JP2003151277A - 半導体記憶装置 - Google Patents
半導体記憶装置Info
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Abstract
の形成面積をそれ程大きくすることなく、低電源電圧化
及び低消費電力化を実現する。 【解決手段】 メモリセル50−21にデータを書き込
む場合、信号REを“H”にし、NMOS61−1をオ
フにして仮想グランド線VGND1をフローティング状
態にする。信号REが“H”の時、AND回路64−2
の出力が“L”になり、NMOS55a,55bがオフ
する。ワード線WL2の“H”によってNMOS53,
54がオンし、ビット線BL1,BL1/対上のデータ
がノードN11,N12に保持される。データを読み出
す場合、信号REを“L”にする。NMOS61−1が
オンして線VGND1がGNDに接続され、加速回路5
5によって読み出し動作が加速される。
Description
ーで動作する携帯端末等において、比較的小さな記憶容
量に適した半導体記憶装置、特に、低電源電圧及び低消
費電力での動作を実現するスタテック・ランダム・アク
セス・メモリ(Static Random Access Memory、以下
「SRAM」という。)等の半導体記憶装置に関するも
のである。
例えば、次のような文献に記載されるものがあった。 文献:信学技報、ICD97−52(1997−6)、
電子情報通信学会、柴田・森村著「携帯機器用1V動作
0.25μmSRAMマクロセル」p.1−8
用される特定用途向け大規模集積回路(以下「LSI」
という。)等のキャッシュメモリとして幅広く利用され
ている。このような用途に用いられるSRAMには、小
型であることと共に、限られたバッテリー(例えば、
1.2V)を電源とすることから、低消費電力であるこ
とが要求されている。消費電力は電源電圧の2乗に比例
するため、電源電圧を下げることは低消費電力化に最も
有効となるが、電源電圧を下げた場合、SRAMを構成
する例えば電界効果トランジスタ(以下「FET」とい
う。)の1つであるMOSトランジスタの動作速度が遅
くなる。そこで、MOSトランジスタの閾値電圧を低下
させて高速化を図ろうとすると、スタンバイ時(待機
時)におけるサブスレショルド電流によるリーク電流の
増加によって消費電力の増加につながるという問題点が
ある。
ブ時には低電源電圧(例えば、1V程度)での動作が可
能であり、かつ、スタンバイ時にはリーク電流による消
費電力が少ない相補型MOSトランジスタ(以下「CM
OS」という。)LSI技術として、マルチスレショル
ドCMOS(Multi-ThresholdCMOS、以下「MTC
MOS」という。)がある。このMTCMOS技術にお
けるSRAMの構成例を図11に示す。
TCMOS技術におけるSRAMの構成例を示す概略の
図である。このSRAMでは、メモリセルアレイ10を
高閾値電圧のMOSトランジスタで構成し、周辺回路2
0を低閾値電圧のMOSトランジスタで構成している。
WLと、これと直交する方向に配置された正相ビット線
BL及び逆相ビット線BL/からなる複数のビット線対
とを有し、これらの複数の交差場所に、データ記憶用の
メモリセル11がそれぞれ接続されている。
続されたロウ(行)アドレスデコーダ21、及び複数の
ビット線BL,BL/対に接続された入出力回路22等
を有している。ロウアドレスデコーダ21は、外部から
与えられる複数ビットのアドレスADをデコードし、ワ
ード線WLを選択する回路である。入出力回路22は、
外部から与えられる複数ビットのアドレスADをデコー
ドしてビット線選択信号であるカラムセレクト信号Yを
出力するカラム(列)アドレスデコーダ等を有し、読み
出し制御信号であるリードイネーブル信号REにより読
み出しモードになり、あるいは書き込み制御信号である
ライトイネーブル信号WEにより書き込みモードにな
り、カラムセレクト信号Yで選択されたビット線BL,
BL/対に接続されたメモリセル11に対し、複数ビッ
トのデータDAの読み出し、あるいは書き込みを行う回
路である。
ば、あるメモリセル11にデータDAを書き込む場合、
このメモリセル11に接続されたワード線WLをロウア
ドレスデコーダ21で選択すると共に、該メモリセル1
1に接続されたビット線BL,BL/対を入出力回路2
2で選択し、外部から与えられるデータDAを該メモリ
セル11に書き込む。
合、このメモリセル11に接続されたワード線WLをロ
ウアドレスデコーダ21で選択すると共に、該メモリセ
ル11に接続されたビット線BL,BL/対を入出力回
路22で選択し、該メモリセル11からデータを読み出
して該入出力回路22から出力する。
ンジスタによるスイッチ23を介して、電源電圧VDD
(例えば、1V程度)のノードに接続されている。スタ
ンバイ時は、スリープ信号φSを用いてスイッチ23を
オフ状態に制御し、サブスレショルドリーク電流による
バッテリー(例えば、1.2V)の消耗を抑えている。
複数のメモリセル11については、記憶内容を保持する
必要から、スタンバイ中も電源をカットオフできないの
で、低閾値電圧のMOSトランジスタの適用は難しい。
又、メモリセルアレイ10の規模が大きくなると、サブ
スレショルドリーク電流による動作時のメモリセル部の
消費電力も問題になる。
S構成とし、MOSトランジスタの閾値電圧を高く設定
することで回避できる。ところが、電源電圧VDDの低
下と共に、読み出し時のビット線遅延が著しく増大し、
動作保証電圧(例えば、1V)では充分な速度性能を得
られない。速度性能の見地からは、メモリセル部におい
てもMOSトランジスタの閾値電圧の低減が必要であ
る。
ば、メモリセル部を閾値電圧の異なる2種類のMOSト
ランジスタで構成し、この2種類のMOSトランジスタ
を個別回路レベルで使い分けることにより、高速化を図
りつつ、サブスレショルドリーク電流による消費電力の
増大を抑えることが可能である。このメモリセル部の構
成例を図12に示す。
TCMOS技術における図11のメモリセル付近の構成
例を示す回路図である。図12のメモリセル30は、図
11のメモリセル11に対応するものであり、第1と第
2のノードN1,N2上のデータを保持する高閾値電圧
の2個のインバータ31,32からなるフリップフロッ
プを有している。正相ビット線BLとノードN1との間
には、ワード線WLの電位で駆動される高閾値電圧の書
き込み用のNチャネル型MOSトランジスタ(以下「N
MOS」という。)33が接続されている。逆相ビット
線BL/とノードN2との間には、ワード線WLの電位
で駆動される高閾値電圧の書き込み用NMOS34が接
続されている。
しの加速回路35が接続されている。読み出しの加速回
路35は、ビット線容量の放電を助長することで、読み
出し動作を加速する回路であり、ビット線BL,BL/
に接続された低閾値電圧の読み出し用NMOS35a,
35bと、ノードN1,N2の電位で駆動される低閾値
電圧のNMOS35c,35dとで構成されている。
電力化を目的として、ビット線BLとほぼ平行に仮想グ
ランド線VGNDが配置されている。仮想グランド線V
GNDの一端は、高閾値電圧のNMOS41を介して、
接地電位GNDのノードに接続されている。NMOS4
1は、低閾値電圧の2入力NOR回路42で駆動され
る。加速回路35の加速動作を、書き込みサイクルや非
選択ビット線について行うことは電力的に無駄であるの
で、リードイネーブル信号RE及びカラムセレクト信号
Yを入力するNOR回路42を用いて、加速動作の必要
のない場合にNMOS41をオフ状態にして仮想グラン
