JP2003151018A - 自動販売機の制御システム - Google Patents

自動販売機の制御システム

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JP2003151018A
JP2003151018A JP2001343052A JP2001343052A JP2003151018A JP 2003151018 A JP2003151018 A JP 2003151018A JP 2001343052 A JP2001343052 A JP 2001343052A JP 2001343052 A JP2001343052 A JP 2001343052A JP 2003151018 A JP2003151018 A JP 2003151018A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡便な構成で各端末制御装置のデータを確実
に保持できる自動販売機の制御システムを提供する。 【解決手段】 端末制御装置200のRAM212に記
憶されているデータを主制御装置100に転送し、該主
制御装置100のバックアップ用メモリ116にバック
アップする。自動販売機の電源が投入されたら、該バッ
クアップ用メモリ116のデータを端末制御装置200
のRAM212に復元する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動販売機の制御シ
ステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の自動販売機の制御システ
ムは、投入金額等を表示する表示装置、商品の搬出を制
御する商品搬出装置、投入硬貨の真偽及び種別を識別す
る硬貨識別装置等の被制御装置にそれぞれ端末制御装置
を併設するとともに、通信ラインを介して各端末制御装
置と接続した主制御装置を備えたものが知られている。
この制御システムでは、主制御装置が各端末制御装置を
統括して制御するとともに、各端末制御装置は主制御装
置との通信内容に基づきそれぞれ被制御装置を個別に制
御している。各端末制御装置は、それぞれ演算装置、記
憶装置、被制御装置及び主制御装置との入出力装置等を
備えており、記憶装置に記憶されている制御プログラム
に基づき動作する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、端末制御装
置は制御プログラムの実行に用いる各種データを記憶装
置に記憶している。この記憶装置としては、コストなど
の観点からSRAMなどの揮発性メモリが利用されてい
る。このような端末制御装置では、電源の供給が途切れ
ると記憶装置のデータが消去されることから、従来は端
末制御装置に電源保持のために電池などの補助電源を設
けていた。このため、従来の端末制御装置の低コスト化
や装置の小型化が困難であった。
【0004】このような問題を解決するために、記憶装
置としてEEPROMなどの電気的に書換可能な不揮発
性メモリを用いることも考えられるが、データ内容を変
更するための回路や制御プログラムが複雑になるため前
記問題を解決するには至らなかった。また、電気的に書
き換え換え不可能な不揮発性メモリを用いることも考え
られるが、データ内容を変更するためにはメモリ自体を
交換しなければならずメンテナンス性が悪いという問題
があった。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、簡便な構成で各端末
制御装置のデータを確実に保持できる自動販売機の制御
システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1では、自動販売機の被制御装置を制御する
端末制御装置と、該端末制御装置と伝送路を介して接続
し、端末制御装置との通信により端末制御装置を制御す
る主制御装置とを備えた自動販売機の制御システムにお
いて、端末制御装置は、被制御装置の制御用プログラム
で用いるデータを記憶する記憶手段と、主制御装置は被
制御装置の前記記憶手段に記憶されたデータをバックア
ップするための記憶手段とを備え、端末制御装置の記憶
手段に記憶されたデータをバックアップする際には、端
末制御装置の記憶手段に記憶されているデータを主制御
装置に転送して該制御装置の記憶手段に記憶し、端末制
御装置の記憶手段に記憶されたデータを復元するする際
には、主制御装置の記憶手段に記憶されているデータを
端末制御装置に転送して該端末記憶装置の記憶手段に記
憶することを特徴とするものを提案する。
【0007】本発明によれば、各端末制御装置に該装置
の記憶手段に記憶されているデータをバックアップする
ための補助電源等を必要とせず、専ら主制御装置でのみ
補助電源等によるデータ保持を図ればよいので、各端末
