JP2003151844A - セラミックグリーンシート及びそれを用いた積層セラミック電子部品の製造方法 - Google Patents

セラミックグリーンシート及びそれを用いた積層セラミック電子部品の製造方法

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JP2003151844A
JP2003151844A JP2001351004A JP2001351004A JP2003151844A JP 2003151844 A JP2003151844 A JP 2003151844A JP 2001351004 A JP2001351004 A JP 2001351004A JP 2001351004 A JP2001351004 A JP 2001351004A JP 2003151844 A JP2003151844 A JP 2003151844A
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Junichi Ito
淳一 伊藤
Hideo Tange
秀夫 丹下
Atsushi Otsuka
淳 大塚
Manabu Sato
学 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 セラミックグリーンシートの多層化及び薄型
化に拘わらず、反り等の不具合が生じにくい手法を提供
する。 【解決手段】 セラミックグリーンシート5に積層形成
する配線パターン層6用の第二導電体粉末は、金属粉末
粒子MPのみから構成されていると、セラミックに適合
した焼成温度では、金属粒子間における拡散や粒子の溶
融により収縮が急激に進行し、反り等を招くことにつな
がる。しかしながら、500nm以下の平均粒径を有す
る無機化合物粉末粒子CPを含有させると、該セラミッ
クグリーンシート5を積層体30となして焼成する際
に、配線パターン層6の焼成収縮を適度に遅らせること
ができる。その結果、前記した反り等の発生を効果的に
抑制することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば積層コン
デンサ、積層インダクタ、積層コンデンサ内蔵基板、積
層モジュール基板等の積層セラミック電子部品の製造に
適したセラミックグリーンシートと、それを用いた積層
セラミック電子部品の製造方法とに関する。
【0002】
【従来の技術】上記のような積層セラミック電子部品
(例えば積層セラミックコンデンサ)は、従来、セラミ
ックグリーンシートと配線パターン層とが交互に積層さ
れた積層グリーン体を作製し、この積層セラミックグリ
ーン体を同時焼成することにより製造している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、セラミック
グリーンシートと配線パターン層とを積層体の形で同時
焼成しようとした場合、その焼成温度は当然、セラミッ
クの焼成が十分に進行する温度域に設定される。他方、
配線パターン層は金属粉末により形成されるが、金属粉
末は通常、セラミックよりも低温域で焼成が開始する。
すなわち、積層体を焼成する際には、セラミックグリー
ンシートと配線パターン層との間で焼成温度域に差があ
るため、金属を主体とする配線パターン層の焼成が、セ
ラミックグリーンシートの焼成よりも常に先んじる傾向
にある。
【0004】配線パターン層は焼成が開始すると面内方
向に大きく収縮する。他方、セラミックグリーンシート
は焼成温度域に到達していないため、収縮は未だほとん
ど進行していない状態である。この収縮量の差により、
図13に示すように、未収縮のセラミックグリーンシー
ト5は配線パターン層6に引っ張られる形で反りを生じ
やすくなる。その結果、得られる部品の表面に凹凸や曲
がりなどの不具合が生じやすくなる問題がある。セラミ
ックグリーンシート5の焼成が進行すれば、このような
反りはある程度は減少するものの、ある程度の残留は避
けがたい。
【0005】今日、積層電子部品には、さらなる高性能
化、高集積化及び小型化(薄型化)が求められており、
シートの積層数増大と薄型化とが一層推し進められよう
としている。シートの積層数が多くなるほど、上記のよ
うな収縮不均一の影響を受けやすくなり、セラミックグ
リーンシートが薄くなることも加重されて、焼成後の積
層部品に反り等の不具合が出やすくなる。特に、配線部
として大面積の電極が形成される積層セラミックコンデ