ド線VGNDをフローティング状態に制御し、無駄な電
力の増大を抑制している。
明する。例えば、書き込み時には、ワード線WLが
“H”レベルとなり、NMOS33,34がオンするこ
とで、ビット線BL,BL/対のデータがノードN1,
N2に保持される。この書き込み時において、リードイ
ネーブル信号REが“H”レベルとなり、NOR回路4
2の出力が“L”レベルとなってNMOS41がオフし
ているため、書き込み動作に支障をきたさない。
E及びカラムセレクト信号Yが“L”レベルとなり、N
OR回路42の電圧が“H”レベルとなってNMOS4
1がオンする。すると、仮想グランド線VGNDがフロ
ーティング状態から接地電位GNDになる。次に、ワー
ド線WLが“H”レベルとなり、NMOS33,34,
35a,35bがオンする。この際、ノードN1,N2
のいずれか一方は“H”レベルとなっているため、NM
OS35c,35dのいずれか一方がオン状態となる。
ドN2の“L”レベルを読み出す場合、NMOS35d
がオン状態、NMOS35cがオフ状態となる。これに
より、読み出し動作は、インバータ31又は32による
ビット線駆動に加えて、さらに電流駆動能力の高い低閾
値電圧のNMOS35a〜35dがビット線BL,BL
/を駆動するため、高速化を実現できる。即ち、ノード
N1の“H”レベル、ノードN2の“L”レベルを読み
出す場合、NMOS35dがオン状態となっているの
で、ビット線BL/の電位が、NMOS35b,35
d,41を介して接地電位GND側に引き下げられ、読
み出し動作が高速化される。
力によって高閾値電圧のNMOS41がオフ状態とな
り、低閾値電圧のNMOS35a〜35dのサブスレシ
ョルド電流によるリーク電流が遮断されるので、低消費
電力化を実現できる。
図12のようなメモリセル30では、次のような課題が
あった。読み出し時においては、NMOS41がオン状
態になり、仮想グランド線VGNDが接地電位GNDの
ノードに接続され、加速回路35からの電荷が該NMO
S41を通して接地電位GND側に放電され、読み出し
動作が加速される。
動作では、NMOS41がオフ状態となって仮想グラン
ド線VGNDがフローティング状態になるが、この電位
は接地電位GNDに近い電位になっている。例えば、ノ
ードN1が“H”レベル、ノードN2が“L”レベルの
状態で、反転データを書き込む場合(即ち、ノードN1
に“L”レベル、ノードN2に“H”レベルを書き込む
場合)、ワード線WLが“H”レベルに立ち上がると、
高閾値電圧のNMOS33,34に対して低閾値電圧の
NMOS35a,35bの方が先にオン状態となり、次
に時間が少し遅れてNMOS33,34がオン状態にな
る。
なると、NMOS33のオフ状態によってノードN1が
“H”レベルのため、NMOS35dがオン状態になっ
ている。このため、ビット線BL/の電位がNMOS3
5b,35dを通して、接地電位GNDに近いフローテ
ィング状態の仮想グランド線VGND側へ引き下げられ
る。この結果、その後NMOS33,34がオン状態に
なって、ビット線BL/の“H”レベルをノードN2へ
書き込む時に、書き込みにくくなり、反転データの書き
込みの動作速度が低下するという問題があった。
に、本発明のうちの第1の発明は、半導体記憶装置にお
いて、ワード線と、第1及び第2のビット線を有し、ビ
ット線選択信号により選択されるビット線対と、電源線
と、メモリセルとを備えている。メモリセルは、第1と
第2のノ−ド上のデータを保持するデータ保持回路と、
前記第1のビット線と前記第1のノードとの間に接続さ
れ、前記ワ−ド線の電位で駆動される高閾値電圧の第1
のトランジスタと、前記第2のビット線と前記第2のノ
ードとの間に接続され、前記ワ−ド線の電位で駆動され
る高閾値電圧の第2のトランジスタと、前記第1のビッ
ト線と第3のノードとの間に接続された低閾値電圧の第
3のトランジスタと、前記第2のビット線と第4のノー
ドとの間に接続された低閾値電圧の第4のトランジスタ
と、前記第3のノードと前記電源線との間に接続され、
前記第2のノード上のデータで駆動される低閾値電圧の
第5のトランジスタと、前記第4のノードと前記電源線
との間に接続され、前記第1のノード上のデータで駆動
される低閾値電圧の第6のトランジスタとを有してい
る。
一定電位の第5のノードとの間に接続され、書き込み時
にオフ状態、読み出し時にオン状態となる高閾値電圧の
第7のトランジスタと、論理回路とを備えている。論理
回路は、前記ワード線の電位及び読み出し制御信号に基
づき、あるいは前記ワード線の電位、前記読み出し制御
信号及び前記ビット線選択信号に基づき、前記書き込み
時に前記第3及び第4のトランジスタをオフ状態、前記
読み出し時に前記第3及び第4のトランジスタをオン状
態にする回路である。
き込み時には、第7のトランジスタがオフ状態になって
電源線がフローティング状態になると共に、論理回路に
よって第3及び第4のトランジスタがオフ状態になる。
これにより、反転データの書き込みの際に、動作速度が
低下することがない。又、読み出し時において、第7の
トランジスタがオン状態になると共に、論理回路によっ
て第3及び第4のトランジスタがオン状態になり、第3
〜第6のトランジスタにより、読み出し動作が加速され
る。
ワード線と、第1及び第2のビット線を有し、ビット線
選択信号により選択されるビット線対と、仮想グランド
線と、メモリセルとを備えている。メモリセルは、第1
と第2のノ−ド上のデータを保持するフリップフロップ
と、前記第1のビット線と前記第1のノードとの間に接
続され、前記ワ−ド線の電位で駆動される高閾値電圧の
第1のトランジスタと、前記第2のビット線と前記第2
のノードとの間に接続され、前記ワ−ド線の電位で駆動
される高閾値電圧の第2のトランジスタと、前記第1の
ビット線と第3のノードとの間に接続された低閾値電圧
の第3のトランジスタと、前記第2のビット線と第4の
ノードとの間に接続された低閾値電圧の第4のトランジ
スタと、前記第3のノードと前記仮想グランド線との間
に接続され、前記第2のノード上のデータで駆動される
低閾値電圧の第5のトランジスタと、前記第4のノード
と前記仮想グランド線との間に接続され、前記第1のノ
ード上のデータで駆動される低閾値電圧の第6のトラン
ジスタとを有している。
ンド線と接地電位ノードとの間に接続された高閾値電圧
の第7のトランジスタと、前記ビット線選択信号及び読
み出し制御信号に基づき、書き込み時に前記第7のトラ
ンジスタをオフ状態、読み出し時に前記第7のトランジ
スタをオン状態にする第1の論理回路と、前記ワード線
の電位及び前記読み出し制御信号に基づき、前記書き込
み時に前記第3及び第4のトランジスタをオフ状態、前
記読み出し時に前記第3及び第4のトランジスタをオン
状態にする第2の論理回路とを備えている。
き込み時において、第1の論理回路によって第7のトラ
ンジスタがオフ状態になると共に、第2の論理回路によ
って第3及び第4のトランジスタがオフ状態になる。読
み出し時では、第1の論理回路によって第7のトランジ
スタがオン状態になると共に、第2の論理回路によって
第3及び第4のトランジスタがオン状態になる。
置において、前記フリップフロップ及び前記第1〜第6
のトランジスタを有するメモリセルと、前記第7のトラ
ンジスタと、前記第1の論理回路とは、ほぼ平行に配置
された前記ワード線及び前記第2の論理回路の出力線方
向に、複数個接続され、かつ、前記メモリセルと、前記
第2の論理回路とは、前記ワード線及び前記第2の論理
回路の出力線に対してほぼ直交する方向に配置された前
