発明は、前記プログラム化過
程、抹消過程及び読み取り過程の実行中に、必要に応じ
てビット線電圧とドープウェル電圧がそれぞれ分担する
電圧を制御することを特徴とする、請求項9に記載の嵌
入式フラッシュメモリの操作方法としている。請求項1
1の発明は、嵌入式フラッシュメモリの操作方法におい
て、フラッシュメモリのメモリセルが、n形半導体基板
上にソースとされる第1の深いイオンドープ領域、ドレ
インとされる第1の浅いイオンドープ領域、第2のイオ
ンドープ領域及びポリシリコンゲートが形成され、並び
にソース、ドレイン、第2のイオンドープ領域とゲート
にそれぞれソース電圧、ビット線電圧、ドープウェル電
圧及びワード線電圧が印加され、該操作方法が、該ワー
ド線電圧がプラスの電圧とされ、該ビット線電圧がマイ
ナスの電圧とされ、該ドープウェル電圧がプラスの電圧
とされ、且つ該ソース電圧が接地状態とされる、プログ
ラム化過程実行ステップと、該ワード線電圧がマイナス
の電圧とされ、該ビット線電圧がフローティング状態と
され、該ドープウェル電圧がプラスの電圧とされ、且つ
該ソース電圧が接地状態とされる、抹消過程実行ステッ
プと、該ワード線電圧がマイナスの電圧とされ、該ビッ
ト線電圧と該ドープウェル電圧が接地状態とされ、且つ
該ソース電圧が低いマイナスの電圧とされる、読み取り
過程実行ステップと、を含むことを特徴とする、嵌入式
フラッシュメモリの操作方法としている。請求項12の
発明は、前記プログラム化過程、抹消過程及び読み取り
過程の実行中に、必要に応じてビット線電圧とドープウ
ェル電圧がそれぞれ分担する電圧を制御することを特徴
とする、請求項11に記載の嵌入式フラッシュメモリの
操作方法としている。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の主要な特徴は、第2のイ
オンドープ領域によりドレインとされた第1の浅いイオ
ンドープ領域の電圧を分担し、これによりメモリセルの
操作電圧を下げ、これによりそれが十分に低電圧及び高
密度の機能を兼ね備え、相互に衝突しないことにある。
【0008】フラッシュメモリセル30の構造は図2に
示されるようにp形半導体基板32内にイオン注入法に
より第1の深いイオンドープ領域を形成し、それはn形
ウェル34とされる。該n形ウェル34内に第2のイオ
ンドープ領域を形成し、これは浅いp形ウェル35とさ
れ、並びにn形ウェル34と浅いp形ウェル35の表面
内にn形ドープイオンを注入して第1の浅いイオンドー
プ領域を形成し、n形ウェル34内に位置する第1の浅
いイオンドープ領域に位置するものはソース38とさ
れ、浅いp形ウェル35内に位置する第1の浅いイオン
ドープ領域はドレイン36とされる。そのうち、n形ウ
ェル34のドープ深さはドレイン36とされる第1の浅
いイオンドープ領域のドープ深さよりも遙に大きい。さ
らにドレイン36とソース38の間のn形ウェル34の
上方に、絶縁誘電層40が重ねて設けられ、この絶縁誘
電層40は酸化層42、捕捉層44(通常窒化シリコ
ン)及び酸化層46のONO層とされ、別にゲート48
が、高ドープのポリシリコンであれば、各ドレイン36
が連接される。上述のn形イオンドープのドレイン36
とその下方の浅いp形ウェル35の作用により、周知の
ドレインのもともとの比較的高い電圧が二つの部分に分
けられ、ゆえに有効に操作電圧を下げることができ、そ
の操作電圧については後に詳しく説明する。
【0009】図3も参照されたい。フラッシュメモリセ
ル30の、ポリシリコンゲート48はワード線50を形
成し、且つドレイン36はビット線52を形成し、並び
に各二つの隣り合うワード線50の間のn形イオンドー
プのドレイン36の下方に浅いp形ウェル35がレイア
ウトされ、各二つのワード線50が一つの浅いp形ウェ
ル35を共用し、個別に該浅いp形ウェル35とビット
線52に電圧を印加し、操作電圧を下げる目的を達成す
る。
【0010】そのうち、上述の絶縁誘電層40内の捕捉
層42は該絶縁誘電層40に入射された電子或いは正孔
を受け取り保留する電荷保存領域とされ、プログラム化
或いは抹消の操作の進行に供される。
【0011】以下に本発明のフラッシュメモリセル構造
に対応する操作方法を説明する。それは図2に示される