ンサの場合は、この傾向が著しい。そして、このような
反りの発生を防ぐために、製造における個々の工程を高
精度に管理する必要があり、また焼成後における部品の
品質検査の負担、不合格品を排除することによる歩留ま
り低下等のために、製造コストの上昇を招きやすく、こ
のようなことがコストダウンを図る上での障害となる。
【0006】この発明は、高性能化・薄型化が求められ
る積層セラミック電子部品の製造において、セラミック
グリーンシートの多層化及び薄型化に拘わらず、反り等
の不具合が生じにくい手法を提供し、品質の向上及びコ
ストの低減を図ることを直接の課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記の課
題を解決するために、本発明のセラミックグリーンシー
トは、セラミックグリーンシートを厚さ方向に貫通する
ように形成された1又は2以上のビアホールと、該ビア
ホールに充填されたビア電極と、該ビア電極の少なくと
も1つに接続し、該セラミックグリーンシートの第1主
表面に形成された配線パターン層とを有するセラミック
グリーンシートであって、配線パターン層は、平均粒径
が0.1〜3μmの導電性粉末と、平均粒径が500n
m以下の無機化合物粉末とを含有し、ビア電極は、平均
粒径2〜20μmの導電性粉末を含有するとともに、配
線パターン層よりも少ない含有量で無機化合物粉末を含
有するか、又は無機化合物粉末を含有しないことを特徴
とする。以下、配線パターン層をなす粉末の全体を第1
粉末、ビア電極をなす粉末の全体を第2粉末という。ま
た、本明細書では、「ビア電極」と「配線パターン層」
の両名称(及びその下位概念)を、便宜的に焼成前の状
態と焼成後の状態の双方に共通に用いている。
【0008】また、本発明の積層セラミック電子部品の
製造方法は、上記本発明のセラミックグリーンシートを
複数積層してなる積層グリーン体を焼成する積層セラミ
ック電子部品の製造方法であって、該積層グリーン体
は、セラミックグリーンシートにより絶縁された、対向
する一対の配線パターン層を、該配線パターン層の1層
おきに、ビア電極に電気的に接続してなるコンデンサ層
を1又は2以上備えることを特徴とする。
【0009】なお、本発明において導電性粉末は例えば
金属粉末であるが、金属粉末の一部が導電性セラミック
粉末や導電性金属酸化物粉末で置き換わっていてもよ
い。また、本明細書において導電性粉末の平均粒径はレ
ーザ回折式粒度計にて測定した平均粒径をいう。さら
に、無機化合物粉末の平均粒径は、走査型電子顕微鏡観
察画像において観察される1次粒子の、粒子外形線に外
接する最小間隔の平行線距離d1と最大間隔の平行線距
離d2との相加平均値を粒径と定義したときの、その平
均値を意味するものとする。
【0010】配線パターン層用の第2粉末は、例えば図
14に示すように、金属粉末等からなる導電性粉末粒子
(以下、金属粉末で代表させ、第2金属粉末という):
310のみから構成されていると、セラミックに適合し
た焼成温度では、金属粉末粒子間における拡散や粒子の
溶融により収縮が急激に進行し、図13に示すような反
り等を招くことにつながる。しかしながら、図15に示
すように、上記粒径の無機化合物粉末粒子315を含有
させると、該セラミックグリーンシートを積層体となし
て焼成する際に、無機化合物粉末粒子315が金属粉末
粒子310間の拡散を阻害し、また、無機化合物粉末粒
子315が金属粉末粒子310の空間的な占有を排除す
ることも手伝って、配線パターン層の焼成収縮を適度に
遅らせることができる。その結果、前記した反り等の発
生を効果的に抑制することができる。
【0011】無機化合物粉末の平均粒径を500nm以
下としているのは、上記反り等の不具合を効果的に防止
するための無機化合物粉末による金属粉末粒子の焼成収
縮抑制が効果的に得られるためである。無機化合物粉末
の平均粒径が500nmを超えると、無機化合物粉末の
粒子数が少ないため焼成収縮抑制効果の発現が損なわ
れ、反り防止効果を十分に達成できなくなる。また、第
2金属粉末より大きくては均質な分散性が得られないた
め、同様に十分な焼成収縮抑制効果が得られない。一
方、無機化合物粉末の平均粒径の下限値については特に
制限はないが、極度に粒径の小さい粉末は凝集を起こし
やすく、均一分散を図る上での限界が存在することがあ
り、また価格の高騰も招きやすい。これらのことを考慮
して、無機化合物粉末の平均粒径は、例えば5nm程度