記ビット線対及び前記仮想グランド線方向に、複数個接
続されている。
ワード線と、第1及び第2のビット線を有し、ビット線
選択信号により選択されるビット線対と、仮想グランド
線と、メモリセルとを備えている。メモリセルは、第1
と第2のノ−ド上のデータを保持するフリップフロップ
と、前記第1のビット線と前記第1のノードとの間に接
続され、前記ワ−ド線の電位で駆動される高閾値電圧の
第1のトランジスタと、前記第2のビット線と前記第2
のノードとの間に接続され、前記ワ−ド線の電位で駆動
される高閾値電圧の第2のトランジスタと、前記第1の
ビット線と第3のノードとの間に接続された低閾値電圧
の第3のトランジスタと、前記第2のビット線と第4の
ノードとの間に接続された低閾値電圧の第4のトランジ
スタと、前記第3のノードと前記仮想グランド線との間
に接続され、前記第2のノード上のデータで駆動される
低閾値電圧の第5のトランジスタと、前記第4のノード
と前記仮想グランド線との間に接続され、前記第1のノ
ード上のデータで駆動される低閾値電圧の第6のトラン
ジスタとを有している。
ンド線と接地電位ノードとの間に接続された高閾値電圧
の第7のトランジスタと、前記ビット線選択信号及び読
み出し制御信号に基づき、書き込み時に前記第7のトラ
ンジスタをオフ状態、読み出し時に前記第7のトランジ
スタをオン状態にする第1の論理回路と、前記ワード線
の電位及び前記第1の論理回路の出力信号に基づき、前
記書き込み時に前記第3及び第4のトランジスタをオフ
状態、前記読み出し時に前記第3及び第4のトランジス
タをオン状態にする第2の論理回路とを備えている。
き込み時には、第1の論理回路によって第7のトランジ
スタがオフ状態になると共に、第2の論理回路によって
第3及び第4のトランジスタがオフ状態になる。又、読
み出し時において、第1の論理回路によって第7のトラ
ンジスタがオン状態になると共に、第2の論理回路によ
って第3及び第4のトランジスタがオン状態になる。
置において、前記フリップフロップ及び前記第1〜第6
のトランジスタを有するメモリセルと、前記第7のトラ
ンジスタと、前記第1及び第2の論理回路とは、前記ワ
ード線方向に、複数個接続され、かつ、前記メモリセル
と、前記第2の論理回路とは、前記ワード線に対してほ
ぼ直交する方向に配置された前記ビット線対、前記仮想
グランド線、及び前記第1の論理回路の出力線方向に、
複数個接続されている。
の発明の半導体記憶装置において、前記第1〜第7のト
ランジスタは、FETで構成されている。
び第2のノードへのデータの読み出し及び書き込みを行
うメモリセルと、所定の前記メモリセルを選択するワー
ド線と、ビット線選択信号により選択されると共に、前
記第1のノードに前記データを与える第1のビット線と
前記第2のノードに前記データを与える第2のビット線
とからなるビット線対と、一端が一定電位のノードに接
続され、他端が電源線に接続されると共に、前記書き込
み時にオンするスイッチトランジスタとを備えた半導体
記憶装置において、前記メモリセル、及び前記第3、第
4のトランジスタを次のように構成している。
2のノードに与えられたデータを保持するデータ保持部
と、前記第1のビット線と前記第1のノードとに接続さ
れ、前記ワード線により制御される第1のトランジスタ
と、前記第2のビット線と前記第2のノードとに接続さ
れ、前記ワード線により制御される第2のトランジスタ
と、前記第1のビット線と第3のノードとに接続され、
前記第1及び第2のトランジスタのそれよりも低い閾値
電圧で動作する第3のトランジスタと、前記第2のビッ
ト線と第4のノードとに接続され、前記第1及び第2の
トランジスタのそれよりも低い閾値電圧で動作する第4
のトランジスタと、前記第3のノードと前記電源線とに
接続され、前記第1及び第2のトランジスタのそれより
も低い閾値電圧で動作すると共に前記第2のノードに与
えられたデータにより制御される第5のトランジスタ
と、前記第4のノードと前記電源線とに接続され、前記
第1及び第2のトランジスタのそれよりも低い閾値電圧
で動作すると共に前記第1のノードに与えられたデータ
により制御される第6のトランジスタとを有している。
さらに、前記第3及び第4のトランジスタは、前記ワー
ド線及び前記制御信号、あるいは前記ワード線、前記制
御信号及び前記ビット線選択信号が入力された論理回路
の出力信号に基づいて前記読み出し時にオンされるよう
構成されている。
置において、前記トランジスタは、FETで構成されて
いる。このように、第7及び第8の発明の構成を採用し
たことにより、第1の発明とほぼ同様に動作する
び第2のノードへのデータの読み出し及び書き込みを行
うメモリセルと、所定の前記メモリセルを選択するワー
ド線と、ビット線選択信号により選択され、前記第1の
ノードに前記データを与える第1のビット線と前記第2
のノードに前記データを与える第2のビット線とからな
るビット線対と、一端が接地電位のノードに接続され、
他端が電源線に接続されると共に、前記書き込み時に前
記制御信号と前記ビット線選択信号とが入力された第1
の論理回路の出力信号に基づきオフされ、前記電源線を
電気的にフローティング状態の仮想グランド線とするス
イッチトランジスタとを備えた半導体記憶装置におい
て、前記メモリセル、及び前記第3、第4のトランジス
タを次のように構成している。
2のノードに与えられたデータを保持するフリップフロ
ップと、前記第1のビット線と前記第1のノードとに接
続され、前記ワード線により制御される第1のトランジ
スタと、前記第2のビット線と前記第2のノードとに接
続され、前記ワード線により制御される第2のトランジ
スタと、前記第1のビット線と第3のノードとに接続さ
れ、前記第1及び第2のトランジスタのそれよりも低い
閾値電圧で動作する第3のトランジスタと、前記第2の
ビット線と第4のノードとに接続され、前記第1及び第
2のトランジスタのそれよりも低い閾値電圧で動作する
第4のトランジスタと、前記第3のノードと前記電源線
とに接続され、前記第1及び第2のトランジスタのそれ
よりも低い閾値電圧で動作すると共に前記第2のノード
に与えられたデータにより制御される第5のトランジス
タと、前記第4のノードと前記電源線とに接続され、前
記第1及び第2のトランジスタのそれよりも低い閾値電
圧で動作すると共に前記第1のノードに与えられたデー
タにより制御される第6のトランジスタとを有してい
る。さらに、前記第3及び第4のトランジスタは、前記
ワード線及び前記制御信号が入力された第2の論理回路
の出力信号に基づき、前記読み出し時にオンされるよう
構成されている。
2の発明とほぼ同様に動作する。第10の発明は、第9
の発明の半導体記憶装置において、隣接する前記メモリ
セルは、1つの前記仮想グランド線を共有している。
憶装置において、隣接する前記メモリセルは、さらに1
つの前記ビット線対を共有している。
装置において、前記トランジスタは、FETで構成され
ている。
4のトランジスタを、前記ワード線及び前記第1の論理
回路の出力信号が入力された第3の論理回路の出力信号
に基づき、前記読み出し時にオンされるよう構成してい
る。これにより、第4の発明とほぼ同様に動作する。
憶装置において、隣接する前記メモリセルは、1つの前
記仮想グランド線を共有している。
憶装置において、隣接する前記メモリセルは、さらに1
つの前記ビット線対を共有している。
憶装置において、前記トランジスタは、FETで構成さ
れている。
えば、SRAM)におけるメモリセルアレイの要部の部
分回路図である。
憶容量(例えば、128Kビット程度)に適しており、
