JP2003150143A - 周波数拡散されたクロックを基準に動作し、入力画像信号を処理する画像処理装置 - Google Patents

周波数拡散されたクロックを基準に動作し、入力画像信号を処理する画像処理装置

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JP2003150143A
JP2003150143A JP2001343529A JP2001343529A JP2003150143A JP 2003150143 A JP2003150143 A JP 2003150143A JP 2001343529 A JP2001343529 A JP 2001343529A JP 2001343529 A JP2001343529 A JP 2001343529A JP 2003150143 A JP2003150143 A JP 2003150143A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 周波数拡散されたクロックを基準に動作し、
入力画像信号を処理する画像処理装置において、安定に
入力画像信号の仕様を解析する。 【解決手段】 システムクロック生成部は、発振周波数
を変化させることにより、周波数拡散された周波数拡散
クロックをシステムクロックとして出力する。同期信号
測定部は、システムクロックに基づいて生成される測定
用クロックを基準に、入力画像信号に対応する同期信号
期間および同期信号周期を少なくとも含む同期信号特性
値を測定する。画像信号解析部は、測定された同期信号
特性値が、所定の範囲外であるときには、入力画像信号
の仕様は変化しており、所定の範囲内であるときには、
入力画像信号の仕様は変化していないと判定するととも
に、判定結果に応じて、測定された同期信号特性値に基
づいて入力画像信号を解析する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】周波数拡散されたクロックを
基準に動作し、入力画像信号を処理する画像処理装置に
関し、特に入力画像信号の仕様を解析する技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】各種の電子機器が発生するノイズは、他
の電子機器に好ましくない障害(EMI(Electromagne
tic Interference))を与える場合がある。このため、
電子機器が発生するノイズ(以下、「EMIノイズ」と
呼ぶ。)には、種々の規制が設けられている。
【0003】電子機器を開発し製造する場合において、
通常、製造メーカは、製造する電子機器がEMIノイズ
の規制を満足するように、電子機器が発生するEMIノ
イズの低減を図っている。
【0004】ここで、電子機器を構成する電子回路は、
通常、1または複数のクロックを基準に動作するのが一
般的である。図7は、クロックの周波数スペクトラムの
例を示す説明図である。実線で示すように、クロックの
周波数スペクトラムは、通常、クロックの発振周波数
(基本波:f1)とその調波に相当する各周波数(f
2,f3…)で振幅のピークを有する。このため、電子
機器において発生するEMIノイズの周波数スペクトル
も、通常、クロックの発振周波数(f1)とその調波に
相当する各周波数(f2,f3…)で振幅のピークを有
する。EMIノイズを低減するためには、クロックの基
本波とその調波の各周波数で発生する振幅のピークを低
減することが要求される。その一手法として、クロック
の発振周波数を変化させることにより、図7に破線で示
すように、周波数スペクトラムを拡散させて、クロック
の基本波(f1)とその調波の周波数(f2,f3…)
で発生する周波数スペクトラムの振幅のピークを低減す
ることが考えられている。以下では、クロックの発振周
波数を変化させて、周波数スペクトラムを拡散させるこ
とを、「周波数拡散」と呼ぶ。また、クロックの発振周
波数の変化量を「拡散量」と呼ぶ。一般に、拡散量が大
きいほど、EMIノイズをより低減することが可能であ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】画像表示装置も、動作
の基準となるクロックに同期して種々の処理が実行され
る電子機器であるため、EMIノイズの低減を図ること
が望まれている。しかし、画像表示装置において、上述
したような周波数拡散によるEMIノイズの低減を図る
場合、以下に示す問題が発生する。
【0006】画像信号の仕様には、画像信号を出力する
装置の種類(コンピュータ、DVDプレイヤ、ビデオレ
コーダ等)や、画像信号の表す画像の解像度等の種々の
条件によって多くの種類が存在している。しかしなが
ら、通常、画像信号中には、画像信号の仕様を直接的に
示す情報が含まれていないため、画像表示装置において
は、種々の仕様を有する画像信号の表す画像を表示可能
とするために、入力される画像信号を解析し、解析され
た画像信号の仕様に応じて入力される画像信号を処理す
ることが行われている。
【0007】画像信号の解析は、通常、入力される画像
信号に対応する同期信号特性値として、同期信号周期お
よび同期信号期間や、同期信号の極性等を求めて、求め
られた同期信号特性値に対応する画像信号の仕様を、あ
らかじめ準備されているデータベースから求めることに
より行われる。同期信号周期および同期信号期間は、例
えば、測定用クロックでこれらの期間をカウントするこ
とにより測定される。測定用クロックは、通常、動作の
基準となるシステムクロックに基づいて生成される。
【0008】ここで、画像表示装置のEMIノイズを低
減するために、動作の基準となるシステムクロックを周
波数拡散させるとすると、システムクロックに基づいて
生成される測定用クロックも周波数拡散されることにな
る。測定用クロックが周波数拡散されると、発振周波数
の変化に応じて、測定される同期信号特性値が変化する
場合があり、実際の画像信号の仕様が変化していない場
合であっても、画像信号の仕様が変化していると解析さ
れてしまう場合があるという問題がある。このため、画
像表示装置においては、周波数拡散によるEMIノイズ
の低減を図ることが困難であった。
【0009】なお、上記問題は、画像表示装置に限ら
ず、動作の基準となるクロックに従って動作し、種々の