を下限値の目安として設定することが望ましい。
【0012】第2金属粉末の平均粒径を0.1〜3μm
としているのは、厚さ数μm以下の薄い配線パターン層
でも均一に形成できるようにするためである。第2金属
粉末の平均粒径が3μmを超えると表面粗さが悪化し、
細線部での抵抗の増大や高周波領域での表皮効果による
インピーダンス増大(ひいては高周波信号の伝送損失の
増大)、さらには導通不良をもたらし、また、薄いセラ
ミック層では耐電圧等の低下や最悪の場合、貫通による
ショート不良が生じる。逆に、平均粒径を0.1μm以
下とすると焼成収縮量が増大するだけでなく、ハンドリ
ング性の悪さや価格的なデメリットも生じる。
【0013】第2粉末に含有される無機化合物粉末は、
平均粒径が望ましくは100nm以下、さらに望ましく
は平均粒径が50nm以下であることが、配線パターン
層の収縮抑制効果を均一に発現させ、反り等の不具合を
防止する上でより好都合である。また、第2粉末に含有
される無機化合物粉末は、第2粉末中の配合比率を、例
えば0.5〜30質量%に調整することが望ましい。該
配合比率が0.5質量%未満では配線パターン層の収縮
抑制効果が十分でなくなり、30質量%を超えると得ら
れる配線パターン層の導電率が十分に確保できなくなる
問題を生ずる。
【0014】次に、ビア電極を形成する第1粉末中の導
電性粉末(以下、金属粉末で代表させ、第1金属粉末と
いう)の平均粒径を2〜20μmとやや大きくするの
は、ビアホール内への充填率を高め、緻密で導電率の高
いビア電極を形成しやすくするためである。第1金属粉
末の平均粒径が2μm未満ではビア電極内の粉末充填密
度が不足して、緻密なビア電極が得られなくなったり、
過度の収縮によりビア電極がビアホール内周面から剥離
したりする不具合につながる。他方、第1金属粉末の平
均粒径が20μmを超えると焼結性が損なわれ、緻密な
ビア電極が得られなくなる不具合につながる。第1金属
粉末の平均粒径は、より望ましくは5〜10μmの範囲
で調整するのがよい。
【0015】なお、ビア電極は、配線パターン層ほどに
は焼成収縮のタイミングの不整合は問題となりにくいた
め、焼成収縮制御を配線パターン層ほどには考慮する必
要がない。そのため、なるべく高い導電率を得ることが
できるようにするために、用いる第1粉末は第2粉末よ
りも無機化合物粉末の含有率が低くされたものとする
か、又は無機化合物粉末を含有しないのがよい。
【0016】セラミックグリーンシートを構成する誘電
体セラミックスの好例としては、アルミナ含有量を98
%以上としたアルミナ質セラミックス、ムライト質セラ
ミックス、窒化アルミニウムセラミックス、窒化珪素セ
ラミックス、炭化珪素セラミックスおよびガラスセラミ
ックス等、高周波領域においても誘電損失が小さい材質
が本発明に好適に使用される。特に、低抵抗で高周波で
の信号の損失の少ないCu,Ag等の低融点金属を導体
層に使用できる点において、ガラスとガラス以外のセラ
ミックフィラーとの複合材料(以下、これをガラスセラ
ミックという)を使用することが望ましい。また、高周
波における誘電体損失が少ないという点において、高純
度アルミナ質セラミックスを使用することが望ましい。
また、他の誘電体セラミック層の材質としては、強誘電
性ペロブスカイト型酸化物を使用できる。これは、AT
iO(A:アルカリ土類金属元素)の化学式で表さ
れ、Aのサイトを、アルカリ土類金属元素であるBaま
たは、Baと、Mg、Ca、Srのうち1種もしくは2
種以上とより構成したもの、さらには、上記ATiO
のTiサイトの一部をZrもしくはHfで置換したも
の、または、PbTiO もしくは、PbTiOとP
bZrOとの固溶体であるPZT、もしくは、KNb
などを挙げることができる。このような強誘電体酸
化物としては、構成元素が少ないほど組成比が安定した
状態で充填層に分散形成され、結果として安定した結晶
形成、ひいては上記した誘電率向上の機能がさらに高め
られると考えられる。さらに、室温付近における誘電率
および環境性を考慮すれば、特にBaTiOが好適で
ある。
【0017】配線パターン層及びビア電極を形成するた
めの金属粉末の上記材質は、セラミックスとの同時焼結
性を考慮して選定する必要があり、特に前記したセラミ
ックスとの同時焼結性を考慮する場合は、Ag、Au、
Ni、Cu、Pt及びPdから選ばれる1種又は2種以
上を主成分とするものを使用することが望ましい。