例えば、図10のロウアドレスデコーダ21に接続され
て平行に配置された複数のワード線WL1,WL2,…
を有している。複数のワード線WL1,WL2,…に対
してほぼ直交する方向には、第1のビット線(例えば、
正相ビット線)BL1,BL2,…及び第2のビット線
(例えば、逆相ビット線)BL1/,BL2/,…から
なる複数のビット線対BL1・BL1/,BL2・BL
2/,…がほぼ平行に配置され、これらの一端が例えば
図10の入出力回路22に接続されている。各ビット線
BL1,BL2,…の近傍には、これとほぼ平行に電源
線(例えば、仮想グランド線)VGND1,VGND
2,…が配置されている。又、各ワード線WL1,WL
2,…に対し所定距離隔てて、これとほぼ平行に出力線
L64−1,L64−2,…が配置されている。各ビッ
ト線BL1,BL1/,BL2,BL2/,…の他端
は、例えば、プルアップ用トランジスタを介して電源電
圧VDD(例えば、1V程度)のノードに接続されてい
る。
4−1,L64−2,…と、ビット線対BL1・BL1
/,BL2・BL2/,…及び仮想グランド線VGND
1,VGND2,…との交差箇所には、データ格納用の
メモリセル50−11,50−12,50−21,50
−22,…が接続され、これらがマトリクス状に配置さ
れている。各仮想グランド線VGND1,VGND2,
…の一端は、スイッチトランジスタである高閾値電圧の
第7のトランジスタ(例えば、FETの一つであるNM
OS)61−1,61−2,…を介して、一定電位の第
5のノード(例えば、接地電位GNDのノード)にそれ
ぞれ接続されている。各NMOS61−1,61−2
…のゲートには、第1の論理回路(例えば、低閾値電圧
の2入力NOR回路)62−1,62−2,…の出力端
子が接続されている。
例えば、図10の入出力回路22内のカラムアドレスデ
コーダから出力されるビット線選択信号であるカラムセ
レクト信号Y1,Y2,…と、読み出し制御信号である
リードイネーブル信号REとを入力し、これらが共にア
クティブ(“L”レベル)となる読み出し時に、“H”
レベルの信号を出力して各NMOS61−1,61−
2,…をオン状態にし、リードイネーブル信号REが
“H”レベルとなる書き込み時に、“L”レベルの信号
を出力して各NMOS61−1,61−2,…をオフ状
態にする機能を有している。NMOS61−1の近傍に
は、リードイネーブル信号REを反転するインバータ6
3の入力端子が設けられている。インバータ63の出力
端子には、出力線L63が接続されている。出力線L6
3は、仮想グランド線VGND1の近傍に、これとほぼ
平行に配置されている。
…との交差箇所には、第2の論理回路(例えば、2入力
AND回路)64−1,64−2,…が接続されてい
る。各AND回路64−1,64−2,…は、ワード線
WL1,WL2,…の電位と、リードイネーブル信号R
Eの反転信号とを入力し、該ワード線WL1,WL2,
…が“H”レベル及びリードイネーブル信号REの反転
信号が“H”レベルとなる読み出し時に、出力線L64
−1,L64−2,…を“H”レベルにし、該ワード線
WL1,WL2,…が“H”レベル及びリードイネーブ
ル信号REの反転信号が“L”レベルの書き込み時に、
出力線L64−1,L64−2,…を“L”レベルにす
る機能を有している。
2のメモリセル50−21付近の回路図である。メモリ
セル50−21は、第1のノードN11及び第2のノー
ドN12上のデータを保持するためのデータ保持部であ
る高閾値電圧のデータ保持回路(例えば、2つのインバ
ータ51,52が逆並列接続されて構成されたフリップ
フロップ)を有している。ノードN11とビット線BL
1との間には、ワード線WL2の電位で駆動される高閾
値電圧の第1のトランジスタ(例えば、FETの一つで
あるNMOS)53が接続されている。NMOS53
は、このゲートがワード線WL2に接続され、該ワード
線WL2の“H”レベルによってオン状態となるトラン
ジスタである。ノードN12とビット線BL1/との間
には、ワード線WL2の電位で駆動される高閾値電圧の
第2のトランジスタ(例えば、FETの一つであるNM
OS)54が接続されている。NMOS54は、このゲ
ートがワード線WL2に接続され、該ワード線WL2の
“H”レベルによってオン状態となるトランジスタであ
る。ノードN11,N12には、読み出し速度を加速す
るための加速回路55が接続されている。
ノードN13との間に接続され、AND回路64−2の
出力線L64−2の電位で駆動される低閾値電圧の第3
のトランジスタ(例えば、FETの一つであるNMO
S)55aと、ビット線BL1/と第4のノードN14
との間に接続され、出力線L64−2の電位で駆動され
る低閾値電圧の第4のトランジスタ(例えば、FETの
一つであるNMOS)55bと、ノードN13と仮想グ
ランド線VGND1との間に接続され、ノードN12の
電位で駆動される低閾値電圧の第5のトランジスタ(例
えば、FETの一つであるNMOS)55cと、ノード
N14と仮想グランド線VGND1との間に接続され、
ノードN11の電位で駆動される低閾値電圧の第6のト
ランジスタ(例えば、FETの一つであるNMOS)5
5dとで構成されている。
は、リードイネーブル信号REが“L”レベルの時に読
み出し動作が行われる。図2の他のメモリセル50−1
1,…も同様の構成である。
要部の構成例を示す回路図である。このメモリセル50
−21は、例えば、CMOSで構成されている。フリッ
プフロップを構成するインバータ51,52のうち、一
方のインバータ51は、電源電圧VDDのノードとノー
ドN11との間に接続されたPチャネル型MOSトラン
ジスタ(以下「PMOS」という)51aと、ノードN
11と接地電位GNDのノードとの間に接続されたNM
OS51bとで構成されている。他方のインバータ52
は、電源電圧VDDのノードとノードN12との間に接
続されたPMOS52aと、ノードN12と接地電位G
NDのノードとの間に接続されたNMOS52bとで構
成されている。PMOS51aのゲート及びNMOS5
1bのゲートは、ノードN12に接続されている。PM
OS52aのゲート及びNMOS52bのゲートは、ノ
ードN11に接続されている。このノードN11が図1
のNMOS55dのゲートに接続され、ノードN12が
図1のNNOS55cのゲートに接続されている。
成例を示す回路図である。このAND回路62−2は、
出力線L63にゲートが接続されたNMOS64a及び
PMOS64cと、ワード線WL2にゲートが接続され
たNMOS64b及びPMOS64dを有している。N
MOS64a及び64bは、接地電位GNDのノードに
直列に接続され、このNMOS64bのドレインと電源
電圧VDDのノードとの間に、PMOS64c及び64
dが並列に接続されている。NMOS64bのドレイン
及びPMOS64c,64dのソースとの接続点には、
NMOS64eのゲート及びPMOS64fのゲートが
接続されている。NMOS64e及びPMOS64f
は、接地電位GNDのノードと電源電圧VDDのノード
との間に直列に接続され、このNMOS64eのドレイ
ン及びPMOS64fのドレインの接続点に、出力線L
64−2が接続されている。
を示す概略の平面図である。この図5では、例えば、
0.25μmデザインルールを用いてメモリセル50−
21がレイアウトされている。インバータ51,52
は、図3に示すようなCMOSで構成されている。ビッ
ト線BL1とBL1/は、縦方向にほぼ平行に、3層目
メタル配線(3M)で形成されている。ビット線BL1
/の近傍には、これとほぼ平行の縦方向に、仮想グラン