メモリセル構造を利用して進行する操作方法であり、並
びに図2及び図3に示されるように、該操作方法は該フ
ラッシュメモリセル30のソース38、ドレイン36、
ゲート48にそれぞれソース電圧Vs、ビット線電圧V
BL及びワード線電圧VWLを印加し、並びに浅いp形ウェ
ル35部分に浅いp形ウェル電圧VPWを印加し、こうし
てメモリセル30のプログラム化、抹消及び読み取りの
作業の進行に供される。
【0012】このフラッシュメモリセル30がプログラ
ム過程を施行する時、図4に示されるように、ドレイン
36に対してプラスの電圧のビット線電圧VBLを印加
し、その大きさは2〜5Vで、例えばVBL=2.5Vと
され、ソース電圧Vsは接地状態即ちVs=0とされ、
並びにp形ウェル35に対して十分なマイナスの電圧を
印加し、その大きさは−2〜−5Vとされ、例えばVPW
=−2.5Vとされ、並びにマイナスの電圧のビット線
電圧を利用し、その大きさは−2〜−7Vとされ、例え
ばVBL=−3.3Vとされ、ゲート48とドレイン3
6、浅いp形ウェル35インタフェース間に十分に大き
なバンド間トンネル(Band−to−band−tu
nneling:BTBT)電流を発生させ、これによ
り熱正孔の絶縁層42の通過に感応させ、これにより正
孔を捕捉層44の電荷保存領域内にトラップ(trap
ped)し、こうしてプログラム化状態後の電荷状況を
保存し、プログラム化書き込みの機能を達成する。
【0013】フラッシュメモリセル30が抹消(era
se)過程を実行する時、図5に示されるように、該ビ
ット線電圧VBLはフローティング状態とされ、且つソー
ス電圧Vsは0Vで、ゲートワード線電圧VWLは十分な
プラス電圧で、それは2〜5Vで、例えばVWL=3.3
Vとされ、こうして素子のチャネルが形成され、且つ浅
いp形ウェル電圧VPWは−3〜−7Vのマイナスの電圧
とされ、例えばVPW=−5Vとされ、この十分に大きな
マイナスの電圧とドレイン及びチャネルの0V電圧を利
用し、チャネル領域にあって、バンド間パンチスルーを
発生し、その一部の熱電子がワード線電圧VWLの十分大
きな垂直電場の吸引を受けて、酸化層42のバンドギャ
ップを通過し、捕捉層44に到達し、電子が該捕捉層4
4の電荷保存領域内の、且つ上述のプログラム化書き込
みと同じ位置の場所に捕捉され、電荷保存領域内の正孔
を補償し、抹消操作を完成する。
【0014】フラッシュメモリセル30が読み取り(r
ead)過程を実行する時、図6に示されるように、ゲ
ート48に対してプラスの電圧(例えば2〜5V)のワ
ード線電圧VWL、例えばVWL=3.3Vを印加し、該ビ
ット線電圧VBLは接地状態とされVBL=0Vとされ、且
つソース電圧Vsに対して比較的低いプラスの電圧Vs
=1を印加し、浅いp形ウェル電圧VPWは0Vとされ
(VPW=0V)、即ちこれによりこのフラッシュメモリ
セル30のビットの読み取りを完成する。
【0015】
【発明の効果】本発明はドレインのn形イオンドープ領
域ともう一つの浅いp形ウェルのイオンドープ領域の作
用を利用し、それぞれ電圧を分担制御し、並びにこれに
よりフラッシュメモリセルの操作電圧を下げ、さらにこ
れにより周辺回路設計の複雑度を減らす。且つ本発明の
操作方法はショートチャネル効果或いはパンチスルー効
果の状況を発生せず、メモリセル縮小の空間を増加し、
それに、高密度集積の特性を持たせ、ゆえに有効に周知
の技術の欠点を克服する。
【0016】このほか、本発明は前述のp形半導体基板
を具えたフラッシュメモリセルにより本発明の構造特徴
及びその操作方法について説明しているが、このほか
に、本発明はn形半導体基板で組成されたメモリセル構
造でも同じ機能を達成できる。そのうち、n形半導体基
板を有するフラッシュメモリセル中にあって、第1の深
いイオンドープ領域及び第1の浅いイオンドープ領域
は、p形イオンドープ領域に改変され、第2のイオンド
ープ領域は対応するn形ドープ領域とされ、その他の構
造とその関係位置は即ち上述の実施例と同じであり、ゆ
えに重複した説明は行わない。この、n形半導体基板を
有するフラッシュメモリセルのプログラム化書き込み、
抹消、及び読み取りの操作方法は、僅かに上述のp形半
導体基板を有するフラッシュメモリセルと反対の操作電