画像信号を処理する画像処理装置において共通する問題
である。
【0010】この発明は、従来技術における上述の課題
を解決するためになされたものであり、周波数拡散され
たクロックを基準に動作し、入力画像信号を処理する画
像処理装置において、安定に入力画像信号の仕様を解析
する技術を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
述の課題を解決するため、本発明の第1の装置は、周波
数拡散されたクロックを基準に動作し、入力画像信号を
処理する画像処理装置であって、動作の基準となるシス
テムクロックを出力するシステムクロック生成部と、前
記システムクロックに基づいて生成される測定用クロッ
クを基準に、前記入力画像信号に対応する同期信号期間
および同期信号周期を少なくとも含む同期信号特性値を
測定する同期信号測定部と、測定された前記同期信号特
性値に基づいて、前記入力画像信号を解析する画像信号
解析部と、を備え、前記システムクロック生成部は、発
振周波数を変化させることにより、周波数拡散された周
波数拡散クロックを前記システムクロックとして出力
し、前記画像信号解析部は、測定された前記同期信号特
性値が、所定の範囲外であるときには、前記入力画像信
号の仕様は変化しており、前記所定の範囲内であるとき
には、前記入力画像信号の仕様は変化していないと判定
するとともに、判定結果に応じて前記入力画像信号を解
析することを特徴する。
【0012】ここで、「周波数拡散」とは、クロックの
発振周波数を変化させて、周波数スペクトラムを拡散さ
せることを意味している。
【0013】上記第1の画像処理装置では、システムク
ロックが周波数拡散されることにより、システムクロッ
クを基準に生成される測定用クロックの周波数が変化し
ても、測定された同期信号特性値が、所定の範囲外であ
るときには、前記入力画像信号の仕様は変化しており、
前記所定の範囲内であるときには、前記入力画像信号の
仕様は変化していないと判定される。これにより、測定
用クロックの周波数が変化することによって発生する同
期信号特性値の変化量を考慮して、入力画像信号の仕様
が変化したか否かを判定することができるので、安定に
入力画像信号の仕様を解析することができる。
【0014】上記第1の画像処理装置において、前記シ
ステムクロック生成部は、前記同期信号測定部が前記同
期信号特性値を測定する測定期間において、第1の拡散
量で周波数拡散された第1の周波数拡散クロックを前記
システムクロックとして出力し、前記測定期間を除く期
間において、第2の拡散量で周波数拡散された第2の周
波数拡散クロックを前記システムクロックとして出力す
ることが好ましい。
【0015】また、前記第1の拡散量は、前記第2の拡
散量よりも小さいこが好ましい。
【0016】ここで、「拡散量」とは、周波数拡散によ
り変化するクロックの発振周波数の変化量を意味してい
る。
【0017】上記構成によれば、同期信号特性値を測定
する測定期間と、測定期間を除く期間とで、測定用クロ
ックの周波数の変化量を変えることができる。これによ
り、測定期間を除く期間において適切なEMIノイズの
低減を図ることができるとともに、測定期間において入
力画像信号の解析をより精度よく実行することができ
る。
【0018】なお、前記システムクロック生成部は、前
記第1の周波数拡散クロックを生成する第1の周波数拡
散クロック生成部と、前記第2の周波数拡散クロックを
生成する第2の周波数拡散クロック生成部と、生成され
た前記第1の周波数拡散クロックと第2の周波数拡散ク
ロックのいずれか一方を選択する選択部と、を備えるよ
うにしてもよい。
【0019】あるいは、前記システムクロック生成部
は、前記第1の拡散量と前記第2の拡散量とが選択可能
に構成され、選択された拡散量に対応する周波数拡散ク
ロックを生成する周波数拡散クロック生成部を備えるよ
うにしてもよい。
【0020】いずれのシステムクロック生成部であって
も、測定期間において、第1の周波数拡散クロックを出
力し、前記測定期間を除く期間において、第2の周波数
拡散クロックを出力することができる。
【0021】第2の装置は、周波数拡散されたクロック
を基準に動作し、入力画像信号を処理する画像処理装置
であって、動作の基準となるシステムクロックを出力す
るシステムクロック生成部と、前記システムクロックに
基づいて生成される測定用クロックを基準に、前記入力
画像信号に対応する同期信号期間および同期信号周期を
少なくとも含む同期信号特性値を測定する同期信号測定
部と、測定された前記同期信号特性値に基づいて、前記
入力画像信号を解析する画像信号解析部と、を備え、前
記システムクロック生成部は、前記同期信号測定部が前
記同期信号特性値を測定する測定期間において、実質的
に単一な発振周波数を有する単一周波数クロックを前記
システムクロックとして出力し、前記測定期間を除く期
間において、発振周波数を変化させることにより、周波
数拡散された周波数拡散クロックを前記システムクロッ
クとして出力し、前記画像信号解析部は、測定された前
記同期信号特性値が、所定の範囲外であるときには、前
記入力画像信号の仕様は変化しており、前記所定の範囲
内であるときには、前記入力画像信号の仕様は変化して
いないと判定するとともに、判定結果に応じて前記入力
画像信号を解析することを特徴する。
【0022】第2の画像処理装置においても、第1の画
像処理装置と同様に、安定に入力画像信号の仕様を解析
することができる。特に、第2の画像処理装置では、測
定期間において、測定用クロックが実質的に単一な周波
数を有する単一周波数クロックに基づいて生成されるの
で、第1の画像処理装置よりもより精度よく安定に入力
画像信号を解析することができる。
【0023】なお、前記クロック生成部は、前記単一周
波数クロックを生成する単一周波数クロック生成部と、
前記周波数拡散クロックを生成する周波数拡散クロック
生成部と、生成された前記単一周波数クロックと前記周
波数拡散クロックのいずれか一方を選択する選択部と、
を備えるようにしてもよい。
【0024】あるいは、前記クロック生成部は、周波数
拡散をするか否かを選択可能に構成され、前記単一周波
数クロックと前記周波数拡散クロックのいずれか一方を
生成する周波数拡散クロック生成部を備えるようにして