ド線VGND1が3層目メタル配線(3M)で形成され
ている。下側の横方向にワード線WL2が形成され、上
側の横方向に出力線L64−2が形成されている。ほぼ
中央の横方向には、電源電圧VDDのノードが2層目メ
タル配線(2M)で形成されている。この下側の横方向
には、接地電位GNDのノードが2層目メタル配線(2
M)で形成されている。
両側のソース及びドレインとで、形成されている。ほぼ
中央の右側にインバータ51が形成され、この左側にイ
ンバータ52が形成されている。インバータ51の下側
にNMOS54が形成され、インバータ52の下側にN
MOS53が形成されている。インバータ51,52の
左上にNMOS55a及び55cが、右上にNMOS5
5b及び55dが、それぞれ形成されている。
は、例えば、インバータ51,52及びNMOS53,
54からなる、加速回路を有しない通常のメモリセルに
対して、加速回路55を構成するMOSトランジスタの
占有面積分だけメモリセルサイズが増大してしまう。本
実施形態では、図5のようなレイアウトとすることで、
さらにメモリセルサイズを増大させることなく、加速回
路55を有したSRAMに新たな仮想グランド線VGN
D1及び出力線S64−2を設けることが可能である。
4−2のレイアウト例を示す概略の図であり、同図
(a)は平面図、及び同図(b)は同図(a)のA−B
線断面図である。
され、このNウェル71内にPMOS64c,64d,
64fが形成されている。Nウェル71の左側の半導体
基板70内には、NMOS64a及び64bが形成さ
れ、さらに該Nウェル71の右側の半導体基板70内
に、NMOS64eが形成されている。ワード線WL2
は、1層目メタル配線(1st Metal)で形成され、これ
が1層目バイア部(1st Via)及びポリシリコン(Pol
y)を介してNMOS64b及びPMOS64dのゲー
トに接続されている。出力線L63は、2層目メタル配
線(2nd Metal)で形成され、これがNMOS64a及
びPMOS64cのゲートに接続されている。なお、コ
ンタクト部(Contact)は、1層目メタル配線(1st Met
al )とポリシリコン(Poly)とを接続する部分であ
る。
場合、このAND回路64−2分だけメモリセルサイズ
は横方向に長くなる。しかし、図2に示されているよう
に、本実施形態のSRAMでは、複数のメモリセル50
−21,50−22,…に対して1つのAND回路64
−2が設けられた配置となっている。つまり、本実施形
態では、1つのAND回路64−2が複数のメモリセル
50−21,50−22…に対して共用されるため、A
ND回路64−2を持たない従来のSRAMと比較して
も、メモリセルアレイの横方向のサイズの増大を最小限
に抑えることが可能である。
ズをより小さくするためには、NMOS64a,64
b,64e及びPMOS64c,64d,64fを縦方
向に形成すればよい。
リセル50−21に対するデータの書き込み動作と読み
出し動作を説明する。
き込む場合、図10の入出力回路22によってビット線
BL1,BL1/へ書き込みデータが伝達される。図1
0のロウアドレスデコーダ21によってワード線WL2
が“H”レベルとなり、メモリセル50−21内のNM
OS53,54がオン状態になる。NMOS53,54
がオン状態になると、ビット線BL1,BL1/のデー
タがノードN11,N12に書き込まれる。この際、リ
ードイネーブル信号REは“H”レベルであり、NOR
回路62−1の出力信号が“L”レベルとなってNMO
S61−1がオフ状態、さらにリードイネーブル信号R
Eの“H”レベルがインバータ63で反転されて“L”
レベルとなり、AND回路64−2の出力が“L”レベ
ルとなっている。
のため、NMOS55a,55bがオフ状態となり、反
転データを書き込む場合でも、NMOS55c又は55
dがビット線BL1,BL1/を駆動することがない。
よって、従来のような動作速度が低下するという問題を
解決できる。
2にデータが保持されている状態では、該ノードN1
1,N12のいずれか一方が“H”レベルとなっている
ため、NMOS55c又は55dのいずれか一方がオン
状態になっている(例えば、ノードN11が“H”レベ
ルで、ノードN12が“L”レベルの時には、NMOS
55dがオン状態、NMOS55cがオフ状態になって
いる)。この状態で、リードイネーブル信号REが
“L”レベル、図10の入出力回路22によってカラム
セレクト信号Y1が“L”レベル、ロウアドレスデコー
ダ21によってワード線WL2が“H”レベルになる。
ル、及びカラムセレクト信号Y1の“L”レベルによ
り、NOR回路62−1の出力が“H”レベルになって
NMOS61−1がオン状態となり、仮想グランド線V
GND1が接地電位GNDのノードに接続される。さら
に、ワード線WL2の“H”レベルによってNMOS5
3,54がオン状態になると共に、リードイネーブル信
号REの“L”レベルがインバータ63で反転されて
“H”レベルとなり、AND回路64−2の出力線L6
4−2の“H”レベルによって、NMOS55a,55
bがオン状態になる。すると、インバータ51又は52
によるビット線駆動に加えて、電流駆動能力の高い低閾
値電圧のNMOS55a〜55dがビット線BL1又は
BL/1を駆動し、ノードN11,N12のデータをビ
ット線BL1,BL1/へ出力する。
ードN12の“L”レベルを読み出す場合、該ノードN
12の“L”レベルがNMOS54を介してビット線B
L1/へ読み出されると共に、このビット線BL1/が
オン状態のNMOS55b,55d,61−1を介して
接地電位GNDに引き下げられるので、該ビット線BL
1/への“L”レベルの読み出し速度、つまりノードN
11の“H”レベル及びノードN12の“L”レベルの
読み出し動作が速くなる。
効果がある。 (a)ワード線WL2とリードイネーブル信号REの反
転信号とを入力するAND回路64−2の出力線L64
−2によって、NMOS55a,55bを駆動するよう
にしたので、書き込み時はAND回路64−2の出力線
L64−2が“L”レベルになり、該NMOS55a,
55bがオフ状態になり、書き込み時にNMOS55c
又は55dがビット線BL1又はBL1/を駆動するこ
とがない。よって、反転データの書き込みの際に、従来
のようにNMOS55c又は55dがビット線BL1又
はBL1/を“L”レベルに駆動することがなくなり、
動作速度が低下しない。
回路55を設けると、メモリセルサイズが少し大きくな
るが、仮想グランド線VGND1,…及びAND回路6
4−1,…の出力線L64−1,…を設けることによる
占有面積の増加はほとんどない。しかも、AND回路6
4−1,…は、メモリセル50−11,…に対して共用
されているので、このAND回路64−1,…を設ける
ことによる占有面積の増加はわずかである。よって、メ
モリセルサイズを含めたメモリセルアレイサイズをそれ
ほど大きくすることなく、低電源電圧化及び低消費電力
化を実現することができる。従って、比較的小さな記憶
容量(例えば、128Kビット等)で足りるバッテリー
(例えば、1.2V)駆動の携帯端末等に本実施形態の
SRAMを使用すれば、顕著な効果が得られる。
るメモリセルアレイの要部の部分回路図、及び図8は図
7中のメモリセル50−21付近の回路図であり、図1
の実施形態を示す図1及び図2中の要素と共通の要素に
は共通の符号が付されている。
レイでは、図2のインバータ63を省略し、カラム毎に
設けた第1の論理回路である2入力NOR回路62−
1,62−2,…の出力線L62−1,L62−2,…