【0018】次に、第2粉末に含有される第1無機化合
物粉末としては、酸化アルミニウム、二酸化珪素及び酸
化チタンの少なくとも1種からなるものを特に好適に使
用することができる。
【0019】一方、第2粉末中に配合する無機化合物粉
末は、セラミックグリーンシートを構成する誘電体セラ
ミック粉末からなる第2無機化合物粉末を含有させるこ
とができる。このような第2無機化合物の使用により、
焼成後の誘電体セラミック層と配線パターン層との線膨
張係数を近づけることができ、特に焼成後に冷却する際
の、誘電体セラミック層と配線パターン層との層間剥離
等を抑制する効果も合わせて得られる。例えば、誘電体
セラミックが強誘電性ペロブスカイト型酸化物を含有す
るものである場合、第2無機化合物粉末を、強誘電性ペ
ロブスカイト型酸化物粉末を含有するものとすること
で、上記の効果をより顕著なものとすることができる。
【0020】無機化合物粉末は、酸化アルミニウム、二
酸化珪素及び酸化チタンの少なくとも1種からなる第1
無機化合物粉末と、セラミックグリーンシートを構成す
るセラミック粉末である第2無機化合物粉末のうち、少
なくとも一方を含むものとして構成すればよく、両者を
単独で用いることもできるし、両者を配合して用いるこ
ともできる。第1無機化合物粉末は、第2無機化合物粉
末よりも平均粒径が小さいものを使用することができ
る。第2無機化合物粉末は上記の通りセラミックグリー
ンシートを構成する誘電体セラミック粉末を使用するの
で、セラミックグリーンシートの生産性を考慮して平均
粒径の下限値をそれほど小さくすることができない。し
かしながら、第1無機化合物粉末にはそのような制限が
なく、第2無機化合物粉末よりも粒径の小さなものを使
用することで、配線パターン層中への分散効果、ひいて
は前記の焼成収縮抑制効果を一層高めることができる。
【0021】次に、上記のセラミックグリーンシート
は、第1主表面に配線パターン層が形成され、該第1主
表面と対向して位置する第2主表面が剥離可能な樹脂フ
ィルムにて覆われてなるものとすることができる。
【0022】上記のような樹脂フィルムは、セラミック
グリーンシートを形成する際に用いたキャリアフィルム
(例えばドクターブレード法にて形成する際のキャリア
フィルム)を流用することで、樹脂フィルム付セラミッ
クグリーンシートを簡単に製造できる。この場合、ビア
ホールは、セラミックグリーンシートを樹脂フィルムと
ともに貫通する形態で形成すればより能率的である。
【0023】特に薄いセラミックグリーンシートを用い
る場合、樹脂フィルムをセラミックグリーンシートより
も厚く形成しておくと、セラミックグリーンシートのハ
ンドリング性改善効果がより顕著である。一例として、
セラミックグリーンシートの厚さが1〜25μmの場
合、樹脂フィルムの厚さは15〜80μmに調整するこ
とが望ましい。樹脂フィルムの厚さが15μm未満では
樹脂フィルム付セラミックグリーンシートのハンドリン
グ性改善効果が不十分となり、80μmを超える厚さで
はハンドリング性改善効果が飽和して素材の無駄が多く
なるほか、樹脂フィルムの剛性が高くなり、セラミック
グリーンシートから剥がしとる際にセラミックグリーン
シートの一部が樹脂フィルムに付着した形で抉り取られ
たりする不具合を生ずる場合がある。樹脂フィルムの厚
さは、より望ましくは20〜50μmの範囲で調整する
のがよい。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に示す実施例を参照して説明する。セラミックグリー
ンシートは、以下のようなドクターブレード法により製
造することができる。まず、誘電体セラミックスからな
る原料セラミック粉末(例えばBaTiO:平均粒径
は0.3〜1μm程度)に溶剤(アセトン、メチルエチ
ルケトン、ジアセトン、メチルイソブチルケトン、ベン
ゼン、ブロムクロロメタン、エタノール、ブタノール、
プロパノール、トルエン、キシレンなど)、結合剤(ア
クリル系樹脂(例えば、ポリアクリル酸エステル、ポリ
メチルメタクリレート)、セルロースアセテートブチレ
ート、ポリエチレン、ポリビニルアルコール、ポリビニ
ルブチラールなど)、可塑剤(ブチルベンジルフタレー
ト、ジブチルフタレート、ジメチルフタレート、フタル
酸エステル、ポリエチレングリコール誘導体、トリクレ
ゾールホスフェートなど)、解膠剤(脂肪酸(グリセリ
ントリオレートなど)、界面活性剤(ベンゼンスルホン
酸など)、湿潤剤(アルキルアリルポリエーテルアルコ