制御装置の低コスト化及び小型化を図ることができる。
【0008】また、請求項2では、請求項1記載の自動
販売機の制御システムにおいて、主制御装置は電源投入
時に又は端末制御装置からの要求に応じて記憶手段に記
憶されているデータを端末制御装置に転送することを特
徴とするものを提案する。
【0009】本発明によれば、主制御装置は電源投入時
や端末制御装置からの要求に応じてデータが主制御装置
から端末制御装置に転送されるので、電源断などにより
端末制御装置の記憶手段に記憶されているデータが消去
された場合であっても、確実に該データを復帰させるこ
とができる。
【0010】さらに、請求項3では、請求項1又は2何
れか1項記載の自動販売機の制御システムにおいて、前
記データの転送時には通常時とは異なる通信プロトコル
を用いることを特徴とするものを提案する。
【0011】本発明によれば、前記データ転送時には該
データ転送に適したプロトコルを採用することにより、
該データ転送を確実且つ効率的に行うことができる。
【0012】さらに、請求項4では、請求項1乃至3何
れか1項記載の自動販売機の制御システムにおいて、前
記データの転送時には通常時よりも転送速度を高速にす
ることを特徴とするものを提案する。
【0013】本発明によれば、前記データ転送時には転
送速度が通常時よりも高速となるので該データ転送を短
時間で行うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態にかかる自
動販売機の制御システムについて図面を参照して説明す
る。図1は自動販売機の制御システムの概略構成図、図
2は自動販売機の制御システムのブロック図である。
【0015】図1に示すように、この自動販売機の制御
システムは、主制御装置100と、例えば硬貨識別装置
200、表示装置300、リモコン400、商品搬出装
置(図示省略)、紙幣識別装置(図示省略)等の被制御
機器と、主制御装置100と各被制御機器とを接続する
伝送路500とを主たる構成要素とする。硬貨識別装置
200は、投入硬貨の真偽及び種別を識別する硬貨識別
部202と、硬貨識別部202を制御する端末制御装置
201とを備えている。同様に、表示装置300は、例
えば7セグメントLEDなどの表示部302と、表示部
302と接続して表示制御を行う端末制御装置301と
を備えている。さらに、リモコン400は、表示部40
2及び操作部403と、これらと接続する端末制御装置
401とを備えている。この制御システムでは、主制御
装置100と、各被制御機器の端末制御装置201,3
01,401間で伝送路500を介して相互に通信を行
うことにより各被制御機器を制御する。なお、以下の説
明においては、説明を簡単にするために、被制御機器の
一例として硬貨識別装置200を対象として説明する。
【0016】図2に示すように、主制御装置100は、
CPU111と、RAM112と、EEPROM113
と、バックアップ用メモリ116と、通信制御部119
と、これらを結ぶバス120と、バックアップ用メモリ
116に電源を供給する電池121とを備えている。
【0017】RAM112はSRAMやDRAM等の揮
発性メモリであり、主として各種作業用の記憶装置であ
る。本実施の形態ではSRAMを用いた。
【0018】EEPROM113は、電気的に書換可能
な不揮発性メモリであり、通常の制御プログラム114
と転送プログラム115が記憶されている。通常の制御
プログラム114は、商品の販売時や管理者等による販
売管理時などのように通常時に各被制御機器が所定の動
作を行うように制御する。例えば、硬貨識別装置200
から投入額を取得したり、表示装置300に表示開始を
指示したりする。各被制御機器に対する具体的な制御内
容については従来と同様なのでここでは説明を省略す
る。また、転送プログラム115は、端末制御装置20
1との間で該端末制御装置201で用いるデータをバッ
クアップ用メモリ116に待避させたり、バックアップ
用メモリ116に記憶されているデータを端末制御装置
201に転送する。この転送プログラム115の動作の
詳細については後述する。
【0019】バックアップ用メモリ116は、主制御装
置100及び端末制御装置201で記憶されている各種
データをバックアップするためのメモリであり、前記R
AM112に記憶されている各種データを記憶する主制
御装置用領域117と、端末制御装置201に記憶され
ている各種データを記憶する端末制御装置用領域118
とを備えている。このバックアップ用メモリ116は、
主制御装置110に電源が供給されていない場合でもデ
ータを保持する必要がある。このため、本実施の形態で
は、バックアップ用メモリ116としてSRAMを用い
るとともに、該バックアップ用メモリ116に電源を供