もよい。
【0025】いずれの前記システムクロック生成部であ
っても、測定期間において単一周波数クロックを出力
し、前記測定期間を除く期間において周波数拡散クロッ
クを出力することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】A.第1実施例: A1.画像表示装置の構成;図1は、本発明を適用した
第1実施例としての画像表示装置の概略構成を示すブロ
ック図である。この画像表示装置10は、本発明の画像
処理装置としての画像処理部100と、画像表示部20
0とで構成されている。画像処理部100は、シンクセ
パレータ110と、ビデオデコーダ120と、ADコン
バータ130と、サンプルクロックジェネレータ140
と、H/V同期信号測定回路150と、測定用クロック
ジェネレータ160と、ビデオプロセッサ170と、シ
ステムクロックジェネレータ180と、表示系クロック
ジェネレータ190と、を備えている。
【0027】システムクロックジェネレータ180は、
画像処理部100および画像表示部200の動作の基準
となるシステムクロックSYSCKを生成する。システ
ムクロックジェネレータ180としては、システムクロ
ックSYSCKの発振周波数を変化させることにより、
周波数スペクトラムが拡散されたクロック(以下、「周
波数拡散クロック」とも呼ぶ)を出力する装置が利用さ
れる。このような周波数拡散クロックを出力する装置と
して、例えば、ICS社製のクロックジェネレータMK
1705や特開平9−98152号に開示されたクロッ
クジェネレータ等が利用可能である。本実施例では、ク
ロックジェネレータMK1705を利用することとす
る。
【0028】表示系クロックジェネレータ190は、画
像表示部200に供給する信号の動作の基準となる表示
系クロックDSCKをシステムクロックSYSCKに基
づいて生成する。表示系クロックジェネレータ190と
しては、PLLを用いたシンセサイザにより構成するこ
とができる。なお、表示系クロックDSCKは、必ずし
もシステムクロックSYSCKに基づいて生成される必
要はなく、システムクロックSYSCKと全く独立して
生成されるようにしてもよい。
【0029】システムクロックSYSCKおよび表示系
クロックDSCKは、ビデオプロセッサ170に供給さ
れて、種々のクロックに加工され、対応する種々の処理
のタイミング信号として利用される。
【0030】ビデオプロセッサ170は、処理制御部1
72および信号処理部174を有している。信号処理部
174は、後述するADコンバータ130やビデオデコ
ーダ120から供給されたディジタル画像信号に含まれ
る画像データを、図示しないフレームメモリに書き込
み、あるいは、このフレームメモリに書き込まれた画像
データを読み出す。そして、この書き込みと読み出しの
処理の過程において、種々の画像処理を実行する。な
お、フレームメモリへの書き込みは、システムクロック
SYSCKに基づいて実行され、フレームメモリからの
読み出しは、表示系クロックDSCKに基づいて実行さ
れる。
【0031】処理制御部172は、図示しないCPUや
RAM、ROM等のメモリを有するコンピュータシステ
ムであり、CPUがメモリに格納されたプログラムを実
行することにより、画像処理部100および画像表示部
200の種々の動作を制御する。例えば、処理制御部1
72は、入力される画像信号を解析する画像信号解析部
172aとして機能する。画像信号解析部172は、H
/V同期信号測定回路150から供給される同期信号特
性値に基づいて入力される画像信号を解析する。
【0032】H/V同期信号測定回路150は、後述す
るように、ビデオプロセッサ170から供給される同期
信号特性値の測定命令に従って、同期信号特性値とし
て、例えば、垂直同期信号VDの同期信号期間Tvwお
よび同期信号周期Tvcと、水平同期信号HDの同期信
号期間Thwおよび同期信号周期Thcとを、測定用ク
ロックジェネレータ160から供給される測定用クロッ
クMCKに基づいて測定する。また、垂直同期信号VD
および水平同期信号HDの極性を判定する。H/V同期
信号測定回路150としては、一般的なカウンタ回路
や、極性判定回路により構成可能である、
【0033】なお、以下では、垂直同期信号VDの同期
信号期間Tvwと水平同期信号HDの同期信号期間Th
wとを、単に同期信号期間Twとし、垂直同期信号VD
の同期信号周期Tvcと水平同期信号HDの同期信号周
期Thcとを、単に同期信号周期Tcとすることもあ
る。
【0034】測定用クロックジェネレータ160は、ビ
デオプロセッサ170から供給されるクロックに基づい
て測定用クロックMCKを生成する。ビデオプロセッサ
から供給されるクロックは、システムクロックSYSC
Kを加工して生成されるクロックであり、システムクロ
ックSYSCKと同様に周波数拡散されている。
【0035】測定された同期信号特性値は、ビデオプロ
セッサ170に供給されて画像信号解析部172aによ
る画像信号の解析に利用される。解析された画像信号の
仕様に基づいて、処理制御部172によって、信号処理
部174や、サンプルクロックジェネレータ140等の
種々の動作が制御される。
【0036】なお、画像信号の解析については、さらに
後述する。
【0037】パーソナルコンピュータやDVDプレーヤ
等の画像供給源から出力されるアナログ画像信号は、図
示しない入力端子を介してシンクセパレータ110に入
力される。シンクセパレータ110は、アナログ画像信
号が同期信号とカラー画像を表す信号(以下、「色画像
信号」とも呼ぶ。)とが重畳されている信号である場合
に、アナログ画像信号から同期信号を分離する。同期信
号が色画像信号に重畳されている信号としては、テレビ
ジョン信号のように輝度信号と色差信号と同期信号とが
重畳されたコンポジット信号や、カラー画像を表すR
(赤),G(緑),B(青)の3つの色信号(以下、3
つの色信号をまとめて「RGB信号」とも呼ぶ。)のう
ち、G信号に同期信号が重畳されているシンク・オン・
グリーン信号等がある。
【0038】アナログ画像信号が、同期信号とRGB信
号とが分離されているコンポーネント信号である場合に
は、シンクセパレータ110は不要である。
【0039】分離された同期信号は、H/V同期信号測