ール、ポチエチレングリコールエチルエーテル、ニチル
フェニルグリコール、ポリオキシエチレンエステルな
ど)などの添加剤を配合して混練し、スラリーを作る。
【0025】図8に示すように、容器301の開放底
を、ポリエチレンテレフタレート等の樹脂フィルムから
なるキャリアフィルム302にて塞ぎ、容器301内に
上記のスラリー303を充填する。キャリアフィルム3
02は、容器301に対し面内長手方向に所定速度で送
出可能とされる一方、容器301の該送出方向前方側の
側壁部にはドクターブレード304が配置され、その下
縁と、キャリアフィルム302との間には一定量の隙間
305が形成されている。この状態でキャリアフィルム
302の送出を開始すると、キャリアフィルム302上
にはドクターブレード304により隙間305に対応し
た厚さに擦り切られる形で、スラリー塗布層306が形
成される。そして、その送出方向下流側には乾燥チャン
バ307が配置され、キャリアフィルム302上のスラ
リー塗布層306は、このチャンバ307内に流通され
る温風308に暴露されることにより溶媒が蒸発し、セ
ラミックグリーンシート309となる。この工程からも
明らかな通り、セラミックグリーンシート309は、片
側の主表面にキャリアフィルム302が一体化された連
続ストリップ形態で得られ、積層電子部品の製造に供さ
れる。
【0026】なお、本実施形態では、セラミックグリー
ンシート309の厚さが3〜25μmとされ、キャリア
フィルム302(樹脂フィルム)の厚さは30〜50μ
mとされている。
【0027】次に、ビア電極形成用の第1粉末の印刷用
ペースト(以下、ビア電極用ペーストという)を調製す
る。図12に示すように、使用する金属粉末312は、
例えばAg、AgPt、AgPd、Au、Ni及びCu
のいずれかにより構成され、平均粒径が2〜20μmの
範囲で調整されたものである。この金属粉末312に、
ブチルカルビトール等の有機溶剤を、適度な粘度が得ら
れるように配合・調整することによりビア電極用ペース
トが得られる。本実施形態ではAg、AgPd、AgP
tを用いた。
【0028】他方、配線パターン層形成用の第1粉末の
印刷用ペースト(以下、配線パターン層用ペーストとい
う)を調製する。図9〜図11に示すように、使用する
金属粉末311は、例えば金属粉末312と材質は同じ
であるが、平均粒径が0.1〜3μmと小さく調整され
たもである。この金属粉末311に、平均粒径500n
m以下(望ましくは100nm以下、さらに望ましくは
50nm以下)の無機化合物粉末を0.5〜30重量%
の範囲にて配合し、さらに、エチルセルロース等の有機
バインダと、ブチルカルビトール等の有機溶剤を、適度
な粘度が得られるように配合・調整することにより配線
パターン層用ペーストが得られる。
【0029】無機化合物粉末は、図9に示すように、セ
ラミックグリーンシート309の原料セラミック粉末を
第2無機化合物粉末316として使用してもよいし、図
10に示すように、第2無機化合物粉末316ととも
に、酸化アルミニウム(Al)、二酸化珪素(S
iO)及び酸化チタン(TiO)の少なくとも1種
からなる第1無機化合物粉末(平均粒径100nm以
下、望ましくは50nm以下)317を配合して使用し
てもよい。さらに、図11に示すように、第1無機化合
物粉末317を単独で使用してもよい。これらの無機化
合物粉末は、いずれも焼成時において金属粉末311が
収縮して配線パターン層の金属マトリックス313とな
る際に、その焼成収縮を抑制する働きをなす。
【0030】上記セラミックグリーンシート309及び
金属ペーストを用いて、積層電子部品の一例たる面実装
型積層セラミックコンデンサを製造する方法の一実施例
を以下に説明する。図1は、その工程の概略を示すもの
で、(a)に示すように、第2のベース部用セラミック
グリーンシート21を用意する一方、それよりも薄い積
層用セラミックグリーンシート5を別途用意し、それぞ
れ複数のビアホール4を同じ位置に形成するとともに、
各ビアホール4内にビア電極用ペーストを充填してビア
電極8を形成しておく。また、セラミックグリーンシー
ト5の片面には、各ビア電極8に導通する形で、配線パ
ターン層としての内部電極(後述:図1には表れていな
い)を、配線パターン層用ペーストを用いて印刷形成し
ておく。次に、(b)に示すように、これら積層用セラ
ミックグリーンシート5を第2のベース部用セラミック