を、各仮想グランド線VGND1,VGND2,…に対
してほぼ平行に延設し、これらの出力線L62−1,L
62−2,…とワード線WL1,WL2,…との各交差
箇所に、第2の論理回路(あるいは第3の論理回路)で
ある2入力AND回路64−11,64−12,64−
21,64−22,…の入力端子をそれぞれ接続し、こ
れらの各AND回路64−11,64−12,64−2
1,64−22,…の出力端子を、各メモリセル50−
11,50−12,50−21,50−22,…内のN
MOS55a,55bのゲートに接続している。メモリ
セル50−11,50−12,50−21,50−2
2,…等の他の構成は、図1及び図2と同様である。
書き込む場合と読み出す場合の動作を説明する。
き込む場合、図10の入出力回路22内のカラムアドレ
スデコーダによりカラムセレクト信号Y1を選択して
“L”レベルにすると共に、書き込み用のデータをビッ
ト線BL1,BL1/へ出力する。次に、図10のロウ
アドレスデコーダ21によりワード線WL2が選択され
て“H”レベルとなり、メモリセル50−21内のNM
OS53,54がオン状態になる。NMOS53,54
がオン状態になると、ビット線BL1,BL1/対のデ
ータがノードN11,N12に書き込まれる。
“H”レベルであり、カラムセレクト信号Y1が“L”
レベルのため、NOR回路62−1の出力線L62−1
が“L”レベルとなっている。出力線L62−1が
“L”レベルであると、NMOS61−1がオフ状態と
なって仮想グランド線VGND1がフローティング状態
になると共に、AND回路64−21の出力が“L”レ
ベルになる。AND回路64−21の出力が“L”レベ
ルになると、メモリセル50−21内の加速回路55の
NMOS55a,55bがオフ状態になり、NMOS5
5c又は55dがビット線BL1又はBL1/を駆動す
ることがない。
す場合、図10の入出力回路内のカラムアドレスデコー
ダによりカラムセレクト信号Y1を選択して“L”レベ
ルにすると共に、リードイネーブル信号REが“L”レ
ベルになり、さらにロウアドレスデコーダ21によりワ
ード線WL2が選択されて“H”レベルになる。ノード
N11,N12にデータが保持されている状態では、こ
のノードN11又はN12のいずれか一方が“H”レベ
ルとなっているために、NMOS55c又は55dのい
ずれか一方がオン状態となっている。
“L”レベルになると、カラムセレクト信号Y1も
“L”レベルであるため、NOR回路62−1の出力線
L62−1が“H”レベルとなる。ワード線WL2が
“H”レベルであるから、NMOS53,54がオン状
態になり、さらにAND回路64−21の出力が“H”
レベルとなってNMOS55a,55bがオン状態にな
る。これにより、読み出し動作は、インバータ51又は
52によるビット線駆動に加えて、電流駆動能力の高い
低閾値電圧のNMOS55a〜55dもビット線BL1
又はBL1/を駆動する。
ータ、ノードN12に“L”レベルのデータが記憶され
ている場合、ノードN11の“H”レベルによってNM
OS55dがオン状態、ノードN12の“L”レベルに
よってNMOS55cがオフ状態となり、ビット線BL
1/がオン状態のNMOS55b,55d,61−1を
介して接地電位GNDに引き下げられるため、該ビット
線BL1/への“L”レベルのデータの読み出し速度が
速くなる。この時、AND回路64−21の入力は、カ
ラムセレクト信号Y1に同期するNOR回路62−1の
出力としたため、読み出し時に駆動されるAND回路6
4−21は、選択されたメモリセル50−21のみとな
る。
効果がある。 (i)第1の実施形態の効果(a)とほぼ同様の効果が
ある。
1,…の入力は、カラムセレクト信号Y1,Y2,…に
同期するNOR回路62−1,62−2,…の出力とし
たので、読み出し時に選択された例えば、メモリセル5
0−21のAND回路64−21と該メモリセル50−
21内の加速回路55のみが動作する。これにより、第
1の実施形態よりも読み出し時の消費電力を低減でき
る。
2,50−21,50−22,…毎に加速回路駆動用の
AND回路64−11,64−12,64−21,64
−22,…を設けているので、第1の実施形態に比べて
素子数が多くなり、メモリセルアレイサイズが少し大き
くなる。しかし、各AND回路64−11,…を図6の
ようなレイアウトにせずに、例えば、図6(a)の変形
例を示す図9のように、カラム方向に延びるレイアウト
にする等の工夫をすれば、メモリセルアレイサイズがそ
れ程大きくならない。特に、この第2の実施形態では、
メモリセルアレイサイズの増大に比べ、低電源電圧化を
含めた低消費電力化の効果が大きい。
されず、種々の変形が可能である。この変形例として
は、例えば、次の(1)〜(3)のようなものがある。
モリセル50−21の要部の他の構成例を示す回路図で
あり、図3中の要素と共通の要素には共通の符号が付さ
れている。
図3のCMOSインバータ51,52で構成されるフリ
ップフロップに代えて、他の構成のフリップフロップ8
0を設けている。フリップフロップ80は、高抵抗負荷
型の回路であり、抵抗51a−1,52a−2及びNM
OS51b,52bを有している。抵抗51a−1及び
NMOS51bは、電源電圧VDDのノードと接地電位
GNDのノードとの間に直列に接続され、さらに、抵抗
52a−2及びNMOS52bも、電源電圧VDDのノ
ードと接地電位GNDのノードとの間に直列に接続され
ている。抵抗51a−1とNMOS51bの接続点のノ
ードN11は、NMOS52bのゲートに接続されてい
る。抵抗52a−2とNMOS52bの接続点のノード
N12は、NMOS51bのゲートに接続されている。
ータの保持が行われる。しかし、図3のCMOS型のフ
リップフロップに比べて、電力消費量が少し多くなる。
図3のフリップフロップと図9のフリップフロップ80
は、他の構成のデータ保持部あるいはデータ保持回路に
変更することも可能である。
5は、NMOS55a〜55dに代えて、これらをPM
OSで構成してもよい。この場合、AND回路64−
2,64−21,…をNAND回路に置き換える等すれ
ばよい。同様に、NOR回路62−1,…も、この入出
力信号の極性を変えることにより、他の論理回路に置き
換えてもよい。
一例を示すものであって、メモリセルアレイサイズを縮
小するために、種々のレイアウトを採用できる。
OSあるいはPMOSで構成したが、他のFET等のト
ランジスタで構成することも可能である。又、本発明
は、SRAM以外の他の半導体記憶装置に適用すること
も可能である。
7の発明によれば、第3及び第4のトランジスタを、ワ
ード線に代えて、論理回路によって駆動するようにした
ので、書き込み時に第3〜第6のトランジスタによって
ビット線が駆動されることがなくなり、反転データの書
き込み時でも動作速度の低下はなくなる。従って、メモ
リセルアレイの形成面積をそれほど大きくすることな
く、低電源電圧化及び低消費電力化を実現することがで
きる。
回路によって、第3及び第4のトランジスタを駆動する
ようにしたので、第1の発明とほぼ同様の効果が得られ
る。
及び第1の論理回路を、カラム方向の複数のメモリセル
に共用し、第2の論理回路を、ロウ方向の複数のメモリ
セルに共用するようにしたので、メモリセルアレイの形
成面積の増加を抑制することができる。
いは第3の論理回路によって第3及び第4のトランジス
タを駆動するようにしたので、第1の発明とほぼ同様の
効果が得られる。さらに、ビット線選択信号に同期する
第1の論理回路の出力を、第2あるいは第3の論理回路
に入力するようにしたので、読み出し時において選択さ