圧を印加すればよく、言い換えると、操作過程中にあっ
て、p形半導体基板を有するフラッシュメモリセルに印
加したプラス、マイナスの電圧をそれぞれ、マイナス、
プラスの電圧に変換し、並びにもともとの0電圧、接地
状態及びフローティング状態は保持して不変とし、この
反対操作電圧によりn形半導体基板を有するフラッシュ
メモリセルのプログラム化書き込み、抹消及び読み取り
の動作を完成する。
【0017】以上の実施例は僅かに本発明の技術思想と
特徴を説明するためのものであり、その目的は、本発明
の技術の属する分野における通常の知識を有する者が本
発明の内容を了解し並びに実施できるようにすることに
あり、本発明を限定するものではなく、即ち本発明に記
載された精神に基づきなしうる変化或いは修飾は、いず
れも本発明の請求範囲に属するものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】周知のフラッシュメモリのメモリセル構造表示
図である。
【図2】本発明のフラッシュメモリセル構造表示図であ
る。
【図3】本発明のメモリアレイ表示図である。
【図4】本発明のプログラム化過程実行の実施例表示図
である。
【図5】本発明の抹消過程実行の実施例表示図である。
【図6】本発明の読み取り過程実行の実施例表示図であ
る。
【符号の説明】
10 半導体基板 12 ソース 14 ドレイン 16 酸化層 18 捕捉層 20 酸化層 22 コントロールゲート 30 フラッシュメモリセル 32 p形半導体基
板 34 n形ウェル 35 浅いp形ウェ
ル 36 ドレイン 38 ソース 40 絶縁誘電層 42 酸化層 44 捕捉層 46 酸化層 48 ゲート 50 ワード線 52 ビット線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 29/792 Fターム(参考) 5B025 AA03 AB01 AC01 AD03 AD04 AD05 AD08 AE00 AE08 5F083 EP18 EP23 EP61 EP62 EP64 ER02 ER09 ER11 ER22 ER29 ER30 GA19 JA04 KA08 KA13 NA03 5F101 BA45 BB02 BC11 BD05 BD09 BD12 BD14 BD36 BE02 BE05 BE07 BF09

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板と、 該半導体基板の表面に位置する第1の深いイオンドープ
    領域と、 該第1の深いイオンドープ領域内にあってそれぞれソー
    スとドレインとされる、複数の第1の浅いイオンドープ
    領域と、 該第1の深いイオンドープ領域内にあり且つ該ドレイン
    とされた第1の浅いイオンドープ領域の下方に位置し並
    びにこれを包囲する、第2のイオンドープ領域と、 該第1の深いイオンドープ領域の上方に重なるように設
    けられ、並びに第1の浅いイオンドープ領域に連接す
    る、絶縁誘電層と、 該絶縁誘電層の表面に設けられ、ゲート領域とされる、
    ポリシリコン層と、 を具えた、嵌入式フラッシュメモリ構造。
  2. 【請求項2】 前記半導体基板がp形半導体基板及びn
    形半導体基板のいずれかとされたことを特徴とする、請
    求項1に記載の嵌入式フラッシュメモリ構造。
  3. 【請求項3】 前記第1の深いイオンドープ領域及び第
    1の浅いイオンドープ領域は第1の同形のイオンがドー
    プされ、基板及び第2のイオンドープ領域には第2の同
    形のイオンがドープされ、且つ第1の同形のイオンと第
    2の同形のイオンが異なることを特徴とする、請求項1
    に記載の嵌入式フラッシュメモリ構造。
  4. 【請求項4】 前記半導体基板がp形半導体基板とさ
    れ、即ち第1の深いイオンドープ領域及び第1の浅いイ
    オンドープ領域がn形ドープ領域とされ、該第2のイオ
    ンドープ領域がp形イオンドープ領域とされたことを特
    徴とする、請求項2、3に記載の嵌入式フラッシュメモ
    リ構造。
  5. 【請求項5】 前記半導体基板がn形半導体基板とさ
    れ、即ち第1の深いイオンドープ領域及び第1の浅いイ