定回路150に供給される。また、水平同期信号HD
は、サンプルクロックジェネレータ140に供給され
る。
【0040】なお、画像処理部100は、図示しない選
択回路を備えて、複数の入力端子を介して入力される複
数のアナログ画像信号の中の1つを選択する構成とする
ことも可能である。
【0041】アナログ画像信号は、シンクセパレータ1
10を介してADコンバータ130に供給される。AD
コンバータ130は、サンプルクロックジェネレータ1
40から供給されるサンプルクロックSMPCKに基づ
いて、アナログ信号画像信号をディジタル画像信号に変
換する。
【0042】サンプルクロックジェネレータ140は、
入力されるアナログ画像信号に対応する水平同期信号H
Dに基づいて、アナログ画像信号を量子化するために適
切なサンプルクロックSMPCKを生成する。サンプル
クロックジェネレータ140としては、PLLを用いた
シンセサイザにより構成される。サンプルクロックSM
PCKの周波数は、ビデオプロセッサ170から供給さ
れる設定データに基づいて決定される。ビデオプロセッ
サ170から供給される設定データは、画像信号解析部
172aによって解析された画像信号の仕様に基づいて
決定される。
【0043】ADコンバータ130で変換されたディジ
タル画像信号は、ビデオプロセッサ170に供給され
る。
【0044】図示しない入力端子を介して入力されるデ
ィジタル画像信号は、ビデオデコーダ120に入力され
る。ビデオデコーダ120は、入力されたディジタル画
像信号を、ビデオプロセッサ170に供給可能なディジ
タル画像信号に変換する。また、ビデオデコーダ120
は、同期信号をH/V同期信号測定回路150に供給す
る。変換されたディジタル画像信号は、ビデオプロセッ
サ170に供給される。
【0045】ビデオプロセッサ170に供給されたディ
ジタル画像信号に含まれる画像データは、上述したよう
に信号処理部174で種々の処理が実行されて、画像表
示部200に供給される。
【0046】画像表示部200は、供給された画像デー
タに対応する画像を表示する。画像表示部200は、例
えば、液晶パネル、および、ビデオプロセッサ170か
ら供給される画像データにもう応じて液晶パネルを駆動
する駆動回路とで構成される。さらに、画像表示部20
0は、液晶パネルで形成された画像を投写するための光
学系を設けて、投写表示装置とすること可能である。ま
た、画像表示部200は、プラズマディスプレイパネル
やCRT等の種々の表示デバイスを用いて構成すること
も可能である。
【0047】A2.画像信号解析:画像信号の仕様は、
対応する同期信号の同期信号周期Tcや同期信号期間T
w、同期信号の極性等の仕様の組み合わせで一義的に決
定される。そこで、画像信号解析部172aは、H/V
同期信号測定回路150によって同期信号周期Tcおよ
び同期信号期間Twや同期信号の極性等の同期信号特性
値を測定させる。そして、測定された同期信号特性値に
対応する画像信号の仕様を、あらかじめ準備されている
データベースから求めることによって決定する。
【0048】同期信号周期Tcおよび同期信号期間Tw
は、H/V同期信号測定回路150において、既知の周
期Tmckを有する測定用クロックMCKがこれらの期
間中に発生するクロック数をカウントするにより、下記
式に基づいて求めることができる。ただし、同期信号周
期Tcにおけるカウント数をm(mは1以上の整数)、
同期信号期間Twにおけるカウント数をn(nは1以上
の整数)とする。
【0049】Tc≒m・Tmck …(1a) Tw≒n・Tmck …(1b)
【0050】ここで、測定用クロックMCKは、上述し
たように周波数拡散されているので、その周期Tmck
は、周波数拡散による発振周波数の変化量(拡散量)に
応じて変化する。このため、測定された同期信号周期T
cおよび同期信号期間Twも変化することになる。な
お、この拡散量は、通常、基準となる発振周波数に対す
る変化量±Tp%で表される。
【0051】同期信号周期Tcおよび同期信号期間Tw
が変化すると、従来の画像信号解析においては、画像信
号の仕様を誤解析する場合があった。しかしながら、本
実施例では、画像信号の解析の過程において、以下に示
すような画像信号判定ルーチンを実行することにより、
画像信号の仕様の誤解析を防止している。
【0052】図2は、第1実施例における画像信号判定
ルーチンを示すフローチャートである。図2は、水平同
期信号による画像信号判定について示している。図2に
示す画像信号判定ルーチンが実行されると、まず、ステ
ップS110において、判定の基準として、前回の画像
信号判定ルーチンの実行時に測定されて基準同期信号期
間Thwoおよび基準同期信号周期Thcoとして格納
されているデータがメモリから読み出される。そして、
ステップS120において、同期信号期間Thwおよび
同期信号周期Thcの許容条件が、下式に基づいて算出
される。
【0053】 TwH=Thwo・(1+Tp/100) …(2a) TwL=Thwo・(1−Tp/100) …(2b) TcH=Thco・(1+Tp/100) …(2c) TcL=Thco・(1−Tp/100) …(2d)
【0054】ただし、TwHは水平同期信号期間Thw
の許容最大条件を示し、TcHは水平同期信号周期Th
cの許容最大条件を示している。これらの許容最大条件
は、周波数拡散によって発生する発振周波数の変化の最
大値におけるそれぞれの最大値を示している。また、T
wLは水平同期信号期間Thwの許容最小条件を示し、
TcLは水平同期信号周期Thcの許容最小条件を示し
ている。これらの許容最小条件は、周波数拡散によって
発生する発振周波数の変化の最小値におけるそれぞれの
最小値を示している。
【0055】次に、ステップS130において、水平同
期信号期間Thwおよび水平同期信号周期Thcの測定
が実行される。この測定は、次のように実行される。ま
ず、H/V同期信号測定回路150によって、水平同期
信号周期Thcに対応するカウント数mと水平同期信号
期間Thwに対応するカウント数nが測定される。そし
て、測定されたカウント数m,nに基づいて上記(1
a)および(1b)式により水平同期信号周期Thcお
よび水平同期信号期間Thwが算出される。以上のよう
にして水平同期信号周期Thcおよび水平同期信号期間