れたメモリセルの第2あるいは第3の論理回路と第3〜
第6のトランジスタのみが動作し、読み出し時の消費電
力をより低減できる。
及び第1の論理回路を、カラム方向の複数のメモリセル
に共用するようにしたので、メモリセルアレイの形成面
積の増加を抑制でき、低電源電圧化が可能になると共
に、消費電力をより低減できる。
れば、第1〜第6のトランジスタ等をFETで構成した
ので、集積回路化が容易になり、メモリセルアレイサイ
ズを縮小できる。
によれば、メモリセルアレイの形成面積の増加を抑制す
ることができる。
−21付近の回路図である。
イの要部の部分回路図である。
を示す回路図である。
路図である。
を示す概略の平面図である。
す概略の図である。
イの要部の部分回路図である。
る。
のレイアウト例の概略の平面図である。
の他の構成例を示す回路図である。
構成例を示す概略の図である。
付近の構成例を示す回路図である。
メモリセル 51,52 フリップフロップを構成するインバータ 53,54 第1、第2のトランジスタのNMOS 55 加速回路 55a,55b,55c,55d 第3、第4、第
5、第6のトランジスタのNMOS 61−1,61−2 スイッチトランジスタである第
7のトランジスタのNMOS 62−1,62−2 NOR回路 63 インバータ 64−1,64−2,64−11,64−21 AN
D回路 BL1,BL1/,BL2,BL2/,… ビット線 GND 接地電位 L62−1,L62−2 NOR回路の出力線 L63 インバータの出力線 L64−1,L64−2 AND回路の出力線 RE リードイネーブル信号 VDD 電源電圧 VGND1,VGND2 仮想グランド線 WL1,WL2 ワード線 Y1,Y2 カラムセレクト信号
Claims (16)
- 【請求項1】 ワード線と、 第1及び第2のビット線を有し、ビット線選択信号によ
り選択されるビット線対と、 電源線と、 第1と第2のノ−ド上のデータを保持するデータ保持回
路と、 前記第1のビット線と前記第1のノードとの間に接続さ
れ、前記ワ−ド線の電位で駆動される高閾値電圧の第1
のトランジスタと、 前記第2のビット線と前記第2のノードとの間に接続さ
れ、前記ワ−ド線の電位で駆動される高閾値電圧の第2
のトランジスタと、 前記第1のビット線と第3のノードとの間に接続された
低閾値電圧の第3のトランジスタと、前記第2のビット
線と第4のノードとの間に接続された低閾値電圧の第4
のト ランジスタと、 前記第3のノードと前記電源線との間に接続され、前記
第2のノード上のデータで駆動される低閾値電圧の第5
のトランジスタと、 前記第4のノードと前記電源線との間に接続され、前記
第1のノード上のデータで駆動される低閾値電圧の第6
のトランジスタと、 前記電源線と一定電位の第5のノードとの間に接続さ
れ、書き込み時にオフ状態、読み出し時にオン状態とな
る高閾値電圧の第7のトランジスタと、 前記ワード線の電位及び読み出し制御信号に基づき、あ
るいは前記ワード線の電位、前記読み出し制御信号及び
前記ビット線選択信号に基づき、前記書き込み時に前記
第3及び第4のトランジスタをオフ状態、前記読み出し
時に前記第3及び第4のトランジスタをオン状態にする
論理回路と、 を備えたことを特徴とする半導体記憶装置。 - 【請求項2】 ワード線と、 第1及び第2のビット線を有し、ビット線選択信号によ
り選択されるビット線対と、 仮想グランド線と、 第1と第2のノ−ド上のデータを保持するフリップフロ
ップと、 前記第1のビット線と前記第1のノードとの間に接続さ
れ、前記ワ−ド線の電位で駆動される高閾値電圧の第1
のトランジスタと、 前記第2のビット線と前記第2のノードとの間に接続さ
れ、前記ワ−ド線の電位で駆動される高閾値電圧の第2
のトランジスタと、 前記第1のビット線と第3のノードとの間に接続された
低閾値電圧の第3のトランジスタと、 前記第2のビット線と第4のノードとの間に接続された
低閾値電圧の第4のトランジスタと、 前記第3のノードと前記仮想グランド線との間に接続さ
れ、前記第2のノード上のデータで駆動される低閾値電
圧の第5のトランジスタと、 前記第4のノードと前記仮想グランド線との間に接続さ
れ、前記第1のノード上のデータで駆動される低閾値電
圧の第6のトランジスタと、 前記仮想グランド線と接地電位ノードとの間に接続され
た高閾値電圧の第7のトランジスタと、 前記ビット線選択信号及び読み出し制御信号に基づき、
書き込み時に前記第7のトランジスタをオフ状態、読み
出し時に前記第7のトランジスタをオン状態にする第1
の論理回路と、 前記ワード線の電位及び前記読み出し制御信号に基づ
き、前記書き込み時に前記第3及び第4のトランジスタ
をオフ状態、前記読み出し時に前記第3及び第4のトラ
ンジスタをオン状態にする第2の論理回路と、 を備えたことを特徴とする半導体記憶装置。 - 【請求項3】 請求項2記載の半導体記憶装置におい
て、前記フリップフロップ及び前記第1〜第6のトラン
ジスタを有するメモリセルと、前記第7のトランジスタ
と、前記第1の論理回路とは、ほぼ平行に配置された前
記ワード線及び前記第2の論理回路の出力線方向に、複
数個接続され、かつ、前記メモリセルと、前記第2の論
理回路とは、前記ワード線及び前記第2の論理回路の出
力線に対してほぼ直交する方向に配置された前記ビット
線対及び前記仮想グランド線方向に、複数個接続されて
いることを特徴とする半導体記憶装置。 - 【請求項4】 ワード線と、 第1及び第2のビット線を有し、ビット線選択信号によ
り選択されるビット線対と、 仮想グランド線と、 第1と第2のノ−ド上のデータを保持するフリップフロ
ップと、 前記第1のビット線と前記第1のノードとの間に接続さ
れ、前記ワ−ド線の電位で駆動される高閾値電圧の第1
のトランジスタと、 前記第2のビット線と前記第2のノードとの間に接続さ
れ、前記ワ−ド線の電位で駆動される高閾値電圧の第2
のトランジスタと、 前記第1のビット線と第3のノードとの間に接続された
低閾値電圧の第3のトランジスタと、 前記第2のビット線と第4のノードとの間に接続された
低閾値電圧の第4のトランジスタと、 前記第3のノードと前記仮想グランド線との間に接続さ
れ、前記第2のノード上のデータで駆動される低閾値電
圧の第5のトランジスタと、 前記第4のノードと前記仮想グランド線との間に接続さ
れ、前記第1のノード上のデータで駆動される低閾値電
圧の第6のトランジスタと、 前記仮想グランド線と接地電位ノードとの間に接続され
た高閾値電圧の第7のトランジスタと、 前記ビット線選択信号及び読み出し制御信号に基づき、
書き込み時に前記第7のトランジスタをオフ状態、読み
出し時に前記第7のトランジスタをオン状態にする第1
の論理回路と、 前記ワード線の電位及び前記第1の論理回路の出力信号
に基づき、前記書き込み時に前記第3及び第4のトラン
ジスタをオフ状態、前記読み出し時に前記第3及び第4
のトランジスタをオン状態にする第2の論理回路と、 を備えたことを特徴とする半導体記憶装置。 - 【請求項5】 請求項4記載の半導体記憶装置におい
て、前記フリップフロップ及び前記第1〜第6のトラン
ジスタを有するメモリセルと、前記第7のトランジスタ
と、前記第1及び第2の論理回路とは、前記ワード線方
向に、複数個接続され、かつ、前記メモリセルと、前記
第2の論理回路とは、前記ワード線に対してほぼ直交す
る方向に配置された前記ビット線対、前記仮想グランド
線、及び前記第1の論理回路の出力線方向に、複数個接
続されていることを特徴とする半導体記憶装置。 - 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項に記載の半