給する補助電源として電池121を設けた。
【0020】通信制御部119は、伝送路500に対応
した通信機器を主たる構成要素としている。詳しくは、
通信制御部119は伝送路500を介した端末制御装置
201との間においてシリアル通信の制御を行う。ま
た、通信制御部119では、前記転送プログラム115
によるデータ転送については、前記通常の制御プログラ
ム114による通信とは異なる通信制御を行う。詳しく
は、転送プログラム115による通信時には、通常時よ
りもデータ転送速度を高めるような制御を行う。この制
御は、後述する端末制御装置201の通信制御部216
と協調して行う。例えば、伝送路500の通信速度を高
めたり、他の端末制御装置間との通信を抑制したり、高
速転送が可能な専用の通信プロトコルに切り替えること
により、データ転送速度を高める。
【0021】端末制御装置201は、CPU211と、
RAM212と、EEPROM213と、通信制御部2
16と、入出力制御部217と、これらを結ぶバス21
8とを備えている。
【0022】RAM212はSRAMやDRAM等の揮
発性メモリであり、主として各種作業用データや後述す
る制御プログラム214の実行に用いるデータの記憶装
置である。該RAM212は揮発性メモリからなるた
め、電源の供給が断たれた場合には記憶されているデー
タが消去される。したがって、このRAM212に記憶
されているデータがバックアップの対象となる。
【0023】EEPROM213は、電気的に書換可能
な不揮発性メモリである。EEPROMには、通常の制
御プログラム214及び転送プログラム215が記憶さ
れている。通常の制御プログラム214は、主制御装置
100と相互に通信を行いながら、入出力制御部217
を介して接続する硬貨識別部202の制御を行う。ま
た、この通常の制御プログラム214はRAM212に
記憶されているデータを用いて動作する。この制御プロ
グラム214の動作については従来と同様なのでここで
は説明を省略する。転送プログラム215は、RAM2
12に記憶されているデータを主制御装置100のバッ
クアップ用メモリ116に待避するとともに、電源投入
時又は必要に応じて主制御装置100のバックアップ用
メモリ116に記憶されているデータをRAM212に
復元する。この転送プログラム215の動作の詳細につ
いては後述する。
【0024】通信制御部216は、主制御装置100の
通信制御部119と同様に、伝送路500に対応した通
信機器を主たる構成要素としている。詳しくは、通信制
御部216は伝送路500を介した主制御装置100の
通信制御部119との間におけるシリアル通信の制御を
行う。また、通信制御部216は、主制御装置100の
通信制御部119と協調して、転送プログラム215に
よるデータ転送時には、通常の通信時とは異なる通信制
御を行う。詳しくは、転送プログラム215によるデー
タ転送時には、通常時よりもデータ転送速度を高めるよ
うな制御を行う。例えば、伝送路500の通信速度を高
めたり、他の端末制御装置と主制御装置間との通信を抑
制したり、専用の高速転送が可能な通信プロトコルに切
り替えることにより、データ転送速度を高める。
【0025】入出力制御部217は、被制御装置である
硬貨識別部202とのインターフェース部である。
【0026】次に、この制御システムの動作について図
3及び図4を参照して説明する。図3は端末制御装置の
RAMに記憶されているデータをバックアップする際の
動作を説明する図、図4は主制御装置のバックアップ用
メモリから端末制御装置のRAMにデータを復元する際
の動作を説明する図である。
【0027】まず、主制御装置100及び端末制御装置
201はそれぞれ通常の制御プログラム114,214
の動作時には、それぞれ通信制御部119,216を制
御して通常のプロトコルで各種データの送受信を行う
(ステップS1)。本実施の形態では通信速度4800
bpsでのシリアル通信を行った。
【0028】端末制御装置201のRAM212に記憶
されているデータをバックアップする際には、端末制御
装置201は転送プログラム215に制御を移す。そし
て、該転送プログラム215は、まず主制御装置100
に対してデータ書き込み要求を送信する(ステップS
2)。主制御装置100は、端末制御装置201からデ
ータ書き込み要求を受信すると転送プログラム115に
制御を移す。
【0029】次いで、端末制御装置201は主制御装置
100に対して通信プロトコルの変更指示を送信する
(ステップS3)。該プロトコル変更指示を受信した主
制御装置100は、通信速度を専用プロトコルに変更す
る(ステップS4)。本実施の形態では該専用プロトコ
ルは通信速度を通常プロトコルよりも高速化したもので
あり、具体的には通信速度を19200bpsに変更す
る。
【0030】次いで、端末制御装置201は主制御装置