Thwが測定される。なお、水平同期信号周期Thcお
よび水平同期信号期間Thwの算出は、画像信号解析部
172aによって行われるようにしてもよい。
【0056】ステップS140では、測定された水平同
期信号期間Thwが許容最小条件TwLよりも大きく、
許容最大条件TwHよりも小さい許容範囲内の値である
か否か判断される。
【0057】測定された水平同期信号期間Thwが許容
範囲外である場合には、ステップS160において「画
像信号変化あり」と判定される。
【0058】測定された水平同期信号期間Thwが許容
範囲内である場合には、ステップS150の処理が行わ
れる。
【0059】ステップS150では、測定された水平同
期信号周期Thcが許容最小条件TcLよりも大きく、
許容最大条件TcHよりも小さい範囲、すなわち、許容
範囲内であるか否か判断される。
【0060】測定された水平同期信号周期Thcが許容
範囲外である場合には、ステップS160において「画
像信号変化あり」と判定される。
【0061】測定された水平同期信号周期Thcが許容
範囲内である場合には、ステップS170において「画
像信号変化なし」と判定される。なお、「画像信号変化
なし」と判定された場合には、次回の画像信号判定ルー
チン実行時の基準同期信号期間Thwoおよび基準同期
信号周期Thcoとして、今回測定された水平同期信号
期間Thwおよび水平同期信号周期Thcを利用せずに
前回の値が維持される。なお、次回の画像信号判定ルー
チン実行時の基準同期信号期間Thwoおよび基準同期
信号周期Thcoとして、今回測定された水平同期信号
期間Thwおよび水平同期信号周期Thcが利用される
ようにしてもよい。
【0062】以上の画像信号判定ルーチンにおいて、
「画像信号変化あり」と判定された場合には、その変化
した水平同期信号の特性値に基づいて、画像信号の解析
が行われる。「画像信号変化なし」と判定された場合に
は、そのままの画像信号の仕様が維持される。
【0063】なお、図2に示した画像信号判定ルーチン
は、水平同期信号による画像信号判定ルーチンのみを示
しているが、実際には、垂直同期信号による画像信号判
定も行われる。ただし、垂直同期信号による画像信号判
定は、上記水平同期信号による画像信号判定ルーチンの
各ステップにおける水平同期信号に対応する処理と同様
の処理を、垂直同期信号に対応させて実行することによ
り実行できるので、ここでは説明を省略する。
【0064】以上、説明したように本実施例の画像表示
装置10においては、画像信号を解析する場合に、周波
数拡散されたシステムクロックの発振周波数の変化に応
じて、測定された同期信号特性値に変化が発生しても、
測定された同期信号特性値の変化に基づいて発生する画
像信号の誤解析を防止することができる。これにより、
周波数拡散されたクロック(周波数拡散クロック)をシス
テムクロックとして利用することが可能となるので、画
像表示装置において発生するEMIノイズの低減を可能
とすることができる。
【0065】なお、一般に、システムクロックを周波数
拡散する場合の拡散量を大きくするほど、EMIノイズ
の低減を図ることができる。しかしながら、拡散量を大
きくするほど、画像信号の解析時において、測定された
同期信号の変化を許容する範囲が広くなるため、「画像
信号変化なし」と判定する範囲が広くなり、画像信号の
解析精度が悪くなる。このため、本実施例の画像表示装
置におけるシステムクロックの周波数拡散のための拡散
量は、EMIノイズの低減量と画像信号の解析精度との
妥協点を求めることにより設定される。
【0066】B.第2実施例: B1.画像表示装置の構成:図3は、本発明を適用した
第2実施例としての画像表示装置の概略構成を示すブロ
ック図である。この画像表示装置20は、第1実施例の
画像表示装置10におけるシステムクロックジェネレー
タ180をシステムクロックジェネレータ180Aに置
き換えた点を除いて全く同じ構成を有している。そこ
で、以下では、システムクロックジェネレータ180A
に置き換えたことにより説明を有する点についてのみ説
明する。
【0067】システムクロックジェネレータ180A
は、拡散量の比較的小さな第1の周波数拡散シンセサイ
ザ182と、拡散量の比較的大きな第2の周波数拡散シ
ンセサイザ184と、これら2つのシンセサイザから出
力される2種類のクロックのうちいずれか一方を選択す
るセレクタ186とで構成されている。
【0068】第1の周波数拡散シンセサイザ182およ
び第2の周波数拡散シンセサイザ184は、第1実施例
におけるシステムクロックジェネレータ180と同様に
拡散周波数クロックを出力する種々のクロックジェネレ
ータが利用可能である。ただし、第1の周波数拡散シン
セサイザ182は、第2の周波数拡散シンセサイザ18
4に比べて拡散量±Tp%の値が小さくなっている。例
えば、クロックジェネレータMK1705では、2つの
セレクト入力S1,S0に応じて、拡散量が±0.5
%、±1%、±1.25%の3種類のうち1つを選択で
きるので、例えば、第1の周波数拡散シンセサイザ18
2として、拡散量を±0.5%と設定したMK1705
を利用し、第2の周波数拡散シンセサイザ184とし
て、拡散量を±1%と設定したクロックジェネレータM
K1705を利用することができる。
【0069】システムクロックジェネレータ180Aで
は、セレクタ186により、通常の動作時においては、
第2の周波数拡散シンセサイザ184が選択され、画像
信号の解析時においては、第1の周波数拡散シンセサイ
ザ182が選択される。なお、セレクタ186には、第
1の周波数拡散シンセサイザ182と第2の周波数拡散
シンセサイザ184の切り替え時において、システムク
ロックSYSCKとして出力されるクロックにサグ等の
ノイズを防止する一般的な回路が設けられている。
【0070】B2.画像信号の解析:本実施例におい
て、画像信号の解析は、以下のように実行される。図4
は、第2実施例における画像信号判定ルーチンを示すフ
ローチャートである。第2実施例の画像信号判定ルーチ
ンでは、図2の画像信号判定ルーチンにおけるステップ
S120とステップS130との間にステップS125
が追加され、ステップS130とステップS140との
間にステップS135が追加されている。また、ステッ
プS120において許容条件の算出に用いられる周波数