導体記憶装置において、前記第1〜第7のトランジスタ
は、電界効果トランジスタで構成したことを特徴とする
半導体記憶装置。 - 【請求項7】 制御信号に基づいて第1及び第2のノー
ドへのデータの読み出し及び書き込みを行うメモリセル
と、 所定の前記メモリセルを選択するワード線と、 ビット線選択信号により選択されると共に、前記第1の
ノードに前記データを与える第1のビット線と前記第2
のノードに前記データを与える第2のビット線とからな
るビット線対と、 一端が一定電位のノードに接続され、他端が電源線に接
続されると共に、前記書き込み時にオンするスイッチト
ランジスタとを備えた半導体記憶装置において、 前記メモリセルは、 前記第1及び第2のノードに与えられたデータを保持す
るデータ保持部と、 前記第1のビット線と前記第1のノードとに接続され、
前記ワード線により制御される第1のトランジスタと、 前記第2のビット線と前記第2のノードとに接続され、
前記ワード線により制御される第2のトランジスタと、 前記第1のビット線と第3のノードとに接続され、前記
第1及び第2のトランジスタのそれよりも低い閾値電圧
で動作する第3のトランジスタと、 前記第2のビット線と第4のノードとに接続され、前記
第1及び第2のトランジスタのそれよりも低い閾値電圧
で動作する第4のトランジスタと、 前記第3のノードと前記電源線とに接続され、前記第1
及び第2のトランジスタのそれよりも低い閾値電圧で動
作すると共に前記第2のノードに与えられたデータによ
り制御される第5のトランジスタと、 前記第4のノードと前記電源線とに接続され、前記第1
及び第2のトランジスタのそれよりも低い閾値電圧で動
作すると共に前記第1のノードに与えられたデータによ
り制御される第6のトランジスタとを有し、 前記第3及び第4のトランジスタは、前記ワード線及び
前記制御信号、あるいは前記ワード線、前記制御信号及
び前記ビット線選択信号が入力された論理回路の出力信
号に基づいて前記読み出し時にオンされるよう構成され
ていることを特徴とする半導体記憶装置。 - 【請求項8】 請求項7記載の半導体記憶装置におい
て、前記トランジスタは、電界効果トランジスタで構成
されていることを特徴とする半導体記憶装置。 - 【請求項9】 制御信号に基づいて第1及び第2のノー
ドへのデータの読み出し及び書き込みを行うメモリセル
と、 所定の前記メモリセルを選択するワード線と、 ビット線選択信号により選択され、前記第1のノードに
前記データを与える第1のビット線と前記第2のノード
に前記データを与える第2のビット線とからなるビット
線対と、 一端が接地電位のノードに接続され、他端が電源線に接
続されると共に、前記書き込み時に前記制御信号と前記
ビット線選択信号とが入力された第1の論理回路の出力
信号に基づきオフされ、前記電源線を電気的にフローテ
ィング状態の仮想グランド線とするスイッチトランジス
タとを備えた半導体記憶装置において、前記メモリセル
は、 前記第1及び第2のノードに与えられたデータを保持す
るフリップフロップと、 前記第1のビット線と前記第1のノードとに接続され、
前記ワード線により制御される第1のトランジスタと、 前記第2のビット線と前記第2のノードとに接続され、
前記ワード線により制御される第2のトランジスタと、 前記第1のビット線と第3のノードとに接続され、前記
第1及び第2のトランジスタのそれよりも低い閾値電圧
で動作する第3のトランジスタと、 前記第2のビット線と第4のノードとに接続され、前記
第1及び第2のトランジスタのそれよりも低い閾値電圧
で動作する第4のトランジスタと、 前記第3のノードと前記電源線とに接続され、前記第1
及び第2のトランジスタのそれよりも低い閾値電圧で動
作すると共に前記第2のノードに与えられたデータによ
り制御される第5のトランジスタと、 前記第4のノードと前記電源線とに接続され、前記第1
及び第2のトランジスタのそれよりも低い閾値電圧で動
作すると共に前記第1のノードに与えられたデータによ
り制御される第6のトランジスタとを有し、 前記第3及び第4のトランジスタは、前記ワード線及び
前記制御信号が入力された第2の論理回路の出力信号に
基づき、前記読み出し時にオンされるよう構成されてい
ることを特徴とする半導体記憶装置。 - 【請求項10】 請求項9記載の半導体記憶装置におい
て、隣接する前記メモリセルは、1つの前記仮想グラン
ド線を共有していることを特徴とする半導体記憶装置。 - 【請求項11】 請求項10記載の半導体記憶装置にお
いて、隣接する前記メモリセルは、さらに1つの前記ビ
ット線対を共有していることを特徴とする半導体記憶装
置。 - 【請求項12】 請求項9記載の半導体記憶装置におい
て、前記トランジスタは、電界効果トランジスタで構成
されていることを特徴とする半導体記憶装置。 - 【請求項13】 制御信号に基づいて第1及び第2のノ
ードへのデータの読み出し及び書き込みを行うメモリセ
ルと、 所定の前記メモリセルを選択するワード線と、 ビット線選択信号により選択され、前記第1のノードに
前記データを与える第1のビット線と前記第2のノード
に前記データを与える第2のビット線とからなるビット
線対と、 一端が接地電位のノードに接続され、他端が電源線に接
続されると共に、前記書き込み時に前記制御信号と前記
ビット線選択信号とが入力された第1の論理回路の出力
信号に基づきオフされ、前記電源線を電気的にフローテ
ィング状態の仮想グランド線とするスイッチトランジス
タとを備えた半導体記憶装置において、 前記メモリセルは、 前記第1及び第2のノードに与えられたデータを保持す
るフリップフロップと、 前記第1のビット線と前記第1のノードとに接続され、
前記ワード線により制御される第1のトランジスタと、 前記第2のビット線と前記第2のノードとに接続され、
前記ワード線により制御される第2のトランジスタと、 前記第1のビット線と第3のノードとに接続され、前記
第1及び第2のトランジスタのそれよりも低い閾値電圧
で動作する第3のトランジスタと、 前記第2のビット線と第4のノードとに接続され、前記
第1及び第2のトランジスタのそれよりも低い閾値電圧
で動作する第4のトランジスタと、 前記第3のノードと前記電源線とに接続され、前記第1
及び第2のトランジスタのそれよりも低い閾値電圧で動
作すると共に前記第2のノードに与えられたデータによ
り制御される第5のトランジスタと、 前記第4のノードと前記電源線とに接続され、前記第1
及び第2トランジスタのそれよりも低い閾値電圧で動作
すると共に前記第1のノードに与えられたデータにより
制御される第6のトランジスタとを有し、 前記第3及び第4のトランジスタは、前記ワード線及び
前記第1の論理回路の出力信号が入力された第3の論理
回路の出力信号に基づき、前記読み出し時にオンされる
よう構成されていることを特徴とする半導体記憶装置。 - 【請求項14】 請求項13記載の半導体記憶装置にお
いて、隣接する前記メモリセルは、1つの前記仮想グラ
ンド線を共有していることを特徴とする半導体記憶装
置。 - 【請求項15】 請求項14記載の半導体記憶装置にお
いて、隣接する前記メモリセルは、さらに1つの前記ビ
ット線対を共有していることを特徴とする半導体記憶装
置。 - 【請求項16】 請求項13記載の半導体記憶装置にお
いて、前記トランジスタは、電界効果トランジスタで構
成されていることを特徴とする半導体記憶装置。
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