100に対して、RAM212に記憶されているデータ
を転送する(ステップS5)。主制御装置100は端末
制御装置201から受信したデータをバックアップ用メ
モリ116の端末制御用領域118に格納する(ステッ
プS6)。
【0031】次いで、端末制御装置201は、データ転
送が終了すると主制御装置100に対して書き込み完了
を送信する(ステップS7)。そして、端末制御装置2
01は、主制御装置100に対してプロトコル変更指示
を送信した後に(ステップS8)、通常の制御プログラ
ム214に制御を移す。主制御装置100は、端末制御
装置201からプロトコル変更指示を受信すると、通信
プロトコルを通常のプロトコルに戻し(ステップS
9)、通常の制御プログラム114に制御を移して通常
の通信を行う(ステップS10)。
【0032】以上のステップにより、端末制御装置20
1のRAM212に記憶されているデータが主制御装置
100のバックアップ用メモリ116に記憶される。こ
のバックアップ用メモリ116は電池121により電源
が供給されているので、自動販売機への電源供給が停止
した場合であっても、該バックアップ用メモリ116の
データは保持される。したがって、以降に電源オフして
もよい。
【0033】次に、主制御装置100のバックアップ用
メモリ116に記憶されているデータを端末制御装置2
01のRAM212に復元する場合について図4を参照
して説明する。
【0034】自動販売機の電源が投入されると、端末制
御装置201は転送プログラム215に処理を移行し、
まず主制御装置100に対してデータ読み込み要求を送
信する(ステップS11)。主制御装置100は、端末
制御装置201からデータ読み込み要求を受信すると転
送プログラム115に制御を移す。
【0035】次いで、端末制御装置201は主制御装置
100に対して通信プロトコルの変更指示を送信する
(ステップS12)。該プロトコル変更指示を受信した
主制御装置100は、通信速度を専用プロトコルに変更
する(ステップS13)。本実施の形態では該専用プロ
トコルは通信速度を通常プロトコルよりも高速化したも
のであり、具体的には通信速度を19200bpsに変
更する。
【0036】次いで、主制御装置100は、バックアッ
プ用メモリ116の端末制御装置用領域118の全デー
タを端末制御装置201に送信する(ステップS1
4)。端末制御装置201は、受信したデータをRAM
212に格納する(ステップS15)。そして、主記憶
装置100は、データ送信が完了したら端末制御装置2
01に対して読み込み完了を送信する(ステップS1
6)。
【0037】次いで、端末制御装置201は、主記憶装
置100から読み込み完了を受信すると主制御装置10
0に対してプロトコル変更指示を送信した後に(ステッ
プS17)、通常の制御プログラム214に制御を移
す。主制御装置100は、端末制御装置201からプロ
トコル変更指示を受信すると、通信プロトコルを通常の
プロトコルに戻し(ステップS18)、通常の制御プロ
グラム114に制御を移して通常の通信を行う(ステッ
プS19)。
【0038】以上のステップにより、自動販売機の電源
が投入されると、主記憶装置100のバックアップ用メ
モリ116にバックアップされているデータが端末制御
装置201のRAM212に復元される。
【0039】このように、本実施の形態にかかる制御シ
ステムによれば、端末制御装置で用いられるデータが主
記憶装置にバックアップされるので、端末制御装置に補
助電源等を必要とせず、専ら主制御装置でのみ補助電源
等によるデータ保持を図ればよい。これにより、各端末
制御装置の低コスト化及び小型化を図ることができる。
【0040】また、本実施の形態にかかる制御システム
では、主制御装置100と端末制御装置201間でのバ
ックアップデータの転送を行う際に、通信プロトコルを
高速な専用プロトコルに変更しているので、該データ転
送を短時間で実施できる。これにより、自動販売機の電
源投入から使用可能となるまでの時間を短縮化すること
ができる。
【0041】以上本発明の実施形態について説明したが
本発明はこれに限定されるものではない。本発明の範囲
は特許請求の範囲によって示されており、全ての変形例
は本発明に含まれるものである。
【0042】例えば、上記実施の形態では、主制御装置
のバックアップ用メモリのデータを保持するための手段
として電池を用いていたが、本発明はこれに限定される
ものではない。例えば、バックアップ用メモリとして電
気的に書換可能な不揮発性メモリなどを用いてもよい。
【0043】また、本実施の形態では、主制御装置は、
自動販売機の電源投入後に端末制御装置201からデー
タ読み込み要求があった場合にデータ転送を開始した
が、本発明はこれに限定されるものではない。端末制御