拡散の拡散量±Tp%としては、第1の周波数拡散シン
セサイザ182の拡散量が利用される。
【0071】ステップS125では、ステップS130
における水平同期信号期間Thwおよび水平同期信号周
期Thcの測定の前に、システムクロックジェネレータ
180Aとして第1の周波数拡散シンセサイザ182が
選択される。このとき、画像表示装置20における種々
の処理は、第2の周波数拡散シンセサイザ184に比べ
て小さな拡散量で拡散され、発振周波数の変化の範囲が
狭いシステムクロックSYSCKを基準に実行される。
【0072】そして、ステップS130では、第1の周
波数拡散シンセサイザ182から出力されるシステムク
ロックSYSCKに基づいて生成された測定用クロック
MCKを利用して、水平同期信号期間Thwおよび水平
同期信号周期Thcの測定が実行される。
【0073】ステップS130における測定後、ステッ
プS135では、システムクロックジェネレータ180
Aとして第2の周波数拡散シンセサイザ184が選択さ
れる。このとき、画像表示装置20の種々の処理は、第
1の周波数拡散シンセサイザ182に比べて大きな拡散
量で拡散され、周波数の変化の範囲が広いシステムクロ
ックSYSCKを基準に実行される。
【0074】そして、ステップS140ないしステップ
S170において、第1実施例において説明したように
画像信号の判定が実行される。
【0075】以上、説明したように本実施例の画像表示
装置20においても、画像信号を解析する場合に、周波
数拡散されたシステムクロックSYSCKの周波数の変
化に応じて、測定された同期信号特性値に変化が発生し
ても、測定された同期信号特性値の変化に基づいて発生
する画像信号の誤解析を防止することができる。この結
果、周波数拡散されたクロック(周波数拡散クロック)を
システムクロックとして利用することが可能となるの
で、画像表示装置において発生するEMIノイズの低減
を可能とすることができる。
【0076】さらに、本実施例においては、以下のよう
な効果を得ることができる。
【0077】第1実施例において説明したように、EM
Iノイズを低減するためには、システムクロックSYS
CKの拡散量が大きく、発振周波数の変化が大きい方が
好ましい。しかし、画像信号の解析をより精度よく実行
するためには、拡散量が小さいほうが好ましく、特に好
ましくは、拡散量が0%で発振周波数が実質的に単一の
周波数であることが好ましい。
【0078】第1実施例においては、上述したように、
EMIノイズの低減と画像信号の解析精度との妥協点か
らシステムクロックSYSCKを周波数拡散するための
拡散量が決定される。このため、EMIノイズに対して
所望される低減量に応じて、システムクロックSYSC
Kを周波数拡散するための拡散量を決定することができ
ない。
【0079】しかしながら、本実施例では、画像信号の
解析時と通常の動作時とで、システムクロックSYSC
Kを切り替えることが可能である。このため、通常の動
作時におけるシステムクロックSYSCKの拡散量をE
MIノイズに対して所望される低減量に応じて設定する
ことができる。また、画像信号の解析時は、通常の動作
時に比べて小さな拡散量とすることができるので、ある
程度EMIノイズを低減しつつ、比較的精度よく画像信
号の解析を行うことが可能である。ただし、画像信号の
解析時におけるシステムクロックSYSCKの拡散量は
通常の動作時に比べて大きくなる。このため、画像信号
の解析時におけるEMIノイズは通常の動作時における
EMIノイズに比べて大きくなることが予想される。し
かし、画像信号の解析時におけるシステムクロックSY
SCKも周波数拡散されているので、ある程度EMIノ
イズが低減されている。また、画像信号の解析に要する
時間は、非常に短いため、実際のEMIノイズの測定に
はほとんど影響されない。以上のことから、画像信号の
解析時において、通常の動作時に比べてシステムクロッ
クSYSCKの拡散量が小さくなってもほとんど問題と
ならない。
【0080】なお、本実施例におけるシステムクロック
ジェネレータ180Aは、システムクロックSYSCK
として、第1の周波数拡散シンセサイザ182の出力と
第2の周波数拡散シンセサイザ184の出力とをセレク
タ186により選択して、拡散量の異なった2種類の周
波数拡散クロックのうち、どちらか一方を出力可能とす
る構成を示している。しかしながら、出力されるクロッ
クの拡散量を、通常の動作時と画像信号の解析時とで切
り替え可能とするシンセサイザを利用することにより同
様なシステムクロックジェネレータを構成することも可
能である。例えば、クロックジェネレータMK1705
は、上述したように、2つのセレクト入力S1,S0に
応じて、拡散量を選択可能であるので、通常の動作時と
画像信号の解析時とでセレクト入力S1,S0に与える
データを変化させることにより、拡散量の異なった2種
類の周波数拡散クロックを切り替えてシステムクロック
SYSCKとして出力することができる。
【0081】C.第3実施例: C1.画像表示装置の構成:図5は、本発明を適用した
第3実施例としての画像表示装置の概略構成を示すブロ
ック図である。この画像表示装置30は、第2実施例の
画像表示装置20におけるシステムクロックジェネレー
タ180Aをシステムクロックジェネレータ180Bに
置き換えた点を除いて全く同じ構成を有している。そこ
で、以下では、システムクロックジェネレータ180B
に置き換えたことにより説明を有する点についてのみ説
明する。
【0082】システムクロックジェネレータ180B
は、システムクロックジェネレータ180Aの第1の周
波数拡散シンセサイザ182を単一周波数シンセサイザ
182bとした点が異なっている。
【0083】単一周波数シンセサイザ182bは、周波
数拡散されたクロックとは異なり、実質的に単一な発振
周波数を有するクロックを出力するクロックジェネレー
タである。単一周波数シンセサイザ182bとしては、
PLLを用いた一般的なシンセサイザや水晶発振器等の
種々のクロックジェネレータが利用できる。
【0084】システムクロックジェネレータ180Bで
は、通常の動作時においては、周波数拡散シンセサイザ
184が選択され、画像信号の解析時においては、単一
周波数シンセサイザ182bが選択される。