グリーンシート21上に順次積層する。そして、(c)
に示すように、ビアホール2内にビア電極3を形成した
第1のベース部用セラミックグリーンシート1を重ね合
わせて圧着し、最終的に必要とする所定数Nのセラミッ
クグリーンシート5(これにベース部用のセラミックグ
リーンシート1及び21が加わる)と所定数の配線パタ
ーン層とを交互に積層してなる積層グリーン体30を作
製する。その後、(d)に示すように、ベース用のセラ
ミックグリーンシート1に形成されたビア電極3の上に
実装パッド31のパターンを形成し、さらに積層グリー
ン体30の焼成後にパッド31上に金属バンプ32を形
成することにより、面実装型積層セラミックコンデンサ
40が得られる。
【0031】図2は、第1のベース部用セラミックグリ
ーンシート1の製造工程をより詳しく示す図である。図
8の方法により得られたセラミックグリーンシート30
9において、キャリアフィルム302は(1)に示すよ
うにバックテープ11となり、これと一体化されたセラ
ミックグリーンシート1を得る。このセラミックグリー
ンシート1は、積層用のセラミックグリーンシート5以
上の厚みを有する(例えば2〜10倍程度の厚み)もの
とされる。次に(2)に示すように、そのバックテープ
付のベース部用セラミックグリーンシート1に、金型、
数値制御のパンチング手段あるいはレーザ孔開け装置等
のビア形成手段により、所定のパターンで複数の第1の
ビアホール2を形成する。さらに(3)で、その第1の
ビアホール2に、前記したビア電極用ペーストを、例え
ば穴埋め印刷により充填して固化させることにより、第
1のビア電極(ビア導体)3を形成する。なお、第2の
ベース部用セラミックグリーンシート21は、ビアホー
ルの穿孔とビア電極充填を行わない以外は、第1のベー
ス部用セラミックグリーンシート1と同様に製造され
る。
【0032】また、図3の(1)に示すように、積層用
のセラミックグリーンシート5を用意する。これは上述
と同様のバックテープ(キャリアフィルム)11を有
し、ベース用のシートより薄く形成されたものである。
さらに図3の(2)に示すように、上述のようなビア形
成手段により積層用のセラミックグリーンシート5の所
定の位置に第2のビアホール4を形成する。次に(3)
に示すように、そのビアホール4が開けられたセラミッ
クグリーンシート5のバックテープ11とは反対側のシ
ート面(主表面)に、前記した配線パターン層ペースト
を、例えばスクリーン印刷により所定のパターンで塗布
することにより所定パターンの内部電極6を形成する。
【0033】そして、第2のビアホール4を埋めるよう
に、(4)に示すように、ビア電極用ペーストを、例え
ば穴埋め印刷により充填することにより、第2のビア電
極8を形成する。また、同様に(5)〜(6)に示すよ
うに、積層用の別のセラミックグリーンシート5に、
(3)とは別の配置パターンで内部電極6を形成すると
もに、ビアホール4を導電ペーストで埋めて第2のビア
電極8を形成する。つまり、第1の配置パターンで内部
電極6を保持するビア電極付の第1のセラミックグリー
ンシート5(図3の(4))と、第2の配置パターンで
内部電極6を保持する、ビア電極付の第2のセラミック
グリーンシート5(図3の(6))とを作製する。
【0034】これら2種類のものを交互に重ねることに
より、セラミックグリーンシート5と内部電極6とを交
互に積層し、かつ第1の内部電極6と第2の内部電極6
も交互に積層することができる。ここで、セラミックグ
リーンシートは内部電極6の間に介在すべき誘電体とし
ての機能と、2種類の内部電極をその種類毎に区別して
保持(担持)する保持体ないし担持体の役割を果たす。
【0035】そして、図4のように、第2のビア電極8
が形成されるとともにバックテープ11とは反対側のシ
ート面にそれぞれ内部電極6が形成された積層用のセラ
ミックグリーンシート5を、第2のベース部となるセラ
ミックグリーンシート21上に複数枚積層する。より詳
しくは、第2のベース部となるセラミックグリーンシー
ト21のバックテープ11とは反対側のシート面に、積
層用のセラミックグリーンシート5の片面に形成された
内部電極6が対面するように、セラミックグリーンシー
ト5を圧着する。次にその圧着されたセラミックグリー
ンシート5のバックテープの剥がされた面に次のセラミ
ックグリーンシート5を、自身の片面に形成された内部
電極6が対面するようにして圧着する。
【0036】以下同様にして、セラミックグリーンシー