装置201からデータ読み込み要求の受信を待つことな
く、自動販売機の電源投入後にデータ転送を開始するよ
うにしてもよい。
【0044】また、本実施の形態では、端末制御装置か
ら主制御装置に対してプロトコル変更を指示していた
が、主制御装置から端末制御装置に対してプロトコル変
更指示を出すようにしてもよい。
【0045】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1の発明に
よれば、各端末制御装置に該装置の記憶手段に記憶され
ているデータをバックアップするための補助電源等を必
要とせず、専ら主制御装置でのみ補助電源等によるデー
タ保持を図ればよいので、各端末制御装置の低コスト化
及び小型化を図ることができる。
【0046】また、請求項2の発明によれば、主制御装
置は電源投入時や端末制御装置からの要求に応じてデー
タが主制御装置から端末制御装置に転送されるので、電
源断などにより端末制御装置の記憶手段に記憶されてい
るデータが消去された場合であっても、確実に該データ
を復帰させることができる。
【0047】さらに、請求項3の発明によれば、前記デ
ータ転送時には該データ転送に適したプロトコルを採用
することにより、該データ転送を確実且つ効率的に行う
ことができる。
【0048】さらに、請求項4の発明によれば、前記デ
ータ転送時には転送速度が通常時よりも高速となるので
該データ転送を短時間で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動販売機の制御システムの概略構成図
【図2】自動販売機の制御システムのブロック図
【図3】端末制御装置のRAMに記憶されているデータ
をバックアップする際の動作を説明する図
【図4】主制御装置のバックアップ用メモリから端末制
御装置のRAMにデータを復元する際の動作を説明する
【符号の説明】
100…主制御装置、111…CPU、112…RA
M、113…EEPROM、114…通常の制御プログ
ラム、115…転送プログラム、116…バックアップ
用メモリ、117…主制御装置用領域、118…端末制
御装置用領域、119…通信制御部、120…バス、1
21…電池、201…端末制御装置、211…CPU、
212…RAM、213…EEPROM、214…通常
の制御プログラム、215…転送プログラム、216…
通信制御部、217…入出力制御部、218…バス

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動販売機の被制御装置を制御する端末
    制御装置と、該端末制御装置と伝送路を介して接続し、
    端末制御装置との通信により端末制御装置を制御する主
    制御装置とを備えた自動販売機の制御システムにおい
    て、 端末制御装置は、被制御装置の制御用プログラムで用い
    るデータを記憶する記憶手段と、 主制御装置は被制御装置の前記記憶手段に記憶されたデ
    ータをバックアップするための記憶手段とを備え、 端末制御装置の記憶手段に記憶されたデータをバックア
    ップする際には、端末制御装置の記憶手段に記憶されて
    いるデータを主制御装置に転送して該主制御装置の記憶
    手段に記憶し、 端末制御装置の記憶手段に記憶されたデータを復元する
    する際には、主制御装置の記憶手段に記憶されているデ
    ータを端末制御装置に転送して該端末記憶装置の記憶手
    段に記憶することを特徴とする自動販売機の制御システ
    ム。
  2. 【請求項2】 主制御装置は電源投入時に又は端末制御
    装置からの要求に応じて記憶手段に記憶されているデー
    タを端末制御装置に転送することを特徴とする請求項1
    記載の自動販売機の制御システム。
  3. 【請求項3】 前記データの転送時には通常時とは異な
    る通信プロトコルを用いることを特徴とする請求項1又
    は2何れか1項記載の自動販売機の制御システム。
  4. 【請求項4】 前記データの転送時には通常時よりも転
    送速度を高速にすることを特徴とする請求項1乃至3何
    れか1項記載の自動販売機の制御システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016009490A (ja) * 2014-06-20 2016-01-18 ナグラビジョン エス アー 物理インタフェースモジュール

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016009490A (ja) * 2014-06-20 2016-01-18 ナグラビジョン エス アー 物理インタフェースモジュール

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