【0085】C2.画像信号の解析;本実施例におい
て、画像信号の解析は、以下のように実行される。図6
は、第3実施例における画像信号判定ルーチンを示すフ
ローチャートである。第3実施例の画像信号判定ルーチ
ンは、図3の画像信号判定ルーチンにおけるステップS
120とステップS125とステップS135とが、ス
テップS120aとステップS125aとステップS1
35aとに置き換えられている。
【0086】画像信号の解析時におけるシステムクロッ
クSYSCKとしては、上述したように単一周波数シン
セサイザ182bからの出力が選択されているので、第
1実施例および第2実施例のように、拡散量±Tp%に
応じて発生する同期信号の変化は発生しない。そこで、
ステップS120aでは、同期信号期間Thwおよび同
期信号周期Thcの許容条件が、下式に基づいて算出さ
れる。
【0087】TwH=Thwo+1 …(3a) TwL=Thwo−1 …(3b) TcH=Thco+1 …(3c) TcL=Thco−1 …(3d)
【0088】ステップS125aでは、ステップS13
0における水平同期信号期間Thwおよび水平同期信号
周期Thcの測定の前に、システムクロックジェネレー
タ180Bとして単一周波数シンセサイザ182bが選
択される。このとき、画像表示装置30における種々の
処理は、実質的に単一の発振周波数を有するシステムク
ロックSYSCKを基準に実行される。
【0089】そして、ステップS130では、単一周波
数シンセサイザ182bから出力されるシステムクロッ
クSYSCKに基づいて生成された測定用クロックMC
Kを利用して、水平同期信号期間Thwおよび水平同期
信号周期Thcの測定が実行される。
【0090】ステップS130における測定後、ステッ
プS135aでは、システムクロックジェネレータ18
0Bとして周波数拡散シンセサイザ184が選択され
る。このとき、画像表示装置30の種々の処理は、周波
数拡散されたシステムクロックSYSCKを基準に動作
する。
【0091】そして、ステップS140ないしステップ
S170において、第1実施例において説明したように
画像信号の判定が実行される。
【0092】以上、説明したように本実施例の画像表示
装置30においては、動作の基準となるシステムクロッ
クを、画像信号の解析時には、実質的に単一の発振周波
数を有するクロック(単一周波数クロック)とし、通常の
動作時には、周波数拡散されたクロック(周波数拡散ク
ロック)とすることができる。これにより、画像信号の
解析時における誤動作を防止するとともに、通常の動作
時におけるEMIノイズの低減を図ることができる。特
に、通常の動作時におけるシステムクロックの拡散量を
EMIノイズに対して所望される低減量に応じて設定す
ることができる。また、画像信号の解析時には、システ
ムクロックの発振周波数を実質的に単一の周波数とする
ことができるので、第2実施例に比べてさらに精度よく
画像信号の解析を行うことができる。ただし、画像信号
の解析時のシステムクロックは実質的に単一の発振周波
数となるので、この場合におけるEMIノイズは大きく
なる。しかし、画像信号の解析に要する時間は非常に短
いため、実際のEMIノイズの測定にはほとんど影響さ
れず、問題とならない。なお、画像信号の解析時におけ
るEMIノイズも問題となる場合には、第2実施例の方
が第3実施例に比べて有利である。
【0093】なお、本実施例におけるシステムクロック
ジェネレータ180Bは、システムクロックSYSCK
として、単一周波数シンセサイザ182bの出力と周波
数拡散シンセサイザ184の出力とをセレクタ186に
より選択して、2種類の異なったクロックのうち、どち
らか一方を出力可能とする構成を示している。しかしな
がら、出力されるクロックを周波数拡散するか否か切り
替え可能なシンセサイザを利用することにより同様なシ
ステムクロックジェネレータを構成することも可能であ
る。例えば、イネーブル入力LEEに応じて周波数拡散
のオン/オフを選択することができるので、通常の動作
時と画像信号の解析時とでイネーブル入力LEEに与え
るデータを変化させることにより、単一周波数クロック
と周波数拡散クロックとを切り替えてシステムクロック
SYSCKとして出力することができる。
【0094】なお、本発明は上記の実施例や実施形態に
限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲にお
いて種々の態様において実施することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した第1実施例としての画像表示
装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】第1実施例における画像信号判定ルーチンを示
すフローチャートである。
【図3】本発明を適用した第2実施例としての画像表示
装置の概略構成を示すブロック図である。
【図4】第2実施例における画像信号判定ルーチンを示
すフローチャートである。
【図5】本発明を適用した第3実施例としての画像表示
装置の概略構成を示すブロック図である。
【図6】第3実施例における画像信号判定ルーチンを示
すフローチャートである。
【図7】クロックの周波数スペクトラムの例を示す説明
図である。
【符号の説明】 10…画像表示装置 20…画像表示装置 30…画像表示装置 100…画像処理部 200…画像表示部 110…シンクセパレータ 120…ビデオデコーダ 140…サンプルクロックジェネレータ 140…H/V同期信号測定回路 160…測定用クロックジェネレータ 170…ビデオプロセッサ 172…処理制御部 172a…画像信号解析部 174…信号処理部 180…システムクロックジェネレータ 180A…システムクロックジェネレータ 180B…システムクロックジェネレータ 182,184…の周波数拡散シンセサイザ 182b…単一周波数シンセサイザ 186…セレクタ 190…表示系クロックジェネレータ VD…垂直同期信号 HD…水平同期信号 SYSCK…システムクロック DSCK…表示系クロック MCK…測定用クロック SMPCK…サンプルクロック
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年11月28日(2002.11.