    オンドープ領域がp形ドープ領域とされ、該第2のイオ
    ンドープ領域がn形イオンドープ領域とされたことを特
    徴とする、請求項2、3に記載の嵌入式フラッシュメモ
    リ構造。
  6. 【請求項6】 前記第1の深いイオンドープ領域のドー
    プ深さが第1の浅いイオンドープ領域のドープ深さより
    遙に大きいことを特徴とする、請求項1に記載の嵌入式
    フラッシュメモリ構造。
  7. 【請求項7】 前記絶縁誘電層が酸化層、捕捉層及び酸
    化層を含む構造とされたことを特徴とする、請求項1に
    記載の嵌入式フラッシュメモリ構造。
  8. 【請求項8】 前記絶縁誘電層が絶縁誘電層に入射され
    た正孔を受け取り並びに保留する電荷保存領域とされた
    ことを特徴とする、請求項1に記載の嵌入式フラッシュ
    メモリ構造。
  9. 【請求項9】 嵌入式フラッシュメモリの操作方法にお
    いて、該フラッシュメモリのメモリセルが、p形半導体
    基板上に、ソースとされる第1の深いイオンドープ領
    域、ドレインとされる第1の浅いイオンドープ領域、第
    2のイオンドープ領域及びポリシリコンゲートが形成さ
    れ、並びに該ソース、ドレイン、第2イオンドープ領域
    とゲートにそれぞれソース電圧、ビット線電圧、ドープ
    ウェル電圧及びワード線電圧が印加され、該操作方法
    が、 該ワード線電圧がマイナスの電圧とされ、該ビット線電
    圧がプラスの電圧とされ、該ドープウェル電圧がマイナ
    スの電圧とされ、且つ該ソース電圧が接地状態とされ
    る、プログラム化過程実行ステップと、 該ワード線電圧がプラスの電圧とされ、該ビット線電圧
    がフローティング状態とされ、該ドープウェル電圧がマ
    イナスの電圧とされ、且つ該ソース電圧が接地状態とさ
    れる、抹消過程実行ステップと、 該ワード線電圧がプラスの電圧とされ、該ビット線電圧
    と該ドープウェル電圧が接地状態とされ、且つ該ソース
    電圧が低いプラスの電圧とされる、読み取り過程実行ス
    テップと、 を含むことを特徴とする、嵌入式フラッシュメモリの操
    作方法。
  10. 【請求項10】 前記プログラム化過程、抹消過程及び
    読み取り過程の実行中に、必要に応じてビット線電圧と
    ドープウェル電圧がそれぞれ分担する電圧を制御するこ
    とを特徴とする、請求項9に記載の嵌入式フラッシュメ
    モリの操作方法。
  11. 【請求項11】 前記フラッシュメモリのメモリセル
    が、n形半導体基板上にソースとされる第1の深いイオ
    ンドープ領域、ドレインとされる第1の浅いイオンドー
    プ領域、第2のイオンドープ領域及びポリシリコンゲー
    トが形成され、並びにソース、ドレイン、第2のイオン
    ドープ領域とゲートにそれぞれソース電圧、ビット線電
    圧、ドープウェル電圧及びワード線電圧が印加され、該
    操作方法が、 該ワード線電圧がプラスの電圧とされ、該ビット線電圧
    がマイナスの電圧とされ、該ドープウェル電圧がプラス
    の電圧とされ、且つ該ソース電圧が接地状態とされる、
    プログラム化過程実行ステップと、 該ワード線電圧がマイナスの電圧とされ、該ビット線電
    圧がフローティング状態とされ、該ドープウェル電圧が
    プラスの電圧とされ、且つ該ソース電圧が接地状態とさ
    れる、抹消過程実行ステップと、 該ワード線電圧がマイナスの電圧とされ、該ビット線電
    圧と該ドープウェル電圧が接地状態とされ、且つ該ソー
    ス電圧が低いマイナスの電圧とされる、読み取り過程実
    行ステップと、 を含むことを特徴とする、嵌入式フラッシュメモリの操
    作方法。
  12. 【請求項12】 前記プログラム化過程、抹消過程及び
    読み取り過程の実行中に、必要に応じてビット線電圧と
    ドープウェル電圧がそれぞれ分担する電圧を制御するこ
    とを特徴とする、請求項11に記載の嵌入式フラッシュ
    メモリの操作方法。
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