ト5を、各内部電極6を交互に挟み込んでラミネートす
るように順次圧着していき(図5参照、予定された積層
数に達すれば、図6に示すように、第1のベース部とな
るセラミックグリーンシート1を積層・圧着することに
より、積層グリーン体30を得る。これらビア電極8
(ビア電極形成用導電部とも言える)は、積層グリーン
体30の厚さ方向(積層方向)にお互いに連結して適数
本の連結(集合)ビア電極を構成し、さらにこれらのビ
ア電極8が、第1のベース部となるセラミックグリーン
シートのビア電極3とも電気的に接続されて、積層グリ
ーン体30の片側の主表面に露出したビア電極となる。
これらは通常2グループ、具体的にはコンデンサの正極
・負極の各グループに分けることができる。図6に示す
ように、極性の異なるビア電極に導通する内部電極6
は、セラミックグリーンシート5を介して絶縁形態にて
部分的に対向することにより、コンデンサ構造を形成し
ている。
【0037】図6においては、さらに露出するビア電極
3に対して、後の金属バンプの形成のための実装パッド
31を、所定の導電ペースト、例えば前述のビア電極や
内部電極と同様な導電ペーストを用いてスクリーン印刷
等により印刷する。このような積層グリーン体30を必
要に応じて所定のグリーンチップの形状に切断した後、
これを所定の温度と雰囲気中で脱脂・焼成し、図7に示
す積層セラミックコンデンサの積層焼成体40を作製す
る。焼成後には、その積層焼成体40のパッド31上
に、必要な金属バンプ32、例えばハンダバンプを形成
し、積層セラミックコンデンサチップ(部品)とする。
なお、説明を簡単にするために、図7の積層焼成体40
は図6の積層グリーン体30をそのまま焼成した形態で
描いてある。
【0038】この焼成に際して、内部電極6(配線パタ
ーン層)を形成する配線パターン層用ペーストには、前
記した平均粒径の無機化合物粉末が配合されており、図
16に示すように、内部電極6の収縮に適度で均一な遅
れが生ずるとともに、最終的な収縮量も抑制される。そ
の結果、図13に示すようなセラミックグリーンシート
5との間の収縮差に基づく反りの発生が抑制され、焼成
後の積層セラミックコンデンサチップに反りや凹凸など
の不具合が発生することが効果的に防止される。積層セ
ラミックコンデンサの場合、内部電極6の面積が大きい
ので、焼成時におけるセラミックグリーンシート5との
間の収縮挙動の差の影響を受けやすいので、本発明の適
用による波及効果は特に大きい。他方、ビア電極3,8
は無機化合物粉末を含有しないビア電極用ペーストが使
用され、その金属粉末の粒径も配線パターン層用ペース
トよりは大きく設定されてビアホール内への充填率も高
められるから、導電性が良好である。
【0039】なお、以上はすべて積層セラミックコンデ
ンサを製造する場合を例にとったが、コンデンサ以外
に、積層セラミックインダクタ等の他の積層セラミック
電子部品の製造にこの発明を適用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】積層セラミックコンデンサの製造方法の一例を
示す工程説明図。
【図2】図1における第1のベース部用セラミックグリ
ーンシートの製造工程を詳細に説明する図。
【図3】同じく積層用セラミックグリーンシートの製造
工程を詳細に説明する図。
【図4】積層用セラミックグリーンシートの積層工程の
説明図。
【図5】図4に続く説明図。
【図6】積層グリーン体の完成状態を示す説明図。
【図7】図6の積層グリーン体を用いて製造された面実
装型積層セラミックコンデンサの断面構造を示す図。
【図8】ドクターブレード法によるセラミックグリーン
シートの製造工程説明図。
【図9】第2粉末における無機化合物粉末の第1の配合
形態を示す模式図。
【図10】同じく第2の配合形態を示す模式図。
【図11】同じく第3の配合形態を示す模式図。
【図12】第1粉末の模式図。
【図13】配線パターン層とセラミックグリーンシート
とが焼成収縮の際により反りが生ずる様子を説明する
図。
【図14】金属粉末のみからなる配線パターン層が大き
く収縮する様子を説明する図。
【図15】金属粉末に無機化合物粉末を配合することに
より収縮抑制を図る様子を説明する図。
【図16】その収縮抑制により反り防止がなされる様子
を説明する図。
【符号の説明】