28)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項7
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項8
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】なお、前記システムクロック生成部は、前
記単一周波数クロックを生成する単一周波数クロック生
成部と、前記周波数拡散クロックを生成する周波数拡散
クロック生成部と、生成された前記単一周波数クロック
と前記周波数拡散クロックのいずれか一方を選択する選
択部と、を備えるようにしてもよい。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】あるいは、前記システムクロック生成部
は、周波数拡散をするか否かを選択可能に構成され、前
記単一周波数クロックと前記周波数拡散クロックのいず
れか一方を生成する周波数拡散クロック生成部を備える
ようにしてもよい。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】処理制御部172は、図示しないCPUや
RAM、ROM等のメモリを有するコンピュータシステ
ムであり、CPUがメモリに格納されたプログラムを実
行することにより、画像処理部100および画像表示部
200の種々の動作を制御する。例えば、処理制御部1
72は、入力される画像信号を解析する画像信号解析部
172aとして機能する。画像信号解析部172aは、
H/V同期信号測定回路150から供給される同期信号
特性値に基づいて入力される画像信号を解析する。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0046
【補正方法】変更
【補正内容】
【0046】画像表示部200は、供給された画像デー
タに対応する画像を表示する。画像表示部200は、例
えば、液晶パネル、および、ビデオプロセッサ170か
ら供給される画像データに応じて液晶パネルを駆動する
駆動回路とで構成される。さらに、画像表示部200
は、液晶パネルで形成された画像を投写するための光学
系を設けて、投写表示装置とすることも可能である。ま
た、画像表示部200は、プラズマディスプレイパネル
やCRT等の種々の表示デバイスを用いて構成すること
も可能である。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0079
【補正方法】変更
【補正内容】
【0079】しかしながら、本実施例では、画像信号の
解析時と通常の動作時とで、システムクロックSYSC
Kを切り替えることが可能である。このため、通常の動
作時におけるシステムクロックSYSCKの拡散量をE
MIノイズに対して所望される低減量に応じて設定する
ことができる。また、画像信号の解析時は、通常の動作
時に比べて小さな拡散量とすることができるので、ある
程度EMIノイズを低減しつつ、比較的精度よく画像信
号の解析を行うことが可能である。ただし、画像信号の
解析時におけるシステムクロックSYSCKの拡散量は
通常の動作時に比べて小さくなるため、画像信号の解析
時におけるEMIノイズは通常の動作時におけるEMI
ノイズに比べて大きくなることが予想される。しかし、
画像信号の解析時におけるシステムクロックSYSCK
も周波数拡散されているので、ある程度EMIノイズが
低減されている。また、画像信号の解析に要する時間
は、非常に短いため、実際のEMIノイズの測定にはほ
とんど影響されない。以上のことから、画像信号の解析
時において、通常の動作時に比べてシステムクロックS
YSCKの拡散量が小さくなってもほとんど問題となら
ない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C025 AA30 BA05 BA20 BA25 BA28 CA02 DA08 5C082 AA02 BA12 BB01 CA84 CA85 DA76 MM02 MM06

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周波数拡散されたクロックを基準に動作
    し、入力画像信号を処理する画像処理装置であって、 動作の基準となるシステムクロックを出力するシステム
    クロック生成部と、 前記システムクロックに基づいて生成される測定用クロ
    ックを基準に、前記入力画像信号に対応する同期信号期
    間および同期信号周期を少なくとも含む同期信号特性値
    を測定する同期信号測定部と、 測定された前記同期信号特性値に基づいて、前記入力画
    像信号を解析する画像信号解析部と、を備え、 前記システムクロック生成部は、発振周波数を変化させ
    ることにより、周波数拡散された周波数拡散クロックを
    前記システムクロックとして出力し、 前記画像信号解析部は、測定された前記同期信号特性値
    が、所定の範囲外であるときには、前記入力画像信号の
    仕様は変化しており、前記所定の範囲内であるときに
    は、前記入力画像信号の仕様は変化していないと判定す
    るとともに、判定結果に応じて前記入力画像信号を解析
    することを特徴する画像処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像処理装置であって、 前記システムクロック生成部は、前記同期信号測定部が
    前記同期信号特性値を測定する測定期間において、第1
    の拡散量で周波数拡散された第1の周波数拡散クロック
    を前記システムクロックとして出力し、前記測定期間を
    除く期間において、第2の拡散量で周波数拡散された第
    2の周波数拡散クロックを前記システムクロックとして
    出力する、画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の拡散量は、前記第2の拡散量
    よりも小さい請求項2記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項2または請求項3記載の画像処理
    装置であって、 前記システムクロック生成部は、 前記第1の周波数拡散クロックを生成する第1の周波数
    拡散クロック生成部と、前記第2の周波数拡散クロック
    を生成する第2の周波数拡散クロック生成部と、生成さ
    れた前記第1の周波数拡散クロックと第2の周波数拡散
    クロックのいずれか一方を選択する選択部と、を備え
    る、画像処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項2または請求項3記載の画像処理
    装置であって、 前記システムクロック生成部は、前記第1の拡散量と前
    記第2の拡散量とが選択可能に構成され、選択された拡
    散量に対応する周波数拡散クロックを生成する周波数拡
    散クロック生成部を備える、画像処理装置。
  6. 【請求項6】 周波数拡散されたクロックを基準に動作
    し、入力画像信号を処理する画像処理装置であって、 動作の基準となるシステムクロックを出力するシステム
    クロック生成部と、 前記システムクロックに基づいて生成される測定用クロ
    ックを基準に、前記入力画像信号に対応する同期信号期
    間および同期信号周期を少なくとも含む同期信号特性値
    を測定する同期信号測定部と、 測定された前記同期信号特性値に基づいて、前記入力画
    像信号を解析する画像信号解析部と、を備え、 前記システムクロック生成部は、前記同期信号測定部が
    前記同期信号特性値を測定する測定期間において、実質
    的に単一な発振周波数を有する単一周波数クロックを前
    記システムクロックとして出力し、前記測定期間を除く
    期間において、発振周波数を変化させることにより、周
    波数拡散された周波数拡散クロックを前記システムクロ
    ックとして出力し、 前記画像信号解析部は、測定された前記同期信号特性値
    が、所定の範囲外であるときには、前記入力画像信号の
    仕様は変化しており、前記所定の範囲内であるときに
    は、前記入力画像信号の仕様は変化していないと判定す
    るとともに、判定結果に応じて前記入力画像信号を解析
    することを特徴する画像処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の画像処理装置であって、 前記クロック生成部は、 前記単一周波数クロックを生成する単一周波数クロック
    生成部と、前記周波数拡散クロックを生成する周波数拡
    散クロック生成部と、生成された前記単一周波数クロッ
    クと前記周波数拡散クロックのいずれか一方を選択する
    選択部と、を備える、 画像処理装置。
  8. 【請求項8】 請求項6記載の画像処理装置であって、 前記クロック生成部は、周波数拡散をするか否かを選択
    可能に構成され、前記単一周波数クロックと前記周波数
    拡散クロックのいずれか一方を生成する周波数拡散クロ
    ック生成部を備える、画像処理装置。
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