1,5,21 セラミックグリーンシート 6 内部電極(配線パターン層) 3,8 ビア電極 11 バックテープ(樹脂フィルム) 30 積層グリーン体 40 積層セラミックコンデンサ 311,312 金属粉末 316 第2無機化合物粉末 317 第1無機化合物粉末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大塚 淳 愛知県名古屋市瑞穂区高辻町14番18号 日 本特殊陶業株式会社内 (72)発明者 佐藤 学 愛知県名古屋市瑞穂区高辻町14番18号 日 本特殊陶業株式会社内 Fターム(参考) 5E001 AB03 AH01 AH09 AJ01 AJ02 5E082 AA01 AB03 EE04 FG26 FG46 PP10

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セラミックグリーンシートを厚さ方向に
    貫通するように形成された1又は2以上のビアホール
    と、該ビアホールに充填されたビア電極と、該ビア電極
    の少なくとも1つに接続し、該セラミックグリーンシー
    トの第1主表面に形成された配線パターン層とを有する
    セラミックグリーンシートであって、 前記配線パターン層は、平均粒径が0.1〜3μmの導
    電性粉末と、平均粒径が500nm以下の無機化合物粉
    末とを含有し、 前記ビア電極は、平均粒径2〜20μmの導電性粉末を
    含有するとともに、前記配線パターン層よりも少ない含
    有量で前記無機化合物粉末を含有するか、又は前記無機
    化合物粉末を含有しないことを特徴とするセラミックグ
    リーンシート。
  2. 【請求項2】 前記無機化合物粉末は、酸化アルミニウ
    ム、二酸化珪素及び酸化チタンの少なくとも1種からな
    る第1無機化合物粉末と、前記セラミックグリーンシー
    トを構成するセラミック粉末である第2無機化合物粉末
    のうち、少なくとも一方を含む請求項1記載のセラミッ
    クグリーンシート。
  3. 【請求項3】 前記第1無機化合物粉末は、前記第2無
    機化合物粉末よりも平均粒径が小さい請求項2記載のセ
    ラミックグリーンシート。
  4. 【請求項4】 前記第2無機化合物粉末は、強誘電性ペ
    ロブスカイト型酸化物を含有するものである請求項2又
    は3に記載のセラミックグリーンシート。
  5. 【請求項5】 前記第1主表面に前記配線パターン層が
    形成され、該第1主表面と対向して位置する第2主表面
    が剥離可能な樹脂フィルムにて覆われてなる請求項1な
    いし4のいずれか1項に記載のセラミックグリーンシー
    ト。
  6. 【請求項6】 前記樹脂フィルムは、前記セラミックグ
    リーンシートを形成する際に用いたキャリアフィルムで
    ある請求項5記載のセラミックグリーンシート。
  7. 【請求項7】 前記ビアホールは、前記セラミックグリ
    ーンシートとともに前記樹脂フィルムを貫通するように
    形成されてなる請求項5又は6に記載のセラミックグリ
    ーンシート。
  8. 【請求項8】 前記樹脂フィルムの厚さが15〜80μ
    mであり、前記セラミックグリーンシートの厚さが1〜
    25μmである請求項5ないし7のいずれか1項に記載
    のセラミックグリーンシート。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし8のいずれか1項に記載
    のセラミックグリーンシートを複数積層してなる積層グ
    リーン体を焼成する積層セラミック電子部品の製造方法
    であって、 前記積層グリーン体は、セラミックグリーンシートによ
    り絶縁された対向する一対の配線パターン層を、該配線
    パターン層の1層おきに、ビア電極に電気的に接続して
    なるコンデンサ層を1又は2以上備えることを特徴とす
    る積層セラミック電子部品の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007081351A (ja) * 2005-09-16 2007-03-29 Ngk Spark Plug Co Ltd 積層電子部品用ビアペースト及びこれを用いた積層電子部品並びにその製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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